【ワッチョイ表示】萩尾望都【63】
レス数が1000を超えています。これ以上書き込みはできません。
■萩尾望都さんの作品群について、ファンも普通の読者も忌憚の無い意見・感想をどうぞ。
ただし根拠のない批判・中傷はアンチスレでやってください。
前スレ
【ワッチョイ表示】萩尾望都【62】
https://medaka.5ch.net/test/read.cgi/gcomic/1594820084/
■ネタバレ解禁は公式発売日AM0:00よりを心がけて下さい。
■flowers 毎月28日(変動あり「次号予告」参照)
ttp://flowers.shogakukan.co.jp/
@flowers_edit
ttps://twitter.com/flowers_edit
■次スレは>>950を踏んだ人がスレ立て宣言して立ててください。宣言はスレの乱立を防ぐため必須です。
950を踏んだ人が立てられない場合はその旨を宣言して有志にスレ立てを依頼すること、踏み逃げ厳禁。
踏み逃げが出た場合は有志が宣言してスレ立てするか、960を踏んだ人が宣言してスレ立てしてください。
■ワッチョイ付きの新スレの立て方
新規スレッドを立てるときに、本文の欄(内容)の1行目の行頭に
!extend:checked:vvvvv と入れてください。
このスレ立てコマンドはスレ立て成功時に消費されます。
VIPQ2_EXTDAT: checked:vvvvv:1000:512:: EXT was configured
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account) 一度きりの大泉の話
https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309029627/
>これは私の出会った方との交友が失われた人間関係失敗談です
なんとなくわかるようで意味がとりづらい・・・
しかし激しく興味深い内容。楽しみであり不安でもあり >自分が見つけたというより、エーリクが見つけてくれた、そういう気分になります。
「湖畔にて」思い出した 池端慎之介の若い頃(ピーターだね)の映画で「薔薇の葬列」というのがあって
検索すると一部シーンの動画が落ちてるのだが
なんか24年組などの少年愛路線と地続きな感じが面白いな
この手のコンテンツは洋物ばかりなイメージだったが違うんだね。 海外の人が選ぶ日本映画のランキングに入ってたりする・・・ 薔薇の葬列ぐぐってるとかなりの確率で寺山修司の田園に死すの動画もあがってくるんだけど
川を流れる雛段を初めて見たとき動揺したわ
60年代後半〜70年代あたりって四谷シモンや金子国義なんかが出てきて
澁澤龍彦もいたし、耽美寄りな文化の流行があったような感じ >>11
逆オイディプスなんだよね。
しかし16歳に、知らずに父と寝るゲイの役(ベッドシーンあり)を演じさせてるのか。今ならできないよね。
家出少年だったが、偶然にも芸道に関する基礎と背景がある
(リアルの父親が日本舞踊の人間国宝で幼い頃に日本舞踊の娘踊りも踊っていた)
ピーターだから潰れずに済んだと思うが。 あんまり詳しいわけじゃないけど映画においては
1.アメリカでは1950年代にアンダーグラウンド映画運動があって、その中でアンガーなんかの同性愛者が自分たちの為に作った作品などが紹介された
2.日本では1960年代に、それまでの海外での(小規模)アート映画が紹介されて、学生運動なんかのなかで若い世代の為の映画として自分たちでも作るようになった。
3.70年代後半から80年代には、映画とはなにかを考察するような作品が、日本でもアメリカでも作られたし、自主アニメにもそれらの作風が流入した
「薔薇の葬列」の監督は、1以前から日本で作ってた大御所みたいな人
寺山修司の映画作品は2のあたり
「さよなら銀河鉄道999」の惑星ダイアンドロメダ突入シーン(色鉛筆)は2の時期に作ってた人
エヴァンゲリオンの16話とか25話とか、「きまぐれオレンジロード」のED2とか、関係なさそうなのに突然アートっぽくなるのは、作り手の学生時代は3なので影響受けてるんだろうと思う 寄宿舎ものは西洋では昔から小説や児童文学の題材にあるけど
日本で寄宿舎ものってあったかな ちょっと思いつかない
「ドドおばさんがやってくる」のドドおばさんって
児童書の「番ねずみのヤカちゃん」に出てくるんだね
不思議なネーミングだなあと思ってた >>16
日本で学生寮が舞台と言うとドクトルまんぼう青年期みたいな
むさ苦しい男のバンカラ物になってしまうんじゃないの トーマに触発されたと言う恩田陸さんのネヴァーランドとか女の子なら氷室冴子さんのクララ白書 >>16
寄宿舎ものは三島に短編があったはず
でも日本だと>>17さんのおっしゃる通り寄宿舎より「寮」のイメージ
私の祖父は中学から全寮制の学校で楽しく過ごしたらしいけど自殺も多かったと言っていた ドラマにもなったネバーランドはトーマに影響されてたのか!
クララ白書&アグネス白書はコミカライズも良かったね。 日本の寄宿舎物だと吉屋信子とかの少女小説になるかなあ
明治〜昭和戦後あたりに少年寄宿舎がなかったわけではないよね? その頃の優秀なローティーン男子は陸軍の幼年学校に入るんじゃないかな ひみつの階段も初めて読んだとき懐かしかった。寄宿舎ものの女の子版。 そういえば映画「千年女優」って
ヴィオリータだよなあと思ってた 「ぼくの輪廻」ておっぱい少女漫画を読んだ時ラーギニーを思い出した >>25
私は何回も生まれ変わってついに結ばれた里中満智子さんの海のオーロラを思い出した
あんなに必死ではないけどw グリーンウッド面白いよ!
ケータイもポケベルもない時代の、いろんな背景を抱える少年たちの日々。しばしばファンタジーの世界に迷い込む。
少女漫画だから不快な男臭さはなくて読みやすい。 >>25
ハッピーエンドな睡夢だと思ったわ
二階堂ふみ可愛い 寄宿学校の話見てたら、何故か唐突にトーマの心臓のバッカス思い出した
思い出したら止まらない バッカスて事実上あの学校のボス的存在だったよね
ゆったりのんびりしたイメージだったけど
過激なところもあって、ユーリの根性叩き直すのにブン殴れとオスカーをけしかけてた
校長倒れた時ユーリがオスカーの元に行くのを躊躇したら、自分でぶん殴るつもりだったらしい
そのシーン見たかった気がする 旧制高校の寄宿物というと(厳密には一方が寄宿生でもう一方が自宅通学生だったけど)
福永武彦の『草の花』の「第一の手帳」が弓道部の後輩に片想いする話だったな
「第二の手帳」がなんだかんだで、後輩の妹と恋仲になるけど結婚には至らない
これwikiって見たら1954年に書かれた小説だそうで >>35
そう 後輩はすっごく学校の成績が良いのに、結核で亡くなってしまう
この小説を初めて目にしたのが高校2年の時に3年に混じって受けた大学受験用の模試の
現代国語(当時はこういう科目名 今だと現代文)の小説の問題文
「第一の手帳」の中の、ボートの中でオールが流されて二人っきりという場面で
この手のものに免疫がなかったので「私は一体何を読まされているんだろう」でしたよ
一応出典は記されていたので、文庫本買ったけど(国立一期校二期校世代) >>36
そうですね 官立ではなく私立の旧制高校でしたね 福永武彦の『草の花』は自分が一番好きな小説
美文に酔いしれた >>37
細かいこというと第一の手紙の中で藤木忍が死ぬのは結核ではない
結核でサナトリウムに入所していた汐見茂思
自殺とも受け取れる難しい手術を受けて >>40
あ、そうでした
藤木は夭逝しちゃうんだけどなんの病気でしたっけ >>37
予備校の夏期講習の現国のテキストに藤木の妹の「私」への手紙の部分が問題として出てたの思い出した
子供のピアノのお稽古の終わるのを待ちながら云々の部分で予備校の先生ががらっぱちな人で「この女まだ枯れてねぇぞ、もう一花咲かせる気じゃねぇか」って言ってたなw
高校時代夢中で読んで大人になったら一時期は汐見の自己中心的で子供っぽい性格が鼻についたけど最近読み直したらそういうところも含めての耽美小説として楽しめた
久々に儚さや純粋さに胸がキュンとしたわw NHKのマイブックという名前の番組だったかな、だいぶ昔、斉藤とも子さんが司会を務めてた番組の中で、石原慎太郎が好きな小説としてこの草の花をあげてた 「美しい魂の錬金術」とか「英雄の孤独」とか主人公、頭おかしいとしか思えんかったわ
春日・藤木・立花・千枝子とか主人公以外の登場人物が真摯で感動的だったから完読できたけど >>46
あ、なんか現実的な人
オービンを子供みたいと評する江ディスみたい 考えてみりゃ30代後半でエルフがどうのと言ってたり霊感が無くなるから髪を切らないとか
本気で言ってるようなヤバ過ぎる男だな
彼女は結婚しないで正解だった
一生バンパネラ捜しに夢中になって家に帰らない夫になる
オスカーの実父グスタフみたいな放浪男になるだろう オービンのはオタクのバンパネラ萌えと言うよりは
エドガーのストーカーみたいな感じだったからなあ
ベニスに死すの少年に執着する老作曲家の行動に近いかも うん
エドガーの足跡を辿っていく中で彼と行動を共にしていた人物や周囲の人々に対する関心が薄い
バンパネラの実在を突き止めるのが真の目的なら、それらしい複数の存在に向けてアプローチしそうなもんなのに グレンスミスの日記読んだらバンパネラが村一つ作るくらいいたのはわかってるんだから
本出したり集会開いたりすれば
何らかの妨害があるかもと考えないのかなぁ
いくらロマンチストとはいえ まさかあそこまでやるとは思わなかったんだね>館への放火 あれは未必の故意による殺人かそれともはっきり殺人か オービンが愛したのは自分の夢想の中の魔物
現実に化け物が存在したらどう対処すべきかなんて考えてないと思う 平気で魔法陣なんか描こうとするあたり病気としか思えん
まぁコナン・ドイルも妖精信じてたぐらいだからあの当時は今よりそういう人もよくいたのかも
エドガーは実際会ってるし妖精っぽい雰囲気だから夢中になっただけだろ
だから捕まえて金庫に閉じ込めて鍵をかけるなんて発想が出てくる 奇形人間や未開民族が見世物として珍重されてた時代だからねえ あー変な人に捕まったら血を飲む世紀の奇人として
見世物小屋に売り飛ばされる可能性もあったか >>58
フリークショウだね
19世紀イギリスで盛んだったという グレンスミス「………」
エリザベス 「………」
ユーリエ 「………」
マルグリット「私らの立場は」
ドイルがコティングリー妖精事件にかかわったころは交霊術ブーム
いまでこそ「紙に絵をかいて切り抜いて撮影しただけじゃないの」と思うけど
ポーが描かれた70年代もオカルトブーム 調べたら映画フリークスの公開が1932年だった
奇形人間見世物ショーを題材にした映画で出演者がみんな本物の障碍者って言う問題作
オービンが子供の頃はそう言う見世物小屋がたくさんあって大人になるにつれて廃れていった時代なんだろう
だからエドガーを追う気持ちにはノスタルジーもあったのかもね 久留米市美術館のポーの一族展 今日からですが行かれた方どんな感じでしょう?時節柄混雑はしてないと思いますが >>61
当時からあの写真は怪しさ満載で突っ込まれていたけど
ドイルは怪しい点にはあえて目を伏せて本物だと主張した
彼の信じたい物語をそっくり持ってきた少女たちのアレを本当のことにしたかったのかな
オービンと同じくロマンチスト? ポーの一族展、鹿児島の時行ったけど、もう一回ぐらい行きたかったなぁ。
仕事では久留米に行くことあるけど、展覧会は我慢します。 自分も去年の鹿児島のとき行った
ついでに鹿児島水族館にも行って美味いラーメン屋にも行ってきた
久留米は美味いラーメン屋いっぱいあるから良いよ 萩尾さんの大泉の話をざっと読んだ。
50年経っても、萩尾さんの心には別離の時の釘が刺さったままなんですね。
竹宮さんは大学での仕事も実績を上げて、萩尾さんへの激しいコンプレックスをおそらく
美しい思い出に出来たので、『少年の名はジルベール』を萩尾さんに送ることが出来た。
でも、萩尾さんは別離以後、竹宮さんに関するあらゆるものがまだ読めないでいる。
無意識に人を傷つけていたことへの呵責。
切ない。 「アマデウス」を見た時、萩尾さんはサリエリの心情が理解できなかったというのをなんとなく思い出した (そりゃアンタにはできないよと周囲から突っ込みが入った事も含めて)
でも萩尾さんはモーツァルトじゃないから
思い出す事も辛い程のトラウマになった
しんどかったろうな 大泉の話、読み終わった。
竹宮さんの本もすこし読み返してみると・・・ 萩尾さんと別れる前は竹宮さんが鬱状態みたいに
なって仕事もスランプで大変だったけど、別れたあとは立ち直って、連載もこなし
スランプ脱出して念願の風木も描きあげた。
いっぽうで訣別を告げられたほうの萩尾さんは理由がわからず心身症みたいになるほど悩んで
記憶に「フタ」をすることで解決したけど、封じた記憶を呼びさまされると今でも具合が
悪くなる。まるでPTSDか、呪いでもかけられたかのよう。
萩尾さん側から見ると理不尽だわあ
いや〜〜結局、同居したのがすべての間違いのもとだったのかねえ・・・ あと萩尾さんが「少年愛というものがわからない」、竹宮さん増山さんがうっとり語る少年愛の美しさ、良さが
理解できないという話、びっくりしました。
ある程度は好きなのかと思ってたw
少年愛漫画に挑戦しようとして「雪の子」を描いたとはビックリ
いや、私も「いまいちピンと来ない」ほうなので、萩尾さんに親近感覚えてしまいました。
BLで盛り上がる友人達の話についていけず、なんかおいてきぼりにされる感覚、私も味わったのでw それとマネージャーの城さんが巻末に書いているが、20代の頃の萩尾さんは、
それが作品のひとコマへの疑問だとしても、作品全体を否定されているかのように受け取る可能性があったと書いている。
すごく繊細なところがある。
対する竹宮さんは「私はこれまで負けたことがない。親からも信頼されている」と自ら言うキャラクターだった。
当時のアシスタントへの指示
竹宮「本当はこうは見えないはずだけど、絵的なはったりが必要だからこう描いて」と具体的。
萩尾 これは桃じゃなくて石とアシスタントに原稿を返し「桃、桃と思いながら点を打って」
かなり直感的な人でもあるんだなあ。 >>70
仲が良い山岸さん、城さんもともに、小さい頃から男同士の友情に萌えるタイプなのにね。
私は思春期は男同士に萌えるタイプじゃなかったが、三島は違和感なく読めた。
情としてはわかる、でもわざわざベッドシーンまで見たくはないかな程度。 あんなに「漫研の部長みたい」って言われるほど読むのも好きな萩尾先生が、50年も竹宮先生の作品を視界にも入れてないなんてねぇ… >>70
増山さんは博識だが、かなり独特のキャラクターなんだね。
締切間際に竹宮さんに料理をねだるとか、
ヴィレンツ物語の原作として名前は出さない、
でも当初から、その作品が評判になったら明らかにする計画だったとか。
←萩尾さんは絵を描く漫画家が読者から「オリジナルじゃないの」と後で批判される罠があると感じたと書いている。
ヴィレンツシリーズは竹宮さんの綿密な演出あってこそ名作になったと評価できるけどね(みんな兄弟の後半除く)。 >>71
萩尾さんは親から自尊心を傷つけられて育った子どもだったから自己肯定感が低い
萩尾さんの6月の声や小夜の縫う浴衣のころの絵が好きなんだけど、ストーリーも好きか?
というとそうでもないことに気づいた
だから昔の作品は好きだけど、絵が可愛くなくなったらスッと離れてしまった
自己肯定感の低い人の漫画って、同じく親から自尊心を傷つけられて育ってきた者には
「この人は、自分とおんなじ思いをしてきたんだなあ ずっとついていこう」と
「この人についていったらいつまでも親から受けてた自分への呪縛が解けない 離れよう」の
二つに分かれて、前者が圧倒的に多かったんだろうけど、自分は後者だった >>69
大泉本が発売されたのですね
未読ですが、楽しみ
ここでの感想を読んだ限りでは、
竹宮さんの呼びかけに応えての出版なのかもしれませんね
二人とも漫画の世界から離れず、長生きもしており良かった >>68
萩尾さんは他者と自分を分けて考えられる理性の人って印象が強い
だから、他人の面白いマンガもフラットに面白いと楽しめる
竹宮さんはキャラ造りからして「若くしてすごい天才」とか「周りから注目される美少年」とか
他と比較して「すごい」と思われることに価値観の基準があるのが問題だったと思う
以前も書いたけど、萩尾さんが少コミ移籍当時の扱いは連載もカラーページも表紙も
圧倒的に 竹宮>>>萩尾だったよ
萩尾さんはマニア受け、でもマニアの「すごい」の声が羨ましかったんだよね
今は精華大の元学長とかエルメスの仕事とか「すごい」経歴ができたので安心したのかな
一方的にウ〇コ投げられて昔話ですまされた萩尾さんが気の毒だ >>76
竹宮さんとは50年間、ほぼ没交渉。
竹宮さんの作品やインタビューも読んでいない。
送ってきた本は城さんが送り返した。
今回の本は、各方面から大泉サロンのドラマ化、書籍化、対談などの企画がひっきりなしに何回も来て、
通常業務にも支障をきたす状態になることから(当時を思い出すと萩尾さんの体調が悪くなる)、
一度だけ徹底的にまとめて、それで終わりにしたいとの理由から。 何かのエッセイかインタビュー記事で、
「私は人との距離感をうまくとれない(うろ覚え)」
といったようなことを萩尾さんが語ってたのですが、
何に載ってたか御存知の方いたら教えてください >>78
なるほど、萩尾さんは徹底していますね
どんな形にせよ内容であろうと、
萩尾さんからの発信(ある種の返信)があって、
竹宮さんもどこか安心したんじゃないかと勝手に思ってます >>80
勝手すぎる
読んでから言いなよ
全然そんな雰囲気じゃないよ 一度きりの大泉の話の感想
まんま同人板のTwitter愚痴スレみたいな内容だった >>77
竹宮さんは典型的な少年マンガのキャラの立て方をするし
萩尾さんは自分の内面に沿ったキャラの立て方をするでしょう
萩尾さんは理性の人とは思わないけど、似たような哀しみ抱えてる人の
性癖を見事に捉えるんだよね
「範囲は狭いが濃いファン」が萩尾さんについてることを、比較するように
編集が竹宮さんに言ったせいで、竹宮さんがオカシクなって萩尾さんから離れたなら
双方ともに気の毒だよ
萩尾さんは「別コミ」で自分がどんなに読者アンケート低くても切られることはないって
特別な扱いだということ知らなかったのでしょう?
萩尾さんの「少コミ」の方の扱いは良くはなかったのは、両方の掲載誌読んでたから
(まだ絵が可愛かったから)知ってるけど、萩尾さんが特別扱いなのは竹宮さんの本で読むまで知らなかった そんな本が出てたのかぁ。読んでみます。
漫画家さんは早く亡くなる方も多いけど、いつまでも元気でいてほしい。
わたなべまさこ先生や平田弘史先生とかも。 >>78
いままで萩尾先生や山岸先生の作品は大好きなのに竹宮恵子(申し訳ありませんが敬称略)の作品にはあまり惹かれなくて何故だろう?と思ってたんですが
その理由が少しわかったような気がする
創作者には自分のなかに欠けたものを埋めようとする人とそうでない人がいて、萩尾先生は前者だけど竹宮恵子はおそらく後者なんでしょうね
萩尾先生は自分のこころのなかのなにかを埋めるために描いている人で
竹宮恵子は「『漫画を描く私』がちやほやされるために」描いていた人
>>75
>ずっとついていこう
自分がまさにそれで
萩尾先生も山岸先生も庵野秀明もトルーマン・カポーティも石ノ森章太郎先生も
いままで強く惹かれて好きになったクリエイターみんなそうだった 安価間違えた
>>86の上段は>>77様宛てでした >>86
竹宮さんは昔からお話しがどんどん沸いてきて友達に自分の創作と言わないで「こんな面白い本を読んだよ、映画を見たよ」と言って話して聞かせていたそうなので根っからの与えるタイプの作家なんでしょう
時々それが暑苦しい事もあるけど 竹宮さんは学生運動を経験し、当時としては最先端っぽい自覚があったんだと思う。
で、主に竹宮さんの戦う相手は権力を持った編集部。
風木の連載を途中で断念したのも、編集部からの打ち切りがきっかけ。
萩尾さんとの葛藤は、異能の人を目の当たりにしてのショックはあっただろうけど
本人の戦いとしては、美しい思い出に変換できる話なんだなと。 竹宮さんに人を傷つけたという自覚無いのが酷いわ
「萩尾さんの才能の前に傷ついたのはアテクシの方!」ってとこ? >>75
わかるなあ
自分は前者後者を行ったり来たりしてる
ある日ふっと萩尾漫画を読みたくなって片っ端から読み漁ったり背表紙に触るのも億劫なほど距離を置いたりしてる >>90
まあ、萩尾さんは、ご自分が編集側から特別扱いを受けていたことは知らないのでしょう
読者に楽しんでもらえる作品を描くのではなく、自分の内面から生まれる私小説的作品を
送り出していた、ある意味アマチュアの延長で、それが積み重なった結果狭い濃いファンが
少しずつまわりに布教して(薦めて)いってそれなりの数から支持されるようになった人なのだから
(でも、萩尾さんはご両親やお姉様から漫画家として認めてもらうことの方が大事だったのよね)
月刊別冊少女コミックや週刊少女コミック掲載で萩尾さんよりもアンケート上位に来た
他の漫画家さん達もいるのに、なぜ単行本フラワーコミックスの最初の一冊が
萩尾さんの「ポーの一族」だったのか
竹宮さんがはっきり本に書いちゃったからわかっちゃったけど… >>86
ちやほやされるために描いていたはないでしょ
萩尾先生じゃないけどそれこそ描いてもない人にそんなこと言われたくないのでは >>90
萩尾さんを傷つけた自覚があるかどうかはちょっと判断できないけど、
竹宮さんのほうの本だと、「遠い昔の思い出話」で、萩尾さんと別れて自分は立ち直った
という過去でしかない。
萩尾さんがいまだに大泉時代の話をされても、竹宮さんの話をされても体調を崩すほど
ずっと引きずってるとは夢にも思ってないだろうね。
このことを知ったらどう思うんだろうね。 >>94
萩尾さんが引きずられてるのは当然だけど、
49〜50年前は、数字だけなら「遠い昔」と言う以外は無いよね… 4.50年も前の話なのにいまだに体調悪くなるなんて
どんなにショックだったことか 萩尾さんは大泉時代の記憶にフタをし封印して、すべてを忘れることでやり過ごそうとしたので
ある意味時間が止まっちゃってるのかもね。 >>82
山岸さん、岡田史子さん、ささやさん、佐藤史生さんなどについても出てくる。
それと作品のことも。
仲が険悪になった原因は、小鳥の巣とトーマらしい。
竹宮さんがなんとかいつか描きたいと思っていた、男子寄宿学校の世界を、
そんな世界がピンとこないと言っていた萩尾さんが先に作品化してしまった。
萩尾さんは一瞬目にしたものでも、すぐに絵にできる才能があって、城さんの補足によると、
当時の竹宮さんは趣味で集めていた家具や品物も萩尾さんが絵にしてしまうのではという
恐怖(被害妄想)すら抱くようになっていた。
学校のそばに川や温室がある設定も、萩尾さんは自分の体験からだったらしいけど、偶然共通していて、
竹宮さんは萩尾さんに、風木の構想をパクったのではと問い詰めたことがあったようだ。
やはり、両者にとって一緒にいたことが切磋琢磨という意味では幸運でもあり、
それが摩擦になったという意味では不幸でもあったのだと思う。 少年の名はジルベール、を読み始めたけど、先に大泉の話読んでるらツライ…。 文学や映画などの情報を大泉サロンのメンバーは共有化していたから、
竹宮さんの影響だけとは言えないんだけどね、トーマと小鳥の巣は。
実際に映画の影響は大きいようだ。
読者にとっては、トーマ、小鳥の巣と風木は共通要素はあっても作品としては別物として読める、両方完成度が高い作品。
むしろ複数あることにより、広い意味での少年愛ものというジャンルが認識されたと思うけどね。 むしろトーマというワンクッションがなきゃ
風木の連載がそう簡単に実現したとは思えないけどなぁ 以前からこのスレで時々話題になっていることですが、
今回の本では竹宮さんの「地球へ…」が萩尾先生の初期短編「あそび玉」に設定が似ているという件にはなにか言及がありましたか? 今日は書き込むたびになぜかIDが頻繁に変わってしまっててすみません
荒らしのつもりはありません… 大泉の本は明日あたりに届くんだけど、少年の名はジルベールも一緒に読んだほうがいいんだろうか
どちらを先に読んだらいいですか? >>102はとても若い方でしょうか? こちらは「トーマ」少コミ連載時読者です
萩尾さんの「トーマの心臓」連載途中から竹宮さんの「ファラオの墓」連載が始まってます
「トーマ」は残念なことに連載中のアンケートはよくなかった(絵が可愛いのに…)から、
似たような寄宿学校物やってもやっぱりまた当たらないと編集部は思わなかったんでしょうか?
竹宮さんは「ファラオ」でそこそこアンケートとったから「風木」連載できる!でしたでしょうけど
内容の過激さ以前に、前に受けていなかった男子寄宿学校物をまた!?ですよ >>103
あれは共通の元ネタのSF小説があるんすよ 萩尾さんは竹宮さんの作品を読んでないから。
あそび玉については、佐藤史生さんと描いた後にヴォークトの話をした思い出が出てくる。
それとSFマガジンに載っていた『ソンブレロ』という超能力者が排斥される話がヒントになったと明かされている。 読んだけど、まあそれぞれ言い分があるから誰が悪いとかは言わない
3人は2対1になりやすく難しい
ただケーコタンの言葉については
徳川家康の「負けを知らぬは負けることより危うい」という言葉を思い出してしまう >>109
萩尾さんはあそび玉を描いた時点では、『スラン』を読んでいなかったとか。
むしろヒントは『ソンブレロ』だったと書いている。 世間的には華々しい扱いを受けている側と
世間的にはマイナー気味だけど独自の作品を生み続けコアで根強いファンがついている側がいて
前者が後者を意識するっていう構図は
別の世界でも見たな
実際後者のが後々まで表現成果が生き残りそう 凡人なら40年も50年も経ったら記憶も朧気になるものだけど
記憶力の良い人だから当時の感情も全部鮮明に覚えているだろうし
忘れることが出来ず閉じ込めるしかなかったんでしょうね
今回外に出したことで少しでも気持ちが軽くなればいいけど 明日大泉本届くから読むの楽しみ
竹宮さんのジルベールのは読んでるけど
それにしてもこの二人、本当に性格正反対で相性最悪だったんだなあ
なのに2年も同居して一緒に仕事したのが悲劇の発端だけど、若い時ってこういう無茶なことを勢いでやってしまうよなあと思う ちなみに「地球へ…」の主人公のジョミーという名前は「スラン」から取ったもの
竹宮さん本人が地球へのTVアニメ化公式イベント(2007年)の際に発言してるそうだ
ただ、
>竹宮恵子氏がマンガ少年に「地球へ…」を連載していた頃、何度もインタビューでスランとの類似性を指摘されていました。
>1979年くらいかな?
>竹宮恵子氏は、「確かに似ていることは、人に言われて読んでみて驚いたが、スランはそれまで読んだことはなかった」
>と、当時、雑誌にも読者にも再三答えています。
だそうだけどね
今日このスレで読むまで萩尾さんもてっきり同じスランの影響を受けてたものと思ってた
それにしてはあそび玉と地球への冒頭って似てるよね
萩尾さんを意識するあまり、無意識に影響受けてしまってたのかなと思ってしまうレベル >>113
の追加でそして「後者」のタイプは理解者がいてその表現のために特別扱いを受ける
という構図まで似ている
城さんによる補足があるのが良かった 「あそび玉」面白いよね
ああいう異能者が迫害される話好きなんだよなぁ 筒井康隆の「七瀬ふたたび」も好き 山岸さんも萩尾さんも自己実現手段が「漫画しかない」描き手で、結果的に息が長い作家になった。
竹宮さんは大学教員になってもやっていける人だったから、転向してしまったとも言える。
>>115
萩尾さんの両親は漫画家になるのも反対、上京してのひとり暮らしも反対。
竹宮さんが同居を提案し、少女コミックを紹介してくれたことで道が開けた。
(講談社では萩尾さんはカラーが違うと思われていた)
萩尾さんは講談社の編集者は優等生が多かったと回想しているけど、
同時期に講談社で描いていた庄司陽子さんはパワハラ、セクハラだらけだったと自伝漫画で描いている。
萩尾さんは新人のうちに少女コミックに移ったからかな。 >>99
ありがとうございます
自分としては竹宮さんとの関係より岡田史子の方が気になるんですよ
萩尾さん自身がかなわないと認めた天才ですからね
地方民なので本屋に並ぶのは土曜日かな
楽しみ >>106
悪いけど、リアタイだわ
トーマが出るまで、そもそも男の子同士の恋愛なんてほとんど考えられなかったでしょ
免疫ない状態からいきなりスキャンダラスな風木見せられるより、精神性の強いトーマでこういう世界もあるんだと認識させてた方が
若い読者には受け入れ易くなったと思う
落ち葉の記は読んでたけど、これ正直普通の少女雑誌じゃ無理だろうと思ってたわ
竹宮さんがトーマを露払いくらいに考えて、どーんと構えてられてたらなぁ >>121
失礼しました スレの平均年齢上がった〜!
うん、でも「トーマ」って恋愛まではいかないでしょう
先輩上級生への思慕(トーマやアンテの)と不良上級生からのリンチ(サイフリートの)ですよね
キリスト教云々はあまり感じなかったですね
上級生への思慕は、女子物で池田理代子さんの「おにいさまへ」がありましたし
まあ、鉄な女としては、トーマにあんな飛び降り方やめて!とだけは言いたいです
鉄道会社が気の毒すぎる
風木はマジで恋愛でしたね >>121
リアタイ読者ですが同意です
小鳥の巣やトーマが少年物の下地を作ったからこその風木だと思う
もちろん描いてる世界がまったく違うのはわかってますが
小鳥とトーマ以降、14歳の少年が主人公でリボンタイの制服着てる漫画が
当時他誌でもドカーンと増えたのをリアタイ読者は記憶してると思う 萩尾先生はもともと同性愛的なモチーフはピンとこなかったらしいけど何かの映画がきっかけで魅力に気付いたんだっけ?
その映画紹介したのも竹宮先生なのかな? 「小鳥の巣」は設定年代がわかるんだけど、「トーマの心臓」って設定年代いつ頃? >>124
竹宮さん個人というよりも、大泉サロンに出入りする人々が、それぞれ自分が面白いと思ったものを勧めあう状況があった。
「ゲイ好き」は竹宮さんだけでなく、山岸さん、城さんもそうだし、他にも。 萩尾さんは、漫画を描きたくて、読んでもらえたら嬉しい人。
竹宮さんは、自分が1番になって脚光を浴びていたい人。
初のマンガ学部の教授というステータスゲットして満足で、自分のしたこと忘れてるんじゃないか。 >>123
一条さんも男子校を描いたら「萩尾さん、竹宮さんのパクリ!」という手紙を読者からもらったそうだし。 小鳥の巣やトーマの発表時点では風木の連載が出来るかどうかは
まだ分からなかったから下草井のアパートでの糾弾(?)はまだ理解できなくもない
でもその後萩尾先生が著名人と仕事したりすると「ご不快の念」が伝わって来るのは
理不尽過ぎる
竹宮先生の漫画も好きだし最初の大泉本も買ったけど今思えば買わなきゃよかった
あの本がヒットしたことが萩尾先生を今回の本を出すまでに追い詰めたんだよね >>124
「悲しみの天使(寄宿舎)」を竹宮・増山・萩尾の3人で見た話は本にも出てきました。
最後に自殺してしまう少年が可哀想で、どうすれば自殺せずにすんだのか考えこみ
それがトーマの心臓を描くきっかけになったと。
でも少年愛の世界にひかれたというより、理不尽な運命の少年を救いたいという気持ちで
ストーリーを作ったと。 >>128
萩尾さんは「漫画家になった自分を親御さんに認められたかった人」だよ それはもう哀しいくらいに…
竹宮さんは別に脚光浴びていたい人ではないよ
一番になりたい人ならメジャー誌の「フレンド」「マーガレット」「りぼん」「なかよし」で描くでしょう
それにもともと、萩尾さんより竹宮さんの方が漫画家としてコンスタント稼いでいたんだし…
それはそれで自信持っていればよかったのに、近くにいたからちょっとしたことが気になったんだろうね
あと、編集さんが悪かったのかも >>129
でも「砂の城」の中のあれこれは明確に萩尾さんの作品に影響されてるよねw
しかし今読んでる最中だけどきついな
竹宮さんと増山さんも今は疎遠と聞くし
人生には色々あるけど思った以上に生々しい感情だった 大泉の本が届いたので楽しみにここを見てみたら、、複雑な気持ちにw
心して読ませて頂きます。
小さいときから、望都先生が大好きでした!
月夜のバイオリンが出る時に、年の離れた兄から望都先生の本を買う足しにして、とかわいい封筒に入ったお小遣いを貰ったこと、
中学受験の頃に大事にしていたコミックスを母に破かれて捨てられたこと、、
久々に思い出した。
最近は生きるのしんどくなりつつあるけれど
アランが復活するのを見届けたいなあ。 萩尾作品はやっぱり初期が一番好きだなぁ
絵柄もかわいいし短編が素晴らしい
残酷な神が支配するは全巻持ってるけどリピートして読む気が起きない 「あそび玉」も「地球へ」も「超人ロック」の影響もあるんじゃないかな
まだロックが作画グループの肉筆回覧誌でしか読めなかった時代に口コミで話題になって萩尾さんと竹宮さんが大阪まで読みに来たという話があった >>71
>マネージャーの城さんが巻末に書いているが、20代の頃の萩尾さんは、
>それが作品のひとコマへの疑問だとしても、作品全体を否定されているかのように受け取る可能性があった
だとすると、増山さんは萩尾作品への批判は一切無かったんだろうな・・・
増山さんの竹宮さんへの辛辣な物言いは並の神経でも耐え難いレベルだったし >>138
だって、増山さんの感性って萩尾さんの感性に近いんだから辛辣な言い方することはないでしょう >>138
こんなの少年愛じゃない!と、何度も批判された的なことが書いてあるので、めちゃくちゃ批判されてるかと。
批判に対する気持ちも書いてあった。 しかし増山さんてキャラ強烈だよね〜〜
世が世ならネットで大炎上するタイプっつうかなんというか
胸焼けするキャラクター >>130
私は買ってないのだけど、中川右介という人が「萩尾望都と竹宮恵子」というタイトルの
デリカシー皆無な本を出したでしょう
竹宮さんが「少年の名は〜」を出した後になるのかな
竹宮さんから萩尾さん宛に「少年の名は〜」を送った理由と、それを読んでいない
萩尾さんが「一度きりの〜」を出した理由が、うまく噛み合っていればいいのだけど…
彼女達より少しばかり年下で漫画業界に身を置いてない、両者の作品の(全部じゃないが)愛読者としては
あっちはああ思っていてこっちはこう思っている どちらにせよそっとしておこうという結論になるんだけど >>141
城さんの文章で呆然とした…
締切前の修羅場中にアレ食べたいと大騒ぎして、竹宮さんが作ったのしか食べないとか…
今で言うところのナントカとかカントカいう一種の障がい?と思った。 読んでないけど萩尾望都と竹宮惠子って著作には、
2人の間で増山氏を取り合ったんではないかと推測がされてたって、感想サイトにあったんだけど。マジですかい。
それは、あまりに見当違い… >>144
その本の作者、萩尾さんの本読んだら
恥ずかしくて自著を焼き捨てたくなるんじゃないかなあ >>143
そういう話、手塚治虫にもあったよね
〆切間際に「〇〇が食べたい!あれ食べないともう描けない!」ってわめいて編集やアシスタントが夜中にお店行ったりして(コンビニのない時代)大変だったとか。。。 >>146
アシですらない同居人が、働くアシ達の目の前で
締め切り間際の漫画家にあれ作れこれ作れとだたこねて作らせてる図だよ
手塚さんとは全然違う >>144
そうは書いてないよ 十年目の毬絵が大泉時代を暗示したんじゃないかとは書いてたけど >>143
絵が描けない増山さんがアシスタントと竹宮さんの間に入り込めないことに嫉妬して、
「竹宮にとって最上位な存在は私」というマウンティングをやっていると推測されていたが。 >>147
あーそうなんだ。漫画家じゃないのねその人。それはヤバい人ですね… 増山さんに関しては竹宮さんの著作にもがっつり出てくるし
まあやっぱりプロデューサー気質なんだろうが
見方を変えれば業界ゴロみたいな人ではあるんだよなあ >>152
竹宮先生の本にCDの解説をしていると書いてある
Webには音楽評論をしているとも >>148
毬絵に片思いしてた主人公が萩尾さんで、毬絵と親友と三人で一緒で幸せだった大学時代が
大泉時代を象徴してるという推測なのかな?
なるほど、そう深読みしたくなりそうなのはわかる。
でも、「大泉の話」に書いてあることが本当なら、それはナイな。
それに主人公の前から去った毬絵と親友のその後があまり幸せそうじゃないのだから
竹宮さん達になぞらえてたなら随分失礼な話になってしまうw 私は十年目の毬絵はずっと原作のある話だと勘違いしてたくらい萩尾さんの作品にしては通俗的だなと思ってた
ここで色々読んでもしかしたら萩尾さんが大泉での事を昇華しようとわざと通俗的なすれ違いの精神的三角関係として描こうとして失敗したのかなとちょっと思った
多分違うだろうけど 「十年目の毬絵」は発表がビッグコミックだから、青年誌ということで少しタッチが違うかも
でもこの三人の図式って「訪問者」のグスタフ、ヘラ、ミュラー校長とか、「マージナル」のイワン、アーリン、ゴーとかけっこう萩尾作品に出てくるような >>151
竹宮さんが風木のために、アンケート上位に来る作品を描きたいと増山さんに相談した時に、
「物語のパターンはそんなにあるわけじゃないから、古典から人気要素を取り入れるのが良い」
「ロミジュリ悲恋と機種流離譚は?」とアドバイスしたのは20代前半の同居人としては的確すぎる。
同年代の編集者でも、そんなアドバイスはなかなか出せないと思う。 萩尾さんが3人をモデルに描いたのは「みんなでお茶を」
なんと別離後にうっかり描いてしまい、「これは続けることができない」と描いてから気づいたそうだ。 悲しいのはまだ途中で続きがあった精霊狩りシリーズがあれで終わってしまったこと
ルトルが目覚めてからの話が見たかった >>157
貴種流離譚でした。ごめん。
竹宮さんが辛かったと思うのは、大泉を訪ねて来る人がほとんど萩尾さんのファンだったということ。
城さんの文章の中で増山さんから聞いたこととして出てくる。
城さんは最初、竹宮さんのファンで、増山さんがそれを珍しがって、遊びに来るように誘った。
アンケートの結果とは別に、まわりのプロやその予備軍がほとんど萩尾さんファンってリアルにきついよね。
別離後は今度は萩尾さんが体調を崩して、眼病や蕁麻疹も出たけど、
ヨーロッパに第四者として同行した山岸さん、
飯能に来るように誘った木原さん、
萩尾さんの体調を心配して同居した城さんがいてくれて良かった。 いやーキッツイ本だった
お互い行き来している一度見たものを即描ける友人が自分が準備していた作品と似たところのあるものを先に描いた!私のものを盗んだ!
みんな20代の小娘の頃だもんね >>163
ていうか、全寮制男子校の映画を複数本いっしょに見たり、同性愛を扱った文学を読めと勧めてるもんね。
一方で描くなというのもなあ。 萩尾さんもめごと当初自分が悪かったんじゃとばかり
自己肯定感低く考えていて、つらくなってしまった。
嫉妬とは考えないんだね。
正義感で相手を責めることは、しないタイプの人だね。 >>163、164
だから離れるしかなかった訳で…
その過程で深く傷ついた萩尾さんはあれだけ漫画が好きで幅広く読むのに
竹宮さんのは一切読めないってのが切ない >>163
「先に描いた」だけなら、内容が自分にとって評価できるようなものでなかったら
たいして波紋を広げなかったのかもしれない
竹宮さん側にとっても「小鳥の巣」が魅力的に見えて、これは世間にも評価されると
思ったからショックだったのでは。 そうだね、ストーリーなんか全然似たところがないのに竹宮さんがあれだけの態度をとったのは盗まれたと思っただけでなく「嫉妬」があったんだろうなあ
それにしても「嫉妬」と言い放ったのが佐藤史生さんというのが意外に感じて興味深かった
ついでに佐藤史生さんは話がグルグルして進まないというのもw まだ大泉本読んでないでここの情報しか見てないんだけど、萩尾さんって小鳥の巣(1973年)を描くずっと前に
11月のギムナジウム(1971年)を描いてるよね
それは竹宮さんはどう思ってたのだろうか 萩尾先生も竹宮先生も、作品が似てると感じた事は無いなぁ。
お二人の作品にはそれぞれ楽しませて貰ったよ。
焦ったり嫉妬してライバル意識持つのも解るんだけど。 >>169
竹宮さんの反応はわからないけど、増山さんはギムナジウム読んで
「兄弟だから惹かれ合ったというのはダメ!少年同士だから惹かれ合うのよ!」と
ダメ出ししたそうな。
71年頃は竹宮さんのほうも精神的にまだ煮詰まってなくて、普通に受け入れてたんでは
ないかと想像 >>168
佐藤史生さんの話がグルグルまわるの何度も出て来て笑った
山岸さんイタコになるとか、ささやさんが玄関で山田ミネコさんに「人でなし〜!」とか
大泉のエピソードがどれも面白かったなあ
萩尾さんの思惑とは違ってますますドラマ化の話が来そうな気がするよ 1970〜80年代くらいは漫画評論誌や少女漫画評論家は萩尾望都絶賛だった記憶がある
そんなのは萩尾さんの心の傷になんの効果もなかったんだなあ >>173
そういう周辺の話が面白かったね
萩尾先生はとんでもなく記憶力がいいんだなあ
見たものを絵に出来るとか映画の映像を全部覚えてるとか(これは竹宮先生も)
特出した才能の人は脳の機能が普通じゃないのね
だから嫌なことも丸々記憶してしまってるんだろうなあ >>168
佐藤史生さんが雑誌掲載時には、ポーの初期作品を面白くないと言っていたのも意外だった。 >>175
初期から残しているクロッキー帳に、見た映画とかの記事があるんじゃないかな。 >>173
山岸さんのイタコ話は最近の話だけどね
しかし萩尾さんの母上はゲゲゲの女房見て漫画家の仕事を初めて認めてくれたけど
父上は死ぬまで表むきは認めてくれなかったんだなあ
死んでからわかって、山岸さんの口をかりて伝えるとはw
親子の関係も難しい・・・ >>168
萩尾さんは繰り返し私には少年愛はわからない、竹宮さんや増山さんが夢中になっているのが理解できなかったって書いてるんだよね
それで小鳥の巣みたいな作品を書いちゃってるわけだから、何年もヴィレンツ物語や風木を準備して来た竹宮さんや増山さんにしてみれば何それって思う気持ちもわからなくはない
朝ドラの「スカーレット」に出てきた「才能のある人は無意識に人を傷つける」って言葉を思い出した
言われた側にしてみればじゃあどうしろと言うのって話なんだけど 初期の頃、連載されていたものを単行本化された物のあとがきに、お父様の文があったように記憶しています。確か望都先生は幼児の頃、普通幼稚園児位の描く人間像の絵は首を書かず頭から肩に繋がってるが、ちゃんと首をお書きになっていたと。絵の才能のある方は幼い頃から観察力に優れてるんだわと思った記憶が。
だから、お父様に認めて貰えなかったとおっしゃていた望都先生に???とも思った記憶もあります。先生のような記憶力もない自分ですので、勝手に記憶がすり替わっていたらごめんなさい。 >>178
あ、そうでした。山岸さんイタコになるは大泉の話ではなかったですね
増山さんの「少年愛、少年愛」のおなじないや打ち上げ花火w
あの時代にゲイや少年愛に萌える若い女の子たちがどういう嗅覚に導かれたのか
大泉に集まってくるあたりも興味深かったです >>179
増山さんは昔のインタビューで「萩尾さんは少年に興味がなくて、私と竹宮がいろいろ教えた」と語ってた
増山・竹宮にしたら、自分たちのコンテンツをニワカに先取りされたみたいな気持ちがあって
そのへんのモヤっとした感情はわからなくもないなと自分も感じました >>180
確かにそういう話は記憶にあるけど、幼稚園児には無理だから、大人が手を貸したと思われてるし特別親が萩尾さんの才能を伸ばしてやろうとは考えてなかったみたいだよ 勉強第一で部活も一切禁止だったみたいだし >>181
80代のうちの母が、テレビドラマや漫画のゲイや同性愛のキャラ、ストーリーに寛容で、
漫画は読まないのに「きのう何食べた?」の主人公カップルのあり方や親との関係に興味を示していた(差別とか結婚のあり方とか興味本位ではなく)。
母は女性の同性愛ストーリーもエロくなければ受け入れるんだが、
もっと若い世代なら腐女子だったかもしれない。
女子の中にはもともと、そのへん柔軟な考えの層が居るのかもなあ。 >>183
萩尾さんはバイオリンと油絵を習っていたんだよね。
指導された可能性もあるし、姉の影響もあるかも。 >>172
> 「兄弟だから惹かれ合ったというのはダメ!少年同士だから惹かれ合うのよ!」
あの当時、「少年愛」なる「女子供のオモチャ」を産み出した輩の思考が良く解る一言ですね
リアタイで萩尾望都の物には感銘を受けても、竹宮や栗本薫のモノは絵に描いたモチにしか見えませんでした
ファラオの墓は今でも大好きですよ
いい意味で妄想力溢れる中学生の脳内劇場っぽい天衣無縫な躍動感に満ちていると思います
隠しようのないこっ恥ずかしい青臭さも含めて ギムナジウム物を先に描かれてしまってモヤる気持ちは分からなくもないけど
盗作したのでは?は取り返しのつかない言葉だよね・・・
信頼してた人からの泥棒扱いはショックだろうし、盗用は創作者生命に関わる非常に重大なこと
忘れてくれと言われたって忘れられるものじゃない 本人はこれでこの話はお仕舞いのつもりだったのかもしれないけど
とんでもない内容の本を出してしまったなと思う 関係者が皆亡くなった頃映画化とかされそうだよね
芸術家のドロドロを描いた文学作品や映像作品なんていっぱいあるし なくなった後のことはある程度仕方ないと思ってるんじゃないかな
生きている今現在、周りが騒がしくなるのが迷惑って言ってるんだし 思ったよりも生々しくてびっくりした
竹宮さんの作品が一切読めないというよりも、実際は「一切読まない」という強めの拒絶なんじゃないかな
本文にもあったけど「読んでなきゃ盗作よばわりはできないでしょ」と
まだ「トーマの心臓」が始まった時に、「竹宮さんの描こうとしている作品の盗作」という噂が出回ったと
ただ書いてあったけど、「まだ描いてない作品」の盗作なんて噂を流せるのは
竹宮・増山だと萩尾さんは思ってたと思う
「大泉解散の原因は城さんと佐藤史生さんのせい」なんて嘘を言いふらしてた前科も紹介してるし
竹宮さんから「一切忘れて、なかったことにして」の盗作呼びエピソードを全部きっちり載せるのも意趣返しのひとつで しかしいちいち本人達に「◯◯(仲違いした人)がこう言ってた!」てチクるアホって世の中多いけどノータリンにしか見えん 大泉に出入りしていた男友達の
距離をおかれてから「いい加減(竹宮を)許してやれよ」は萩尾側からしたら意味わからないよね わけもわからず傷ついた方が許してやれ(許さないのは酷い)と責められるのは違うよね そういえば何かで少女漫画の歴史の萩尾講演の文章起こしを読んだけど
色んな漫画家を具体例を挙げながら説明してたのに
竹宮に関しては「頑張った人の一人」とだけしか触れてなかったな そういえば萩尾さんがこの本の最後の方に書いてる少女漫画史の中に水野英子さんの名前が一切なくて驚いた
水野英子抜きの少女漫画史って見たことないし、萩尾さんも影響を公言して対談したりしてたのに
竹宮さんのことでメールをくれたM女史って水野さんだったのかな… わたなべまさこと牧美也子の作品の名が出てるのに、水野英子がいないのは確かに妙ではある 水野英子そんなことするようなタイプに思えない
芸術家は孤独なものって考え方の人だし >>191
トーマ盗作の噂は風木連載開始前なんだから、出所は一般読者ではありえないし
初回掲載直後に「連載をやめてくれ」って編集者が言う不自然さにも言及してるし
(アンケート悪かったからといって、少年ジャンプだって初回で打ち切り決定は無いよね)
まあ状況からして竹宮サイド発祥の噂だと思っただろうねえ 三原順さんは北海道から出てない上に女性だし
こんな程度の人がいっちょかみしてくるんだからそりゃ本人ならずともウンザリだな 三原先生がそんな無神経なことを言うわけがない
接点はなかっただろうし、仮にあっても作風からいって萩尾先生側に立ったと思うよ >>206
わかる
三原さんの初期作品にはエドガーやオスカーそっくりのキャラ出てくるし、画面の構成の仕方やモノローグの使い方にも
萩尾作品の影響を色濃く感じるものがあった
キャラ的にもそんな事言うようなタイプに思えないし、そもそも男性じゃない事含め絶対三原さんでないのは確か >>200
故人で反論もできないのに、適当な事を書かないで。 もしかしてみうらじゅんと三原順がごっちゃに
違うか どこから三原順が出てきたの??
年代ちょっと下だし 大泉と関係あるなんて聞いたことなかった
くらもちふさことか川原泉とは交友あったらしいけど 北海道出身で大泉に出入りしてた竹宮ファンのM君と
ここ数年以内に突然萩尾さんにメールしてきたM女史がごっちゃになってるような・・・
前者は男だし、後者は三原さん26年前にお亡くなりになってるのでありえない。
三原さんは関係ありません。 三原さんみたいな作品を描ける男性はなかなかいないと思うからびっくりした。
>>200さんは別の方と間違えたのかも。 >>203
三原順は間違いなく萩尾望都の影響を受けてると思うけど直接の交流は聞いたことないや
くらもちふさこと仲がよかったことは有名だけど ネットがある時代じゃないし
彼女はマーガレットから出た人だし
三原順が大泉周りの人と親交あった話は知らないよね
せいぜい坂田さんとチョロっと絡んでたくらい 萩尾さんは別マにも投稿してたし別マ人脈とも交流あったから三原さんが萩尾さんに会いたいと言えばいくらでも伝手はあったと思うけど、三原さんは同世代との交流がメインだったみたいだ 件のMって人、山岸さんの昔のエッセイマンガに出てきた人かな
イニシャルが思い出せないけど、男の人が出てきたような気がする
どのみち現役漫画家じゃないよね >>220
本宮さんはもりたじゅんの旦那だよ
結構親しかったのかなどんな話題でした? Mが本当に合ってるかどうかもわからないよね
フェイク入れてるかもしれないし 萩尾さん達より1,2才下でみんなに弟みたいに可愛がられていたとあるから男性だし
名前挙げた人三原さんには大変失礼な話だよ 本宮ひろしは萩尾さんより年上、千葉県出身。「M君」じゃないでしょ
「M君」は北海道出身で1950、51年あたり生まれ、既に死亡している方
われわれの記憶に残ってないような作家さんかもよ 大泉についてアプローチしてきて亡くなったk社の編集者はおそらくフェイクのZさんだし。
まさか、大和和紀さんの夫で亡くなった木野さん?
大和さんは大泉に出入りしていた山岸さんの高校時代からの漫画仲間だったし。
竹宮さんについての誤解を吹き込んだと、仲介しようとした人に勝手に推測されていたSSさんは佐藤史生さんかな。
LRさんは弁護されていたが、SSさんに触れていなかったのは亡くなっていたからか。
もう一人のLRさんは山岸さん? てか一般社会でもM女子とか編集のS氏みたいなバカいるよね
害悪でしかない 正直自分が業界の人間で
どっちの作家とも仕事したり交流があったら仲を取り持ちたくなる気持ちは理解出来る
天才の考えや思考は理解出来ないが
凡人のやることはまだ多少の共感出来るっつうかw 作中で萩尾さんに「男は女より偉いんだよ」って言ったやつに一番イラッときた >>228
わかる
2人とも絶筆してしまわないよう凡人なりに気をまわして要らんことしてしまいそうである
こんなことがあって萩尾さんは消化も昇華も出来ずに長年しまいこまれていた訳だけど、描き続けられたのはよかったのかな
萩尾さんも竹宮さんが講師等の業界発展仕事をされたように漫画でなくてもいろんな形で才能を発揮されていたとは思うけど、一読者としてはそれが漫画であってくれて感謝だわ 萩尾さんの作品が圧倒的過ぎたのが不幸の始まりかな
リアタイでトーマや小鳥の巣を読んでいたけど子供ながらにこれは違う、本物だと感じて夢中で読み漁ったのを覚えてる
でも萩尾さん本人はそんな自覚もなくただ彼女の精神世界を漫画に昇華したんだろうし
モーツァルトとサリエリの話を思い出してしまったな
簡単に過去を美化してしまう風潮にも一石を投じる話だった >>120
岡田史子さんは晩年カムバックを図り、作品を萩尾さんに見てもらったところ
その作品を萩尾さんから強く批判され、断念したと読んだ記憶がある
たしか岡田さん自身の証言 竹宮さんと同じ雑誌に載らないようにとまでしていたとは・・・
でも、たしか海のアリアは天馬の血族と一緒に載ってたよな
あすかに >>232
どこで話されたの?
萩尾望都があんなにほめていたのに?
2005年に亡くなられたのよね 大泉の話、読み進んでいくほどに増山が嫌いになってくるというか諸悪の根源こいつなんじゃねって思ってきた あすかは角川が力入れた新時代のお嬢コミック誌だったから、はくづけに萩尾、竹宮の名が必要だったんだろ 実際萩尾さんの方は単行本一冊分で義理は済んだとばかりにさっさと終わりにした それこそジュネに
「作家の仕事部屋拝見」みたいな企画で
増山さんの部屋載ってたよね
このスレにこの記事覚えてる人いるかな
ものすごい密度でヨーロピアンなモノに埋め尽くされた部屋 海のアリアもあぶない丘の家も単行本3冊ぐらいじゃなかったっけ そうだっけ?自分が一冊ずつしか読んでないのかもしれない なんかいつもの萩尾作品らしさを感じなかったから >>111
一方、地球へ…はスランが元ネタなのは割と明らかだから、わざわざ名前を出したのかなあ?と穿った見方をついしてしまうw
当時そういう指摘はあったから話は聞いたことありそうだし。 主人公の名前が同じジョミーだしね。
でも、竹宮さんはスランを読んでいなかったと言っているそうだ。
大貫妙子さんのみんなのうた作品「メトロポリタンミュージアム」は、
児童文学「クローディアの秘密」を絶対下敷きにしている歌詞だと思うのに、
大貫さんもスルーしているから、認めるといろいろめんどくさいのだろう。 >>241
大貫さんはこないだ「そしてみんなのうたは生まれた」という番組で
それについて語ってたよ >>243
私が聞いたのは、スパゲッティ・ナポリタンを食べてメトロポリタン美術館を連想したという話。
「クローディアの秘密」に触れたの? >>244
竹宮さんには何らかのアクションが求められそうだけど、何かを書いても萩尾さんが読むかわからないな。
竹宮さんにとっては過去のことなんだよね。
というか、70年代後半にすでに、萩尾さんと同居していたことをムックとかで明かしていたと思う。
読者として知っていた。
だから、萩尾さんが50年間竹宮さんに関わるものを読んでもいないし、触れてもいないというのは意外だった。 漫画家は同居するなと反対した編集者の山本さんはこうなることが予測出来てたんでしょうね。
萩尾先生と竹宮先生の性格や作品の違いも一番良く把握してたでしょうから。 >>246
50年とは途方もないよね
竹宮さんの作品には金輪際触れまいという頑なな意志と怒りを感じる
それが萩尾さんの自分の創作物への矜持でもあり
盗作と安易に口にした竹宮さんへの絶縁状なんだと思うよ 排他的独占欲領域に触れないように気を付けてるって
「いわれなき言い掛かりをつけられないように」ってことだよね >>245
横からだけどナポリタンの話の後に「子供の頃に読んだクローディアの秘密を絡めてみた」って本の紹介までしてたよ >>250
赤パン青パンはもっと後に別なメンバーで行ったフランス中心の旅行じゃなかった?
カルチェ・ラタンに住んでた知り合いの方のとこに宿取ったやつ 確かヨーロッパがもの凄く暑くて、カルチェ・ラタンに冷房してる店が一軒しかないとか言ってた >>251
それは聞くの、初めてかも。
情報ありがとう。 >>254
今読むと、ああ〜〜…だわ
萩尾さんサイドが「一度きり」を出さなければならなかった理由がわかる >>211
川原泉の本にチラッと三原さんのことが書かれていてあー交友あるんだなって思った事思い出しました ツイッターで大泉本の感想を眺めてたら、「あぶない壇ノ浦のラストシーンを思い出した」
というのがあって、あ〜〜あのどうしようもなく交われない兄弟の確執も似ているなと気づいた。
「ふたりの涙のいろが同じだったのは、初めて出会ったあの夜だけだったかも しれない・・・」
まったく新しい政治体制を築こうとした頼朝、戦闘力とカリスマが突出してて政治が理解できない義経
永遠に理解しあえないふたり、そんなふたりを無邪気に「仲良くしてほしい」と応援してしまう真比古は
まるで、外野から竹宮氏との復縁を願う周囲の人達みたいだナー
(萩尾さんはそんなつもりで描いた話じゃなかったろうが・・・) 三原順の絶筆になった作品に
交流があった漫画家さんたちと三原さんのアシさんたちが
ペン入れして出版されたけど、川原さんも参加してたよ >>241
>>116にもあるけど、以前は読んでなかったと言ってたそうだけど
地球へ…が2007年にTVアニメ化された際の公式イベで、ジョミーの名前はスランから取ったというご本人の発言があったそうだ
名前は取ったのに中身は読んでない、て事もないだろうから暗に認めたのでは >>259
みんなバレバレの嘘だとわかってて
大御所だからツッコまないだけなのを
本人もひしひし感じてたんだろう
マンガ学部の学部長がそれじゃ示しつかないわな そういやA-A"なんかもジョン・ヴァーリィのシリーズが元ネタに見えるけど、あれは認めてるのかな。
つかマニアじゃないから全部は指摘出来ないけど、どっちも名作SFが元ネタなのは結構あるよね。
漫画界全体がそうだったとはいえるし、迫害される新人類ネタはSFの定番だし、そういうアイデアを共有する文化自体がSFにあるから
パクりだのと過剰反応する必要もないし、いちいち否定する事もないと思うけど。 これっきりにして欲しいという思いだろうし萩尾さんは静かに創作に向かえるといいね
吐き出したことで少しは気持ちが楽になるかな
あの御年でポーを描き続けてくれることに感謝しかないので >>261
70〜80年代のSF最盛期には似たようなネタの話が沢山あるしそれを言い始めたらきりがないよね 凄い偏見だと自分でも思うが、多作の少女漫画家は親関係で何かあったタイプが多いんじゃないかと…
佐藤史生は作品を見てると親の描き方が落ち着いているんだよね 女が結婚より仕事を選ぶなんてとんでもない
親はそれをどうにかしてやめさせて男に嫁がせて専業主婦にさせるのが良い親のあり方
女は男よりでしゃばってはいけない
↑そうじゃないと生きていけない女(母親含め)がそれに賛同する
こんなのがゴロゴロいた時代だしねそもそも 「A-A'」シリーズの一角獣種を思い出した
感情を全く表に出さないで
実は深く傷ついている
50年、表立って反応しなかった望都さんと通じる 大泉、紙媒体を買おうと思ってたのに間違えて電子書籍をポチってしまった
怪我の功名でいち早く読めたので記念カキコ
とにかく萩尾先生が余計な心配せずにお仕事できることを願ってやまない 萩尾望都本を読みおわって、めちゃくちゃ語り合いたいけど
公共の場での適切な表現ができない気がして5ちゃんでは躊躇する… 自分がなぜ風木が大嫌いだったのか答え合わせが出来てすっきりした
少年愛(と言う名の腐ったおかず)を描くのが目的の作品であり
舞台装置も設定もすべてそのために作られた世界だったから生理的に無理だったんだな…
風木好きな人ごめんなさい 風木描いた理由も、その時々で食い違ってるからなー
どれが正解なんだろう
早い段階での記述が一番正しいんだろうか 私と先生との間には、風木を読んだことがないという共通点がある! 竹宮さんサイドからしたら、呼び出しand盗作疑惑詰問の件は
弁明しなかったのは認めたってことになってるんだろうなぁと思った
だからこそ、いろんな人に言いふらしたのではないかな
50年もたって、設定は自分のパクリ(あくまでも竹宮さん視点ね)だけど
名作には違いないし、幼い嫉妬もあったし、と一歩譲って歩み寄ったら
望都さん視点での過去が暴露されてびっくりしてるかもしれないね
たらればだけと、呼び出しのときに、2対1じゃなくて
望都さんを弁護してくれる人がいたら、あるいは山本さんがたちあっていたら
こんなに拗れなかったんだろうな 風木は心から描きたかった題材じゃなく
男性漫画でも少女漫画で含め「未だ誰も手をつけてない分野」の第一人者になるために
計算して描かれたのかなと思った >>272
すっごい長文ごめんね、と言いつつさらに続く
この本が出たことで、対談やら回顧録やらの依頼は無くなるだろうけれど
これをモチーフとしたドラマとかがでてきそうな予感がするよ
さすがに漫画家じゃなくて、捻って画家とか小説家とかで 竹宮さん増山さんのとこにはメディアが行くんだろうなあ
ノーコメントだろうか 漫画好きな人達には大事件だけどそれ以外の人には興味ないだろうからメディアも大して反応しないんじゃないかな >>255
三原さんの作品にコメント寄稿されたりしてますよね。
作風ちがうけど川原さんの漫画も好きだなぁ。 >>277
吉田豪もツイートしてるからサブカル界隈ではちょっとした事件にはなってる 吉田は完全に野次馬+商売根性だしなあ
面白おかしく火を点けてまわりそうで嫌だな 吉田豪は資料集めて記述付き合わせる調査力はあるから、本格的にやって貰えれば助かるんだけどな。 呼び出しは竹宮、増山どちら主導だったのかな
話してるのは竹宮さんだけど増山さんが煽った可能性もあるよね
でもその後しばらくは増山さんとは交流あったし、その場にいたのはただのおまけだったのか >>282
いや、それこそ萩尾さんは望んでないと思うけど… 少年の名はジルベールの返歌が
7年越し?に読めて感無量です
生きててよかった
先生ありがとうございます
高校生頃にだったか読んだ
ゴッホとゴーギャンが俺たち一緒に
創作に邁進しよーぜ!って
同居して破綻した話
ゴッホは耳切っちゃうし
精神病院入りしちゃうしで
当時はなんでそんなことに!?って訝しんだけど
五十路の今は
なるほどな〜ってなったよ… >>269
それが第一目的ではないと思うよ。私はね。 でも萩尾さんも、盗作疑われて結局はっきり弁明してないし、表立って意思表示もしないしないでのらりくらりかわすだけの割に竹宮増山に対して独占欲がどうこう勝手に解釈して自分の中におさめちゃって今回の本まですごしてるの大人の対応とは言えないよねw >>286です
ごめんなさい
萩尾望都先生は少年の名はは読んでもいないから、
返歌は適切ではなかったです
とにかくとても読んでて辛くなったです
どちらも辛かったろうなと >>289
設定が似ていただけで内容もテーマも全く別物の作品の何を弁明する必要がある?
読めば一目瞭然
竹宮さんが嫉妬や焦りで心も身体も追い込まれたのも事実だし萩尾さんが騒いでいたら竹宮さんは持たなかったかもしれないよ
貴方が両方の作品を読んでそんな発言をしているとしたら驚く まあ、親にだって札束バーンでこれだけ稼いだんだから文句ないだろとか言えない人だからなあ
一言、盗作言われて書けなくなった時もありましたよーなんて昔に言えれば良かっただろうけど
ただ、自分が嫌な思いをしたことを変に歪められて美談にされたくないとは思ってると思う
大泉学園をトキワ荘ばりのコンテンツにして変な人を語り部みたいにしてほしくないと言う意思は感じるし、それが周知されたのは良かったでしょう 当時いろんなことがあって、萩尾さんはポーのラストで
大人になることを拒否した永遠の子供アランを消滅させ
エドガーをひとりぼっちでさまよわせる結末にした。
なぜこの結末に至ったのか、今回の本は
何となくヒントになってる気がする。
で、新作では、エドガーはアランを復活させて
ふたりで永遠の旅をするのか…と思うと、感慨ぶかい。 >>293
弟さんが鬱になって仕事が出来なくなって家族内の力関係が変化したとあったから、その頃経済的支援でもしてご両親も少し黙るようになったんじゃないのかな >>295
うろだけど、実家の経済支援目的で父親を萩尾さんのプロダクションの役員に迎えたら
感謝するどころか、至らない娘のためにいいことしてやってる上から目線でアシや担当者に見当違いな説教したり
アシさんに「あなたはうちの娘に絵を習ってるのに何でお金を受け取るのか?(騙してるんじゃないか」と聞いたってのが強烈だった
資金の流れにまで口を出し、通帳を預かって経営に手を出そうとしたので強制退場だったかと >>296
その話は、文藝別冊の萩尾望都に書いてあります
今、パラパラ読み返したら大泉解散は私が家賃を払えるようになったから、飯能に引っ越したのは練馬の空気が悪いから、トーマの心臓は飯能で書いたってある
城さんのインタビューもあった >>296
別の作家さんだと親の名義にしてしまい相続で地獄をみた(義理の兄弟が遺産の権利を主張)とかあったから強制退場は結果的になにより 面白かった!映画でみたくなった!w
予想の遥か上をゆく事実 私の頭の中では萩尾望都先生を演じるのはは江口のり子です
あとがきの方の
ホフマンの〜の下りで号泣しそうになりました
大泉の長屋をサロンと名付けて伝説を作ろう!と言い出した人って誰なんだw >>298
>>>296
>別の作家さんだと親の名義にしてしまい相続で地獄をみた(義理の兄弟が遺産の権利を主張)とかあったから強制退場は結果的になにより
少女小説家の花井愛子先生かな? >>295
旧帝大の国立大を出て電力会社に勤務していた弟さんなんだよね。
以前、エッセイにそう書いてあったことがある。
お姉さんか妹さんがすごく昔に職場関係の新聞に描いた4コマ漫画を、偶然読んだことがある。
素人にしてはうまいかなってレベル。
家族の中で萩尾さんの評価が低かったから、萩尾さんに漫画が描けるなら、私にもできるかもって描いた感じだった。
イグアナの娘の妹が、一橋大学なんて簡単に入れると思っていたのと通じるところがあると思った。 >>289
弁明をしなかった態度自体は根拠もない疑いをかけられる方からしたら、別に責められることでもないとは思うし、何をされたか、言われたかの事実を書くのは当然の権利だけれど
相手が何を書いたかも読みもせず、確認もしないで勝手に動機や心理を推察して決めつけるのはダメだと思う。
読めない、というのなら、そこまではするべきじゃなかった。 どう思ってるんですか!?ってしつこく聞く人がいるから
どう思ってるか書かざるを得なかったんじゃないですか マスメディアに美談にされたくないから本に事実を書いて触れてくれるなよと釘を刺してるだけ
竹宮さんがしたことは消えないしそれを水に流すのも無理なんだからせめてもの反論だよ
竹宮さんサイドが一方的に書いたことを読む義務なんてない 相容れないことは自然だし別にいいのよ
盗作の疑いをかけるのはおかしい とはいえ城さんが読んでいる訳だから、概要は聞いているのでは。 竹宮氏はあの本が出ることで萩尾氏が健康を害するほど苦しむと思わなかったのかな。だとしたら
「そのような話は健康を害するほど苦しいのでやめてくれ、苦しい理由は○○▽▽□□です〜」
って、竹宮氏含めヤイヤイうるさい外野に説明するのが良いと考えたんじゃないですか。
それを説明する過程で竹宮氏の行動についてこう考えているというのも説明せざるを得ないのでは。
竹宮氏が書いたものを健康を害してまで読まなければ、降りかかる火の粉を払いのける権利すらない、とは思わない。 萩尾さんが竹宮さんの嫉妬心を理解出来ないように
竹宮さんもまた萩尾さんがこんな風に痛みを痛みのままで風化させないことを理解出来ないんじゃないだろうか いじめっ子はいじめたことすら忘れるけど、いじめられた方は一生覚えてるし恨み続ける
50年経って晩年の域に入ったケーコたんは嫉妬してたことを(本の中で)謝って、モーさまに許してもらいたいんだろうけど
今でもケーコたんの漫画も読めない自伝なんてもってのほかのモーさまのトラウマに今まで気付いてなかったんだろう
で、ケーコさんは結局増山法恵とも決別したんだよね
言外に匂わされてるような… >>277
少年の名はが出版された後、インタビューや対談をしたい、させたい、とか相当問い合わせあったと思う
NHKが今年の正月に萩尾望都特集やってたのをみると
もしくはトキワ荘のようにドラマにしたいとかのアプローチもありそうだよなぁ
前書きにもあるようにあの本が出て以来、メディア関係の問合せが多すぎて、
萩尾先生は心身創作の限界になりつつあるから
それを振り払いたい一心でこの本を出版したんでしょ
>>300
やっぱり増山さんなんでしょうね 竹宮さんと増山さんは
円満な離別じゃなく
決別だったの? 「孤高の天才(自覚なしの自己評価激低)」なモーさまじゃなくても、(ほぼ)共依存の御二方の言動は理解に苦しむ。 >>300
>>313
大泉サロンの名付け親は坂田靖子だそう
1996年発行の70年代マンガ大百科
増山のりえのインタビューから 萩尾は、したたか。
「ポーの一族 秘密の花園」再開予定の『フラワーズ』発売数日前に「大泉」を
上梓するなんて。まるで、最近の俳優が連ドラの始まる少し前にスキャンダルを(わざと)
リークし、番宣するようである。
「大泉」がアンフェアなのは、大勢の漫画家の実名表記に混ぜてイニシャル表記の漫画家が
数名いること。
ここは、どちらかに統一すべきであり、それができない(覚悟がない)のであれば、そもそも
本を書くべきではないのだ。
ここでも、「M」は三原順ではないかなど、幼稚な憶測が飛び交ってるが、萩尾は自分の
「風のうわさ」は拒否反応を示すが、自身の書いた本が、他人に迷惑をかけることには
思い至らないのだろうか?
作中で、萩尾本人も書いている通り「鈍感」なのだろう。
俗にいう「いじめられっ子」にありがちな。
本人の鈍感な言動が他人をイライラさせていることに気づかず、無邪気な被害者を
貫くのである。
本文中で、大島・山岸・木原・・・をうまく味方につける表現をしているのも見事な策略家
ぶりであろう。
本作ではイニシャル以外の漫画家は全て「先生」と敬称されているが、萩尾は過去の対談、インタビュー
を読むと、巧みに「先生」と「さん」を使い分けている。
自身が好意的にみる相手は「さん」で、距離を置きたい相手は「先生」呼びなのである。
山岸のことは対談で「さん」呼びだが、池田を「先生」呼びしたりと小賢しい。 多くのマニアが萩尾や山岸より格下(しかし、マニアによる気持ちの悪い漫画家のランク付けは
令和になってもあるのか)とする池田であるが、「ベルサイユのばら」を再開後4巻で完結させた
事はすごい。
1972〜73年の連載で書き残したテーマのみ書ききってあっさり完結させたのだから。
画は荒れて、ストーリーも残念ながら印象に残らないものだったが。
萩尾の全く面白くもない「ポー」の新シリーズはいつまで続くのか苦痛でさえある。
それにしても驚くのは、萩尾のファンと称するマニアどもが、あちこちで気持ちの悪い感想を
書き散らしていること。
萩尾の望む勝手な静かな生活のために、自称ファンなら、読後の感想は自分の
心の中にだけ持っていればいいものを。
萩尾のファンページをWEBで作ってる気持ちの悪い何某などは、その最たるヤツだろう。
しかし、萩尾が本作中「24年組」に疑問を呈したことだけは評価する。
あれこそ、気持ちの悪い少女漫画独特の閉塞で狭量そのものだからである。
マジ気持ち悪い。山岸を「ギシ」なんて平気で書きこむヤツ 増山法恵さんは今どこでどうしておられるのだろうねえ(棒) ポーの一族楽しみでフラワーズ買ってます、まで読んだ >>315
増山さんは最初萩尾さんに取り入ろうとして失敗したから竹宮さんに(言い方悪いけど)取り憑いたんじゃないかな
竹宮さんもある意味被害者な気もする今は増山さんとお付き合い無いのが答えみたいな感じ 大泉の話
読み終わって
6時間くらい経ってじわじわきてる
創作者としての萩尾望都の矜持
嫉妬という感情がわからない萩尾望都を
嫉妬してしまった竹宮の苦しみもあったろうけど
しかし盗作、換骨奪胎を疑われたということに後から気づいた
それは創作者萩尾にとって根幹を否定された
侮辱されたということだったのですね
自分の羽根をむしって機を織るが如く
身を削るように練り上げ
描いた自身の作品を盗作呼ばわりされたのなら
それはもう、元には戻れないでしょう
とにかく周りは萩尾望都の創作の邪魔をしないでほしい
残された時間は限られているのだから >>327
え?
増山さんが最初に取り込んでいたのが竹宮さん 池田理代子は最近のベルばらでモー様に許可取ったからってキャラを実はポーの一族だった設定にしてたのがびっくりだった >>330
ああいうのはお遊びの範疇なので何とも思わなかったなあ
むしろいにしえのポーの空気感が良く出てて感心したw >>330
ショコラぶっかけられた人ね。
あのトンデモ展開は私も衝撃だったわw キャラに抱いてたイメージが180度変わってしまった…(笑)
本編で亡くなったキャラだと思っていたので。 当時なら先生達のお遊びでほほえましいけど
だいぶ経っちゃったからね >>330
ポー再開の時の人気を見た上の便乗かなと思う
自営業だから大変だしねしか思わないけど ベルばらは再開しないでほしかった。
宝塚のベルナール編だのに合わせたらしいけど 池田さんって働かなくても凄い印税ずっと入ってくるんでしょ?何で今更?ずっと声楽とか別の事してなかった? さすがに最近は重版もかからないんじゃないかな?
2世代くらい前の作品だし
定期的にコスメコーナーにベルばら製品が出てくるのも
安易にベルばら「風」の絵を使ったところに容赦なく著作権違反申し立てしてるのも
厳しい状況なのかな?と想像 作品にしか興味なくて裏話の話題ぼーっと見てたけどおまいらワイドショー脳なんだな
誹謗中傷って言われてもしょうがないような話題ばっかりだな いじめた側は忘れてるが、いじめられた方はいつまでも覚えている。
ほんそれだと思うわ。温度差は。
再開ベルばらはよくできたエピソードもある。
後にポーになってしまうジェローデルとフェルゼンの妹が、お互いに(器用貧乏な?)似た者同士と認識しあって、
必ずしも恋愛ではないけれど、同志的な感情を持っている話とか、
独身時代のマリア・テレジアが出てくる部分とか面白かったわ。 >>337
池田さんはエリートな前の夫と普通に暮らしていたら、悠々自適だったと思うけど、
今は20歳くらい年下の声楽家と結婚して、オペラ公演にもつぎ込んでいたから、
渋谷区のマンションを売って、セカンドハウスとして持っていた熱海のマンションで暮らしている。 始めの方の、少年愛というテーマについての
(雪の子の)下りで
自分は増山さんの期待には応えられなかったけれど
竹宮先生は厳しい指導に耐えて(?)イメージ通りの絵を描いたりして
増山さんに褒めちぎられる、、という場面で
洗脳とかマインドコントロールという言葉が浮かび少々ゾワッとしちゃった
駄菓子菓子、増山さんという存在がなければあれらの名作も生まれなかったのだろうし、
遠い青春を美化して懐かしむ少年の名は〜を先に読んでいたから
あまりの落差にビビりつつ、(トラウマなんて言葉では片付けられない)
増山さん目線での文章も読みたいなあ、と思いながら読み終えました。
特に大泉の長屋での最後の一年、長屋に殆ど不在だった竹宮先生と二人
どんな思いでいらしたのか。
これからは望都先生が心穏やかに仕事に集中できますように、と願ってやまないけれど
あまりに本の内容が強烈過ぎて益々放っておかれなくなるのでは💧
個人的にはアシスタントを断った話が興味深かった。
(断られた方がもしこの本を目にされたら、50年後に初めて理由を知るのでしょうかw
その場で本当の事を伝えられなかった望都先生が不憫でならない) >>337
池田さんは若い音楽家を支援するための財団を立ち上げてて
ベルばら関連の印税や使用料はほぼその財団につぎ込んでると聞いた
45歳?で音大に入学した時、恩師の先生から「あなたの年で音楽を学んで、その後社会に還元できることは何か考えなさい」
というような事を言われたようだ
30歳年下のバリトン歌手と同棲は林真理子のエッセイで知ったけど、エネルギッシュな人だなあと思う 大泉本感想
前半の描写はめちゃくちゃ面白いので
内心、大泉サロン物語をドラマで見たいと思った読者は増えちゃったんじゃないかと思う
でも萩尾さんの心をえぐる事になるのでそっとしておくしかないと黙るしかないよね
実際私は、割れたガラスを見て泣き出してしまった萩尾さんを
増山さんがそっと肩を抱いて「大丈夫、大丈夫」と慰めたシーンが思いのほか刺さってしまい
この場面だけでも実写で見たいよなあ…と思ってしまった
竹宮さんのジルベール本が徹底して私の私による私の話に終始してたのに対し
萩尾本も基本的には「わたくし話」なんだけどその場の空気感が臨場感を伴って漂ったり
周囲の人間のキャラが群像劇のように立ち上がってくるのは
両者の性格の違いとしか言いようがないね(どっちが優れてると言うのではなく) >>329
え、と思ったけど
ひょっとして「ジルベ」本にそう書いて有ったのかな?
萩尾さんが友人の原田千代子さんに紹介されたのが増山さん
しばらく文通して、萩尾さんが上京した時に初めて会って家に泊めて貰ったりした。
ここにビックリするけど大泉にもしょっちゅう人が泊って居たみたいだし
元々初めて上京したときは原田さんに泊めて貰ったとあります。
その内になかよしに作品が載って編集部を訪ねる内に竹宮先生のアシスタントを頼まれて
親しくなって、その時に増山さんを紹介したと有りました。
そこに噓はないと思うけど、竹宮さん的には違うのかしら? >>346
あら、文字化け
このスレ的に「うそ」って書いちゃダメ? >>346
竹宮さんの本でも、そこらへんの関係はおなじ
萩尾さんから増山さんを紹介してもらい、電話をするようになって徐々に親しくなった。 皆が腫れ物に触るような状況にいる中、あえて聞くネコちゃん(山田ミネコ)のキャラもいいね
ネコさんご病気で漫画はほぼ断筆状態らしいけど、モー様ともまだ連絡取ってるみたいだし
山岸さんとか木原敏江とか作品と作者像が重なってて何か良い >>341
確か渋谷区のマンションは賃貸で、
賃料大幅値上げされるからそこ撤収して暖かい熱海に買ったマンションに引っ越したって話 >>345
前半の描写が面白いって、それは出てくる人物がのちの有名漫画家だから
私らのような漫画読者にとっては面白いというだけでしょ
やってること自体は別にドラマチックでもなんでもないし、なんなら同人誌作家でも
ありそうな話だし。(似たようなたまり場作ってた人達いたなー)
大泉のドラマなんかより、私は2017年のエドガーがその後どうなるかのほうが
見たいわw 何年待てば見られるのかーw 竹宮さんてちょっと山岸凉子の才能に嫉妬してる池田理代子と被る リヨタソも権威に弱くて顔出しインタビューや講演が好きで承認欲求強い >>350
熱海のマンションはシニア向けのケア付きマンションで
池田プロダクションの社員扱いだったので退職金をもらって買ったようだ
新聞か雑誌の終活がらみの記事で読んだ なんか増山さんが悪者になってる気がするけど
本人の嗜好はさておき、萩尾さんにとって沢山の事を教えてくれた過去の友人の1人に過ぎないと思う
吊るし上げた後に11月のギムナジウムの件で竹宮さんの言い分が破綻してるのに気づいて
それを伝えたのは増山さんだったかもしれん
あとのフォローがいただけないけど、しばらくは手紙のやり取りくらいしてたのでしょう? >>351
そうか〜、私は20歳前後の女の子たちがあちこちから集まってわちゃわちゃやってるのが面白かった
しかもその中には「少年愛、少年愛」とおまじないを唱えて打ち上げ花火をあげるがごとく熱く語る人とか
SFゲイ漫画を仲間内で書いてる人とか個性豊かなメンツがいて
好きな事やってるようでいて親との葛藤や人生の進路に悩んでる姿も興味深かったわ エドガーのその後の方が読みたいについては同意w
なのでそっとしておきたい >>352>>353
それはちょっと思った
当時の一種権威である左翼運動にも濃淡の違いはあれかぶれていたし >>356
嫉妬してると思うよ
もともと池田理代子って人の影響受けやすい人で
山岸凉子を意識してたんだなって時代の作品は無意識に真似したような作品が多い S(大正とか昭和初期におねえさま、と先輩を慕うのが流行ったらしい)とビアン(恋愛感情)が違うように少年性愛と少年愛って違うんじゃ無いかね
個人的ロリも少女愛(崇拝し愛でるだけ性的に見たり手出し厳禁)と児童ポルノやぺド(少女は性対象)は違うと思ってる マスゴミは大泉時代の回顧インタビューやドラマ化を狙うより
理代子センセの生涯のドラマ化狙った方がいいんじゃない
波瀾万丈だし、ご本人もまんざらじゃないんじゃないの
望都さんが執筆に専念できる静かで心安らかな状況になるといいね >>363
笑えないし
小学校入学前は特殊学級行きを勧められ、
東京教育大では筑波移転反対闘争
漫画家になってから三度の結婚離婚でDVされて
妻がいるエリート官僚と不倫逃亡 >>354
もともと熱海のマンションを別荘として持っていて、同じマンションだが関連するマンションだかを居住用に買い替えたって話も見た。
昔、池田プロのサイトに別荘の庭の写真をあげていたこともあった。 少女漫画の歴史系なら、フイチン再見をドラマ化してほしいわ。
萩尾さん、池田さんだけじゃなく、わたなべさん、水野さん、牧さん、手塚さんも出てくるし。
池田さんは中学からの日記を燃やしたくらいだから、自分の人生を探られるのはいやなのでは。 >>351
ポーなら去年続きを描いてくれてるじゃないの
あのお年で現役で連載を続けているのは凄いことだけど
だからこそ大泉の話はこれっきりにして欲しいんだよ
これで大泉を持ち上げてた一部マスコミが黙ってくれて萩尾さんが静かに創作活動ができるといいが >>360
それこそ、オル窓の最初の頃の描写はもろにトーマや風木の世界の「オマージュ」だなとは思うw
>>364
大阪のクリーニング屋で働いてたというのがアレだったな
少女の夢を壊してしまって…とか、なんか二回も結婚してた割に言う事がナイーブ過ぎて何だこれ??と子供ごころに思ったな フラワーズ定期購読組。
今日あたり最新号届いてるかな?楽しみだ >>369
分かる 制服とか男子ばかりなあの感じがね >>369
ナイーブじゃなくて自意識過剰ってやつだよソレ 理代子先生の人生相談を毎月読んだたけど自意識過剰の塊だよ あのお方は…
さらにナルシスト&メンヘラ構ってちゃん、承認欲求の塊
少女の夢を壊してしまって…って、どんなシチュエーションでの発言かわからないけど、自分の人生が少女に夢を与える影響力のある大スターと勘違いをしている感じがする
雑誌の連載のコラムでも毎回、自分の顔出し写真載せてたのもとても自分の容姿に自信がある方なんだなぁと思ってた
(実際漫画家のなかでは)理代子先生、美しいですね!と手紙とか貰ってたんだろうし
大学に後から行ったのも、大学教授になった竹宮とかぶるんだよなぁ
山岸凉子や萩尾望都のような天才型の職人にはどうしても嫉妬してしまうプライドの高さとかも >>366
あれは良いですね
ドラマ化より
他の漫画家さんで読みたいぐらい。 先に「少年の名はジルベール」読もうと思って図書館で検索したら
既に3名予約済み
誰しも考えることは同じなのであった 半年前ぐらいに少年の名はを図書館で
借りたけど時間がなくて読まずに返却した
ことあったな。読んでおけばよかった 「少年の名はジルベール」の最後に萩尾増山両氏への謝辞があると聞いて
何かちょっとたまらん気持ちになった
つらいなぁ 昭和の終わりから平成頭にかけてジュネ読んでたけどまだ子供だったせいか増山さんの立ち位置が全くわからなくて
竹宮先生が小説とか文章書く時の別名かと思っていた事があったわw
今でも同人女にありがちな「カプの解釈違い許せない教」「先にあたしが考えてた設定なのにズルい教」に「ワシが育てた教祖」の複合で若気の至りで攻撃しただけに見えるわw 大泉の話に出てくる「竹宮先生のアシスタントの赤田さん(仮名)」ってこの人じゃないの?
こういう関係者ぶる外野が余計事態を拗らせたんだろうな…
https://blog.goo.ne.jp/rococom/e/4c12d956c4c795af772196a69e49a61b >>376
>少女の夢を壊してしまって
理代子先生がクリーニング屋でインタビューに答えた時に言ったヤツかな?
今 ふと思い出したけど 竹宮先生が自宅を建てた時にインタビュー受けてて
「ファンの夢を壊さないような家にした(それこそレースフリフリカーテンの洋館風)」って言ってたなぁ
あと お母さまが風水?みたいなのに凝ってて方角とか設計とかキッチリやったとかなんとか…(ウロだけど) >>382
仮名赤田さんの話はトーマの心臓の連載中でしょ
村田順子さんは1959年生まれでその頃中学生のはずだから、高校を卒業して竹宮さんのアシスタントをしていた赤田さんは別人では >>384
私も紅雀の連想から赤田さんは村田さんかと思ったのだけれど、
その後も交流があるみたいだから違うとされているみたいだね >>382
へぇ、竹宮さんは本と一緒に謝罪の手紙も入れたんだ?
萩尾さんがそれを読んでなくても(城さんは読んだのかな?)、手紙が入ってたってあればだいぶイメージが違うよね >>387
でも村田さんが竹宮さんからそう聞いただけでしょ
ちゃんとした謝罪の手紙なのか一筆箋なのかもわからない 萩尾さんの「そっとしておいて欲しい」とは裏腹に、あちこちで糾弾大会や犯人探しみたいな流れになっちゃってるね
自分も乗っかってるからちょっと反省
ただ、あれは劇薬みたいな本だからなあ
いろいろ掘り起こしたくなってしまう >>383
ちょうど先月くらいから桐島洋子の過去作を読んでたんだけど
リヨタソの不倫駆け落ち→クリーニング店勤務の一連話しが出てきてタイミングのよさに驚いたw
バツありリヨタソと官僚(既婚者)は桐島洋子のサロンで出会ったそう
破局後のリヨタン逃避行に、自宅や資産がちゃんとあるのに見つけやすい大阪のクリーニング屋で貧乏ごっこして遊ぶなとお怒りだったw 「ソウ様」とか呼んでたよねw
当時はあんなキレイな人が何でこんなオジサンと、と思った >>382
村田順子さん、ふたりの和解のために暗躍しとったんかい〜〜!
まさかあの本読んだうえでこんな長文でいろいろ書く関係者がいるとはw
自分でノー天気と言うだけのことはある方だなw
でも、これであきらめてくれそうなのは良かった・・・ >>391
いやホントどこがよかったんだろうかと。
純真な若い子が騙されたとかならともかく、離婚歴もある漫画界の大御所だったのに。 村田順子は以前姑とのトラブルを何かに書いてた事があって、こんなのバラして大丈夫なのかと思った事がある。
そこら辺あんまり考えない人なんだろなw 桐島洋子いわく「いい年の男と女にどっちが悪いはないけどこの件で被害が大きかったのは官僚男性の方」だそう
大人の火遊びのはずが周囲を巻き込んで愁嘆場にしたリヨタソのルール違反だそうだけど・・・
リヨタンが漫画作家として行き詰まり、趣味のオペラや作文に転向しようかと迷走してる時に「官僚」に出会ってしまい、官僚夫人に逃げ道を見出してしまった
男性はもともと出世コースではなかったとはいえ、ドラマティックな逃避行と涙のインタビューで週刊誌に食いつかれて地方に追いやられたそうな ジルベール再読中で大泉話は(怖くて)まださわりしか読めていない。
ジルベールを読んだ時から思ったのが、上で書かれている通りで、増山さんが良く言えばプロデューサー、悪く言えば業界ゴロという感じだな。
二人の稀有な才能を間近に見て、自分の凡才に気づきながらも認めたくなかったんだろうな >>609
NHK-BSでフランス版の映画のシリーズが放送されたこともあった。YouTubeにもアップされてるが原作は本国でそこそこ人気あるんだね。 >>387
萩尾さん宛てのものを城さんが読むわけにはいかないから、触れなかったのかな。 >>395
桐島洋子はとてつもなく強い人だから。
歴代恋人に、3人の子の父のアメリカ人船長、60年代安保闘争の伝説のリーダー、
小学生のとき、成績優秀児童が集められた場でも出会っていた官僚、
世界的な経済学者(安保闘争リーダーとも昔は友人関係)
ほか数々の有名人がいる。
結構ユニークな教育方針のとばっちりを受けた娘の桐島かれんが、
「母は泣き言や愚痴を家でも一切言わない」と尊敬しているのはすごい。
「人間の人生は過去に積み上げた努力の上にしかない」というかれんの人生観もまっとうだし。
でも、かれんは自分の子たちには自ら針を持ったバッグやハンカチを持たせる、
桐島洋子と180度違うような子育てをしていた。 >>391
あの人は脳内でストーリーを勝手に作っちゃってそれに酔ってるように見えた
彼女にしてみれば白馬の王子様だったんだろうね そいつに捨てられた可哀そうな自分…と
「青(蒼)様」って言ってたって書かれた時キモチ悪いと思ったw
後の作品で恋人(夫?)の愛人をこき下ろす女性が描かれていたけど
彼女が蒼様(ry の奥さんを悪意で描いているようで見苦しいと思った 真実は藪の中だけど
両方の本読めて良かった
この二人(プラス増山さん)が一緒に暮らして仕事した時点でもう悲劇が始まってて運命的な物を感じる
20歳そこそこの頃の話だし、人は間違いまくるものだし、もうどうしようも無いね >>399
ひぇー気づかなかったw
>>405
今更「藪の中」にしかなりようがないんだよね。
周囲の人間にとってさえ。
萩尾側も竹宮側もどっちも自分側の視点で書かれてるだけであって、どちらが「真実」に近いなんて知りようはない。ましてや会ったことさえもない野次馬には無理。 これでもうひとりの当事者の札が集まったらすごいよね
体調崩してるそうしもしかすると少女漫画界のごたごたは遥か過去のことになってスルーかもしれないけどw 村田さんのブログが引き金になって「わたしの知ってる当時の話」をいろんな人がやりだしたら
ますます泥沼化するような気がする
でも萩尾本で記憶のフタが開いちゃった人もいるだろうね
楳図かずお伝で受賞パーティに男装で来るケーコタンが描かれてるけど
増山さんがスタイリストのような事も当時やってたようだから
自分がやりたくてもできない理想を竹宮さんにおっ被せてたのかなと思う
萩尾ファンの増山さんが竹宮さんに、竹宮ファンの城さんが萩尾さんについたのは興味深い 大泉本で複数回竹宮さんの容姿をほめていたのが印象的
やはり才能の塊みたいな漫画家でも同性の容姿で気おくれしたりする部分も
あったりするのかーと >>175
萩尾さんの記憶、または文章が事実とは限らない
そこには当然ながら主観も混じれば、願望や勘違いもある
ましてや、人は記憶を良くも悪くも改竄するもの
だからこそ、
竹宮・萩尾という24年組のツートップそれぞれの視点から、
当時の大泉関連の書籍が出版されたことはとても貴重。
どちらの本も冷静に読みたいものです。
という自分は、どちらもこれから読むので楽しみ(なんて書くと怒られそうだが)
>>382
そうかもね
ただまぁ、今となっては
これも一応は多少は関係ある人が公にしたものなので、
「ひとつの提供された資料」として読めばいいのでは? >>410
どっちもこれから読むのに本の中で言及されてることに「そうかもね」って、しかも上のレスのすぐ下で否定もされてるのに馬鹿なの? >>409
それ思った
正直今の姿しか知らない自分からしたらお2人の容姿つってもそんな差なくない?と思うんだけどもw
若い時は色々あるんだね >>269
別に「風木」のファンではないが、
その「目的」とやらにはまったく同意できない
>>270
質問を受けた時点では、それぞれが「正解」なのでは?
自分の作品でも感じ方は変わるだろうし、
当時の自分の気持ちを分析して毎回同じ回答になるとも限らない >>411
>こういう関係者ぶる外野が余計事態を拗らせたんだろうな
「そうかもね」はココ(↑)を受けての一般論
細かい事実認定の話ではないので、未読・既読は関係ないでしょう 今回の本は萩尾さん的には不本意というか書きたくて書いた本ではない
竹宮さんの自伝(ジルベール)以降、大泉時代についていろいろ求められるようになり、さらに
「こういう関係者ぶる外野」からもやいのやいの言われて来てたのでしょう
さらに3月に竹宮自伝第二弾(扉)が出ることによりその事態が再燃することを受けて仕方なしに書かれたものと思う
周囲が知りたがっている情報は出来る限り本に書いたし後はもうそっとしておいて欲しいという事でしょう
村田さんは竹宮サイドの人だからというのみならずご自身のキャラもあっての事だと思うけど
年齢に相応しくない軽率さというか、あの本を読んでなお随分無配慮な記事を書いたものだと呆れたわ 過去記事読むと、萩尾先生と今でも交流あった、記念品とか直接いただいてるのに
いくらご本人が本の中で自分を鈍感と書いてるからといって
「天才ゆえの」という枕詞をつけたとしても
鈍感呼びって非礼過ぎる
これで、またのこのこと先生の前に顔出すのかしら?
そっちの方がよほど鈍感だと思うけど >>412
萩尾さんは悪い容姿とは思わないけど
モテるのは竹宮さんの方だと思う
松本明子からふてぶてしさや暑苦しさを抜いた感じ
それで漫画書いて漫画も面白いとオタサーの姫状態になるのもわかる
萩尾さんは観音様みたいでしゅっとしてカリスマ性はあるけどモテとはまた違うと思う 村田さん、勢いで書いてすぐ消しそうと思ったから魚拓取っといて正解だった 村田さんの記事で、竹宮さんが本当はドラマ化を断りたいけど面倒だから、萩尾さんが承諾しないことを見越して、
「萩尾さんが良いのなら」と返事していたって件はひどいよね。
声をかけた人にも、萩尾さんに対しても誠意がないことになる。 >423
ひどいですよねー。
関係性によってはありな大人な断り方かもしれないけど、萩尾望都に対して竹宮恵子がそれをやるのは失礼すぎでは。
下駄を預けられる関係じゃないでしょうに。
まぁ、その誠意のありなしが二人の現在を分けているのかも。 >>422
この辺りはまたあくまで村田さんからの憶測であって
実際の竹宮さんの意図がどうだったかは本人にしか分からない
しかし竹宮さんは竹宮さんでオタサーの姫というか高カーストリア充にありがちな鈍感さがあると思った
だから村田さんみたいなキョロ充や増山さんみたいなクラッシャータイプに依存されてしまうのでは 村田さんのブログ、インターネットアーカイブにも拾われてるね 村田ブログは糞だと思うし竹宮が萩尾先生にメディア化の諾否を先生に投げたのは糞だが
メディア化に関しては竹宮側も否定的だとわかったのはよかった そうだね
竹宮側が乗り気なのかと思ったのは確かだからそこは良かった気がする
竹宮さんが人生の晩年になって和解出来ればと思ったことは自分には否定しきれない 誹謗中傷や虚偽情報に気をつければ、基本的に何を書いて発信するのも自由だしね 大泉の話
増山さん竹宮さんっていうのはあの世代で4大卒を期待されたお嬢さんで(出てないけど
萩尾さんは女にそこまでの学歴は不要的な実家
そこも感覚の差になってるのかなと感じた >>430
話は逸れるけど萩尾さんのご両親が娘の絵の才能に理解がある方だったら
芸大コースまっしぐらで漫画家にはならなかったかもしれないと思うと複雑 親に信頼されてるからとまっすぐに語る竹宮先生を
萩尾先生がどれほどまぶしく思ったかと思うとなあ
ほんとつれぇ 家庭環境や人間関係に萩尾さんの才能が潰されなくて良かったと思うばかり
ポーの新作楽しみだよ 木原先生やささや先生や城さん達が、萩尾先生を支えてくれて良かった。
病気で漫画家志望を諦めた子に原作者として、彼女の作品を漫画化した萩尾先生の優しさに泣いたよ。
本当に素晴らしい作家ですよ、萩尾先生って。 思ったんだけど、一度きりにハワードさんを載せたのも著作権料が入るようにという
心配りだったりして。 ハワードさんの頃の絵が一番好きだったけど一番苦しい時だったのか あの頃の線はホント最高だったなと再録された漫画を見て思った。あれを一人で全部描けるとは。
この娘売りますとか、キャベツ畑とか三月ウサギとか、コメディも最高に面白いのに
何で苦手だ描けないとか思い込んでるのかが不思議。 >>438
セブンティーンに連載した赤っ毛のいとこがいまいち人気出なかったからじゃないの?
面白かったけど、当時は既にシリアスもののインパクト強すぎて、萩尾=シリアスのイメージだったから 赤っ毛のいとこ、作者海外研修旅行?のため暫く休載します、のまま
再開しなかったような記憶が マージナルのマグレーブの「あれは猫だ」が妙に面白かったな
派手な笑いよりジワジワ来る面白味が合ってるっていうか… >>436
ありがとう。そういえば、思い出しました。
すっかり忘れてた。 思い出したくなかった、これっきりで封印したいことを吐き出したはずの本に、
大切に思っている漫画作品を収録したのはなぜだろう? キャベツ畑のスピード感大好き
何度読んでもいまだに笑っちゃう所があちこちある マルグレーブの“体重の自己管理はできないのだな”の内心ツッコミもなんか好き
センザイ師が読心できてたらバレてたな >>445
私も好き、後年のX+Yのギャグ描写部分(コロコロ)とか
ママミア博士の「私の鳥たちがすべて焼き鳥に」とか基本シリアス作品なのに
合間に出てくるユーモア感とか、萩尾さんすごくコメディセンスがあると思う
別マに毎月「マンガ家通信」みたいな漫画家近況ページがあったんだけど
山田ミネコさんが隣のキャベツ畑からキャベツの幽霊が夜な夜な出てくるという話で
「これをマンガに描いて大儲けした人がいるとかいないとかw」と笑い話にしていて
これって萩尾さんのキャベツ畑の遺産相続人のことかなと思った
パクリ糾弾とかではなく仲間内の笑い話という感じでした 大島弓子さんが「さくらさくら」を「毛糸玉にじゃれないで」とネタがかぶったので
永遠に封印する(単行本収録しない)と選集の後書きに描いていたような記憶があるけど
あれも元は大泉で拾われた子猫の件だったんですね
マンガはオープンソースという話で
当時は漫画の手法なども含めネタ共有の空気はあったのかなという気がします >>241
地球へ…の第一部終了後の雑誌のインタビューではっきりと影響を受けたSFはスラン、と答えてたけど。 >>449
情報ありがとう。
私がまず読んだのは2回目のアニメ化のときの竹宮氏自身へのインタビューで、それには「スランの影響があるという人もいる」
と本人は距離を置いた言い方でした。
それとスランの解説をしているブログに寄せられた情報として
"竹宮恵子氏がマンガ少年に地球へ…を連載していた頃、何度もインタビューでスランとの類似性を指摘されていました。1979年くらいかな?
竹宮恵子氏は、「確かに似ていることは、人に言われて読んでみて驚いたが、スランはそれまで読んだことはなかった」と、当時、雑誌にも読者にも再三答えています。"
というものがあった。こちらは伝聞だし、記憶違いもありうると思うけど。 >>421
ごめん、それかなり親切な言い方だと思う>悪い容姿ではない
本人が容姿コンプを持っていたとしたら内心凄く納得してしまう顔だと思った
竹宮さんも正直そこまで美人とは思えない普通の外見の人だと思うけど
美人漫画家呼ばわりされるほど当時の少女漫画家は酷いご面相ばかりだったのかと思うと
狭い世界の中でチヤホヤされたらそれ以外の人は沈黙してしまうのは仕方ないか ひどいというより、みなりに構わなかったのでは。
若くてお金がないけど、お金があったら本や画材を買ってしまう人たちだったでしょう。
その後に24年組が注目されてからは、皆さん洗練されてきて、華やかになっていたよね。 どんなに素材が良くてもスタイリストもヘアメイクもまだまだ昔なりでしょうし
そもそもそういう人たちが芸能人ではなく漫画家を撮影するときにどれほどいたのだろう
写真映りがそれなりになるのは仕方ない 私はしがないライターをやってるけど
納品しにいって編集者から面と向かってみんなの前で
「お前なんかもういらねぇよ」なんていきなり言われたら
それこそショックと恥辱と悔しさで眠れなくなる
萩尾先生は某ブログで言われているほどメンタル弱くはないと思う > 『地球へ…』に関しては、『スラン』(SF作家A・E・ヴァン・ヴォークトの超能力者SFの古典名作)などの影響を挙げる方もいます。
>たしかに、主人公のジョミーという名前は使わせていただいたりしてますから。
引用元
https://books.rakuten.co.jp/RBOOKS/pickup/interview/takemiya_k/
当時からマンガはオープンソース的な雰囲気だったこと
竹宮さん自身も現在そう言ってることから考えると盗作された意識が強かったのって竹宮さんより増山さんだったりしないのかな?
ヴォルフガングの名前の一件とかもそんな感じだし
早い時期から今までオープンソース的な意識を持っていたとするとマンション呼び出しと手紙だけが異質
盗作だと思っていれば嫉妬はしない気がするし
逆に嫉妬のあまり盗作だと思いたかったは成り立つからそこを利用されてしまったことに気付いて「なかったことにして」と頼んだとか? うん
線どうしたの?って感じだけど
フルデジタルにして、慣れてないとか? 定期購読組。まだフラワーズ届かないorz
クリアファイル欲しいから書店に走るか >>455
>>261でも似たようなことを書き込んだが
80年代のSFMのエッセイで石原藤夫が少女マンガのSFは50年代名作SFのパクリばっかりだと書いてた事があった。
そういう「オープンソース」的な雰囲気は当時漫画界全体にあってもろパクも珍しくはなかった。海外の小説や映画を元ネタにして描いて。
少女漫画家同士では仁義的なものがあったんじゃなかろうか。佐藤史生が言ったキャベツ畑から夜な夜な、、ってネタを「それ描いていい?」と聞いてから描くみたいな。 萩尾望都は写真で見ると独特の神々しい容貌ばかり気になる感じだけど
実際お会いすると雰囲気美人さんなのかなと思った
誰かがインタビューで「楚々とした」と表現してて当時は謎だったけど
後年動画で見るようになったらファッションが洗練された感じだし動きや話し方がとてもエレガント 今日発売のフラワーズの秘密の花園再開って11月に出たコミックスのそのまますぐ続き?
間に何話かある? 今月号 ネタバレ
アランは表紙だけ
また一人死んだ ダニーは萩尾さんの漫画ではあまり見たことがない系統の絵のキャラだなーと思った
どれくらいデジタルで描いてるんだろ 人死んでばかりだな。
老ハンナのいたスコッティの村では伝説になる位だと何人くらい死んだんだろう >>462
そのまま続きですよ。年を越しているので時間は飛びますが 最後の、エドガーが来てから人が死んでばかりって怪しむモノローグはマルコなのかな。アーサーではないような >>388
聞いた話をまた漏らして引っかきまわす外野… >>393
リヨタソはメンヘラの自己陶酔型の人だからだよ 今月のFlowers、11:30頃に本屋に行ってラスイチだったよ
長閑な田舎町のいつもたぶん5冊も入荷しないような個人経営の小さなお店だけど発売日の午前中に売り切れとは今回の本の影響かな
すぐ前にいた女性が一人で2冊買っててほんとに危なかった しかしM女史=村田順子は自分から答え合わせしてくれた感じだよね
推測とはいえイニシャル一致してるしブログの内容読んでて
萩尾先生の書かれてたようなことをいかにもやりそうだって思えるあたりがもうね >>460
仁義があろうがなかろうが「設定」や「ジャンル」をパクりだの言い出す方がおかしいよね
目指すテーマも違うわけだし
たとえばカズオイシグロ作品なんかもよく似てる漫画や映画がある
竹宮さんが少年愛のパイオニア的存在であろうとしたかった気持ちが強過ぎて盗作呼ばわりになってしまったとしてもあまりにもお門違い
萩尾さんが言うところの排他的独占愛に気づいたからこそ竹宮さんはなかったことにしたかったんじゃないかな 今回死んだのはエドガーのせいでは無い気はするが
エドガーの存在が呼び込んだのならアレだけど
それはさておき今回はアーサーのバンパネラフラグ立っちゃったな
あと犬かしこかわいい >>474
エドガー「今回のは僕じゃないよ」
マルコ「今回の"は"って?!」 エドガー「今回はしらんがな」だね
でも夢でアーサー母が降りたのは関係あるのかな
アーサー自分から仲間になりそうだって思ったけどやっぱりそんな感じになりそう(シルバーもそのフラグぽい)
それにしても絵が荒れてて辛い
アーサーが老けたり若返ったり
デジと混在してるのとは別に、萩尾さんのこんな原稿見たことない アーサーがバンパネラになったら屋敷や使用人やマルコはどうするんだろ? フラワーズ、アマですでにぼったくり価格に。これは今回買い逃して泣きを見る人出そう。増刷すればいいけど
書店に取り置き頼んでおいてよかった さっき行った私の行きつけの本屋では
まだたくさん平積みになってた
会社帰りのお客さんが買えそう フラワーズ読んだ
年明けまで大泉本の作業してて漫画はブランク空いたんだろうか?ちょっと硬い感じしたな
大泉本読んだ後精霊狩り読み返したけど、当時も先の太さとか顔とか安定のブレブレだったのでそんなに気にはならないけど もう一つの方で話題に上がってた
一度きり〜のカバー下のイラストは精霊狩りのキャラ?
自分も精霊狩り持ってないし読んでないから確かめようがなくて
リッピってキャラがケーコタンをモデルにしてるんだよね
ググって出てきた画像を見る限り似ているような気も… >>484
ゆるい巻き毛のリッピは増山さんで竹宮さんはカチュカ メガネキャラがケーコたんなのか
表紙は未発表とあって何のキャラか不明なんだよね
もしもリッピなら表紙(しかもカバーを外さないとわからない)に採用したモーサマの意図は… フラワーズ読んだ
表紙の絵、クッションの塗りがもうちょっとどうにかならんかったのかと思ってしまった
構図も、エドガーの表情もすごくいいのになあ >>455
そもそも盗作だなんて思ってなかったはず
ただ自分より先に描かれてしまったのが悔しくて、それが理不尽な感情だってことは自覚してたと思うよ
増山さんに関しては、「少年愛じゃないからダメ」なんて言う人だから、「なんで描いたの?」的な詰問は通常営業だったのかも
それに竹宮さんが乗っかってしまった
増山さんは、特別なことが起こったという自覚がなかったのではないか
しかし、この頃の竹宮さん、明らかに精神を病んでいたと思う
「ベッドの下にカモの首が」とか、あれ悪夢というより幻覚でしょ >>450
そこで
スランなんてシランとまで言えたら
ここまで揉める事も無かったのに。 『扉はひらく いくたびも』っていう竹宮氏の自伝(?)本が本屋にあったんで大泉時代の章をさらっと立ち読みした
萩尾氏がどんどん凄い作品を出すのに対して自分はスランプに陥って、打開の為に竹宮が増山・萩尾・山岸の3人を説得してヨーロッパ旅行に行ったけどスランプは打開できず、賃貸の契約2年満了を機に竹宮氏が別居を申し出て大泉時代は終了。その後、萩尾氏は近所に住んでいたが、ある時に萩尾氏からもう会わないという趣旨の連絡があった…
事実を淡々と記述したような感じだった >>490
>竹宮が増山・萩尾・山岸の3人を説得してヨーロッパ旅行に行った
>萩尾氏からもう会わないという趣旨の連絡があった…
この辺萩尾本と違うね。 >>490
とびらはひらくいくたびも
竹宮さんから 距離をおきたい と伝えました
ってちゃんと書いてありますよ 萩尾さんと竹宮さんの間で証言が食い違うのは当たり前だと思うんだよな
そもそも半世紀前の話だし当事者には当事者の目線があるから >>490
>萩尾氏からもう会わないという趣旨の連絡があった…
違う
『扉はひらく いくたびも』では、同居を解消してから半年ほどたってから
竹宮さんから萩尾さんに対し「距離を置きたい」と伝えた、と書かれている 被った・・・
>>493
最近立ち読みした本だと、青池保子さん(だったかな?)と萩尾さんの昔の話で
(竹宮さんは無関係)両者の証言(記憶)が食い違ってる
なんてことが書かれてたような・・・ >>494
あれ?でも萩尾氏から竹宮氏への事も書いてましたよね? >>494
ごめん、そこんとこ立ち読みだったから確認できない…竹宮氏から萩尾氏への連絡だった?萩尾氏からの事書いてなかった?
書いてなかったらごめんなさいです >>498
立ち読み立ち読みってさぁ…
それ自体が自慢できるものではない行動だって自覚はないの?まだ学生とかなのかな?
その上曖昧な記憶で適当なこと書いたり、いっちょかみしたいその浅ましさに吐き気がするわ p92
>同居を解消してから半年ほどたってからだったと思います。
>萩尾さんに「距離を置きたい」と伝えました。
>以来、萩尾さんとは没交渉です。
萩尾さんから竹宮さんへってことは書かれてないねぇ
この辺、『少年の名はジルベール』より、記述はあっさりしてるし >>501
吐き気がする?
謝ってるのに
そこまで言うな吐けばいいじゃん 私も書店で立ち読みはするけどな
本をいっぱい買ってもいるし大泉本も買ったけど >どうしようもなくなった竹宮さんは、萩尾さんに「距離を置きたい」という趣旨の言葉を告げる。
「私は初めてそういうことをストレートに言うわけですから、結構気を使って、最初に言った日だけじゃなく、何日か経って萩尾さんのところに訪ねて行って、もうちょっと長い時間をかけて話をしたりってことをしたんです。
>本当に申し訳ないけど離れなければならない、全然別にあなたが悪いわけじゃないんだけど、と。
>自分が自分を守るためにせざるを得ないことなんだ、というふうに説明したと思います。
>もうホント、相手のことを気にしてる時間の方が長くて、自分のことを考えてる時間が少ない事態になっていたので」
出典元
https://ddnavi.com/news/293595/a/ >>502
はい、すみませんでした
読み違いだったようです >>502
たぶん 萩尾さんに「距離を置きたい」を
萩尾さんが「距離を置きたい」に読み違えたんだと思います 本当にごめんなさい >>505
萩尾本読んでから読むと美談に仕立て上げられてて胸焼けがします
萩尾本にもモレがあるかもだけど 深夜の呼び出し総括を記していればまだしも、だなあ。 竹宮の作品は嫌いだし、本人も嫌なヤツっぽいが、今回は萩尾の陰険さが勝る。
いじめられっ子にいるよ、本人は無自覚のまま無邪気に周りをイライラさせて
被害者ぶってるの。萩尾本人も今回の自著の中で繰り返しているが、無自覚で
周りをイライラさせる天才なんだろう。
ポーの一族再開に合わせるタイミングで「大泉」を上梓するような策略家。
再開したポーは相変わらずキャラクターがすべてヒステリックでうるさいだけ。
クエントン卿はあんなオカッパの騒がしいオカマみたいなキャラクターだったか?
エドガーは中近東の難民にしか見えないなぁ。あんなチリチリパーマだったっけ?
萩尾の施設ファンサイトみたいなのやってるやつも「大泉」には触れないみたいなことを
言っておきながら、まとめ(笑)のようなものまでやってるし。
ファンなら本人の気持ちを汲んでほっといてやればどうなんだ?
こいつは例話の増山だな。 深夜の話はなかった事にしてだからなかった事になってんじゃないの いじめられた子に「お前にも原因がある」って言っちゃうタイプ?
いじめはいじめたヤツが100%悪いんですよ >>501
いっちょ噛みなのはここの人間は皆同じなのではw
大体大元のご本人が相手側の本を読まないでまた聞きで色々並べ立ててるんだから
いちいち取り締まってどうすんだか。
何があったか適当にゲスパーしながら延々と並べ立ててるゲスさはここにいる以上大した変わりないでしょう。 >>509
「美談に仕立て上げられてて」っていうのは
ちょっと意地悪な見方では?
50年前の確執なんて大体の普通の人にとって
はるか昔の過去のちょっぴりせつない昔話だよ
自伝で書いてればあの程度の記述になるのはごく普通の事だと思うんだけどな
自分の方に非があるという事は書いてあるんだし
むしろドロドロした内幕をそこで書くのは大人として非常識な振る舞いだと思うのだが
萩尾本にもモレがある、というか
あくまでも萩尾先生のフィルターがかかった古い思い出
50年間の間に何度も反芻してるうちに
萩尾先生に都合のいいように整ってると思うよ
だって人間という生き物は萩尾先生に限らずみんなそういうふうにしちゃうものだから 何度か出てるけどいじめっ子いじめられっ子でまとめちゃうと話があまりにも卑近過ぎて
それに反論するとなんだかもう小学生の喧嘩みたいになっちやうし
結局、察知してたらしい木原敏江さんが何度も言ったという「個性のある創作家が二人同じ家に住んでは駄目なのよ」が真理だと思うなあ
創作家ペアは友人でも夫婦でも、一方が狂うとかお互いボロボロになるとか色々あるじゃない? >ここの人間は皆同じ
>大体の普通の人にとって
頭のおかしな人の判定基準
・「みんなの意見」「他の人もそう思ってる」など、自分の意見なのに他人もそう思ってると力説する人
他人が自分とは違うという事実が受け入れられない人です。 だいたい竹宮、萩尾という作家が「大体の普通の人」であるわけがないという話でね >>519
一般論の話だよ
この程度の話で「頭のおかしな人」扱いするっていうのも…
自分こそ違う意見をスルー出来ない、受入れられない人なんじゃない?
自分はそう思わないけど、でスルーすればいいだけよ 大泉の話を書いた目的は本に書いてあるとおりでポーの再開とは関係ないでしょ
再開が1年以上前でそれ自体がNHKニュースにもなって、今更辛い思い出を掘り返すメリットないもの
今回の本が漫画家として培ってきたスキル炸裂してと思ったし
萩尾さん怒らせると怖いなと思ったし、人によっては慇懃無礼にみえる卑下しっぷりだし
意外に辛辣だとも思ったけど人間だからな〜ある種の執念深さ・観察眼ある作家ならさもあろうし
絶縁以降の記述が当時なのか現在なのかよくわからん感じなのが迫力出てるね
ところで山本編集長に後年一度すごく怒って絶縁だとかいった話の詳細知ってる人いる?
山本さんが生きていたら真っ先にコメント求められそうだけど、どうなんだろ
あと山岸さんイタコ話は以前の講演のファンサイトのまとめの方が、
その場で父親の話を出してないのにいきなり山岸さんがイタコってて巫女度がアップしてる >>474 アーサーのバンパネラフラグ
いや、逆に女に過去の女性問題バレて逃げられたくらいで
池に飛び込んで「エルフになる!」とか
仲間にしたらヤベーやつじゃないですか
グレン・スミスより不良物件?ですよ >>523
たしかにキング・ポーに怒られそうな物件だなあ 私は鬼だとか人間は嫌いだとか言っておいてアーサーも隅に置けん奴と思ったわ 萩尾さん側の陰湿さなんて別にどうでもいい
放っておいてくれたのにこういう本を書いてたなら問題だけどあちらが勝手にいい思い出にして掘り返してきたのよ
ここに書いている人にだって一つや二つ今回の萩尾さんの被害に似た経験を持つ人はいると思う
それでも普通はやり返すことなく泣き寝入るしかない
力関係が加害者側にあるままだとそうするしかない
でも萩尾望都レベルまで力を付ければ泣き寝入る必要はない
表現力でそれを見せつけてくれた、すごい一冊だった
その結果萩尾さんがのぞむのは、ただ放っておいて欲しいということだけ
いくらでも追い込むことはできたけど、それをのぞんでいるわけじゃない パクリというのが本当にある場合もあるので
今回の萩尾さんの造語の「排他的自己愛」っていうのが一人歩きして
それはそっちの排他的自己愛のせいで心の狭いそっちが悪いと裁断するような風潮にはなってほしくない
但し萩尾さんのケースの場合普通に寄宿舎ものを描いていておかしくない状況があって
また諸々の設定(サンルームや中州など)もパクリではなかったわけで
大事にしていたものを同居人に先を越されて怒りを覚える竹宮さんにも言い分はあるとも思うけど
吊るし上げなど「やられた側」の萩尾さんがまだ引きずるのは仕方ないと思う
また今回は真相をわかっていない人達があれこれと押し付けてきたという要因もある
でも目の病気に到ったのは萩尾さんもかなり繊細だったのでそこについてまで竹宮さんを責めるのは酷かな
あの吊るし上げ行為は嫌いだしやられた側の萩尾さんが気持ちを引きずるのも仕方ないと思うが
それ以外の人達が、その昔の件であまりにも竹宮さんや増山さんが悪く思われるのも気の毒に感じる
竹宮本には竹宮さんによるバイアスが、萩尾本には萩尾さんによるバイアスがかかっているとも思う >>526
>あちらが勝手にいい思い出にして
あんた「あちら」の本、読んでないでしょ 訂正
それ以外の人達が、その昔の件であまりにも竹宮さんや増山さんを悪く思うとしたらそれも気の毒に感じる 私は今回の本について「萩尾さんの表現力」がけっこうクセモノと思った
まあそれは竹宮さんについても言えているかw >>528
未熟でしたごめんなさい
老婆になったのだしゆるしあいましょう
っていい思い出にしてないの? >>531
え、ほんとに読んでないで萩尾さんの言い分だけをきいて
竹宮さんを非難してたの? 萩尾さんの文章にはファンに「ピュアな天才作家の敵」って思わせ
竹宮さんを攻撃させるような誘導があるのだろうか
無意識なのか意識的なのかわからないけど 竹宮さんを非難してるかしら?
避難してるとしたら50年たって過去を掘り起こしている行為
それは彼女の本を読まなくても非難できる部分だと思うし、竹宮さん側にどういう意図があるにせよ、読む必要は感じない 当事者じゃないのに一方の言い分だけきいて
怒りまくって話を広げるような人が
物事を複雑怪奇にしちゃうんだよなあ、と思う
結果当事者のひとたちが更に苦しむ 竹宮本は都合の悪い箇所を語らず綺麗に塗り上げているかもしれないけど
語られていたのは萩尾さんへの嫉妬であり、萩尾さんは全般的には業界人が一目置く天才として描かれてポジティブな描かれ方
萩尾本になるとそこが変わってくる
萩尾さんが昔のことを引きずりまた和解を拒絶することを悪くは思わない
でも結果的に、竹宮さんや増山さんが嫌な奴としてネットその他などで間接的に(本人にダイレクトにではないという意味で)
吊るし上げられ悪く思われるような状況を作ってしまった
それは良かったのかな?と思ったりもする >>525
でも顔見ただけで「本気の相手じゃないな」とわかってしまう残酷さ >>537
萩尾さんは「鈍感」だからそうなるとは思わず自分の気持ちを訴えただけ
または、
「鈍感」というテイで吊るし上げて悪く思わせたかったので目的を果たした 対談とかオファーが来た時に竹宮さんがこういう経緯で萩尾さんとは
絶縁状態なんで無理ですよって言ってればなあ… >>535
自伝出すなら触れないわけにいかないのでは >>522
山本編集長って、このタバコに黒メガネだよね。
「11人いる!」を書く前のころを回想した一コマ
編集サンと戦闘的な打ち合わせ
https://image.middle-edge.jp/medium/0d0aef75-b519-4d12-ab51-cc447c3c1adc.jpg?1513040630
https://middle-edge.jp/articles/9xE0P?page=2
『デクノボウ』(「別冊LaLa」1983年オータム)より
出典 萩尾望都作品集15『モザイク・ラセン』p197 1986.4
竹宮本では、欧州行きの見送りで
『「おまえらもう帰ってくんなーっ、バカーッ」と叫ぶYさんのガラガラ声が聞こえた」』
と書かれるくらいなので、そういうのが平常運転なのでわ 忘れることも許すことも不可能な過去を持つ人と
そういうものは持ってない人とでは
大泉本に対する感想が真逆になると思うよ
それが悪いとかではなく >>488
自分のお気に入りの品物まで、萩尾さんにしまうのではと病的に心配していたり(城さんの文章)、
かなりヤバい精神状態よね。
祖母や満州で芸者をやっていた義理のおばの人生を描いた「紅にほふ」では、
戦後、息子に距離を置かれ、心理的にストレスがあった時期のおばが
一時的に言動が病的レベルでおかしくなる描写があって、
竹宮さん本人らしい姪が「ストレスがあったらそんなことくらいあるでしょ」
とさらっと理解を示していたけど、このときの経験からのセリフかもね。 >>517
50年前でも、思い出になる確執と思い出にならない確執があるみたいよ。
身近にも、関わりが薄くなり半世紀以上が経ち、相手が亡くなった後も、
どうも完全には思い出になってないような確執がある。
若い頃の自分の存在確立の根っこに関わるような確執だと残ってしまうんだろうと思う。 >>542
40ページあったら、もっと描き込めただろうな。11人いる。
たった32ページなのか。 >>541
自伝本に出てこない過去の関係者もいるのだから、出さない選択肢もあったし、数行ですませることもできた
それをページをさいて書いたのは、「あの萩尾望都」だからなのよね
だったら、「あの萩尾望都」がどういう対応をしてきても受け止めるしかないよね >>523
私もあそこは笑ってしまった
パトリシアを追いかけたんじゃなくていきなり池に飛び込んでエルフになる!って
ダニーが金目当てで来たにしても、アーサーは身に覚えありまくりみたいだし
なかなかのダメ男では 今回メインで出てたダニーって、クリフォード風味だけど
鼻に萩尾望都的じゃない違和感感じて
アシさんにお任せ?とか思ってしまった。 >>550
萩尾キャラにしては珍しい造形だったよね
性格も最初は穏やかで善人っぽく振る舞ってたのに
エドガーにはぶっ殺すぞ発言とかなかなかいいキャラだった
惜しい人を亡くしたw 今回の作画は、解像度の違う絵を切り貼りしてるような気がする
最後のコマのエドガーとアーサーが典型的なんだけど、手前に大きく描かれてるキャラは太い線でざっくり描かれてるのに、遠くに描かれてるキャラは細い線で細かいところまで描かれてるように見える
遠景のキャラは大きく描いた絵をそのまま縮小して貼り付けてるんじゃないかなあ
デジタルだと好きな部分を拡大・縮小できるけど、そこが裏目に出てる感じがする >>552
アナログからデジタル移行した人にありがちな感じだけど
萩尾さんのお年でまだ現役で新作書いてくれるだけでも感謝しかない
しかもポーの新作だもんよ 作画はたぶんデジアシさんがいるだろうから、これからはうまく調整してあげてって思うわ フラワーズ、昨日うっかり買い忘れました。
このスレやアマゾン楽天などを見たら売り切れって聞いたから、(アマゾンはボッタクリ価格で扱ってたな)
ダメ元で今日朝一で近くの小さな書店へ行ってみたら普通に置いてた。ほっとした。
売ってなかったらちょっと遠い大きめ書店に足を伸ばす予定だったけどよかったよ〜。
ついでに大泉本も購入。こちらはこれから読みます。 若き日のパトリシアの手紙は何故アーサーに届かなかったんだろう
メリッサ夫人の知るところとなって握り潰されたのか両家の使用人のどちらかが主人を思って渡さなかったのか 手紙が届かなかったのは誰が妨害したのか
アーサーは本当にピアノ教師とは懇ろになっていたのか
気になる 反対してたのは母親だけみたいだから、彼女だろう>手紙
アーサーは身に覚えがあった感じ。でも、本気で結婚する気はなさげなところが… >>549
今回のMVPは犬だな
えらいぞフォルテ!
しかしいくら大型犬でも大の男を咥えていくのは無理だから
アーサーは結構自分で泳いでいたと思うわー
あれって自分の黒歴史にうわーーーってなって衝動的に飛び込んだだけじゃん >>527
あなただけじゃないけど
「つるし上げ」って言葉は大勢で少数をよってたかって批難する行為だよね
2人は声を荒げたりせず「なぜ男子寄宿舎にしたのか」「なぜ川や温室が出てくるのか」
と質問されたと萩尾さんも言っている
ミスリードさせたいのか無意識か知らないけどこれをつるし上げというのはおかしくない? 「つるしあげ」は集団でこき下ろすことで「こき下ろし」はひどく悪くいうこと
創作家にたいして盗作したと言われるほどの悪い言われ方はないと思うので辞書の意味として間違ってはいない
声を荒げてなければつるしあげとは言わないというのは成立しないかな 「吊るしあげ」て少人数で罵声怒声なくてももあり得るでしょ。「総括」。 ミスリードしてるとミスリードさせたいのかもしれない >>527
吊るし上げだけど
2対1
しかもそのうちの二人も個性が強いから十分多数対少数の構図での不利さがあると思います
また萩尾さんが描いている通り、竹宮さんの静かな口調での問い詰め方がまた怖さを感じさせていたそうなので 話題になってるAmazonの書評を読んだけど
まずあれだけの文章をさらっと読ませる筆力に驚いた
内容的にも頷ける部分も多く
やっぱり萩尾さんはある種意図的に自分の無辜さを戦略的に使ってる節はあるなと思ったなあ
それと作品に対する評価はまた別のものだよね 夜の呼び出しはちょっと気に入らない新参を校庭の裏に呼びつけるイジメの構図w
竹宮側では萩尾を責めたこと自体なかったことにしたかったんだし
ジャンル愛が高じたのとパイオニア意識が強過ぎたゆえの行為だったことはよくわかってるんじゃないかね
しかし竹宮さんがやったことは消せないし
創作を仕事にする人間には綺麗事で済ませられる話ではないから理解し合えませんで終了だね
大泉サロンで一儲けを企む連中に冷や水ぶっかけたのはある意味痛快 ネタということで
この一件で竹宮萩尾両者のパーソナリティに関心を持ちホロスコープを出してみた
アマゾンのレビュアーの方が「頑な」という言葉を使っていたけど
萩尾さん、西洋占星術で見ると
太陽は頑固な獅子、月は執念深いとも言える蠍座ほか主要な10の星のうち7つが不動宮なんだねw一旦傷を受けると引きずるのもさもありなん
しかし水星は饒舌で表現に向く双子座、そこにイマジネーションの海王星(天秤座)がトライン(天性の吉角)
更にその間に冥王星(獅子座)があって小三角形で
やはりこれも表現力や情報収集能力や表現者につながり
カリスマ的な漫画家として大成功したのもさもありなん
これだけ不動宮が多いならハードアスペクトのできる可能性は高いのに少なく(出生時刻による月の度数にもよるけど)
月以外については、金星土星スクエア(凶角)
目上との愛情の葛藤、不信くらいかな
宿曜占いでは心宿
不思議ちゃん、サービス精神ありだけど、実は心の屈曲があり、外面とは逆にしたたかな面も
竹宮さんは太陽星座は不動宮(月は山羊座)だけどホロスコープは活動宮が多い
月以外に関して言うなら、アスペクトが少ない
世代相(地球から遠くゆっくり動くため同じ年代の人が共通して持ちやすい)だけ
オーブ5でとっているのでもっと広くとれば何か出てくるかも
レールに乗ること、周囲のニーズに応じ軌道修正するのに向いている感じはある
だから優等生タイプがありがち
月山羊なのでしっかり計算する一面もある
宿曜は女宿
安壊ではないのでそう相性は悪くないと思うけどどっちも複雑な者どうしっぽい
ホロスコープ出したらこんな感じってことで、だからと言って実際のお二人はこういう人と断言するつもりもないので
ネタです たかがAmazonの書評に筆力も何も無いわ
読んでもらいたい願望だだもれ 竹宮さん増山さんは、少年愛のイデアの創始者になりたかったんだろう。
で、こうでなければならないを突き詰めてたのに
横からヒョイッと萩尾さんが別の物を描いた。
これが許せなかったと。
でも、創作者なら自身の中に生まれたアイディアを作品にしたいだろうし
萩尾さんは作家の本能に従っただけ。
(現に11月のギムナジウムの時は問題が無かったのに)
どっちの心情も理解できるが、竹宮さんたちの糾弾や
その後の24年組に萩尾さんを含めて
自分たちの業績の一部に包み込もうとする下心には
凡人あるあるで、陥っちゃいけない堕落に思えて
身を引き締めずにはいられない。 お誕生日はエドガーと同じ5月12日🎂 >>568
いや結構な話題になってるんだよ
あれだけの熱量あればそりゃ人目には付くし
自分はそれほど熱心なファンではないし
世代からも少し外れてるので
あの手の評論に対して冷静に読めるのかもしれないけど
いわゆる信者の人からすれば面白くないというのはあるだろうね 増山さんがなんだかなあという感想だったな…
増山さんはキャラクター作りとか世界観設定とか自分にとって楽しいことだけしたいけど
漫画とか小説にする苦労とか努力はしたくない、辛辣な批評とかもされたくない
何かを表現してそれを世に問う以上、良い反応だけが返ってくるとは限らないって
萩尾さんは重々覚悟のうえで漫画を描いていたんだろうし
そういう増山さんの考えや態度とは相容れないものがあったんじゃないのかなと思った
他人の才能にぶら下がって自己実現してるつもりになってるっていうかさ 増山さんは大泉に集った人たちにいろんな本や映画を勧めたりして
才能ある人たちの中で自分はブレーンとか教え導くみたいな立ち位置だと思っていたのかな
影響を与えたのも確かなのかなとは思うけど
この映画は少年愛的な観かたをしなきゃダメとか
描いた漫画に対して少年愛の話になってないからダメとか
萩尾さんにとっては見当はずれなことも多かったんだろうね 増山さんは労働する必要のない富裕層の人で
萩尾竹宮は地方から上京して自立することが先ず第一義だった人だから
そういう階層の差ってのはあったと思うよ
階層の差としか言えないものがそこにあったんだろうけど
それをそうと表現することは出来ないんではないかと >>565
あの書評もなかなか興味深かったけど、
後半要約「いい年して、なんで若い頃の友人の過ちを許せないんだよ?」ってえのは、
そんなの人の勝手だろ、としか思えないなw
最終的には許すしかないだろ、それが年齢を経てきた人間の知恵だろって言われても
そんな誰もができるこっちゃないわよねえ。神様でもない、人間だもの。みつを 話題になってるamazonの書評
許した方がいいというのには同意しないが、喧嘩するべきだったには同意 その結果が訣別だったとしても
で50年前に出来なかった喧嘩を今やっとできたと思うと書籍の内容も納得できる
まあ喧嘩ができる精神力を持っていたら数々の傑作は生まれなかったかも アマゾンの書評を読んでみた
途中からレビュアーの自己投影になってない?
他のをみると自分の思い出語り的なレビュー多いけど、
あれは自分というキャラクターを語ってるような印象だったよ 萩尾先生は記憶力がいいから昔の辛いこととかが忘れられなくて
いつまでも傷が乾かないままなのかな、なんて思った あの書評の全部が全部優れた評論だとは思わないし
独身だからどうだ、みたいな箇所は何だかなーとは思ったが
やっぱり部分部分では共感するとこもあった
Twitterでそこそこ話題になるのは解る
結局読者も既に中高年が多い訳で
長く人生を共にしてきた偉大な漫画家さんが出した本でも
まるっと鵜呑みにするほど初心でもないって話に尽きるのかも >>579
長いからだと思ってたけど
途中から引っかかって読み辛いというか目が滑ったのはそれか 許してやれよは余計なお世話だと思う
まぁ最初に石( 本)投げてきたの向こうだし
こっちも石( 本 )投げ返してあいこって事でいいんじゃないかな あとは本人同士の問題
竹宮さんの本も売れ行き伸びそう もしかしたら漫画家として潰れていたかもしれないという可能性を思うと
よく続けてくれたと感謝しかないが
小鳥の巣トーマあたりの絵柄と作風のままのびのびと新作が描けた未来もあったのだなあ
全く余計な事してくれたよ >>583
これに比べたら竹宮本は自分たちの脳内疑念が
萩尾さんに対してどんな酷い言動を起こしたかなんて詳細も謝罪も書いてない
「サロンを共有した」感謝は捧げているけど、萩尾本によると「大泉サロンとは竹宮増山のお二人のことです」
ってことで、まじ容赦ない
終盤は当たり前だが自分の仕事のことしか書いてないし
少年愛革命ガーっていう美化本
便乗であの本まで売れるとかやめてくれって感じ >>585
私は竹宮本は図書館で貸りるから、売上には貢献できないけど、竹宮先生の言い分は読む価値はあると思う。 山岸さんの「アラベスク」のユーリとエーディクのくだり読み直したくなったわん ジルベールの方も尼で小学館文庫の1位になってたし、
売上的にはwin-winで出版社は嬉しいだろうね 大泉本を読んで、なんかありがとうドジ様…と思ったので木原敏江の漫画を何冊か電書で買ってるw >>589
わかる
木原さんは摩利と新吾をちらっと読んだことしかなくてほぼ知識ゼロだったけど、興味湧いてきた
ちょっと読んでみたくなってるw 自分は今回の事で少ジル発売当時買って持ってるけど文庫は文庫用あとがきがあったと知ったので注文したけどな
あと読者の萩尾下げも竹宮下げも不快 赤本、萩尾望都作品集2「塔のある家」
木原敏江さんのあとがきオススメ
モーさまが越してきたらうれしい?の会話のくだりや
少女マンガへのスタンス
今読むとなおさらそうだったのかと思わされた 私が買ったのは「日なたへ日かげへのロマンス」「愛しき言つくしてよ」(万葉集からのタイトルだけどセンス素晴らしいよね)「エメラルドの海賊」 >>593
どれもいいけど特に風恋記が好き
とりかえばやも
しまりんごと天まであがれは文庫版持ってる
それにしても新選組やら吸血鬼はあれ以外認めない〜ってケチつける読者、
当時にしたって狭い視野だなあ 新選組ネタの漫画も一杯あるのにな。
和田慎二や渡辺多恵子もその手の人に文句言われたのだろうか?w >>593
銀河荘なの!
あるシーンでは何年経っても読む度に泣いてしまう >>597
渡辺多恵子は自分が言った方として名を馳せてるな 渡辺多恵子は読者以上に作者が偏狭なのでw
ついでに話の畳み方が斜め上だったのでスレ炎上した
そして渡辺スレでも大泉本に言及されてた あ、そちら関連の話にはうとかったです。なんか新選組漫画かいてたなぐらいの認識しかなかったw >>598
木原さんの漫画は泣かされるシーン多いんだよね >>604
イカルス好きだった 実はフレディがモデルでは無かったと知って驚いたわ >>603
吸血鬼だったことがばれて
「僕の言ったこと信じてなかったの」って言うシーン
思い出すだけて胸がキュっとして泣きそう >>608
あー、あれは泣く
フリーが兄ちゃん達と別れるシーンも泣く ともかく、ここで「24年組ガー」だの「ギシ」だのと、したり顔で言ってた
クソマニアどもは立場がなくなっちまいましたな。
萩尾が全否定してるんだよ、お前たちの事をな。気づけよ、さすがに。 611
底辺の三下みたいな言葉遣いだね
それだけであぼん案件だと気づけばいいのに >>584
本当にそれな
当人達にしか分からない事を他人が断罪すべきじゃないとは思うが
あの時代の萩尾さんにしか描けなかった作品を読み損なった事に関しては
ファンとしてただただ残念 >>590
木原作品は絵の華やかさに埋もれがちだけど、言葉の美しさが素晴らしいよ いわゆる「24年組」といえば、萩尾竹宮山岸とよく名前が並んでた大島弓子さん、
本人も山岸さんと親交があったはずだし萩尾さん竹宮さんも高く評価してたらしいのに
大泉関係の話には全然出てこないの、ずっとなんとなく不思議に思ってた
増山さん評価が低かったんだろうなあ、少年愛には興味なさそうだもんなって
今回の本を読んで腑に落ちたわ Flowersを試し読みしたけど、今回は線をデジタルで引いてるんじゃないかな
ど素人だけどそんな感じがする
デジタル勉強してるって木原青池鼎談で言ってたけどいよいよデジタルメインに
移行するのかな…? >>616
大島作品で少年愛が出てくるのって「つぐみの森」くらいだっけ? 大島さんもゲイはたくさん描いてるけど、青年だよね
『パスカルの群れ』は高校生だっけ >>603
無限の住人のラストがなんかデジャブだったのはそれか デジタルだと別々に作画された絵を一つのページに構成した時のバランスがおかしくなりがち
ベテラン作家がデジタルを導入するメリットの一つに老眼対策があると思うけど、
老化による眼の衰えが進行していると上手く調整できないのではないか
竹宮さんの「エルメスの道」の場合、書店でざっと観てみたけど
新たに描かれたタブレット作画の部分、既発表部分と全然見分けがつかなかった >>620
バナナブレッドのプディングは・・・大学生か
女好きの峠さんに恋するサッカー部員奥上君のエピソード、切なくて好きだ
でも男どうしの関係に萌えて描いてる感じはしない
人物をフラットなまなざしで見てるというか そうそう、ゲイが全く出てこないわけじゃないけど
「少年愛こそが美よ」って思ってる感じは全くないというか
それぞれに必死に生きてて愛しい人々の中に同性愛も含まれてるって感じ
つるばらつるばらなんかもそうだよね >>567
へー絶対月とか土星にハードがあるかと思ってた
親御さんとの関係からして
親御さんのライツと干渉し合ってたのかな あ、月は出生時刻がわからないから読めないのか
失礼 出生時刻と出生地までわからないと正確な出生天球図は作れませんね。 大島、山岸、萩尾が24年組の代表かと思ってたわ
その三人は全集を集めてた 読者からしたらすでに揺るぎない地位を手に入れた巨匠だけど
萩尾さんの中にはあやうく業界から消されるとこだった無名の新人が
今も生き続けてるんだな
そういう人だからこそマイノリティの孤独を描き続けられるんだろうし >>616
大島さんは萩尾さんとはずっと交流があるはず。
大島さんが保護した子猫を萩尾さんがもらうエピソードが10年くらい前の、大島さんの猫漫画にあった。
でも萩尾家先住猫と反りが合わずに、他にもらい手を探して移ったらしいけど。
竹宮さんは大島さんのミモザ館が好きだったとか、何回かコメントしてる。
増山さんは90年代くらいのインタビューで、萩尾さんも竹宮さんも本を知らなくて、
あれ読め、これ読めといろいろ教えた自慢をしていたことがある。
「本当に何も知らなくてびっくりした」みたいな言い方。
今回の本を読むと「少年愛に関する本を何も知らなくて」という限定付だったことがわかった。
いろいろな人から情報得ているものね。
それに作家にとっては、いかに肥やしにして作品に還元したかよね。本は。 今回の本で増山さんへの当たりがキツく思えたのは、もともと友だちだったからなのだろうか >>576
もともとの家庭の状況は大差ないと思う。
萩尾さんのお父さんは財閥系企業のホワイトカラー、バイオリンが趣味で、
萩尾さんも小さい頃からバイオリンと油絵を習っていた。
竹宮さんのお父さんは中野陸軍士官学校卒、出世して徳島から東京への転勤をしているからかなり大きな企業勤務。
竹宮さんも小さい頃に日本舞踊を習い、四大に入学。
当初に経済的ゆとりに差があったのは、増山さんは自宅が目の前なのに対し、
萩尾さんと竹宮さんが上京して自分で生活費を稼ぐ必要があったからだけで、
それも別離前後に逆転していると思う。 >>633
>>633
竹宮本の欧州行きの旅費について増山さんは
『「私、成人式には出ないから、振袖なんか要らないから、ヨーロッパに行く費用に使わせて」とお願いしたのだという。
「足りない分はあとちょっと。伊勢丹でアルバイトして用立てるわ」』
旅費が一人30万円の計画だから、振袖は20万弱な感じだろうか?
あのころみんなまだ二十歳そこそこなんだよなぁ… 欧州行きは、竹宮さんと萩尾さんの認識の差が興味深かった。
竹宮さんの記憶
竹宮:古本の「ヨーロッパ鉄道の旅」を読む
増山:あーあ、ヨーロッパで本物を見たいなぁ〜
竹宮:行ってみようよ! 貧乏旅行で
増山:無理
竹宮:地図、時刻表、6ヶ国語辞典購入したぞ。
増山:アルバイトして旅費の足しにするわ
竹宮:萩尾さんは即座に賛成してくれた。
萩尾さんの記憶
30万円の臨時収入。 これで欧州旅行できるかな?と竹宮・増山両氏に相談。
増山さんがとても乗り気。 すぐに旅行計画を提案してくれた。
出発前の打ち合わせも、ほぼ増山さんに丸投げ。
旅行中は、竹宮さんに列車乗り換え・ホテル予約など任せっきりだった。
竹宮さんは以前から計画立ててたの?
つまり、このころから竹宮さんと萩尾さんは直接コミュニケーションがとれず、間に増山さんを挟まなきゃいけなかったのだろうなぁ、ってのが窺えちゃう。 その時期の大卒初任給でこんな感じ。
アルバイトになると、時給が高めの都内百貨店でも\200/時とかだったんじゃないかな。
なので月に4万円で2ヶ月から3ヶ月くらいアルバイトするつもりだったのかも。
大卒初任給
1973 (昭48) 62,300円
1972 (昭47) 52,700円
1971 (昭46) 46,400円
旅行予算30万円も今の100万円くらいだけど、$1=\265の時代なので、今の慎ましい海外旅行を想像するといいかも。 >>631
その保護猫の話にはもう一つの偶然があって
実は大島さんが見つける前に漫画家の今市子さんが散歩中に見つけたんだよね
でも今さんは文鳥多頭飼いで連れ帰ることができなくて泣く泣くその場を離れたの
その後大島さんが見つけてくれて萩尾さんにという3人の漫画家に縁あった >>636
あーなるほど…で旅先では竹宮増山と萩尾山岸に分かれて行動ね >>636
大泉二年間の後半一年は竹宮さんは増山さんの家に入り浸りで、萩尾さんはささやさんといることが多かった、とも書いてたね
ちょっと気になったのが別々に暮らすようになってからも萩尾さんはちょくちょくOSマンションに行ってたけど、竹宮さんは週コミ連載のウェディングライセンスで忙しく、
萩尾さんは別コミは編集部から送られて来るけど週コミは買わなきゃならないからOSマンションで読ませてもらってたけど、読み損ねたりして竹宮さんの連載の内容をほとんど覚えてない、ってあたり
こういうところにも決裂の芽を感じる >>636
当時お二人の間にコミュニケーション不全があったとは思えなかったなあ
ただ萩尾さんは疑問があっても自分の想像で納得して、人に聞いたり確かめるということをしないからスレ違うんじゃないかなと思ったり
24年組の件でもその前に山田ミネコさんとメールでやり取りしてるんだから、一言「私はこういう経緯だって聞いてるけど本当?」って聞けばいいのに
あやふやなまま本にしてネコさん困惑させてるし >>636
6カ国辞典、当時の外国旅行の報告によく出てきたよね。
今だったら翻訳アプリか。 >>642
まあでも、山田ミネコさんと編集が「同じ年生まれで活躍してる人多いね(漫画家に限らず)」
という意味で二四年組という言葉を最初に使ったということがわかったね。
その後、二四年組という呼称がなぜか一人歩きして「24年近辺生まれのすごい少女漫画家群」
になってしまい、それには山田さんは関わってないと。
昔から、ジャスト24年生まれでない人を含めて24年組と呼ぶのはなんでやねーんとは思ってたw >>642
先に竹宮本をよんでいたので、この記憶の差におどろいた。
同時に、萩尾さんは絶縁後は両氏が書かれたものを本当に読んでおらず、この本の編集者たちもあえて指摘せず、そのままにしているんだなと思った。 >>636
それは気づいてたけど、ずっと昔の話なのでお互いに記憶も曖昧なはず
以前から竹宮さん増山さんが欧州旅行を構想していたところに、
臨時収入を得た萩尾さんが欧州旅行について相談、一気に具体化
それまで増山さんの渡航費用問題が障壁になっていたが、
萩尾さんの提案に背中を押され、なんとか捻出
・・・なんてとこだと思うけど
竹宮さんにとって旅行決行は既定路線だったので、萩尾さんの提案は
実現を決定したこととしては印象になかったのかも
あるいは、単にどちらかの記憶違いとか 萩尾さんなら脳内記録(記憶)が鮮明なのでは?と思ってる クロッキーノートが当時の日記替わりになっていると書いてあったからそこからの引用なのでは
さすがに全部記憶してるとは思えないけれど 萩尾さんも「うろ覚えですが」とか書いてるところもあるので、そこまで記憶が完璧ではないのでは
ところで、山岸さんはこの頃アラベスクを連載中だったんだよね
連載を休載して、その号は総集編みたいな付録を付けている。
ヨーロッパ取材旅行ということになってたので、りぼん編集部も協力してくれたのかなあなんてぼんやり思ってた
ソ連なんか当時は一般人はなかなか入国できなかったみたいだし 上の猫関係レスでわかったけどそれで今市子さんの巻末エッセイ漫画かなんかに萩尾さんが出てきてたんだね
どう言う繋がりなんだろって読んだ当時ちょっと不思議だった
プライベートの事なのでもしアウトだったら無視してくれていいけど
その今市子さんのエッセイ漫画で萩尾さん息子さんを連れて来たって描いてあったような記憶がある
でもAmazonレビューの人とかには「独身だから」と言われてたしどっちなんだろって
まあ本当に独身でも息子さんいても今は独身とかもあるけどあのレビューの人とか時々他で見かける書評で独身できたからダメなんだみたいな言い回しあるからさ 山岸さんを連れて行くことでビザが取りやすかったとか?
アラベスクでのオペラ座の描写はヨーロッパ旅行のおかげかな。
でも本当に山岸さんが参加してくれて良かった。でないと萩尾さんがぼっち行動になるところだった。 >>653
アラベスクでノンナがパリ土産のドレスを自慢するところを読んで、ヨーロッパ旅行をした山岸さんも何かしら向こうのものを買ってお友達に披露したのかなーなんて想像してたよ
もっと各人の当時の旅行記が読みたかったな… 私も>>647あたりが真相に近いんじゃないかなぁと想像する。
萩尾さんは計画立てたり出発前の打ち合わせも増山さんに丸投げ
(=増山さんがメインでやっていた)という認識だけど、
これは萩尾竹宮の両氏はお互いに売れっ子作家で
こう言っちゃなんだが一番暇があってブラブラしてた増山氏が
連絡役になってて竹宮氏の計画を萩尾氏に伝えてた、ってことだと思う。
あと>647さんはもともと竹宮+増山の構想と見てるけど、
漫画家二人と違ってまとまった収入はなく「無理」って言ってたみたいだし、
実際には竹宮さんだけが計画練ってたと思う。
萩尾さんの提案で一気に具体化したので、
1人置いて行かれたくない増山氏が参加に転じたということかと。 アマゾンレビューで
「風と木」について、「よくよく考えたらこの人たち年食ったら相当気持ち悪いのでは?」
って書いてる人いて笑った >>626
そう
月は出生時刻によって大きく作用される
親御さんとの関係は金土ハードにも出ていると思います
金(美、財、楽、愛情)と土(年長者、体制や権力、堅実)
だから愛と年長者のハードあるいは土星的資質が悪く出て不信とか
もしかしたら大泉の件にも出ているのかな
それにしても幌通りに才能が開花した感じですよね
発信向きの双子座にあって品位のいい水星に冥王星海王星で小三角
乙女座にあって同じく水星の品位がよく土星冥王星とタイトなソフトを持っている知人が
文章を書いては評価される人だったけどお話作りは苦手だと言ってた
その点海王星はお話作りにも絵にも向いている 何の因果か
長らく廃盤だった寄宿舎〜悲しみの天使〜 のBlu-rayが6月に発売だそうね アオイホノオを思い出して
増山さんって山賀博之の性格と行動力に岡田斗司夫の財力とオタク知識を加えて腐女子にしたような人なのかな?って思った >>661
かもなあ まあ
岡田氏のエピソードは信じられんほどやけど。 笑顔全開になると皺くちゃになるし鼻腔が広がる
それをボトックスだのお直しだのいうバカがいるからでしょ
いつになったら学ぶんだろ ヨーロッパ旅行の予算も萩尾竹宮で食い違っているのね。
30万と70万、二倍以上違うのはさすがに違い過ぎる。 >>665
なので現地各所で別行動?
ソ連に強い旅行社に依頼したのだろうけれど、あの時期にシベリア鉄道経由で渡欧して、途中ボリショイのチケットの当日チケットに行き当たるとか…なんかすごいね。 >>665
竹宮さんは大量の写真フィルムに大量の資料本を都市毎で日本に送ってたらしいからその辺の費用が別に掛かってるのではと思った フィルムかあ
そりゃそういう時代だもんね
全部現像するだけでも相当な金額だったろうけど
他に資料がないんだもん
撮って撮って撮りまくるよね
現地でしか買えない本も山ほどあるだろうし >>647
>>656
妄想
竹宮@スランプ:古本の「ヨーロッパ鉄道の旅」を読む
萩尾@30万円:増山さん、ヨーロッパに安く行けないかなぁ(増山さんに言えば、竹宮さんにも伝わるでしょう)
増山@音大浪人:(竹宮さんに独り言っぽく)あーあ、ヨーロッパで本物を見たいなぁ〜(30万では無理)
竹宮@スランプ:行ってみようよ! 貧乏旅行で みんなで (これを突破口にしたい)
増山@音大浪人:(小澤征爾がパリにいくのに貨物船で2ヶ月、シベリア鉄道だとモスクワまで1週間以上、体力的にも)無理
竹宮@スランプ:地図、時刻表、6ヶ国語辞典購入したぞ。
増山@音大浪人:親の援助とアルバイトで旅費を捻出するわ
増山@音大浪人:萩尾さん、(竹宮さんが)旅行計画たてたよ。
増山@音大浪人:竹宮さん、萩尾さん即決だったよ。 ID変わってるけど656です。
>>669
大昔の話で両者とも細部まで正確に覚えてはいないだろうけど
増山氏が間に入って忙しい二人の橋渡しをしてたと考えたら
二人の記憶が食い違っている点も含めてしっくりくるよね? >>667-668
フィルムかぁ、なるほど。
それも萩尾さんに見られたくなかったものの一つなのかな。もっとも、萩尾さんは全部記憶のまま描けてしまうのかもしれないけど……。 どこでも米$は使えたかもだけど、通貨統合はされてないわ、円は安いわ、情報は紙媒体だけだわ、難易度高いよね。 >>660
別スレ(?)で情報出てたけど、意外に食いつく人少なかったね
萩尾ファンは意外に興味無い?
今年1月2日放送のNHK『100分de萩尾望都』で紹介されたことが大きかったのかも
調べてみると、BDは今回が世界初リリース
HDリマスターも、おそらく初
仏版DVDはかなり綺麗だったけど、あれより画質向上してるってこと?
日本版VHSは、中途半端に画面トリミングされていた
今回、「初回封入特典 分析採録(16p)」…これは欲しい
ジャケデザインが素人臭いのが少し不満(このデザインで決定なのかな?)
海外版は、どれもお洒落なのに
https://www.youtube.com/watch?v=2jePWYC1aXE 山岸涼子 『ゆうれい談』
ttps://kikaibunko.com/ghost-stories/
>初出:『りぼん』1973年6月号付録
そうそう、別冊付録
今考えると、すごく微妙な時期に描かれたんだな 思えば昔の少女漫画って霊感強いって言う人多かったよなあ
ああいうの何だったんだろうな >>678
知ってるけど、買うほどでは…
でも、小学生時代以来読んでないのを今読み返すって、いいかも >>679
表現者は作品が「降りてくる」とか言うからね ゆうれい談は幽霊話も面白いけど色んな漫画家さんとの交流が知れたのも面白かったな ヨーロッパ旅行記は1973年の週刊少女コミック1号〜6号に「こんにちわ さようなら」のタイトルで2ページ見開きで連載。
私は6ヶ国語辞典とトーマス・クック時刻表ってのをこれで初めて知ったような記憶があるのだが……(竹宮さんが本を広げてる絵があったような?)
単行本未収録のようなんだけど、私は1973年の週刊少コミは買っていないはずなので、立ち読み?借りた?? それとも別の号に再掲されてた???
竹宮恵子の図書館(ファンサイト)で調べてみると第3回(合作カラー)が
「気分は今もヨーロッパ」(1984 新書館)P.154,
「マンション猫の興味シンシン」(1984 角川書店)P.155
に載っているもよう。 >>675
3枚目は花郁さんが「山岸さん!おうち溶けちゃったから泊めて!」て来た話かな? 萩尾さんは竹宮さんの『ホットミルクはいかが?』(1972年週刊少女コミック52号)を読んでいるのだろうか? 記憶に無いみたいだけど。
尖った天才少年、愛される凡才少年、凡才の幼馴染でツンデレなヒロインの三角関係の40p読み切り。
ツンデレと天才は運命で結ばれていると悟った凡才は、静かに身を引くという、まぁありがちなお話。
とわいえ、鬱屈としたきもちを裏側にブチまけた話でもあり、竹宮さんは萩尾さんに読んでもらいたかったのじゃないかなぁ
天才(竹宮)はありふれた称賛より、ツンデレ(増山)に認めてもらうほうが大事。
天才(萩尾)の前では凡才(竹宮)は身を引くしかない。
などなど、思いをブチ込んだ作品なのに萩尾さんは無反応。
だから竹宮さんはキレて『小鳥の巣』を貶めるも、すぐに「忘れて」「近づかないで」になっちゃったのでわ?
「撤回します」「『ホットミルクはいかが?』を読んでください」「距離をおいてください」と言えばよかったのでは?
などと考えたりもする。
増山さんは『ホットミルクはいかが?』が竹宮さんの心境を反映してものだと気づくも、
天才(竹宮)とツンデレ(増山)が幼馴染(萩尾)を置いてけぼりにする話と読み解いたんじゃないだろうか?
そうじゃなきゃ「ごめんね、寂しかったでしょ」は意味不明に思える。
2019年秋に増山さんを取材した中川本だと
”あるとき、竹宮さんから、「大泉サロン」を解体したのは、あなたを萩尾さんに取られたくなかったから」と打ち明けられた、”
いろいろと複雑怪奇だ 三人三様の真実があって、どれも正しくないけど、どれも本当 萩尾望都は自分の作品に強烈な思いがあるから、漫画を描けもしない増山女史に論評されたらブチギレだろうし、今回の本でもそれは伝わってくるけど、竹宮惠子は萩尾望都から増山女史を奪ったと認識していて、10年目の毬絵もそういう話だよね。
50年経っても引きずっている原因は盗作騒動だけじゃないような気もするんだよね。
萩尾望都が意図的に伏せているのか、amazonのレビュワー氏が指摘した記憶の合理化なのかはわからんが。 >>690
萩尾さん視点だと、最初に増山さんと仲良くなったのは自分だけど
増山さんはどんどん竹宮さんと親しくなって、好みも目指すところも一緒の同志関係で
自分はすっかり「カヤの外」のようにとらえているね。
増山さんの厳しさや考え方にちょっと引いてしまうところもあったと書いている。
・・・増山さんて、取り合いをするほどの重要人物なのかな??
竹宮さんは増山さんと出会う前から活躍してたし、色々刺激や知識を与えてもらったとはいえ
増山さんがいなくても立派な作家になったと思うけどな〜
まあ、あの当時の竹宮さんにとっては重要だったのかな。萩尾さんと温度差を感じる。 竹宮は竹宮で高等遊民の御用作家みたいに囲い込まれて結局自由に描けなくなってしまったように思って増山を恨めしく感じてる部分もありそう
それは完全に逆恨みではあるのだけど、かたや思いのまま自由にのびのび世界観を確立していく萩尾望都が嫌でも目に入ってくるし 地方の炭鉱の街で育った娘がクラシック音楽や書物に通じて次々と知らなかった文化をもたらしてくれる娘に出逢ったら憧れ惹かれるでしょう 精霊狩りに本心の一部が反映されてそう
相容れないものがあったとしてもしこりがあったとしても
ダーナが自分にとっての理想を託したキャラである以上
ほかの二人だってこの二人との幸せだった部分が反映されてるんじゃないかなと推測(あくまでも推測)
人は矛盾する感情を同時に抱き得るものだからな3 >>693
一部の評論家やらが「10年目の毬絵」に固執する理由がわからない。
「完全に符合している!」とか言ってもさー、一般的な人間ドラマとしか思えないな
主人公の前から去った毬絵は後悔しながら若死にしちゃうし、奪った男は尾羽打ち枯らしてるし
あれが萩尾さんの願望だと言うならえらい侮辱ではないか?(現実と全然違う)
「完璧だった学生時代を懐かしむ」という点をとりあげても、よくあるモチーフとしか。 盗作騒動だけだったらここまで傷つかないと思う
怒るだろうけど本来喧嘩して終わりでは
竹宮さんにとってはたかだか自分に距離を置かれただけで相手がそれほど傷つくとは思わなかったでしょう
傷つきやすさと表現者としての才能は表裏一体だったのだろうなと感じる >>693
「一度きりの大泉の話 」で増山のりえとの別れを明示的に書いていないのが不気味な気がしたよ。
「その後1年ほどは、近況報告の手紙のやり取りをしました。でもやがて途絶えました」と二行。
それこそ、「少年の名はジルベール」の中で「距離を置きたい」と二行で済ませたのに似ている。
萩尾さんが「2:1でいじめられた」みたいな捉え方をしている人が一部いるけど、それが原因で貧血になったのなら、
いじめた相手である増山さんを呼ぶはずがないんだよ。実際、本文中に「巻き込まれただけなのかもしれない。」ともある。
このときの相手は竹宮惠子だし、竹宮惠子と別れたの。
増山さんとは、その後の手紙のやり取りの中で何かがあったか、イヤな噂を聞いたかしたんでしょ。そこは省略してる。
この本では竹宮増山二人をセットで捉えるような書き方ばかりしているけど、この当時の萩尾さんの考えではないと思う。
その後、何か原因があって、二人はセットなんだと思って、記憶を封印することになったんじゃないのかなー。 >>696
でも東京に出てきてからは萩尾さんは色んな作家や編集に出会ったでしょ
山岸さんや大島さん、木原さん、キラ星のような作家の名前がならぶ
そんな中で増山さんそんなに重要?とか思っちゃうのよねw >>702
優れた作家とメンターの役割を果たす人はまた違うんじゃないの
増山さんは作家では無かったけれど
また別の役割をする人間だったと読んだけど 二対一での状況は竹宮さんが増山さんに「告げ口」した感じじゃないかな。
で増山さんは「盗作であるなら、それも問題だけど、それよりも偽物なのが許せない」 トーマの心臓の初回のアンケートが最下位でいきなり打ち切られそうになった話は「思い出を切りぬくとき」にもあるんだけど、
そこでは担当のIさんが直前に編集長になってて顔色が青かったり「編集長の僕に売り上げの全責任があるんですよ」とか「こんなに大変だと思わなかった」と役職のプレッシャーがしんどいのが打ちきりの原因みたいな描写があるんだよね
最後は「今ではIさんとの間では笑い話になってる」て感じに締めてたから、大泉本で盗作疑惑のせいで?みたいな話が出て来たのは驚いた
長年漠然と思っていたことを書いたのか、記憶を掘り起こしてるうちにどんどん悪いほうに想像が向かったのか 本読んでると竹宮さんへの感情よりも増山さんへの感情の方が
ドロドロとしていて強いように感じる >>706
作家同士なら同じ舞台に立ってる人と思えるかもしれないけど
そうじゃなかったから余計厄介だったってのはあるだろうなと思った
竹宮さんとはすっぱり決別したのに
増山さんとはしばらく交流してたっていうし
その辺も含めてもう二度と思い返したくないんでしょうね 706追記
竹宮さんは萩尾さんを認めてたけど
増山さんは萩尾さんを(少年愛作家としては)認めなかった人
だからより強い感情が向くのかも知れない
萩尾さんをなかなか認めなかった両親への感情が愛憎入り交じって強いように 萩尾さんにとっては作品だけが唯一他人へまっすぐ届けられる言葉なんだけど
増山さんみたいな人はその人自身が作品みたいなもんなんだろうな >>696
萩尾さんの父親自身がクラシックファンで家には音か関係の本がたくさんあったので免疫はある程度ある。
それに大泉に来るプロやセミプロがほとんど萩尾ファン。
本も増山さんだけでなく、いろいろな人から教えてもらっている。
SFは佐藤史生さんとか。
当時の萩尾さんはむしろ岡田史子さんなどに興味があったのでは。
増山さんは少年愛じゃないからと作品を酷評してきて、ちょっと辟易としている感じもある。
増山さんにそこまで思い入れはなさそう。 竹宮さんの手紙の意図がわからないと萩尾さんは書いているけど、ここが引っかかる部分。
「せっかく別々に暮らしてるのにのに前より悪くなった。」の前後に、「焦りから心身の調子が悪くなった、嫉妬で心が苦しい、猜疑心が止まらない」
などと書かかれているとおもう。
「天才の隣りにいると嫉妬で身を焼かれます」という文句だとしたら
「天才って誰? あなたのほうが天才なのに」「嫉妬って、私はあなたにされるような立場じゃありません」
「巻末作家だし」
と頭がパニック状態で「意図がわかりません」「封印します」となってしまったんじゃないかな。 自分も竹宮さんより増山さんにこだわってるような感じがした
>>705
それはあると思う
自分一人で思い返してると、悪い方悪い方へ考えちゃう傾向あると思う
あと、あえて書いてない、または言い方は悪いけど
都合の悪い事は忘れているか何かで
重要なファクターが抜けているような感じする
「あなたの嫉妬のせいでしょうが」って激怒までした
一番身近にいるはずの城さんへの考察が少ないとか、
「あなただけは味方だと思ってたのに」という
竹宮サイド的に何らかの正当性を主張するような言い分とか、
何か書かれてない原因があるように読めるんだよね 増山さんはもともと萩尾さんのファンで
やっぱ博識だし話してて面白かったんじゃないの
少年愛は除いてw
萩尾さんは竹宮さんには最初から
一目置いてるというか
漫画上手いし美人でしっかりもので
周りへの気配りも半端ない…とベタ褒めだし
ちょっと気後れしてたのでは
増山さんのほうが遠慮なく付き合えてたのかな
と思う
萩尾さんからしたらその完璧な竹宮さんが
自分にコンプ抱いてるなんて想像もしてなかった
らしいけど竹宮さんもそこまで萩尾さんが
引け目を感じてるとは思わなかっただろな 竹宮さんの漫画の実力やテキパキした性格に加えて、
徳島大学中退してきたって言うのも一目置いたと思う。
まだ女子の四大進学者が少なかったのに加え、萩尾さんは漫画家になる夢優先で、地元の進学校に進学することを避けた(これは一条さんも)。
竹宮さんは教育学部美術専攻とはいえ、受験勉強も突破してデビューも果たした二刀流。
二刀流は東京教育大の現役学生だった池田さんという強者もいた
けど。 >>711
前スレ辺りでも云われてたけど
めっちゃ北島マヤと姫川亜弓 >>715
そうやって自分の知ってる範囲の物語に落とし込んで矮小化させたり
逆に聖域化すること自体がどうかと思うんだよな
難しい問題ではあるけど 増山さんは漫画が大好きだが、自分では望む作品は自分でかけないのをわかってて
有望なお友達の作家をあつめて「パトロネス」したかったんだと思った
「少年愛(性愛込み)」は増山さんの性癖
少女漫画の革命としてそのジャンルの草分けになろうとした竹宮さんと方向が一致した
竹宮さんと増山さんが計画を温めて進めていたら萩尾さんがさらりと「小鳥の巣」を書き上げた
性愛がない(増山さん的にありえない)のに完成した作品を読んで
男子寮や小川など(いずれ生まれるはずだった)私達の少年愛の作品のエッセンスを萩尾さんが盗用したとカッとなって二人で追求してしまった
竹宮さんはその後我に帰って「忘れて」といったが萩尾さんは忘れない(忘れられない)
竹宮さんにかかわるすべてをシャットアウトすれば盗用の疑いも掛けられまい、と閉ざしてしまった でも城さんのあとがきでは大泉に来る竹宮ファンは珍しいとあったし、集英社の大御所とも大島さん山岸さんとも里中さんとも無難に付き合ってるし、
当時から竹宮増山はなんかずれてたんじゃないかなー
漫画が面白きゃ文化は後から来るっていうのに始めに文化のテーマ決めたいって主張してた人が、その人の世界観で歴史語ろうとしてるからの拒否だと思うな 竹宮惠子からすれば、これから世に問うつもりだった作品を、コア(性愛)がないまま背景だけ借用されたように感じたのかな。自分がどれだけこの作品に思い入れがあるか知ってるくせに、って。
萩尾望都は私の作品は性愛がないから別物と強調するけど、竹宮側から見るとそこがまた許し難いところなんじゃないかな。 >>718
2人に問い詰められてる時、萩尾さんの
心の声が一言でも表に出てればな…
とも思う。タラレバだけど
萩尾さんがほぼ無反応だったことで
なんかスルーされた気になったのかなと
咄嗟に怒りを表現してたら自分たちが
いかにひどいことを言ったのか気づいた
だろうしな
同居してて環境も交友関係も
似たりよったりなら
思いつくモチーフとかかぶってても
多少はしょうがないのにね 増山さんがファラオの墓の時にアドバイスした貴種流離譚ってのは
考えてみると折口信夫(ガチホモ)の説で
折口がホモだから読んでたんだろうなあ。
ネットのない時代に、よう見つけて読んでるわと
関心もするが。 とにかく少年が好きで!って繰り返し書かれてるの激痛腐女子って感じでわろた 思いつくモチーフがかぶるのも耐えられないから離れたんでしょう
集まるファンがモーさまファンばっかりだったら、歪むよね 呼び出された時
ほんとに一言でも言い返せていれば歴史は変わったのかもしれないと思うと
どうしてもその可能性を考えてしまうところはあるな
もちろん萩尾さんは悪くないんだけど
ツイッターとかで完全に竹宮さんが悪役にされてたりするの見るのも
それなりにきついんだよな
竹宮恵子の成し遂げたことを矮小化されるのもつらい 竹宮さん増山さんは、自分たちの「性癖」を「少女漫画革命」って文脈に乗せることで
「正義」にスライドさせちゃったのかなと感じる
性癖が正義なのは同好の士の中だけなのに ほとんどの漫画家さんが職人気質で同じようなテーマでも自分の技術で見せ方違うって思ってたのに、下手に大学行ったから地位向上のためにいろいろ考えてるんだからって思ってたのかな
特に寄宿舎ものはこういうイメージつけたいって思い描いていた
みんなが好きな家建ててるのに私の作りたい町はこうなのって建築家が主張して最近になって建築家がこの町はコンセブトあったからいい町なんですよって言い出した感じ >>720
竹宮さんは萩尾さんにコンプレックスがあったから、少年愛にキャーキャー言ってる自分達を萩尾さんが冷ややかに見てる気がしてたのかもと思った
増山さんがダメ出しした「11月のギムナジウム」から「小鳥の巣」までの間って、短編はコメディが多いし、「ポーの一族」も発表順に見ていくと「すきとおった銀の髪」から「メリーベルと銀のばら」まではエドガーとメリーベル中心の話が多くて、エドガーとアランの二人が主人公になってる作品は「小鳥の巣」が初めてなんだよね
萩尾さんは少年愛に興味がないはずなのに、なんでこの世界を描くのよ?みたいな気持ちがあったんじゃないかなあ >>725
なんかわかる
過剰に竹宮さんを悪役に仕立てるのは萩尾さんにもう許してやれよって言うのと同じくらい余計なことだと思うわ
少なくとも大泉本が出たことで断罪された人を萩尾さんの尻馬に乗って叩きたくはない >>722
貴種流離譚自体は、それこそ聖書や神話の時代からあるくらいの典型的な物語のパターンのひとつでは。 >>730
自分も最初は、増山さんは物語の構造や
物語論的な視点で機種流離譚を言い出したんだと思ったんだけど
(当時の映画だと十戒、漫画でやってる典型はどろろ)
いや待てよ、折口やん…ホモやんと気がついて
民俗学の知識じゃなくて、むしろ、同性愛者の著書を読み漁って
そっちから知識が入って来たんじゃないかと
思ったもので。 あと、竹宮惠子は仲直りしたがっているとかって書いてる人いるけど、それは完全に間違いだと思うわ。
竹宮惠子っていうのは、俯瞰して総括する作家性。
風木にしても、「それは……だった」とかってまとめから入るから読者は冷めちゃうってとこがある。
総括したがりで、総括した結果どうこうってことはあまり考えない人。
総括して、自分の中の歴史として過去に押し込んで、次何しようか? って考えるタイプでしょ。
まあ今なら、萩尾望都と二言三言会話するくらいは問題なくできそうだけど、二人で昔話をしたいとかって気持ちはない気がする。 >>726
タブーを破って女性として新しい分野を開拓したのは確かだけれど、
ポルノに少年を使われたくない層には鬼門だからね
あと、描ける人から描けない人への羨望は無い
逆はある 小鳥の巣とトーマの心臓に性愛ががっつりあったらここまで支持されないと思うからなあ
プラトニックのまま人間愛に昇華したのが萩尾作品
少年愛にこだわった竹宮さんとは似て非なるもの
作家にとって盗作疑惑って想像以上にダメージあるんだと思った
もうこれで平行線なのはわかったし両者心穏やかにいて欲しいので竹宮さんサイドにもリアクションして欲しくないがどうなるか 竹宮さんが描いた平家の落人ものがまさにそれだったんじゃなかったっけ>貴種流離譚
醜い男に犯される被虐の美少年主人公
被虐だけのはずが悲劇的な愛情のめばえ
増山さんには好みじゃなかったのかな
萩尾さんは少年愛…よくわからないがこうかな?と描いたものをぼこぼこにダメ出しされたから逆に
ならば私の描くものが少年愛でないのなら私の描きたいものが彼女らと被るはずがない、と思ったふしある
温室だの男子校だの主人公が少年だのという要素はそれこそ
「舞台は日本の高校、主人公は少女、ショートヘア、制服はセーラー」ぐらいの(それらが類似した作品が大量にある)(しかしそれはパクりだなんだとはならない)重さしかなかったんじゃない 新潮社 とんぼの本『竹宮惠子 カレイドスコープ』(2016)が部屋にあった
この本、持ってたんだ… 買ったことを完全に忘れていた
48ページに、1973年9月「週刊少女コミック」誌上の「1ページ劇場」に描いた元原稿の画像が掲載されている
なんと、制服にリボンタイのジルベールとセルジュ、それにクラスメイト達がフルネームを添えて描かれている
文章は手書きで、その一部を引用してみる
「私の好きでたまらぬ主人公たちは このままオクラいりするのでしょうか」
「思えば まるまる三年 私の胸ひとつに納まったままなのです ああ!」
「私をホモ趣味とお考え違いのひとたちよ、好きになったら 男であろうと女であろうと よいでは ありませぬか?」
「”ジルベール” の名を覚えていてください きっと描きます!!(執念!)1973. 9. 15」
当時『風木』の構想は、決して漫画家仲間や一部の編集者しか知り得なかったわけではなく、その一端は
一般読者に向けて公開されていたのだった
萩尾さんの『トーマの心臓』が同誌に連載開始されたのが、その翌年のこと
読者が「これ、竹宮先生が描こうとしていた、あの作品と似てるけど……」となるのは自然なことで、
大泉本にあった「噂の出どころ」って、単純にそういうことじゃないんだろうか?
(言うまでもなく、「1ページ劇場」は『トーマ』連載の前年に掲載されたものなので、盗作説を流布する意図などあり得ない) >>732
大泉の話の317頁の記述では自伝少年の名はジルベールの出版と
大泉サロンの伝説化の企画がセットだったと読み取れるから
また仲良く付き合いたいとは行かないまでも和解はしたかったんじゃないかな >>721
その時の萩尾さんは怒れなかったというより
そもそも何を言われているのか理解できない
言わば宇宙猫状態だったのでは
「いや、ずっと私の描いたものを『これは違う、少年愛じゃない!分かってない!」とか否定してきておいて何で今になってネタ被りとか盗作とかいきなり何なん?」
というひたすら困惑が全てだったのでは
あと相手の振る舞いがあまりに非常識だと怒り以上にただただ驚いて唖然としてしまうという感覚もわかる >>737
自伝本を出すのに合わせて出版社が勝手に企画を立ち上げたんで、竹宮惠子自身の希望ではなかった……と読んだけど、
確かに竹宮惠子本人が関わっているようにも読めるね。
和解したかったってこともあるのかなぁ。もう自分は現役の漫画家じゃないから和解できるだろう、と考えても不思議はないか。
>>736
盗作の噂の出どころはこれで正しそう。 今更仲直りして欲しいともタラレバ言うつもりも無いけど
あの流れで本当の本当に当時「なんで?」としか思わなかったならちょっと鈍感な人だなとは思うな
竹宮さんの本は後で読んで、先に萩尾さんの本を読んだだけでも半分ほどで竹宮さんの気持ちは察することが出来るもん
盗作と言われたり距離を置きたいと言われてその通りにするのは何も思わないし当時のことは竹宮さんに非があるのはもちろんだけど
理解不能だった、というのは不思議
こいつイヤな奴だな、心狭いなと思うとしても、なんとなく分かるような?
フツーに、自分がやりたかったことに近いモチーフで自分よりすごいものを先に描かれたら焦りやら嫉妬やらとにかく苦しいだろうことは理解はできるのでは?と思った
同じような環境に置かれて同じものからインスピレーション得てる時期なんだから当たり前だし萩尾さんに非はないけど
非はなくても、心情は察せそうなもんだけどな >>740
竹宮さんの了承を得ずに萩尾さんに対談の話を持っていくのは不自然だから
出版社主導の企画にせよ竹宮サイドは了承済みの話だと思ったけど
例のブログ主みたいな常識で図れない例もあるから出版社が勝手にという線もあるね 竹宮先生が仲直りしたかった(今もそう思っている)と言うのは、何となくわかる。
だが現在の萩尾先生は「お願いだからもうそっとしといてください私は心穏やかに創作活動をしたいのです」も、わかる。
しかし当時の萩尾先生は、決別するために田舎暮らしを選んだ的なことを書いているが
心の隅っこの方では、仲直りしたかった、未練があったのではないかなとも思える。
桜台、大泉学園、井草、そして飯能。全部西武線沿線なのよ。
本気で決別したかったら、それこそ物理的に距離のある八王子とか神奈川方面の田舎に行かない? >>737
>大泉サロンの伝説化の企画がセット
それ萩尾さんの想像だよね
そもそも萩尾さんは竹宮本を読んでないのに
そんなこと判断できるはずはない
なのにそう思い込んでしまっているところが
(はっきりとそうは書かないけど匂わせている)
萩尾さんの問題点なんだと思う イギリスに行った時は、2人にお土産でも買って帰ろうかなみたいな気にはなってたんでしょ
深夜の呼び出し、絶縁状までだったら後に仲直りできた可能性はあったかもしれないけれど
ひそひそと悪口言われてるのが人から伝え聞くようになったのが決定的な亀裂になったんじゃないかな >>744
企画としては(略)大泉サロンは女性版のトキワ荘だったという新たな伝説を作りたいというお話でした
とあるから萩尾さんの想像ではないでしょ >>744
2014年、「少年の名はジルベール」出版前に企画が持ち込まれたという話なので、そういう企画があったのはそうなんだと思う。
ただ、2014年には竹宮惠子は紫綬褒章を取っているので、それをきっかけとして、対談企画や自伝企画が持ち上がったって可能性はあるかもしれない。 萩尾さんが「少年の名はジルベール」を読んでないにしても、竹宮さんが「当時萩尾さんの才能に打ちのめされて嫉妬していた」と本に書いてることは耳に入ってると思うんだよね
城さんはジル本読んでるし、ドラマや対談企画を持って来る人たちもそこをスルーするとは思えない
その上で萩尾さんが頑なに「竹宮さんが巻末作家の私に嫉妬なんてあり得ない」と繰り返すのはなぜなんだろうと思った
「排他的独占愛」という考察は当たってる部分もあるだろうけどそれだけではないでしょ
竹宮さんが萩尾さんの才能に嫉妬していたということを認めてしまうと、免罪せざるを得ない感じになってしまうけどそれが許せないのかなあと思った >>743
木原敏江先生に誘われて行った場所が気に入って引っ越したと言う説明がそんな不自然とは思えないけど 普通は引越し先に知り合いもいない場所を選んだりしないでしょ 仕事やめるわけじゃないんだからアシスタントの問題もあるし >>746
そこが引っかかるところなんだな
少なくとも「新たな伝説を作りたい」なんて出版社が取材相手に言うはずない
何しろ相手はその伝説に登場する本人なんだから
大泉サロン=女版トキワ荘ってのは竹宮本が出る以前からある程度広まっている話なので
普通なら逆に失礼に当たる
萩尾さんが大泉サロンという呼称に強い拒否感を抱いているのは今回の本で
わかることで、その時点の出版社にはわかるはずもない
出版社としては「大泉の話を聞かせてください」普通に取材を申し込んだんだと思うよ
もしかしたら「大泉サロンと呼ばれる女版トキワ荘の主役おふたりに話を聞きたい」ぐらいは言ったかも知れない
それが萩尾さんの頭の中で「ああ、そうやって伝説を作りたいんだな」と認識されて
上記の文章になったんだと私は考える >>750
もちろん、そういう切り捨て方も出来るのよ
嫉妬してたからってあんなことは許されないって言えばいい
でも萩尾さんの書き方はそれ以前に竹宮さんが嫉妬していた事実を認めようとしない頑なさを感じて、その理由を考えていたのよ 萩尾さんの方が怒らせたら怖いし激しいんじゃないかな
本当にわたし何がなんだか全然わかりませんという人だったら
あんなすげえ作品描けてないよ >>752
狡さを感じるからじゃない?
嫉妬しえたからじゃなくて見下してたんじゃないのっていうのが
あるんじゃないかな 元からの思い込み?コンプレックスもあるけれど
結果的に萩尾望都が受け取ったものは嫉妬なんてものでは
済まなかったのだから仕方ないように思う 漫画家が西武線沿線に集まるのは、池袋から有楽町線で出版社に行きやすいからもあると思う
出版社路線と言われてるくらいだし 嫉妬が免罪にはならんのはそうだけど、嫉妬されてたんだな鈍かったなくらいの心情には至るんじゃないのかなと
謙虚な風だけどこれだけ結果出してるんだから自分でも分かってるはず
謙虚なふりなのか本気なのか分からない >>751
当事者の証言より自分の想像の方が正しいと言われてもね
大泉サロンが知られてたと言っても一部の少女漫画好きの間だけの話だし
トキワ荘のようにメジャーではないでしょ ヒソヒソ悪口言われてるって伝聞とか想像でしょ
確証のないことを思わせぶりに本に書くのは引っかかる
最後の城さんの文章にしても 実際に行われたのはパージだし
それを既に作家生活から降りた人に今さら
嫉妬のせいでしたってきれいごと言われてもって思うけどなあ >>754
まあ、萩尾さんの本意が「嫉妬なんて言葉で逃げないでよ」ってことならそれはそれで納得なんだけど、竹宮さんが萩尾さんを見下していたとは思えないし、萩尾さんもそう思ってはいないんじゃないかなあ
大泉本だと萩尾さんの自己評価の低さが強調されてるけど、萩尾さんは自分の漫画に対しては強い自負があったはず
妹さんが別冊文藝のインタビューで言ってたけど、デビュー2,3年の萩尾さんが、ある台詞の一部をカタカナにするかひらがなにするかで編集者とケンカして意見を通したことがあったらしくて、姉は漫画のことではこんなに自分を主張するんだと驚いたという話をしている
そういう自負がなければトーマの打ちきりを言われても粘って説得して連載を続けたりできないし 私も作品は断然萩尾作品が好きなんだけど
>>565や>>741に近い感じ
そして萩尾さんが盗作したわけじゃないのは勿論わかるんだけど
私の好きなアーティストがいろんな形で意識されぱくられることが多いので
「排他的独占愛」と裁断してしまうのには賛同できない
また竹宮さんの本では言及されてなかったことがあるのでこれもまんま真実ではないが
城さんの発言と比較してもわかるように萩尾さんの認識が絶対的に正しいかも定かでない
萩尾さんには今回の著書を書かざるを得なかった事情はわかるとしても
それで竹宮さんや増山さんほかいろんな人が今更叩かれたりするのはどうかなあと思う
私も最初読んだ時は深夜に問い詰める場面の嫌な感じのインパクトが強かったけど >>761
漫画にたいする自信とはたまた別に
出会いからの両者の力関係みたいなのが原因のひとつじゃないかと
木原さんじゃないけどやっぱり手の者という感覚がないと
あたしんちに住みなさいよってならないんじゃないかと思うんだよね >>758
少なくとも2010年のアド街で「乙女のトキワ荘・大泉サロン」として紹介されてるよ
漫画研究としては1980年代後半から出てきているようだ
別に日本中に知名度がなくても漫画好きならそこそこ知られている『伝説』の主役本人に
その伝説を新しく作りたいんです!なんて言い出すのがどれほど頓珍漢なことかぐらいは
わかると思うんだけど 萩尾さんは自分の作品には人一倍強い自負があったからこそ
他の作家の競争意識や嫉妬が理解できなかったのでは
自分が自分の作品を一番愛していて形にできればそれで完結して他人の評価は二の次だからこそ
巻末作家だろうと打ち切り寸前だろうと自分のスタイルを変えずに続けられた
竹宮さんというか普通の大半の作家はもちろん自分の世界を愛して表現したいから描くわけだけど
周囲にその世界が認められて評価されなければ意味がないと考える
だから読者人気や世間でのステータスを気にするし
どうしても他の作家と比較して序列意識を持ってしまう
同人だったらマイナーCPでブクマやいいねが一桁二桁でも自分の萌えが好きに描ければいいタイプと
自分の推しCPを何としても覇権にしたい!壁サー目指したい!というタイプ >>760
全く同感
竹宮さんが気付くべき感情は嫉妬のほかにもあると思う んー都合よくカマトトぶっているようにも見えないでもないな
それまで描いてきた作品と比しても そうかな
自分は今まで読んできた作品らしい怖いさがあるなーと思う
わたしにはわからないと言いつつグッサリ心を刺す主人公とか多いじゃん...... 才能に嫉妬してる相手に自分の作品のネタパクったでしょ!って問い詰めるのはなんか変な気がする 城さんの文章はわかりやすかったけど、増山さんのことを悪く書きすぎでは
事実かもしれないけど、大泉のキーパーソンかもしれないけどほぼ一般人の人を実名で書くのはちょっと
岸さんには名前出す許可を取ったらしいけど増山さんの許可は取ったのだろうか >>76
企画にはキャッチーな言葉を使うものだし
伝説を作るというそのままの表現ではなかったにせよ
大泉サロンを使ったビジネス展開の企画の話をされたと読み取れるから
言葉が不自然なのは決め手にはならんっしょ 確かに内心で「本当は自分の方がこいつより上のはず」という発想がどこかにないと
嫉妬とか起こりようがないよな >>770
一般人じゃないから
ちゃんと調べてから言って 嫉妬と嫉妬に基づく攻撃はまた別だからなあ
攻撃してしまったら嫉妬無罪にはならないよね
萩尾さんは実生活での嫉妬というのがあるのは分かると書いていたけど
創作に関する嫉妬とそれが攻撃に結びつくメカニズムがピンとこないのではなかろうか >>773
少し執筆活動していたのは知っているよ
そういうことじゃなくてね 増山さんなら出版物の中で悪口書かれることより
一般人呼ばわりの方がよほどダメージ大きいと思う
かなり本気で萩尾竹宮はワシが育てた、大泉サロンの主人は私!と思ってたっぽいし
小説家としては風木の続編ぐらいしか出してないはずだけど >>762
安直な盗作呼ばわりによって一人の作家が消えた可能性もあるということを思うととても今更で片付けられないけどね
萩尾望都さえいなければというフレーズはきつかった
この本で自己分析するに至っても萩尾さんはまだ静かに怒っている
怒りは竹宮さんや増山さんに向けられているようで実は萩尾さん自身に向いているからね
自分の無自覚無神経への怒り >>770
山田ミネコさんに関しては
24年組という言葉をはじめて行ったのは山田ミネコさんと聞いていると
伝聞の形で書いているけど
山田さんがツイッターで否定しているし
許可をとったとは思えない >>722
本好きなら男色関係なく折口詠んでても不思議じゃない
増山さんの読書傾向は知らんが 本の背表紙見ないで!はきつかったなあ
うちに来るなと言うならわかるけど
同じ知識を共有したくないという徹底的な拒絶 伝説の大御所漫画家が「嫉妬」を免罪符にして愛弟子でもあった後輩への数々の嫌がらせを許されたって事例があったから
正直あれがあるから、竹宮先生は理由が嫉妬だったと言えば自分も許してもらえるはず!と考えたんじゃないかな
でも萩尾先生はそうじゃなかったし、許せなくても無理はないと思うし、そのことで萩尾先生が責められるべきではないよ
「『漫画家の嫉妬』が理由であれば他人に嫌がらせや攻撃しても許される」って前例というか漫画界の風潮を作ったあの人の罪は重い
神様なんかじゃなくて神を騙ったただの人間だと思う
>>755>>760
同意です >>765
同意です
よくマヤと亜弓さんに例えられてるけど(のりえも絡んでるし)萩尾先生が天衣無縫の天才肌なのに家庭環境のせいで自己評価が低いマヤ、ってのはわかるんだけど竹宮先生が亜弓さんってのは自分としてはわからない
お二人の資質はむしろ悟空とベジータに近いと思う
萩尾先生にとっては作家や作品というのはオンリーワンでそれぞれに良さがあるものだけど、竹宮先生にとっては優劣があって順位やそのジャンルでのナンバーワンを決めないと納得がいかない >>779
山田ミネコさんは、言ったことに関しては否定してないよ。
彼女のTwitterを再確認してみて。 連投ごめんなさい
>>662
島本先生によれば、岡田さんは贋ブランド製作で大儲けした家の息子さんで「頭がおかしくなるほどの大金持ち」だったそうで
初期ガイナが成り立ったのは山賀博之の行動力と岡田さんの財力とオタク知識があったからこそ
増山さんの行動力と押しの強さと財力と知識とがあって萩尾先生が助かった部分は当然あったと思うし、萩尾先生もデビューのきっかけを作ってくれたことには感謝してるでしょう
その後の付き合いでそれがプラマイゼロになるほど辛くて悲しい目にあっただけで
庵野監督が山賀博之を訴えてるのと似たようなものを感じる ”大泉が解散したのは、城くんと佐藤史生さんのせい”の件なんだけど
竹宮さんがMくん、Oさん、ネコちゃんに言ったのは
「あの二人がアシスタント・ブレーンとして参加した萩尾さんの作品は素晴らしかった。
すごすぎて萩尾さんから離れなきゃいけなくなった。
あなた達アシスタントは、あの二人のように頑張ってほしい」
じゃないかな。
「Mくん、Oさん、あなた達の力量は城くんと佐藤史生さんには到底及ばない。
もっと修行しなさい」
という言外の意味も感じられたので、そこはスルーされて、結果的にすれ違いが拡大しちゃったのでは >>778
萩尾さんが怒るのは別にいいけど
今回本が発表されたことで、昔のことについて外野からあれこれと竹宮さん達が叩かれるって状態に
私は懐疑的なんだけどね
それぞれ言い分があるであろう中で佐藤さんは他界されていて欠席裁判状態だし
それと萩尾さんの記述だって、城さんの言葉と比べても必ずしも正確とは限らないし
なまじ表現の名手な分、危険な面もあると思う
ダイレクトに言わなくても読者の特定感情を誘っちゃいそうな所とか
勘繰れば核心部分については無邪気なカマトトとなっていてなんだか都合よく感じられる所もあるし
しかもそっから「排他的独占愛」みたいな造語で相手を糾弾しているに近い状態だ
負け知らずの万能感の強い竹宮さんの描写やまさに「総括」のノリでクールに問い詰める怖い姿の描写のうまさなども…
私も読んだ当初は竹宮さんに強い嫌悪感を抱いて書き込みしたけどその後思い直した
仮に萩尾さんの言っていることがかなりの正確だったとしても
ここで萩尾さんが本を出して、いろんな関係者がネットで叩かれまくるって事態っていいことなんだろうか?
萩尾さんが怒り続けることについては別にいいんですが なので萩尾さんの望み通りもうその件は終わりにして
作品の話をすりゃいいんじゃないかと
せっかくポー再開したんだし 萩尾本が出たから竹宮さんらが叩かれるとは思わないし実際叩かれてもいないんじゃ
しつこくカマトト言ってる人はアンチかな?
本が出たからと言って萩尾竹宮の実績が今更どうなるものでもないよね
大泉の過去は一筋縄じゃいかないからそっとしとくべきという流れになるといいしそうならざるを得ないだろう
たとえ竹宮サイドがアクション取ろうが萩尾サイドはシャットアウト宣言したわけだから大泉の話はこれにて終了 城章子さんと佐藤史生さんがアシで参加した作品は具体的には知らないけれど
「あそび玉」「精霊狩り」のSF設定に佐藤史生さんは関わっていそう。
このころの萩尾作品にはミュージカル的演出がたくさんあった。
「ドアの中のわたしのむすこ」ではSF的解説部分がレヴューっぽくって面白かった。
そのころ竹宮さんは「空がすき!(第1部)」が不人気で連載終了、1年間ほど読切の自称「実験作」を描いていた。
「空がすき!」はミュージカル映画『ロシュフォールの恋人たち』『シェルブールの雨傘』を漫画で再現しようとしてた作品だっただけに、不本意だったんだろう。
SFやミュージカルに挑戦しようとしても萩尾さんに上をいかれ、心をバキバキ折られるかんじだったんだろうか? >>736
1ページ劇場は別冊少女コミックですね
萩尾先生の「吸血鬼の兄妹が描きたい」と初めてエドガー達の絵を載せたコーナーです
竹宮先生のは覚えてないけど、確かにそういう形で発表されてたとしたら
ファンの間で盗作の噂が出るのも有りえますね
萩尾先生も書いてたように「吸血鬼」を描いたというだけで、木原先生が攻撃された時代ですから
>>791
「あそび玉」に関しては、後から佐藤さんに「『スラン』読んだの(読んで描いたの)」と言われてるから
無関係ですね 吸血鬼をモチーフにしたら盗作とか
今でも普通にある話だから
やっぱり人間ってそういうもんなんだと割り切るしかないんだと思うんだよな >>790
大泉本が出版されて以降、みんなの感想が気になってツイッターで書籍名で検索かけて
毎日ながめてるけど、竹宮さんを叩くコメントはわりと少ないと思う。
静かに悲しんでるコメントが多いですね 私も竹宮さん・萩尾さんの回想を比較して考察してるけど、これは「大泉サロン・ミステリー」という物語を消費してるだけじゃないか?とも思う。
SNSや尼レビューじゃ無理で匿名掲示板で書くので精一杯。 この流れで佐藤史生の名前がたくさん出てきて佐藤史生の話がしたくなってしまった
昔はスレあったのかなあ >>794
竹宮惠子で検索すると結構キツいよ
萩尾望都は好きだが竹宮は〜みたいなのも多い
まあそれ自体は個人的なことだから構わないけど
竹宮先生で検索すると概ね平穏 >>796
これが最古かな 名前+2chでググればたどり着けます
https://comic.5ch.net/test/read.cgi/gcomic/1003262828/
ド・サトこと佐藤史生を語るスレ
1 :砂糖・塩:01/10/17 05:07 ID:5r7Wj1yl
寡作ですが、密度の高い良く練られた作品を発表し続けている佐藤さんに
付いて語り合いませう♪
まだ読んだことのない人から全作品に目を通したツワモノまで歓迎します。
ちなみに私はまだいくつか読んでいないものがあります。
最近入手困難なものが多いのが悔やまれます・・・。
ここから結構たどっていけるもよう
ただ…
【新作】佐藤史生を語るスレ第2複合船【切望】
というスレタイを目にして つらい >>796
何年か前の復刊ラッシュで読んだ人間ですが当時はまだ一応スレがあったと記憶してます
佐藤史生さんはマイナー過ぎて語れる場所が本当に少ない… >>796
佐藤史生さんのスレは懐かし漫画板にありましたが
病没されてしばらくしてから落ちました
個人的に佐藤史生さんのSF作品はほんとうに好きなので
今回の大泉本であまりよく書かれてないと感じてつらかった
亡くなられているのでご本人の言い分はもう聞けないし 私も佐藤さんの作品に思い入れあるから今回の本の中での役回りに関しては思う所はある
萩尾さんが佐藤さんのお見舞い行ったとこはしんどかったな
萩尾さんからすれば冷ややかに見てた大泉時代を
死にゆく人が人生最良の時代だと語るんだから >>800
私も佐藤史生さんファンだけど、作品と人柄は別だから…
萩尾さんも佐藤さんの作品はリスペクトしてたと思う
性格的にちょっと合わなかったのでは?
あとSFの嗜好もちょっと違ってたみたいね >>800
私も萩尾さん史生さん両方のファン
ふたりの間に微妙な距離感あるのは意外でした。
増山さんと波長が合うぶん、萩尾さんとは微妙に合わなかったのかもね。
でも「佐藤史生さんのこと」と一章をさいてくれたのはうれしかったですよ。
亡くなる前に、「大泉時代が一番幸せだった」と言っていた話は切なかった・・・ 史生さんは大泉時代、増山さんと同調してワナビー批評家的に盛り上がってたみたいだけど
下井草の一件のあと、問題の原因が竹宮さんの嫉妬だと見抜いて、
城さんに「ケーコタンに同調してモーサマを苦しめるんじゃない」と注意するあたり
萩尾さんのことを心配してくれてたんだなあということもわかって良かった。 佐藤史生さんは同じ学校から萩尾さんをも凌ぐ天才二人出てるんだから達観してると思うわ こういうものを抱えていらっしゃる萩尾先生に
羽海野チカがゴールデンライラックの展開とかセリフを真似して使う(使った)
…という話を平然と対談でしてのけたのが闇が深いな… >>782
許せなくてもいいけどその時(当日が頭が真っ白なら後日でも)反論しないで50年近く経ってから本に書くのは怖いよ やっと表に出せるまでにきたって事じゃないの?
自分も30年前のことだけど
心から愛していた肉親に
その背景も知らなかったことについて途方もなく叱責され
泣いても追い討ち掛けて叱責されてズタズタになって
その後全く普通に接することができなくなった
肉親だから会わなきゃならんのがキツかった
自分語りすまんがそのこと思い出しちゃった 佐藤さん悪く書いてあった?
全然そんな印象なかったけど
キャベツ畑の遺産相続人の3人目(名前忘れた)
宇宙人と仲良しになる変人おばさんのモデルになったよね?文化系サークルに1人はいそうな辛口で博識の変人という印象どおりだったけど やっと言えるようになったから語りました、とかじゃなくて
元々は死ぬまで黙ってるつもりだったしょう
竹宮の自伝本出版以降萩尾さんに
やれ大泉時代語れやれドラマ化させろと
問い合わせ殺到して創作にも集中出来なくなったから
何故自分が黙っていたのかを説明して
今後この件に関しては問い合わせしないで下さい、って表明しただけ
本読めばわかるでしょう >>810
「ジョージー・ポージー・プリンにパイ」由来のポージー 取材させろドラマ化させろ攻勢がやり過ごせなくなってきたとご本人も仰ってるけどマスコミはあの手この手で来るからその対応で心身すり減らすのはわかる
萩尾さんの思い込みや誤解があるにしてもこういう背景があるのに「竹宮さんはあなた次第だと言ってるんですけど」って責任押し付けられたらそりゃこうなっても仕方ないベストな方法じゃないかもしれないけど
挙げ句の果てにまだ赤の他人から赦せとか言われて本当になんだかなと思う >>812
ジョージーが竹宮さんでプリンが増山さんだよね
さっき読み返したらみんな活き活きと魅力的に描かれていて悲しい 佐藤さんに対する視線に冷ややかさを感じたのはファンのやっかみなのかなぁ…
でも言われてみれば萩尾さんの他者への視線は基本的に冷ややかなのかもしれない
別に冷たい人だとか言いたい訳ではなくてね 私は萩尾さんがドラマや対談のオファー対策としてやむにやまれずこの本を書いたという言葉を100%鵜呑みにはしてないんだよね
それだけなら代理人を立てて窓口にすればよいし、こんなに分厚い本にする必要もない
業界対策だけではなく、萩尾さんの中にこのことを本としてまとめたい、何も知らない読者にも知らせたい、残したいという欲求があったと思うよ
いいとか悪いとかの話じゃなくて、それも創作者としての萩尾さんの欲求だと思う >>816
本出せば一回で終わるからだろ結婚式みたいなもんだよ
毎回毎回対応したくないじゃん >>814
「一週間」のアランを思い出してた
ジョージィ・ポージィ、プリンにパイ
女の子にはキスしてポイ
「聖霊狩り」の3人組も切ない 竹宮本は本人も大学という学長というかなり自尊心が満たされる状況になってから
「あれは嫉妬だったんです」と言いながら都合の悪い所は抜いて(よく解釈すればそれを書けば増山さんまで非難されてしまうから避けた)
竹宮さん的に再構成された大泉ストーリーを押し付けられて
やられた方は「ざけんな」とと思ったとしても仕方ない(萩尾さんがそう思ったかはともかく)し
押し付けた結果のしっぺ返しで多少自業自得的な所はあるかもしれない
しかもこれまた語りがうまいものだからその大泉ストーリーに妙に魅力があったりして
とにかくそういうのもあって全部を把握してない人があれこれと萩尾さんに働きかけてきて
「どうしうてもそういうの受け付けない事情があったんです」って説明しなければならなかったんだろうけど
ああいう記述内容の本を出したことがきっかけとなり
昔のことで、今更弁明できない故人を含めネットその他で竹宮増山をはじめ関係者が叩かれる
(しかも盗作疑惑の噂も曖昧で正確な記憶と限らず憶測を呼んでしまって竹宮さん達が叩かれたりいている)
それはあの内容がああいう内容である以上容易に予測できる展開だが
その点も萩尾さんとしては無邪気で鈍感で思い至らないからなのだろうか?
昔はいろんな制約があって言い出しにくかったことを後に吐き出せることは良いことかもしれないが
個人的に誰かに自分の思いを吐露するんでなくて
著書で大々的言うとなると、言われた側のダメージが比較にならない
もっとも大泉本関連での非難よりは「萩尾さんの作品のが好き(私もそう)」という意見のが創作者としては嫌かもしれないけど >>816
弁護士とかたてて内容に異議申し立てたら表現の自由に触るからこちらも表現することにしたんだと思うけど 佐藤史生さんの原稿を竹宮さんの大学が管理してるのもなあ 佐藤さんの原稿は昔からの友人が管理してると聞いて
それは増山さんかな?と今までずっと思ってたけど
萩尾さんの今回の本でもしかしたら徳永メイさんかなと思った
入院した友達の世話とかよっぽど仲良くなきゃ無理だもんね >>821
竹宮さんの大学って、私立竹宮学園じゃないんだから。 ここは評価すべきことだろう。
原稿保存をメインに掲げてるのは秋田県の横手市増田まんが美術館。
美術系の大学とか京都国際マンガミュージア、大阪府立国際児童文学館、上野の国際子ども図書館もやっているのかな?
ただ、吹田市にあった国際児童文学館は2008年橋下徹知事にリストラされそうになった。
増田町まんが美術館が「マンガ原画の収蔵」をテーマにしたのは初代名誉館長 矢口高雄さんの経験から。
書き溜めていた「釣りキチ三平」の表紙がカレンダーになったのがきっかけ、と追悼展に書いていた。 ぶっちゃけ大泉本は読んでて怖かった
50年分のため込んだ黒い感情が行間から滲み出ていた
>>784
萩尾さん的な使い方は否定してるでしょう
前にも書いたんだけど山田ミネコさんとはメールでやり取りしたにもかかわらず
何故その部分を確認取らないのか
萩尾さん自身が根拠のない噂に傷つけられた経験があるのに 自分の作品のオリジナリティに絶対的な自信があるから盗作呼ばわりは許せないけど、よく考えたら竹宮惠子が暖めていた構想に影響されていて、認めたくないから頑なになっているのかなという気もする。
ホモに興味がないから少年愛じゃないとか、顔がブレて三重になるのは向こうも真似したとか。 あとは増山を巡っての三角関係かな。竹宮惠子は萩尾望都から増山を奪うと認識していたようだけど、そう思うだけの何かがあったんじゃないの。
城章子は増山の後釜に収まった形だから、増山を批判的に書くのも何となく分かる。 ちなみに24年組はコミケ作った漫画評論家の米沢嘉博氏が言いだした説があって
1976年にはすでに使われている言葉なんだよね
山田ミネコさんと編集さんとの会話を風の噂で聞いて評論家が使い出したのか
それとも単なる偶然の一致なのか
萩尾さん的には24年組とは「増山さんのお気に入りの24年組」ということらしいから
萩尾さんとしては増山さんがその言葉を流行らせたと思ってるのかね?
例えばネコさんから話を聞いた増山さんが米沢さんに話したとか?
でもさ、増山さんがどんなに頑張ったってある程度共感がないと広まらないと思うんだよね
もともと萩尾さんとか竹宮さんとかが漫画の新しいムーブメントを作ったという認識はあって
HOT(萩尾大島竹宮の頭文字を合わせた言葉)とか新感覚派とか新ロマン派とか使われていたんだけど
いまいち定着しなかったって歴史があるんだよ
そこに24年組という言葉がピタッとはまっちゃった感じ
少女漫画の流れを生まれ年で縛ることへの是非論はずっとあるし
萩尾さんがお嫌いな言葉が使われるのはお気の毒ではあるけど
増山さん個人が24年組を選別したかのように語るのは事実と違うし
言葉の矮小化ではないかなとは思った >>748
当時そう思ってたってことを書いてるからってだけじゃないの?
なんで現在の時系列に引き酔えて考えてるのかがさっぱりわからん 萩尾望都は当時としては仕方ないと思うが
あの世代と出身の地域や親の影響考えると元からホモフォビアなところがあって
増山・竹宮の話を聞いてる時にホモw少年愛w的な蔑視や嫌悪感丸出しの言葉や態度がうっかり滲み出てたという事はないんだろうか。
天然とか散々言われてるし、TV出演した時の様子見ててもそういうのを隠せるタイプじゃないし、今回の本でも言葉では持ち上げつつもバカにしてる感じや私の作品をそんなものの中に含めてほしくないという嫌悪感が滲み出てるようにも思う。
トーマに性愛の部分がなかったから多くの人に受け入れられたといっても
逆にいえば、風木に性愛の部分がなければ今時のBLという一大ジャンルもなかったのでは?
少年愛ものとBLは別ものではあるがしかし風木とJUNEの創刊がなければ産まれたジャンルであることも事実。
先日SFの棚がBLのせいでなくなったなんて嘆きのTweetがバズってたが、一大ジャンルを産み出した貢献はやはりデカいと思うんだけどね>竹宮 大泉本を読んでたら熟年離婚とかで奥さんから何十年も前の過ちを責められる旦那みたいな笑い話思い出した
女性は執念深いよねみたいに言われてしまう奴 >>824
何でそこに何度もこだわるのかわからん
萩尾さんは山田さんを責めてるわけでも断定してるわけでもないでしょ?
最初に言い出したのが山田さんかな?と()内で一度言及しただけ ID:4QxbKY/T0は萩尾が悪い萩尾憎しで凝り固まった曇った目でしか見てないから
何をどう諭しても聞き入れないだろうなぁ >>751
大泉時代の事を萩尾望都が話したがらない、触れないという点やゴタゴタがあったらしい事はマニアの間では知られてた >>828
竹宮さんが萩尾さんに嫉妬していたという話を現在の萩尾さんが解釈し直したのが「排他的独占愛」でしょ
過去の話じゃないよ こう書いてあるけど本当は違ったんじゃないか、本当は萩尾さんの方が何か悪いことしたんじゃないか
と無理やりこじつけたり無理のある妄想披露してる人がいるけど関係者か何かか?
本にあることは一視点なんだから絶対とは言わないが、赤の他人の妄想補完ほど無意味なものはない
捏造したいなら同人誌でも書きなよ >>829
萩尾望都のホモフォビアって
今から見るとそうなのかしら
萩尾先生と似たり寄ったりの年代でリアル組からしたら
トーマとか少年愛の何物でもないんだけど
萩尾先生が少年愛を否定されるのは
竹宮増山組が萩尾先生の少年愛を否定したからでしょう
それはもうしょうがないんじゃないかな…
私的には萩尾先生のが少年愛で
性愛が有るのはBLだと思うんだけど
今はどんなカンジなんだろう…
少年愛なんて古くてもう流行らない?? 大泉本は解凍された当時の萩尾望都と現在の萩尾望都がモザイクになってるから気をつけて読まないと。 世代じゃないからか作品は面白いなーすごいなぁとは思うけど、別に崇拝してないし萩尾望都ってだけで全肯定できないや
作品は素晴らしいけど大泉本から人間性はなんかドス黒い怨念みたいなもの感じた
鈍感さを予防線?盾にしてるっていうか
本人は盾にしてるつもりもないんだろうけどさ
一般人の社会とはかけ離れたなんか浮世離れしたものを感じた
信者の人はそれを純粋さ、繊細さ、天才であるがゆえ、と捉えるんだろうけど
現実社会では色々困難が多そうな人だなと
まあ一般人じゃないから現実社会で生きてないし大成功してるからいいんだろうけどね >>829
萩尾さんが大泉本のなかで
私は少年愛がわからないと繰り返してるの
意外だったわ。いや多少かすってますやん…
と思ったけど
でも増山さんみたいなザ腐女子な人と
一緒にいたら私なんてとてもとても…
となるのかなと。何でも腐った目で
見られたら辟易する気持ちはわからん
でもない
大泉に来る人にゲイ趣味が多いとも
書かれてたけど増山さん竹宮さんのも
そのニーズがあることに気づいて
少女漫画で男同士の性愛描写が
普通にできるようにと頑張ってた面も
あるのかも
萩尾さんはマイペースなタイプで
さほど性愛描写にも興味なかったから
乗れなかったんだろうけど >>806
フォロワー作家だとよしながふみも度々萩尾さんと対談してて24年組連呼してるから
今作で「きのう何食べたのサブキャラの名前がジルベール、
よしながさんが竹宮先生のファンだったであろうことが読み取れます」
とか書かれてる上に、まさか24年組というレッテルが不快なんてとちょこっと震えてそう。
(一読した時そう思った)
業界内で後輩作家がどこまで内情知ってたかは不明だけど >>829
なんで「少年愛わかんない」が即ホモフォビアに直結するかなあ?
私もそういう萌えは無いほうだけど、別にマンガで読むくらいは普通にできるし(話が面白ければヨシ)
萩尾さんもそんな感じだと受け取ってるよ
根拠はたくさん
・なんとか少年愛漫画にチャレンジしようと「雪の子」を描いたりしてる
・エドガーとアランの見ようによってはソレっぽく見える共依存関係を描いてる
・トーマでもあったようにキスシーンくらいは描いてる
(ポーとトーマについては、「この程度じゃ少年愛じゃないよね」と自覚している)
・話題になったBL漫画を読んで面白かったと言ってる
(萌えではなく、物語として楽しんでいる) >>840
でもさ小日向さんがワタルくんを少年愛の象徴たる名で呼んでたのなら「トーマ」と呼んでた方が不正解ってかヤバかったよね あすみませんレス読み違えてた842はなし!なしで! >>838
別にそれでいいんじゃない?
作家は作品によって評価されるべきで、作家個人の人格やらたどってきた人生やらはまた別の話。
どーしよーもない性格の作家が素晴らしい作品を産んでるなんてよくあること いやー、萩尾さんが「24年組」の名称が嫌いだって言っているのも微妙だと思う。
今、対談とかドラマの話が来たりして、そういうのに関わりたくなくてそう言っている可能性もある。
「「24年組」「少女漫画革命」「少年愛」は、あちらさんの功績で、私は全く関わりありませんよ」、
と言った方が竹宮惠子も喜ぶだろう、こっちに話が来なくなるだろう、という気持ちもありそう。
今そう言われることが嫌なのであって、昔からこの本で書いてあるように猛烈に嫌っていたのか、というと違う気がする。
(まあ、竹宮惠子と一緒に語られたくはないという気持ちは元々あっただろうけど)
50年間同じように封印していたのではなく、年を取ったからもう今更関わりたくない、と頑なになっている部分もあるはず。
記憶の封印は、時間が経つほど強固に、解き難くなるのでしょう。
むしろ20年前30年前だったら和解(とはいかなくても、多少穏便に解決)できた可能性はあるんじゃないかなぁ、とも思うけど、その頃は竹宮側が無理だったんでしょう。竹宮惠子も頑固そうだし。 >>829
萩尾さんがホモフォビア?
後年描かれた作品いろいろ見てもそんな事は全然思えないけどなぁ
11月のギムナジウムを、増山さんから「これは少年愛ではない」と否定されたらから自分のは違うと
卑下して言ってるだけにしか読めなかった 少年愛趣味は別に現実のゲイとは関係無いよなあ
美少年に色々やらせて鑑賞してるだけだし マージナル、メッシュ、バレエものの一部
こういったものを描く萩尾さんがホモフォビアには見えないし
それと文字通りにBLがわからないようにも思えない
増山竹宮ラインのそれは合わなかったのとしても そもそも増山さんの提唱する少年愛の定義が解らんからなあ
そこはあんまり議論しても無駄って気がする
しかしそれが性愛を含めたものであるというのは確かだと感じたかな ゲイはわかるけど「少年愛」がよくわからないんじゃない?
ほぼ増山さんの定義っぽいし >>825
似たようなことを思った
だからこそ、萩尾さん以外は竹宮さんの萩尾さんへの嫉妬は
萩尾さんの才能、漫画の世界の玄人層からの高評価への嫉妬ってことで一致してそうなのを
萩をさんは竹宮さんの嫉妬について、排他的独占愛っていう風に括って解釈しているのかなーと感じられる
萩尾さんの作品を見ていると少年愛やそこらの路線が嫌いな人には思えないけど
でも竹宮増山と一緒に括られたくないというのはわかる 増山さんや竹宮さんのいう「少年愛」って、ただの同性愛とも違う気がする
なんかこう…綺麗な「耽美」の衣でくるんでいなけりゃいけないみたいな
萩尾さん本当に「風木」読んでないのかな?
竹宮さんが「少女マンガ」と「耽美」のスノードームのような世界に閉じ込めたものを
「リアルだったらこうだよね」って描いたのが残神っぽい気もする
イアンがオーギュ+セルジュの役割で、ジェルミがジルベール
性的虐待→学校→街で堕ちた生活 その後は死なないで立ち直ったけど
気のせいといわれればそうですが 萩尾さんは、表からはわからないし本人も自覚皆無のどす黒さを持つ女性を描くと上手いなあ これ将来女性週刊誌向きかも…と思ったけど、萩尾さんが看板になる雑誌ができた
竹宮さんが描くと、男女問わずどす黒いレベルまでいかないんだよね わかりやすい弱いやつだなになる(昔の少年漫画っぽい) >>840
萩尾望都の方はわりと純粋によしながふみファンなんだろうなと思ってる
面白い漫画が好き、面白い漫画描く人も好き、みたいな
大奥特装版では自分の絵柄で女将軍ズラリと描いててお見事でした
そういう年齢を経ても持ったままの軽やかさと大泉本のあの人の本は決して読まない読んでないという重さのギャップはすごかったな
でもどちらも若い心のままだからこそなのかも >>847
誰か漫画家が言ってたけど
大御所たちの会話を緊張して聞いていたら
美少年の話しかしていなかったとか >>852
増山さんのいう少年愛の主張はは今の言葉では「萠の傾向のうち一部しか認めない」ってことで
風木は近親相姦とか虐待萌えとかのニッチな嗜好を嗜好が合わない人にも読めるような完成度で描いたものだと思う
萩尾さんは話の内容は聞かされてたわけだから読んでなくても聞かされた話を意識してた可能性はあるね ゲイ = イッカククジラ
少年愛(801等含めて) = ユニコ―ン
の関係じゃないの? >>854
グレッグの言動=実のご母堂ってところからして原点が違うよね…
ジェルミというか傷を負った作中の人すべて萩尾さんに思えてくる >>807
大泉本はジルベール本が出なきゃ書かれてなかった本なの忘れてない? 「一度きりの大泉の話」タイトルがすべてを語ってると思う
出来れば永久凍土で封印しておきたかった大泉サロンや24年組絡みの執筆や対談、映像化などをもちこまれて心底嫌だったんじゃないかな
さらに竹宮さんサイドから「萩尾さんがOKしたらこちらは受けます」と丸投げされたとしたら、それはもう宣戦布告に感じる
ものすごく嫌だからこそ「1度きり」に全ての情報をギュッと詰めた
「そこまでひどく描かなくても」「時間が経ったから赦せば」と言う人には一生わからなくていいですよ、くらいの決別の書だと思った >>857
竹宮さんはプレゼンテーションスキルがすごいんだと思う
良い意味でも悪い意味でもファンとか外側に向けてわかりやすく発信する前提で描いてる感じ
個人的にはだからこそ少女漫画は発展出来たと思ってるよ
萩尾さんとかあと山岸さんあたりは大人になって読むとすげー!て感じの話が多い
アンケート低くても単行本買いや玄人評判が高かったのもわかる(多分雑誌のターゲット年齢層だとわかりにくい) >>736>>792
「11月のギムナジウム」が1971年から連載されてるのをお忘れでは >>862
でも、NHKと例の竹宮本を出した出版社あたりにFAXでシンプルに「こういう理由で対談にもドラマ化にも私は関わりません」の方が効果的だったのになあと思いますけどね
なんでグダグダと分厚い本にしちゃったんでしょうね(その分価格が高い)
イヤで辛く苦しいものにはシンプルにNOを突きつければいいのになあ
高齢者なんだから十分同情してもらえるのにねえ(と書いてる私も例の予防接種対象の高齢者ですけどね) >>865
言ってきたのが彼らだけじゃないからでしょうね
気に入らないなら読まなきゃいい >>865
著名人の類いの方は何かにつけて大変だと思いますよ。 >>865
シンプルにNOを突き付けても入れ替わり立ち替わりオファーがあったからでは?
萩尾さんと城さんの文章ではアプローチがNHKとジルベール本の版元だけではなさそうだし
弁護士立てて…をやらないのは作家なら言論には言論でということなんでしょう
そして萩尾さんは同情よりも放っておいてほしいんでしょう
大泉本に同化?して竹宮さんサイドを責める(レイプだの京アニ事件の犯人に例えてるツイまであった)意見はどうかと思うし、冷めた感想も興味深く
読んでるけど、出版の選択肢自体は素直に受け取れるかな。高齢者だからって同情しない若造としてそう思う。
あと正直萩尾さんも城さんもここまで反響呼ぶと思ってなかったんじゃないかなー >>866
そもそもなんで萩尾さんがそんな本を書くことになったのか理由を知らない当方としては、買って読むしかないわけで…
FAXなら大きな影響力持つ二箇所に送りつけて「公開可」としておけば、他社は新たな嫌われ役になりたくないでしょう 865
あなたが本の内容を読んで「高齢者が書いたグダグダ分厚い本」としか思わないなら
表現者としての萩尾さんの矜持を理解できないだけではないの?
永遠に封印しておきたいことだったのに創作に支障が出るほど煩わしく、
しかも竹宮側の対応が萩尾さんに丸投げするような稚拙なものだったから困り果てたんでしょう
インタビューを結局自分で文章に起こしたぐらいだから
語るなら徹底的に自分の言葉で語りたくなった(責任はすべて取る覚悟)と自分は解釈しているわ
そもそも
>高齢者なんだから十分同情してもらえるのにねえ
何このいやらしい物の言い方 >>869
faxを送られた側が広く世間に公開するなら本を出版するのと大差ないよ
同じ企画を立てそうなところに内密で伝達しろとでもいうの? >>865
だからさあ、NHKのドラマ班とか大泉学園の町起し班とか河出以外の出版社が脈絡なくコンタクトとって来るのにいちいち対抗してお断りするのってストレスじゃん
一回きっぱり意思表示しとけばしつこく来なくなるでしょ 遅まきながら大泉本
読ませて貰いました 売れてて本屋三軒巡りました
個人的には要するに
直接謝らなかった竹宮女史がアカンと思いました
半世紀も時間あったのに
ジルベールも買っただけに残念
書いてる事と違うやん
「覆水盆に帰らず」の一文が重いなあ。 >>871
そうですよ
FAXだけで、本を出版するのと同じインパクトがありますよ >>875
そこまでこの本が出版されたことがお嫌?
でも、もう出版されてしまったんですから今更なにを言ってもね。
まさに覆水盆に返らず。 発売前からこの本の値段で文句言ってた人?
>>865 >>877
違います
買って読んだからスレに来ました >>875
本にしたことは問題で本に書かれた内容は問題ないという御意見ですか 私は大泉を読んで
「動物のお医者さん」の犬ぞりレースを思い出したな
ゴールは(少年愛による)少女漫画革命で
大泉を束ねるマダム気分のマッシャーが増山さん
やるぜやるぜのシーザーが竹宮先生 >>877
本の値段がエッセイとは知らず大泉がどんな場所であったか全然知らず高いと言ったのは私 >>879
いえ、そんな辛いことを掘り起こして書かなくても、拒否する権利は萩尾さんにはあるだろうと十分に思えただけです 竹宮さんの志を腐すみたいな箇所は何だかなとは思った
革命って言葉が気に入らなかったんだろうか ということで、高齢者の域に足先突っ込んでる者としてもう寝ます 心の中の永久凍土に埋めて触らないようにしてたのに今までも何度もオファーがきていて、
さらに最近はジルベール本が出たことでオファーが増えたのではないか?
決意して永久凍土から引っ張り出した以上は全て文字にして出力する覚悟だと思う
だから「一度きり」とタイトルをつけた
封印していた当時の痛みや感情を掘り起こして、まんま生々しく書いたのであの分量になったのでは?
時間薬で和らがなかったことを大人気ないと責める人にはわからないと思う >>880
うけるww
深刻なところはともかくとして増山さんの痛い腐女子っぷりが笑えた
「密やかな教育」の増山さんインタを読むと本人はもうちょっとハイブロウ志向っぽいが
あと竹宮さんのインタでは24年組は「増山さんがいい始めたんだと思います」となってて
ここらへん当事者/関係者でも話が曖昧になってるね
山田ミネコ先生は定義が違って広まったっていってる 大泉本読んだ、大好きな佐藤史生さんの話があって嬉しかった
これからジルベール読みます もし関係修復のタイミングがあったなら
プチフラワーで竹宮さんが風木最終章を完結させた時だったと思う
その時なら竹宮さんも心理的余裕ができただろうし
プチフラワーは萩尾さん竹宮さんを育てた編集者の山本順也氏が創刊した雑誌で、萩尾さんも創刊号の訪問者から執筆陣だから
山本氏を仲介に関係修復を計ってれば今まで硬直化しなかっただろう
少年の名はが出版されたのは山本氏が亡くなられたすぐ後だった、というタイミングが残念 大泉本、あの箇所を除けば普通に面白い
関係各所へのFAXで済まさず本1冊に
まとめてくれてよかったと思ってる
竹宮さんの本だけじゃ片手落ちだと思うし
まあ竹宮増山ラインへのわだかまりが
肝なんだろうけど
他にも様々な個性的な少女漫画家の
素顔が知れてよかった
自分は木原さんと花郁さん池田さん
編集の山本さんのエピソードが印象に残った >>888
本読んだらそれ全部タラレバでしかなくない?
萩尾さんは修復も何も、あちらを避けて通って関わりたくない心境は絶縁以来ずっと同じな訳でしょう
避けて通ってるあちらの読んでもない作品が完結したので
さあ仲直りしましょとか言われて応じると思えるかな 当時もっとちゃんとした大人が介入して
亀裂入る前に二人を引き離せばあるいは歴史は違ったかもなあ
50年経ってもダメなんだから
10年でも20年でもダメなんじゃないかな
間に誰を入れた所で終わった関係は元には戻らないのだろう >>891
そんな「ちゃんとした大人」は存在しないよね
ヘッセのデミアンみたいな理想を持つ人はいるけどね 大人が出てこないんだよね
あえて書いてないのかもしれないけど
編集者は作家のプライベートに干渉するタイプに見えなかったし
思春期から完全に抜け出る前の女の子たちなんて良くも悪くもあんなもんだよ
好きだの嫌いだの真似したのしてないの
非凡な人たちの平凡な人間関係の失敗でしかない 萩尾さんは自分が竹宮さん増山さんの
地雷を踏んでしまったからこんなことに…
と思ってるようだけど
竹宮さんたちが萩尾さんの地雷を
踏んでしまったようにも見える >>888
個人的な勝手な勘ぐりなんだが
萩尾さんのマージナルの構想を知った編集部が
竹宮さんとのネタかぶり連載をしたがらない萩尾さんの事情を知ってて
風木を終了させたんじゃないかと推測している。
あれほどの熱意を持って連載にこぎつけた風木を
プチフラワーでの連載終了だけで、断念するものだろうかと。
自費出版でも、ジュネあたりへの引っ越しでも
物語の続きは書き続けることは出来たんじゃないかと。
大泉で始まった少年愛漫画を巡る、お二人の戦いの帰結が
マージナルのために風木が切られて終わり
竹宮さんは風木の続きを描く事をやめてしまったのではないかと。 関係が壊れたあとからの修復は出来ないでしょ、それこそ覆水盆に還らず
竹宮さんと増山さんが、少年愛の盗作云々で萩尾さんを糾弾するのを思いとどまっていれば違っていただろうけど >>875
それだと村田さんみたいな良かれと思って言ってくる知人は防ぎきれないと思う
もう寝ちゃってるみたいだけど一応w 風木が物語の途中で終わったのは事実なんだろうけど
ジルベールが死んでセルジュが立ち直った時点で終わったからそこまで中途半端には思わなかったんだよな
神の子羊も読んだけど
あの後の話は割と身も蓋もないんだよw >>888
無理だろう。 竹宮さんの「嫉妬」に気づいていた人たちが止めたと思う。
竹宮さんが「謝罪」「撤回」じゃなくて「忘れて」という言葉を選んだ時点で、それは萩尾さんへの「呪い」に成ってしまった、と大泉本を読むと思える。
萩尾さんは「みんなでお茶を」の続きは描けないと悟った時、もう終わったのだろう。
竹宮さんは「ロンド・カプリチオーソ」に一連のドロドロをぶつけ、ある程度の手応えを感じたときに終わった。 風木は打切りだったのか
初めて知った
ジルベールが死んでセルジュが音楽家になって二人の魂が曲の中で結び合うなんていかにも最終回に相応しい内容だったから
なんで打切りになったのか教えて貰えませんか >>900
自分は竹宮さんの興味がよそ(少年愛以外)に向いたんだろうなとしか思わなかった
プロの力でまとめてたけど風木の最後のほうのは破綻して尻切れだったし・・・
増山さんと少女漫画の革命を目指して少年愛の漫画を生み出そうとしてた時期
1P劇場で「ジルベールの名前を覚えていて」と訴えたころが少年愛という新ジャンルにかける情熱の最盛期
性愛を描くのも重要な革命の1Pだった
でも風木の最後のほうでは性愛の描写を含めた少年愛の世界から竹宮さんが遠ざかろうとしていた気がする
少年愛漫画家として括られるのを嫌がったというか・・・ >>903
解る
最後はきれいにまとめたけど竹宮さん自身がもうジルベールをもて余してたというか
美少年漫画的なものに飽きてたのは感じてた
風木が打ちきりなのは事実だよ
何で読んだかは思い出せないけど
はっきりと竹宮さんがそう語ってた 最近大泉の本読んだのですが
ちょっとだけ仲間内でわいわい好きなこと話しながら趣味での漫画描いてた時期がある自分は
似たような切り口やシチュエーションのものを複数人で描いてしまう現象に覚えがあります
あれだけオープンに試作を見せあったり同じ映画や書籍を楽しんでいたり
好きなものについて話し込んでいたら時に似てしまう場面やモチーフは出てきます
でも出来上がった作品は違う人が書いてるので全く同じ作品にはなりません
読めば誰でも風木と小鳥の巣が全く違うストーリーでテーマだとわかるでしょ?
拗れてしまったことは本当に残念なこととしか
私は萩尾望都先生の作品群を読んだ後車輪の下を読み
それから風木を読んで御二方ともヘルマンヘッセ読んだんだなと思いました
それだけしか感じませんでした
どちらも盗作だなんて思いもしませんでした >>792
『カレイドスコープ』には ”1973年9月、「週刊少女コミック」誌上の「1ページ劇場」に描いた”
と書かれているので、「週刊少女コミック」にも同名の企画があったのかと思ったのだが、
ご指摘の通り「別冊」の誤りだった模様
さらに、「9月」というのは描かれた時期(文中に "1973. 9. 15" と記されている)であり、
掲載されたのは11月号と判明
↓こちらのリストには ”「風と木の詩」執筆への執念を綴ったもの。ジルベールやセルジュなど
登場人物のカット満載(モノクロ)” とあり、たしかに一般読者の目に触れたようだ
http://www.eurus.dti.ne.jp/~miyabi/kt-lib/north/north-illustessay1.htm
>>864さん指摘の件に関しては「ギムナジウムが掲載されてから2年経ってるし…」と思っていたのだが、
この「1ページ劇場」掲載と同じ号に、「萩尾望都けっ作シリーズ2」と銘打って、『11月のギムナジウム』が
再録(?)されているようで(11月つながり?)
数か月前の号まで「『小鳥の巣』が掲載されていたこともあり、わからなくなってきた
仮に、この「1ページ劇場」が盗作説に影響を与えているとしたら、文中に「思えば まるまる三年
私の胸ひとつに 納まったままなのです ああ!/ いかにして 世にだすべきや⁇」とあるように
三年前に構想を得たことが明記されていることくらい? >>902
人気があったのはラコンブラード学院にいた学生編までで
2人で駆け落ちしてからの生活臭が漂う貧乏編で人気が落ちたんだよ >>906
私も小鳥の巣と風木が似てるだなんて思ったことはないしスレ見てても皆そうじゃないかな?
てか、多分竹宮さんサイドでさえ本当は盗作だなんて疑ってなかったのでは
竹宮さんも、夜の呼び出しの後あの件は忘れてと一度は告げてた訳だし
竹宮さん本人がジルベール本に書いていたように、嫉妬心から思わずそういう責め方をしてしまっただけだと思うな
盗作というよりは、自分が描きたかったモチーフを先取りされてしまった(しかもそれが素晴らしい出来で)というのが
許し難かったのではと感じる
共通のモチーフを描くと尚の事双方の力の差が明確になってしまうし、かと言って早く描きたいと思っても
自分はアンケート1位を取るまでは自由に描かせてさえ貰えない
それら全てが耐え難くて自分の蔵書や家具に至るまでを「見ないで」と告げたのでは 風木打ち切りの件、自分もどこかで読んだ記憶があるのだが、自伝二冊を当たってみても書かれてないね
多分、竹宮さん自身が抵抗すれば連載続行も有り得たんだろうけど、納得して終了させたみたいな?
その後の話が描かれなかったせいで、物語の比較的初期にジルベール似の少女が(伏線として)
登場した意味がなくなってしまった
スレチ失礼 >>909
『カレイドスコープ』の年譜によると、長いスランプ時期の竹宮さん
風木の連載が実現せず、萩尾さんはじめ周りの漫画家達が独自の作品世界を発表していく中
取り残される不満と焦りから、自律神経失調症を患ってたんだと
身体もがりがりに痩せてしまったみたいなのに、周囲は気づかなかったのかね >>910
「扉はひらくよ」の 6.新たな境地を求めて の章にあります
「イズァローン」の連載を始めた頃から読者との間に距離を感じて
「風木」も世間と合わなくなってると感じた
編集者から「どこで終わりますか?」と聞かれて「終わるべきなんだな」とわかった
未完のまま連載を終了した選択に後悔はない
迷惑がられながら連載するのはもっと嫌だから >>908
納得した
ありがとう
駈落ちした後は確かに読んでて微妙な気持ちになった
そりゃ人気も落ちるよね… >>909
竹宮惠子先生らが盗作かどうかを問いただしたのは確認したかっただけかもしれないんですよね
意識的に似たものを出したのかそれとも単に似たものから着想を得ただけなのか
後からあれだけいろんな刺激や作品を共有してたらモチーフが似ることぐらいあると冷静になって考えたのかも知れません
それでも一緒にいると色々被ってくる可能性がありそれを避けたくて距離を置きたいって
その時になって初めてお互いオープンに手の内を見せ合い過ぎたと気付いたんだと思うんです
萩尾望都先生にとっては深いダメージが残る出来事になってしまいました
木原先生のおっしゃる通り
個性のある創作家は同じ家に住んではいけなかったんだと思います
今は個性のある創作家が近しくしすぎて起きた不幸な出来事を喰い物にしないで欲しいだけです >>908
学院編の脇役達が魅力的だったから
彼らがいなくなったらねえ 竹宮惠子を特別美人だと思わないので不思議だったんだけど
>>675みてひょっとしたらショートカットで色黒な彼女は仲間内で少年の化身のようになってたのかしらと思った >>899
アレは「(自分にとって)良かれ」が原動力というのが透けて見えたし。 検索すると男性アカウントが「まあまあ以上の美人」「昔から美人でファンです」
女より男には受ける顔かも
男は華やかな美貌より普通っぽいのを好むから たしかに若い頃はレースのブラウスに帽子とか被って美人売りしてた覚えがある それにしても
大泉の話のほとんどが沢山の創作家のエネルギーに溢れていて
読んでいると楽しくなりました
何回も声を出して笑いました
萩尾望都先生のことを表現した石と桃の点描は一番笑ってしまいました
いろんな方のことを観察なさって描いてるけど
萩尾望都先生の突き放しながらとても愛してると分かる
人を見るときの眼差しが好きです 大泉本は貴重な回想録だけど、困ったことに「ミステリー」のようにも読めちゃう。
・まえがきで「人間関係失敗談」と宣言
・増山さんに「落とし穴」の予感
・苦労もするが徐々に仕事は充実。
・突然の破局
・混迷から再起へ
・第三者視点から破局の謎が語られるも納得できない
・第三者の手記
そして読者はジル本・扉本ほかいろんな資料や証言を求め始める…
「女性版トキワ荘ドラマ」の企画は「少女漫画家版ドリームガール」ミュージカルとして再企画されてる予感。
ドリームガールズ制作陣は、「これはフィクションで、たまたま似たエピソードがあるだけ」と主張している。
せめて宝塚でやってくれるなら〜(オイ コラ >>656 をちょっと修正。 最後にセリフを足すと、小咄っぽいオチになるかな?
妄想Ver.0.2
竹宮@スランプ:(煮詰まって「ヨーロッパ鉄道の旅」を読んでいる)
萩尾@30万円:増山さん、ヨーロッパに安く行けないかなぁ(増山さんに言えば、竹宮さんにも伝わるでしょう)
増山@音大浪人:(竹宮さんに独り言っぽく)あーあ、ヨーロッパで本物を見たいなぁ〜(30万では無理)
竹宮@スランプ:行ってみようよ! 貧乏旅行で みんなで (これを突破口にしたい)
増山@音大浪人:小澤征爾がパリにいくのに貨物船で2ヶ月、シベリア鉄道だとモスクワまで1週間以上、体力的にも無理
竹宮@スランプ:地図、時刻表、6ヶ国語辞典購入したぞ。
増山@音大浪人:親の援助とアルバイトで旅費を捻出するわ
増山@音大浪人:萩尾さん、(竹宮さんが)旅行計画たてたよ。
増山@音大浪人:竹宮さん、萩尾さん即決だったよ。
*旅行中、竹宮さんは列車乗り換え・ホテル予約など大活躍
萩尾@30万円:竹宮さん、すごい! 前から計画立ててたの?
*竹宮・増山が固まってしまう 萩尾さんて藤井風好きそうとふと思った
青春病って曲を捧げたい >>919
男性にとって美人は女性に対する褒め言葉という意識があるから
顔の造作が整っている美形という意味の美人とはニュアンスが違う NHKがドラマ化を狙っているのなら
「あまちゃん」のGMTの合宿所みたいに作りたいのかなと思った
それぞれに事情をかかえた
仲間でありライバルでもある女の子達の共同生活を朝ドラで 安田美沙子や相武紗季など男から見た美人って女とはズレるので 薄めの可愛い系の丸顔で利発そうな感じの人がモテてたのを見てきたから
あのタイプがチヤホヤされるのも納得するけどな 男は丸顔の女が好きだよね
竹宮さんの若い頃はよく知らないけど
髪の長い写真見たらたしかに松本明子
に似てる?
当時は中性的な格好の似合う美人が
竹宮さん以外にいなかったのかも
大泉に集う漫画家さんはフェミニンな
容姿が多い気がする まあゲゲゲの件で朝ドラがどれほど国民に洗脳効果を発揮するか
痛感した萩尾さんとしては
メディア化だけは絶対に阻止したいだろうね 生身の自分をキャラクター消費されたくない、物語にされたくないってのは
本当に耳が痛い話だった >>932
意図しないキャラ付けは誰でもごめんこうむるやろ >>930
昭和の「テラへ・・・」アニメ化の時期にリアル中学生でした
映画の販促でしょうけど竹宮先生は美人SF漫画家として積極的に顔出してメディア露出していた
映画の初日のイベントで漫画本編に描ききれなかった裏話をインタビューでかるく語ってしまうのはびっくりした
あとキースの部下のマッカをマネージャーの増山さんが溺愛してて彼の生き方死に方には増山さんの拘りがありまくりだっったそう
アプローチがまったくちがうんだけど、時代的に重なるものとして綿の国星のアニメで金髪のR・クレイダーマンがちびネコドールを抱いてピアノ弾いていたのを思い出す
アニメの試写会に行ったけど大島先生からはお花とメッセージで顔出しはなさらなかった
萩尾さんも作者よりも作品が表に出るタイプ
講演会や対談集でも自分が自分がというより作品の背景に溶け込む感じが印象的だった
それだけに今回の大泉本は今まで目をそらして見ないようにしていたものを全部引っ張り出して棚卸ししたような腹のくくり具合を感じる
これを読んでもまだ和解云々を言う人には一生どころか来世までわからないと思うw 大泉本で萩尾さんは三島由紀夫の「金閣寺」は挫折し、竹宮さんの「空がすき!」は複雑すぎて無理だったと書く。
”「首を絞めて、殺そうとする? これは殺人だよね?」と聞くと、二人は「いいえ、これが愛なのよ。殺される方も愛だとわかるからそれを受け入れるのよ。これが少年愛なのよ」と言ってました。”
美しすぎるからと放火する話と、愛ゆえに殺そうとする話がわからない萩尾さん。
竹宮さんが「あなたが傑作ばかり描くから、壊そうとした」的なこと手紙に書いていたとしても、萩尾さんはわからないんだろうな。 大泉の話、美人やスタイルのいい人には容姿への言及があるのに、何もない人にはノーコメントで読んでる方が気まずかった 和解厨はDVや毒親から逃げた人に平気で
「反省してるんだから許してあげて」「相手も辛かったんだから貴方が大人になって水に流して」
みたいな事を平気で言うタイプだと思う 伊藤愛子さんのお名前を久々に聞いたけど
当時からすごい美女だと他の先生も書いてらしたの覚えてる
今でも鎌倉行くと伊藤先生の書かれた作品思い出すなー
紀伊国屋スーパーとか出ててセレブ感があったw >>937
それ分かるw
ちょっと悲しいよね
ただ山岸涼子センセって結構お綺麗なのに細いとしか書いてなかったからちょっと違和感
萩尾さんの美人イメージは明るく華やかなタイプなのかなとも思った >>940
山岸凉子先生については確かもりたじゅん先生とのがみけい先生だっと思うけど
りぼんの後書きコーナーで「おりょう様は私のものよ」って取り合いごっこをしてたのを覚えている >>934
これがそんなに悪いとは思えないんだよね>積極的に顔出し
ここでは控えめである事が美徳のようになってるけど。
地球へ…の前から公式FCを作って積極的に関わり、ファンの集いでは幼い質問からマニアックな質問にまで丁寧に答えてた。
裏話を披露しつつノンフィクション風に描いてるものは、そのネタばれをしないように気を遣いつつ。
マニアのアレな言動を晒しあげたりもしていた萩尾望都とはファンとの距離感が明らかに違っていたが、それをちやほやされたかっただけと決めつけるのはどうなのだろう?
それに「地球へ…」のキャンペーンでもって日本の女性の漫画家が硬派めのSFを描く事を一般にもアピールしたという意味合いは、当時としてはそこそこ大きかったと思う。
SF漫画を描く萩尾望都の存在は世間一般への知名度はまだ低かった時代だし。 >>942
ここ萩尾スレだし話題の本のもう一人の主役だから
竹宮さんのやり方が好まれないのはある程度仕方ないとは思う
しかし内容的には同意
竹宮恵子は昔から一貫してずっと大人に思えてた
立ち振る舞いが好ましい社会人そのものというか
そういう意味でやっぱり萩尾さんとは異質だったんだろうと思う
同居さえしなきゃ近いジャンルの二大巨頭として今でも交流とかがあったのかもしれないね
覆水盆に返らずか… >>805
すいません、知らない話なのできになります。よろしければ少し詳しく。 >>781
被害妄想に近い
>>941
山岸さんは後に、もりたさんが本宮さんと付き合っていたのを隠すためにやっていたと言っていたがw >>936
旧エヴァの首締めラストは理解出来なかったのかなあ
あれは庵野監督の知人女性が実際にパートナーの男性からやられた事を元ネタにしてるんだけど >>946
あー出身高校ですか!
なるほど凄い
ありがとうごさいました! そんな記述全然目に留まらなかった
人の美醜が気になる人は気になるものなんだろうね >>947
同意じゃなきゃ暴力だし同意があっても特殊性癖っしょ
シモな話で首を絞めると下のしまりが良くなるって与太話を信じて首締めをする男は存在する
>>943
メディアに露出したり大学に勤めたりして政治力を持つという戦い方をする人だよね
少女漫画の地位向上に対しても表現規制反対に関しても功績が凄いと思う テンプレ過去ログ分を張り終わりました。不備がありましたら補足・ご指摘願います
>>5 も張った方が良いでしょうか?
【ワッチョイ表示】萩尾望都【64】
https://medaka.5ch.net/test/read.cgi/gcomic/1620020403/ >>5 のうちポーの一族展と >>6 を 新スレの5として張りました
大泉と少年の名については私の独断で貼るのは憚られるので貼っていません >>940
萩尾さんが外に向けて積極的に「美人」と書くのは、顔の造形やスタイルだけじゃなく
誰かに「美人」と言われて傷つかない(変な表現ですが)ような、自己肯定感の強い相手限定なのかな?と感じました
>>952さんスレ立てありがとうございます >>947
宮村優子に振られたカントクが腹いせで入れただけのシーン >>942
里中満智子さんも積極的だよね。
>>781
竹宮さんの「ロンド・カプリチオーソ −氷の旋律−」には、失明した弟から点字本・レコード・猫・村娘を取り上げる兄が出てくる。
(電書2巻の冒頭部分で、立ち読みできます)
昔読んだときは意味不明、のちに風木を読んだらセルジュとオーギュの習作だったのかなぁと思っていた。
いま読みかえすと、当時の竹宮さんの歪んだ黒い部分がダダ漏れな印象、
佐藤史生さんはじめ多くの人が「嫉妬」だと察してたと思う。
>>952さんスレ立てありがとうございます
たぶんまだ竹宮さんのことを書くと思うので あると嬉しい >>936
愛する相手を殺すってヤンデレ愛は乱歩あたりにもよくありそうな
私がその手のシーンを初めて見たのはパノラマ島綺譚を漫画化した高階良子さんの「血とばらの悪魔」だった
愛も殺人もおなじっていうのは「エッグスタンド」のラウルだね >>960
ご意見ありがとうございます 暫定テンプレとして貼りました >>960
里中さんは講談社の方針もあったと思う。
美人だし。
青池さんも里中さん以前に高校生デビューをしているけど、顔写真が出るとか華々しく報道されるとかはなかった。
里中さんは後に講談社の複数雑誌を牽引する漫画家になって力もあったが、
デビュー時に各方面にショックを与えるくらいニュースになったのは、美人で講談社が積極広報したこともあると思う。
雑誌の中では、りぼんには漫画家を芸能人みたいに扱ったグラビアページがあった。
弓月さんの女装写真、山岸さんのお琴和装コスプレとか、今となっては貴重な写真もある。 >>963
作品名忘れたけど漫画家志望の少年を主人公にしたつのだじろうの漫画で、少女漫画家は作品の面白さより容姿がよくてアイドル的な人気が出ることが大事みたいなことを書いてるのを読んだことがあっていくらなんでも偏見すぎると思ったんだけど、
該当しそうな作品て少年マガジンの「その他くん」なんだよね >>947
それさ、竹宮惠子が元ネタなんじゃないかと思うんだけど。Fly me to the moonだって竹宮作品からの引用という説もあるし。庵野監督はインタビューでは結構嘘言うしね。 竹宮さんをダシに庵野監督sageとか
さすがにスレ違いなんじゃないでしょうか? 竹宮先生は漫画を軸にコンテンツを展開するのが上手い天才かなと
萩尾望都先生は物語を物語的リアリティを持って迫る表現で描く天才かと >>959
男に受けて(モテて)るから美人という価値観もありそう
福岡だし 愛と憎しみは紙一重というし
首締めもまあ漫画の中ならアリかな
NANAのナナとレンを思い出した
あれは締められるほうが嫌がってないし
むしろ求めてたのだけど 痴情のもつれで首を締めるとか
割とフィクションの中ではよくある場面だとしか思えないから
自分はやっぱり感受性が貧しいんだろうな〜〜って思ったんだよね
萩尾さんは感覚的な部分と
理詰めで突き詰める部分が極端なんだけど
漫画の中ではそれらが緩やかに溶けあって素晴らしい調和をみせてるのかな >>946
山岸凉子といがらしゆみこと忠津陽子の出身高校一緒(学年近い)もすごいと思ったが
石ノ森・大友・佐藤史生を輩出した高校ってものすごいw >>927
多くの人がご存命なんだから
「なつぞら」くらいアレンジされる予感
信長の人が宮崎駿だとか言われても
ちょっとピンとこないくらい そういえば昔ベジャールを見に行ったとき(80年代前半だったと思う)
5つくらい後ろの席に萩尾さんとささやさんがいらっしゃったのよね
プライベートだろうと思うから、私と友人は気が付かないふりしていたけれど
幕間にサインをねだった人が何人かいて、萩尾さんは戸惑いながらもサインしてあげていた
でも全員ささやさんをスルーしていたので、それも失礼だなと思って見てた
ささやさんはニコニコしていたけれどね >>974
いい話だなあ
でも正直自分もささやさんに関してはお顔拝見したことないのでちょっと解らないかもしれない…
自分がバレエ見に行って見たことあるのは叶姉妹の美香さんくらいだw 残酷な神が支配する、で愛を深く描いてるけど、その中で複雑な気持ちも描いてるよね
20歳の頃の萩尾さんは愛してるから殺すという創作をリアルの殺人と結びつけて感じたけど
それをさらに掘り下げて、リアルな残虐性と愛を描いたんだなぁと思うと感服しちゃうな
幻想的な「愛してるから殺すの」という耽美性とはまた違う「愛しているのに壊してしまう」を描いているよね >>968
日本中どこでもそういう価値観の人多そうだけど
福岡=男尊女卑という決めつけは不愉快 >>974
私も萩尾先生をベジャールの公演でお見かけしたわ。お一人で素敵な着物着て扉の横で俯いて微笑みながら立っていらしてかなり怖かったけど、今思うと地顔が角度によって笑顔に見えるタイプなのかも…30年くらい前のお話です 萩尾さんは愛憎をリアルに描くタイプじゃないけど
半神は衝撃だったな
あの作品が描ける才能は並じゃないと思った >>505
それを読むと竹宮恵子は「嫉妬だった壊れかけたから距離を置いてと言って離れた」と50年前の事をハッキリ認めている訳でさ
本が送られてきた時に吐きながらでも入っていた手紙と本を読んで
その上でぶち切るか謝罪を受け入れるかを決めたらモーさまの心の永久凍土の何らかの前進はなったろうにねぇ
ハキハキした城さんが居たのも運のつきというか運命というか 別に永久凍土に変化なくて良いでしょ
他人が口出す部分ではない これから萩尾望都研究する人は、大泉本に出てくる本や映画をすべてチェックしないといけないだろうな。
とはいえ、文学少女を自認する人だと読了していそうな、わりとメジャーな名作ばかりで、普通に「青少年のための読書ガイド」に使えそうだ。 >>980
> 本が送られてきた時に吐きながらでも入っていた手紙と本を読んで
意地悪で聞くんじゃなく、素直に疑問なのだけど
なんで萩尾さんがそこまでして手紙を読まなくちゃいけないと思えるの?
萩尾さんは和解や理解を求めてないよね?
愛の反対は憎しみじゃなく無関心
萩尾さんが自身の心の中の永久凍土に封印した時点で「この件一切」から出来る限り無関心になろうとしてたってこと
今回、大泉本を書くに当たって永久凍土からまるごと取り出して、生々しい状態そのまま文字に移植した結果があの分厚さだと感じる >>972
佐沼高校でしょ
別学文化の宮城で珍しく旧制中学なのに戦後すぐ共学にした
北上川がゆったり流れて水鳥の飛来地で星がきれいな所
ちなみに隣の築館はごりごりマッチョでクドカンとかこじらせ系多い スレ違いだけど
佐藤さんの描かれた学園もの読むと
頭の良い人しか居ない学校で過ごした人なんだろうな〜〜ってすごい憧れた
自分は純クレそのものみたいなバカ校出身だったのでw >>987
あら可愛らしい
眼鏡のフレームが時代だなあ そういえば自分の出身校はコブラの人と、うしおととらの人と、動物のお医者さんの人を輩出してるわ
旧制中学からの高校って割と有名人出がち
萩尾さんこの本出してからちゃんと静かに執筆生活できてるんだろうか
騒がしいのはネットだけだといいんだけど >>949
世にでる女性にはつきまとう
少女漫画かなんぞ野暮ったくて魅力がないから夢みるんだろうという社会に打って出る人は360度視線と戦わないとね >>985
マッチョとクドカン
ヒゲとボイン的な味わい >>974
私も昔、ロシアバレエを見に行った時にロビーで萩尾さんがいらしていたのを見かけたわ。
その時は1人だったみたいだがバレエは好きなのね。
でも確か、ロシアで大けがしているよね。
バスに乗っていて頭を負傷して、あと数センチ負傷場所がずれていたら、命が危なかったと言われた怪我。 >>995
堀内元さんがNYCBに在籍してた頃、お父さんのバレエ団で里帰り公演した際にも
お着物姿の萩尾さんをみた
バリシニコフは全日本公演観たと書いてたし、かなりハマってたのかも >>991
それもすごいね。
そういえば、池田理代子の出身高校では同学年に柴俊夫とアラーキーの伝説の奥さん(亡くなる前に本も出している)がいたとか。
沢村貞子も輩出している名門校とはいえ、1学年に3人有名人輩出はなかなかない。 クラプトン、ベック、ペイジが同じ高校というのを思い出したw >>930
少年の名は…に載ってた
ガリガリに痩せて少年のようとコメント付きの写真、てち平手友梨奈に似てた >>930
少年の名は…に載ってた竹宮先生
ガリガリに痩せて少年のようとコメント付きの写真、てち平手友梨奈に似てた このスレッドは1000を超えました。
新しいスレッドを立ててください。
life time: 30日 15時間 11分 55秒 5ちゃんねるの運営はプレミアム会員の皆さまに支えられています。
運営にご協力お願いいたします。
───────────────────
《プレミアム会員の主な特典》
★ 5ちゃんねる専用ブラウザからの広告除去
★ 5ちゃんねるの過去ログを取得
★ 書き込み規制の緩和
───────────────────
会員登録には個人情報は一切必要ありません。
月300円から匿名でご購入いただけます。
▼ プレミアム会員登録はこちら ▼
https://premium.5ch.net/
▼ 浪人ログインはこちら ▼
https://login.5ch.net/login.php レス数が1000を超えています。これ以上書き込みはできません。