あさきゆめみし 第八十八帖
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いづれの御時にか、駄スレ、良スレあまたさぶらひたまひけるなかに、
いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めきたまふスレありけり。
語りませう。
この板は全年齢対板なのでエロ話がしたい人はpink板へ
ここは漫画あさきスレなので専門的な史実ネタや原文ネタはほどほどに
史実ネタは日本史板へ、原文ネタは古文・漢文板へ
『あさきゆめみし』には沢山の登場人物がいてそれぞれ贔屓キャラは違って当然
特定キャラを過度に叩き他人を不快にさせるような書き込みは攻撃されて当然
それ以外はレスした人への攻撃は固く禁止
マタ〜リ楽しく共存し合う事が出来なければ《荒らし》
次スレは>>980なる方が立てる定めなりにけり桜人
前スレ
あさきゆめみし第八十七帖 避難所
https://medaka.5ch.net/test/read.cgi/rcomic/1521335102/
VIPQ2_EXTDAT: checked:default:1000:512:----: EXT was configured あさきゆめみし 書籍(括弧内の数字は初刷発行年)
KC mimi(1980-1987 1989-1993) 【全13巻】
豪華愛蔵版(1987-1992) 【全7巻】
保存版(1993) 【全7巻】
第1巻 星の章
第2巻 花の章
第3巻 炎の章
第4巻 月の章
第5巻 風の章
第6巻 水の章
第7巻 霧の章
《KC mimi 第1巻から第10巻まで収録》
漫画文庫(2001) 【全7巻】
完全版(2008) 【全10巻】
電子書籍版もあり配信中
完全版ハードカバー(2017) 【全10巻】 イラスト集
源氏物語 あさきゆめみし画集 (1984)
大和源氏 あさきゆめみし絵巻 上巻・下巻 (1994)
大和源氏 あさきゆめみし絵巻 新装版 上巻・下巻(2016) 宝島社 別冊宝島
あさきゆめみしPerfect Book―大和源氏の世界を徹底解析 (2003)
完全保存版 あさきゆめみしの世界 ―大和和紀画業50周年記念―(2016) 《名言集》
神さまの……くださったぶんだけしあわせでしたわ……
わたしはねなにをしても許される身なんです
……より多く愛した者が負けなのです
生涯一度として心から愛されたことのない后だったのだもの
今度生まれてくるならもっときれいに生まれたい……
これが……やはりわたしの運命でした……
秋がことにあわれに身にしみます……
そしてこれからはずっといっしょなんだ……
いったい なぜわたしはこんなむなしい恋のとりことなってしまったのか
わたくしが琵琶の撥で招いたら月が雲から顔をだしましたよ
こんな人の世の苦しい恋の淵に身を沈めようとは
あんなにも美しく愛らしく純真な姫がこの世にいたとは……
こんなわたくしを愛してくださったあなたに涙しか残してゆけない……
……あなたが天女なら……
わたしは月読だ……
愛が勇気を与えてくれたから……
その愛をあなたにのこしましょう
あなたはこの世の中に生きて
最上の喜びと最上の哀しみを味わうために生まれてこられた
そんな美しいかたが花を散らせてしまうの見るのは……
悲しゅうこざいます
わたくしは二度と目ざめることのない
あの夢の中にはいっていきます
これ以上なにものにも流されることなく……
自分の足でここに立ちたいのです……! やっと実るのだわたしたちの幼かった恋は……
春に遅れて咲くこの藤の花のように……
自分は人とはちがうのだと思ってきた……
その思いあがりがいまははずがしい
わたくしは……いま……はじめて
自分の行く道が見えたような気がする……
見つけた
わたしがさがしていたもの……
身をこがすような恋……
愛にことばなどいらないのだ
愛したら……
だたやさしくほほえむだけでいい……
あなたの悲しみを……
あなたの涙を……
けっしてむだにはいたしますまい……!
あなたを愛してるといってしまえば
わたくしはいやおうなく
母と同じ道をたどることになる……
あなたさまのおっしゃるのはうわべだけのいつくしみ……
世間体をつくろうだけのおやさしさ……
わたくしへの愛などではありません……!
わたくしはこの世と……
この世に生きることをこんなにもあいしている……!
この終わりのときにさえ…… その日こそ
わたくしたちは夢の浮き橋を渡り……
静かに手をとりあうことができるだろう
桜よ
いまは喪の色に咲け
あの人はもういないのだ
わたしの永遠の恋人は……
あなたのお気持ちはよくわかる
わたしを責めておいでなのも
だが わたしはだれよりもあなたを失うのがおそろしいのだ
あなたに見放されるのがつらいのだ……
……ああ……
あなた……
ひとりぼっちの……
かわいそうなあなた……
あなたがわたくしを愛したから
わたくしは生きてきたのに……
あなたこそがわたくしの人生
わたしくのすべてだったのに……
……ああ……!
この世はなんと美しいのだろう……!
生きとし生けるものは
みななんと美しい輝きに満ちているか……! わたくしは母を知りません
はかなげで少女のようで……
すきとおるように美しい人だったといいます
愛だけによって生き
その生命を断ったのもまた愛であった……と
わたしたちは
……またいつか出会うことがあるのだろうか……
いつか……
男と女の垣根をこえた
御仏の御弟子として……
わかっています
あなたが心からそうおっしゃっていること……
あなたの愛がすこしも変わらないこと……
でも……
でもちがう……!
わたしのなかでなにか砕けてしまったものがある
それをあなたはお気づきにならないのね……
つぎの世に生まれたら……
わたしはべつの生き方を望むかしら……
それともやっぱり
もう一度
あなたのような人に出会って……
……いつまでも愛されて……
……そばにいたいと…… 乙
紫の1番幸せだった時期っていつだろうね
1 祖母のもとで北山を駆け回っていた時
2 二条院に引き取られてから源氏の妻になるまで
3 源氏が須磨から帰還してから女三宮が降嫁するまで
4 病から生還後気持ちの上で源氏を切り捨ててから 仮に夕霧出産後も葵が生きていたら若紫の立場はどうなったかな
どうあがいても正妻もしくは正妻格になれないことは確定だけど
葵が死ぬまで世間にはずっと正体を明かさずほぼ監禁状態だったので
葵が生きていればそのままずっと秘密の愛人のままだっただろうか
強力な正妻の手前側室としてお披露目するのも政治的に難しそうだし 後見を持たない紫を大切にしろっつうのなら、
源氏が准太上天皇になるとか野心を持たず、ただのヒラ臣下として生涯を送ればいいのか 結婚してから何年も経った後で正式に正妻としてお披露目することはできなかったんかな 式部卿宮(兵部卿宮)の王女御は冷泉が出生の秘密を知らなかったら優遇したのかな 出生の秘密と言うか冷泉の実父の源氏の最愛の人を冷遇する家の娘は重用しないでしょう
我ながら言い方が回りくどいな >>19
無いよ寵愛もイマイチ
朱雀にやらず秋好の入内勧めたのは源氏と藤壷だ 王女御の件と紫がらみで源氏にはぶられて冴えない印相が強い兵部卿宮だけど、
三宮の母、藤壺、王女御、と3代の帝に自分が貢献になる女御を挙げてるんだよね
しかもそのうち2名は寵愛も深かった(みたい)だし
なかなかのやり手だよ、政治家としては >>23
やり手かな
後宮に女を送り込んでるだけって感じ 三宮の母と式部卿は、異母兄妹だからほとんど関わりなかったんじゃない
後見はしてる可能性は低いと思う 三宮の母は親王宣下されてないし帝の御子だけどこちらは更衣腹じゃない?
紫父と藤壷は后腹だし源氏の宮の後見までしないと思うわ >>17
準太上天皇なんて帝の好意からきてるんだから、野心を持ったってなれないよ。
冷泉は何でもしてやりたい孝行心でやたらと出世させたがってたが、源氏は政界バランスや嫉妬を集めないように上手く断ってきた。
大政大臣もようやくお受けした所にドカンと準太上天皇を贈られてしまい、断るわけにいかなかったんだよ。 準太政天皇という位を贈られなくてもいずれは紫の上の立場に疑問視はされてたかもね
紫の父親と関係途絶する前にお披露目やってたら良かったんだろうけど
父親は正妻を気にして源氏は葵の実家を気にしてあまり派手なことはできなかったんだろう 1乙です
紫裳着の段階で何らかの理由で御披露目しなかったとしても、その後寝殿に住まわせるとか源氏の天下みたいな状態になっても何もしてくれなかったんだと晩年気付かされるってなかなかだよね >>1乙
地味に夫が妻への手紙を自由に読めるのが嫌だ
本当に女性の人権は今と全然違うと認識する 可愛いさのあまりに強引に攫ってきた事実も
馴れ初めとしてはかなり決まり悪いよね 手続きって必要ね。
女の地位や行く末に関わるもんね。
見逃されがちだが、夕霧もホントはある程度出世してから妻問いしなきゃならなかったんだよ。我を通すことが第一義で、雲居をほったらかしにしたと言われてもしょうがない。
そこを頭中が自業自得だとして自ら折れてくれ、娘が(夕霧も)世間に誉れと言われる結婚が出来るように進めてくれた。
落葉の件も、結婚後のビジョン(彼女に手厚くする)は一人決めしてて、我を通した分、落葉一人が批判に晒されっ放しで守られてなかった。雲居との件でこういう癖がついた。 雲居の雁が夕霧の手紙を奪い取ったシーンがあったはずだが なるほどねぇ、結果オーライとはいえあの強引な結婚は落葉にとって本当に気の毒だった
朝顔と源氏はあのまま進んでたらちゃんと正式な結婚になってたのかな
所顕を取り仕切るべき父がいないけれど 朝顔が正妻になってたら紫はある意味楽になったかもしれないよね
女三宮ほどの衝撃はなかったんでは 紫を妻にした時点ですでに他の一の人がいたら苦しむことはなかったよね 後ろ盾もなく一番に愛されるなんて
正妻が生きていたら気楽だっただろうにどころか
弘徽殿にいじめられた桐壺更衣の二の舞だったかもしれないし 宮中と自分の屋敷では条件が違うだろうし正妻と紫の上が同じ敷地内に居たとしても
住む棟と行動範囲を完全に区切って嫌がらせしづらいようにするんじゃない? 葵上がいじめをするとは思わないな
亡くなった時に女房が「あんなお優しい奥様が」と言って泣いてたから
源氏に対して打ち解けないだけで意地悪な性格ではない
葵上がお可哀想と女房達が勝手にあれこれする可能性はあるけど 六条との一件は従者の不始末だもんね。朝顔もイビりをする性格ではなさそうだし、紫の心の持ちようって気がする。 出産後はお互いに素直になって打ち解ける努力をしようとしてたし、源氏も葵に対して身分コンプレックスはある感じだけど本来の葵のスペックち嫌う要素も無さそうだから長男を産んだ正妻としてちゃんと大事にしそう
それなら他に恋人や妻がいるのは貴族男性には普通のことと葵側もさほど気にせず、紫も明石や花散里みたいなポジションと自他どちらも思うようになったのかもね 自分の家来を可愛がるのは最低限の当たり前
二条院にかくまっている女君を葵上が面白がってないのは源氏にも伝わってるぐらいだし
もし接触があったらイジメがないとは言い切れないね
家来をコントロールできない時点で女主人も立派な人格とは言えない
弘徽殿だって更衣への嫌がらせの全てを指示していたわけじゃないだろうけど黙認
女主人にきちんとした力量があれば家来は問題起こさない
そこは源氏も六条に恥をかかせてって葵上に対して批判的だったでしょ
もとは源氏が六条に手を出したからなんだけど 無用に悪感情を振りまいて、女房や家人たちを暴走させないことも女主人の務めというのはその通りで、
葵はややそこに欠ける部分はあったかなと思う
ただ、婿の女に積極的に嫌がらせする右大臣家と、婿が婚家に寄りつかなくても鷹揚に構える左大臣家という対比は描写されてたと思う
あと、二条院に匿われていた紫には女らしい嫉妬程度かもしれないが、
六条はただの浮気相手と看過するには身分が高すぎたのも車騒動の原因かな
下手したらダブル正妻ぐらいの扱いになるかもしれないからね 紫の母親も夕顔も正妻にいびられて?死んだり逃げたりしたんだよね
同居してる訳でもないのに離れた相手をどうやってイビるんだろう 夕顔は身の危険を感じて姿を消したから物理的に何かしたんじゃない? 平安時代って結構物騒だっていうから、無頼な輩を雇ってけしかけたりしたのかなぁ 瑠璃君(のちの玉鬘)が源氏に引き取られていたら若紫をさらわずに
瑠璃君を自分の理想に育ててのちに手籠めにしただろうか
それとも両方とも引き取って姉妹のように育てたかな
しかし瑠璃君引き取れなかったのは右大臣側に瑠璃君について調べられると
夕顔の死に源氏が関わったことが世間に知られて政治的にまずいって理由だったけど
兵部卿宮の娘を父親が引き取るはずが横からかっさらって何年も知らせず監禁って
そっちも相当外聞悪い気がするが平安時代の価値観は良くわからん 結婚というおめでたが来て所あらわしだったから、経緯はナアナアになったきらいがある。
結婚の手続き、婚家との付き合いはやはり大事で、何かあると不具合が生じる。(須摩に流れた後、残された紫上との付き合いが絶たれたり、女三宮降嫁時に手続き不備が取り沙汰されたり)必ず女の方に皺寄せが来るんだよね。 紫があさきの女三宮みたいにボーッとして優しく保護してくれる男なら誰でも良くて猫と戯れてたらそれで満足な女性だったら修羅場はなかったんだろうね
源氏の思い入れも少なくそれでも藤壺似の女で関係を持った女を見捨てることもないし
物語的に面白くないけど 紫の上がむなしさを感じたのは相手が女三宮だったからでしょ
身分が高いだけがとりえの身体も性格も幼い女に正妻の座を奪われたから
正妻になったのが朝顔だったら源氏との付き合いが紫の上より長く
人柄・教養・趣味も高い人だから不本意でも受け入れられたと思う 朝顔は宮家の正妻の娘のうえ斎院ブランドもあるから当然朝顔の方が格上
そして斎院は京都に近い場所に住むから伊勢に住むことになる斎宮よりも格上
Wikiによると歴代斎院は斎宮に比べて女王が少なくまた生母の出自も高い例が多いとか >>54
通常内親王が勤める斎院を女王の朝顔が勤めたってのは母方も血筋が良いのでは
もしかしたら母親も内親王なのかも
紫も后腹親王の娘だけれど母は側室でも無い愛人だから格下 >>53
確かに紫は長年嫉妬してた明石に対しても美しい容姿と立派な立ち振る舞いを目の当たりにしてこれは源氏が夢中になっても仕方ないと認めたからね
女三宮が教養高く人柄も優れてたら紫も少しは納得できたのかな 紫上が世間でいい評判を得ていたのは、源氏の一の人だから、ではあるよね。
后腹親王の娘だからというのはその次くらい?
でも紫上の女主人としてのあり方、振る舞いなど、つまり彼女の実力部分が評価されてたように思うんだけど、どうかな? 作中の京の都の庶民もこんな風にあれこれ紫の上の身分とか
女三宮降嫁後の待遇とかについて下世話なこと言って盛り上がってたんだろうね 女三宮が出家した時どう思ったんだろう
年上旦那との仲が冷え切ってるって思われたかな 娘のように若い正妻をうざがって古女房に固執する源氏ってチャールズ皇太子
カミラ=紫ダイアナ=女三宮
リアルなら世間は高貴な若く美しく世継ぎを生んだ正妻の味方だね 読者は物語として柏木とのことも知ってるわけだけど源氏が非難されたりしたのかね
柏木が悪霊に煽られた恋に狂って死ぬまで行っちゃうのは当時としては同情されたのかなぁ? >>62
紫はずっと源氏の一の人として生きてきた。
他の男と結婚して子供を作りながらチャールズとの関係も継続してた不倫女とは違うよ。 >>60
名の知られた貴族は芸能人みたいなもんだね
口の軽い女房が1人いればいくらでも漏れる 大宮が娘より寵愛深い女房を放逐せず抱え込んだのもそういうことだよね。
噂が漏れるって主人の能力不足なんだし。
血縁便りで就職してる女房たちもまたあちこちに親戚がいる血縁村社会だから、噂が広まるのも早い。 >>62
世間的には源氏の一の人は紫の上って認識だったわけだしそれはどうかな
世間の人々は紫の上を気の毒がったんじゃないの
そしてそういう同情や噂話が紫の上には苦痛で煩わしくてさらに病んでいったと >>67
世間には紫が一度死んだとき
「これでやっと女三宮は本来のご寵愛をお受けになるでしょう
見るからにおいたわしく気圧されてしまったご様子でしたから」と
こっそり噂する人もいたよ
「あんなに何もかも完璧な人が長生きもしてこの世の楽しみを尽くすようなことがあれば
近くの人はかえって困ってしまうでしょう」と 六条院って内裏以上に世間の噂の的だったんだろうね
紫がため息すら我慢して、女三宮側と何かトラブル起こして恰好の醜聞にならないように気を使っていたと
すごいプレッシャーだなぁ、そりゃ病むよ 紫の上が繊細で周りに気を遣い過ぎたかなあと言う気もする
まあ元を正せば自分に都合の良い女として洗脳した源氏が悪いんだけど
自室ですら女房に気を遣ってため息もつけない自制的な性格にした罪は重い >>71
それな
親元で育てられてたり、男君の息のかかってない頼れる姉&母みたいな女房がいるかしたなら、
女とはこうあるべきという建前と、その裏の本音ぶっちゃけを同時に見聞きする機会もあったろうに
紫の周囲には「源氏にとって最適な暇育成のため」の家臣がガッチリ固めてたもんなぁ
気軽な息抜きすらできない
楽しみもなにもかも全て源氏の掌の中
ため息すらできない
声を出してなく場所がない
相当しんどいわ、想像しただけで胃が重くなる 唯一源氏と関わる以前から若紫と共にいた乳母も
あっさり源氏に洗脳されて源氏の都合の良いように考えるようになっちゃったしねえ >>68
出家してるのにご寵愛もへったくれもないじゃない… >>75
ああ妊娠する前かどちらにせよそんな対の上のいるところに嫁がせるべきじゃなかったね 最初は「さすがの紫の上のご寵愛も以前のようにいかないだろう」って噂されてたみたいよ 乳母って実の子供いるんだよね
仕えてるお屋敷のお姫様なんて所詮他人の子じゃないの
お姫様を不憫に思っても使用人が口出し出来るわけもなし 乳母が言ってた「父上の兵部卿宮様はついに姫様を探し出してはくださいませんでした」
と言うのが違和感あるんだけど乳母や若紫が手紙でも出して居所を知らせるわけにはいかないの?
当時の価値観が良くわからないから頓珍漢なこと言ってるかもしれないけど
父親に見つかったら正妻の居る屋敷に引き取られて若紫が酷い目に遭うだろうから
全員黙っているというならわかるけど乳母も若紫も探し出してほしかったような雰囲気だったから 意地悪な北の方に引き取られるよりは源氏の元に居る方が未来が開けそうと考えるのと
父親が本気で自分たちを探してくれなかったっという悲しさは両立すると思うよ 開けてたと思うよ
でもトラブルも想定できるね
女だったらどちらを入内させるか(年齢、気質)。多分紫子だとは思うけど状況もある
男だったら夕霧の育て方との整合性、出世の様子
大臣家の血を引く彼を上回る扱いは周りから白眼視されかねない >>1乙です
久々に来たらスレ立ってた〜前スレ読んできます 紫腹の姫なら明石姫を養女にしないで紫姫が入内
娘が中宮国母になれば紫ほぼ安泰 >85
そしたら明石の姫は都に引き取られることなく、ずっと明石?
それとも花散里あたりを養母にしてそれなりの貴族の北の方かな? 鄙に捨てておくなんて扱いはしないだろうから京には呼び寄せるだろうけど
貴族の北の方にするなら花散里に預けないとむずかしい ちい姫を明石に返したのは失敗だったね
今まで通り母子を引き合わせず自分の娘にしておいたら
女三宮が降嫁した後に時々娘の世話をしに宮中に逃避できたのに 紫に子を産ませなかった式部は絶妙だね
紫にとって常に都合の良い世界にはしないっていうね 紫にとってもだけど源氏にとってもだね
この人に娘が生まれたのなら…ってあさきでも考えてたけど、紫に子があれば源氏にもその子の父として紫に関われるようになったはずだから そして紫のことも源氏のことも精神的に突き落としてこの世の無常を悟らせる ヒロインは苦悩してなんぼだよね
怨霊化した六条御息所、
幼い子を残して若くして死んだ葵の上、
我が子を泣く泣く手放した明石、
好きでもない柏木に襲われて妊娠した女三の宮、
源氏との仲が露見して非難の矢面を浴びた朧月夜、
帝と源氏の間で苦しんだ藤壺と比べれば
紫はヒロイン位置なのにイマイチぬるかった >>88
別に形式的には養母なんだから会いに行っていいんだろうが向こうが来ることは合ってもこっちから行くことってなさそう 二条院で紫の上がぼんやりと庭を眺めている時少女の頃に犬君と雀の巣を見つけた幻影を見て
「待って・・・」と思わず声をかけて消える幻影に涙するシーンは切なかった
大笑いできるほど自由だったあの頃と比して何もかもがんじがらめの今の自分を認識するのは悲しい ちい姫を明石に返したからって別に会えない訳でもなくお産とかで頻繁に里帰りして紫にも会いに来て関係は変わってないよね
明石は姫付き女房だから四六時中ちい姫のそばにいられるけど
普通の親子でも娘の結婚後ってそんなもんだよね 四六時中一緒にいられても、ちい姫は実母を召使いのように思ってるんじゃないの?
幸せかなぁ 紫を母と慕って明石に対しては淡々としてるもんねちい姫
田舎の受領よりも紫の本当の娘になりたかったと思ってるんだろ あさきの明石の姫は心の中で「母上」って呼んでるよ
それに明石の君は召使いというより明石の姫の秘書兼相談役だ あさきでは明石に対しても感謝してるけど原典では紫のみ感謝でスルーだよね 紫=お母さま 明石=母上
って女御からみた心の距離だと思ってたわ 浮舟からの手紙を匂宮の目に触れるように持ってきた少女の女房は
自分のしたことで浮舟・匂宮・薫・中の君の運命を大きく変えたことに
後で気づいて戦慄したりしたのだろうか
その後の中の君の元で働いていたのなら生きた心地がしなかったろうな >>102
厳罰を与えられる訳でもないし、すぐ忘れそう。ミスが度重なれば里に帰されるんじゃないの?
中君から見れば父の浮気相手の子なので浮舟がこちらに脅威を与えてこなければ別にどうでもいいと思う。匂の女遊びは今に始まったもんでもないし、子が出来て落ち着くだろう。
薫は一人相撲なヤツなので別に運命がどうとかなんて大げさな話じゃない。薫にはよくあること。
浮舟はようやく自分の人生を自ら選び、進み始めた。大変だったがその甲斐あった。 良く考えたら浮舟と匂宮の逢瀬は公にはなってなかったんだっけ
薫とか明石の中宮とか身近な人間は気づいていたみたいだけど
じゃああの女童の女房は自分のしでかしたことを気づいてもないんだろうな
中の君も薄々は気づいてそうだけど多分何も匂宮には言わないだろうな 薫、匂、中君は浮舟の存在を忘れれば安泰。
各々の生活(人生)の悲喜こもごもに集中していくだろう。
浮舟は彼等の世界から抜け出たのだから安泰。
修行の道に没頭すればよし。
世界は分けられたしWin-Winだ。 薫は性格的に忘れられなそうだから安泰には遠い道のりかな…
中宮の女房が知ってるって結構な噂ぶりに見えるが中の君に知れるのも時間の問題じゃないんだろうかと、浮舟が亡くなって哀しむ中の君にしれっと誤魔化してる匂見ていつも考えてしまう ちい姫を明石に返さなかったからって養母の紫が姫の世話役になって御所を頻繁に出入りできるのかな?
ただの女房と違って人前に姿を晒せないよね
姫の部屋に養母が控えてたら東宮も気兼ねしそう 花散里は姉にくっついて御所に住んでたっぽいけど母はどうなんだろう 桐壺も弘徽殿も新弘徽殿も母親が宮中に来た描写はないね。
ていうか貴族の女性ってやたらに外出出来ないんじゃない?紫なんか葵祭見物と住吉神社参拝以外ずっと屋敷にいたみたいだったし。 出産や病気、生理中は宿下がりで実家に帰れてたから
宮中に母親から参内はしなさそう
ていうか、参内するには位が必要だったりするのかな 男は五位の位が必要だし、紫上が参内したときは女御の扱いだった。
そういえば明石って身分はどうなってるの?
元受領の娘なんて身分なしに等しいでしょ。
源氏が身元保証になってるとは思うけど。 現実なら源氏のような男は子供の素行不良に悩まされるところだが子供たちは皆優等生でつまらない 父親が素行不良過ぎるから子供は反面教師にして優等生になるという現代でもままある話w >>111
源氏が信頼する。明石女御の局の管理者とした後宮にいる、
女にとってそれ以上の身元保証って必要なのかな?
しかもら公で口にはしなくても女御の生母だと言うことは自然とされていくわけで
(漫画ではね、原典とかは知らないが) >>113
そして孫の代になるとまた素行不良が一人出てきた、と(匂宮) 晩年まで本人が迷走し続けてたね
むしろ優等生な冷泉の父を思った善行で準太上天皇になったことで頂点に上ったのに愚かな選択をして苦悩することになったけど 女御更衣でも月1で一週間も実家帰れるんだから母親も寂しくないよね
女房も血の穢れとなると同じく一週間お休みしてたんだろうか 毎月休暇が1週間くらいあるっていいなあって思ったけど
それ以外はずっと働き詰めだとしたら週休2日かそれ以下になるのか
当時の女房の労働形態ってどんなんだったんだろう
日が沈んだらそんなにすることはないだろうけど >>79
そこわからなかった。
源氏の支配下に入ったから、主人の承諾なく手紙書けないのか?と思ったけど、
玉蔓も父に会うのを渇望してさすらってる間も(まだ源氏の支配下にない時期)
自分から父に手紙も書かないし、家来たちも内大臣家にアプローチしなかった。
とすると、源氏は關係なくて、世に認められた親子(今でいう認知済)とならなければ
交流できないのかも。
身分の下の者から上へ勝手なアプローチは出来ない社会だったか。 素性のわからないものから何の紹介仲介もなしにいきなり「あなたの娘です、息子です」と来られたとしても
それをいちいち受け付けてたらとんでもないことになりそう
(それがオッケーなら何でもアリになっちゃう)
しかも現時点の保護者の源氏が「待ってなさい、今にいいようにしてあげるから」といって押さえてたらますます動けないだろう
上の者が探したり見出したりするのはいいけど、下の者が勝手に近づいちゃいけないんじゃない?やっぱり >>119
豊後の介が「つてがない」と言ってるね。
今でも上流階級とか会社のトップは知らない人がいきなり面会を求めても簡単には会わないし、今みたいに電話とかで つてを探す事も出来ないから神頼みしかないんだろうね。 紫の祖母宅に残った女房たちから式部卿の宮に打ち明けることはできた
でも、源氏が「しばらくは内密に」って口止めして乳母の少納言もそれに同意したから
残った女房たちはしどろもどろに式部卿の宮に嘘ついたという顛末 写真もないし筆跡や思い出の品とかでわかるほど兵部卿宮は若紫と接点がないし確かに手紙書いても取り次がれない可能性が高いんだよね
だから兵部卿宮が探し出すか源氏が知らせるのを待つしかない・・・やっぱ監禁だよなあ 父親に引き取られても継母や異母兄弟にいじめられて育ちそうだから源氏の妻の一人にしてもらったら本来は運がいい方なのかな
源氏が蝶よ花よと正妻格まで持ち上げて落としたりしなかったら
でも割り切って一歩引いた態度じゃなく源氏を全力で愛して信じきって甘えてくる紫が可愛いんだろうね 奪われるまでほったらかしにしてたのは兵部卿
むしろ当時の考えとしてはお金持ちのイケメン王子様に引き取られた幸せ者じゃないの?若紫って
腰結は兵部卿宮がやったしそれから兵部卿が須磨で紫上と源氏を見捨てなきゃそこそこいい関係保てただろうに
藤壺の兄だけどいろいろと残念な人だわ兵部卿宮って 兵部卿宮、親王だから仕方ないのかもしれないが、仕方ないをいいことに狡いやつだとも思う。人を世話するなんて出来ないし、藤壺、妻、冷泉の出世や財力や続柄に引っ張ってもらって生きてるだけ。 妻が怖くて逆らえないなら愛人なんか囲うんじゃねぇ、だわな
愛人囲って子供も作って、でも正妻が愛人攻撃するのはスルースルー
何にも自分の手で守る気ない
気の強すぎる妻から逃げて癒しを求めたかったんなら、
せめて守れよと言いたい
まあ、囲った女を守りきらなかったのは頭の中将も一緒だけど…
相手の立場を慮って逃げた夕顔と、いじめ殺されたに等しい紫母…
何だかなー そんな残念な人だから源氏が紫を連れ帰ってしまえたわけだからねぇ
藤壺の後見だったろうに冷泉の治世では空気だし、野心家に見える割に行動が中途半端だよね 紫の母はどんな人だったんだろう
美人とは思うけど、藤壺に生き写しということは
兵部卿宮の血が強いから父親似なのかな 当時の正妻による愛人攻撃って
少なくとも物語であるある状態になるくらいだから結構凄まじかったんだろなー それもだね
女房とか使用人が多いからどうしたって漏れて噂になるんだろうな >>129
匂宮も追加
薫が中の君の生活費を負担してると匂宮が知ればどう対処するのだろう >>120
原典だと頭中将は夕顔の遺児を探すのに
落ちぶれて惨めな暮らしをしているかもしれないと思って
「どんな身分であっても我が子と名乗り出たものは連れてきて欲しい」と言ってたんだよ
だから近江ちゃんみたいなのを背負い込むはめになった
でも頭中将がそれを言いだしたのは夢占いで娘が他人の世話になっていると出たからで
その頃にはもう玉鬘は源氏の養女になってた
豊後の介も玉鬘を守ってきたことを源氏から厚く労われ、
六条院で家司にまでしてもらって誇らしい気持ちでいたから
(このあたりの源氏の人心掌握術は凄いんだよな、
玉鬘だけでなく玉鬘の従者一家まで手厚く接することでもう完全に味方につけてる)
頭中将に連絡をとったところで
ここまで手厚く扱ってくれるだろうかっていう気持ちもあったんじゃないかな >>79のは漫画的表現だけど
紫への実父の愛情(執着)はその程度なんですよ、
ってのを伝えた言葉ではないの?
だから黙って涙を流す紫のカットが入るわけで… 宮様って仕事するわけでもないから宮廷から年金みたいなの貰えるだけで収入無いんじゃなかったっけ
娘を引き取っても収入少ないなら姫として十分に育てられないと思う
藤原家みたいに官位高くて荘園持ちが一番実入り良いんだよね 兵部卿宮は政が出来ないからひたすら妻に頭が上がらないからな
兵部卿宮がやり手だと藤壺も紫も悲劇性が薄れてしまうので
割りを食ってしまったというのもあると思う 藤壺が入内したのは桐壺に似てるからと周囲の後押しがあったからなのか、兵部卿宮が売り込んだのか
どっちなんだろうか
藤壺の歳なら、桐壺帝より朱雀あんちゃんの後宮にあげたほうが年齢的にあってるはずだし・・・
藤壺宮を桐壺の後宮に上げたから、その妹?の藤壺女御を朱雀の後宮に送り込んだのかな
内親王は独身を通すのが通例で、強く望まれるかこの先の後見が不安定で旦那様に世話してもらうとかじゃないと嫁入りはしないんだよね?
兵部卿宮の立ち位置と政治力がいまいちわからんな 桐壺帝は藤壺の母后に入内を要請したけれど、「桐壺更衣がいびられて死んだ怖い所などやれません」って断られた
その母后が亡くなってから藤壺が心細い生活を送っている所に、兄の兵部卿宮を始め周りの者が入内を勧めたという形
女三宮の母の藤壺と、兵部卿宮は腹違いだから後見はしていないと思う
母方にはかばかしい後見がいなかったこらこそ源氏に嫁いだ訳だし 兵部卿宮は権力に取り入れるなら妹でも使ったろうってだけだったんじゃね?
妹を頼って(not使って)なんとか権力の座にいようとするし正妻には頭が上がらないし情けない男
冷泉が兵部卿宮をそれなりに大切にしてるのは温情でしょう 式部卿の宮、ボロクソに言われてるけど原典だと「源氏、頭中の次ぐ」ってある
実際、妹と次女の後宮入りに、長女は一流貴族の北の方、さらに孫娘の結婚の世話もしてるし、それなりに権勢はあったはず
ただどの結婚も失敗しちゃってるけどね… 自分に災いが及ぶのを恐れて源氏や紫上と手を切ったくせに
復活した源氏が我が娘王女御の応援してくれないって藤壺にどの口で嘆くんだと
そりゃ藤壺もこんなアンポンタンな兄貴より朱雀から秋好をぶんどって源氏の希望を通すよ 一応親王や内親王に給料あるよ
内親王は親王の半分、一品が一番多くて品位によって変わる
たぶん式部卿とか兵部卿なんかの職分の給与もあったと思う
だから朝顔も桃園式部卿が亡くなると、生活が苦しくなっている
末摘花もお父さんがいる間は別に困っていなかった >>142
妹が中宮になったのは大きいだろうね。その勢いで娘を入内させたって感じ。
しかし北の方は自己中だし、髭黒に嫁いだ娘はメンヘラだしって家庭的には最悪だわ。 >>144
朝顔は源氏と結婚せずどうやって生活したんだろう
斎院したり父の財産とかあったりしたのかな 兵部卿宮って息子は居ないんだっけ?ことごとく女運が悪い人生の気がする 密通が発覚したと悟った柏木怯えていたけどあれは昇進が絶望的になったから? 敬愛する源氏を裏切ってしまったというのが怖かったんでしょ 全部じゃないかなあ
社会的にも人倫的にもオワタみたいな 柏木と女三宮の密通が発覚してたらどうなってたんだろう?
柏木は島流しで女三宮は尼寺行きで頭中将の一族も全員出世は絶望的かな
そう考えたら柏木一人の死亡で済んで頭中将一族はラッキーだったんだね 源氏も寝とられ男として赤恥晒しまくって世間に顔向けできなくなるよ 兵部卿の宮がちゃんとした父親だったら紫を誘拐されるまで放っておかない
誘拐されても犯人を探しだして(源氏)に文句言って紫のしっかりとした後見になって舅として娘婿の素行に口出しして源氏をゲンナリさせつつも女三宮の降嫁は避けられたのか
紫も源氏に洗脳されることもなく葵の上や雲居みたいに自然体でいられたかもね
源氏の藤壺コピー理想の女育成計画も頓挫 >>152
そっちの方が源氏プギャー感があるけど、
でも物語を美しく終わらせる為には、ダンマリでいた方が良かったのか 紫は源氏に育てられ当時としてはわりと自由に教育されたからより一夫多妻の
矛盾に悩むことになったという面もあると思うんだが 一夫多妻といっても当時の正妻たちは愛人の存在に苦しんでたよね 自由に教育と言っても全部源氏の都合の良い女にするためのものだし 女三宮出家した後小侍従とはもう関わりたくないと思ったからなのか
王命婦のように一緒におらず女房勤め続けてたね
小侍従も故人をいいことに全部柏木に責任転嫁させむしろ犠牲者だと開き直ってそう
薫は急に胸が痛み亡くなったと語っていたけど小侍従こそ柏木みたく寝込み
苦しみながら回復することなく息を引き取り逝くべきだったんじゃない? 薫が5,6歳で小侍従は亡くなったらしいからそれこそ薫の出生に
自分が大きく関わったことを気に病んでストレスで死んだんじゃないかと思ってる
後は柏木の情婦でもあったみたいだから通じた男が無残に死んだことも辛かったかもね ふと思ったんだけど、須磨のあたりで兵部卿宮が源氏を見捨てず紫とも親密な関係を保っていたなら北の方に恨まれるようなことはなかったのかな
それとも紫が実家にどんなに良くしても気に入らないって騒いだりしたんだろうか それ以前から、紫の幸せを妬んでる様子だったから北の方は典型的な意地悪継母って感じかと 玉鬘の一件があるから須磨に関わらず恨まれてたと思う >>162
玉鬘の件でアウトじゃない?元々紫を憎んでたから源氏が王女御に協力しても感謝とかしないと思うし。 源氏から紫との結婚で兵部卿に話した段階で、行方不明になってもう生きてはいないと思ってたのにと兵部卿の正妻は不愉快そうだったからね
一夫多妻が常識でも乳母や女房たちが育てるのでも、明石の言ってたように生さぬ仲の子を引き取って育てるのは容易じゃなかったんだろうね 現代でも同じだけどね<生さぬ仲の子を育てる
ていうか夕霧も藤尚侍との子を落葉や花散里に預けてたね。ああいうのは普通だったのか、それとも源氏親子限定なのか。 蛍兵部卿の宮は若い頃は源氏に似てて可愛かったのに
年取ったら紫父そっくりのおっさん顔にw 藤典侍はそんなに位が高くないから子供の出世の助けになるように
皇女の落葉や実家の格式が高いと推定される花散里に預けたんじゃないかな 平安時代は子供がいない女性にとって養子を迎えるのは自分の生活保障もあったでしょ
身分の高い女性の養子になるのは子供にとっても将来の出世に繋がって双方に利益がある 蜻蛉日記の作者は愛人の娘を引き取ってるし更級日記の作者も継母と暮らしてた 兵部卿宮の北の方は逆に若紫を優しくきちんと育てていたら
あれだけの美貌と才覚なんだから宮廷で出世も夢じゃ無かったろうに
嫉妬でとことん紫の上と関係を途絶したことで自分たちもあまり華やかな人生ではなくなってしまった 自分の子がいても定子皇后腹親王を育てて東宮に推した彰子中宮を見ていた式部はなにを思っただろう 自分の娘が何人もいるのに出世も収入もままならない夫の愛人の子に愛情注ぐなんて難しくない?
先妻や再婚相手の連れ子とはわけが違うよね 心情的にはそうでも
嫡妻である正室の立場上、それなりの責任もあるよね
側女と正室じゃ差に開きがあるし 雲居と玉鬘も待遇が全然違ったから実母がそれなりの地位でないと大事にされないのかな 雲居の雁は母親は正式な妻のひとり(王族)
側室や情人ではないし、離婚したとはいえ、正式な離婚だった
離婚後はこれまた内親王である祖母に育てられたあと、父の屋敷へ
→雲居の血筋素性はこの上ないほどしっかりしてる
玉鬘は、たとえ深い情があったとしても、こっそり隠れて通っていた女の一人にすぎない撫子(夕顔)の子で、
その女の出自も不確かだし、ずっと田舎にいてどう暮らしてきたのかもわからない
上京してすぐ源氏にかくまわれていた
→いくら本人がそんな関係はないといっても、世間的には源氏の御手付きとみられても仕方ない
コキデンみたいに女御とか、雲居みたいに満を持して将来一番の出世頭と段取り踏んだお披露目婚、とか、どう考えても無理
かといって、玉鬘に求婚しにワラワラ寄ってくる輩を一人一人審査するかといえば、それもしんどそう・・・
源氏の娘→内大臣の娘をもらえばこれ以上ない外戚関係!!&超美人らしいし、最高の飾り人形じゃーん、ていう男がほとんどだろうし、
それが悪いことじゃあないけど、選ばれた一人と脱落したその他、あのフィーバーのなかで内大臣が選んだとなるとちょっと微妙な空気になりそう
あそこで無理やりひげ黒がかっさらっていってくれて、結果的に八方丸く収まったんだよなあ
尚侍として参内してお手付きになったら姉妹で争うというちょっと外聞が悪すぎることになるから、本人も父である大臣も乗り気じゃなかったんだもんな 玉鬘は超美人で、養父実父が都のワンツーフィニッシュな権力者という、恵まれ過ぎてて使い所の無い子だったな。
第三勢力の髭妻に納まるのは政界的にもバランスが良い。
養父実父が政界引退、出家し、亡くなり、髭黒も亡くなってしまうと娘の結婚で迷っちゃうのね。唯一頼れる義理の兄との縁を太くしなきゃなのに。源氏と髭の遺産があるから裕福なのが救いか。 尚侍として出仕することを、頭中将と玉鬘、父娘双方もやもや悩んでたけど、
源氏はまず冷泉帝に差し出して手を付けさせてから親子で共有しようぜとウキウキモードだったな
鬼畜が過ぎるわ >>179
あさきではそんな思惑ではなかったように見えたけど原作ではそんな感じなんですか? あさきに限って言えばオモチャ扱いだったね。
紫にあなたにもそうすれば良かったみたいな事を言ってた時は背筋が寒くなった。 >>181
同じく、そこでゾワっとした
夕霧が「尚侍として出仕させつつ愛人にするつもり云々」言ってた時に苦笑いだったの、
普通なら「そんなわけあるか」と呆れ笑いかなと思うところだけど
紫へのそのセリフがあるせいで裏にいやらしさを感じてしまった… 喉元過ぎれば熱さを忘れるって奴では
元々が「私は何をしても許される」思考だし ものすごく久しぶりに少し読み返したけど
頭中将株が最後まで下がらない(少なくとも自分は)のって
遠方へ流された罪人の友に外聞恐れず会いに行くエピソードがあるからだ
ええ奴や 頭中は90%位はいいやつ。
あさきでは手加減されてたけど、近江ちゃんが期待できない娘だからといって晒し者にするところが嫌だな。
その後、柏木を亡くし傷ついてる有り様と、源氏に最後のお手紙贈る所で帳消しになるかな。 女性があからさまに物扱いなのは時代を問わない部分もあるけど
物語で描かれてるのはいわゆる貴族文化円熟期のいやらしさだろうね >>186
源氏と須磨の時の話をした時も良かったね。
いつの間にかライバルになってたけど根っ子は親友のままだなー。 現代だとメンタル強くて行動力があって実は美人と言う近江ちゃんの人気が高そう
自分が男だったら自己抑制が強い紫の上や気位の高い葵とかより近江ちゃんと結婚したい
身分は高いけど気安くて感情表現豊かな雲居も可愛くて奥さんにしたい 自分が男だったら…うん、確かに近江ちゃんだw
肝っ玉母さんになってくれて、明るく元気な家庭を作れそうw >>188
そういう間柄が好ましかったなぁ
だから柏木の死に沈みながら紫のことでお見舞い出す頭中将と、それに意地はって返す源氏のやりとりを素直に見れないのが悲しい あさきでは近江ちゃんが街に帰るとき大きな風呂敷包み背負っていたよね
一応内大臣の姫だったんだから自分の衣装とか香炉とか化粧道具とか硯とか持ってただろうし
そういうの持ち出して売ればひと財産築けたんじゃない?
庶民に戻って悠々自適で楽しく暮らしていればいいね 創作だけど、牧美也子版だと近江ちゃんはもう少し大人しいw
そしてもう少しシビアにモラハラに傷ついて
自らの意思で幼馴染の漁師の青年のもとへ帰ってハッピーエンド
そもそも市井育ちが白塗顔の公家社会に入るなんて恐怖だよね 近江や雲居をしつこくあげてるのがいるがたいして美人でもない脇キャラを賛美するのは自分を投影してんの? 近江ちゃん達は数年くらい貴族の屋敷で暮らしてたと思うが
それだけブランクあっても市井で働き口ってあるもんかな
確かあんまり品は良くないがまあまあ裕福な家で育ったんだっけ
それなら実家のバックアップで自分が食べる分くらいはなんとかなるのかな 漫画に自己投影なんてしないでしょ
あくまでも「現代社会に生きる感覚で誰かキャラを選ぶなら」
抑制の少なそうに見える人生が望ましいって話じゃないの 原作だと「近江の君は~したんですって」と笑い者にする回が続いて、そのうち取り上げられなくなる。屋敷に居続けの可能性も。
現代語訳の幾つかは「出ちゃいなよ、そんなとこ」とばかりに、彼女が自らの意思をもって故郷に帰る描写になってる。その方が小気味いいよね。
たくましく、良く働き、いい母ちゃんになりそう。 >>195
まさか勝手にこそっと失踪したりはしないだろうし、
出て行きます!
→そうか、大したことしてあげられないけど
で、簡単な生活の糧と生活基盤くらいは整えてあげるでしょ
自分の娘として引き取って、そのまんま野に放逐して、
変なトラブルにあったり、それこそ空蝉の実家時代みたいに盗賊に拉致られたりしたら、
ちょっと問題だろうし 現代人目線だと貴族社会ってなんか馬鹿らしいもんな
近江ちゃんがウンザリするのも分かる 現代人も因習に縛られてるけどね事実婚で子供作ったり未婚の母になることは白眼視される 泣きたい時にちゃんと泣いて笑いたい時にちゃんと笑える
そんな人間らしい感情を抑え込まれてる世界だからね
そりゃ市井で生まれ育った近江ちゃんには馴染めないよ >>200
それは単純に子供育てるのにデメリットが多いからでは >>200
少なくともそれは因習とは違う気がする
まあ一夫一妻制社会でそれを乱す行為(不倫)以外は自由だと思うけど 紫が無意識に哀しい歌ばかり書き散らしていたと気付くあたりとか
自分が思う以上に深く傷ついていて
しかしそれすら気取られちゃいかんと自制する生活だから日記なんて書けたのかな
それくらいできるといいのにね 若い息子に自分の過去の女性関係を調べさせるって息子はすごく嫌だったろうなあw
そういうの実子に任せちゃうおおらかさはあんまり嫌いになれないけど ww
姉妹探しでもあるからどうなんだろうね
それにしても全員見事にタイプが違うけど頭中将の娘達って美形揃いだ 近江ちゃんの母親ってどれくらいの身分の人なの?
全く官職を持たない庶民の家の人なのかな、親戚をたどれば下級貴族もいますぐらいの
そういう人とどこで出会って深い仲にまでなるんだろう 源氏だって身分が高いとは言えない夕顔とひょんなことから情を交わすんだし
何かの用事で頭中将が市井に赴いた時にたまたま見かけた女にアプローチしたのかもね >>205
紫の一番辛いところは、その辛さを吐露できる相手がいないということだな
腹が立っても怒れない
悲しくても泣けない
源氏に直接辛さを伝えても通じないしね・・・ 夫以外に本心をぶちまけるって怨霊になるか実家に愚痴るぐらいしかないのかな
ぶちまけられなければ身投げ…
紫上に比べたら浮舟は思い切ったなぁ
浮舟は紫上みたいなプライドが高くなるような生活してこなかったからかな 三宮も
「昔から強く望むということのない娘が
生まれて初めて望んだものが出家の道であったとは」
という朱雀院の嘆きがグッときた 当時の女性ができる決断ってそれくらいしかないみたいだしね
でも女三宮にしたら俗世と断絶するのはむしろ幸福だと思うけど 女性キャラの中だと大宮はずっと自由そうな感じある
夫が実兄の直近の部下なせいもあるけど本人と夫の性格もあるよね そういえば頭中将や葵の異母きょうだいは居なかったっけ?
少なくとも大宮の立場を危うくするような強力な側室の子供は居なかったんだろうね 雀を逃がした犬君はその後どうなったんだっけ?
一緒にずっといたなら、紫の悩みも聞いてもらえる存在になったと思うけど。 犬君は結婚して旦那について地方に行っちゃったのかもね 犬君は朝顔への求婚話の時に登場したのが最後かな?
朝顔の件の時は乳母の少納言も居てくれたんだよねぇ
女三宮の時にはもう亡くなったのか隠居したのかな 女三宮が降嫁してくるかもしれないと女房たちと噂して紫がそんなことあるわけないと笑ってる所まではいたよ 浅薄な正義感はありそうな子だったから、ガチの話し相手にはならないね、犬君。 切ないなあ
でもそんなドロドロな闇を抱えつつ高潔であろうとする紫さんの苦しみを
きっちり正確に理解して共感できるのってやっぱり明石さんくらいだよね 明石は子持ちだし実家裕福だし紫の気持ちなんてわからないんじゃないの?
秋好は小梨だけど帝の正后だから正妻になれなかった紫上とはわかりあえない
かといって対の御方として花散里以下に同情されたくない
女房なんて結局家来だし本心話せないんだろうな
小侍従も女三の宮に女の喜びを知ってもらいたいとかお節介なこと思ってたけど
結局自分が柏木に抱かれたかったからでしょ?信用できないよー
王命婦は出家に付き合ったり冷泉のお世話したり主人と運命ともにしてるから
実は柏木と小侍従みたいな源氏との関係だったとしてもそこをあえて描かなかったのは良かったと思う 大和先生の清少納言主人公の漫画でも中宮定子に
「一門の栄えのために泣きたい時に笑って怒りたい時にも笑って愛する帝を欺いてる私は本当は鬼なんでしょうね」的なこと言わせてたなぁ >>223
明石は頭がいいし紫の死後の源氏との会話見ても紫の悩みと苦しみを理解してたんじゃないの?
紫は明石に同情されたくはないだろうけど ただ一人の妻ではないから皆同じ悩みを抱えてたと思うの
明石にはちい姫という逃げ場があったのに紫にはなかった この時代の価値観だと子を産んだ明石の方が源氏と前世からの縁があると考えられてたんだよね?
現代以上に子有り子無しの見えない溝深そう >>225
理解はできるし心から痛ましく思っているけど、気持ちの共有はできないよね
はじめの頃こそ、源氏の気持ち一つでいつ田舎に打ち捨てられるかわからない立場だった頃はともかく
実家ご財産持ちで、遠くから幸せを祈ってくれる父と常に側で支えてくれる母がいたから
可愛い盛りの我が子を見ることすらできないのは辛いけど、元気にしてる、大切にされてる、それだけでも心の拠り所だよ
紫の上は「不足のない何もかも恵まれた北の方」から、一側室に落とされた時に、支えてくれる相手はその突き落とした男以外、この世のどこにもいないんだよな
厳しすぎる 髭黒騒動の時、兵部卿宮夫婦は本気で怒って無条件で娘が悪くないとして引き取った
理屈云々や本当の正義なんかは関係なく、一方的でも、そういう風に何があっても本気で味方でいてくれるのはやっぱり親だけなんだよ
あの後に紫が絶望に落とされた時、もういい、そんな家でなさい!うちに帰って来なさい!と言ってくれる人はいないんだなぁ、と…
文庫版だと同じ巻になってるから余計に残酷さが際立つ >>228
明石の母親もボケる前はかなり聡明だったしね
ちい姫のこととか悩みは全部母親に打ち明けられたのは良かったな なんか玉鬘と被るんだけど、子供が生まれた分違うんだろうね。 >>223
全て同じでなければ同調できないわけではないと思う
豊かな想像力と思いやりを持てるのが賢い人だし 玉鬘は大夫監とくっついても上手くいっただろうね
自身の魅力でしょうもない女は全部切らせて
旦那持ち上げて出世させたのでは
筑紫の地で子沢山肝っ玉かあちゃん >>229
兵部卿宮は、てめーの体面が汚された‼一心で娘たちを引き剥がしたんであって、娘の味方になってる訳じゃないよ。
引き取られたあとの娘(正妻)はますますもの狂いが高じてるし、適切なケアをしてる訳じゃない。(蛍が真木柱に寄り付かない文句のついでにイライラしながらますますもの狂いになって、と言い捨てている)
全然良い親じゃない。 >>235
言われてみれば。
頭中将へのツテがないのに京に戻ってくるってかなりの勇気が必要だものね。金銭的にも十分とはいえないだろうに。 >>224
それに併録されている「レディミツコ」のハインリッヒは少尉
エルンストが鬼島なのに対し清少納言は雲居の雁、定子が大君
一条帝も今上にそっくりでどちらも当時別誌で連載中だった
だけに初見した読者の多くは苦笑いしていたかも 妻子を置いて、特に勝算がある訳でもないのに姫様の未来に賭けるって豊後の介の忠誠心すごくない?
普通ここまでしないよね それだけ夕顔と玉鬘に人の上に立つ資質があったってことだろうね 空蝉に「月の光をもあつめてあげる」「星をとって髪かざりにもしてあげよう」と
つぶやいた場面、続けざまに「こういうことばが好きなんだ」と言ったのを
見る限りでは後先考えずに思いつきの言葉を発言しただけにしか見えない
もし願望されたらどうするつもりだったのだろう そら、源氏みたいな立場からしたら、受領の妻クラスが目を輝かせて喜ぶようなプレゼントなんて簡単だと思ってるでしょう
ちょっときれいな宝飾品でも贈ってやって何回か通えばもうありがたさで涙を流すのが普通だと
ところが、喜ぶどころか気持ちも言葉すらも拒否された
だから余計にむきになったんだろうけど
あそこを突っぱねる女人だから最終的に後見してもらえるくらいの立場になれたんだろうな 玉鬘は未亡人になって阿呆な選択してるけど元々教養面以外は乳母の判断力がありきだから仕方ないか >>234
確かに良い親ではないけど逃げ場として実家があるのはやっぱり違うと思う
紫上は本当にどこにも逃げ場がなくて気の毒だったよ
あとあの時代だと心の病気はどうやっても治し様がなかった気がする
現代でもどうにもできないこと多いし 貴族は近親婚を繰り返すから精神疾患とか多いんだよな >>234
そうだよね
いい親とか本音と建て前とか、どうすべきでどっちが正しいかとか以前に、帰る場所があるっていうことが大きい
心を病んで物の怪付きになったとしても(髭黒妻)、
夫の洒落にならない浮気というか本気にブチ切れたとしても(雲居の雁)、
世間がどう判断するとかすぐれた女人としてどうすべきかとかは二の次で
受け入れてくれる家がある&味方でいてくれる存在があるのはそれだけで大きい 源氏が夫の浮気にブチ切れて実家に帰った雲居のことを紫の前で浅はかだと非難してたのがムカついたわ
(北の方はご自分の心にに正直なだけ、頼もしいご実家があるんだから尚更)と紫が心の中で反論してたのが悲しかったわ それなんだよね
もはや軽い反論や自分の意見すら源氏に伝える気は無いんだよなぁ…
その反論の内容も悲しいし、それを伝えるつもりもないことがまた悲しい
無駄だとわかってるから(源氏は自分がそう思われてるとは思ってない)
しかし源氏ムカついた
己の息子がやらかしたことで怒り狂って悲しんでる子(しかもあんたの姪でもあるよ)にそんなこと言うか 雲居だって女房に手をつけるとか藤典侍と付き合い続けるとかは許してたしな
内親王相手なら正式な結婚になる
源氏が内親王もらったせいで紫は精神的にボロボロになって死にかけてるのに…… うちの紫は僕が他の女性のところに行っても僕の真意を理解して受け入れてくれるのに息子の嫁はなってないなぁ〜!とか思ってたんかね
夕霧も全てが完璧な紫様は同じような状況でも雲居のように浅はかな行動はしない!とか思ってたのかな
残念ながら紫は源氏の度重なる浮気に心をすり減らして苦しんでたし紫は雲居の雁の味方だよ
この件については源氏親子がムカついて仕方ない >>249
源氏に限らず貴族男性の考えがそうだったんじゃないかな。頭中将も実家に帰った雲居に短気だの軽々しいだのと責めてるし。 >>250
軽くお説教はしているが、
・「まぁ出て来ちゃったものは仕方ない、しばらくここにいなさい」と保護
・夕霧も二宮も困ったもんだと一応遺憾の意の文を送ることで、意見を言える対等な立場であることを示す
ちゃんとした実家がある&夫婦の力関係がバランス取れてるって大事だね(しみじみ)
>>248
自分の行いで死に追いやってる自覚ナッスィング! まぁ頭中が二宮に文句言うのは筋違いだとは思うけどね
迫ってるのは夕霧なんだしさ
世間体が悪いのもわかるけども 女が男に本気で迫られたら女にその気がなくても怖くて抵抗できないだろうにね
昔からなんで不貞の際には女に責任を負わせがちなんだろう 頭中将は何があったか事情を知らんからな
いきなり娘の夫と亡き長男の嫁がくっついて娘がブチ切れて帰ってきたら
二人に文句の一つや二つ言いたくもなるだろう >>254
夕霧には言ってないんだよね。もしかしたら後で何か言ったかもしれないけど。 朝顔の回想に陵王の舞を描いた頃に紫の法会にも転用しようと構想を練っていたのかな 今上が他の女御を寵愛してちい姫と不仲になったら源氏は帝に圧力をかけたろうね 槿は源氏の求婚を拒否できてたけど、あれは源氏がそこまで押しが強くなかったから拒めただけなのかな?
それとも槿には落葉と違って先々の不安がそれほどない財力があったから? 頭中将が娘の弘徽殿が冷泉帝の寵愛を得るようにと、必死にアピールしたり絵を集めたりしてるけど、
冷泉は亡き桐壺帝の実子ではないのに、騙されながら躍起になっててかわいそ >>258
槿には、源氏があなたがYesと言わなければ踏み込めませんよ、と正式に求婚してた
相手がちゃんとした地位があるから意思を尊重した
普通はそう(ということで攫われてそのまま妻にされた紫の扱いの軽さがまた際立つ…)
だから、二宮と夕霧の時もまさか相手にされてないのに無理や姫宮の御簾の内に踏み込んで、なおかつそれでまさかまだ手すら付けてないとか、
周囲が思うわけがないわけで・・・
あれは御息所も発作起こすし、頭中将父ちゃんも頭抱えて文句言いたくもなるよね
せめてちゃんと段取り踏んでたらまだましなのに
「二宮さまが返事くれない(するわけねーだろあの状況で)」→「そうだ、屋敷を修理して連れ戻そう!」
いやいやいや、気持ちもわからなくはないが、いきなりそれやっちゃうとだめよ
雲居も二宮も誰もかれもメンツつぶされてみんな赤っ恥だよね
不器用極まりないのと、下手に遊びもせずにスピード出世しちゃってるから、その辺の空気読めない
ま、不器用と誠実は表裏一体で、そのあとは二人の妻をちゃんと尊重してるから、総括すると源氏よりいい男だ 二宮への対応は夕霧も間違いなく源氏の血を引いてるよなーと思える一件でしたよね
夕霧と雲居は初恋を実らせて側室も作らずお互い一筋で暮らしましたとさ、めでたしめでたしと終わらせない紫式部のいい性格が出てますわ 藤内侍がいますがな。
雲居と引き離されて恋しい恋しいと嘆いてるくせに あ、キレイな子!って文送ってるところなんかやっぱり源氏の子だなーww 紫の上を垣間見てその美しさに雲居の雁のことなんか吹っ飛んでしまった…とかもほざいてたよね夕霧
あれも引き離されて恋しい恋しい言ってた時期だよね まあ、宮廷に出仕してる内典なんてのは、仕事をきっちりこなしつつ殿上人と遊んでなんぼだしなぁ
源内典みたいに恋人作りまくりの人も多いだろうに、夕霧は割り切った関係ながらも、ちゃんと誠実に付き合ってたんだろう
紫に憧れてポーっとなったのも坊やだからと言うことで甘く見ていいと思う
(源氏みたいに忍び込んで襲わないんだし)
二宮関係だけはヘタこいたよなぁ、アレで株激サゲ
二宮が柏木に大切にされてなかったと知ってるのは当人たち以外手間は夕霧だけだもんな
側から見たら
「眩しいほど大事にされていたのに、未亡人になったら夫の妹婿に手を伸ばした」
と言われて後ろ指さされかねない大失態
そのあと反省して関係再構築できたからよかったよ 怨念の激しそうな二宮の母親にあれだけ呪詛られながら逝かれたら
祟りの一つも覚悟しなきゃいけない感じだけど
その後平穏に暮らせてるのがすごいw 女二宮の母って毒親だと思う。
あなたのためを思って型の。ある程度は正しく防波堤になってた所もあるけど、この人がいると娘が自立できない。
人間ていうより、慎重さを越えた不自由や阻害、くびきの象徴なのかもしれないが。 >>262
源氏の子っていうか少年ぽいよね
凄く好きな子がいたけどクラス替えして離れちゃって終わったとか言ってたのに、可愛い子が隣の席になったらその子も好きになっちゃうみたいなw
普通の10代前半の男の子っぽい 皆の一番美人に見えた女君のシーンが知りたいな
紫はやっぱり夕霧に垣間見られる所
作者もきっと気合を入れて描いたのねw
六条は伊勢に行く前、源氏との別れのシーンが綺麗だった
あと、柏木は普段そんなにイケメンに見えなかったのに
死の床ではやたら色っぽく見えたな まあ女が男より強い世界だったら結局女も似たような誹りを受けるんだろうけどね 一番美人に見えたのは源氏を睨んで非難した女三の宮
あとめちゃくちゃマニアックだけど
空蝉との出会いの話で源氏が藤壺の宮は側に寄せつけてもくれないし
文も言葉もくれないと嘆いてるコマのちょっとこっち向いてる後ろ姿の藤壺の宮かな >>270
野分の紫のシーンは、紫が憂いなく健康でいられた最後の時で
式部さんも意識的に夕霧を通してその輝きを印象的に描き
後々まで伝え続けたみたいな説(大分意訳だけど)を本で読んだけど
実際そうなんだろうなと思う
別れのシーンの六条さん綺麗だよね
大体盛り上がるシーンはどの女君も素敵だと思ってるけど
全編通して構図が神だなとよく感じたのは藤壺かな? 尼姿の六条さん、歳を重ねて病で痩せたのにすごい美しかった
御簾が巻き上げられて柏木に目撃された三宮も可愛くて綺麗
(これは柏木フィルター入ってるせいもあるかとw)
源氏と初対面の明石も綺麗だったなあ これは演出的な意味でだけど
誰かのフィルターや回想だと数割増しで魅力的に感じるなあ
自分は源氏が人生を振り返る最終回がかなり好きで
藤壺の絶対感がすごく響くし、そこから続く紫の掛け替えのなさと
彼女への愛の自覚と喪失ってところに毎度痺れてしまう いいねいいね
せっかくあさきのスレだから絵の話をしたいなーと思っていたのよ
>>273
では私も小さいコマだけど
夕霧の回想かなんかに出てくる藤典侍
「おぼえてる?」とか言ってて可愛いw >>275
柏木に見られた三の宮すごく良かったよね
睨んだのとどっちにしようか迷った
>>277
あれ可愛かったw
菊の花束抱えて源氏に菊を花散里に届けたいって言ってた紫も可愛くて好きだった
その後源氏が明石に会いに行くって言ったせいで落としちゃったけど 黒髭の人柄に触れてここで幸せになると決めた玉鬘が好きだな
「私はもう二度と御所に上がることはないでしょう」って言ってるコマ 源氏が他の女人の批評を紫の上に話す場面で
紫が「私は春が好きよ・・・!何もかも萌え出づる春が」の表情が穏やかな自信に満ちて素敵
藤壺に似てるけどちょっと気難しいかなと言われて「まっ!」とちょっとむくれる紫も可愛い 桐壺と藤壺、紫上は似てる設定なのに、桐壺は残り二人とあまり似ていない。
(藤壺初登場の時から)
藤壺と紫上はよく似ていて、でも絵をパッと見たときすぐに違いが分かる。
カラー原稿だと見分けがちょっと難しい。
桐壺なんて彫りが深すぎて、キャプション見ないと分からなかった。
あとの女君達は顔立ちに個性があるからすぐ分かる。 1巻とその後って画力が格段に上がってるから
初期が見分けがつきにくいってのよく分かる 藤壺・紫の上は自分の考えや意志を持っているのに対して
桐壺は周りの状況に流されるままの気が弱い人って印象
絵柄以上に性格が似ていないんだと思う
性格的に似てるのは夕顔とか女三宮とか浮舟とかかな いやいや、あの伏魔殿で踏ん張って子供産んで2歳まで育ててるって、相当強い
味方いないんだよ?
子供産んでも寵愛受けても誰も援護射撃してくれないんだよ?
帝に愛されてるっても、帝は女のことだけにかまけてるわけでないし
ある意味最強メンタルだと思う >>283
夕顔は家人を養うために公達(源氏)と関係を持ったんだし、空蝉も自分の意思で源氏を拒否してるから流されるままの気が弱い人ではないと思う 真木柱本当は幼いのにカラー挿絵は大人びて違和感があった この時代二夫にまみえるって外聞の悪いことだというけれど
あさきで描かれてた再婚組はみんな幸せそうに見える
二宮、真木柱、あと再婚とは違うけど浮舟母とか
源氏が承知して六条が再婚したらどうなってただろう 浮舟母はね、結婚自体は幸せだったけど、掌中の珠とも思っていた娘を亡くしたからね
(生きてるけど)
夫が、別に浮舟を愛さなくてもいいから、いい血筋の美人だからいいところに嫁にやって人脈つなげるよ、くらい
割り切ってくれてたらなあ
薫&匂宮なんていう高貴なクズにとっつかまらなくて、みんなそこそこ幸せになれたのに
母親が父のない子&もっと上を目指せる子と、過保護しすぎたせいもあるか…
美人論争だけど、桐壺更衣が桐壺帝の今わの際の夢に出てきたのが、少女とたおやかさ全開で可愛かった
桐壺帝の中ではやっぱり至高の女だったんだな あさきだと儚いばかりに見えるけど、桐壺更衣って元々は名家だった家のために入内してるから気概はあるよね あの明石入道と血縁だしね
でも帝に実家へ戻ることも許されず寵愛だけを頼りに我慢してたが限界が来て病死するところは紫と被る >>197
そうなんだ。
まあ当時の現実からすれば大臣家で経済的に困らず暮らせるのが本人にはいいだろうね。 市井に戻るよりは大臣家に居た方が嫁ぎ先も良縁だろうし
一応は大臣家の姫だから婿の方もメリットはあるはず
現代の価値観だとそんなものより自由に楽しく生きた方が共感されやすいんだろうけど >>284
攻撃した側も更衣の人格は認めてたんだよね
善人だから尚憎いとなったんだろうけど >>291
桐壺と紫上が重なって、とうとう正編も終わりになっていくんだね。
(玉鬘、大君、冷泉の「竹河」は「桐壺」巻の矮小化、ものすごーく冷たく突き放した視点のお話しだと思う) いちばん好きな絵は最後らへんの源氏の回想で
少女時代の紫を抱き上げて2人で笑いあってるやつかなあ
少女漫画らしくて好きだ・・・ 絵柄は単行本だと4巻が好きだな
3巻までは立体感があまり無くて5巻以降は線が固いから 「会うごとに美しく、去年よりは今年きのうよりはきょう」
のシーンの紫の上が儚げで好きだ
ここからどんどん不幸になっていくんだよね…
女三宮は源氏に責められてうつむいて泣いてるシーンがいい
それまであんまり綺麗だと思ったことなかったけど、
あのシーンあたりからホントキレイになったと思う>女三宮 私は玉鬘の作画が好きだなぁ、本当に美人だと思う
壺装束のあたりとか 大君は余命短くとも一刻でも生きようとしたけど
明石が蔑まれるくらいなら海に身を投げようとしたのは
高貴な姫君は自ら命を絶つという発想に至らないのかな >>297
4巻は紫も一番綺麗な時期だし
初登場の明石も今までにないタイプの美人だし
藤壺も超美人に描かれてたよね
最後の話のカラー扉の紫が可愛くて可愛くて
カラーで見たかった! >>296
わかるわかる
同じ章の藤壺は永遠の人となったのカットもじーんとくる
女三宮も玉鬘も本当に綺麗だよね 美人とかからはズレるけど
六条御息所や源氏が人を憎む時の衣装
蜘蛛の巣柄なのが怖かった 「私は母を知りません
儚げで少女のようで… 透き通るように美しいひとだったと言います
愛によってのみ生き その命を絶ったのもまた愛ゆえであった、と…」
このプロローグの絵の桐壺更衣
物語全体を象徴していたかのような言葉と立ち姿の美しさ
生身の人間としての母ではなくもう亡くなってしまって顔も覚えてない母の儚さ、美しさなんだよな そのプロローグのあたりって
まだ大和さんも全容の深さにまではタッチしてないんじゃないかなあ
正直わりと当たり障りのないポエムを持ってきただけなんだと思ってるけど
それでもちゃんと嵌っててだからこそ凄いと思う 初期の骨ばった、でもふわふわした作画が結構好き。はいからさんに近いけど、もっと細かい線で描かれてて、1巻はスクリーントーンを1箇所ちょこっと使っただけ。描き込みの力で見せていってた。その後のトーン使いもさりげなく上手い。
扉絵やイメージ画(夕顔)が意欲的で好き。 >>304
このモノローグの源氏は何歳くらいなんだろうね 皆さんはあさきの女君では誰が自分に近いと思う?
身分やルックスは人によっては保留として性格や人生観や生き方境遇とかで 作画の話題乗り遅れた…
個人的に空蝉の話の回の絵がとても好きだ
空蝉が飛び抜けた美人というわけではないのにどこか惹かれるようなたしなみ美人って感じと、源氏のまだ若い傷ついてる傲った少年感の残る顔が
晩年最後に源氏が出会った女人たちを振り返る回の六条も美しさと妖しさが感じられていいなー 空蝉は源氏から逃げて軒端の荻を置き去りにした後どこに逃げたんだろう
雲居や落葉みたいに鍵のかかる塗籠に避難したのかな 友達に貸すと見分けがつかないとか言われるけど
私はけっこう描き分けられてると思う
まだ出てないところで、伊勢の斎宮にたつ秋好が可愛かった
あと印象に残ってるのが葵祭りの藤典侍のへんな髪型
あれ正装なの? >>312
五節君で舞を舞ったんだから正装でしょ。夕霧からの文を兄弟と見てる時は普通の髪型だったし。 物具装束の髪型らしいよ
垂らしたものを結い上げて宝冠をつけてるみたい
平安末期までの正装
藤典侍はいつも可憐で可愛いイメージだったな
朧月夜は朱雀の言葉じゃないけど初登場時の少年みたいな勝ち気そうな自信に満ちた美少女で素晴らしい 桐壺帝の弘徽殿さんも最初の頃は朧に良く似た感じの美女だったのに
登場する度に貫禄付いてて面白かった
ストレスで太ったのかな むしろ年取っても若々しいままの紫や藤壺や明石や六条や朧が異常 単にシワ描くとかだけじゃない加齢の表現が素晴らしい
晩年の源氏が若い頃に負けないくらい美しかった 桐壺更衣は最初プレイボールの竹千代の母上を若くした感じだったのに
源氏が関屋で回想した時に再登場した更衣の顔は影のイゾルデの
サスキアに似ていた
ちなみにルイは頭中将だったし源氏も一時期ヨコハマの竜助そのものだった 美女というのとは違うが
あさきのなかで一番好みのイケメンは桐壺更衣と出会った頃の桐壺帝
源氏や頭中将とはまた違う男らしい美形だった >>320
確か、桐壺帝と朱雀にいちゃんは生き写しっつうくらい似てたんだっけ
(源氏の言葉より)
頭の中将の父ちゃんの若い頃(若桐壺のそばに仕えてたとき)と誠実そう&仕事できそうないい男だったね 源氏を引き取ってすぐにお父さんぽくなったね、桐壺帝。あの「公達ぶり」はこきでんの美女顔と並ぶ貴重さ。
そういえば左大臣も、知的で艶かしい良い男だった。好みだわ。帝とお揃いで髭をつけてたな。 桐壷帝は立場をわきまえない振る舞いで桐壷更衣を死に追いやった時点でマイナス
本当に好きなら相手が長生きするようちゃんとせえよ >>323
出来る限りの事はしたんじゃない?原作ではお渡りの時の嫌がらせを聞いて近い部屋に替えてたし。
それでまた恨みを買ってしまったけど、更衣は最初から見下されてたし、弘徽殿や藤壺が嫌がらせをされなかったのは実家の力や身分のおかげだから。 一見カッコよく見えるけど公の場で弘徽殿を一喝して恥をかかせたのが致命的だった
あれで完全に弘徽殿を敵に回して大小様々な嫌がらせで桐壷更衣をどんどん弱らせた
惚れた女を一時の衝動で窮地に追い込むとは正直クズだわ桐壷帝は個人的に大嫌い >>315
懐妊した女三宮に源氏が唐菓子を差し上げる描写あったから
弘徽殿もそれを食べ続け体系変化したのかも 権勢ある右大臣家の長女として堂々と東宮に嫁いで皇后となり
しっかりと男子1人、女子2人を生み
成長した一人息子はやがて帝に、
母である自分は皇太后にまで上りつめたんだから
普通に考えると弘徽殿は成功者だよね その裏で右大臣家の斜陽も連動していくから何故か勝ち組に思えないけどな
でもあさきの弘徽殿さんは人間的で好きだ >>328
こきでんさまは残念ながら皇后≒中宮にはなれなかったよ
美貌も性格も中宮にぴったりだったのにね >>328
弘徽殿さんは皇后にはなってないよ
桐壺帝が中宮にしたのは藤壺 >>288
二夫にまみえずなんてのは明治以降の価値観じゃない? わりとどの身分でも江戸時代まではとっとと離婚して次に行ってたんだよね
女性からの三行半状でも離縁できたし 確かに平安時代は離婚も再婚も珍しいことではないような
清少納言もバツイチだよね 離婚はできたけどそんなに簡単なものではなかったらしいよ
縁切寺に駆け込んで数年経たないと離婚が成立しなかったり
すんなり離婚が成立した例は大半実家が強い女性でないかと思う
今も昔も実家がしっかりしてないと女性が不自由なのは変わらないだろうな ただ、大后になった人がわざんざ離婚してよそに縁づくってわけにはいかないよね?
機能してない結婚(愛がない)を続けなければならないなら、女も愛人okならよかったのに。
精神的な所がそれで埋まる。こきでんは結婚の義務(仕事)部分はしっかり果たしていたから、恋はまた別に出来る制度があれば救われた。 原作では分からないけどあさきの弘徽殿は桐壺帝を愛していたから更衣や源氏に対して憎さ百倍状態だったように見えるから、大后が離婚や他に恋愛することができる制度があってもそれを利用して他で満たそうとはしなそうだけどね… 後宮制度は父子継承の安定性のために作られてるから
天皇の妃達の自由恋愛は御法度でしょ
そんな中で、源氏と藤壺の関係は愛の名の下だと悲劇的で美しいけど
不義の子とわかってて厚かましくも天皇に仕立て上げるのは
二人ともかなりえげつない
他にも桐壷帝の血を引く皇子は大勢いたのに >>325
あれが致命的に桐壺帝のダメっぷりを表している気がする
アスペ気味というか、他者心理への共感性がまるでない
弘徽殿は怖いから一般女御でもいじめられる気がしない それにしても女三宮に慇懃無礼な言動を浴びせた源氏は何故あんなにもしつこく言い続けたの?
柏木の一方的な求愛と認識していたのに慰めるどころか裏切られたと思い込み根に持ち
難癖を付け泣き震える容姿を美しいと感心するし更に悲壮させる気だったのだろうか
つまりこれこそがかつて源氏が言った若さを失ったということ? >>340
しつこいのは、自分の心が納得いかないから。
他者(当事者)から納得のいく答えなど得られる訳もない。この2つを延々とぐるぐるしてるだけ。
ようやくま、いいかになったのは柏木が死んで、女三宮が谷には春もと突っぱねてから。
紫上が死んでそれどころじゃなくなったのが大きいんじゃない?
寝取られ夫(桐壺帝)の気持ちを思いやり、いかに自分が赦され愛されたかを思うという場面はなかったね。
柏木の事はゆっくり赦していたと思う。薫を可愛がる事によって事態や自分の気持ちの統合をはかっていた。 この恋に命をかけてもいいと言いながら死ななかった源氏 恐れ多い、申し訳ないとかいいながら不義の子が帝になるのにめっちゃ後押ししてたからな 冷泉帝は10番目の男の子だったよね
一人しかいないならともかく、
沢山の皇子がいる中で、わざわざ押しのけて不義の子を帝にするなんてヤバイ あれは桐壷帝がどうかしすぎてる
後見の弱い藤壺を引き立てる意味でもその息子を推したんだろうけど
身分差がない場合は長幼の序を守らないと 母(藤壺)の身分が先々帝の后腹の皇女だから、他の皇子(の母)は身分的に太刀打ち出来なかったんじゃないの?
順列+母の身分で朱雀は皇太子~帝に。
次代の冷泉は母の身分で順列を吹き飛ばし、皇太子~帝に。ここら辺、桐壺帝の順列へのうらみ(悔しさ)みたいなものがにじんでるね。 藤壺が皇族で外戚がいないっていうのもポイントだったのでは
藤原家出身の外戚による政治よりも親政をっていうのが、源氏物語の根底にあるよね 紫式部の父も夫もパトロンも藤原氏なのに作中で藤原氏は蔑ろにされがちなのが面白いね >>347
ああそれはあるね>母の身分
でも血筋はいいが身分が更衣だったが為に桐壷更衣を失ったら
血筋身分最高の藤壺がまるで上位互換の如く登場するって今更ながらエグイ 紫式部は藤原でも分家だから宗家に対して鬱憤貯めてたんだろうな 源氏は「子は三人」の占いが頭にあるのに
女三宮の懐妊を知ってそこは引っかからなかったのかな
まあ特に当時は無事に子が生まれ育つとも限らないから
不吉な考え自体を無意識に切ってたのかもしれないけど…
それ思うと登場人物達は皆なんだかんだ安産だよね 死産はただひたすらに悲しすぎるもんね。
物語を動かす契機にするならば、葵や桐壺のように母親が、の方がまだしもだと思う。
女三宮懐妊、古い夢占は叶った所で起こったから、安心しきってたのかもね。
もう一人優れた身分の子が出来た位の感覚で。
薫の成人式を源氏は見届けられなかった気がする。 当時の成人式って元服のことだからぶっちゃけ幼児でも式あげることは出来たよね
朝廷への出仕とか結婚とかは後日になるとしても 「子は三人」と言ってたけど「子は三人のみ」とまでは言ってなかったと思うから
老後のおまけみたいなもんかな〜と深く考えなかったのでは
占いは子供の出世に焦点が当たっていたから出世する頃には
源氏が亡くなっててもおかしくない年齢で生まれた薫のことは
占いに出なくても不自然ではないと判断したのかもね そのまま「子は三人(のみ)」という意味じゃないかなあ…
頭中将が実子を調べさせた際、下々に産ませた子もカウントされてたから
相手の身分は関係なさそうだったし
でも確かに出家年齢以降は感覚的にノーカウントになってるのかも >>354
そうなのか。10~12歳でするものかと思ってた。じゃあ源氏は後顧の憂いなく出家生活に入っていけたんだね。出家後2~3年後に亡くなってるから、人生設計完璧だわ。 朝顔って昔はそれほど興味がなかったけど、今読み返したら結構興味深い
自分が源氏と結婚した場合の紫の立場を思いやれる聡明さと優しさに痺れた
父親は娘の今後を心配はしてたけど結局ああなったということは
未婚でも生きていける資産はあったのかな 源氏は冷泉帝や夕霧たちに薫のことを頼んでた
解脱した後は本当の息子のように男親のいない薫の行く末を心配してたんだろう
しかし薫はスルーして女の方を導くとは霊体になってもさすが >>358
朝顔は宇治の大君と被るなぁ
傷つきたくなくて恋愛から逃げるタイプ >>359
だって女とイチャコラする年齢の男なんて、親とか歳上の人間の言うことなんか聞かないじゃん。自分を省みたんだよ、きっと。
あと、最も助けを必要とする人間は誰かと考えたら人選はああなるさ。
原作だと名無しの若い男の霊なんだけども。 朝顔は恋愛から逃げたと言うより冷静に恋愛のメリットデメリットを比較して
自分にとってより良い方を決断したという印象でむしろ恋愛に真剣に向き合っているように見えた
源氏を心から愛しているからこそ一般的な夫婦になったらその愛が壊れてしまうことを予期して
あえて恋愛関係には全くならない選択をした朝顔は個人的にとても気高いと思う どう生きたいのか、どういう人生にしたいのか
これをずっと考えてきて納得のいく結論を出した感じ>朝顔
冷静で情も深いし斎院は適任だったのかも ああでも宇治の大君は薫を受け入れるべきだったと思う
死後を思うより現時点での生の部分をもう少し大事にしてほしかったな
朝顔は逆により良い生を取ったんだと思う 宇治大君は、男の求めに応じること=生活安全保証=取り引き、という生臭い現実に耐えられなかった?
頼れる親戚も無く、生活困窮しているからこそ逆に気高く居ようとし、それが歪になって愛と結婚を下に見て心の安定を図るとかさ。 >>358
そうそう、紫のことまで考える思いやりの深さと先を読む賢さ、イイね
あの求婚で朝顔が正妻になっても、結局女三宮も降嫁したと思う
そうしたら正妻が二人並び立つか、やや三宮に劣る妻になったんじゃない?
さすがの彼女でもちょっと大変になっただろうから求婚断っておいて正解だった >>365
それだったら妹を薫に薦めてないと思う
体力のなさから思考回路が徹底的にネガティブになったのかもしれないけど
どうも悲しい方向に拗らせちゃってたな 大君は当時26歳くらい?
当時の感覚ではもう若いとはいえない年齢だよね
長女で真面目で幼い頃から頼りない父を慰め妹にとっては母親がわり、
父親亡き後は姉である自分が家の主で妹の後見役、
なんとなく大君が恋愛に飛び込めない気持ちわかるわ
長女気質というか誰にも何も言われてないのに勝手に責任感感じて勝手に自分を縛ってるかんじ そんなに薫との結婚を拒絶するなら出家しちゃえば良かったのにね
どうせ大君は俗世に居ても中君を支える力はないし出家して俗世を離れてしまえば
さすがの薫も手出しできないし恋愛関係なしに援助せざるを得ないだろう
自分の凝り固まった考えを貫くにあたってあまり現実的に考えていないところは
父親の八宮と良く似ている せめて同性の先輩として励ましてくれる母親がいたら違ったかも…
不安だらけでも娘を思う母の一声があるとないとじゃ多分違うよね
そこへいくと朝顔や明石には母親がついてるんだな >>366
もしも朝顔が正室に収まってたら、三宮は夕霧かもしくはそれこそ柏木?に行ってたんじゃないのかな
三宮を年の離れた源氏の正妻にねじ込もうぜ作戦は
「あれ?そういえば六条院って葵の後は正室いなくない?
紫の上は一の人だけど、なんとなく妻になってなんとなく一の人と言われてるだけだよね?」
と気づいたところから始まったんだし
朱雀院は、三宮になんの気苦労も気ぜわしさもない、並び立つ相手のいないところに女主として嫁がせたかったわけだし
(だから夕霧は雲居がネックになって躊躇してた訳で) 中君の事は親代わりになって頑張れるけど、自分の幸せイメージは湧かないのね。
いよいよ命尽きようとする病床で、薫と気持ちが通ったのがせめてもの、だったね。
薫にとって大君は初恋かは分からないけど、女性の原イメージなのかな。忘れられない女性という点で言えば、夕顔にあたりそう。 まぁでも朝顔がどうなるかなんて源氏次第だったんだけどね
源氏がどうしても手に入れようと思えば断れなかったはず
藤壺の血筋関係なかったから命拾いしたともいえる
イイオンナの朝顔諦めて女三宮に食いつく浅はかさ >>370
朝顔母親いたっけ?
幼い朝顔が夜中に静かに舞う母親の姿を見て強く心に焼き付けていたけど
源氏が求婚してきた頃はもう朝顔母は亡くなってたような気がする
むしろ幼い朝顔に「結婚って…」と思わせたのが朝顔母では? >>374
そうだったw朝顔の母って最重要ポイントなのに誰と勘違いしたんだろ 雲居もそう言えば実母が居ないけどかなりうまいことやったね
祖母が居たのと実家が盤石だったおかげかな 父親も雲居の縁談に関してはすごく気にしてたしね
何年かぶりに1巻読んだら記憶より面白かった
桐壷更衣は更衣として入内してるのに
正体不明の恋人を作ってしまっても大丈夫だったのかな そこは確か原典にはない大和さんオリジナルのエピソードだよね
普通に考えたら帝と気づいていないのに逢瀬を重ねてるんだから精神的には不貞なのでは
帝だと知って驚愕するけどいやいや帝じゃない方が桐壷更衣さんヤバいですからw >>369
出家するにもお金が色々と掛かるし無理じゃない
紫の上が出家を強行出来なかったのも
源氏の許可が下りなくて金銭的保護者がいないからだし 身一つで入水した浮舟が自分の財産を持ってたとは思えないんだけど
平安時代中期以降の貴族の出家は口減らしの意味合いも多いみたいだから
少なくとも金銭的には出家自体は比較的容易でないかなあと想像する
紫の上の場合は出家の費用を個人で捻出できたとしても夫の許可がなければ
出家は許されなかっただろうから金銭とはまた別の問題では それでも出家を望む紫は、出家後も金銭面で援助してくださいと言いたかったのか 紫の上の個人資産なんてあるの?
源氏が須磨に行ったときに少納言に権利書など預けてたけど
戻って来たからまた源氏が管理してるんだよね >>382
平安貴族社会はゴリ押しなんてハシタナイっつー価値観だから >>374
朝顔母が夜中に踊ってたってのはあさきオリジナルのエピソード?
一瞬、アタマがおかしくなって氏んじゃったってことなのかとガクブル (((;゚Д゚)))したんだけど。 >>378
宮中を自由に行き来する男性って言ったら帝しかいなさそうなのになんで気づかないんだ?とは思った。
ここがあさきのオリジナルのエピソード、ってのをまとめたサイトとかないのかな? >>385
夫の不倫に対する嫉妬に狂い精神おかしくなった母親を見て育ったので
朝顔は生涯未婚を決めたというあさきのオリジナルエピソードだったはず 更衣って一応帝の妻予備軍だから
やっぱり男を作るのはNGなのでは?
上の方に寵愛漏れした女御に恋愛の自由があればとあったけど
子ができたらややこしくなるよね
誰の子だよっていう
>>380
あれ瀕死状態で切望してるのに却下って鬼すぎてすごい
既に世間評が「紫の上様お気の毒に…(≒源氏やっべえ…)」で
源氏も壊れてたんだろうけど 尚侍は恋愛自由だけど更衣はNGだと思う
でももともとは帝の衣替え担当の女官だったから、更衣の女官制度も出来てすぐの頃は
ガッツリ衣替えの仕事をしてて、尚侍と同じで恋愛OKだったのかも知れないけど >>389
晩年の自己中ぶりは酷いね。三宮を迎えたあとだって紫の気持ちに無頓着だし。
槿に会いに行ってた頃は少しは紫の事を気にかけてたのに。どうしてああなった。 更衣が誰と知らず恋し、しかも相手も一目惚れ、実は身分高く凄い相手(帝)でした、というのは少女漫画の黄金パターン。
身分を知られていない間は純粋に恋だけを楽しめた、という所は源氏と夕顔みたい。
>>389
>でももともとは帝の衣替え担当の女官だった
そうなの?
更衣って言葉から大和さんが連想、女御より身分低いというのを、働かなくてはならない所で表したものだと思っていたけど? >>381
尼さんになって下働きも含めてお勤めしますなら誰でも出家は出来る
お経読んだりするけど今まで通り人に傅かれていたいなら出家するにも金は必要
出家=髪切って男女の柵から解放されて悠々自適な生活程度の認識だろうし
実際に女三宮とか藤壺の出家がそんな感じだし 大君は頼りなく見えるけどあんな寂れた田舎の貧乏暮らしだから
最低限自分の身の回りのことは自分で出来そうな気もする
宮中のお姫様レベルに完全に他人任せってことはなさそう >>391
女三宮降嫁で紫がもはや本音をぶつけてくれなくなって
源氏としてはそれが寂しくつらいんだけど
紫がそこにいる限りは残酷なまでに甘え続けたいというね…
甘えさせて貰えることだけが最後の繋がりみたいな
もし女三宮に藤壺要素があったらどうなったんだろう
流石に紫の瀕死の願いは受け入れたかも?
それもそれで地獄のように残酷だけども 女三宮がどうってより長年一緒だった妻と離れがたいってことじゃない 紫が死んだ後に藤壺の身代わりでなく紫自身を愛してたと気付いたとか言ってたけどどーなんだろうね?
女三宮が藤壺似だったらまた頑張って教育したのかなー
だからって長年連れ添って情がある紫を冷遇しないだろうけど
出家は許したかな? 紫からの決定的拒絶(出家希望)に対して
駄々をこねた風に見えるので
離れがたいのは当然として、あの状態の妻の願いを
自分の為に退ける姿がね >>398
せめて死ぬまでの短い時間だけでも出家して心穏やかに過ごしたいという願いをね
そんな悲しいこと言うなとポイしちゃう源氏が怖かった
それも、紫の心を救うのは自分だと言う決意じゃなく、自分が悲しいから嫌だと
様子が明らかにおかしい三宮をのことも半端にいとおしんで半端にほっぽらかすし
紫が大事なら腹くくって向き合えよと
朱雀院はじめ世間や体裁が大事で、かつ若妻が可愛いと言うんなら紫は解放してやれよと 出家は叶わなかったけど六条院から離れて二条院で静養できたのは良かったんじゃないかな
女三宮も明石の君も居ない幼い頃暮らした家で静かに過ごせて多少は心も安らいだと思う 出家を許したらほんとに死んでしまいそうって不安があってどうしても認められはしないんだろうけどね
あの辺りの源氏は見捨てられた現実を受け入れらず泣きすがってるし、紫は恋人としては見捨てても母親や家族としては捨てきれないって感じだけど、当時の読者たちは源氏に同情したり或いは情けないとか思ってたのかな 藤壺は顔こそ桐壺更衣そっくりだけど性格は全然違うな
だから源氏はあさきでも言っているように藤壺を母親と同一視していたわけではないと思う
早世したのも含めて桐壺更衣の人柄は夕顔っぽい
だから源氏が一時にせよあんなにものめり込んでもし生きてたら紫の次ぐらいに良い扱いしてたって言うんだろうな 関係性が変わると恋心も変わっていくから、夕顔を妻に迎えていたら、あの灼熱の、この世にたった二人だけみたいな思いも消えていたかもね。落ち着いたいい夫婦に収まったかな?葵より出過ぎないだろうから。 >>403
もし夕顔とながく添い遂げたとしても、数ある女君の一人の中で待遇いい方でしかなかったと思うよ
よくわからない、つまり自分のものになり切らない女だから夢中になってた
&あんなに執着してた六条だけど、自分に落ちたから飽きた、地位もキャラも真逆がいいなーと新鮮だった、
くらいの雰囲気だ、源氏のあの感じだと
藤壺と同じく、永遠に手に入らなくなったから美化してるだけ >>404
匂宮の中の君みたいな扱いになるかもね
正妻はいるけど可愛いから捨てられないと 一人くらい源氏に声かけられてもあんな嘘つきの不誠実な男興味ないわ、
と突っぱねる女人が居ても面白かったかな
朧月夜が近いけど結局源氏に惚れてるしねえ 朧月夜にとっては源氏も朱雀もどっちも本気の恋だったのかね >>408
源氏が好きだけど朱雀の優しさを裏切る事は出来ないと言ってたような。
藤壺も同じ事を言ってたのが印象的だった。 お慕いしています、って藤壺は言ってたね、帝のこと。恋とは違うし、愛といっても親愛かな。連れてこられた女の子だったから、それ以上になれないのかも。
まだ朧月夜の方が朱雀を愛している感じ。
朱雀にだけ愛されていれば幸せなのにね。
二人とも本命は源氏なのが人生を複雑にする。 >>405
中君は親王の正妻の姫で血筋の良い美人だし一応スペックは高いからな
夕顔はどちらかといえば浮舟に近い 夕顔はどうして源氏と幸せに(結婚)なろうとしなかったんだろう?
頭中に心を残しているからかな…
源氏に誘いをかけたのは女房達の生活のためで、だから純粋じゃないと思っちゃったとか。 分不相応の相手と結婚しても不幸になるって分かってたからでは >>412
つーか葵生きてる間は妻は葵一人だったからな
血筋の良い花散里ですら気まぐれに通う愛人でしかなかった >>407
自然消滅じゃなくて最初から源氏なんて鼻にもかけない女人が見たかったなあ 藤壺はあれで物凄く誇り高いから、立場だけでなく性格的に
いくら愛していても完全に源氏のものにはならないんじゃないかなあ
だから源氏も追ってしまうというか…
出産の時も、ここで自分が逝ったら対抗派閥が喜ぶ、そうはさせぬみたいな思考回路で
自分を奮い立たせてるすげえ女人よ 藤壺は源氏を手引きした王命婦が居て結果的に良かったね
共犯者だから気兼ねなく源氏のことを相談できるからかなりストレス解消になったと思う
そんな存在が1人も居なかった紫の上はやっぱり哀れだ >>415
実はわりと玉鬘さんがそんな風に見えていた
彼女は賢くて性格も良いから抗わずに源氏を立てていたけど、内心迷惑そうというかw
別れが近づくとそれなりに心惹かれた風の描写になって残念
でもまあイケてるおじさんが親身になってくれたら情もわくか >>417
それは別れが決まると感傷で相手の良いところだけが思い出されて
ちょっと別れがたくなる気持ちになるというやつじゃないのかな
中身はともかく顔が良い上に地位も身分も財産もあるイケオジだし >>419
それなのに最後の回想(集合写真的なあれ)に出されてお礼言われちゃう秋好さん。しょうがないわね、みたいな顔してた。
六条さんはフンって顔を背けてたけど。 >>420は>>418宛てかな?
そうだよね
玉鬘さんがときめいたのはどう見ても冷泉帝の方ですわな
ここは美しいカップルだし惹かれ合ってるのに条件的に成就しないのが残念だった 玉葛が私は源氏を愛してたって、えーっ今更本当は源氏に抱かれたかったの?嫌がって拒んでたのに女心は訳わからんて思ったけどそういう事ね 愛は愛でもまさに親愛だね
リビドーが絡まない愛
その後、本当の父と娘になった
玉鬘の子を孫と呼んで可愛がる源氏は好きだ。ほのぼのする 玉蔓は生い立ち的にみっちり教育されてきたわけでもないだろうに
素直で頭が良くて色々わきまえてる姫様で、読み返すとちょっと感服してしまう
若いのに偉すぎる…上京するくだりとか一か八かの冒険だし、結構な苦労人だよね
あと末摘花の章の若紫が最強に可愛くて、その後を思うと切ない
この章は源氏も可愛いけど 玉蔓も秋好も源氏を保護者としか見てないね。秋好なんか内心嫌ってたかも、母親を苦しめた男だから。
てかよくも女御に言い寄ろうとするわ。学習能力が無いのか人を舐めてるのか。 人生イージーモードすぎたんだろうなあ>源氏
本人にそれだけの魅力があったとはいえ、完全に甘やかした桐壷帝がいけないわ
流石の光源氏も、老いという避けられない現実の前には
若い姫達とのジェネレーションギャップがしっかり描かれてるもんね 母親の愛情以外の全ては手に入ったからこそ代償として女人との恋に執着したんだろうなあと思う
女人に求めるものがそもそも実母の絶対的な愛情だから上手くいくはずがないよね
女三宮に不貞をされ紫の上を失ってようやく自分の求めるものが決して手に入らないことを悟って
いろいろと吹っ切れた源氏が一番美しいと思う 最後は自分の過ちと完全敗北を認めたからかな
紫のことを条件抜きのただ一人の存在として愛していた…ってオチでいいんだよね?
だからこそそれを自覚できず相手を追い詰めて
そのまま逝かせてしまったってのが残酷なんだなあ 身も蓋もない言い方をすると光源氏主人公の話は源氏がマザコン脱却するまでの物語だよね >>431
最期の紫は源氏の母親になってたからどうだろう? >>432
紫の上の一周忌も済んで晴れやかな顔で宴に出た時の源氏は母の愛への執着から解放されたように見えた 最後のシーンの源氏はもう出家を考えてるし
人はみな一人(オカンがいても人は一人)と悟ったからとか?
まあマザコン脱却含めて遂に自立しましたみたいな 源氏ってマザコンとは思えない。
そう見えたとしたら、男には多少の差はあれ、そういう部分があるというぐらいじゃないの?
藤壺を好きになったのは別に母の面影を追ったからじゃないし。
また、女も男に対して母っぽくなる部分があるけど、それは情からくるものだと思う。 マザコンというか紫上に求めている都合のいい女像が
「そいつはお前の母ちゃんじゃないんだぞ」っぽい感じ
アホな男が夢見ている「何をしても許容して無償の愛を注いでくれる母親」まんまって感じ
赤ん坊相手だってそんな都合のいい母親はいないってのに 源氏は藤壺と結婚出来ていたら良かったのにね
頭が良くて理性的な藤壺なら源氏に振り回されず
上手くコントロール出来ていたのではないかと思う 密通した時点で頭が良くて理性的とはちょっと・・・
源氏のことになるとタガが外れがちでそれを本人も自覚してたから
冷泉の後見の不利になることを承知で出家したんだろうし 朱雀は退位後に祖父の朱雀院の邸宅に移り住んだけど新築せず譲渡するのが慣例なのかな
冷泉も同様だったのだろうか >>437
多分源氏は、藤壺を手に入れたらまた飽きてフラフラしたと思うよ
藤壺は紫みたいに都合のいい女じゃないから、疲れるとか安らげないとか勝手なこといいながら 出会いそのものが禁忌前提だから
絶対に手に入れられないものの象徴=藤壺さんじゃないかな…
というか接触のきっかけは母親似説だったけど、源氏は藤壺を最初から異性視してるんだな >>439
桐壺帝はどこに住んだんだろう?
特に新築しましたっていう描写が無いから、恐らく父の住んでいた一院かな。 藤壺の出家はあさきでは無鉄砲で破滅しかねない源氏を守りたいという藤壺の意思もあったし
源氏が須磨に行った時にはあなたの代わりに罰を受けたいとか
出家したにもかかわらず臨終直前には源氏を思い出して源氏と幸せだった夢の中に入りたいと思いながら逝くとか
最終的に源氏を捨てて朱雀をを選んで朱雀に付き従って出家した朧とは全然違うな
源氏って藤壺に一番逃げられていたように見えて女人の中では藤壺に一番愛されてたんじゃね?
六条さんこそ強烈だけど源氏のためを思う愛じゃなくて自我が激しくて源氏と周りの女人を脅かしてる 源氏がしつこく藤壺に言い寄らなければ藤壺が出家する必要もなかったんだよな
まあ一夜の過ちを罪に感じていたから遠からず出家したんじゃないかとも思うけど
少なくとも冷泉が即位するまでは俗世に居たんじゃないかと思う 時期はともかく、皇統を乱した償いの面もあるから出家は免れないね。
じゃあ帝位を下ろせってそんな訳に今更いかないし。 藤壺に皇統を乱した償いの気持ちはないでしょ
だから冷泉の妃に源氏バックアップの秋好を望んだわけだし
何も知らなかった冷泉はともかく藤壺も源氏の冷泉による皇統望んで償いの気持ちなんてないよ 桐壺院を裏切ってしまったという罪悪感はあるけど皇統を乱したことに対する恐れ多さはイマイチないよね
源氏なんか、冷泉に男子が生まれなかったことを残念がってる風だったし
もともと鍾愛の皇子だったっていう自負から、王権を収奪したとかいう意識がないのかもしれん 娘が后にという占いは不思議じゃないけど、息子が帝位にという占いの時点で
普通ならアレ?となりそうだけど、リアルに政変なんでもあり状態で
内部の人間ほど皇統pgrだもんな >>442
桐壺院も故院のお屋敷にいた可能性が高そう
右大臣弘徽殿が横暴だったし朱雀の方から
先々院の邸に移住すると言いだしたのかも
冷泉院の御殿は後見の源氏が用意したと思う 母親の身分は関係あるわな
あさきですら朱雀の子孫に何かないと自分には関係のない線なんだから
最低限の倫理としてそこは考えないようにしてたんだろ >>450
倫理的に不愉快。帝って祭司だし
物語だけどY遺伝子残らなくてよかった 先帝后腹内親王の藤壺にしてみれば自分の血統こそ正統と思っていたかもね
だったら兵部卿宮兄ちゃんの王女御を推せよって感じだけど
先帝孫の冷泉と先坊娘の秋好と傍系の光源氏で傍系に押しやられた血筋リベンジだったのか >>452
Y遺伝子なんてないよ
Y染色体にしろ自然消滅するしね
冷泉の在位中に子ができないのはそのへんの物語的配慮かな
源氏ラインになってしまったらいくら何でも話に集中できないw 院になってからの冷泉に、男児が産まれるってほんと余計な話だなと思う。折角きれいに収まったのに。
桐壺巻の再来だとしたら、この男児は源氏よりも地味かハードモードだと思う。出自は恵まれているけど、父が降り居の帝じゃ、大して力になれないでしょ?この頃の冷泉、源氏が出家を目指した歳ぐらいになってるし。 母親が玉鬘大君だから桐壺よりかはひどくならないはず
男児は玉鬘大君を追い詰める要因みたいなものだし 退位後の子に新弘徽殿ちゃんがやっかむのは
嫉妬だけでなくその子がやはり何らかの意味を持つから?
でも左大臣家的には院女御の息子はアリなんじゃないか >>457
紅梅の正妻は真木柱
紅梅が玉鬘の娘を後見することはないだろう あーそっちね
不義の血筋を表舞台から遠ざける仕様なのか 冷泉も正当な帝の直系子孫なのは間違いないし母親の身分も高いんだけどね
でもやっぱりその血統が天皇ラインに続くのは許されないことなんだろうなあ
源氏はそれを望んでいたみたいだけどそれはいくらなんでも傲慢すぎるだろう
帝位を継がない傍流でも藤壺との子孫が続いて欲しいってならわかるけど そうそう
皇統にまつわる罪悪感と藤壺との子孫の永続願望
相反する思いが同時にあるはずだけど
源氏の中では相反してないのかもしれない
それだと本当に傲慢だよね 冷泉が退位を決めた時の「帝位を継ぐべき子が私には居ない」
と言った時ってもう弘徽殿女御との間に娘は居たんだっけ?
娘が居たならその言葉を受けた源氏の「藤壺との恋はその先までは花開かない恋だったか」
というのはつまり単純に子孫が続けばいいんじゃなくてその子孫も
帝位を継ぐコースに乗ってほしかったと思ってるように聞こえるのでやっぱ傲慢だわ
しかし源氏は子は大切にするけど孫は割とほったらかしなのな
当時の貴族社会だとそんなものなのかもしれないが あさきには竹河がないよね
だからあそこの冷泉は子が一人もいない風に読めるんで
源氏のセリフもわりとグレーというかセーフっぽいんだけど、でもやっぱり傲慢だねー >>446
あさきの藤壺的には愛する源氏と自分の子だからっていう女心もあるけど
償いがあるとすれば冷泉を帝にと頼み込んで亡くなった桐壺院のためでもあるかもね
ふたりが父として母として冷泉を立派に育て上げるのが桐壺院への償い
裏切っておいてなんかおかしなことになってるけどw
桐壺院は溺愛する源氏を帝位につけられなかった贖罪の気持ちがあって源氏を後見に据えて冷泉推したんだからお互い様かな
藤壺に対しても桐壺更衣の身代わりにしたことを許してほしいと謝ってたね
でもさすがにそれが許されたのは1代限り
むしろ1代限りでも許されちゃう源氏の神仏のご加護って半端ないわ
それで調子に乗って懲りずに女三の宮に手を出しちゃったから周りの人をみんな不幸にする天罰が下ったのよ 玉鬘大君の産んだ男児って、親王宣下も危うそう。
臣下になって働くしかないんじゃない?
母と祖母の財産頼りで出世できるんだろうか? 冷泉も薫も自分の出生の秘密を知っても自殺とか考えないたくましさが好ましい
薫はそれまで出家を考えていたのがむしろ真実を知ってから生き生きしてる印象 不義の子といっても父親の血筋だって高級貴族で悪くないからね >>464
まあ、手を出すって言っても、朱雀院に貰ってくれよと頼まれたんだけどね
そこで断ることができたのに何じゃかんじゃ言い訳しつつ、藤壺の生き写しもう一人ゲット出来る?と
変な欲を出したからダメという点では結局似たようなもんか
結局、紫が死ぬまで、紫のことを一番低く軽んじてたっていうことを、他の誰でもない紫に宣言したようなもんだ、あの降嫁は
もしあれで中身はともかく見た目が藤壺ラインだったらもっと夢中になってたのかもね >>468
あの頃の源氏って本気で出家を考えてたんだよね。紫は秋好とちぃ姫がついてるから大丈夫って。
それがああなるってどんだけ自己中なのか。 軽んじると言うか紫の上が亡くなるまで本当の意味で女人を理解したことはなかったのかも
大切な存在を亡くして初めて自分の浮気癖で女人がどれだけ苦しんだか思い知ったんじゃないかな
そういう意味では六条御息所の死霊だか何だか男に弄ばれた女の怨念は気が済んだのかもね 女人を理解してたら一夫多妻なんて制度そのものがダメでしょ
あの時代の男性全員じゃん
夕霧も薫も女人を理解してなくて妻を苦しめてるじゃん 最後に槿のことでどうして紫を苦しめてしまったのかと後悔してる時に、結局は実を結ぶこともなかった片恋でって言ってるのを読む度に実ってたら仕方ないということなんだろうかと考えてしまう >>471
実際そういう話だと思う
当時の日記文学読んでも聡明な女史達は制度そのものの矛盾に気づいてた >>472
実ってたら仕方ないんじゃない。
正妻の座が空いていたので誰か来るのは時間の問題。
あの時朝顔が来た方が、後で三宮が来るより苦悩少ないのでは。
年齢もあるんじゃないかな。
雲居の雁問題、落ち着くべき年になってこんなことに、と愚痴っていた。 一夫多妻に関しては子孫繁栄せにゃいかんから全否定はできないと思うけどね
現代より遥かに大人も子供も死にやすかった時代だから そんな詭弁で無理しないでも素直に滅べばいいんじゃない 庶民は一夫一妻制だったから要はお金の問題
ただし子供がいすぎても継ぐのは結局長男だから他の子供は大変 不備のない制度は無く、また、男も女も制度に付随する既得権益に預かってる訳だから、社会がガラッと変わらない限り制度は続くだけ。 一夫多妻制ってモテる男の所に女が集まるならモテない男が更に余る制度じゃないの? 一夫多妻制でなかったら末摘花も空蝉も花散里もどうなっていただろうね
前者2人は正式な妻ではないような気がするが(紫のように正式な婚儀をしてない印象)
どういう位置づけなんだろう?ちゃんと源氏は死ぬまで面倒見たとは思うが
花散里も紫の上以上に婚儀の描写がないんだけど軽んじられてるわけではないんだよなあ
側室であっても三日通いとかお披露目とか必要な気がするけど花散里にちゃんとしたんだろうか >>483
ひとえに源氏が妻として扱ってるかどうかだけだと思う
妻として扱ってる女性だけ六条院に住まわせてるのがその一例
明石は身分が低いしこの人も正式な婚儀はしてなさそうでも
六条院に住まわせて女房として働かせてないから妻の扱い >>482
女側がそこまで自由に男を選ぶことのできる制度ではないかな >>482
男子だと嫡腹に男子が複数いれば脇腹の子は出家させられ生涯未婚を強要される例が多い。
嫡腹でも実家が没落すれば桐壺更衣の兄とか末摘花の兄みたいに出家して一代限り、独身で家族を持たない。
紫も男子なら出家コースだろうけど女子は脇腹でも出家コースじゃないんだよね。
一夫多妻の時代、脇腹女子や没落女子は出家しなくても正室持ちの男の第二夫人以下として迎えられたからだろうと。 >>484
明石はきちんと手続き踏んだんじゃない?
母君がそこはこだわってたし 源氏が性欲処理に明石を自分の家へ呼び寄せようしたのを母親がシャットアウトした感じだよね
娘としたいならそっちが出向いて正式な婚儀の手順を踏みやがれ、という立派な母親でした 近江ちゃんに明石の尼君明石の尼君ってサイコロ振られるしね そう言えば空蝉は妻なんだろうか?もう出家してしまっているし。行き場が無いから後見してますじゃなかったっけ?
末摘花は後見もしている妻。 >>490
空蝉は源氏の妻じゃないよね。出会った頃は人妻だったし、夫が亡くなって継息子に言い寄られたから出家したんだし。
当時は八宮みたいなのがデフォだったらしいのに関わりがあるだけで世話するって、そこだけはいい人だと思うわ。 花散里との馴れ初め話のとこと末摘花の顔見た時の反応とその後世話してあげようと決めるとこと須磨から帰った後
末摘花を迎えに行った時の源氏はすごい好きだな
藤壺とのキスのところもときめいた
というか若い時の源氏はかなり好きだ
それが年取ったらああなるんだもんな… ああも念入り(に不美人)だとかえって忘れかねる、の所好きよ。
末摘花の出てくる所は、大和さん上手に傷つけないように描いててほっとする。 原典だと源氏が末摘花の真似して鼻を赤く塗って若紫と笑うんだよね
あれはなんか感じ悪いわ
あさきにもあったっけ >>487
謹慎蟄居中の身で露顕とかどうさたんだろう >>495
その辺は、朝廷に認めてもらうとかじゃないからね
明石の地元で、明石の家に源氏から妻問いするというのが一番大事
蟄居の身だからって明石の方からこっそり訪れるなんて、それこそ春を売る女じゃあるまいし
ふざけんじゃないよ、あんたがどれだけ高貴だか知れないけど、ちゃんと娘が欲しいと頭下げてこいよと
ああいうときにちゃんと怒って最低限の筋を通させてくれる親って大事だよね そうやって妻問いしても源氏が京に帰ったら「大堰に囲っている人」になっちゃうんだね…
身分って怖いものだな >>497
それでもやっぱり源氏のいいなりにならずにギリギリまで自分の立場からの意見を言える、
そして身分は低くても気持ちでも金銭でも絶対的な味方が背後にいる
それはあの時代の女の人生にとっては大きいよ
紫が早世して明石が長生きしたのは、後宮で立ち回って仕事してたからというのも大きいだろうけど、
若い時からのストレスの具合が違うからというのが大きい気がする
明石も辛くて苦しくて泣いたけど、自分と同じ目線で泣いてくれる親や乳母の君やその他支えてくれる女房たちがいたからね
悲しみも喜びもその人たちの前では素直に発露できた
紫はなぁ、やっぱり、ため息すら抑える生活って、どんだけストレスか想像もつかないわ >>494
あさきのその箇所は名シーンだと思う
若紫の愛らしさといい兄妹のような仲睦まじさといい
大和さん、末摘花とか近江ちゃんとか源典侍とか
原典だと痛い系扱いされるキャラを魅力的に描くの上手いよね >>498
明石さん、苦しんだ後は存分に愛娘の傍で愛娘の為に生きられる人生だもんね…
しかも娘の育ての親にももはや敬愛と恩義の情ばかり
恨む妬む憎むのストレスがないって一番幸せな心持だわ
読者としては紫の少女時代を知ってるから
晩年のきつさ半端ない >>494
あさきにもあったよ
あれは美形の傲慢さが感じられて印象悪いよね
まあ2人だけの間のおふざけだからギリギリセーフかな あさきだと、鼻を塗った顔料がとれなくなったふりをして
源氏が紫を脅かしてからかう…みたいなシーンじゃなかった? 花散里は源氏の妻になってやがて二条東院へ。
お姉さんの麗景殿も(変な意味ではなく)お世話したのかな?二条東院には一緒に住んでいないみたいから、実家の大臣家でやっていけたのかな。 >>502
源氏、末摘花の絵を描く
紫:その方はどなた?
源氏:これは末摘花の姫君と言ってね・・・
紫:お鼻が赤いの?
源氏:そう、こんな風に・・・(赤い絵の具を自分の鼻につける)
源氏:ああどうしよう取れなくなってしまった!
紫:お兄様!キャー!
源氏:どうしよう帝に怒られてしまうどうしよう
紫:お兄様お兄様!
2人でゲラゲラ笑った後に「こんなに美しい花もあるものを」と若紫の絵に被せて源氏のモノローグ
完全に2人して末摘花をバカにしてるね >>502
自分はそんな感じに思ってた
子供のいたずらみたいになってて微笑ましい場面な印象
まぁ源氏は子供じゃないし酷い話と言われたら否定しきれないけど
>>503
寂しい話だけど、二条東に移る頃には既に亡くなってたんじゃないかなぁ
二条東に花散里を住まわせるって話を源氏がしてる時に惟光があちらのお屋敷も近頃はすっかり荒れ果てて…と言ってるのは女主人の麗景殿が居なくなって源氏も居なかったからかと あれってじゃれ合いによる笑顔の描写だと思うけど
まあ解釈は人それぞれか 若紫は子供だし鼻が赤いってのも漠然としかとらえてないだろうけど
源氏はあからさまに末摘花を馬鹿にして笑いものにしているね
自分が笑いものになるのは嫌だけど他人は笑いものにするというのは
若い頃から変わってない傲慢さだよな〜と思う 頭中将とバカやった後二人で出ていって源典侍少し可哀想だったけど
修理大夫に軽く転がされててスカッとした
二人の若さ故の傲慢と年の功で手玉に取られた二人はカッコ悪くて可愛いというか
愛嬌があっていい 末摘花の鼻については頭中が同じことやってても苦笑くらいで済んでた気がする
源氏は晩年があんまりにもアレだからすごく嫌な感じに見える 末摘花のことは玉鬘とも馬鹿にして笑ってたよね源氏
末摘花も超絶空気読めない世間知らずではあるけど昔から日本人て陰湿な笑いが好きなんだなと感じる >>510
あっちの御方ですか
ブスの被害妄想うざいわ 原典は貴族社会を描いた文学だから
鄙びていることや滑稽なことは全て見下される文化で当たり前
自分は感じ悪く思わなかった
大和さんがバランスよく上手に描いてるからだな >>510
馬鹿にして笑ってた?
玉鬘が末摘花の存在を知ったのは裳着のお祝いの贈り物が届いた時だけど2人とも笑ってなかったはずだよ。
源氏は末摘花の律儀さ()と添えられた文がお祝いの言葉ではなく自分への恨み言だったから頭抱えてたけど。
六条院で末摘花の事を語るシーンって、あさきではこれだけだったと思うけどねぇ…見落としてたらごめんね。 でも貴族って身分の低い人たちのことは見下し対象のくせに彼らからの賞賛は欲しがるんだよね
紫の葬儀でも庶民が集まって死を悼んだんだっけ?
藤壺は施政者だから分かるけどなんで紫まで?
紫は庶民のために何をしてたの?と思った
荘園の管理してたのは源氏が須磨に行ってた少しの間だけだよね あさきゆめみしで六条院で源氏が末摘花について話す場面は他に
紫の上と一緒に女人の衣装選びをする際に
「なまめいた衣装と同じくらい本人もゆかしくあってほしいものだ」
とかため息交じりに批評したところかな >>515
源氏から荘園任されてた間に収入の一部を悲田院や施薬院に寄付してたなどの慈善をしていて、庶民の好感度が高かった…なんて描写があれば説得力あるけど全くないしねぇ
そもそもこの時代の貴族にそんな精神あるのかね?
この頃には悲田院も施薬院も名ばかりになってるみたいだけど 庶民が紫を慕って葬儀に集まったっていう描写は原典にはなかったような
あさきも、庶民たちは「あんな立派な方(源氏)がおやつれになって…」と紫に先立たれた源氏をいたわってる感じ >>514
むしろ原典にあった「いつも『唐衣』ばっかりだね」って嫌味な歌をカットしてたよ
(決まり悪そうに「返事はわたしが書く」で終わりにしてた) 末摘花を始め、原作にあった嫌な笑いをほのぼのした暖かい、労りのある笑いに変えてあるから良い。
原作は、あげつらいのヤな嘲笑いがあるから現代人に合わないと思う。 源氏を良い人に描くのに苦労したって大和さん言ってたからね
ちなみにこれは25年位前の漫画雑誌での対談内容です 原典は当時の貴族の感覚だから現代人にしてみたらただの嫌なやつらに映ってしまうのは仕方ないよね
当時の考え方や価値観が分かるから面白いっちゃ面白いけど
改めて原典の良さを損なわず現代風に調和させた大和先生は偉大だわ >>522
あさきゆめみしでは後半以降、私だけの王子様を独り占めする現代少女漫画との齟齬から
一夫一妻不倫禁止を推進しない源氏は悪者ということになってるw
原典では源氏はそこまで悪者になっていない
当時の読者は一夫多妻制を受け入れた前提で読んでいるから
一度でも関係を持った女性は妻に迎えて生涯扶養する源氏は当時の女性にとっては理想的
昔関係を持った女性に未練を残す源氏も当時の女性には魅力的 いやぁ、雲居の雁が果報者扱いされてたあたり、夫が妻一人を大切にするっていうのも女性の理想の一つだったんだじゃないの
紫も「世にある物語では男は一人の女に落ち着くものなのに私はそうわできなかったわ」なんて言ってるし 朝顔が、男女の地獄に足を踏み入れることを拒んでいる
旧こきでんはじめ、頭中将の妻も兵部卿宮の妻も、愛人にキツかった
女三宮は立場位で言えば何の憂いもない恵まれた六条院の正室であったのに、
紫の方が愛されてると巷で同情されてた(本人は気にしてないけど)
一夫多妻が普通だとはいっても、やっぱり女が耐えてこその形なんだよね
当たり前の価値観で誰も疑問に思わないなら、愛人いじめも比べられてヒソヒソも正妻が愛人のせいで病むこともないはず >>524
源氏が六条院に女たちを集めて栄華を誇っているのは素晴らしいとして
源氏の妻同士や血のつながらない子どもたちとの交流を好意的に描いているし
どう考えても一夫多妻、酷い!という感じではないけど
>>525
嫉妬する雲居のふるまいは見苦しく描かれたり
そんな雲居も諭されて夕霧のところへ帰り
他の妻たちとの共存を認めて幸せに暮らした話になってるよね 実家が強くて完璧に婚儀の手順を踏んだ妻は葵と女三宮だけなのかなあ
紫の上は一応三日夜の餅は用意したけどお披露目は無し
明石の君は三日通ったけどお披露目は無し
あとは愛人か愛人の延長で面倒見てる人ばかりかな
花散里も正式な妻なのか怪しいところだけど妻よりも源氏の子供や孫の世話役ポジションを
獲得したことでほとんど妻としての手順云々は問われなかったところが平穏さの秘訣だね 結婚しますとぶち上げてお披露目までの正式な手順を踏んでる夫婦がどれだけ居たのかね
通い続けているうちに娘の両親に婿と認めてもらって世話してもらう方が多かったのでは 雨夜の品定めは今の時期梅雨の頃の会話だったのね
空蝉との逢瀬は翌日だったし方違いをロ実にした源氏実行するのが素早すぎない? 12で元服&結婚。女官たち女人たちに騒がれるも、特に遊びはせずに17歳。
やっぱ歳の近い男たちの体験談や女人批評は刺激的でよし俺もとなるのわかる。
したことのない冒険して自分の幅を広げたくなったんだよ、きっと。
空蝉にはこんなことは初めてなんだよと言っているが、原作だと藤壺と始めての逢瀬をもったのはこの辺りだった気が。空蝉の次に思い切って藤壺に行ったのかな?で、二人に拒絶され、六条へ、かな。 >>523
多くの女人に心を移すことそれ自体が
誰一人愛せず終わる原理であるとシビアに描いてるじゃん
多情は否定しないけど、人生を共にするのであれば
個人がどのように守られるか損なわれるかは自明
ただの制度批判なんて次元には一切抵触してない
もはや人とは何かレベルの根源的なテーマで描ききったから
千年以上経っても世界に誇る名作になってるわけ 方違え自体は本当に偶然じゃなかったっけ
「中流の女はいい」って聞かされてなければいきなり順序もなく襲うってことはしなかったんだろうね >>527
横レスだけど、それは当時の現実的処置と体裁部分を描いている
その裏での本音部分も物語だから描写できたってこと
当時の読者はその表裏の事情どちらをもリアルに理解できたと思うよ >>529
正妻との結婚なら両親が予め決めてる縁組も少なくなったんじゃないかな
まず文も取り次いでもらえないんじゃ御簾越しに会うとか忍び込むとか不可能だし 一夫多妻であっても妻にそれぞれ独自のポジションがあれば揉めにくいんだろうけどね
源氏で言うなら公的な正妻、実子の母親、実子の養母と綺麗に別れていたのが
女三宮の降嫁で正妻だったはずの紫の上の居場所がなくなり病んでしまった 葵があと数年生存するか朝顔or朧月夜との再婚があったりとかで
最初から二番手の寵愛トップの愛人ポジだったら紫も病まなかったよな
養女が入内して肩の荷が下りたあたりで一気に突き落とされるのは本当にしんどい
ちい姫の入内が後だった方がそっちに専念して気がまぎれたかもしれないけど 紫の上の結婚前に確固たる正妻が居たらそれはそれで気苦労が絶えなかっただろう
やっぱり実子が居れば女三宮の降嫁があってもさほど苦しまなかったと思う
いやでも実家と絶縁状態で後見も居ないから子の出世をめぐって別の気苦労があったかな・・・
とかく女はいつの世も生きにくいもの ぶっちゃけ寵愛も若い女に取られるのが目に見えてるからキツいな
後年冷泉も似たようなことして後宮が殺伐としてしまった 紫の祖母が長生きして養育してれば正式な結婚ができてたのかな?
源氏好みの女人に育ってないかもしれないが 祖母の元で成人した場合、そのまま美しく心優しく育つとしても
おしとやか系ではなかったかも?
あさきで源氏も言ってるけど
紫自身の個性や資質って実はずっと描かれてきてるよね
最高の環境で学べたのは源氏のおかげだけど
元々が明るくて頭の回転が速い(勘やセンスもいい)少女だから 読み返してみて源氏が紫上と幼なじみだったらなあと思った。一緒に育って、紫上にややリードされてたら、心の飢餓感もなだめられたんでは?
愛の遍歴が減ってしまうかもだけど。
紫上の美しいおばさま(藤壺)に出会って惹かれてしまったらきつい話になっちゃうかな。 夕霧は源氏よりももっと幼い時に母親を亡くしてるけど源氏ほどマザコンでないのは
雲居の雁と祖母の大宮が常に近くにいたから満たされていたんだろうね
源氏にもそういう母性の強い女人が幼い頃から近くに居たらまた変わっていただろうとは思う 御所内の女官女房にとって源氏は皇子様だから母親代わりになるのは難しそう。年齢的には源尚侍とかいるけどあんなだし。
桐壺帝は藤壺に母親役を期待したみたいだけど考えが甘かった。 14歳少女に9歳男子の母親代わりを期待するのはね・・・
桐壷帝は姉と弟のようになって欲しかったのかもしれないけど 大宮は幼児のようにずっと甘やかして育ててたと原典にもあったはず
夕霧には大人になっても義母役引き受けてくれた穏やかな花散里もいるし
その辺りは源氏の配慮だから評価してる 花散里と夕霧の親子関係いいよね
二宮に通うのを窘めたりしてるし >>543
祖母なら母親代わりになれるからなあ
源氏もせめて祖母が長生きしてくれたら違ってたと思う 乳母達は母親代わりになれないの?
須磨に流されたときも、乳兄弟の惟光はついて来てくれたけど、
やっぱり立場上に距離があるのかな。 >>537
それに尽きる
初めから奥様がいて、行き場のない私を助けてくれた殿、というポジションならここまで苦しまずに済んだ
一の人、正妻「格」、女御の母として六条院の女主として最もふさわしい、と源氏にも世間にもとことんまで持ち上げられて、
「若いころは浮気で悲しい思いもしたけれど、諸々落ち着くべきところに落ち着いて、子供も巣立ったし、これからは二人でゆっくり過ごしましょうよ」というときになって
他の誰でもない源氏の手で単なる愛人ポジションに落とされたとかね
今まで私は何を信じてきたんだろうとそりゃ誰でも思うよな
あなたこそが一番だ、という言葉は単なる言葉でしかなかったとか、惨い
しかもそうなって初めて、実家がなく実子もなく源氏の息のかかってない女房すらおらず、世界でたった一人きりなんだと気付かされるんだもんなぁ >>551
最後の一行特につらすぎ
源氏物語未読の人は、まさかこんな地獄的展開が待つ話だなんて
イメージできるんだろうか 紫の上は藤壺の存在を察してたよね誰かは知らなかったけどその上で段々寵愛が若い正妻に行くなら仏道修行くらいさせてくれって考える
源氏は女三宮が出家したら迫るし紫の上が亡くなって素気なくされたら冷たいって思うから格好悪い 立ち位置ってあるよね
テレビで年配の芸者さんが
自分を囲ってくれた旦那さんは出兵前に自分の所に寄ってくれた
奥様には電話で優しくしてあげてと頼まれて嬉しかった
当日は本家から戦争に赴いて帰って来なかったけど
遺品と今後の生活費を奥様から渡して頂けたって話してて
あくまで自分はお妾って割りきってた
お金云々以前に明日の生死すら分からん時代だからこそとも言えるけど
どんな立場でどう接してたかって大事 女三宮降嫁が本当に源氏が断れない話だったのか不満を述べる女房とか
紫の上の立場に立ってくれる存在も居るには居たんだけどね
そうした存在に愚痴をこぼすこともできないほど
思考が源氏の都合のいいように洗脳されていたのがなおさら救いがない 明石の時も文句を言う女房達を叱責してたから上に立つならそうしないといけないんだろうね
料理人が首切られるからお姫様は料理の文句も言えないのは江戸時代だっけ? >>555
紫上の立場に立ってくれてる訳じゃないよ。
面倒事、危険な兆候を察知したら騒ぐのが女房。主に何とかせいよとせっついてるの。自分等の生活がかかってるから。
主は事態を終息するのが務め。出来なきゃ見限られて離れていき、他所で存分に内幕語られちゃうだけ。
女房にはこういう「強味」、油断ならなさの面がある。
>>556
後者、喩え話がずれてる。 >>555
女房は源氏一家の一員ではないしこの先も紫に仕えていて大丈夫?ぐらいしか思ってないと思う
六条院に仕えていたと言えば他に勤め先もあるだろうし紫と一緒に心中するしかない運命共同体ではないよね
紫自身は源氏一家の一員で捨てられて他に行くところがあるわけでなし
源氏のお陰でこれまでたくさんおいしい思いもしてきたのだから
自分一人のために源氏一家は滅べばいいとも言えないじゃない?
源氏が今上の妹婿になれば恩恵は夕霧やちい姫たちにも及ぶし
夕霧やちい姫の弟妹たちが増えるかもしれないし >>557
あの女房の言葉をそんな風にとらえるのはさすがに穿ち過ぎだと思うけど
女三宮の降嫁なんて紫の上にどうにかできる話じゃないでしょうに
別にあの女房は紫の上に自分たちの生活を保障してくださいとかせっついてるんじゃなくて
普通に源氏の思いやりのない振る舞いに憤って紫の上に味方してるだけだと思う 女主と女房ってそこまでドライな関係じゃないと思うよ
源氏が女三宮との初夜の帰りに、紫の女房に意地悪されて外に放置されてたじゃん
女主人が軽んじられると、女房自身も軽んじられたような気分になって男主人に対して無礼を働くことさえある
他にも髭黒の北の方の所もそんな感じの女房がいた
それでも女主人はプライドがあるから使用人に対して心の底の悩みなんて打ち明けられないんだよ
言えるのは母か、せめて乳母だと思う >>560
意地悪されて放置の箇所は別に女房が紫の思いを汲んでやったわけではないしねえ…
実際に源氏が来たことを知った紫は女房が閉めた鍵を開けて
源氏を寝所に招き入れてるし
女房はドライだから男主人に対しても強い態度に出れるのでしょう
しかし源氏に捨てられたら行くところのない紫は
男主人に対して強い態度を取れず鍵を開ける 藤壺だって王命婦に源氏への秘めたる想いを洗いざらい話しても
弘徽殿女御に笑われるのは悔しいから頑張って生きるわとは口に出して言わないもんね 源氏に紫が見捨てられても同じ屋敷に住んでるし女房たちはそこまで将来の不安なんて考えてないんじゃないかな
源氏の一番の寵愛を失う紫には死活問題だけど、女房にとっては紫が花散里くらいのポジションになっても女主人正妻付きじゃなくなってガッカリはするだろうけど困りはしないだろうし >>559
院の命令を軽く考えすぎかなあ
源氏は准太政天皇なんだから朱雀院の申し出などきっぱり突っぱねられるはず
というのは女房が勝手に言ってるだけで源氏が紫にそう説明したわけでなし
源氏の思いやりがないから院の御娘を娶るのだというのは不敬すぎる
源氏の藤壺への思慕のために女三宮を娶るのはあまりにも紫が可哀相すぎるというのも
もともと紫のことも藤壺に似てなければ娶っていないわけで本末転倒な気がするし 何でそう頑なに、女房たちは紫のことなど思いやってないって主張するのか分からない
紫の葬儀で女房が車から転げおちそうなほど正体不明になったり、喪服を脱ごうとしないのは全て演技だとでも?
ちゃんと紫は慕われていたでしょう、ずっと一緒に暮らしてるんだから女房は女主人にある程度感情移入するよ
もちろん金の切れ目が縁の切れ目っていうのも現実にあるだろうけど
紫の女房たちは北の方付きの女房っていうポジションでなくなることにガッカリする程度では 主人は思いを洗いざらい、女房全員には打ち明けないよね。せいぜい乳母か乳兄弟ぐらいじゃないかな。王命婦は手引きしたから一蓮托生になったので特別だし。
女三宮が降嫁してきた時に女房達が「面倒なことになりましたね」等と喋ってるけど、原作では公然とそばにいる紫上の事をディスってる場面なんだよね。あさきだと紫上に対して義憤を感じてる場面だけど。 たくさんいるんだからドライなのもウエットなのもいるんじゃないかな
玉鬘見つけた人なんか心のうちは紫に対してかなりドライだよね 紫にとっては朱雀院からの縁談を源氏は立場的に絶対に断れなかったって考えた方がまだ楽なんだよね
若くて高貴な内親王にスケベ心を起こして紫を一の人の座から追いやったとか残酷すぎる 紫に対してドライでもウエットでも結局源氏には逆らえないということで
締め出しくらいの反抗はするけどね >>554
ですねー
ただそれはまあ昭和中期までお妾さんという職業があったのもある…
私事で恐縮だけど祖母と曾祖母がまさにその奥様側だった
その役目をこなせたのは、まだまだ縁組が家同士による強制的なもので
自由結婚の時代と環境ではなかったからかなと思う
紫の場合、立ち位置もそうだけど
やっぱり源氏を愛してしまったのが気の毒だったなと
情はあっても(?)愛はない源氏の玩具のような愛人関係で暮らすというのも
恋愛を知らなければ不満はないかもしれないけど >>568
だから、あの女房は紫に凄く残酷なことを言ってるわけだよね
「院のご命令は絶対ですもの」と女房が同情してくれるなら紫は救われる
だけど院の命令なんか断れますもの、と本当の理由が別にあるように言うのは
紫のことを一身に想う忠誠心というより一歩間違えば嫌味 >>568が正解だと思う
源氏にとっても実際そうとしか言い訳できない
たまたまそこに配慮の足りない女房がいるという状況は
物語的に必要な装置だからじゃないかな
紫自身の煩悶を筋立てて描くより、俯瞰した状況をモブに語らせてる
院なんて当時そんなに権力ないし現に源氏も断るシナリオだった
夕霧ですら選択権がないわけじゃない微妙な線だから回避も可能だった
でもそれは聞きたくない現実というだけ >>567
右近は元々夕顔の侍女だったから生え抜きの女房と比べて
紫の上に思い入れが少ないのは自然じゃない? >>572
今上なんかは夕霧を藤壺に呼びつけて庭の菊を手折らせて強引に女二宮を娶らせてるし
今上の実父である朱雀院には権力なんかないし断るシナリオというのも言い過ぎだけどねえ
そもそも権力なかったら女三宮を後見できないんじゃない?
朱雀院は女三宮を源氏か夕霧かどちらかに娶らせると決めていたから
どちらかは娶らないといけなかったと思うよ
ただあの場面の女房の言葉は女房が紫のことを思って言ってくれた有難い言葉だから
紫も心を開けばいいのにという話ではなくて
紫は女房の言葉に自尊心がズタズタになり言い返せなかっただけだと思う 574訂正
夕霧を藤壺に呼びつけて→薫を藤壺に呼びつけて >>574
薫に女二宮を娶らせるのは当時の公達出世コースなんだから
当事者的にも世間的にも普通にありでしょう
人情的にもスペック的にも障害と言えるものが何一つない縁組だよ
紫についても女房に心を開けばいい云々など誰も言ってないですよ
聡明だから誰かに言われなくても紫自身がよくわかってること
それでも別の考え方をしてせめて心を癒したいという感情はごく自然のもの
サイコパスでもない限り普通わかる筈 >>574
付け加えると、朱雀院の後ろ盾は既に斜陽な右大臣家とはいえ
院の身で娘の後見くらいできなくてどうするって感じだけどなあ
ついでに朱雀院がそうまで押してくるなら夕霧に行った話かな
それだと断れなかったかもしれないけど見えない所に禍根は残したかも?
まあ雲居さんも中年期に大マジな恋愛されるのがいいか
新婚真っ最中に水さされるのがいいかという話になるけど >>574
薫にはいい年して正妻どころか妻もいなかったし断る理由が全く無かったからね
実際そんなに断る気もなかったし
源氏と夕霧のケースとは違う >>557
須磨へ下るときに源氏が自分の女房達を紫付にしたの
源氏の寵愛が深いといってもそれ程の女君じゃないでしょうと高を括ってたら目から鱗
源氏の帰郷後も紫付でいたのに 夕霧と女三宮が結婚してた方が良かったかもね
雲井の雁は女三宮が来たからといって病みそうにもないし
柏木の女三宮への執着を知っているから警備厳重にしそうだし
夕霧と女三宮との間に実子が出来ていたかも知れない
柏木は若くして死ぬことなく女二宮は未亡人にならずに済む 入内すればいいんじゃないかって最初源氏も言ってたよね冷泉のところに行ったら特に寵愛はされなさそうだけど悪いようにもならなかったかも 柏木の闇が深くなるだけじゃね
親友の元に恋い焦がれてたまらない女三宮が降嫁って >>576 >>577
>紫についても女房に心を開けばいい云々など誰も言ってないですよ
これは>>555あたりの一連の書き込みをしている人に対して
サイコパスとか怪しげな言葉使う人ですねえ
今上に関しては夕霧が六の君を薫と結婚させようとしていたので先手を打ったわけで
薫を自陣営に取り込む一環といわれていたのでは?
しかも薫が望む女一宮ではなく女二宮
明石中宮腹の女一宮では後見人が夕霧なので別の女御腹の内親王を嫁がせ
今上のやり手っぷりが光る婚姻
あと外戚の右大臣家の権力が重要だったのは朱雀帝在位中でしょう
女三宮降嫁以降の朱雀院は今上の父という立場での権力でありいわゆる院政
今上は権力者・源氏の娘と政略結婚して立場は安泰
朱雀院は今上が安泰である以上、天皇家の家長として安泰
薫に女二宮を 例えば女房はドライと割り切るのがデフォルトだったとしても
そんな世界でさえ紫を認め慕う使用人達の描写があるというのが
答えのような気もする
>>580
朱雀院がひるむ程には雲居実家の権勢もあるし
こちらは漸く実った初恋、あちらは院の命令と誰もが思うだろうしね…
ただ夕霧と柏木の親友関係がどうなるかが読めないかも 若紫がちゃんとした実家でのびのびと育てられていたらきっと雲居の雁のような
感情表現豊かで明るくてお茶目な可愛い女人になっていたんだろうな
藤壺が理想の源氏が藤壺のような落ち着いた大人しい女性を好んだから
そんな風に人格形成されちゃったけど本質は全然違うはずなんだよね
源氏のお相手って元気なタイプが全く居ないな、怖いもの見たさの源典侍くらいか >>583
サイコパスという語が怪しげなんて仰る人に初めて遭遇したけど
今上の思惑がどうであろうと一般的に望ましい縁組で薫も当然受ける
そして源氏物語の舞台は院政期ではない 院政って院に力を持たせて自滅した制度だけど
そこを強調したいとか? >>581
ああ冷泉に入内が誰も傷つかない最良策だったか
朱雀院は源氏へのコンプ拗らせて娘を不幸にしてしまったなと思う 冷泉に入内したら左大臣家後見の弘徽殿と源氏後見の中宮という
最初から後ろ盾の絶大な女性達と寵を争うことになるうえ
そもそも中宮という正妻がいるところに皇女の女三宮が行くメリットがない
源氏に眼をつけたのはきちんとした正妻がいないからなのだし 主人を上げるにしろ下げるにしろ女房の噂話やその様子は見せ場の演出も担ってそう
結婚前の雲居→姫様がこれでは自分たちも肩身が狭いわ〜 からの
結婚後の雲居→今や女御様よりときめいてますわ〜 >>585
若紫は元気な子だったけど、おしとやかにされちゃったね。立場上ならなきゃダメだけど。 >>589
娘に最高の待遇を望むのは当たり前だけど
内親王なんだし入内して寵を争わずでーんと構えていくってわけにいかないか
それも噂でああだこうだ言われるか >>588
朱雀は源氏コンプ
源氏は藤壺マニア
この二人が成長できなかったことで、紫と三宮が本来味わう必要のなかった不幸を味わう羽目になったね >>592
冷泉のもとに入内って、誰が後ろ楯になるの?ってことで成立しない話よ。 兄だけど一応義理の母ってことで源氏も後見してたんじゃない?
なんか道具揃えてあげたりしてたきがする
源氏が訪ねてきたら一騎当千だか女房たちが言ってたし
兄さんエ… 兵部卿宮だろうね女三宮が入内したら今上が形だけでも後見してくれたかも
というか源氏も確実に女三宮より先に亡くなるんだがその後どうする気だったんだ 女三宮は柏木にくれてやればよかったのにね
薫のように色々盛ってやってからの降嫁にすれば問題なかったんじゃ?
やっぱり源氏に対して朱雀が盲目すぎた気が >>597
今上の母女御は女三宮のことを面白く思ってなかったので後見は無理
今上が女三宮を支援するようになったのは母女御が死んでから 過去に自分の女を寝取った弟に愛娘を嫁がせようとかすごい!拗らせてるね しかも、これでお前も幸せになれるよ、とか
あんたの最愛の朧月夜も源氏に泣かされて来たじゃないか
あんたが執着した秋好の母君は源氏への恋煩いこじらせて大恥かいた挙句早死にしちゃったじゃないか
しかもそいつ、貴方と年変わんないよ?
大人しく柏木に位をモリモリに盛ってから降嫁させた方が絶対に良かった、結果論だけど 正式に源氏の妻になれば源氏が死んだ後も夕霧とか子孫が面倒見てくれると思ったのかな
源氏の子孫も地位は盤石だろうし女三宮の面倒も十分見れそうではある 源氏との間に出来た子供が面倒みてくれると思ったのでは
女三宮はとても若い女性だから 柏木は三宮もらっても満足しない
御膳立てしてもらって来たのがあのキャラだったら
反応ない〜つまんない〜てなりそう 柏木は朱雀院鍾愛の皇女ってブランドに惹かれてるんだから
相手の中身なんて大して気にならないのではないの
女三宮は美人だしちょっとアレレなところも流石皇女様って思いそう >>604
女三宮と源氏の間の子が出世して母親の面倒を見れるようになる前に
源氏が死んでしまう可能性が高いし実際源氏ではなく柏木の子だけどそうなったじゃん 藤原道長の政敵が最終的に叔父や兄になったように、女三の宮から産まれる子は夕霧から見たら将来自分や子孫の政敵になる可能性が高い。
朱雀院が源氏の死後も夕霧が女三の宮親子を十分に後見してくれる引き立ててくれると考えたのならお花畑にも程がある。 末摘花や空蝉まで世話してるのはポイント高いと思う。源氏が死んでも困らないぐらいの物は貰ってそうだし。 柏木が三宮と結婚したとして、ある程度夢中になって尽くしたらちょっと飽きて中流に走ったりもするだろう(血は争えない)
でも、三宮自身がそういうの気にしないし、柏木も内親王を尊重して対等な妻ポジは作らずあくまで愛人との遊びで止めるだろうし
何より都中から紫と比べられてヒソヒソ言われることもないし
お互い幸せだったんじゃないのかな?
朱雀が求めた娘の安定ってまさにそういうことだったろうから
正妻がいなくて都随一の地位がある相手!じゃあ六条の院で決まり!って、
朱雀にも御息所の念が取りついて血迷わせたんじゃね?と勘違いしてしまいそうなほどアホな選択肢だ
夕霧の正妻より紫の方がちょろい・追い落とせると思われたってのも紫にとってのショックポイントだね 柏木と女三宮が結婚していたら嫡子として薫も苦悩することなく匂宮みたいになってたかもな 源氏を遠くから見る人にとっては幸せだけど身近な人ほど不幸になりがちというのは
なんかアイドルとかスターを彷彿とさせる・・・偶像として生まれた人の宿命なんだろうな
源氏が生まれる直前の悪霊?の言葉はもしかして慈悲だったのではとも思えてくる 柏木と女三宮なら子供も何人も生まれそうだしなあ
わりと普通に夫婦らしくなるんじゃないか >>612
役割をもらって、男女の仲から一抜けした花散里、明石は上手く生きられてよかった。
年齢的にも、いつまでも男女の仲は源氏相手だときつすぎる。 >>586
なるほど。
あなた自身が サイコパスだから
他人をサイコパスと呼ぶことに何一つ罪悪感を感じないわけねw
何を好ましい婚姻と考えるかは当人次第じゃない?
紫と源氏の婚姻はね!世間の誰から見ても好ましくない結婚なのよ!
誰もがみんな紫に同情して結婚反対を唱えたのよ!とあなたが息巻いても
紫式部の時代、一条天皇の父円融上皇が力を持っています
院政期になるまでの上皇には何も権限がない
娘の婚姻を臣下に勧めたら臣下は断るのが当然だというのは
あなたの無知な思い込みです どうでもいいけど>>615は自分がサイコパスと言われたと思い込んだの?
どういう思考回路なんだ >紫と源氏の婚姻はね!世間の誰から見ても好ましくない結婚なのよ!
>誰もがみんな紫に同情して結婚反対を唱えたのよ!
えええ・・・この人大丈夫なのか・・・?
朱雀といい、一線退いた人に決定権持たせるのはやっぱだめだねえ。歴史が証明してるわな
表舞台にいない人間が権力を持つと結局制度も摩耗する >>614
一歩引いてる私の方が幸せなのかもって明石の言葉が重いね
紫は引かせてもらえない
源氏のオンナである以外の存在価値などないと縛られちゃった 今上が女二宮と結婚させた件、やり手っぷりが光る、っていうけどどこがどう?
帝から言われて固辞出来ないというだけでは? なんとなくズレっぷりがドリームさんと被る
コイツ院政復活支持者だろw 老齢者を敬う事と絶対的服従は別物だよなぁ
現場の判断ができない老人は引っ込むべきだ 帝や院に娘をやると言われたら断れないの?
源氏が朱雀院のお見舞いに行く時に紫が三宮様の縁談が持ち上がっても大丈夫ですよね?信じてますわと思ってたけど 薫の場合、未婚だから特に断る理由がないんだと思う。良い仲の姫もいないし、貴族の男が独身貫くなんて出来ないから。 薫は断る方が逆に不思議なタイミングだったしね
けど相応の理由があれば断れる。もったいなさすぎて辞退なんてのもざら
源氏も辞退するつもりだった
色々問題はあっても冷泉・夕霧・柏木の世代から婿選びしたらよかったのに
今上の妹を無下にはしないんじゃないの 源氏は準太上天皇で天皇に次ぐ地位だから断ろうと思えば断れたって感じの描かれ方だったよね
源氏があそこで了承せずのらりくらりかわすなり他に薦めるなりやりようはあったんだと思う
朱雀が自分の力が及ぶ内にと急がなければ、源氏や今上に後見してもらって夕霧の家庭が少し落ち着くとか、柏木がもう少し出世するの待つとかできたよね 源氏の場合は自分が歳だからって理由で断ることができた
実際最初はそれを理由に断わって朱雀院も夕霧は難しいかと聞いて来ていた
でも藤壺に繋がる高貴な女性を源氏自身が欲しくなって受け入れた 例えばだけど、朱雀も源氏に誰かを紹介させたらよかったのにね
そりゃめぼしい殿方には限りがあるけど…発掘的な意味でw
源氏としても自分が薦めた手前その縁組にはずっと気配りするだろうし… >>610
最終行、意外と政治的な見る目持ってるね朱雀
実行力はなかったかもしれないけど
陰謀渦巻く宮中政治ど真ん中にいただけのことはある 夕霧より出世はやや遅れているが、太政大臣家の長男で、独身。柏木は好条件だというのに見過ごされちゃって…
そのくせ二宮なら即OKなんて、柏木も二宮も軽く見てない?朱雀。 美少女だけど文字通り人形のような無機質な女三宮の何がそんなに朱雀は気に入ったんだろう
そこまで美人じゃなくて母親の位も低いけど賢くて行動力もある落葉の宮の方が魅力的に見えるけど >>632
手のかかる子ほど可愛い
母がいなくて不憫
血筋が高貴
この三点セット
柏木もいいんだが位がね……
という時点で、もう夕霧以外の同世代の若者に任せる気ゼーロー
源氏マニアはこれだから困る 女二宮と結婚が決まって女三宮もものすごく喜んでたし薫は全然断る理由がないんだよな >>632
女三宮は朱雀にものすごく懐いてるよ
女三宮がこの世で一番好きなのは父親
美少女で血筋が良い娘に懐かれたら可愛いと思うよ 優等生よりダメな子の方が可愛いってよくある話だしな
二宮は優れた人だし好きだけどキャラとしてなら女三宮の方が可愛く感じる
どっちが好きかは人によるんじゃないかな 原典の女三宮はあさきほど無機質なキャラではないみたいだけど
あさきの描写だと他者にほぼ無関心に見えるので
自分だったら普通に交流できる落葉の方が好ましいなと思う 普通、皇子・皇女は妃の里方が教育を担うけど、女三宮は母が亡くなって朱雀が手元で育てたってことで愛着が一入なんじゃない?
ちょうど源氏が桐壺帝に手元で育てられた秘蔵っ子みたいな感じで >>630
持ってなかったという話をしてるんじゃない?朱雀って人を見る目ないと思うわ
>>633
それこそ柏木の位をどうこうしてやれる力くらいはあるだろうにね
できる上司だったらペーペーな部下でも娘婿にして出世馬コースに乗せる
まあ朱雀の諸々の言い分はおそらく建前であって、源氏とどうにかなりたいという薄暗い欲望を
愛娘に託しただけやんけっていうどうしようもなさ 女三宮の結婚生活について、源氏に対して朱雀は当初からずーーっと何やかやうるさい!
ああうちの娘が自分の思う通りに可愛がられていない、にかられて干渉しすぎ。紫上に後見を頼み、帝から二品を賜らせることで外圧を加え。上手くいかなくなるじゃん。
紫上の方を見てて、宮には外部から謗られぬように扱ってるというんでも上手く回ってたのに。結婚生活って色々付き合いが難しいだろうけど、義兄(帝)義父(朱雀)が常に愛情度合いまで図ってくるってのはやりすぎだと思う。
左大臣みたいに本当の親みたいに(甘い?)接してくれる人の方が稀かもだけど。 朱雀は源氏を徹底的に負けを認め賛美して、挙句の果てに愛娘を財産付きを差し出した。
この弱さをさらけ出した生き方はある意味厚かましさすらある。
その朱雀の厚かましさに段々と源氏はペースを狂わされて不幸な結果に終わるのが面白い。 そうはいっても相手は元でも帝様だからね
上からの干渉受けたくないなら若いときみたいに気ままに振る舞えばいいけど
年取って世間体も気になれば
勢いずく気力も無いわけで
所詮は帝になれなかった源氏の立場の弱さの表れでしょ
最後の最後で権力にひれ伏してしまった年寄りの末路 権力にひれ伏したんじゃなくて年甲斐もなくスケベ心を起こしたんだと思っている そ、藤壺の宮カムバーック!まだ若い藤壺もどきを手に入れられるかも?と内心ウキウキ
朱雀が源氏大好きすぎなのが一番ダメだったんだよな
秋好の件も、朧月夜寝取りも、本来激怒してその不快感を周囲に漏らしてもいいくらいだ
でも、源氏の君なら仕方ないね…と優しく流してる
女君たちより源氏が好きだったんだよ、結局
朱雀が本気で怒ったのは三宮を出家させた時が初めてか >>639
出家したいと願い出た時以外で女三宮が朱雀に感情を露わにした場面あったっけ ひょっとしたら藤壺に似てる?の好奇心に負けたのね。
若く身軽な頃ならそれでも恋人の一人、妻の一人にすればあてが外れても良かった。
若い頃の行動原理がとんでもない時に出てきちゃった。老境への抗いだと思うけど。 >>641
悪手フルコースですごいw
その類の圧力をかけられるのであれば
女三宮は冷泉にやって政争ゲームを楽しめばよかったのにね 結果的には見た目も中身も藤壺に似てなくて良かったけどね
これで中身はともかく見た目が藤壺だったら完全に入れあげていたと思うよ
見た目藤壺で中身は弘徽殿さんのハイブリッドだったら面白かったろうが 中身は弘徽殿なら、情熱的に源氏に惚れてくれるじゃん。お渡りが少ないのを自らお説教しちゃう。可愛い。 源氏は若妻の言いなりになって紫を出家させる
紫は開き直って仏門と孫の世話に専念して長生き
源氏はハッスルしすぎてバイアグラであぼん 上から出来ない女人だから源氏は結局朧月夜と不倫しそうだし元の女三宮みたいに全く気にしないわけじゃないから激怒して大事にしそう
その場合どっちに怒りが向くんだろう朧月夜は出家しちゃうからノーダメージっぽいけど なんで弘徽殿さん?と一瞬思ったけど
女三宮にとっては祖母だった。外見も中身も全然似てないよ〜 >>655
ある意味全員が幸せになっていそうw
出会った頃の藤壺(と同じ顔&年齢の内親王)に情熱的に迫られたら
そりゃ良くも悪くも源氏の理性は吹っ飛びそうだ >>641
この降嫁は朱雀対紫の対決だから。
朱雀も、紫相手なら勝てると見て戦い仕掛けたが、紫が意外にしぶとい。
で手紙で圧力かけたり、今上から三宮の品上げさせたりと一手一手攻撃。
>>651
そこは冷泉女御では勝ち目ない、と朱雀はちゃんと読めた。結構賢いんだよ。 >>641
そこは家運をかけて入内させた明石女御をもし今上が寵愛せず
なかなか男御子に恵まれなかったら
義父源氏&義兄夕霧がでしゃばって今上に圧力かけるだろうし一緒じゃない?
葵の場合、葵存命時には源氏は葵一人だけを唯一の妻として守っていた
誰も葵の存在を脅かす者などおらず、源氏がこっそりと愛人や通い所を持つ程度なら
左大臣は見逃したという感じじゃない?
源氏が二条院に女(紫)を囲っていると知ったときには
左大臣は桐壺帝に対して直々に苦情を申し入れているよ >>659
財産も主張も思うままにできない女相手に戦うんだ?ショボッwww
結局娘を最悪な形で失ってその勝負()にも負けてるじゃないか
なりふり構わないやり方するから逆に娘の格を下げている
世間にも知れ渡ってる時点で賢くない >>658
確かにある意味全員が幸せwだけど後世に広く残る物語にはならなかったかもねw
朱雀は誰に嫁がせるにしろ、あんなに心配して手を掛けるなら女三宮の女房の人選と教育にその労力かければ良かったね それにしてもこの話で最強に愚かなのは源氏よなぁ
そこに源氏自身が謙遜ではなくがっつり向き合うのは迫真かも
あれほど傲慢な人間が過ちと敗北人生を認めるのは
なかなかアクロバティックな精神運動という気がする
悲しいけど飛躍的成長が最期に来たみたいな 人生の最後に来て、高い精神性を獲得するには、苦しみにまみれた収支決算をしないといけなかった。立派にやり遂げたよね、源氏。
あさきだと女人達に礼を言っている。
俺の人生の中の女達、ではなく、女達の中の俺の人生という転換だね。
源氏の内から各々の女人が各々の要素を引き出し、豊かにした。
人生を振り返った時、そんな人達がいてくれるのは幸せ。礼を言える幸せ。
そこから急速に精神の跳躍をし、聖性を獲得するんですから、やっぱり見事な主人公だよ。
若菜以降の彼は1000年叩かれて来ただろうし、今もそう。でも、この物語を伝えよう、伝えなくてはで伝わっているのは、最後の最後の源氏のあり方なんじゃないかな。好きですよ。 >>661
まあ紫の武器は愛だけだが、それで元帝と互角に戦ったのでいいセンいったと思ってる。 >>662
古より変わらないワード
「バカな子ほど可愛い」
だから仕方ない
なんの憂いもなく都一の男の正妻として一生安泰
&中流の女君を拾って仕込むのが趣味の源氏に、うちの子も紫を育てたように育ててもらえるかなと言う淡い(甘い)期待
歳とった源氏は真っさらな子を教育なんて面倒なことはせずに可愛いお人形さんとして愛でることにした
(あんまり口うるさく躾てジジイやーねと若い女房らに思われるのも嫌だったんだろうか、やはりw)
当てが外れてやきもきしちゃった朱雀さん >>664
それだね…胸糞悪い男だけど、主人公としての魅力が格段にある
赤子の薫を抱き、柏木を思って泣くところなんて名シーンだと思う
あと果たして自分は薫を愛せるのか?という苦悩からのベタ甘激愛親バカ化
柏木の女三宮への意向って朱雀院まで通ってたと思うんだけど
婿選びの際に僅かでも調査させなかったのかな?
結構ハイスペックなのに、やっぱりただ単に興味がなかったんか… 源氏は人間の光と影の両方描かれてて人間くさくて魅力的
ただ自分の身近に居てほしくはないなw
ハイスペック人間は遠くから眺めるかフィクションで愛でるのが一番幸せ >>667
叔母の朧月夜を通して積極的に女三宮との結婚の意思は伝えてた 柏木に三宮をあげておけば、自分の結婚に骨を折ってくれた叔母のことも
後々もそれなりに大事にするだろうし朧月夜の老後もさらに安心だったろうに 源氏は大スターで、そんなんと付き合うのって物凄く大変。
女君達ってみんな凄いよ。毒気にあてられそうじゃん。
紫上なんて毎回源氏の作り出した問題に最適解を与えなきゃなんないし。。
頭中将(この人もスター)と源氏を手玉にとった源典侍が最強かな。 源典侍も老後は出家して
朝顔と同居してる女五宮に仕えてたよね
最後まで男女の仲を退けた高潔な朝顔のすぐ近くで
出家してもまだ色恋に関心がある源典侍が笑顔でいたのが面白かった 源典侍と修理大夫は愛人関係だったのかな?
修理大夫は結婚してそうで源典侍は生涯独身っぽい 修理さんは源典侍最大の理解者なところがかっこいいな
自分の人格と人生そのものを大肯定してくれる存在って素敵だ
柏木は名門の嫡男で一応当代トップクラスのイケメンポジにつけてて
笛の名手というキラキラオプションもついてるのに朱雀さんなぜなんだ
落ち葉は申し分ないけど、別の内親王を賜ってしまったら
柏木の女三宮への望みは絶たれてしまうから本気で恋をしていたら切ないね 源典侍は藤典侍と同じで結婚しても御所勤めで普通の奥方みたいにはならないんじゃないかな?
と思って調べたら原作の源氏物語では修理大夫は元恋人でずっと執着されてるって設定とwikiで見かけて吃驚した… 紫の上と朧月夜は本質的には源典侍みたいに最初から普通の結婚をしないで
キャリアウーマンとして御所の中枢で働く方が性に合ってそう
帝の髪を結うって女性としては最高クラスのキャリアウーマンっぽい 源典侍は女五宮とどこで知り合ったんだろう。
王族同士だし、親戚か。
ちゃっかり仏弟子さんになってたのにはビックリ。
仏道修行というよりは、趣味のサークル活動みたいな。
煩悩丸出しの恋バナを聞かせていないといいけど(笑 好色なのはあまり外に出したくないけどwあんなおばあちゃんになってみたい 源氏物語にはまったきっかけは天真爛漫で自然体な幼女の若紫なんだけど
それまでは平安貴族の薄気味悪い男女のドロドロホラー物語かと思って敬遠してた >>680
ぱ〜ぷるさん(←懐かしいけどわかります?)は意識してそうだけど
源典侍は老齢でも元恋人に執着される程なら
ダメンズではなく本当の意味でモテまくり美女だったのではw なんだかんだで20歳前後の当代一の貴公子を落とすんだから老齢でもなお女子力が凄まじい 都合のいい女って感じではないよね
綺麗で有能でイケイケだったんだなw 源氏にも頭中将にも面白がられてるだけのような>源典侍
貴公子2人にマジで取り合いされてると思えるおめでたさはすごい
だから長生きできたんだろうな ああ自分が言ってるのは若い頃の話だけど
源氏と頭中相手のは超前向きマインドでストレス知らずっぽい
確かに元気で長生きにも納得 頭中将はともかく源氏はやっちゃったからなあ・・・
あれをおばあさま孝行と言える神経がすごいわ そのおばあさま相手に勃っちゃったわけだからなあ源氏は 頭中将も一応致したよね?
まあ確かに会話感覚で寝るって恐ろしい文化だなと思う
病気とか一気に広がりそうで怖い 太夫の命婦(源氏の乳兄弟)も人生楽しんでたみたいね。
殿上人と駆け引きしたりして。恋は宮廷の花の一つであって、
御代が栄えてる証拠だと思う。
源典侍は最も女官ライフを満喫できたんじゃないかな。
あの明るさはやっぱり良いわ。 >>688
少なくともあさきでは頭中将が寝た描写は無くて源氏が致した後に悪戯心で踏み込んだだけのはず
原典でもそうみたいだけど頭中将が源典侍と寝た描写はあったっけ >>690
てっきり源典侍の袖を引いた後の描写がそれだと思ってた
最中は省略で釈然としない事後の様子のコメディタッチ描写だと
太夫の命婦もいかにも人気ありそうなキャリアウーマンだなー あの時代、宮中で働く女にとっては本当にやったかどうかも大事だけど、
それ以上に「こんな素敵な殿方からアプローチされてる」ってことがステイタスなんじゃないかな?
源典侍の若いころのワンショット、本当に可愛くて明るくて好き
あさきの中ではトップクラスの幸せな女性なんじゃないかな?
紫も、父に引き取られて、継子ということで義母に女御付きにされて仕事で後宮に上がった方が幸せになれたんじゃなかろうか
宮姫、しかし脇腹、父親はそこそこの地位、という微妙に融通効かない身分で、源氏の妻になっちゃったおかげでよい時も悪い時も目立ちすぎる
元の頭もいいし、明るくてかわいい子供だったし、宮仕えに向いてるはずなんだよね ラストに源氏が今まで愛した女性の顔を空に浮かべる場面で
源典侍がすごくスケベな顔してるのが笑ったw
あの中に秋好中宮が居るのは本人知ったら嫌がるだろうなあw 身分も高く容姿も華やかでセンスも教養もあって宮中生活を謳歌
当時の女性としてはかなり幸せな生涯だよね、源典侍 >>693
あの回想に出てきた中で
唯一源氏にひとかけらも愛情持たなかった女人だよねw
源氏と紫の養女にしてもらって入内したことは感謝しているだろうけど
根っこは母を苦しめた嫌な奴 源典侍はいつ落飾したのか。
修理さんが亡くなったのかなと以前は思ったけど
桐壺帝の御代が終わったから、と考えることにした。
不穏で余裕のない朱雀朝だと、明るい笑いもなく
恋する楽しみよりも生活不安が先に立っちゃう。
源典侍の良さが活きない。
あと年齢を考えたら修理さんも自分も別々に違う境地で
生きた方がいいってなったんだと思う。
生き別れだけど文のやり取りはあったりして。
源典侍が変わらず明るいのも心に余裕があるのも
そういうことじゃないかなってね。 あさきの源尚侍だと、残り35億も制覇した達成感で
晴れ晴れと出家してそうw >>693
「自分の」恋した女性であると同時に
自分への無関心と拒絶も教えてくれた女性というポジかも>秋好
晩年の源氏はあの年代で自分の非を認めたところと
そこで絶望して終わりじゃなくて
周りへの感謝をもって人生の意味を見出したところが
流石主人公だなーと思う 源典侍には子供が居なかったのかな?もしかしたらそのことで葛藤があったかもね >>695
秋好は紫の養女じゃないよw
このスレに紫にはちい姫と秋好が付いていると繰り返し書いてる人がいるから勘違いしてるんだろうけど
秋好は源氏の養女だけど紫とは無関係
秋好が紫に会ったのは義妹のちい姫の裳着の腰紐を結う役を勤めた時だけでこれが初対面
その前から春と秋のどちらが素晴らしいかたまの文通ぐらいはあっただろうけど
秋好は実母を覚えているし母六条と別れた源氏が結婚したのが紫なので複雑だと思う
女三宮の裳着に櫛を贈っていたり紫に対しては適度にドライ ドライだっけ?
あさきでは紫と親交あったし慕ってなかった?秋好 男に振り回される人生より宮中勤めのほうが幸せっていう人いるけど
紫式部も清少納言もいじめられてひきこもったりしてるぐらい魑魅魍魎の世界じゃないの
主人が没落したら仕事失うし >>701
紫のほうが入内の準備を手伝いたいわ!と源氏に頼みこんで秋好を慕ってる感じじゃない?
両者は1歳しか違わないし身分は先東宮の一人娘で中宮に上った秋好のほうが桁違い良いし
秋好は義弟の夕霧は元服するまで御簾内に入れて可愛がったり
義妹のちい姫の裳着の腰紐を結う役を引き受けたり可愛がってるけど
母親の悲哀を知っているだけに源氏の女たちとは一線保ってると思う
>>692
紫は他人からの評判を気にしすぎて邸の奥深くで物音一つ立てずに生活してたから
常に同僚女房たちと一緒に共同生活の宮仕えなんて大変じゃない?
あなたも王女御さまみたいに御正室さまの腹から生まれればよかったのに~とか
カマトトぶってるけど男いるんでしょう?なんて平気で言われそう 紫の上が自室ですら女房に気づかれたくなくてため息一つつけない性格に育ったのは
源氏の教育と言う名の洗脳によるところが大きいので
一般的な家庭でのびのび育っていたら大輔の命婦みたいな
明るく恋と仕事をエンジョイする性格になっていたかもね >>700
あさきでは源氏自身が紫には秋好中宮と明石女御がついてるから出家しようかなーとか考えてるシーンがあるからここではそう言われてるんだと思うよ
秋好が明石女御の裳着で腰結いに来た時、春の御方に会うのが楽しみと言ってるのとか、原典は分からないけどあさきでは仲が良い設定に見える 秋好の養父、後見は源氏。紫上は養母。
二人で彼女を後押しした。 >>708
そうなんだ
あさきが手元にないから見落としてたんだと思う
あさきは若菜以降、全宇宙が紫一人の苦悩を中心に回りすぎ?であまり好きではない
源氏と秋好が2人で六条のことを回想しているシーンとか完全カットだし
秋好がちい姫裳着のために春の御殿へ来たのでついでに紫も参入したシーンでもあさきでは
最初から秋好は紫と会う段取りを決めててそれが楽しみで引き受けたことになってるんだね
>>709
あさきではそういうことになってるの?
でも秋好と紫ってちい姫裳着まで会ったことすらなかったよね >>710
源氏が秋好に秋草から六条の話をする場面ならあるけど違うのかな、どんな話してたの?
あさきのこの場面は藤壺を亡くして、秋好や槿に藤壺や六条のような憧れさせてやまない存在を求めてふらふらしてる 適当なたとえではないけど
雲居と藤尚侍もおそらく対面はしてないんじゃない?
勿論いい機会があれば会うだろうけどね
基本的に文のやりとりが当時のスタンダードな交流じゃないのかなー
紫の苦悩は終盤をまとめる重要なファクターだから
源氏のラストを描く為にもきっちり触れておく必要があるし
落ち葉騒動にも必要な視点じゃないかな 秋好も母を苦しませた男は憎いと思うけど
大勢いるその男の妻達まではどうでもいい気もする
きりがないから
玉鬘といい秋好といい源氏は母子丼の意欲満々だったけど
どちらも叶わなかったのはよかったわー 自分の息子の冷泉帝のところに秋好が入内した後に恋の歌を詠んで送ったからねえ
女性も男性も親子丼という悪夢の関係になるところだった 秋好は晩年になって玉鬘大君に嫉妬を露わにする。
60ぐらいだから一番波風が堪えるよね。 むしろ60で嫉妬ってすごい情熱だな…本当に60?
紫よりも母親六条との運命の連鎖を感じる 別に寵愛を競おうとかは考えてないだろうけど安穏と暮らしてたのにそれを掻き乱されたらイラッとする 60だととっくに出家してそうだけどそれでも気になるのかな 冷泉が凄い寵愛したからねそれで女児男児って生まれるし
桐壺源氏冷泉と似たような事をやってるんだな
頭中将は年取ったら落ち着いたのに 玉鬘大君は男子を産んだから
新弘徽殿はもっと神経逆なでされたように思ったろうね。
秋好は中宮だから、序列を乱された怒りだろう。
自分に向けられるべき愛情を盗まれているというのも
乱された序列の一環でしょう。
50、60のおばあさんしか居ない後宮に20の美人が来ちゃったら
50のおじいさんはメロメロになっちゃうよ。
元は冷泉が悪い。新しい女の子なら女房どまりにしておけば。 晩年の弘徽殿さん状態で若い女子に嫉妬するのか
あまりイメージできないんだよな 実らなかった恋というのを引きずるんだろうね
新弘徽殿とも秋好とも仲睦まじかったけど
冷泉さん自らが惹かれた風の描写があるのは玉鬘だったし 終盤の頭中将はえらく痩せていたから大病して浮気する余裕がなくなったのかと思った
やっぱ結婚して初老になったら男は去勢した方が平和な気がする >>700
原作櫛の場面読んで少し秋好が理解できた
中宮になった自分の成功にあやかるようにと三宮に櫛を贈る
貴族社会中心部は三宮の味方 朱雀がおすから
あさきもここ書くと深みが出たと思うが、紫ヒロイン設定だから秋好が悪者ぽくなるかな
源氏の責任も薄れるので物語として書きにくいか
秋好は中宮になった人だから序列を間違えることはしない
源氏の一の人として紫とも仲良くするが、三宮をたてるのが第一
それはそれ、これはこれ
>>710
原作は色々な話が多重に流れてる感じ それが不思議でもあり面白くもあるね 当時の貴族社会の常識視点で言えば
「三宮様はあんなに高貴で父帝にも愛されてしかもお若い、紛うことなきご正室様なのに、中流で年かさの情人に気おされてしまって可哀想」
というところなんだろうな、やっぱり
朱雀の心配やきもきも過保護なんじゃなくて当たり前のことなのか
秋好もちい姫も、三宮のせいで紫が可哀想としている場面はなかったのは、上流社会ではそれが当たり前すぎるからなんだろうか
そう世間に思わせるのは源氏のせいだけど
一番最初に紫を正妻として正式な婚儀をして寝殿住まいをさせ、父宮と上っ面だけでも交流していたら、「脇腹でも父君は宮様で今や立派な奥様」だったのに
紫のいう通り、源氏は紫を常に心のどこかで軽んじてたね、失うまでは
六条・藤壺・朝顔の様に高貴な、ひれ伏す相手じゃないからって
紫が優秀なのは自分が育てたからだって
なにより、紫を妻にしたのは藤壺の形代だからだって >>711
原作では何か所もあるけど特に秋好の想いがでているのは鈴虫の場面
女三宮も出家、源氏自身も出家を思い立っている頃、秋好も出家を思い立ち養父源氏と語り合う
秋好は母六条の怨霊が今も六条院に漂っていることに気づき母の鎮魂をしたいと思うが
中宮という重責にあるために簡単に出家できるものではなく源氏に諭される
源氏が女性と語ると言えば色恋以外ありえないというわけではないよ
>>727
秋好が女三宮に贈った櫛はかつて伊勢斎宮として下るときに秋好が朱雀院から貰ったものなので
朱雀院の皇女である女三宮に友好的だったからだろうと思うけどね
原作だと六条院内は女三宮を女主人として落ち着いたと書いてあるし
女三宮は他の妻たちを追い出すようなこともしていないので
一応平和に収まってたのだろうと思う
あさきだと六条院内も世間も誰もが皆この結婚を不満に思って収まることを知らず
女三宮を嫌がり紫を回顧する人ばかりだったことになってるけど 出産した直後女三宮が出家して誰も違和感とか感じなかったんだろうか
源氏の妻で一番若い正妻が一番早く出家って異様だと思うけど >>730
由々しいとは思いこそすれ、
理由も推測できないしね。
そのうち柏木の死の方に意識が行った。 軽んじてると言うか源氏が一番甘えていた女人は紫の上だと思う
ただそれは対等な男女の愛ではないし紫の上には負担が大き過ぎたけど
実母の愛の代わりを妻で埋めようとして最愛の妻を永遠に失ってしまった
そこからいろいろと悟りを開いて美しい姿で人前に現れるくだりは
泥水の中から咲く蓮の花がイメージされて個人的に最も素晴らしい話の流れだと思う >>727
なんかさらに深読みして自分を慕ってくれた
朱雀への淡い思いが今でも…なんてね >>729
あんた本当に特徴的だなwラスト二行なんて穿ちすぎだ
三宮の父親に賜ったものを三宮へ贈るなんて結構当たり前だろ
それこそサイ○パスででもない限り普通の人の情だ 前近代は集団(体制)の意識、近代以降は個の意識が表の描写に出るから
現代人が古典を読み解く時には両方の視点が必要だと思う
身分としてはこうだけど(建前)と一個の人間としてはこう感じる(本音)みたいなね
臨終の藤壺の述懐なんかもそうかな 源氏の人生は昇華されて完成したけど、そのために踏みつけてきたものが大きすぎたなあ
秋好も、自分の母親(が核になった怨念)が悪霊になって六条院を彷徨うだなんて知りたくなかっただろうな 六条さんて亡くなった東宮の事は微塵も思い出さないよね
ただ描かれてないだけかも知れないけど、源氏のことばかりでちょっと気になる
子供までできた仲なのに >>735
あなたの文章も本当に特徴的
意味のある内容は一切書かずただ他人攻撃だけを書き込む
サイ○パスという言葉大好きなサイコパス 母を泣かせた男が自分の世話をする、を
ようやく受け入れたのに、下心を出してきて
うわーやだ❗となった所に可愛らしい主上に
ほだされる。が、下心出してきた男とそっくり
という。でもま、顔は似てても人格が違うから
いいのか。 今上帝の女御に戯れに見せかけたとは言え女房も居る前で恋の歌を詠むとは・・・
当時冷泉は幼かったのと秋好が口止めしたんだろうけど冷泉が知ったらどう思うことか 冷泉だって本心では秋好と新弘徽殿どっちを気に入っていたかわからん
後見が大好きな父上だから年増の秋好を選んだようなものだし
これで亡き母上も喜んでくださるだろうって冷泉は両親孝行ではあるんだけどね >>738
源氏の物語だからと言ったらそれまでだけど、亡くなった東宮とは女御として普通にうまくいってたってことなんじゃないかと
亡くなった方を何度も思い出すのはその人に現世への未練を残させるから良くないみたいな考えがあったんじゃなかったっけ
>>729
あさきでも女三宮が当初は六条院の女房たちも不満げで源氏も勝手に期待した分期待外れで最初つまらながってるけど、女三宮への渡りもだんだん増えてるってあさきでも描かれてるよ
紫の視点で裏切られた苦しみは描かれてるけど六条院内は女三宮を正妻として普通に収まってて、女三宮を嫌がり紫ばかり回顧という印象はないな… ところで源氏は紫も軽く見ていたけど朱雀のことも微塵も敬ってないw
それでも天性の人たらしだから「兄貴は俺達のパパそっくりヒュー」などと
しれっと言えてしまう
なんだったら朱雀に対しては愛娘の顛末を申し訳なく思うどころか被害者意識すら抱き
そのまま存在を忘れて終わったかもしれない…恐ろしい男ですわ 連投すみません
こちらを読んでいてふと思ったんだが、意外と「源氏」物語色が濃厚だから
源氏没後も番狂わせがあるかもしれないな
明石明石の大魚雷からの夕霧機銃掃射くるか?来ねーなと思いきやまさかの冷泉砲みたいな
桐壷更衣の次は藤壺の血筋ターン 源氏が若ければ若紫再び!で自分好みに教育してたと思うの
琴教えたりするの楽しそうだったし ダークホース弾が面白いのと、ただ一門の栄光が永遠に続くとは
式部さん自身が思ってないだろうなってところのただの妄想です
一見梯子を一つも持たない玉鬘大君の子がもしかするともしかするか?と
>>748
売り双子キャラも減っただろうから満を持してドラマ化で 日本が世界に誇る財産だからアニメか人形劇か何かで全エピソードやってほしいね
源氏物語の全映像化っていまだに実現していないみたい 都に返り咲いてからの源氏の快進撃は
男性も楽しめると思うんだよね。
アニメにするならここから始めてもいいんじゃないかと。
(関わりのある女人の過去話は現在に繋がるエッセンスを語る)。
男の源氏の物語だからさ。
イケイケだっただけに若菜でドーンときて
あー他人事じゃない、って感じにエピソードを綴る。
ミドルエイジクライシスも老いへの抗いも描ける。
アニメでなかなか扱われないものだから見てみたい。 どうかな
源氏物語そのものが映像化に向かないから…(予算的な意味で)
アニメにするにしても服とか小物の柄とか手を抜いたら安っぽくなるし
実写化だと何故か紫式部本人と道長出したがる傾向があるし… ミドルエイジクライシスなんかアニメで観たいか?
それなら実写の方がいいわ……現時点での源氏物語の実写でアタリはないけどな 過去スレでも何度か話題に出てるけど、源氏物語にしてもあさきにしても題材が読まれ過ぎてて、個人個人私の中のさいきょうのひかるげんじみたいにキャラ固まりすぎてるから実写もアニメも上手くいかないと思われる 沢田研二の実写版はダイジェストだけど
源氏が薫をわが子として抱くところまでやる。
女三宮と黒猫とか、あさきはこのドラマからイメージを
そのまま引いてたり、違えたりしてる。
須磨行きまでだけど、出崎統のgenjiも好き。
右大臣、弘徽殿、朧月夜、朱雀がよかった。
朱雀は良い帝をやってると思う。 アニメでも1、2クールじゃ描き切れないよね
昔の銀英伝並に長くなるか、
シリーズで何年か起きに続けるかでないと
まあドラマと同じようにダイジェストが一番ありそうだけど NHKの人形劇なら予算は抑えられるし濡れ場も生々しくないしやってくれんかなあ
声優さんだけ20世紀から活躍している豪華声優さんでお願いしたい
源氏は個人的に井上和彦さんがいいな アニメ化か…萌え声の若紫とか嫌だな
ロリコン豚が食いつきそう 10年近く前にアニメ化されてますよ
紫の上は若紫時代も含めて遠藤綾さん(らき☆すたやマクロスFのメインキャラ役が有名)
が演じてるから当時はアニオタブヒブヒ言ってたのかな、アニメ見たことないけど >>755
須磨巻以降を描くなら、ミドルエイジクライシスもそれ以降の老齢化問題も避けては通れないもの。きれいなだけで済まされない話、大人の話って見てみたいわ。アニメでも実写でも。 アニメや映画だと女人が平気で人前や外に出て姿さらしてるから
女三宮が柏木に姿見られたのが何でそんなに咎められるのかわからなくなる >>753
男性視点だと13歳の可愛い少女を貰っても尚
中年の古女房とセックスしたがる源氏は共感できないと思う
古女房は子供の養育係でそれはそれ(紫は実子がいないから立場も弱かったけど)
今更子供を作るつもりもないのだしお褥すべりだと思う 過去スレで賛同多かったけど
NHK三国志シリーズの人形劇でいいんじゃないかな
見てなかったけど評判よかったみたいだし
>>753
あの快進撃ターンって面白いのかな
一臣下なのにイージーモードすぎて怖いw
個人的にはその後のまさかの落とし穴があるから面白いというか
やはり形にするなら源氏の死までやってくれた方がいいな >>764
紫の上が仲間由紀恵か深田恭子なら話は変わる 海老蔵が自主公演で源氏やってるね
今は二度目の公演で朧から明石まで進んでる
>>757
沢田研二版の女三宮は黒猫飼ってたの?
>>764
同意。女性からしても不自然
老いても愛されたい式部の願望ナルシズムだわ なんか気持ち悪い流れだなあ
近親相姦ではないけど
源氏にとって紫は母の如く無限に甘えたい存在でもあって
愛情表現が夫婦という形でしかイメージできなかったってだけでは?
紫自身は立場が辛いから出家させてくれと言ってるから
式部の願望ナル等じゃないだろうに むしろロリコンきめえの大合唱だよ
冷泉の晩年の若い妻子に還暦妻が攻撃するのはよくて
こっちはダメってどういう屁理屈なの >>771のロリコンきめえはご時世的にという意味です 実写化は顔的な問題で無理そうじゃない?
桐壺、源氏、藤壺、紫、夕霧、冷泉
この辺どーすんのよ 最近、源氏が天海祐希さんで実写化したから暫くはなさそう
吉永小百合が紫式部、紫の上が常盤貴子で
桐壷と藤壺が高島礼子 >>774
最近って、もう20年くらい経ってない? 実写ネタは結構ループだね
ロリ婚・年の差婚推奨一派ってのは
奴隷の絶対数を補充したいのと新生児の頭数だけでも上乗せしたい層だから
就学年齢の子供に出産させようと躍起になってる。が、育成を舐めてる やっぱ若紫の処女喪失がネックかなあどうしても
しれっと結婚しましたで済ませられないから生々しくなってしまう 問題になるとしたら紫より明石姫君の入内妊娠出産年齢の方がやばそうだけどね
実際に現代でメディア化するならいろいろ誤魔化すさ 原典だと、ある時紫だけが起きてこない朝がありましたよ、
額に玉の汗を乗せるほど暑苦しく衣を引き被って籠ってましたよ、
っていう匂わせ方だから人形劇でしれっとやれそうではある…か? 明石姫君はもうね…改めて昔は妊娠出産でごろごろ亡くなってたんだろうなぁ >>767
お輿入れの時に黒猫抱っこしてたよ、女三宮。
十二単と猫ってよく似合って美しい。 結婚の際はナレーションで「この時代の女性の結婚適齢期は10代前半でした」
とか注釈付けざるを得ないだろう >>738
それ思った
作者は、六条は高貴な皇族未亡人、という設定にしたかっただけで、
それ以上東宮やその結婚について描写するつもりはなかったのかもね 大河ドラマとか十代の役なのに成人が演じてたりするから子供って感じがないなら平気だと思う ロリコンだからじゃなくて藤壺にそっくりだからですよってのを強調するしかないよね
実際そうだし 適齢期の説明なら既に藤壺の入内が14歳でそこから始まってるからいいとして
ロリコンは>>764みたいな意見のことじゃないかな
心身成熟した愛を長年育んだ伴侶がいてなお少女に欲情することを
そうしたファムファタル的テーマの扱いではなく
男の常識のように言ってのける神経が 女三宮とくにあさきの彼女は若くて未熟というよりも発達障害としか思えない性格態度なので性欲減退中のオッサンにとってはキツいな
セックスに飽きたら御人形として奉っておくと 源氏と何度か寝ていたはずなのに全く女三宮の内面に変化がなくて
柏木との密通でようやく恥じらいとか女性らしい意識に目覚めたのは源氏ざまぁwと言うか
青二才のセックスに負けてやんの、という気持ちになるな
源氏が柏木に嫉妬したのはそういうところもあったのかな 女三宮が出家して鈴虫の開眼供養のときは受け答えに情緒が出てきたから手放すの惜しがった癖に紫の上が亡くなって素気なくされたら冷たいって源氏が思うところはすごい身勝手だわ 老いを突き付けられた源氏の醜悪さがまた半端ないな
元々の粘着質にブーストかかってしまって
柏木にガン飛ばすあたりの突っ込みポイントは
「俺は藤壺との逢瀬で死を覚悟してたがお前どーよ」ってくだり
オトンに徹頭徹尾守られてきたという自覚が本当になかったんだなw
それにしても源氏須磨送りの際、どう考えても悪いのは源氏なのに
朱雀の方を睨みつける桐壷氏もちょっとどうかと思った 源氏が悪いってことは無いんじゃないの
出会った時は更衣や女御じゃないしその後も尚侍という立場なのだから
朱雀は恥をかかされたけど処罰をするのは行き過ぎなんだよ >>783
前の東宮で未亡人だと年齢的に朱雀の東宮時代と被ってて矛盾するって指摘もされてるし、ほんとに高貴な未亡人って設定以上特になかったんだろうね >>792
弘徽殿の私怨だね。噂になった時右大臣は源氏に嫁がせようとしてたし。
桐壺が朱雀を睨んだのはママンの言いなりになってた事への怒りなのかもしれない。 尚侍は結婚は自由なんだっけ
玉鬘が髭黒の妻になったのは出仕した後?
結婚したあとも尚侍のままだよね あの時点ではまだ処罰はしてないよ
だんだん立場が悪くなるからその前に自主的に田舎に隠匿した
そもそも帝に入内予定の姫に手を付けるとか、尚侍とはいえ帝の寵愛が一番深い相手と通じるとか、
それこそ自分の子供を帝位につける謀反行為に等しいと言われても仕方ない
冷泉なんて、ばれたら廃太子とか呑気なこと言ってたけど、流罪か死罪じゃないんだ!軽いな、とびっくりした記憶がある >>786
若い女に欲情する男はロリコン
心身成熟した愛を長年育んだ中高年の女を抱くことこそが男の本懐だと言ってのける
変なおばはんが常駐してるね
玉鬘大君を寵愛した冷泉、年齢差のある藤壺を寵愛した桐壺帝などはロリコンなんだろう
秋好や弘徽殿大后といった長年の傍に仕えた熟女のほうが男は好みだと断言 院に向けて矢を放っても流罪で済む時代
何よりも怨霊が怖いから罰もゆるい
やらかしてる源氏自身が六条さんも手が出せないほど神仏のご加護が最強ってどうなの 若い女でも女房レベルだったら特に何も言われない女君達は序列を乱すことに敏感に反応する
若いといっても十代前半はドン引きされるけど二十代なら現代でも一応は納得される >>794
あーなるほど
しかしわざとなんだろうが恐るべき曲解芸人がいるな >>797
夫に構われない自分の現状から背けてフィクションの世界に自己投影して若い女に勝った気でいるのさ 廃太子って具体的にどうなるの?
宇治八宮よりもっと日の目を見ない感じかな。
さっさと出家しても、一生後ろ指さされるのかな。 冷泉の場合は真相がバレたら
政治的な意味ではクーデター案件かなと思うけどどうなんだろう
逆賊扱いされても仕方がないような >>803
人知れず消されるパターンじゃないかね
後ろ楯ない親王どころか交流することすら避けられそうだけど、出家するにしてもどうするんだろう 天皇上皇くらい身分高いと死んでしまうと祟るらしいから
監視付きで出家させるのが一番なのかな
能の蝉丸だと皇子でも山に捨てられてるね >>798
申し子譚レベルの無双ぶりだもんね
でも申し子譚だったら終盤万事めでたしになってるんだろうな 源氏、藤壺、冷泉、みんな出家させてバラバラに
監視付き生活だな。源氏は官位はく奪の上、遠流かも。 父親と兄と2人もの今上帝の寵愛する女性に密通した上前者は子供まで成して
その後が帝位に就いて密かに自分の地位の裏付けとなるんだからとんでもない罪だよな
須磨流しの後どっちも不問になったことで却って老後に凄まじいしっぺ返しが来た気がする 弘徽殿との縁談だけど源氏はどう言って断ったんだろう?
この話が桐壷一族のリベンジに肯定的なのは何故なんだろうとよく考えるな
もっと過去に正当な因果があると面白いんだが、単に母方の政争物語というだけなのかな >>812
すみません素で間違えてた。朧月夜との縁談と書きたかった…
源氏って弘徽殿さんを煽ってるのかなと思ってしまう箇所があったんだが思い出せない >>813
弘徽殿が宿下がりをしているのに
同じ屋敷で朧月夜と密会。右大臣によって
発見される、という所じゃないかな。
本来なら朧月夜が「安く扱われてる!」とならなきゃなのに
弘徽殿が代わりに怒ってる面もある。 葵の上が亡くなった後に
「今度こそ源氏の君の奥方は姫様ですわよ、そうでなければ世間が許しませんわ」
(そうはなるまい・・・あの方は私のことなどうとましい女だと思っていらっしゃる)
と女房の発言と本人のモノローグがあったのは朝顔の姫君で良かったっけ?
最初六条かと思ってたけど六条を姫と呼ぶのは違和感あるし
でも朝顔の姫君って源氏にうとましがられてはいなかったと思うから確信が持てなくて 桐壺帝が桐壺更衣に執着しなければすべて起こらなかった話なんだから
弘徽殿はもちろん藤壺も源氏もある意味被害者 >>815
女房が姫様と呼んでたかは覚えてないけど
そのシーンは六条だったと思う
弘徽殿は幼い源氏をうっかり可愛らしく思うようなところもあって
源氏が大人しく下座にいたらそこまで攻撃をしかけてこなかった気もする
葵で一旦ケチがついて、朧月夜の件で決定打に
どうもいちいち源氏側から仕掛けてしまってるんだけど
実質弘徽殿と戦ってたのは藤壺なのかも >>815
確認して見たけど
「(源氏が妻にするのは)当然うちの姫さま」という女房に
「私はたよりを交わすだけの中でいい」と返した槿の次のコマに
「今度こそお決めになる、そうでなければ世間が許さない」という女房に対して
「そうはならない、あの方は私をうとましいだけの女と〜」と考えている六条のコマがある ありがとうございます
朝顔と六条の場面が連続していたのでごっちゃになってしまったみたいです
どちらもあんまり顔がはっきり描かれてなかったと思うのでややこしかった 朧月夜がやすやすと体を許すような女じゃなかったら(空蝉みたいに)源氏は執着してたかな?
弘徽殿の妹だしバックが面倒だからやっぱ結婚は断ったかな
朧月夜って軽いから面倒な結婚しなくてもやらせてくれて源氏には都合のいい女だよね 源氏が朧月夜に執着してたのって、右大臣家に対する意趣返しな部分もあるよね
庇護者である桐壷院が亡くなって世の趨勢が変わり、藤壺も出家してしまって
やぶれかぶれな気持ちで破滅的な行動になった
朧月夜と焼けぼっくりに火がついたのも、紫に対する罪悪感を処理しきれなくて逃げた部分を感じる >>821
朧の方も親の言いなりに入内するのつまらなそうだったとこある
他の組み合わせとは違う要素あるよね
周囲に対する反発みたいなものが >>821
朧月夜との焼けぼっくいは朱雀への意趣返し説もあるな
女三宮押しつけられたことでむかついてるから朱雀の女抱きたくなった 須磨から帰ってこれたのにその原因になった女を早速抱こうとした意味がわからなかったが
明石と子まで成したことでの紫の上への罪悪感を紛らわせようとしたと考えると・・・いややっぱりわからないわ 身分高いお姫様が、身分も世間もどうでもいい!
って所、若くて不届きでいいね。(朧月夜)
身分も世間も将来もなく、純粋に相手だけを愛した(夕顔)時に
安らぎを感じたけど、その流れが朧にもある。
女三宮と柏木の件以来なびきやすい朧のことを
うとましく思って遠ざかっているうちに出家される。
夕顔も生きていたら同じ結果になっていたと思う。
若くて不届き、老いても不届き(自分で所在を無くしているだけ)な
源氏が女君に投影というか擦り付けしている。
この頃の源氏は過去の恋を粗末に扱っているのがいやね。
それは自分を粗末にしているのと一緒。 罪悪感云々もあるだろうけど多分もう少し拗らせていて
あれは幼い子供がわざと悪さをして親に構って貰おうとするのに似てる
という説があった
絶望した紫が内心本気で向き合ってくれなくなっていて
昔のように嫉妬してなじって貰おうとするほど寂しい源氏 準太政天皇って地位は孤独だね。社会から隔絶される。おいそれと近寄れない身分だ。太政大臣なら、頭中将と実際に会って交流出来ただろうか。
かつてのように、文章博士を呼んでの詩や漢文を詠む会を華やかに開くとか、六条のように男女交えて芸術家達のサロンを開くとか。
惟光や良清等も源氏のお陰で順当に出世して、忙しそうだ。彼らとも昔語りや、今の話をあれこれしたらよかったのに。
準太政天皇になってからの源氏の周りには、男の影がパッタリなくなってる。 朧月夜にとっても源氏は都合の良い男だったのかもと少し思う
朧月夜も家のために結婚して子を成してご機嫌とってみたいなことをしなくていいし、源氏との逢瀬を楽しみつつ朱雀の愛情に感謝し生きていくことを楽しんでたから
自分に相応しい手応えある一生だったと思えるって凄いよな… でも朧も結婚断られたら泣いてしまう面もあるんだよね 源氏にとって自分は本命ではないとはっきり形に表されたわけだからね
いくら遊びを気取ってても本命は源氏だからやっぱり辛いところだあね
素直に泣いたと言う朧月夜は変な意地も張らず良いなと思った
そして今の形の方が自分と源氏には合ってると悟る賢さ 女にとっても源氏という存在と繋がっているのはステータスだと思う
いい女という証だし
文を交わすだけの朝顔ですら源氏と繋がっていることは
密かに女としての矜恃を満たしてくれそう >>827
冷泉は親孝行したくて源氏を準太政天皇にしたのに
それがことごとく裏目に出たのね ぶっちゃけ太政大臣なら紫が正妻扱いでも問題無かったんだよね…… 光るように美しい、都一の高スペック貴公子と
対等な立場で恋を出来るのもすごい。媚も劣等感もない。
「(みなさんご覧になって。私はこんなに美しいのよ)」
っていうモノローグが好き。美人は謙遜なんかしなくていい。
「わたしは何もかも許される身ですよ」の女性版だ。 源氏の発言はどうにも傲慢さが強いんだけど朧月夜は単純に自分の美しさを認識して
それを全く隠さない潔さが表れてるから同じ意味合いとはちょっと思えない むしろ源氏はセリフ無くてもその美しさが説得力になる。
「わたしは何もかも許される身ですよ」
は女人に対し、心の戸を開ける鍵。 真に愛されることのないまま立后争いに敗れた弘徽殿さまに対して、
帝から愛されながら恋にフラフラして立后争いなどむなしいことって言い放つのって結構残酷だよね 弘徽殿さんが結婚当初どんな妻だったか分からないけど
優しく暖かくふるまい更衣が来てもいびらずいつも通りの態度でいたら
更衣が亡くなった後も変わらぬ夫婦関係でいられたかもね
そして始まらない源氏物語 >>839
最後wwww
でも桐壺が御所に上がった時、周りが「ご気性のこわいおかた」と評してるからなぁ。 実際に帝から皇后扱いされてた当時は弘徽殿さんが中宮になるのは確定してたも同然でしょう?
後ろ盾の実家は事実上1番の権力者なんだし、桐壺の更衣は後ろ盾のない更衣なんだから例え何人男子を産もうとも本当のライバルにはならないし、正妻として彼女はドーンと構えてれば良かったのに。
後宮の女主として桐壺の更衣を優しく庇ったり他の妃達に仲良くしましょうと持ちかけたりしたら、桐壺帝もさすが皇后の器!とかなんとか評価を上げてさっさと中宮にしてたんじゃない?
后がねってそこら辺のしたたかさな賢さも必要だと思うんだけど、右大臣家はみんな気性が激しい我の強い姫ばかりだし、左大臣家の葵もあんなんだし、そういった知恵というか教えられてないのか?そこらへんが不思議だった
(弘徽殿さんが冷静でいられなくなるほど桐壺帝の更衣への寵愛が異常だったというのはわかってるけど) でも確か帝の寵愛が深いからまさか立太子させる気ではとまで思わせたんでしょ
桐壺が悪い >>842
> 桐壺が悪い
もしかして更衣のこと?彼女に拒否権はないよ。 自分への寵愛はともかく
息子の朱雀の将来、ひいては藤原家の命運にもかかってくるから
比較にならないと思うけど
中国のドロドロ後宮歴史ドラマをみてると
寵愛(権力)を失うと、一気に手のひらを返されて
女官や宦官に馬鹿にされるわ待遇も悪くなるわ実家にも影響が出るわ
悲惨の一言
だから徹底的に寵妃は実力をつける前に潰す(笑 >>841
桐壺更衣への寵愛が気が狂ったレベルだったから仕方ない
常にべったりはべらせて夜やりすぎて朝起きられず政務を疎かにするとか普通に帝失格
だから臣下一同の不満が桐壺更衣に集まった
桐壺帝が帝王の器じゃなかったんだよ 冷泉の時も秋好に寵愛が偏ったから頭中将がやっきになってたね。
弘徽殿はプライドが高いら自分が一番じゃなきゃ!ってのもあっただろうけど、家の命運が姫君一人にかかってるって大変だよなあ。 >>841
あまり身分の低い者への寵愛を当然のように受け入れると身分を軽んじてるとか示しがつかないとか考えられて良くないみたいなこともあったのかもしれない
それこそそこまで異常な偏愛じゃなく、女御になれる身分相手なら寛大になってたかもしれない >>845
そんなアホ帝だからこそ、皇后としてもっとやりようがあったろうにとも思ったんだよ。
后がね教育ってそれ含めてじゃないの?って
なんで右大臣家の姫君達は夫がよけいにうんざりして心が離れる事をするのかなあ
ああいう気性の激しさって当時は女人として高貴な姫君としてよろしくないのでは
実家が強すぎるとそれすらも超えちゃうのだろうか >>847
示しがつかないかぁ…
現実的にはそれかな
摂関家の姫君に産まれると大変だね 帝は桐壺更衣に出会ってから他の女御や更衣のことは全く無視して桐壺更衣一人に異常にのめり込んだんだよね
弘徽殿や他の女御たちがどんな態度でいようと関係なく桐壺更衣を寵愛し続けたと思う なんか悲劇のヒーローみたいな描写だったけど桐壷帝が全面的に悪いよな
更衣に相応しい寵愛のレベルを保っていれば桐壷更衣も早逝せずに済んだだろうに 桐壺更衣の何が帝をそんなに夢中にさせたのか謎だわ
身体の相性が良かったとか赤ちゃんプレイのような特殊な趣味に付き合ってくれたとかかね
イギリスの王冠をかけた恋って美談になってるけどあの王様の趣味は赤ちゃんプレイ 帝にとって桐壺は初恋の人なんだろうよ。
制度に守られ、その頂点に居るというのは
人間らしく在ることが難しいんじゃないかな。
初めて自ら人を欲したと言っているし。
生まれて初めての事だから逸脱したんだろう。
でも源氏を身籠った頃には、帝もきちんとした扱いをし始めている。
弘徽殿さんは花より実を取る事を第一に考えていればよかったのに。愛より確かなものでしょう。苛めに加担したり、放置したりなのは上に立つ者として監督能力が問われる。 後宮は大きな家族みたいなものだから
好きな妃がいてもグッと我慢して
正室を立てながら他の妃にもバランスを取ってフォローしないと
不満が溜まって、憎しみが一極化
好きな妃を苦しめるだけだよね
うん、やっぱり桐壷帝が諸悪の根源
桐壷更衣が生きてたら源氏の女性遍歴も治まってたはず
物語にはならないけど 蛍兵部卿宮って源氏と一番仲良かった兄弟だけど奥さんは弘徽殿の妹なんだよね蛍は奥さん亡くなってもずっと引き摺ってたし他の姉妹と違って気立てが良かったんだろうか 桐壺帝にはものすごい孤独を感じる。
一の院とは御賀を開いた記述しかないし、
母は亡くなっていそう。後見がどうなってるのか不明。左大臣だけが心を割った話の出来る人みたい。そんな背景で12で帝位に就いたとして、15、6位で桐壺に会ったんでしょ。未熟でもしょうがないと思うわ。桐壺が亡くなった後は賢帝になってるね。 >>855
蛍の妻は右大臣家の三の君だったっけ
結構な姉さん女房だよね、たぶん >>847
それな
後見もない新参者の更衣が帝を独り占めにしてるだなんて、
他の女官たちが気分がいいはずがない
コキデンさん一人が広い心で許して仲良くしてあげるとか言う話じゃないんだよ
女御たちの中でトップだったからこそ、他の女君たちとその背景の有力貴族の手前という点でも、あんなのを野放しにしてたら示しがつかない 頭中将の妻も右大臣の四の君
気の強い女で夕顔をいびったりしてたらしいけど
晩年は仲睦まじく暮らしていたね
柏木を失ったのは二人とも辛かったろうなあ 結局源氏一族の一人勝ちで左大臣の息子の頭中将が右大臣の娘と仲良くやっていくってのも諸行無常だわ
薫は実際柏木の息子だから将来夕霧を追い落として頭中将の仇を取ってもいいけど
世間的には薫も源氏の息子だからなぁ >>852
藤壷や紫とそっくりの容姿だったんでしょ?
それほどのレベルの美貌だったら帝が一目ぼれしてもおかしくない
あと帝がそのときまだ若かったというのも大きかったと思う
桐壺更衣と出会ったときの帝はまだ10代後半だったんじゃないかとも言われてるし
周囲に押し付けられた妃より自分で選んで自分で愛した女にのめり込むのも若さだよな
自分の無分別で愛した女を死なせてしまってそれでようやく大人になったんだよ >>858
事実上の皇后として弘徽殿さんがすべきなのは先頭に立って更衣をいじめる事が正解なわけじゃない。
寵姫に散々いけずしたって帝の心が離れていくだけ。なんの解決にもならない。
表面上は桐壺の更衣に優しく接して彼女に上手い引き方を教えてあげること、そして桐壺帝にこのままだと後宮が荒れて結果的に皆が不幸になることを諭すことだよ。
皇后として人望を集められたらその頃は桐壺帝も弘徽殿さんを中宮にして時々更衣と静かに過ごすというベストな結果が待ってたと思うなあ。
后がねと育てられるのはただ誇り高く帝の愛を得ようとするだけでなく、後宮の女主として妃達や女官をまとめる知恵もつけるよう教育されるはずだと思う。 もし桐壺の更衣が長生きしてたら、どうなってたんだろ。
身分はずっと更衣のままってわけじゃないよね 周囲の家臣が諌めても駄目だったから桐壺帝は意地になって聞かないかもしれない
冷泉院の御所でも人生経験重ねた中宮の秋好や弘徽殿だって寵愛受けた玉鬘大君がいじめられても特に何もしないし >>864
生前に従三位か三位を授けようとしていたが、叶わず。
源氏が臣下になって、帝位を狙う兆しが無いのがはっきりし、
弘徽殿が中宮になって安心できる状況になったら
許されたかもしれないね。 圧力ばかりの右大臣家にウンザリしてたところで、ひたすら可憐なだけで親も怖くない美少女の更衣
帝としての責任放棄の面もあるこの恋は、右大臣家への反発心がなかったらそれほどのめり込んでなかった気もする
左大臣あたりが諌めてくれても良さそうだけど、敵の右大臣家の弘徽殿の肩持つわけないし
良くないこととは思いながらも放置してるのが全く不自然にならないから流石紫式部だわ >>859
あの時代の夫婦はそんなもんだよね
若い時は浮気やなんやで喧々やりあっても落ちつく歳になったら睦まじくやって行く
源氏だって、もし葵が生きてたらいい感じの夫婦に収まってたかも知らない
やっぱり桐壺帝がアホすぎの下手くそすぎ
時々、こきでんさんが更衣に優しくしてあげればよかったという意見があるけど
なんでそうなるのか不思議
ステージが違いすぎるのと桐壺がアホすぎる
当時彼女もまだ10代からせいぜい20歳前後だろうし
誰よりも美しく誇り高く強くと育てられて
あんな小娘に一緒に寵愛を分け合いましょうなんて、そんな発想が出てくるはずもない 桐壺更衣が生きてる時点では弘徽殿さんは一宮産んでるけどまだ単なる女御でしかないしな
朱雀が東宮になり弘徽殿が東宮生母になって地位が固まったのも桐壺更衣の死後だし
まだ単なる女御だからそこまで後宮全体を仕切ることは無理
弘徽殿だけでなく他の女御更衣も臣下達も反桐壺更衣で固まってたのを忘れてはいけない 桐壷帝の偏愛が後宮の秩序を乱しちゃってるから
しかも玄宗皇帝が政治を忘れて楊貴妃に溺れた結果、国が乱れた例まで
引き合いにされてるから
桐壷更衣は孤立無援状態 生前は庇いもしなかったくせに死んだ後で「桐壺更衣は良い人だった」と言われてもねぇ
なあたりも紫式部はうまいなと思う >>868
だって入内するのはまだ10代の女の子弘徽殿ちゃんとしてではなくほぼ皇后決定の弘徽殿様なんだもん。
皇后って下々のものには慈悲を見せるのがお約束ってものなのよ。
藤原家出身なんだから慈悲深い伝説の光明皇后がお手本でしょう?
桐壺の更衣には内心どうあれ慈悲を持って接するのが良かった(桐壺の更衣を下々呼ばわりは失礼スマン。でも弘微殿様から見たら身分低い者だから似たようなものかと)
光明皇后は夫人の広刀自いじめに精を出してたわけでないし(母方の親戚だから母の手前出来なかっただけかもしれないけど)
本音では仲良く出来ないのは当然だよ、若いのならなおさらね。
でも皇后は貴族の正室以上に建前で行動するのが大事な努め
若いからしゃーないなんて恋に暴走した桐壺帝は多めに見られてた?違うでしょ
皇后だってそう、誇り高く慈悲深く女官たちのお手本となる妃でなければ。
誤解しないで欲しいのは弘微殿さんをディスって言っているわけではない。
彼女が早く桐壺帝の中宮になって後宮が落ち着くのが1番だもん。
そしたら藤壺の宮が入内することもなく皆めでたしめでたし
それにつけても妻の苦労側室の苦労は身分問わずに同情する 源氏は道長や在原業平、朧はおそらく和泉式部、とかモデルらしき存在があるけど
桐壷更衣はどうなんだろう
漢文読みの式部さんだから楊貴妃に肉付けしたのはわかるけど こきでんさんはまだ皇子を産んだ女御で中宮にはなってないおまけに今上の母親は東宮母になったのに女三宮への援助を嫌がる秋好は中宮になったけど若い娘が寵愛を独占すると難色を示す藤壺と明石中宮は立派だけどそれって帝からの寵愛も権力も持ってるからかもしれない
桐壺がこきでんさんを立ててたらまた違ったかも 桐壺帝を桐壺って書く人、もう改めて。
前にも注意されてたでしょ。
弘徽殿は第一皇子を東宮に据える事で喜んでいたけど、肝心の中宮の座は空位。
東宮の母という地位で重く扱われるからゆくゆくは、と思って帝に迫らなかったのか。
朱雀帝の母という地位になると、どういう権限があるのか参謀みたいになってたな。 桐壺更衣が亡くなった後は弘徽殿やほかの妃たちと子作りしたんでしょ?
最愛の女性をいじめ抜いて死に追い詰めた女達とどういう気持ちでしたんだろ
お互いにめちゃくちゃ気まずいと思うんだけど >>877
源氏が次男で末っ子の冷泉が十男
皇女も何人もいるし子作りしまくりだよ 桐壷帝さん似?の子孫てどうも残念寄りの平凡でカリスマ性がないな
朱雀さんといい今上といい
源氏のやらかしの血と美貌と藤壺の頭脳を継いでる冷泉って実はラスボス級に凄いかも 帝って周囲の調整ができたらずば抜けて優秀じゃなくてもいいと思う >>880
アルスラーン戦記で散々言われてたね、それ
王は一人能力が突出しているのではなく
それぞれの優秀な部下の止まり木になれら存在であればいい それはそれで、家来の力が大きくなって、
漫画のアルカサルみたいに王VS貴族みたいな争いが起きそう。 朱雀さんは母親のいうがままだけど源氏に嫉妬せず友好的に接した事と葵とか秋好とか結ばれなかった女人に執着しなかった点は良かったその分源氏を見る目が曇って女三宮の結婚に失敗したけど もし今上がちい姫と不仲で身分の低い妻を寵愛して男子ができてたら源氏も焦ったろう
右大臣顔負けの圧力を帝にかけたに違いない
当然女は源氏一派より弾圧されると
またちい姫が入内前に朧月夜のように傷物になったとしても手ゴマのなさもあって
ごり押しして入内させたろうね
相手の男は隠遁では済まさないで徹底的に潰すだろう
源氏こそ典型的な権力者の性格なんだから人のことは言えんよ
普通に考えて源氏と明石入道の血が入った娘が優柔和な性格なんてありえないから
ちい姫がこきでんさまのように不遇な妃になってたらら紫はやることが多くて病気する暇なかったね それだねー明石入道はよくわからないが源氏こそ典型的権力者
しかしちい姫ってどうも個性が薄くてつまらないから一波乱あってもよかったかも
唯一の不穏点は息子が微妙なことか 明石姫って桐壷女御になったあと
弘徽殿女御になるんだけど、何か意味がある?
今上帝の藤壺女御の敵にはなるんだろうけど
源氏の敵対者になるわけでもないし。 その個性の薄ささえ源氏の教育の一つだからなんかやだなあ
趣味さえ何かが特出することもなく、苦手なこともないように
デザインベイビー的な感じ 宇治で夕霧が右大臣化してたね
明石中宮も結構権威的になってた
今上は聡明だから二人ともうまく扱ってたけど冷泉の方は波乱が起こってたからこちらは面白そう 夕霧はその後さらに出世して臣の頂に
今上は聡明とも思わないけど変な拗らせはないね
明石中宮は愚息のせいで安穏としていられなくなった
>>888
確かにデザインベビーだ
あと源氏ってやりたい放題のくせに政治的センスは抜群て感じ
運や後ろ盾に恵まれてるのもあるけど 明石姫君も源氏や夕霧が仮に入内まもなく次々早世して、代わりに出世した大臣の娘に今上の寵愛を奪われるなんて可能性が無いわけじゃないよね
そうなったら個性薄めなままではいられなかったかもしれないね、お付きの女房たちにもせっつかれたりするのかもしれないし
入内前は他所の姫君に入内すすめて自信家だなんて言われてたけど>>885みたいになったらやっぱり源氏はあらゆる手立てで潰しに行くだろうし
中宮になってたとしても親の死でいつ覆されるか分からない地位権力じゃ弘徽殿みたいに必死になるのも分からなくはないかな 明石中宮は中の君を女房にしろって言って強権的になったと思ったけど子供が生まれたらお祝いを贈るし匂宮と薫が浮舟を取り合って自殺に追い込んだって知ったら慄いてたから普通の女性らしい感性はあるね 女三宮ってデザインベビーの失敗作?
「内親王は傅かれるものだから特出した強い個性は要らない」
の極端なカリカチュア?
内親王って藤壺や大宮が基準になってたけど、こちらが
スタンダードな気もする。 強力な後ろ盾がなければいくら女君が寵愛されてもその子は帝になれないのが現実
当時の中宮腹の第一皇子ですらそうなんだから
後ろ盾のない桐壺更衣のしかも第二皇子を帝になんてできるわけない
桐壺帝もそこは踏みとどまって源氏に下したけど
いくら后腹とはいえ第十皇子の冷泉を源氏に後見させて帝になんて諦めが悪いとしか デザイナーベイビーって受精卵の段階で親の都合の良いように
遺伝子情報を書き換えて生まれた子のことであって
明石の姫君や女三宮を例える言葉としては不適切だと思う
単に親の教育が都合よく行ったか行かなかったかって話でしょ 女三宮はおっとりとして他の女人に嫉妬しないし年取ったら相応の情緒も身に付いたから結婚相手次第でしっくりいったはず
紫の上や藤壺と比較すること自体が間違い >>896
源氏が藤壺の生き写し&紫と同等を求めて、どっちもアテが外れたから勝手にがっかりしただけだよね
子供より若い嫁貰おうってんなら教育込みだろう
気立てが優れて才気走ってたら、おっさんなんかにやらずに、それこそ冷泉帝に入内しても良かったんだし
皇女としてなら、余計なことして事を荒立てず、おっとり鷹揚に構えるという点では別に大外れってわけでもなし
いつまでも少女のままでお人形さんだったのは、夫がそう望んで扱ってたからじゃないのかな? >>892
前者は「あの匂に男児が」だし、
後者は「あの匂がそんなことをしでかして!」
ってだけな気がする。 夕霧の娘と明石中宮の息子をなん組も結婚させたり子々孫々血のクロスだらけ 昔の貴族なんて洋の東西を問わずそんなもんよ
だから血が濃すぎて脳や体に問題を持って生まれる例も多かったらしいし >>899
そんなのばかりでしょ。源氏と葵、夕霧と雲居、冷泉と王女御はいとこ、朱雀と朧月夜なんか甥と叔母だし。
婚姻関係が重なったのは夕霧とちい姫がお互い子だくさんだっただけ。 >>901
×お互い子だくさんだっただけ。
○お互い子だくさんだったから。
夕霧、ちい姫ともに利点が大きいのもあるけどね。 なぜ…わたしという人間はしあわせになれなかったのか
しあわせになれるはずの人生であったものを…
なぜ自らこわすようなことをしてきたのか
源氏のモノローグへの答えは難しい。初恋を実らせるための
試行錯誤だけじゃない気がして。 この性格じゃないと物語にならないし、
後世に残らないのよね。 初恋の女性そっくりの一回り年下でまだ充分女盛りの紫がいるのに若くて美しい内親王も正妻にもらってウハウハ!世間の男からは羨ましい限りだね でも結局内情はそう幸せとも言い切れないのがリアル
源氏本人も何が自分にとっての真の幸せなのかわからないまま行動したのが原因だと思うけど 光り輝く王子様からスタートしたのに
みんないつまでもしあわせに暮らしましたとさ…で終わらせず
最後の最後に、老いや死、逃れられない人間の業に苦悩させるのがすごいわ 若くて高貴な若妻もらったのに古妻に気を使ってる間に若い間男と浮気されて託卵出産
若妻をねちねちイビってたら出家されてセックス拒否
最後の拠り所の古妻も死相が出て最早セックスどころじゃなく死去 三歳で皇子から転落、四十歳でようやく皇族と並ぶ身分、
院に準じる扱いに。ようやく戻ってきたって感じ。
政治家としてはあれでよかったと思う。
政治を含む社会から切れたら、ただの人間としてどうなんだという
問いがやってきたみたい。 臣籍に下ったのは3歳じゃなくてもうちょっと歳行ってからだよ
父帝からは溺愛され、学問に優れ、占いでは「天子の相あり」だなんて持ち上げられたところで
臣籍に落とされたのだから子供心にもショックはあったんじゃないかな 「隔てられてしまった」という孤独感ね。きついなあ。 親しくしてて慕ってた藤壺と離されたのが一番のショックでしょ
ほんとあの頃の光君はけなげで可愛かった(遠い目 まあ新入り女房とかセックスの相手には事欠かないだろうけど
紫の上が亡くなってからはそういう気分にもはやなれなくなったように見えた 紫が亡くなったあと唯一肉体関係があったと思われる女房、中将の君
妻のところには行ってないんかい 中納言の君と中将の君だね
出家を決めた源氏だが愛人関係のあった女房たちがどんなに悲しむだろうと
関係のあった馴染みの女房たちを集めて語り合う際に両者ともいる
紫死後も肉体関係があるとはっきりわかるのは中将の君のほう
妻たちといっても源氏は51歳で花散里や末摘花もそれくらい
43歳の明石は源氏が泊まっていかないことを不満に思っているけど
源氏は明石の前で藤壺のことまで持ち出してしくしく泣いてるからねえ
女三宮は25歳と凄く若いけど出家して源氏を拒絶してるし >>919
それそれ
瀬戸内寂聴の女人源氏だったかなんだったかで
紫の上の死後、セックスの相手をしてた二人の女房をテーマにした話があったが、その後に及んでも若い方の女房にもう1人が嫉妬してるわ
つくづくしょーもない話だったw
読んだけどw
大体他の女君だってお前の妻なんだから、ちゃんと相手して義務を果たせよと
そこは女三宮にスカーっとした そういや少納言の君や中納言の君はいるのに、大将の君や大納言の君って聞かないな 女房の名前って多分父親の官職だと思うけど濡れ場で父親の顔がちらつきそうでやだなw
事に及ぶときはちゃんと本名で呼び合うのかしらね 源氏に自分と血の繋がらない子供の生活の面倒を見させて出家してるから相手する必要のない女三宮
世間は若い女三宮が出家したのはやはり歳が離れすぎている源氏の相手が嫌だからと思ったんだろうか 女三宮は出家後どこか変わったの?
薫のモノローグでは息子の自分を頼ってくるような感じらしいけど。 >>920
でももっと若い頃から花散里や末摘花への泊まりは少なかったし
たまに明石のところへ泊まると紫が嫉妬するし
女三宮と平等泊まりにすると紫が病むし
もともと妻たちを平等に扱ってなかったよね、源氏って >>925
もともとそうだし、全ての権力を持ってる51の男が43の、まして当時の43の婆さんを抱かないんじゃないかな
中納言の君と中将の君でも、他に理由があったかもしれないけど、若い中将の君ばかり行ってるし 真実はわからなくても女三宮が若い盛りで出産直後の出家は源氏の評判に大ダメージだよね
夫として全く不適格って烙印押されたようなもんだし・・・実際その通りだからざまあみやがれって感じだけど >>921
父親がその地位なら母親の身分が低くても女房じゃなく妻になる方が多いんでは >>926
でもあさきだと源氏は他のどの女人よりも44歳の紫を抱きたがる話だよね
44歳の紫がOKなら43歳で教養の深い明石もOKだろうし
若い女房に入れ込んでた話は完全スルー 当時の感覚だと女房相手は数に入ってないんじゃないのかね
>>920
ぱ〜ぷる婆さんは本当に誰も彼もがセックス猿に見えててすごいよw
この人の源氏物語評も自己投影(笑)まみれでつまらなかったなあ
性愛自体を軽く見る気はないが、人間それだけじゃないから
終盤の源氏が打ちのめされている >>926
源典侍くらいのいつまでも若々しい恋愛体質じゃないと女側からも褥下りというかやんわり避けるとかありそうだ
花散里みたいに割りきれはしないかもしれないけど、妻や女房たちだって当時の一般的には孫もいる年齢ならそういうことはもうって思う人もいそうだよね 今の43ならともかく、平均寿命30代の頃の43だしな
それにしても瀬戸内寂聴、最初は読みやすい上に新しい(ような)視点も感じてつい買ってしまったが、朝から晩までセックスセックスで食傷気味
恋と愛とセックスと人間関係を全部いっしょくたにしてるような気がする 紫の上の独白で
「明石も花散里もあなたが愛したから嫌いです」
のシーンで興醒め>パープルばあさん
台無しw
そこまでいうならいっそリングの上でバトルロイヤルでもやりやがれw 源氏の晩年は高齢の妻達だから放置したというよりも
紫死後は女君達との心の深い部分での交流を絶ったんだなと読んでた
若い女房がどうこうも性処理であって恋愛じゃないし 瀬戸内寂聴は本編の訳や文章は読みやすくて好きなんだけど女人源氏の紫は性格悪すぎてなあ
逆にあさきは原典よりさらに優しい人間に描かれてるように思うから落差にびっくりしたわ 紫については読んでないな
ぱ〜ぷるさんは確か朧や女三宮といった男遍歴のある女君推しだったと思うから
そこはまあ好みもあるんじゃないかな 女三宮は向こうが勝手に来ただけで浮舟と間違えてるのでは?浮舟も結局玩具みたいな扱いされたわけで薫も匂宮も死んだと思ったら別の女人に走ってるし >>937
そうだった間違えましたw
ぱ〜ぷるさんが最もご執心なのは浮舟だった
男に言い寄られては流されてしまう女性というのにシンパシーあるんだな 瀬戸内さんの全訳はわかりやすくて好き。
登場人物が、巻を追うごとにどう呼び名や官位が
変わるのかが分かる相関図も役に立つ。 中将の君とか少納言って女房でもそういう位があるのかとずっと思い込んでたわ
紫の上って江戸時代の読者が付けた愛称なんだとかね 瀬戸内さんって女君の小説書いてたっけ
結構皮肉が利いてた感じの 「紫の上」は原文の終盤にあったよ
「葵の上」は無いね(「葵」の巻で亡くなったからだよね) 葵がせめてあと10年生きていてくれたらな
源氏も正妻とはどういうものか、どう扱ってどう付き合っていくものなのかの学習も出来たろうに
そして紫もいきなり一の人(ていう肩書きも本来おかしい)だなんて扱われずに、二番手の立場も踏まえた上で源氏に尽くしていけたろうに
一旦は、葵がいなくなって正式な奥さんになった紫の幸福っぽくしといて
20年以上たってからちゃぶ台ひっくり返すとは、紫式部もえぐいというかうまいというか 葵が生きてたら、正妻だし、実家の後ろ楯はあるし、最初の妻だし、子供はいるしで、
いくら紫に寵愛があっても太刀打ちできないとは思う
でもそうなると終盤の紫の苦悩も軽くなるから物語的には面白くない
そこは式部のうまさだろうな
一般的に女流作家って、これでもかって、追い込んで突き落とすの上手いよね 源氏も所々で突き落とされたりブーメラン受けたりしてるしな
昔の自分の行いが返ってきたかのようなブーメランを年取ってからとかエグイなw 式部の上手いところは追い込むにしてもギリギリなとこだと思う
葵が生きてたら、紫もそれなりに無理しないで分をわきまえて暮らせたろうに、なまじ一の人なんて中途半端な上げ上げの立場になると、実家も身分も金もないわけだから、自分の言動と寵愛だけにすがらざるを得ない
晩年不義をして妊娠したのが紫ならそれはそれで話がすっぱり終わりそう
常に行き場のないモヤモヤ感がこれでもかこれでもかと来る、上げては落とす辺りが本当に面白い 葵は出産後に源氏と良い感じになってこれからは幸せに暮らそうねってとこで
落としてたからドラマチックだった。源氏が気が引けるほどの美少女だったとあるし
最愛の藤壺には似てないけどそれゆえに身代わりに愛された紫とは違うよね 葵の上がいたら紫の上は冷泉のところの弘徽殿女御みたいに一番の寵愛を受けるポジションになっただろうね >>948
厳密な意味での寵愛かはわからんけどそうだろうね
逆に不倫妊娠されたのが女三宮でなくてもしも紫だったらどんな寝とられ展開になったんだか
紫にしても、あーもう源氏というか男どうでもいいわー、実の子供が一番ー、とかになるのかしらん >>948
新弘徽殿は中宮になってもおかしくない身分だし唯一の内親王の母親だったから
紫は社会的にそこまで地位の高い妻にはなれないと思う 相対的に比較したら源氏の妻で身分が高いのは紫の上と花散里で明石中宮を育ててほしいって葵の上には言えないだろうから結局紫の上が育てそう 葵が育てるでしょう
正妻を差し置いて后がねをその他大勢の妻には預けないと思うけど 明石の尼君達も心配してたけど明石以外が女の子を生むかもしれないって思われていたね
実際はお告げがあったから1人なんだけど >>949
女三宮は朱雀院と今上の後ろ盾が強すぎたために源氏は不倫を隠すしかなかったが
それでも不貞を許すことができず出家するまで追い詰め相手の男も死ぬまで追い詰めた
後ろ盾のない紫が不倫したらこんな程度では済まなさそう 源氏と紫と不義の子なんて…無理心中しそう
藤壺が源氏の子じゃなくて普通に桐壺帝の子を産んでたらどうなってただろう
元から父帝の妃だし諦めついてたかな? >>954
不倫を公表したら自分が寝取られ男と嗤われることになるから女三宮じゃない他の妻達でも隠したかも
最愛の朧月夜がずっと源氏と続いてたと祖父の右大臣や母の弘徽殿大后によって明らかにされた朱雀帝はどんな気分だったのかねぇ 朱雀は源氏を嫌いになれていない雰囲気だよな
幼少期から色々源氏に持ってかれてるけど不思議と嫌悪は感じない >>956
うらやましい!!に決まってる。
源氏マニアだもん朱雀。 >>956
朧月夜は身分から言えば女御として入内、中宮にもなれるはずだったのに
源氏と通じてキズモノになったから尚侍止まり
冷泉帝の尚侍で髭黒の妻になった玉鬘みたいに女官は他に夫を持つことも自由なので
妻を寝取られた話とは違うんじゃない? 自分が姉だったら源氏と不適切な関係になってるとか源氏ラブな朱雀
源氏好きすぎて源氏に愛された女を有り難がる始末
最愛の娘を身代わりに嫁がせたら最終兵器だったとか皮肉 次スレも引き続きこちらに立てますか
一時期避難所に行った発端は二次創作を引き合いに出した人が
何十回も繰り返し投稿していたのが原因でしたけど現在いない
ようですしIDありになるよう立てれば問題ないような気がします >>960
母親違うし異母だったらチャンスあったのかな
でも柏木が玉蔓とのことで異母姉だと知らずに恥かいたとか言ってたっけ? 平安時代は異母でも肉親扱いになってる筈
乳兄妹・乳姉弟でも肉体関係はもたないんじゃないかな
>>961
今のところこちらで問題ないようですね >>963
乳兄妹や乳姉弟なら使用人相手だから問題ない
乳母が若君の手ほどきとか普通にあったし なるほど
そういえば源氏も末摘花の話の時に乳姉弟を口説こうとしてたっけ
冗談交じりだけど
そういえば、源氏って乳母複数いるのかな
惟光と彼女とは兄妹ではないっぽいけど >>964
あーそういえばそうでした、ごめん
源氏の乳きょうだいって惟光も太夫の命婦も有能だよねw 何人乳母がいるんだろうw
源頼朝には乳母が三人いたというし、帝の皇子なら二、三人いてもおかしくないのかな 律令で親王の乳母は3人と決められてた
源氏は臣籍降下したから親王ではなかったけど
桐壺帝が源氏を帝にしたがってたくらいだし3人付いてたんじゃない
惟光母(大弐乳母)、良清母、太夫の命婦母で3人
乳兄弟の3人も源氏と同年代 突然の不幸や病気もあるだろうし、交代要員と親王が相性悪いと困るしで
3人くらいは必要だったのかね 授乳から子育て(除教育)、身の回りの世話までが乳母の仕事だっけ。教育は父親が授ける。
乳母子は身の回りの世話だけかな?友達っぽく遊んだりはするだろうけど。 夕霧と雲居の雁夫婦のところはかなりの上級貴族なのにやけに所帯じみてたよね
子育ては乳母に任せて奥方は優雅に…なんて宮中の妃や内親王でもない限り無理なのかな あれは雲居の性格と体力と夫婦の方針じゃないかな
かなりの子沢山だけど奥様の都合次第で使用人任せにはできたと思う
でも幼児って一人いるだけで屋内の様子がガラッと変わるから
そこは落葉との対比もあるかもね >>973
いや、あれは特殊だと思うよ。
所帯染みた格好だと夫が興ざめして他所に行く=縁が切れるから、そうならないように奥方はいつも身綺麗にしてなきゃならない、必然的に子供は乳母に任せるようになるって話を読んだ事がある。 髪を耳にかけて授乳ってわざわざ絵にされてたっけ
夫の背後から手紙を奪い取ったりw
多産で元気でなんというか凄いw
式部が書くからにはそういう貴族女性もいたんだろうなと思うと面白いよ 幼児の頃からずっと一緒の幼馴染だから今更取り繕うより自分の手で我が子を育てたいって方針なのかな 勝手な想像だけど、夕霧も雲居もほぼ片親のお祖母さん子育ちだから
家族愛が強いんじゃないかね 雲居と夕霧の子育て方針だからっていうのが大きいんだろうけど、あの人数産み育てて喧嘩するくらい元気でいられるタフさがあったからこそだよね
この時代なら一人産んで母子健康でいるだけでも大変なイメージだから、貴族の妻(母)は体力体調的に優雅風でいるしかなかったって人もいそう >>981
乙です
>>980
雲居の箇所は非常識な奥方ってイメージで描写されてるんだろうけど
それよりも心身健康でバイタリティあって凄いなあ…と感動してしまうw 乳母がいるのって奥様の仕事が忙しいからってのもあるから大勢子育てしながら家を取り仕切ってや社交もやるなんて体力がすごい 毒でしかない白粉塗ったくって膝立ちでニジニジ薄暗い部屋を移動するのが優雅な貴婦人って時代だからな
明石は女御の局の管理者としてイキイキ立ち歩いて仕事してたから健康で長生きできたんだろう
雲居の雁も自分で子育てしてたからこそ健康で多産に恵まれたような気がする
バイタリティもさることながら相乗効果でより健康に
男の理想の女人であろうとすればするほど不健康になって行く悲しい時代だ つわりで苦しんでやつれてるのが男心をそそるとか言ってたし
健康美はそんなにダメなのかって思うわ
紫も少女の頃は雲居雁タイプの健康優良児だったから
あのまま育ってたら浮気する源氏にタヒねと責める子だくさんのパワフル奥さんになってたかも知れない 1人しか産まずに完ミで0歳からの保育園の私からみると雲居雁は神 完ミって何です?
雲居も面白いけど、いつの時代も乳幼児〜幼児は同じだなって
子供達の描写を読むと結構感動する
貴族だろうが当時も魔の二歳児だったり怪獣だったりしたんだろうな 田辺聖子かな?
紫式部は子供をじっくりと手元で育てたのであろうというリアルな描写
清少納言はろくに子育てしなかったのか、子供はただ可愛く愛でるものって描写
って対比をしてて面白いなと思った
でも清少納言も別れた夫との間に息子がいるよね 田辺聖子のその箇所は読んだ覚えある
式部さんの子は娘だから手元で育てたのかな
大弐三位って結構才色兼備なリア充で出世したよね 多産が求められた貴族女性は、
授乳すると(ホルモンの関係で)妊娠が難しくなるので
乳母に任せたって説を読んだことがある
授乳してさらに8人も産めるって凄いわ…
他のキャラで多産女性っていたっけ?
玉鬘は3人は産んでるよね? 離婚したら当時の慣習で
男子は父親が引き取るものだったから
育てる機会がなかったんじゃない? >>993
ええええ…どちらかというと乳母など雇えず
母親が授乳する労働者階級の方が多産では
貴族女性に求められたのは
東西問わず肉体の(不自然な)矯正だと思う
コルセット然り纏足然り
授乳NGは体形が崩れるとかいう理屈じゃないかな 994 は>>991へ。
>>993
あとはちい姫と藤典侍。 >>995
平安時代でもそういうのあったのかな
白粉は水銀と鉛だっけ? 既婚女性のお歯黒とか膝行とか高貴な女性は端近に来てはならないとか
屋敷の奥の日が射さない部屋に居て立って歩くこともせずだと精神病みそう
そんな外と隔絶した生活だと保護する父親や夫がいなかったら一気に没落するの分かる 近江ちゃんあさきでは屋敷から出て行ったけど
のびのび育ったからその辺りも耐えられなかったのかなw >>990
完ミ=完全ミルク
対極の言葉は完母=完全母乳
>>987
昭和初期まで「ロウガイ(肺結核)美人」とか、柳腰なんてのが美人の条件とされてたし、西欧の肋骨が変形するコルセットといい、中国のてんそくといい、
女性を物理的奇形的に行動制限するのが洋の東西を問わず男性は好きなのかしらね
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