あさきゆめみし 第八十八帖
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いづれの御時にか、駄スレ、良スレあまたさぶらひたまひけるなかに、
いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めきたまふスレありけり。
語りませう。
この板は全年齢対板なのでエロ話がしたい人はpink板へ
ここは漫画あさきスレなので専門的な史実ネタや原文ネタはほどほどに
史実ネタは日本史板へ、原文ネタは古文・漢文板へ
『あさきゆめみし』には沢山の登場人物がいてそれぞれ贔屓キャラは違って当然
特定キャラを過度に叩き他人を不快にさせるような書き込みは攻撃されて当然
それ以外はレスした人への攻撃は固く禁止
マタ〜リ楽しく共存し合う事が出来なければ《荒らし》
次スレは>>980なる方が立てる定めなりにけり桜人
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あさきゆめみし第八十七帖 避難所
https://medaka.5ch.net/test/read.cgi/rcomic/1521335102/
VIPQ2_EXTDAT: checked:default:1000:512:----: EXT was configured あさきゆめみし 書籍(括弧内の数字は初刷発行年)
KC mimi(1980-1987 1989-1993) 【全13巻】
豪華愛蔵版(1987-1992) 【全7巻】
保存版(1993) 【全7巻】
第1巻 星の章
第2巻 花の章
第3巻 炎の章
第4巻 月の章
第5巻 風の章
第6巻 水の章
第7巻 霧の章
《KC mimi 第1巻から第10巻まで収録》
漫画文庫(2001) 【全7巻】
完全版(2008) 【全10巻】
電子書籍版もあり配信中
完全版ハードカバー(2017) 【全10巻】 イラスト集
源氏物語 あさきゆめみし画集 (1984)
大和源氏 あさきゆめみし絵巻 上巻・下巻 (1994)
大和源氏 あさきゆめみし絵巻 新装版 上巻・下巻(2016) 宝島社 別冊宝島
あさきゆめみしPerfect Book―大和源氏の世界を徹底解析 (2003)
完全保存版 あさきゆめみしの世界 ―大和和紀画業50周年記念―(2016) 《名言集》
神さまの……くださったぶんだけしあわせでしたわ……
わたしはねなにをしても許される身なんです
……より多く愛した者が負けなのです
生涯一度として心から愛されたことのない后だったのだもの
今度生まれてくるならもっときれいに生まれたい……
これが……やはりわたしの運命でした……
秋がことにあわれに身にしみます……
そしてこれからはずっといっしょなんだ……
いったい なぜわたしはこんなむなしい恋のとりことなってしまったのか
わたくしが琵琶の撥で招いたら月が雲から顔をだしましたよ
こんな人の世の苦しい恋の淵に身を沈めようとは
あんなにも美しく愛らしく純真な姫がこの世にいたとは……
こんなわたくしを愛してくださったあなたに涙しか残してゆけない……
……あなたが天女なら……
わたしは月読だ……
愛が勇気を与えてくれたから……
その愛をあなたにのこしましょう
あなたはこの世の中に生きて
最上の喜びと最上の哀しみを味わうために生まれてこられた
そんな美しいかたが花を散らせてしまうの見るのは……
悲しゅうこざいます
わたくしは二度と目ざめることのない
あの夢の中にはいっていきます
これ以上なにものにも流されることなく……
自分の足でここに立ちたいのです……! やっと実るのだわたしたちの幼かった恋は……
春に遅れて咲くこの藤の花のように……
自分は人とはちがうのだと思ってきた……
その思いあがりがいまははずがしい
わたくしは……いま……はじめて
自分の行く道が見えたような気がする……
見つけた
わたしがさがしていたもの……
身をこがすような恋……
愛にことばなどいらないのだ
愛したら……
だたやさしくほほえむだけでいい……
あなたの悲しみを……
あなたの涙を……
けっしてむだにはいたしますまい……!
あなたを愛してるといってしまえば
わたくしはいやおうなく
母と同じ道をたどることになる……
あなたさまのおっしゃるのはうわべだけのいつくしみ……
世間体をつくろうだけのおやさしさ……
わたくしへの愛などではありません……!
わたくしはこの世と……
この世に生きることをこんなにもあいしている……!
この終わりのときにさえ…… その日こそ
わたくしたちは夢の浮き橋を渡り……
静かに手をとりあうことができるだろう
桜よ
いまは喪の色に咲け
あの人はもういないのだ
わたしの永遠の恋人は……
あなたのお気持ちはよくわかる
わたしを責めておいでなのも
だが わたしはだれよりもあなたを失うのがおそろしいのだ
あなたに見放されるのがつらいのだ……
……ああ……
あなた……
ひとりぼっちの……
かわいそうなあなた……
あなたがわたくしを愛したから
わたくしは生きてきたのに……
あなたこそがわたくしの人生
わたしくのすべてだったのに……
……ああ……!
この世はなんと美しいのだろう……!
生きとし生けるものは
みななんと美しい輝きに満ちているか……! わたくしは母を知りません
はかなげで少女のようで……
すきとおるように美しい人だったといいます
愛だけによって生き
その生命を断ったのもまた愛であった……と
わたしたちは
……またいつか出会うことがあるのだろうか……
いつか……
男と女の垣根をこえた
御仏の御弟子として……
わかっています
あなたが心からそうおっしゃっていること……
あなたの愛がすこしも変わらないこと……
でも……
でもちがう……!
わたしのなかでなにか砕けてしまったものがある
それをあなたはお気づきにならないのね……
つぎの世に生まれたら……
わたしはべつの生き方を望むかしら……
それともやっぱり
もう一度
あなたのような人に出会って……
……いつまでも愛されて……
……そばにいたいと…… 乙
紫の1番幸せだった時期っていつだろうね
1 祖母のもとで北山を駆け回っていた時
2 二条院に引き取られてから源氏の妻になるまで
3 源氏が須磨から帰還してから女三宮が降嫁するまで
4 病から生還後気持ちの上で源氏を切り捨ててから 仮に夕霧出産後も葵が生きていたら若紫の立場はどうなったかな
どうあがいても正妻もしくは正妻格になれないことは確定だけど
葵が死ぬまで世間にはずっと正体を明かさずほぼ監禁状態だったので
葵が生きていればそのままずっと秘密の愛人のままだっただろうか
強力な正妻の手前側室としてお披露目するのも政治的に難しそうだし 後見を持たない紫を大切にしろっつうのなら、
源氏が准太上天皇になるとか野心を持たず、ただのヒラ臣下として生涯を送ればいいのか 結婚してから何年も経った後で正式に正妻としてお披露目することはできなかったんかな 式部卿宮(兵部卿宮)の王女御は冷泉が出生の秘密を知らなかったら優遇したのかな 出生の秘密と言うか冷泉の実父の源氏の最愛の人を冷遇する家の娘は重用しないでしょう
我ながら言い方が回りくどいな >>19
無いよ寵愛もイマイチ
朱雀にやらず秋好の入内勧めたのは源氏と藤壷だ 王女御の件と紫がらみで源氏にはぶられて冴えない印相が強い兵部卿宮だけど、
三宮の母、藤壺、王女御、と3代の帝に自分が貢献になる女御を挙げてるんだよね
しかもそのうち2名は寵愛も深かった(みたい)だし
なかなかのやり手だよ、政治家としては >>23
やり手かな
後宮に女を送り込んでるだけって感じ 三宮の母と式部卿は、異母兄妹だからほとんど関わりなかったんじゃない
後見はしてる可能性は低いと思う 三宮の母は親王宣下されてないし帝の御子だけどこちらは更衣腹じゃない?
紫父と藤壷は后腹だし源氏の宮の後見までしないと思うわ >>17
準太上天皇なんて帝の好意からきてるんだから、野心を持ったってなれないよ。
冷泉は何でもしてやりたい孝行心でやたらと出世させたがってたが、源氏は政界バランスや嫉妬を集めないように上手く断ってきた。
大政大臣もようやくお受けした所にドカンと準太上天皇を贈られてしまい、断るわけにいかなかったんだよ。 準太政天皇という位を贈られなくてもいずれは紫の上の立場に疑問視はされてたかもね
紫の父親と関係途絶する前にお披露目やってたら良かったんだろうけど
父親は正妻を気にして源氏は葵の実家を気にしてあまり派手なことはできなかったんだろう 1乙です
紫裳着の段階で何らかの理由で御披露目しなかったとしても、その後寝殿に住まわせるとか源氏の天下みたいな状態になっても何もしてくれなかったんだと晩年気付かされるってなかなかだよね >>1乙
地味に夫が妻への手紙を自由に読めるのが嫌だ
本当に女性の人権は今と全然違うと認識する 可愛いさのあまりに強引に攫ってきた事実も
馴れ初めとしてはかなり決まり悪いよね 手続きって必要ね。
女の地位や行く末に関わるもんね。
見逃されがちだが、夕霧もホントはある程度出世してから妻問いしなきゃならなかったんだよ。我を通すことが第一義で、雲居をほったらかしにしたと言われてもしょうがない。
そこを頭中が自業自得だとして自ら折れてくれ、娘が(夕霧も)世間に誉れと言われる結婚が出来るように進めてくれた。
落葉の件も、結婚後のビジョン(彼女に手厚くする)は一人決めしてて、我を通した分、落葉一人が批判に晒されっ放しで守られてなかった。雲居との件でこういう癖がついた。 雲居の雁が夕霧の手紙を奪い取ったシーンがあったはずだが なるほどねぇ、結果オーライとはいえあの強引な結婚は落葉にとって本当に気の毒だった
朝顔と源氏はあのまま進んでたらちゃんと正式な結婚になってたのかな
所顕を取り仕切るべき父がいないけれど 朝顔が正妻になってたら紫はある意味楽になったかもしれないよね
女三宮ほどの衝撃はなかったんでは 紫を妻にした時点ですでに他の一の人がいたら苦しむことはなかったよね 後ろ盾もなく一番に愛されるなんて
正妻が生きていたら気楽だっただろうにどころか
弘徽殿にいじめられた桐壺更衣の二の舞だったかもしれないし 宮中と自分の屋敷では条件が違うだろうし正妻と紫の上が同じ敷地内に居たとしても
住む棟と行動範囲を完全に区切って嫌がらせしづらいようにするんじゃない? 葵上がいじめをするとは思わないな
亡くなった時に女房が「あんなお優しい奥様が」と言って泣いてたから
源氏に対して打ち解けないだけで意地悪な性格ではない
葵上がお可哀想と女房達が勝手にあれこれする可能性はあるけど 六条との一件は従者の不始末だもんね。朝顔もイビりをする性格ではなさそうだし、紫の心の持ちようって気がする。 出産後はお互いに素直になって打ち解ける努力をしようとしてたし、源氏も葵に対して身分コンプレックスはある感じだけど本来の葵のスペックち嫌う要素も無さそうだから長男を産んだ正妻としてちゃんと大事にしそう
それなら他に恋人や妻がいるのは貴族男性には普通のことと葵側もさほど気にせず、紫も明石や花散里みたいなポジションと自他どちらも思うようになったのかもね 自分の家来を可愛がるのは最低限の当たり前
二条院にかくまっている女君を葵上が面白がってないのは源氏にも伝わってるぐらいだし
もし接触があったらイジメがないとは言い切れないね
家来をコントロールできない時点で女主人も立派な人格とは言えない
弘徽殿だって更衣への嫌がらせの全てを指示していたわけじゃないだろうけど黙認
女主人にきちんとした力量があれば家来は問題起こさない
そこは源氏も六条に恥をかかせてって葵上に対して批判的だったでしょ
もとは源氏が六条に手を出したからなんだけど 無用に悪感情を振りまいて、女房や家人たちを暴走させないことも女主人の務めというのはその通りで、
葵はややそこに欠ける部分はあったかなと思う
ただ、婿の女に積極的に嫌がらせする右大臣家と、婿が婚家に寄りつかなくても鷹揚に構える左大臣家という対比は描写されてたと思う
あと、二条院に匿われていた紫には女らしい嫉妬程度かもしれないが、
六条はただの浮気相手と看過するには身分が高すぎたのも車騒動の原因かな
下手したらダブル正妻ぐらいの扱いになるかもしれないからね 紫の母親も夕顔も正妻にいびられて?死んだり逃げたりしたんだよね
同居してる訳でもないのに離れた相手をどうやってイビるんだろう 夕顔は身の危険を感じて姿を消したから物理的に何かしたんじゃない? 平安時代って結構物騒だっていうから、無頼な輩を雇ってけしかけたりしたのかなぁ 瑠璃君(のちの玉鬘)が源氏に引き取られていたら若紫をさらわずに
瑠璃君を自分の理想に育ててのちに手籠めにしただろうか
それとも両方とも引き取って姉妹のように育てたかな
しかし瑠璃君引き取れなかったのは右大臣側に瑠璃君について調べられると
夕顔の死に源氏が関わったことが世間に知られて政治的にまずいって理由だったけど
兵部卿宮の娘を父親が引き取るはずが横からかっさらって何年も知らせず監禁って
そっちも相当外聞悪い気がするが平安時代の価値観は良くわからん 結婚というおめでたが来て所あらわしだったから、経緯はナアナアになったきらいがある。
結婚の手続き、婚家との付き合いはやはり大事で、何かあると不具合が生じる。(須摩に流れた後、残された紫上との付き合いが絶たれたり、女三宮降嫁時に手続き不備が取り沙汰されたり)必ず女の方に皺寄せが来るんだよね。 紫があさきの女三宮みたいにボーッとして優しく保護してくれる男なら誰でも良くて猫と戯れてたらそれで満足な女性だったら修羅場はなかったんだろうね
源氏の思い入れも少なくそれでも藤壺似の女で関係を持った女を見捨てることもないし
物語的に面白くないけど 紫の上がむなしさを感じたのは相手が女三宮だったからでしょ
身分が高いだけがとりえの身体も性格も幼い女に正妻の座を奪われたから
正妻になったのが朝顔だったら源氏との付き合いが紫の上より長く
人柄・教養・趣味も高い人だから不本意でも受け入れられたと思う 朝顔は宮家の正妻の娘のうえ斎院ブランドもあるから当然朝顔の方が格上
そして斎院は京都に近い場所に住むから伊勢に住むことになる斎宮よりも格上
Wikiによると歴代斎院は斎宮に比べて女王が少なくまた生母の出自も高い例が多いとか >>54
通常内親王が勤める斎院を女王の朝顔が勤めたってのは母方も血筋が良いのでは
もしかしたら母親も内親王なのかも
紫も后腹親王の娘だけれど母は側室でも無い愛人だから格下 >>53
確かに紫は長年嫉妬してた明石に対しても美しい容姿と立派な立ち振る舞いを目の当たりにしてこれは源氏が夢中になっても仕方ないと認めたからね
女三宮が教養高く人柄も優れてたら紫も少しは納得できたのかな 紫上が世間でいい評判を得ていたのは、源氏の一の人だから、ではあるよね。
后腹親王の娘だからというのはその次くらい?
でも紫上の女主人としてのあり方、振る舞いなど、つまり彼女の実力部分が評価されてたように思うんだけど、どうかな? 作中の京の都の庶民もこんな風にあれこれ紫の上の身分とか
女三宮降嫁後の待遇とかについて下世話なこと言って盛り上がってたんだろうね 女三宮が出家した時どう思ったんだろう
年上旦那との仲が冷え切ってるって思われたかな 娘のように若い正妻をうざがって古女房に固執する源氏ってチャールズ皇太子
カミラ=紫ダイアナ=女三宮
リアルなら世間は高貴な若く美しく世継ぎを生んだ正妻の味方だね 読者は物語として柏木とのことも知ってるわけだけど源氏が非難されたりしたのかね
柏木が悪霊に煽られた恋に狂って死ぬまで行っちゃうのは当時としては同情されたのかなぁ? >>62
紫はずっと源氏の一の人として生きてきた。
他の男と結婚して子供を作りながらチャールズとの関係も継続してた不倫女とは違うよ。 >>60
名の知られた貴族は芸能人みたいなもんだね
口の軽い女房が1人いればいくらでも漏れる 大宮が娘より寵愛深い女房を放逐せず抱え込んだのもそういうことだよね。
噂が漏れるって主人の能力不足なんだし。
血縁便りで就職してる女房たちもまたあちこちに親戚がいる血縁村社会だから、噂が広まるのも早い。 >>62
世間的には源氏の一の人は紫の上って認識だったわけだしそれはどうかな
世間の人々は紫の上を気の毒がったんじゃないの
そしてそういう同情や噂話が紫の上には苦痛で煩わしくてさらに病んでいったと >>67
世間には紫が一度死んだとき
「これでやっと女三宮は本来のご寵愛をお受けになるでしょう
見るからにおいたわしく気圧されてしまったご様子でしたから」と
こっそり噂する人もいたよ
「あんなに何もかも完璧な人が長生きもしてこの世の楽しみを尽くすようなことがあれば
近くの人はかえって困ってしまうでしょう」と 六条院って内裏以上に世間の噂の的だったんだろうね
紫がため息すら我慢して、女三宮側と何かトラブル起こして恰好の醜聞にならないように気を使っていたと
すごいプレッシャーだなぁ、そりゃ病むよ 紫の上が繊細で周りに気を遣い過ぎたかなあと言う気もする
まあ元を正せば自分に都合の良い女として洗脳した源氏が悪いんだけど
自室ですら女房に気を遣ってため息もつけない自制的な性格にした罪は重い >>71
それな
親元で育てられてたり、男君の息のかかってない頼れる姉&母みたいな女房がいるかしたなら、
女とはこうあるべきという建前と、その裏の本音ぶっちゃけを同時に見聞きする機会もあったろうに
紫の周囲には「源氏にとって最適な暇育成のため」の家臣がガッチリ固めてたもんなぁ
気軽な息抜きすらできない
楽しみもなにもかも全て源氏の掌の中
ため息すらできない
声を出してなく場所がない
相当しんどいわ、想像しただけで胃が重くなる 唯一源氏と関わる以前から若紫と共にいた乳母も
あっさり源氏に洗脳されて源氏の都合の良いように考えるようになっちゃったしねえ >>68
出家してるのにご寵愛もへったくれもないじゃない… >>75
ああ妊娠する前かどちらにせよそんな対の上のいるところに嫁がせるべきじゃなかったね 最初は「さすがの紫の上のご寵愛も以前のようにいかないだろう」って噂されてたみたいよ 乳母って実の子供いるんだよね
仕えてるお屋敷のお姫様なんて所詮他人の子じゃないの
お姫様を不憫に思っても使用人が口出し出来るわけもなし 乳母が言ってた「父上の兵部卿宮様はついに姫様を探し出してはくださいませんでした」
と言うのが違和感あるんだけど乳母や若紫が手紙でも出して居所を知らせるわけにはいかないの?
当時の価値観が良くわからないから頓珍漢なこと言ってるかもしれないけど
父親に見つかったら正妻の居る屋敷に引き取られて若紫が酷い目に遭うだろうから
全員黙っているというならわかるけど乳母も若紫も探し出してほしかったような雰囲気だったから 意地悪な北の方に引き取られるよりは源氏の元に居る方が未来が開けそうと考えるのと
父親が本気で自分たちを探してくれなかったっという悲しさは両立すると思うよ 開けてたと思うよ
でもトラブルも想定できるね
女だったらどちらを入内させるか(年齢、気質)。多分紫子だとは思うけど状況もある
男だったら夕霧の育て方との整合性、出世の様子
大臣家の血を引く彼を上回る扱いは周りから白眼視されかねない >>1乙です
久々に来たらスレ立ってた〜前スレ読んできます 紫腹の姫なら明石姫を養女にしないで紫姫が入内
娘が中宮国母になれば紫ほぼ安泰 >85
そしたら明石の姫は都に引き取られることなく、ずっと明石?
それとも花散里あたりを養母にしてそれなりの貴族の北の方かな? 鄙に捨てておくなんて扱いはしないだろうから京には呼び寄せるだろうけど
貴族の北の方にするなら花散里に預けないとむずかしい ちい姫を明石に返したのは失敗だったね
今まで通り母子を引き合わせず自分の娘にしておいたら
女三宮が降嫁した後に時々娘の世話をしに宮中に逃避できたのに 紫に子を産ませなかった式部は絶妙だね
紫にとって常に都合の良い世界にはしないっていうね 紫にとってもだけど源氏にとってもだね
この人に娘が生まれたのなら…ってあさきでも考えてたけど、紫に子があれば源氏にもその子の父として紫に関われるようになったはずだから そして紫のことも源氏のことも精神的に突き落としてこの世の無常を悟らせる ヒロインは苦悩してなんぼだよね
怨霊化した六条御息所、
幼い子を残して若くして死んだ葵の上、
我が子を泣く泣く手放した明石、
好きでもない柏木に襲われて妊娠した女三の宮、
源氏との仲が露見して非難の矢面を浴びた朧月夜、
帝と源氏の間で苦しんだ藤壺と比べれば
紫はヒロイン位置なのにイマイチぬるかった >>88
別に形式的には養母なんだから会いに行っていいんだろうが向こうが来ることは合ってもこっちから行くことってなさそう 二条院で紫の上がぼんやりと庭を眺めている時少女の頃に犬君と雀の巣を見つけた幻影を見て
「待って・・・」と思わず声をかけて消える幻影に涙するシーンは切なかった
大笑いできるほど自由だったあの頃と比して何もかもがんじがらめの今の自分を認識するのは悲しい ちい姫を明石に返したからって別に会えない訳でもなくお産とかで頻繁に里帰りして紫にも会いに来て関係は変わってないよね
明石は姫付き女房だから四六時中ちい姫のそばにいられるけど
普通の親子でも娘の結婚後ってそんなもんだよね 四六時中一緒にいられても、ちい姫は実母を召使いのように思ってるんじゃないの?
幸せかなぁ 紫を母と慕って明石に対しては淡々としてるもんねちい姫
田舎の受領よりも紫の本当の娘になりたかったと思ってるんだろ あさきの明石の姫は心の中で「母上」って呼んでるよ
それに明石の君は召使いというより明石の姫の秘書兼相談役だ あさきでは明石に対しても感謝してるけど原典では紫のみ感謝でスルーだよね 紫=お母さま 明石=母上
って女御からみた心の距離だと思ってたわ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています