あさきゆめみし第八十七帖 避難所
レス数が1000を超えています。これ以上書き込みはできません。
いづれの御時にか、駄スレ、良スレあまたさぶらひたまひけるなかに、
いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めきたまふスレありけり。
語りませう。
この板は全年齢対板なのでエロ話がしたい人はpink板へ
ここは漫画あさきスレなので専門的な史実ネタや原文ネタはほどほどに
史実ネタは日本史板へ、原文ネタは古文・漢文板へ
『あさきゆめみし』には沢山の登場人物がいてそれぞれ贔屓キャラは違って当然
特定キャラを過度に叩き他人を不快にさせるような書き込みは攻撃されて当然
それ以外はレスした人への攻撃は固く禁止
マタ〜リ楽しく共存し合う事が出来なければ《荒らし》
次スレは>>980なる方が立てる定めなりにけり桜人
前スレ
あさきゆめみし第八十六帖 避難所
https://egg.5ch.net/test/read.cgi/tubo/1514098156/ 登場人物
紫の上(紫の君)、藤壺の女御(藤壺の宮/藤壺の中宮/女院)、桐壺の更衣、六条の御息所
葵の上、女三の宮、朧月夜(院の典侍)、明石の君(明石の方/明石の御方)、花散里
弘徽殿の女御(皇太后)、斎宮の姫君(梅壺の女御/秋好中宮)槿の姫君(槿の斎院)
ちい姫(明石の姫君/明石の女御/明石の中宮)、玉鬘、夕顔、雲居の雁、末摘花
空蝉、対の君(軒端の荻)、女二の宮(落葉の宮)源の典侍、三条の大宮、明石の尼君
王命婦、(新)弘徽殿の女御、近江の君、藤典侍、右近の君、真木柱、小侍従、(一条)御息所
光源氏(源氏の君/光る君/源氏の中将/源氏の宰相/源氏の大将/源氏の大臣/六条の院)
桐壺帝(桐壺院)、朱雀帝(朱雀院)、冷泉帝(冷泉院)、頭の中将(中納言/内大臣)
夕霧(右大将)、惟光、左大臣(太政大臣)、右大臣、兵部卿の宮(式部卿の宮)
柏木、髭黒、桃園式部卿宮、明石の入道、良清、伊予の介、紀伊の守、大夫の監
蛍兵部卿の宮、紅梅、薫、三の宮(匂の宮) 宇治十帖
大君、中の君、浮舟、弁の君(弁の尼)、六の君、女二宮、明石の中宮、落葉の宮
常陸の守の北の方、右近の君、侍従の君、小野の妹尼、小宰相の君
薫(薫の君/薫の中将/薫の中納言/薫の右大将/薫の大将の君)
匂の宮(匂兵部卿の宮)、夕霧(右大臣/左大臣)、紅梅の大納言
冷泉院、八の宮、頭の中将、今上帝、小君、常陸の守、左近の少将、横川の僧都 あさきゆめみし 書籍(括弧内の数字は初刷発行年)
KC mimi(1980-1987 1989-1993) 【全13巻】
豪華愛蔵版(1987-1992) 【全7巻】
保存版(1993) 【全7巻】
《KC mimi 第1巻から第10巻まで収録》
第1巻 星の章
第2巻 花の章
第3巻 炎の章
第4巻 月の章
第5巻 風の章
第6巻 水の章
第7巻 霧の章
漫画文庫(2001) 【全7巻】
完全版(2008) 【全10巻】
電子書籍版もあり配信中
ハードカバー完全版(2017) 【全10巻】 イラスト集
源氏物語 あさきゆめみし画集 (1984)
大和源氏 あさきゆめみし絵巻 上巻・下巻 (1994)
大和源氏 あさきゆめみし絵巻 新装版 上巻・下巻(2016)
宝島社 ムック本
あさきゆめみしPerfect Book―大和源氏の世界を徹底解析 (2003)
完全保存版 あさきゆめみしの世界 ―大和和紀画業50周年記念―(2016) 乙だけど懐かし漫画板標準ではageないとID出ないので一行目に下記を追加して欲しかったな
!extend:checked:verbos
スレ立時こうするとID常時されますよ
!extend:checked:verbos
いづれの御時にか、駄スレ、良スレあまたさぶらひたまひけるなかに、
途中省略
次スレは>>980なる方が立てる定めなりにけり桜人 葵上って書くと炎上に空目してしまう
当時匿名掲示板とYouTubeがあったら葵祭りのいざこざは
【速報】葵祭で源氏の正妻と愛人がキャットファイト 車が押し倒され重軽傷者多数か
ってニュースになってたよなきっと でも、深窓のお姫様がどうやって酔っ払い達を止めればいいのか……。
「やめないと、お父様に言いつけてクビにしますよ!」とでも言えばよかったのか。 >>12
許容範囲だから注意しなかったんでしょ
葵はそれから後も六条押しのけて空いた場所に長時間陣取って
悠然と源氏の見物してたんだし
深層の姫なんか悪いとか恥ずかしいとかいう気持ちがあったら
すぐに気分が悪くなって自宅の左大臣邸に引き返してたでしょう
ただでさえ妊娠中なんだし 葵からすれば夫の愛人に意地悪しただけの話だから
罪悪感なんかそんなに無いでしょ ここの板でID表示で立てれば良いのかな?
向こうは規制で無理だったんだけど、ここでスレ立てチャレンジして見ようかと思う
スレ名は避難所のまま? >>19
荒らしが連日コピペ連投するのが続けば別スレを立てそちらへ移動するのが良いかと思います
980超え1000埋まる前にあちらの板に次スレが立てられなかった場合
引き続きこの板にIDが表示されるようにスレタイの避難所も省き
新スレを立てる案はどうでしょうか? 大君を垣間見る前の薫は出家を願望していたのに大君との末連を断ち切れず
浮舟を引き取ろうとしたり女二の宮が降嫁した後はそれすら覚えてなさそう >>22
願望というより切望で
末連(←変換できん)ではなく未練やろ >>22
あさきではカットされてるけど、
母の三宮に「勤行ばかりせず、俗世でシッカリ生きろ」と言われてるからねえ 内親王が降嫁してるしまだ若いし出家なんてまだまだ出来そうにないだろうね
出家したいと匂宮に話したらものすごく怒りそう 宇治拾帖自体は面白いと読んだし薫も匂も普通に好きだったけど
先日読み返したら両者ともクズすぎてびっくりしたw
源氏世代でも源氏のクズっぷりが炸裂してるけど
頭中将のチャーミング描写で相殺されてたんだなw 当時の男性としてはあれでも遥かにマシな方なんだろうな
確かに宇治十帖は頭中将や源典侍みたいなコメディリリーフがいない
匂宮がそういうポジションになりそうだったけど 匂うはイケメン設定だけどずっと意地悪顔だったので内面のアレさをカバーしきれなかったw 頭中将だって正妻に頭が上がらず夕顔は失踪したし
どこかで産ませた近江ちゃんなんて自分が必要になったら引っ張り出しといて
笑いものにするクズ >>26
怒らないだろ
浮舟の一件で溝が出来たから 仮にもサブ主人公ぐらいの位置付けだと思うのに、あさき匂宮って悪役っぽい顔してるよね >>28
あれは女を自殺未遂させたから笑えないんだろうな
本編は女たちが男より一枚上手で逞しいもん
源氏と頭中将を二股した源典侍に夕顔
源氏と桐壺帝を二股した藤壺
源氏と朱雀帝を二股した朧月夜
女が逞しすぎてどこか女のほうも楽しんでるので
あまり悲壮感を持たない >>35
夕顔は二股してないぞ
あと女三宮も二股だな
あれは悲劇だったから笑えないけど 浮舟って結局どっちの男を選んでも先行きは不安なのか 読んだの随分前でちょっと記憶おぼろ
浮舟の母親ってどんな人だったっけ
身分や立場でどうにもできない事が多すぎたけど
そんなに愚かな女性でもなかった気が 浮舟は薫を選ぶのが安全だろうけど
匂宮は飽きたら姉の女房としてポイでしょ多分
薫は一応側室としてちゃんと遇してくれるでしょ >>38
見た目はコメディチックだけど娘想いの母親だったような 薫は側室として遇してくれるだろうけど浮舟自身を見てるんじゃなくて
所詮大君の代わりだからあさきの紫上みたいに苦しくなると思うよ
浮舟自身を見てくれるけど飽きたらポイの匂宮とどっちがいいかっていったら
山奥で尼してるのが気楽でいいと思う 薫は浮船を迎えるために、正妻の女二宮に話を通してたし、家だって建設してたんだっけ?
>>38
中の君を訪ねてきた時に、匂宮を垣間見たシーンなんかはコメディちっくだったw
美男子にクラクラするミーハーおばさんみたいな
でも基本的には子供の事を考えるしっかりとした主婦かと そうそう
地方から来て都のイケメン貴公子ツートップに腰抜かしてたけど
とにかく娘思いのお母さんだった 薫と何年か一緒に暮らしてたら大君の身代わりでない
浮舟独自の魅力を好きになったかもしれないのにねえ
匂宮は飽きたり守り切れない可能性が高いし
姉の女房にされても教養が無いから生き地獄だろうし
でも浮舟は後ろ盾が無いからどっちを選んでも桐壺更衣みたいになったかも
教養も無いから尚更武器になるものが無いし出家は正解かもね そこそこ金持ってて、見た目が悪すぎることはなくて、品性もまあまあで、
身内が面倒臭くない身の上で、浮舟自身を心底熱愛する
そんな年齢的にも丁度良い男がいたらよかったんや… 姉の女房たちって匂宮に捨てられた元女ばかりなの?
女房同士で傷を舐め合ったり嘲笑し合ったりしてギスギスしてないのかな 元女ばかりということはないだろうけどw、宮様付きの女房だったら
女の職としては最高ランクだから手切れ金みたいなものなのかね 光源氏みたいになりたいと言いながら手をつけた女を引き取らず
姉に丸投げしてる時点で器が全然違う
八つ当たりで適当な女房を抱いて薫に踏み込まれてみっともないぶーたれ顔するし 父の妃に振り向いてもらえない自暴自棄から政敵の女に手を出して
彼女の父親に踏み込まれる源氏はスケールが大きいなぁ しかも全然慌てず優雅に扇で戯れに顔を隠す余裕まである >>44
紫の場合は都合よく?源氏の正室葵が死んでくれたので
六条院の女主人としてのびのび生活できたからだけど
薫の正室女二宮まで都合よく死んでくれないだろうし
本邸の正室に気を遣いつつ別邸で薫が来るのを待つだけの生活ってどうなんだろうね?
紫は源氏に溺愛されて育ち長年自分より上の立場の妻もなく
「源氏に釣り合う女は私以外にいないわ!」というスタンスだったから
実家からの支援がなかろうが脇腹だろうが高貴な正室が降嫁しようが
「源氏からの絶対的な寵愛を楯に(?)」戦い続けたけど
浮舟は自分に自信のない女性で薫に私は釣り合わないというスタンスで
薫も浮舟の欠点をあげつらうようなことを平気で言う男(軽いDV?)
薫の妾として引き取られても相当苦労しそう 女二宮と浮舟は身分の差がありすぎるからかえって気楽なんじゃないか? 浮舟は自分自身が一人の人として認められてると実感できれば薫と釣り合うつもりもなさそうな >>54
せめて顔だけじゃなく和歌とか琴の才能でもあればねぇ >>55
女三宮(内親王)>>>紫(脇腹の女王)
女二宮(内親王)>>>浮舟(脇腹の女王)
同じくらいじゃない? >>57
玉鬘なんか九州で育って20歳過ぎてから上京して源氏に
「私の幼い娘と一緒に琴を習いませんか」 と言われてたくらいだし
薫も浮舟に先生付けて琴を習わせてあげればよかったのに >>58
浮舟はたんなる受領の義娘だよ
兵部卿宮が認知してる紫とは違う >>60
浮舟が連れ子で八宮の種であることは皆が知っていた
(明石中宮まで知っていた)
紫は認知されたとは言っても援助なしだし >>57
源氏などは野生児みたいだった紫を理想の藤壺に近づけるために
愛情をかけ何年もかけて教育した
その間、紫に対して俺の理想の人はそんなんじゃないなどと文句を言っていない
しかし薫は大君ができたことを君がその通りにやれないと
ダメだと嫌味をいいまくる >>61
浮舟は妊娠した母親が八宮邸から追い出されたくらい酷い捨て方をされてる
種が八宮でも公的には庶子扱いすらされないよ でもそんな宮家の息子とか姫がゴロゴロいたんだろうね >>62
それだよね。
性格なのか育ちかたなのか分からないけど源氏と薫は正反対だと思うわ。 理想の人と顔が瓜二つであればある程、ここ違うあれが違うってなる薫の方が普通の心理な気がするけど
源氏が変人だったのか 源氏が引き取らなかった数ならぬ身の皆様はどんな人達だったんだろう
軒端の萩みたいに家庭があるような人だったのかな >>62
自分で思い通りに育てて日頃比較してダメ出しはしてこなかったけど
年取って正妻にあの藤壺の血筋の女三宮を迎えちゃったのが
無意識に紫上に足りないものを女三宮に求めちゃったのか
紫上にとっては最後に全否定されたようなもので源氏も晩節を汚しちゃったな 藤壺という理想の鋳型を前に
紫に足りないものといえば皇女という身分だもんね
まあ源氏と薫って根が陽か陰かで真逆なんだろうけど
薄暗い出自を抱えてるかどうかが大きいよね 紫の場合はまだ出来ないことが多くても子供だから仕方ないし教えて覚えられることも多かったろうけど、浮舟はもう成人してるし同じ姿だから出来ないのが薫の理解の外だったんだろう 藤壺に似るよう意識させられてはいなかったけど、晩年には形代として見られていたと気付いて愛情を疑うようになるのも辛い話だね 喪女じゃなくて病気のせいでメンタルまで弱ってたかんじ
弱ってるなら多少は流されてほしかった 夕霧を受け入れた女二宮みたいに受け入れれば幸せになれたかもしれないのにね あそこまで拒むことないよなあと思う
短命だからってあれもこれも身を引きすぎ 拒めば薫がすぐに諦めると踏んでいたんだろう
いくらでも言い寄る女には不自由しない身分だし
まさかあそこまで自分ごときに執着するとは予想外だったろう 母親がいなくて俗世捨てかけてる父親と妹との暮らしじゃ恋をして結婚してなんて考えられなかったのは仕方ないんだろうけどね
父親最期に釘刺してくし
八の宮は父親として娘の幸せのためにもう少しいろいろやりようがあったろうに 短命を予感して、薫との将来を拒否ってたのに、
いよいよ命が尽きる時になってようやく「お目にかかれないまま死んでしまうかと…」って愛を告白されても
薫側からしたら本当たまらよね… 薫が初婚だったのが躊躇いの理由の一つかな
既にちゃんとした正妻が居たら
すぐ死ぬ自分が側室になってもいいかと踏ん切りついたかも すぐに死ぬなら正妻になっても問題ないのでは
せっかく生まれてきたのだから思い切って一歩を踏み出して
その限界まで生き抜いてほしかった
大君自身の為にも
大君中君浮舟の苦労を見ていると、
なんかこう…八宮さんさあ…と思わずにいられない 六の宮の姫君って話あったよね
六人目の姫って意味?と思ってたけど六人目の宮様(男)の娘(姫)ってことか 大君って匂宮が六の君と結婚したと聞いて
では中の君とは遊びだったのかとショックを受けていたけど
財産も後見もない中の君では匂宮クラスの男の正妻になんてなれない、
妻の一人にしてもらえるだけでかなり幸運なほうなんだ、
匂宮もいつかはしっかりした後見をもつ姫を正妻にしなければならないんだとわかっていなかったのかな?
末摘花が源氏の正妻になったつもりで衣装を贈っていたけど
中の君は匂宮の衣装どころか自分の女房の衣装すら整えられないのに 八の宮って薫には娘をよろしくって言ってたのにねぇ
娘たちにも浅薄な相手との結婚はダメだけど薫の君ならいいからねって
言っておけばよかったのにね 夕霧の娘の六の君を匂宮の側室として迎えるけど実母の身分が低いから側室扱いなの?
養母が落葉の宮だから「皇女の娘」として匂宮の妻になるなら正妻でも申し分ないのでは
明石中宮だって紫の娘となったから入内できたんだし うん六君ちゃんは正妻だよ
あんなカス男にもったいねー 中の君は男の子を生んで立場を安泰なものにしたって言われてるけど六の君が男の子産んだらまた危ういよね
まぁ流石のカス宮も子供を産んだ妻を姉上の元にポイ捨てはさすがにしないと思うけど >>84
芥川のやつね
あの「六宮」は土地の呼び名らしいけど
姫のキャラは女三宮っぽいイメージ
>>85
父宮亡き後どうやって生きていくつもりだったんだろうね…
長女の自分がまず薫を受け入れて
家人を養うという選択をすべきだったと思う
色々安定したら多少は健康になったかもしれないのに… 芥川の六宮は、何も打開策を取らず、
流されるまま凋落していく姫の話だね。
芥川は姫を不甲斐ないと断じてる。
山岸凉子のマンガに出てきた。
八宮大君はこれに近い。
ただ、頼りになる人もなく、頼りになるのは
求愛してくる薫だけで、でも結婚にいきなり
飛び込めというのは酷だよね。
せめて母が生きていて後押ししてくれたら
違っていたかも。
長女だからまずは妹の事を考えてしっかりしないと、という呪縛もあったかな。 当時の「ふがいない」って今の意味と同じ?
ニュアンスが多少違いそうだけどどうなんだろ
宿世がどうのこうのの世界観だから
遮二無二生き抜こうとするのは品が無いとされるんだろうけど
芥川の六宮姫も八の宮の娘達も、
やっぱり親が婿を見繕うなり寺を手配するなりしておくべきだったと思う
姉が良い婿をとれば妹にも良縁を用意しやすくなるだろうに
大君の思考回路が微妙に謎
病気がちだから仕方がないとはいえ 頑固で自分の考えに固執して人の話を聞き入れないのは
父娘だけあって八宮も大君も良く似ている 目の前の現実を見ないのが読者としては歯痒いよね
でもなんかやっぱり女性には生きづらい時代だな
浮舟が還俗せずあのまま哲学を極めて生きていけるとしたらそれも充実した人生かもしれない 大君も八の宮の娘ってプライドと躊躇があったんだろう
仮に薫と結婚して捨てられたらたまったものじゃないし 浮舟が薫の所に戻って薫の子を生んでも正妻の女二宮に取られちゃうのかな
女二宮もまだ若いから薫の子を産むかもしれないし
それだと浮舟の子たちは幼いうちに出家? 入内させる予定の娘ではないなら養子にはしないのでは?
何か将来的な目的があるなら生育環境は整えるだろうけど 例えば籐尚侍の子でも落葉の養子扱いになったのは六君だけだし 「はやげん!はやよみ源氏物語(新書館)」という初心者向けの本が108円だったから買い
読んだらあさきとそっくりな箇所がいくつかあった
特に紫の話全般、臨終はあさきも原典と異なり改変したけど
宇治十帖はあさきと同じじゃないと思った場面が3割ほどあり
参考にしたのと言いたくなるほど似通っており疑問を感じた 原典だと入水後自分に会おうとしない浮舟のことで
どうせほかに男がいるんだろうと下衆な想像で自分を慰めたりして
薫の性格がクズだな・・・あさきはうまくアレンジしたな 薫匂宮どっちも浮舟が死んだと思って他の女に走ってるから何なんだってなるよね >>103
あさきは古典の授業で参考に使うところもあるようだから
解釈的にかけ離れ過ぎてても微妙なのかもね
まあ思いっきり下敷きにしたんだろうな 浮舟の弟小君って浮舟に似た美少年なんだね
大君にも似てるってことなのかな
大君の母と浮舟母は叔母と姪の間柄だから薄く血は繋がってるよね >>94
芥川の言う不甲斐ないは現代と同じ。
あとがきで書いていたから。 源氏の小君と薫の小君
どっちもお手付きなのかしら…アッー 匂宮が初瀬詣の帰京途中に滞在した夕霧の別荘は源氏在命の頃にはなく
没後夕霧が建設したのかな >>108
おーそうなんだありがとう
確かに不甲斐ないんだけど何というかやるせないね… >>109
お誘いがあれば拒まないのかなあ
権力者と体のつながりがあれば出世に有利だし
当時の価値観がわからないけど >>92
大君の性格だと薫が女二宮と結婚したら耐えられなさそう
夫の生活を支えられない大君では薫の正室になれないし
後から高貴な正室が降嫁になったらそれこそ紫のように
「私を一番に愛してくれるなら何があっても結婚を断固断ったはず。
薫が本気で断ったら今上も無理強いしなかっただろうに」で病気悪化でしょう
それが怖くて結婚しなかったんだよね 平安貴族の屋敷って寒そうだなと思ったらやっぱり寒いんだね
壁が少なくて吹き抜けだもんね
風邪を引くって言葉は平安時代から生まれた言葉なんだ >>113
でもそれ以前に生計立てていけてないのになあ
それこそ誇り高く、家人の為に薫と結婚!捨てられたら死ぬ!いい具合に病気だし!で
乗り切ってほしかったな
男に貢がせておいて下心はNGってのはいくら姫様でもあまり頭がよろしくない >>115
だから、大君は中君を薫に娶らせて家人を守ろうとしたんだよ
大君は身体が弱いから出産する自信がなかったのかもしれない
一方、体が丈夫な中君ならば薫が正室を娶る前に薫の子を生んでくれる可能性が高い
そうすれば中君の立場は安泰となり家人も大君も救われる
実際、中君は匂宮が正室を娶る前に匂宮の長男を出産
中君は姉宮の女房にされることなく匂宮の本邸・二条院で大事にされた
八宮の家人たちも多くは中君について二条院に行ったのでしょう
まあ、生計を立てるため出家を断行せず
最後まで源氏の庇護にすがった紫は当時の女の生き方として正しかったってことか >>116
薫は大君を望んでるので勝手に妹を押し付けるのは失礼
八宮凋落の一件からしても
因果応報的に八宮筋は栄えないと思うよ 大君は三日夜の祝いもどうしたものかって感じだったから、知識的にも財力的にも妹の後見はやりきれなかったろうなぁ 姫君が頼りない時は女房がしっかりしてないと難しいよね
八の宮さんのところは中の君を不吉な子扱いしたりとか女房の質も微妙なイメージ >>103
そういえばあさきとは別の漫画と、
瀬戸内寂聴の源氏物語の女性たちの小説でも
近江ちゃんが内大臣家を出て行ってたな
確か原作では内大臣家を出た描写はなくて
その後も不明なんだっけ >>117
大君の死後、薫は中君に言い寄ってるし
まんざらではなかったと思うよ
八宮が凋落した理由は右大臣家に担がれたからだけど
その右大臣家の血を引く朱雀帝ー今上や
朱雀帝ー女三宮ー薫は栄えているわけだし
右大臣に担がれたら因果応報で凋落するというのもどうだか 朱雀-今上は正統筋だから当たり前じゃね
女三宮-薫は不義ありきだから微妙なところに思える >>117
中君が匂宮との間に産んだ男子が今上と明石中宮の唯一の孫で
今上が守り刀を授け明石中宮が七夜の祝いを主宰するなど親王に劣らぬ待遇で
将来的な即位を予測しているともされるけど
八宮系って凋落してる? >>122
源氏ー薫なら不義ありき(血筋は繋がっていない)けど
朱雀院ー女三宮ー薫はちゃんと血筋が繋がっており
薫は右大臣の血をちゃんと引いてるよ >>125
>するでしょ
それはあなたの希望であって実際には凋落してない
凋落するなら中君が匂宮の男子を産む設定にしない >>123
子が生まれたら普通それくらいするけど親王じゃないしね
中君も体調がすぐれなくなっていくし六君懐妊爆弾もくるんじゃないかな >>127
あんな後ろ盾のない家の嫁が何人子を産んでも困るよね >>126
源氏物語では女の子を生むと出世すると重んじられたんでしょ
明石一族の栄華も女系だしね >>130
源氏物語じゃなくて日本の文化がそうなんですよ >>128
いつもの人だね
あさきにも原作にもない六の君妊娠を勝手に創作して
私の妄想では中の君は間違いなく凋落するからと言い出す 薫が大君の面影を求めて中君にも揺れたように
匂宮は言うほど中君一筋というわけでもなく、六君ちゃんもタイプど真ん中だったっていうのが
作者の意地の悪いところよの >>129
後ろ盾のない更衣腹だった源氏も
左大臣家の姫と結婚して後ろ盾を得て大出世したし
中君の子も権力者の姫と結婚すれば後ろ盾になってくれる いつもの人は中君の子が即位とか言い出すドリームさんでは? >>134
臣下でいいならそうなるんじゃないかな?臣下ならね >>128
六の君が男子を生んでも親王にはなれないよw
匂宮が即位して天皇にならない限り子は臣籍降下
匂宮即位なら中の君の子は本当の親王になるし >>136
このまま夕霧の娘たちが誰も皇子を生まなかったら
誰が天皇になるの? >>137
親王に劣らぬ待遇だの言ってるから
原典が常に大袈裟に修飾するのもわからない人なのかなと思っただけ >>133
匂宮は薫への執着だけは一途だから、薫が大君浮舟への未練を捨てきれず中の君を気にかける限り匂宮は中の君を手放さないんだろうね
さすがに自らの屋敷に迎えて子も産んだ中の君を適当に捨てはしないだろうけど >>138
生まれない設定なんてあるの?一族のすそ野も広いからどこからでも天皇は立つだろ >>140
浮舟生存の可能性が出ちゃったから薫的にはもう中君はいいんじゃないかな
まあ中君も夫からの処遇が捨てられるか否かって立場でこの先居座るのは大変だろうから
手練手管でやっていくしかない >>138
夕霧の娘達以外にも女御いるから誰かしら産むよ 源氏の後ろ盾が左大臣家で
夕霧はその跡取りの座にいるよね
血筋の攻勢というのも何だけど
右大臣家だけメインで残すとは思えないな >>144
左大臣家の跡取りは紅梅がいるよ
夕霧はあくまで光源氏の跡取り >>145
ああ言い方が悪くてすまん
家の跡取りは紅梅さんがいるよね
夕霧の母も嫁も左大臣家の姫だから
あの家のハイブリッドなイメージがついてて 後ろ盾が弱くても子供が居なくても確かな教養とかセンスとかで
家庭に独自のポジション作れたら気が楽だよね 紫上の死〜一周忌〜源氏退場の最終章がやはり圧巻だわ
モノローグも冴え切ってて >>147
そこはあさきの宇治拾帖で結論出してる気がする
「ただ一人として生きよ」のシーンかな
精神的に自立せよっていう あさきで読み返すの、若菜以降が多い。
なので久々に最初から読み返すとみんな若いんでビックリする(笑)
弟と比べると冴えないって事になってる朱雀なんて爽やかでなかなか良きだし。
(いつの頃からか、愚痴しか言わなくなってしまうんだけど)
源氏と紫上の加齢は面長だけじゃなく、横顔の顎の厚みで表してるなーとか。
綺麗な所だけ拾い読みするのも好き。
春秋のあらそい(紫上と秋好の仲良しエピ)とか、正月の衣装配りとか。 ふかきゆめみしってスマスマのコントで葵の上役が観月ありさだったけど
気の強さがなかなか葵役にハマっていたと思う
観月はSMAPより年下なんだけど
頭中将役の稲垣吾郎はなんか変な公家キャラだったけど
惟光役の草g剛は原作から抜け出たようw
https://www.youtube.com/watch?app=desktop&persist_app=1&noapp=1&v=yvEJuiOz5Lc >>141>>143
夕霧一族が栄え八宮系凋落の筋書きがあるなら
とっくに夕霧の娘に皇子は誕生して東宮に立ってるし
中の君が匂宮の第一子を生む設定もないよ
繁栄が決まっている明石女御は11歳で入内して12歳で出産してるし
夕霧の娘など入内してから相当年月が経ってる
なんで必死なんだろう >>147
原作だと浮舟は還俗して薫のもとへ戻ることに余韻を残しているけど
あさきだと浮舟は恋愛では女は救われないと
薫の妾になることをきっぱり断っている
将来薫が出家したときに初めて同じ仏弟子として
私の同志となれるでしょうという終わり方 横レスだけど源氏物語って全編どんでん返しに次ぐどんでん返しだよ
もうこれで一安心今後も安泰〜と思ってたヒロインたちが全員その後どうなったか
明石女御は予め占いを知っていた源氏がその通り手配したけどね
匂宮の第一子を産んでもそこまで安泰とは思えないな
なぜなら匂宮だからw >>153
あさきは脚色しきって結論出したけど原典にそんな余韻はなくない?
そんな可能性も示唆はされたけどおそらく戻らない 身寄りがなくて出家した人ってその後の生活はどんな具合なん >>155
原作だと薫が自分恋しさのあまり弟の小君をそばに置いていると知った浮舟は千々に心が乱れて
気持ちが収まればお返事もできましょうが、今は無理です、帰ってください、という状態
薫からの手紙を見た尼君が事情を知って小君の応対に出ると
小君は薫になんとお返事をしたらいいのでしょうと困っている
そこで尼君は
「雲の遥かに隔たらぬほどにもはべるめるを、
山風吹くとも、またもかならず立ち寄らせたまひなむかし」
(雲の遥か向こうに遠く隔たった恋人同士というわけでもございません。
山風が吹いても、また必ずここへお立ち寄りなさい。いずれ姫君の心も解けるでしょう)
と伝えるように答えている
原作だといずれは尼君が仲介して浮舟は薫のもとへ帰りそう >>158
原典読んだしそこも理解できるけど希望的観測として戻るエンド?
読者としては再チャレンジ頑張れだけどそれだと物語が意味不明 >>159
朝顔のようにそれなりの生活が保てるなら生涯独身もアリだけど
浮舟の立場でこのまま薫と切れるというのも原作的にはないんじゃない?
源氏を拒み切った空蝉すら晩年は二条院で
若い頃に関係を持った源氏に扶養されて暮らすという結末だし >>160
確かに金銭事情考えるとそうならざるを得ないな
だったら出家した意味って…となるので
寺でのお勤めで細々と自活はできるのかと思った
これで還俗だったら本当に宇治編て構造的に謎だけど 空蝉なんかは立場が不安定すぎて源氏の庇護は拒めないだろうね
本当に生きづらいな >>161
尼君は兄が明石中宮の傍に出入りするほどの高僧(横川僧都)だし
本人も琴が上手でもともといいところの奥方
夫も娘も亡くなって入道したけどもともと資産家なのでは?
浮舟だけが取り残されても生活できるわけではないと思う
出家した意味は尼君娘の婚約者との結婚を拒むためでしょう
空蝉が継子に言い寄られて出家したのと同じ
原作の出家理由はあさきみたいに恋愛に失望した(男に絶望した)
というわけではないので 落ちぶれた貴族は自殺用の毒とか持ってそうな気がする 出家してあの寺に身を寄せ続けるなら
薫の縁と発覚しない方が浮舟的にはよかったってことでは 財産がないと出家後の生活がままならないなら不本意でも男と結婚して養ってもらわないと六の宮の姫君みたいな末路になるんじゃないの? 財産なしでは出家もできないとなると
真面目な話、八宮さんは娘達の処遇をどう考えてたんだろ… >>165
完全に好意におすがりする形だけど
「どこぞの高貴な姫らしい」が切り札だったもんね
>>166
中世の西洋だと財産がなく結婚も難しい女性だと
修道院の尼僧か(高級)売春婦の二択とかいう時代もあったらしいけど
日本の貴族だとまず六の宮の姫コースなんだろうね あさきじゃ出てこないけど、宮家の姫が明石中宮の女房になったんでしょう
そうやって働きに出るしかないんじゃ
末摘花も叔母に、田舎に下って娘に仕えろって話を持ちかけられてたよね ああ貴族の娘が宮廷仕えするのは国の内外問わず王道だよね
色々整った環境で自立できるしそれが一番望ましいんだろうなあ そういう将来の見通し甘い辺りも周囲に八の宮様は世間知らずと言われてたんだろうね
世間並の親心があれば年頃の姫を宇治の山奥に放ってはおかないだろうと女房たちにも言われてたし 楽を仕込んだんだから普通に宮仕えでもよかったろうな そんじゃ、娘達のこと心配している朱雀は理想的な親?
末摘花の場合、唯一の肉親である兄は家も妹のことも放置状態だし 朱雀は娘を思ってるけど
無自覚にしろ個人的な源氏への執心を通してしまったよね
でも最低限生計問題は前提条件だったから後は運不運の問題だった 朱雀は女二宮のことは柏木に渡したせいか、さして心配してないね。何だかなと思うのは柏木の死後の宮のことをおざなりにしてるところ。
女三宮のことは愛情過多で、そのくせちゃんと一人前の女性になるよう教育してないバランスの悪さ。愛情というより、自分の慰めじゃないの?せめて頼りになる女房で固めれば良いものを、遊び好きの若い女房を集めたり。
ちっちゃい子供のイメージでいるんじゃないのかなと思わす。 三宮のことは甘やかしすぎて二宮のことは構わなすぎたな
頼りない妹としっかりした姉というのもあったのかもしれないけど
それならそれで頼りない娘にはしっかり教育するかできる人をつけるべきだった ってそれが源氏だったのかな
紫の上みたいにして欲しかったみたいだし
といっても源氏は他に多くの妻もいてやることもあるしなあ 女三宮の嫁ぎ先って難しいよねえ
母親の身分の高い皇女だから夫は正妻扱いせざるを得ない
若い夫なら初婚の可能性が高くて揉めるような妻が他に居なさそうだけど
身分の面で物足りないし出世するか確実ではない
源氏のような出世した権力者なら立場は問題ないけど
正妻がすでにいる場合がほとんどだから家庭が揉めやすい 何が起きても世に恥じずに生き抜ける術を整えてやるのが親の務めなんだろうね
現代でも難しい事だし、どれだけ備えても万全ということはないんだろうけど…
この時代だったら嫁ぐか仕えるかの教育と、有能な付き人の手配なんだな >>178
若い男に嫁がせたらおそらく薫と正妻みたいになっただろうから
朱雀は婿の出世をバックアップしてやればよかったんだと思う
実際、同世代の柏木があれだけ心奪われたんだし…勿体ないねー 三の宮は内親王なんだからあれが正解では?
やんごとなき姫君はおっとりとしているものでしょ 朱雀院は退位した上に出家しちゃったから
婿の出世のバックアップは難しいような気がする
平安時代の皇族の政治システムはよくわかんないけど
東宮もまだ若かったみたいだし女三宮の母方も
身分は高いけど実権や資産がそんなでもなくて
確かな夫以上に確固たる拠り所では無かったのかな 若いけどクソ渋い夕霧が朱雀的には一押しだったんだよね?タイミングが悪かったね 女房がちゃんとしてないと主人が侮られるし勝手に男引き入れられるし困ったものだね
柏木は太政大臣の長男で将来の出世は確実だから、あの時もう少し上の身分でさえあれば万事丸く収まってただろうな物語にならないけど 娘の降嫁用に相手の身分をちょい盛りする等はできなかったんかな?
そういうのはなんかありそうだけど 娘の教育は母親のすることだったから
母を亡くした女三宮と教養ある母のいる落葉とでは
それだけで大きな違いがあったと思う
朱雀は女房の管理すらやったことがなかったろうし
(それは帝でなく妃か妃の実家のすることだからね)
せめて母方の祖母でもいれば女三宮の養育を頼むこともできたんだろうけど
そういう人もいなかったんだろうね
ある意味女三宮は源氏の逆バージョンなんだわ
母を亡くし、父に溺愛され、より強い後見を求めて結婚相手を見つけてもらった秘蔵っ子で
ちゃんと監督してくれる人もいなくて結果(女三宮の意思でなかったけど)不義を犯す
作者は源氏の因果応報突きつけるのに面白いキャラ創造したとおもう >>185
薫は女二の宮降嫁にふさわしい身分にと中納言から権大納言兼右大将になってたよね
柏木は盛るにしても低すぎたんじゃないかな多分その頃中将とかだったんでは
二の宮降嫁の頃に衛門督になったんだよね >>187
朱雀帝は美しすぎる弟の源氏に恋愛感情に近いものを持っていて
最初から鍾愛の内親王を与えるのは源氏か源氏似の夕霧にと決めていたからねえ
仮に柏木をもう少し昇進させたところで女三宮を与える気になっていたとは思えない
当時独身だった柏木は結婚に何の支障もなかったのに
朱雀帝はおっさんの源氏や正室持ちの夕霧ばかりに食い下がってた
逆にそれに近いのが今上と薫じゃないかな
今上は内親王を降嫁させるなら可愛い妹・女三宮の子である薫にと決めていた
夕霧の息子などには与えていないところが味噌 薫に女二の宮が降嫁した頃、夕霧の長男は頭の中将だし薫より年上だから正妻がいておかしくない年齢だよね どこに嫁にやるか、それは父親がどの男に愛情を持ってるかによるんだね。
愛情といってもホモじゃなく、自分の財産を誰にやりたいかという事だけど。
夕霧が独身で、NOを言うことさえ不敬というムードで外堀を埋められちゃったら、雲居に求婚することは難しくなるよね?
完全なる二番手だし、頭中もこれを雲居と一緒にさせない理由に上げそう。娘が恥をかくぐらいなら飼い殺しになんてね。
結婚を許すにしても、初恋を実らせた!みたいなおめでたさは無くなるし。
雲井は他に無い嫁ぎ先へ、すごくいいタイミングで納まれた。頭中が夕霧を家族のように思ってて、自分から折れた方が色々幸せになるとみてくれたからだな。 女三宮と雲居のどちらも妻にすることは可能ではあるだろうけど
心情的にはちょっと緊張感漂う婚姻になってしまうかもね 玉鬘の大君に求婚してた夕霧の息子は、その後左大臣の姫と結婚してる >>186
本当にそうだなあ
やっぱ源氏物語は面白いわ >>191
新婚の夕霧のところに嫁がせるのは雲居の実家を蔑ろにしてるとも取られかねないしね
ほぼ源氏のところに行くしかないようちゃんと道が塞がれてる 秋好中宮みたいに女三宮を源氏の養女にするというのは無理なのかな >>195
あー源氏だって朱雀同様に女三宮よりは先に死ぬんだから
何も夫じゃなくてもよかったよね
でも秋好は入内前提だから養女でも通るのか >>195
まだ父親の朱雀院が生きてるからね
格下の源氏の養女になるのは難しいんじゃないか また源氏が出家するまでに誰かに嫁がせるなきゃいけないからあまり意味がなさそう
一人で女主人として暮らせるように教育するのは時間がかかるだろうし 同じ弟の蛍を、「風流人すぎて」っていうフワッとした理由で却下してるあたり、もう源氏ありきで悩んでた感はあるw >>199
www
本物の趣味人ならお人形さんも悪くなかったかもしれないのにw 源氏だと財産管理もちゃんとやってくれそうだけど
風流人だとそこのところずさんそうで期待できないじゃんww
未亡人になったら財産すっからかんでしたなんてシャレにならんし 冷泉に入内するっていう案も出てたけど、父院が山寺に入った後で宮仕えってできるもんなのかね
あー、でも藤壺は父母が亡くなってから入内したのか 冷泉に入内でもよかったのにね
そんなに羽振り良くときめかなくても美しいから大事にはされただろうし 源氏が後見するなら問題ないんじゃない
源氏が出家するまでに冷泉の寵を得れば内親王だから粗略に扱われることもない
女房達がちゃんとしてなさそうなところが心配だけど 女御として栄華を極める野望等はないだろうし
花散る里の姉みたいに地味でも好きに生きていけたってことはないのか 源氏が正式に女三宮の養父になれば
源氏の娘と結婚したい有力者はいくらでもいるだろうし
朱雀院は泣き落としでもなんでもして
源氏に養女として引き取って貰った方が良かったのでは
紫の上にしても寵を争う妻ではなく教養を仕込む養女だったら
生活に張り合いも出て誰も不幸にならなそうだけどなあ >>208
朱雀院は女三宮を源氏か夕霧と結婚させたかったんだから源氏の養女にする気は全然無かった
柏木や蛍宮に降嫁させるなら朱雀院のとこから直接結婚させても同じだし 父親次第でこうも明暗が分かれるとなると
頼りないどころか微妙にお荷物な兄しか後ろ盾がいなかった藤壺さんの政治力しゅごい
桐壺更衣似という最終兵器ありきとはいえ なんか朱雀院がどうしても源氏かその息子と自分の娘を結婚させたかったと
主張している人がいるけどあさきにそこまで個人的に執着している描写はなかったし
原典に朱雀が源氏に恋愛のような感情を持っている描写なんてあるの? コンプレックス通り越して執着してるところはあると思うけど
恋愛云々まではどうだろうw
当時の貴族文化だから、ちょい女々しい目線もありなんだろうなとは思うけど >>211
「我、女ならば同じはらからなりとも必ず睦び寄りなまし。若かりし時など、さなんおぼえし」
もし自分が女だったらたとえ姉弟であってもきっと言い寄って関係を持ってしまっていただろう、
若い頃などはそう思ったものだと朱雀が述懐するシーンが「若菜」にあるよ
源氏の実兄の言葉だけに世間一般が女性的だった当時としてもやや異常と注釈が付いてたよ
つまり公式で「自分が女だったら源氏とヤリたかった!」て爆弾発言かましてんだよ まあそういう兄貴だから源氏もフリーダムでいられたというのはあるね 古いけど朱雀院の発言に「おまえは何を言っているんだ」の画像が思い浮かんだw
当時の価値観でもちょっとハイレベル過ぎる発言じゃないですかね・・・
それだけ源氏が男性として魅力的だから女三宮も刺激的な人生を送れるだろうという
意図での発言にしてもうちょっと普通の言い方があるでしょうに
まあでもあさきの描写ではさすがにやや確執はあるけど普通の兄弟だね 源氏のチートぶりを表す要素の一つだと思う
万事イージーモードのチート主人公を自爆させるテクが見所 しかし紫父も原作では源氏見て「女だったら」と思い、源氏も彼を見て同じこと思ってる
割によくある感覚だったんじゃないのかな それならやっぱり自分の愛娘を源氏に嫁がせなきゃ気が済まないんだね 准太上天皇と結婚するっていうのは、格的には釣り合うんだろうけど
古女房たちと同居しなきゃいけないっていうのを考えるとそう良い条件とも思えないんだよね
それでも、源氏を第一候補にしてるあたり何かしらの執着を感じるわ 親子ほどの歳の差婚だよね
ちょっと脱線するけど
浮舟母には娘の生存を知らせてあげたい >>213
だから朧月夜を離さなかったんだね……ウヘェ
>>219
ワロタww >>221
単純な考えだけど羨ましかったんだと思う。朱雀にとって源氏って自分と違って何もかも手にしてる人間だもの。
紫の存在も大きかったんじゃないかな。藤壺ゆかりの姫っておおっぴらにできないと思うし、自分の娘だったらもっと大切にしてもらえると思い込んだんじゃないかと。 朱雀は女三宮がおっとり頼りないのは親としては良くわかるから紫を育てた源氏に
夫兼保護者になって紫みたいな貴婦人に育ててほしかった
でも女三宮は紫じゃないのでそうはいかない
女三宮は素直で守ってあげたくなるようなかわいさがあるからそのままの女三宮を愛して
慈しんであげればそれなりに良い夫婦になっていただろうけど源氏は私が主役タイプで
そういう包容力は無いからな >>225
だよね。源氏にとって紫は藤壺の代わりでしかないし思い通りに育ったから“今”があるんだし。
でも柏木に降嫁しても幸せになれたか分からないな。あさきでは身分が高いから欲しかったって言ってたし、貴婦人に育てるどころか落葉と同じ扱いをしそうな気がする。 最初に求婚された真木柱だったらもっと粗雑に扱ったろうね柏木は >>213
朱雀のこの感情って結構複雑だよね
恋愛でも政治でも男同士のフィールドで源氏に負け続けた朱雀が、「女だったら」と思うのは
コンプレックスからの逃避にも思える 女三の宮への恋にとりつかれていたから落葉をつまらないものと感じていたけど、出世のための結婚で女三の宮を迎えてたら特に不幸になるようなことはしなかったんじゃなかろうか
朱雀が溺愛してる内親王を適当に扱ってると知れたらそれこそ出世に響くし
落葉みたいに正妻として普通の夫婦になろうとするならいろいろ問題あるかもしれないけど、女三の宮に必要なのは庇護してくれる人なだけだったから愛がなくとも不幸とは思わなそう 薫と女二宮の夫婦と同じで正妻として遇してさえいればそれで良かったんだろうね
女三宮自身は愛なんて求めてなかったし、猫と戯れていられればそれで満足だろうし 何だかんだいって源氏と女三宮も女楽の頃はかなり仲良くなってたんだよね
体の相性も良さそうだし後見のプレッシャーもあったとはいえ月の半分は一緒に夜を過ごしてた 体の相性もよさそうだし
え??
月の半分を三ノ宮といたのは今上と朱雀の本音を汲んだのでは >>232
紫が出家したいと悩みを源氏に訴えた次の日に紫放置して女三宮を抱きに行ってる
琴を夢中で練習してた女三宮に「先生のわたしを満足させて下さい」みたいなことをいって練習を止めさせ一緒に寝たよ >>233
なら最初から入り浸りで良いでしょ正妻なのだから >>234
十四歳の子供には興味がもてなくても二十歳過ぎた若い女には入り浸りになったのがリアル
あさきの女三宮は胸もあるし 六条院の妻の中で飛びぬけて若いのが女三宮だから
20前後と30半ばだったら前者にいっちゃうのは仕方がない
ぶっちゃけ愚痴る中年女が面倒で頭軽い若い女に一次的に逃避しただけともいう
あと何もなければ正妻として遇しておけばいいだけの女三宮は気楽な相手だろうな あさきの女三宮はぬぼーとしてて、原典の女三宮はぱやぱやしたおっとりさんって違いはあれど
基本的に愚痴を言うこともなく嫉妬をすることもなく、と煩わしさがないから
寝殿にいる綺麗に着飾らせたお人形兼ダッチワイフと思うといいのかもしれない
教養に関しては期待できないから他の妻に求めるとして 源氏としては女楽の頃は紫と女三宮に半々通うことでけっこう楽しんでたんだよね
だけどさすがに紫のメンタルが持たなくてバランス崩壊しちゃったけど 女房は源氏が来てもすぐ紫の所に帰るってグチってたけど宮は気にしてないからいいのよ >>238
あさきに楽しんでた感は無い
紫の上が軽んじられてた感はある 女三宮降嫁は散々目をつけた女を取られた源氏への
朱雀院の復讐という考察を見かけたけど
朱雀院が実はさして女三宮に愛情を抱いて無かったとしたら
復讐の手駒に娘を使うなんてこともあり得るかなと思った
散々六条院を引っ掻き回し源氏にダメージを与えて
最終的に源氏を見捨てて女三宮が出家することで
源氏に初めて一泡吹かすことができたわけで
そういう見方もできなくはないかなと思った
女三宮の出家にうろたえる源氏を眺めるのは
朱雀院にとってきっと生まれて初めてのことで
スカッとしただろうなと思う >>241
それは策としてはかなりの賭けになる
どんなにあり得なくても源氏と女三宮と紫が
三人意気投合の世界線くらい考えるのが報復脳だから…
朱雀院の真意はともかく
因果応報の運命が巡ったんだろうね そうかもね
最愛の娘を女たらしの弟なんかに普通は任せないよね
最愛の娘を好色な弟の慰みものなんて最悪
朱雀はコンプレックス拗らせ過ぎてる >>241
女三宮にその意図があって意識的にやり遂げたら、っていう前提が無きゃ成り立たないよ、それ。
復讐云々は物語を俯瞰で見た場合、そう言えるよね、ってだけだ。 好色だけど関係持った女を見捨てずお世話するから、最愛の娘も幸せになれると思ってたんだよね
実際に恋人や妻になった立場から見ると幸せだけとは言い切れないだろうけど
朱雀の溺愛ぶり見るに愛娘が関心を持たれない愛されないなんて考えられなかったのかな 愛娘への箔付けもあったんじゃないかな
あとは源氏と朱雀とは数歳しか違わんけど源氏なら妻になった女性を見捨てないって思えば
自分が死んだ後のことも含めて託す相手としてはそう悪くない
冗談抜きに愛情なしのパトロンとしては源氏はうってつけだと思うよ
愛情求めると紫上とか六条みたいなことになるけど 自分は出家したら積極的には関われなくなるけど、源氏と結婚するなら子供が産まれる可能性もあるものね
源氏が出家しても源氏の息子の母ならずっと大切にされる 仮に源氏が死んだとしても夕霧がしっかりしてるからな
父親の正妻だった皇女を決して疎略には扱わないだろうし まあ源氏の息子ではないんだけど・・・
夕霧の親友の息子で夕霧もそれに感づいて色々気にかけてるのは
結果オーライだね、女三宮のこともそれなりに世話してることでしょう 夕霧の嫡男頭の中将はあさきだと何の特徴もない平凡な顔してるね
六条院で匂宮の到着を待つ夕霧を立だたせ有能に見えないし 元の身分がどうだろうが子がいようがいまいが
一度縁あった女性をきっちり世話するのが源氏のモテポイントだったから
女三宮に子がいなくても(夕霧の代になっても)終生生活の面倒はみたでしょ
源氏自身も出家までに方々の手配はしただろうし >>250
父方母方とも祖父は美形なのにねw
雲居って設定的には美人なんだっけ? よく見れば可愛らしい顔してるって感じじゃなかったっけ 美男美女の両親から生れた子が平凡顔って現実にもよくあるから… 雲居は大和作品でいうところのヒロイン顔じゃん
柏木初登場のモブ顔はのちのちの展開をあまり考えてなかったのかなw 頭中将って実は美形って感じでもないから息子もあんな感じで自然だと思う
柏木は原典で重要な働きをする訳だし源氏との対比も意識してああいう顔にしたんだと思う 雲居さんは平たく言えば顔は可愛いんだと思う
喧嘩中でも夫がつい顔に萌えてるのは結構リアル
でも高貴な姫の美の条件に不可欠な優雅な雰囲気や物憂げな佇まいが一切なさげ 雲居の雁は泣いたり怒ったり感情豊かなのが最大の魅力かな 雲居は東宮妃候補になれるスペックなんだよなあ
でも夕霧と結ばれてよかったね 雲居は現代の少女漫画にもありそうなキャラだよね
美人よりは可愛い系でいろんな感情に素直で根が明るい感じ 雲居の雁はあんな真面目なハイスペックイケメンが旦那で羨ましいと
女友達?から言われていたけどあれは手紙か何かなのか
それとも雲居の雁は現代で言う女子会みたいなのに参加できるほど
自由に外出できるポジションだったのかな お祭り等では貴族の妻も外出してなかったっけ
どこかの広間でご一緒したりとか?香合わせなんかはどういう人達がどういう場で行ってたんだろ あれってあさきの現代風アレンジ描写のような気もするけど あさきゆめみしは初回が1979年10月発売の12月号、2話目は1979年12月発売の
1980年2月号に掲載され1993年11月発売号まで14年間長期連載されましたが
70年代の作品と呼ぶには微妙ですし80年代の名作扱いになるのでしょうか >>241
降嫁時点では源氏と女三宮が理想の夫婦になる可能性もあったわけだし
実際、薫が源氏の実子ならば夕霧の誕生で仲直りした源氏と葵のごとく
女三宮は出家することもなく生涯源氏から重んじられ大切にされたでしょう
女三宮が柏木と密通して不義の子を産み出家に至る過程は
まさか朱雀院がそう命じていたものでもなんでもないでしょう
女三宮が源氏への復讐のために核心的に柏木と不倫して計画妊娠したのならば
もうそれはあさきの言うお人形さんではなく藤壺や朧月夜並みの知能犯でありやり手だし 朱雀院は亡き女御の遺児の女三宮を溺愛したけど
源氏は葵の遺児の夕霧は大宮に預けっぱなしだったな
女の子と男の子の違いか
野郎は愛する紫上に近づけたくないってのが第一だったからなw >>266
葵が死んだときには源氏はまだ紫との結婚前で
男やもめの一人者で面倒を見る人がいないという話だったんでは
さすがに大宮もいなかったら父親である源氏が引き取るしかないし
野郎は近づけたくないって匂宮は幼い頃紫のところにいたよね
(さすがに紫と匂宮では年齢が40歳近く離れてるが) 冷泉と明石にはそれぞれ「○○は可愛いがそれ以上に」というモノローグがあるが
唯一それがない夕霧ェ 夕霧は母も生まれてすぐ亡くして父も須磨に流されたのに平気な顔してたからなあ
子供の頃はあんまり親に思い入れなかったかもね >>270
そんなの現代でも同じだよ。DNAで繋がってるだけでロクに会わない親なんて他人と一緒。 生来の気質か生い立ちかはともかく
夕霧が合理主義というか男らしい気質に育って物語的には風通しがいい
源氏の息子までもが粘着質だったらもう読んでて面倒臭いw >>241 全く愛情がなかったら、溺愛してるふりをしつつ不出来な娘に意識的に育て上げて
源氏の元に送り込んで溜飲を下げられるね
出家だの不倫だのはたまたまで、ささやかな嫌がらせのつもりで 時代的に娘は出世の為の持ち駒ではあったけど
頂点にいる人がそんな我欲の為に実子を不幸にしてはいかん 夕霧は葵に似て理屈を通さなきゃ済まない若干頑固な性格だよね
雲居を諦めずちゃんと出世して頭中将が折れるの待って、雲居も不安になりつつもやっぱり待ってた辺り夕霧の性格がよく出てる 須磨流しって夕霧が2才かそこらだもんねえ
母親はもちろん父親もほとんど覚えてなくて
かえって寂しいとも思わなかったのかも 片親がいないだけで終生引き摺りまくった源氏さんのウザさですよ >>277
家庭環境が違うもの。母方祖母がもっと長生きして源氏の世話が出来てたら違ってたと思う。 源氏の養育って乳母や女房がやってたのかな
帝は他の妃や子供も沢山いるからいくら溺愛してても構ってあげる時間は限られてるよね
女三宮も同じような育ち方か 源氏の幼少期はその愛らしさで政敵まで転がしてたくらいだから
世話人達にも大人気で育ったんだろうけど
まあ万人に好かれても肉親の絶対感てあるのかな
夕霧と雲居は両親と疎遠でもお祖母ちゃん子で育って情の深いイメージ 夕霧は祖父母に溺愛されて育ったからな
両親から離れて祖父母に育てられるケースってわりとあるし
源氏は祖母にも早く死なれたから拗らせるのもわからなくはない ただの個人的感想で当然例外もあるだろうけどお祖父ちゃんお祖母ちゃん子は優しいイメ 夕霧は伯父である頭中にも可愛がられてたみたいだし、
源氏いなくても寂しくはなかったでしょ >>283
頭中将は雲居を大宮に預けっぱなしにして
東宮妃にすることを思いつくまではほとんど会いに来なかったらしいので
一緒に大宮のところにいた夕霧にも大して会ってないはず >>281
祖父母って母方祖父の太政大臣(もとの左大臣)は夕霧が7歳ぐらいのときに死んでる
太政大臣はさすがに我が家の繁栄が大事だし
女系孫の夕霧よりも男系嫡流の新弘徽殿、柏木、紅梅などを大事にしていたのでは?
太政大臣は実際、新弘徽殿を自分の養女にして冷泉帝に入内させ
立后を逃したときにはかなり落ち込んでたらしいし(大宮の供述)
大宮は手元で育てて懐いていた女系孫の夕霧やら男系孫でも脇腹の雲居を溺愛してたけど 元から両親ほぼ覚えてないくらいの年齢で、そばに同じように両親と疎遠な雲居がいてお互いを大事な家族として仲良く暮らしてたから寂しさは少なかったんだろうね
大宮も二人を大事にしてたみたいだし >>284
参考:雲居との件があるまでは俺は夕霧可愛がっていた…という頭中将さんご本人の回想イメージ
あさきの頭中将可愛いw 源氏がセンシティブな性格になったのって、
桐壺母がひたすら嘆きの日々を送ったから…
というのが槁本治の説で、私もそう思う。
可愛い孫の成長よりも、娘を亡くし一族の野望が潰えた事の方が大きかったんだろう。
母恋要素って源氏には無いと思うのよね。 >>283
ちい姫がまだ明石にいる頃、明石が住吉詣でをしたらたまたま源氏一行が来ていて
当時7歳ぐらいの夕霧が豪華な衣装で着飾り大勢の供を連れているのを見て
同じ源氏の子なのになんて違いかしらとちい姫を都へやることにしたんじゃなかったっけ
夕霧は源氏が常駐している冷泉帝のところへ童殿上して
義姉にあたる秋好には元服するまで御簾内に入れてもらえてたし
女子の雲居と違って男子の夕霧は少し大きくなれば自分で会いたい人のところに会いに行けるからねえ
源氏の須磨流しの頃は夕霧は2〜4歳ぐらいなのであまり覚えてないんだろうし あさきだと源氏の母についての回想から始まって藤壺に母を見てるから母への思いが強く見えるね
源氏が須磨に行く前に夕霧に会いに行った時に5歳で、帰ってきて東宮の冷泉と一緒にいるところで会った時に8歳ってなってるけど原作と違うのかな? >>289
えっ
あさきでは義母の花散里は見たけど秋好もだったのか>御簾のうち
秋好も超美人なのにそっちにはポーッとならなかったのか
源氏と藤壺くらいやばいと思うんだけど そういや髭黒と先妻の子供たち見ると、
男の子は父親、女の子は母親の元へってのが基本みたいだけど、
雲居ってなんで女の子なのに父親に引き取られてるんだっけ
夕霧は源氏が預ける時に理由言ってるけど 王族の母の連れ子になるより
大臣家の姫であった方が将来的に良いからとかかね
放置とはいえ 母親が再婚して遠くに行ったって雲居が言ってたね
再婚相手が按察使大納言らしいから連れていくには遠かったのかな 今まで気にしなかったけど
名門の奥方が離婚するまではともかく、すぐ再婚が決まるって凄いかも 夕霧は葵が亡くなって悲しんでいる左大臣大宮夫妻たっての望みで夕霧まで
引き離せなかったから源氏が引き取らなかったんじゃなかったかな
夕霧(雲居)は大宮と左大臣夫妻のお屋敷に住んでいて頭中将の子供たちは一緒に
住んだことが無いからどうしても夕霧に親しみが大きいんじゃないかな
もちろん頭中将のこどもたちは家のためのこともあって大事でかわいいけど
あまり会えないからね
夕霧は元服した時源氏に6位しか与えられなかった時に大宮と葵がいればこんなことには
ならなかったのにと泣いたりしていたから大宮夫妻と葵の話は良く出ていたと思うけど
やっぱりしっかりした家があり大宮夫妻や雲居がいたのでだいぶ慰められていただろうね >>287
たまに会う甥っ子姪っ子を会った時だけ可愛がって、その子が大人になってから、よく面倒見てやったんだぞーとか言っちゃう伯父さん
現代にもいるよねw でも気持ちに嘘はないんだよw
その時その時は心底可愛いと思ってるんだよ…切り替えが早いだけで…w 雲居はあさきでは母親がお嫁に行くので引き取られたということになっているけど
源氏物語のほうは少し違って母親が再婚しても雲居は母親と一緒にいたけど
(たぶん頭中将のところに女の子が一人しかいないので)頭中将の方が引き取って
大宮にあずけたということになっているんだよね >>300
まあそれはあると思うよね
頭中将的にも女の子は必要だし姫自身にとっても最高の環境だろうし 新しい夫との間に子供が出来たら雲居雁の扱いが悪くなるかもしれないから
引き取ったんだっけ 原作だと雲居の母親は再婚相手の按察使大納言の北の方(正室)となって
再婚相手との間にたくさんの子供を産んだので
継父の実子に混じって一人だけ継子の雲居が育つのは可哀そうだと思って
実父の頭中将が引き取り大宮に預けたことになっている >>296
雲居の母親は女王だけど頭中将には右大臣家の姫が正室としていたので
第二夫人だったんだよね
按察使大納言と再婚して正室になったみたいなので
そっちのほうが立ち場的にはいいだろうね >>300
頭中将が雲居を将来の手駒として引き取ったのならば
教育を叩き込むでもなく結婚可能な従弟の夕霧と一緒にしておくなど杜撰
頭中将も正室腹の新弘徽殿は本邸で后がねとして叩き上げで育てただろうけど
脇腹の娘となると玉鬘みたいに女官になるか
近江ちゃんみたいに姉新弘徽殿の女房になるかでそこまで気にしてないし
雲居が手駒とされるのは思いがけず新弘徽殿が立后を逃した後 そういえば一人の帝に同時期に娘を二人もあげて寵愛を競わせるものなの? 頭中将は新弘徽殿に必死で、本気で他の姫の存在を忘れてたんだと思うよw
雲居さんは脇腹ではないし血筋も良いけど
一の君を中宮にという使命感は12年モノくらいだから、その間他の全てがおざなりになったという
>>306
史実にはあるね 雲居は頭中将の予定では東宮妃にするはずだったんだよね
もし雲居が引き取られた頃からしっかり后教育されて夕霧とも親しくならなかったら、明石中宮の一人勝ち状態にはならなかったってことだね 頭中将が新弘徽殿育成中は
まさか秋好さんが入内する予想なんて立てられないし
歳格好も良くスペックも万全とほぼ勝利を確信してたんじゃないかな >>307
源氏には姫が一人だけだったので選択の余地がなかっただけで
嫡庶の出生で差はあるよ
藤原道長も天皇や東宮に入内させ立后させたのは正室・源倫子との娘だけ
雲居は母親の身分は悪くないけど正室ではないので脇腹
道長の妻も血筋だけなら源明子(天皇の孫で親王の養女)のほうがいいけど
こちらは第二夫人なので娘は后になっていない
兵部卿宮は美貌の紫をなぜ手元で教育して后がね教育して
出世の足がかりにしなかったのかという意見があるけど本妻の娘がいるのに無理
それに后がね教育をする正室
頭中将は若い頃は遊び歩いてて気の強い正室四の君のところへあまり帰らなかったらしいし
新弘徽殿に后がね教育したのは母親である四の君 >>311
権勢を誇る家からの嫁と血筋の優れた家からの嫁の二本柱
まさに雲居と落葉 >>309
先代に続きまた王族に中宮の座を奪われたってもの凄く悔しそうだったね
その意志を継いで紅梅大納言が娘を入太させてたし藤原氏の頭領は大変だ だから葵を朱雀にry
落葉は血筋的にも子ども的にもあまり該当しないような 頭中将の正妻はキツそうな人だけど娘の新弘徽殿はおっとりに見える
冷泉の後宮は本人たちは平和そうだね(あさきの世界で描かれてる部分では) なんとなく新弘徽殿は葵と似てる気がする
葵が入内してたらまさかの結婚相手に戸惑うこともなく多分あんな感じ 葵好きだけど入内していたらおっとりしていたとは思えないねえ
息子の性格からしても おっとりの定義が謎だけど
新弘徽殿ちゃん本人は年齢的に寵争いの描写がなかったからどうなんだろうね
下々の者に対して普通に優しい感じは葵と似てるかも
でも葵さんの方が生真面目っぽいか 夕霧の性格は葵似だそうだから後宮の寵争いを真面目に戦いそう >>315>>318
あさきでは省かれてるけど後年、玉鬘大君が冷泉院の寵愛を奪ったときには
新弘徽殿が特に大激怒で後宮から追い出してるんだよね
秋好立后の時は新弘徽殿がまだ年若かったのもあるけど
秋好自身先坊の一人娘で血筋が良く何より後ろ盾の源氏が最強すぎる
新弘徽殿が先に皇子でも産んでいれば抗議できるだろうけど
新弘徽殿が頭中将の愛娘で祖父太政大臣の養女というだけでは
秋好相手にどうこうできないしね >>319
あさきの葵は「不器用」だから
真面目に後宮争いしても朱雀帝とすれ違って寵愛を逃しそう
夕霧も幼馴染で口説かなくても想ってくれてた雲居はともかく
大人になってから口説いた落葉宮に対しては
愛情の裏返しなのか暴言吐きまくってたよね 綺麗だろうなあ
青系のイメージの葵と桜色のイメージの朧
寵愛は等しくても孕んだ方が勝ち
大人っぽい二人の影にロリっぽい源氏の宮
すばやい和歌返しを得意とする落ち葉母
体力では誰にも負けない承香殿 朱雀は自分が陰だから陽の源氏や朧に憧れる
陰の葵には惹かれないと思う
左大臣にせっつかれれば義務的に葵を抱くだろうが
どっちも淡泊そう 朱雀も一応五人子を為してるし桐壺帝程他の女御達を蔑ろにしないんではないかな
秋好のことも好きだったのを考えると好みの範囲が広そうだ >>322
朱雀の御代に華やかなセレモニーは(少なくとも描写は)無かったから、見てみたいね。
左右大臣が贅を尽くして飾り立て、物合わせが歌舞音曲がきらびやかに展開されて、どちらもひけをとらない。
やはり後宮は競い合いにこそ花があると思う。
源氏は女御になっている二人とマチガイを起こすんだろうか。そうなると都へ返り咲くなど不可能となりそうだけど。 朱雀は朧月夜や秋好や女三宮母が好き
ぶっちゃけ面食いだと思うから葵のことも寵愛しそう 当時朧ひとりに寵愛が集まってたというから朧のひとり勝ち派
葵がいたら分からん
葵も帝相手ならツンツンしないだろうが朧に夢中と聞いたら拗らせそうだわ 朧自身にも惹かれただろうけど源氏の女という要素にも執着してそうな 右大臣家は人望がなかったから
朱雀帝の後宮にあまり名門の姫君が集まらなかったんだよね
名門の姫が集まった冷泉帝の後宮との対比がされている
それに朧と葵では朧のほうが10歳ぐらい若い
(葵は源氏が12歳の時にすでに16歳、朧は源氏が20歳の時にもうすぐ入内)
朧が適齢期になる頃には朱雀は23歳ですでに多くの妃が侍っている
朱雀の年齢を考えると頭中将の正室・四の君などのほうが年齢的に近いし
朱雀が元服したら早目に入内させることができただろうに >>328
朧月夜は朱雀の後宮に乗り込んで一人勝ちが確定していたから
源氏との危険な恋に溺れたわけで朱雀の後宮に強力なライバルがいれば
その女に打ち勝つことを目標にして源氏との恋愛に溺れなかったかもね
葵は冷たくて面白みがないけど生真面目で源氏に放っておかれても
浮気などありえないのだけが取り柄らしいから₍源氏談)
朱雀帝との仲が良くても悪くても本人は不倫はしなさそう 朧月夜に子供が産まれなかったからより執着したのもありそう
落葉の母の更衣も美人で上品な感じだったけど今上の母の女御は髭黒の妹なせいでいかつめな女性を想像してしまう 朧月夜は女性経験豊富な源氏が紫に凄い美人だと語ってるくらいだし
藤壺を追い求める源氏にとっては紫の顔のほうが好みなんだろうけど
朧は入内する姫は皆美人だろうけど中でも相当な美人だったんだと思うよ
あさきでは朱雀帝が「快活な姫」「希望の光」といってるくらいだし
性格もずば抜けて明るかったんじゃないかな
快活すぎて火遊びもするけどそれも含めて あさきと原典から独断と偏見で美人度
藤=紫≧六>玉≧朧>秋>葵>夕>朝>空 当時の美意識って面白いよね
儚いもの、仄暗さ、判然としない曖昧なものにも美しさを見出す一方で
輝く日の宮(太陽のように輝く宮様)とか圧倒的な光や明るさも大人気 ジャンルが違う美人なんだろうね
六条や明石は硬質そうな美しさのイメージ
そんな美女達を知りながら末摘花とか花散里も見捨てないっていう 葵は原作で源氏が恥ずかしくなるほどの美人だからもっと上だろうと思う 葵は原作で源氏が恥ずかしくなるほどの美人だからもっと上だろうと思う 一族選りすぐりの美姫を教育でとことん磨き上げて入内させるんだもんねえ 六条になんとなく似てるという明石は六条と玉鬘の間かな いずれも劣らぬ美姫揃いってやつじゃあ…
同じタイプばかりでもつまらないし はっきりしてるのは紫>玉鬘じゃない?
右近の君が玉鬘様は紫の上様にも見劣りしないはずと確信してたけど
いざ紫を目の当たりにしたらやっぱり紫の上には敵わない思い直してる 明らかに容貌が劣ると評される空蝉以外はどれも甲乙つけがたいと思う
例えば長澤まさみと新垣結衣と沢尻エリカと堀北真希と綾瀬はるかの
誰が一番美人かってそんなの見る人の好みによって千差万別だろうし
美人って単純に顔立ちが整ってればいいってもんでもないし 源氏藤壷紫の上のみ清らが付いた
をかし うるわし うつくし等々より美の度合いが上 玉鬘が明らかに美人に描かれてるのは作者の好みかな
私もこの系統(夕顔、葵もかな)好きだ >>347
本当にそうなんだろうけど、美醜の序列をはっきりさせるというより
紫という存在(容姿というより人格とかオーラとか)を
右近の君が称えているという描写を入れるのが目的なんでは >>353
朧月夜が好きだけど多分紫
紫式部がくどいほど右近や夕霧使って紫アゲてる 朧は現代で言うとお化粧で映える美人(もちろん素材もいいけど)、紫は素のまま美人なのかな
あさきだと朧に比べて紫は口に紅のある描写が少ないなと思った
個性を表現したんだろうけど 雲居みたいなくりっとした目も藤の典侍みたいな黒目がちもそれぞれ違ったよさ >>356
意志の強さを現してるんだろうね、おそらく 顔は朧月夜と裳儀前の若紫が好きだわ
朧月夜は華やかだし久しぶりに再会した若紫は艶やかだった 眉毛といえば、槿が濃い眉毛の個性的美人。
歳を取る毎に何となくしおたれた顔になってくるんだけど、それでも良い雰囲気を持ってて素敵だと思った。(眉が段々薄く細目になっていく)リアルな美人の歳の取り方が描けてる。
あさきだと六条に並ぶ中性顔。 >>361
それ!同意!同じこと思ってた
紫の上や明石の方みたいに華やか、艶やか、て言うのでは無いんだけど
若い時は無垢系の可愛い感じで、壮年になるとリアルな歳を重ねた美人さん
顔はこの人と女二宮が 途中であげてしまった、ごめん
この二人が好き
一般的に言われる「女の幸せ」を謳歌してないんだけど、その世間から一歩引いた雰囲気が造形に現れてていい 朝顔さんは顎も目鼻立ちも眉もキリッとしてて男性っぽい
意思の強さを感じさせるルックスで源氏の好意に流されなかった感が一目でわかる
女優さんでいうと天海祐希のイメージ >>327
桐壺更衣を偏愛したといわれる桐壺帝さえ
様々な妃たちとの間に最低でも12人の子をもうけているし
あさきでは愛されたことがないと自虐していた弘徽殿との間にも子供3人
それを言ったら桐壺帝も妃たちを平等に愛したになる
(むしろ子供の数で言ったら子供1人の桐壺更衣よりも
子供3人の弘徽殿女御のほうが桐壺帝の子をたくさん産んでる)
朱雀帝は結構好き嫌いあるよ
朱雀帝の好みは権門出身の朧月夜や先帝の娘の藤壺女御で
桐壺帝みたいに身分の低い女性を寵愛しなかったというだけで
秋好みたいに高貴で好みの女性には積極的に後宮入りを持ち掛けているしね
秋好が断った理由はもちろん源氏が手駒として冷泉に入内させるためが大きいけど
朱雀院の朧月夜への寵愛が激しいのでそこへ戦いを挑むのは厳しいというのが上げられているし
朱雀院の女三宮への溺愛はその母藤壺女御への寵愛のせいであることも述べられている
女三宮が父上に会いたいといったらすぐに山から降りてきたのに
落葉宮の母更衣が亡くなったときには放置で落葉が自殺ものに憔悴してても山から降りてこず
代わりに落葉に下心ありまくりの夕霧が全部世話してる
平等に接していたとは思えない 眉がキリリとして、面長な美人なのは天海祐希にも似てるね
モデルは檀ふみだったっけ >>367
キツそうな感じだもんね>落葉母
あさきの女君の美人度判定楽しいね〜
ジャンプの強さ議論みたいw みんなそれぞれ違う美しさだから好みの問題なんだろうね
描写からして藤壺と紫は抜きん出てるんだろうけどね 朱雀帝は母ちゃんが気が強くてきついタイプだから、
息子の女性関係も「あの娘はやめなさい」とか色々口出してそう。
ヨーロッパの歴史とかじゃ、それで母と不和になったというパターンが結構あったっけ。 絵合わせの時秋好に絵を贈っていたり、朱雀意外に勝手にやっていそうだけどw
描写は、どこからかしらないけど紫側の女房視点が入れられてるらしいからそのせいじゃない
夕霧も柏木と同じに清げって書かれてたの見たことあるし 紫式部が仕えた中宮彰子だってその入内・立后は
一条天皇の生母・東三条院詮子の力あってこそだし母后の権限は当然あったでしょ
源氏物語でも冷泉帝に秋好が入内する際には生母である薄雲女院(藤壺)が動いている
朱雀の場合、弘徽殿大后が期待をかけた妹朧月夜は源氏と通じちゃうわ
大后の姪女御はあまり寵愛されず唯一の皇子を産んだのは
あまり時めいた女御ではなかった髭黒妹だわで色々予定が狂った >>327
あの弘徽殿の女御の息子なんだから、更衣腹を女御腹といっしょに扱ったら自分自身の立ち居地がおかしくなる >>374
弘徽殿は東宮母である自分を一番に優遇し立后させるべきであって
後から来た藤壺を内親王だからって立后させるのはおかしいという立場
弘徽殿の意向に従えば朱雀のために皇子を産んだ唯一の女御である髭黒妹を
一番に考えて立后させるべきなのに朱雀はこの女御をあまり優遇していない
弘徽殿が立后させようとしていた朧月夜は尚侍のままで女御ですらないし
弘徽殿大后の宿敵・藤壺の妹である源氏女御を寵愛するし 藤壷は后腹内親王で男皇子生んだからまぁ…
秋好は事情を知らない臣下にヒソヒソされたかもな 心の清らかさで言えば源氏より遥かに紫の上の方が上なのに
源氏の方が神仏の守りが強いのが納得いかない
神仏って全員女性人格とかじゃないのかねw >>378
紫が清らか…
紫こそ後ろ盾もない源氏との間に子もない立場で
どうやって源氏の妻たちの頂点に立つか
世間から源氏の一の人として尊重されるか
かなり利己的じゃない? 三宮の母の名前も「藤壺」だとか、名前がややこしい! >>369
ライバルだらけ、大后はあの人、の後宮で、
後ろ盾もさほど強く無い更衣が自分の生んだ皇女を守るためには、そりゃ気も強くなきゃ無理だ
(源氏母の桐壺更衣だってたおやかな花とか言われながらあの逆風で子供産んで三年は踏ん張ったんだから相当腹は座ってて強いと思う
もし長生きしてたら美しい肝っ玉母ちゃんになってたはず)
だからこそ二宮には皇女としての矜持を大切にと誇り高く育てたんだろうな
その大切な娘が柏木風情に侮辱されてるだけでも悔しくて悲しかったろうに、
迂闊な夕霧が浮かれて調子乗るから心労で早死にしちゃってか可哀想に
物の怪のさわりって後宮時代&娘が降嫁してからの心労が積み重なってるね、絶対
夕霧と二宮の最初の邂逅で、夕霧の方は「御息所様はさすがの嗜み、御娘の二宮様はどんなしとやかな方だろう?」とウキウキしてたのに、
肝心の二宮の方はアウトオブ眼中、訪問客に興味すらなし状態だったのが、
いかにも臣下と皇女の感覚の差と言うかお互いの温度差を表してて面白かった >>382
落葉宮は母が更衣なので源氏になってもおかしくない立場
落葉が夕霧を拒んだのは落葉が誇り高く育てられた皇女で男嫌いだったからではなく
先夫の柏木を愛していたため
落葉は柏木が自分に対して愛情を向けていないことに何となく気づいていたけど
いくら何でも柏木は面と向かって落葉を侮辱までしていないよ
夕霧は后腹内親王の祖母・大宮に身近に接して育てられたせいか
更衣腹皇女に対するリスペクトはない
「処女でもないくせに」と言ってしまえるくらいだし 親がどうしてまた頼み込んで降嫁していただいた皇女相手に
交流をスルーしたり放置したりは、充分侮辱だよ
夕霧や小侍従が「そんなこと言うな」と言うくらい直接的でなくても、態度の端々には出てくるよ、そういうのは
いくら二宮より三宮の方をはるかに溺愛してる朱雀院でもあの接し方を知ったら多分怒るわ
柏木は、源氏が三宮をないがしろにしてる、キー!と勝手にオコしてたけど、
三宮はお人形さんとしてでも六条邸の女主として世間から仰がれ、父にも兄にもバックアップしてもらって、
本人的には満足ゆったりのんびり暮らして幸せだったのにね
ところで三宮って決して地頭悪く無い、と言うかむしろ賢いよな
谷には春ものくだりはわざと、絶対
うっさいわこのおっさん、お前の愛妻なんか知るかバーカ、と直接言うより鋭い刃だった
あんな場面でもまだ三宮をホワホワしたおバカさん的に見下してる源氏にはわからないだろうなあ >>384
夫の源氏から「お人形さん」といつも馬鹿にされている女三宮は幸せで
夫から合奏をスルーされる落葉のほうがずっと可哀相というのがよくわからんが
落葉は柏木のただ一人だけの妻だったので言うまでもなく女主人だし
それに女三宮はけして夫から馬鹿にされても本人は超幸せな阿呆なお姫様ではなく
結果的に出家して源氏を拒絶
朱雀院も「六条院に嫁がせることは娘にとってこんなにも不幸なことだったのか」と後悔
柏木の妻は落葉宮ただ一人だけだったので世間的には落葉宮のほうが幸せに見えてたと思うよ
薫の正室女二宮が薫から愛されてなくてもただ一人の妻として幸せそうなのと同じ 女三宮については、「紫の上に寵愛を押されがちで気の毒」っていうのが世間の評価だったんじゃないの 下人も誰もかれも紫について二条院に行ったので六条院は灯が消えたような有り様だったとある 13歳の女三宮と39歳の源氏とは初めからお似合いでもなく
源氏とは親子のような関係で世間の人もそう見てた
女三宮が20歳頃になると紫と泊まりが拮抗するようになり
紫はこの先老い衰えていく自分は源氏からの寵愛を失うのではないかと不安になる
女三宮が懐妊し紫が二条院に移った頃にはすでに紫はすでに重病人
もう紫は死ぬんじゃないかといわれていたところに
なぜか源氏の男子を産んだばかりの女三宮が出家 女三宮が、世間的には出産という幸せの極みに出家したこと、大スキャンダルになってもおかしくなかったね。止められなかった源氏に避難が集まっても不思議じゃなかった。
余程の忌み事が…と聞いた人の思考停止があったのと、若き柏木が病死したショックに注目が集まったからだね。
頭中の嘆き様も痛々しかったし。
これだってタイミング的におかしいし、つつけばヤバイ発想(女三宮と柏木がひょっとしたら?)に至りそうな、危ない局面だった。
源氏は偉すぎる身分だったから批判を免れていたと言えるかもしれない。 頭中将からのお悔やみの手紙に
「君も私も最愛の相手を亡くして人生の幕は降りたのだよ」
とか言ってて、思わず突っ込んだ読者は何人いるのだろう
「お前がいびり殺したんちゃうんかーい!!」 産褥で亡くなる母親や出産を機に弱ってしまう女性も多かったろうけど、産後すぐ出家する人は珍しかったのかな? 源氏はあれだけ浮名を流していたから六条じゃないけど祟りの一つや二つありそうだし
正妻で出産で心身弱った女三宮の方にそれが降りかかって出家と思えばそこまで不自然じゃないかもな >>383
柏木も祖母の大宮は后腹内親王、母方伯母は弘徽殿大后(女御)、妹は弘徽殿女御だから
更衣腹皇女にしろ、その母の更衣の御息所に対するリスペクトはゼロだね
自分の身近な女性の方が格上だもんな >>389
直接関係ない人達にとっては内親王に対してそんなこと考える自体不敬みたいな感じもあるんでない >>394
でも、ただ人と皇族の間には大きな壁はあるよ
源氏だって若い頃は「ただ人の自分は云々」とイジケモードで八つ当たりもしてたし
「降嫁」て文字通り降りてきてくれるんだよ、その人の産んだ子はもう皇族じゃない
柏木だってその辺のわきまえはあるはずなんだけどな
(ルーツをたどって優劣競うなら、明石の方の祖母はすごくいい血筋だったはずだよ
祖母ですらもう関係ないんだよ、あの辺の身分には) >>396
「落葉」になぞらえた時点で敬意のカケラもないわ
「どうして落ち葉のようにつまらない方を妻にしてしまったのか」て歌ってんだよ
柏木の欲しかったのは朱雀最愛の女御腹内親王で更衣腹なんて目に入っていなかった そう考えると東宮妃を蹴って更衣腹の親王に娘をやった左大臣 たとえ落葉が女御腹の内親王で女三の宮に劣らず朱雀院に溺愛されてたとしても、柏木的には女三の宮以外は皆つまらぬ方になってたろうから 明石の君の母は中務の宮の娘だ。
でも、夫が身分を振り捨てて受領になり、
地方の土豪になったのに付き従ったから、
今の政府からの扱いだけがその人らの身分に
なってるんだね。
元を辿れば大臣の子、皇族の末の父母でも
明石の君は元受領の娘。
都にあっては身分など無いも同然。
ルーツを持ち出して来ても意味がない。
そんな心細さの中、明石はよく頑張ってきたね。 >>398
あれは右大臣側の朱雀の嫁にすると右大臣の下に付く事になるから左大臣のプライドが許せなかったからで
それくらいなら桐壺帝の溺愛の光源氏の方がマシという心境もありそう
1巻で桐壺更衣との出会いに若い桐壺帝の側にいて心配してたのが左大臣だよね >>397
いくら欲しかった女三宮じゃないからって
自分の妻になった女性を悪妻でもないのにああいう歌を詠んだり、
柏木ってちょくちょく冷たい所あるよな 柏木と落葉の宮の間に子供ができたらまた関係も変わってただろうね もし柏木が女三宮を所望していない状態で落葉と出会えたら
やっぱり幸せな夫婦になれていたのかな
タラレバはあり得ないけど、死に瀕しての柏木から落葉への言葉は本心だよね
女三宮を見た後であそこまで懸想したなら納得だけど、見る前から恋焦がれてるから
当時の恋愛は妄想力がものを言うんだなあ もし源氏がらみの不貞が世間に露見したら何人か自殺してたかな 自殺はわからんけど、藤壺宮と冷泉は完全アウト〜
空蝉も家に居場所なくなって小君と二人で肩身狭くするか出ていかなくちゃならないのかな、源氏にサルベージされるまでの間は
(伊予介が何も言わなくても娘息子からの圧がきつそう)
明石の御方が女人の争いから早々に離脱したのは本人も言ってた通り、平穏で幸せだったんだろうなあ
紫の上が本当に可哀想だった、後半
心休まる瞬間が全くない&長年連れ添って信じきっていた相手に実は軽んじられていたことを突きつけられるとかね
「一の人」とか煽てられても寝殿は許されなかったとか、出自を整えてもらったとはいえ正式なお披露目しての結婚ではなかったとか、
気づかなければ幸せなまま暮らせたことを改めて目の前に並べ立てられるんだよ、30超えてから… 紫に後ろ盾がない状況は変わらないけど
源氏と女三宮との結婚がなければ
このままチャラで生涯を終われたよね 空蝉は出家後源氏がすんなり引き取ろうとしてた辺り知られていた可能性ありかなと
本来会う機会すらないような雲の上の貴公子の源氏相手だと空蝉や軒端の萩みたいな身分の女性なら箔がつくというか自慢になるとかあったかも 空蝉の女房の中将の君が夜中に汗かいたから湯浴みをしてたけど
平安時代ってオカルト的な観点から貴族は滅多に風呂に入らなかったらしいが
女房クラスだと普通に水浴びも湯浴みも制限なしだったのだろうか 風呂はともかくどこをいつ洗うってのは決まってたから
それ以外は貴族もひたすら濡らした布で拭いてたんじゃないかなあ 体を清めるとそこから悪霊が入るから体を拭くことすら
占いで決められた日以外はしなかったとか聞いたけど違ったかな でもお清めって不浄の逆だし
不浄にしてる方が悪運を招くんじゃないのかね 日本の歴史で平安貴族だけ前後の時代と比べて異様に不潔な気がするんだよね・・・
平城京には既に水洗トイレがあったけど平安時代は排泄物をおまるに溜めて
川に捨てに行くとかばっちいんだよなあ
入浴の習慣も貴族はどうもあまりなかったみたいで(庶民レベルだと割と清潔)
それを踏まえて源氏物語なんかを読むと色々台無しな気分w
まあ魚介類と野菜と穀物が中心だったから欧米人ほど体臭とか便臭とかキツくないと思うけど フランス貴族も不潔の極み
でも不潔すぎると鼻がイカレないのかな
香合わせなんてできるのか? あの異常に長い髪は頻繁に洗えないよね。
乾かす手間が半日がかりときては。
半紙の上に広げた髪を櫛けずり扇であおいでなんて大仕事だわ。
女房たちはそれぞれ手拭いでさっさと水分を取り去っていたのかも。 不潔な身体で雅な歌を交わして恋に落ちまぐわうなんてできるのかなあ >>414
体臭を消すために香が発達したんだよ
今は香水つけない人が多くて電車の中で香水の匂いが迷惑~とか言われてるけど
平安時代は貴族の身だしなみとして男も女も香は必需品
香炉に着物を何枚もかぶせておいて匂いを移らせておいた >>406
紫は後ろ盾も子もない不安定な立場で逃げ切るつもりだったんだろうけど…
あさきでは紫美化のためちい姫に私は紫お母様の愛にだけ包まれていれば十分よ
本当のお母様に会いたいなんて一度も思わなかったわ!と言わせてたけど
原作の紫は継母の私が意地悪して実母に会わせないと
世間・明石一族・ちい姫本人に思われるのは嫌だわ…(世間は皆ちい姫の実母を知ってる)
ってことでちい姫を明石に返してるんだよね
さすがに実母を否定しすぎのあさきはやりすぎだし 原典でも明石の姫君は実母の明石より紫の上を信頼し慕っているって設定になってるけどね
そこは産みの親より育ての親って普遍的な心情なんでは >>419
ちい姫は実母に会いたがっていなかった
というのはあさき独自の見解 このスレでも女三宮の降嫁が分かっていたら
紫はちい姫を返していなかったという人がいるけど
ちい姫を最終的に明石に返すのはちい姫を預かったときからの確定路線では
ちい姫の実母のことは大宮まで知ってたし
原典ではちい姫自身も知っている(明石に生まれた松を忘れません、という歌を贈っている)
そこを紫が自分の立場の維持のために返さないというのもね なんか天海にあった春日局が「お久しゅうございます」
と涙を流したという話をコピペしてたのもいたけど
本能寺の変の時に3歳の春日局が光秀の顔を知ってるはずもなし >>418
逃げ切るも何も、あんな裏切り方をされなきゃ、世間も紫の上自身もそんなこと意識せずに済んだことなんだよ
ああ、私を何よりも愛してるし女御の母にふさわしいといってたけど、この人にとってはしょせん『女達』の一人にすぎなかったんだな、と
もう自分はここの女主ではなく、殿のおいでを待つだけの女のひとりなんだ、と思い知らされるとかね
若いうちから中流の女たちの筆頭だよという立場に据えられてたならそれはそうだね、で終わるものを
なまじ天下の六条の院の一の人、奥方様、と周りにも言わせてきたのに、あれは惨い
夕霧が皇女を妻にして雲居の雁と対等というのとは惨めさ悔しさ悲しさレベルが違うわ
雲居の雁には強い後見があるからね、どんな有力な女性が敵になってもMAXで『対等』
晩年の方の源氏が偉そうにグチグチ落葉宮や雲居や出家した女君達を批評するのをすごく冷めた目で見てるのが、可哀想で仕方なかった
何言ってんのこの人、という気持ちさえもう源氏に表すことはないんだなあって思うと >>421
その歌はあさきでもあったね
源氏から特別な人だから自分で返歌しなさいと言われて >>424
あの時のちい姫分かってなさそうで可愛かった >>417
それは知ってるよ
体臭と香料って相性最悪だからそこんとこどうなんだろ
体臭と何種類もの濃い焚香で鼻が麻痺しないのかなと
フランスだとシャネルNo5の登場までは
花々からの抽出香でそんなに香りの持続しないものだったから
どこかでリセットされるという意味ではよかったのか悪かったのか 人間の脳の柔軟性はすごいから平安貴族の脳は
体臭や便臭をできるだけ遮断して良い香りだけ認識するようになっていたかも
悪臭は日常だったみたいだから慣れちゃうんでしょうね >>418
紫のそういう心の動きと気遣いは当たり前だと思うけどなあ
紫的に明石母子を引き裂きたいような悪意があるわけじゃないから
そのへんを穿った見方された場合は
ちい姫含めて全方位に悪影響するじゃん >>420
思い出せないんだけど、ちい姫が実母に会いたがっていなかったっていうのはどこの事?
あさきだと小さな頃に和歌を明石に送ってはいけるけど、年と共に忘れて紫が実母だって思い込んでたんじゃなかったっけ >私は紫お母様の愛にだけ包まれていれば十分よ
>本当のお母様に会いたいなんて一度も思わなかったわ!
状況が同じでもニュアンスが全然違う
紫への感謝を伝える時なんだから、実母の不在を悲しまずに済んだって
最高の言葉だと思うけど
それぐらい娘が愛されて育ったことは明石も嬉しいと思う >>427
戦時の焼野原とか焼死体だらけで鼻が狂って
でもやっぱり慣れざるを得なくなるんだろうね ちょっとね
漫画の解釈としてはかなり難易度高い曲解だw >>430
そんなセリフあさきにはなかったよ
紫嫌いの人が捏造したのにひっかかるなよ >>435
意訳のニュアンスが違うだろっていう突っ込みでしょ
このセリフがない事くらい読者ならだれでもわかる 紫のお母様の本当の娘じゃないのは悲しかったけど、本当の母親は誰かなんて考えたこともないほど私は紫のお母様の愛に包まれていたって意味だよね
紫への感謝であって決して実の母の明石を蔑ろにした意味では無いと思う 久しぶりに読み返してしまった
ちい姫は紫のこと実母ではないと知ってたけど、実母が誰なのか思いめぐらせることはなかったってことね
一点、気になったんだけど、ちい姫は明石御方が源氏の妻の一人ってことはいつの時点で知ったんだろう?ほんとうにただの女房と思ってた?
でも冬の御殿に明石御方の母が住んでるってことは知ってるんだから分かってたのかな 数百メートルくらいしか離れてないところに住んでるのに
実母と娘が会えないって遠く離れてるより辛くないか 別れたときは再び会えるなんて思ってもなかったろうしね >>440
会える距離にいて会えないって本当に辛いよね
(源氏は「また母子住める」とか言ってたけど、
入内させること前提にしてる時点で本気ではなかっただろうな)
可愛い盛りを見ることすら叶わないのはキッツイ 幼少期って特別だから手元で育てられないのは一番きついよね
でもやっぱり母親って娘が幸せになるなら堪えられると思う
寄席かなんかにもそんな題材があったし
実母だったら、娘が自分を思って寂しい思いをしていたと言われるよりは
義母に愛され大事にされ満たされて育ったと言われる方が絶対嬉しい >>439
同じ六条院に住んでいれば
直接会うことはなくとも女房たちの噂話である程度の情報は掴めただろうし
紫の人柄も推し量ることができただろう
ちい姫の裳着も自分で祝うことはできなくても
ちい姫付きの女房たちの衣装を整えてあげることはできてるんだから
その女房たちからいろんな話を聞くこともできたかもしれない
遠く離れているより会えなくても近くにいて
可愛がられていると知ることができてよかったんじゃないかな 数日前桂離宮近辺を走行中、単行本五巻、文庫本三巻、完全版四巻の台詞にある
源氏が御堂を建て明石が上洛した桂とはこの地だったんだと思い出した ちぃ姫としては受領階級の身分の低い明石より紫の実の娘として生まれたかったのかな、やっばり >>445
おそらくそんなこと考えたこともないのでは
実母と養母の献身と愛情で今の自分があると気付いて己の思い上がりが恥ずかしいと考えてたよね 明石にちい姫を垣間見させる訳にいかなかったのかなあ。 >>447
余計残酷
そして明石だって一応実家では女房達がつく「姫」だったし、源氏の妻の一人だし、
女房か身軽な使い走り女みたいに庭先に立ち入るとかしないしさせないでしょ >>445
その紫上も宮家の脇腹の女王だからそこまで偉いもんでもないけどね >>449
だから?ズレた事書いてる事に気付いてないのかな 身分っていうなら女御腹内親王とか摂関家の正妻腹ならともかく
受領の嫡女も傍系宮家の脇腹女王も大差ないわな
源氏がいなきゃ没落一直線だったんだし 都>>>>>>>>>>>地方
当時もやはりこの意識が強いんだろう >>451
中宮の兄宮の娘(紫)の方が身分は上だと思うよ 明石はもともと源氏の従者の良清が求婚していた女性
身分だけを考えると源氏の妻どころか惟光や良清レベルがお似合いなんだろう
(でなきゃ良清も求婚しないだろ)
親が金持ちといっても源氏はそれ以上に金持ちだし
経済力を考えず身分だけで言えば紫>>>>>越えられない壁>>>>明石だと思うよ 明石の君父子は源氏の母方と同じ没落した一族でちい姫の立后はこの一族(と桐壺更衣)
のリベンジの物語でもあるんでしょ じゃあつまり源氏と明石の君は親戚か
源氏と明石がタッグを組んで本懐を遂げたってこと?だよね 明石入道と桐壺更衣は父親同士が兄弟のいとこにあたる 現代の価値観だと明石の君が近所のちゃんとした男に嫁いで
実子はもちろん手ずから育ててちょいちょい実家の両親に
孫見せる生活の方がよっぽど幸せに思える
明石の田舎でも都ほどオシャレではなくても生活に不便は無かろうに 紫式部が受領の子だから
明石の君の盛り返しは式部の願望も入ってるはず
宣孝の正妻でもなかったし 自分のスペックも素材にはしてるけど
メアリー・スーをやらかすには筆致がクールじゃね >>463
明石自身は控え目なままだから良いんだと思う
嫌われるメアリー・スーは大活躍させる 明石も結構紫式部の思い入れっていうか願望入ってると思うけどね
身分は低いけど内親王にも劣らない気品と美しさがあり教養深く琵琶の達人
上流貴族と混じっても見劣りすることなくセンスも良く源氏の一の人と名高い紫が最も嫉妬を覚えた相手とかね
式部自身は藤原一門の出だけど身分は低くて、身近な親戚筋には上流の娘たちもいたというからやっかみは少なからずあったのかね ブスとは書いてないけど清少納言をボロクソに書いたのは紫式部 清少納言は表向きはサバサバしてるけど実は繊細って感じ
紫式部は表向きは大人しいけど中身は辛辣でジトーと湿ってる感じがする
式部好きな人はごめん、でもだからこそ名作残せたと思ってるw 明石の御方って登場時は尊敬語使われてなかったけどそのうち紫や源氏と同じく尊敬語使われる対象になったよね
明石の姫君を生んで明石の地位が向上したってことかな どっちも稀有の天才だー
清少納言の定子様賛歌は実情知ってると泣けるし
文字が生まれてたった100年で世界中で読まれる長編大河を生み出した式部スゲエw 私は紫式部が好きだから清少納言にいい印象は持ってなかったけど勉強していくうちに清少納言も好きになったな
どちらも読み込めば双方の魅力に気付くね
そしてどちらも良くも悪くも実に女性らしい性格してたんだろうなと思われるw >>472
文字がって言うかひらがなが生まれて200年くらいだと思う >>442
>母親って娘が幸せになるなら堪えられる
昔読んだ時は明石のムダな我慢に見えたけど
やっぱり彼女がかげながら祈っていたのがちい姫の成功に大きかったと思う 祖父母もね
紫は祈ってくれる母もないので実質転落になってしまったか 原作に雲居が夕霧と結婚した時雲居のおかあさんが
とても喜んでいたと書いてあったね 紫と明石中宮の関係は一種の取引
紫は当初はペット感覚で無意識だったが立場の保証と強化のために懸命に継娘が夫の満足のいく女性になるよう養育し
継母は本当の母以上に慕うことで紫から深く愛を与えられた
取引だが二人の間の愛情は本物
原典では臨終に立ち会ったのは夫でなく明石中宮だった >>476
式部はそういう前提でストーリーつくってるんじゃ
>>477
出家した朱雀が祈ったから、ゴタゴタはあったが最高権力者正妻の座を獲得し長生き >>474
確か女性が折々にかな遣いを始めてから百年
世界でも稀有な例だそうな >>480
取引もなにも
愛なく人一人を完璧に育てあげるのは無理 実母の余命がわずかとか貧困で育てられないからじゃなく手放して
上流社会ってめんどくさいね
大出世しなくても中流家庭で普通の親子で暮らすほうが幸せそう
紫がいい人だから良かったけど内心では継子を憎みながら育てる正妻とかいるよね 落窪姫とかね
でも対面を繕う格を維持するのが上流社会の基盤だから
貴賤の別をきっちりとらないと何の意味も価値もなくなる 娘を普通に幸せにするなら明石入道は良清の求婚受けただろうね >>473
紫は春の曙が好きなんだよね
原典で源氏が紫に
「あなたが春の曙に心惹かれるのももっともです」と言っている
ここ読んだとき「紫式部、めっちゃ清少納言意識してんじゃん!」て思った
日記ではボロクソに貶してたけど本当は清少納言の才能を無視できなかったんだろうな >>487
式部は納言のことも和泉式部のことも才能はすげえ評価してると思う
むしろ同格の才を持つからこそ一般よりも理解度が高かったかも 才能は認めるけど気に食わない女!キィー!!って感じかな
清少納言は清少納言で式部の旦那をバカにしてるしね 紫式部は表向きは私は漢字の一の字も書けません…て振舞ってたようだから
自分の才能を思い切り見せびらかして公達と交流してた清少納言に嫉妬してたと思うw
和泉式部はモテモテリア充だし
そうでなきゃあそこまでボロクソに書かんでしょ >>460
清少納言は和泉式部や赤染衛門らと交流があったみただから女房同士はわだかまりは無かったんじゃない? 紫式部が宮廷に初めて出仕したとき誰も声をかけてくれなかった
仲良くしてくださいと同僚に歌を送りもしたが無視された
源氏物語の作者だからさぞ高飛車なインテリ女なんだろうと思われていたらしい
紫式部は落ち込んでその後五ヶ月間仕事に出ず引きこもり生活を送った
(よくクビにならなかったな)
そんな紫式部からみた清少納言はまさに「リア充爆発しろ!」だったのかもしれない 式部さんは有能だけどコミュ障寄りか
でも高飛車なインテリ女と思われてハブられるって源氏物語のメガヒットぶりがわかるな 歌だったら和泉式部の歌がダントツ好きだな
暗きより暗き道にぞの歌なんて理屈抜きで圧倒されるわ 和泉式部は朧月夜のモデルなんだっけ?
華やかな美女だったんだろうね 兄弟との恋愛だから朧だよね
女に学問は不要とされた時代に比べたら
知性教養センスの全てにおいて完璧が良いとしっかり教育される時代ってやっぱりいい
それでも制約の多い人生だけど、千年後の読者に思いを馳せられるって人類レベルの偉業だー 生涯で源氏の子は3人だけだけど頻繁に寝ていたはずの紫と明石と女三宮の間に
結局ちぃ姫1人しか生まれなかったのは随分打率が低いのな
逆にたった一度の逢瀬で身篭った藤壺のすごさよ
葵は冷えた夫婦関係とは言ってもそれなりに回数はこなしていただろうし
それでも結婚後随分経ってからやっとの妊娠だったし
やっぱり源氏はどうも妊娠させにくい体質なのかね 生殖なんて偶然の極みにすごいも何もないわな
ババアきもい 式部の娘の大弐三位は母親の名に恥じない歌人で尚且つモテてたような 藤壺はあさきだと一回だけど原典の方だと2回はあった模様 > この板は全年齢対板なのでエロ話がしたい人はpink板へ >>493
清少納言も宮仕え始めた頃は周りと馴染めずに苦労したみたいだし
道隆が亡くなり定子が没落し始めた頃も同僚たちの心無い悪口に傷ついて里帰りしてる
その度に定子中宮が優しくフォローしてくれてるけどね
宮仕えって女社会だから大変なんだろうな
そういうところは今と変わらないねw 紫式部が自身をモデルにしたと言われてるのは空蝉だっけ
控えめで美人でもなく身分も低いが立ち振る舞いが際立っててセンスが良いって >>508
そうw
どんだけ強引な自己愛かとも思うけど実の娘がセンス良い才女に育ってるから
あながち本人の自分盛りでもないんだろうなあとは思ってる そりゃ源氏物語見るに紫式部のセンスは天才的だよ
1000年以上も愛されて読み継がれてるんだもん 光源氏に子供が多くなったら扱いが面倒なのと、特別感が薄れる
3人産まれて3人ともに素晴らしいのと10人くらいいて素晴らしいのは3人だけで
他7人は平凡でした。というのだと前者の方がさすが光源氏となる
10人とも素晴らしいとなると政治的に子供同士が対立せざるを得なくなるし 宇治十帖で、入水自殺に失敗した浮舟が、薫も匂宮も本当の気持ちで私を愛してくれないと独白してるけど、
そういう浮舟も、薫と匂宮のどっちが本命だったのかよく分からない。
原典で薫に未練があるような描写があるから、薫の方が好きだったのか?
それとも、父親に恵まれない家庭環境にいたから、無意識に男に縋るタイプだったのか?
母親の面影を追い求めている源氏みたいに。 >>511
でも孫世代は増え過ぎて一部のカースト上位とその他大勢になってる気がする
夕霧の嫡男ですら冴えない印象だったような >>512
薫への情はあると思う
タラレバだけど薫が形代愛ではなく
ちゃんとお互いがこの世に唯一無二の存在として浮舟と向き合ってたら
匂の介入でブレることもない愛が芽生えてたかも >>487
源氏最愛のヒロインの好きな物に大嫌いなライバルのアイディア使うなんて
紫式部ってツンデレなの?永遠の女性藤壺に雪山エピソードつけたりさぁ 好き嫌は紙一重
紫式部は強烈に清少納言を意識してたんだね 二律背反ですわ
でも素人が受ける感銘よりもより精度高い感銘を受けてた筈
どっちも天才だから >>512,514
自分はどちらも愛してないように思えた。
確かに薫に情はあると思うけど、愛かというと疑問。
入水の際、母と匂にだけ歌を残してるから、匂に執着は残してるのかな。
入水前の浮舟ってただ流されるままで、本人の想いが見えないと感じてしまう。 匂は少なくとも自分自身を見てくれてると感じたのかな?
でも匂だって薫へのコンプ前提での浮舟への執着だしな 薫も匂も正式な結婚の手順を踏んでないからセフレ扱いなのが浮舟の信頼を得られなかった大きな理由だろうねえ
最後にどちらも選ばず家族すらも手放してただ一人仏弟子として生きていくラストは哀しいけど気高く美しい 愛してないという以前に
どちらも信用しきれてなかったって感じだよね 宇治十帖のヒロインが王子様を必要としないラストはアナ雪の1000年先を行ってたね
やっぱり源氏物語はすごいわ 生活の面倒はずっと見てくれそうだけど見下され自分の身の回りの世話をさせて女房扱いの薫
先々の生活まで考えてくれてなくて将来不安だけど先に手水を使わせてくれて対等扱いの匂宮
現代に置き換えて結婚相手にどちらかを選べと言われてもこれは選ぶの難しいわ
でも好きになるとしたらやっぱり匂宮の方だよね >>524
匂の方も段々使用人扱いになってきて自分の世話を浮舟にさせるようになった
女一宮のとこの女房にすればいい程度の扱いだし実際は見下してる 薫と匂の中身は一緒。
真面目がかってる薫の方がタチ悪い。 当時も宇治編の評判悪くて紫もやる気無くして打ち切ったのかな 原作は女房扱いなの?
あさきではずっとイチャついてくつろいでるシーンばかりだよね
一応お姫さまだから上げ膳据え膳なのかと思ってた >>520
匂、浮舟といる時は浮舟100%の男なのかも。 その期間は短く限定的だが。
薫は浮舟といる時でも50%が浮舟、残りは大姫他への想いで占められているカンジ。
そのかわり一緒でない時でも一定の愛情が持続されている。 いずれ捨てられるとしてもお互い燃え上がれる匂の方がいいな
その後女一宮の女房になったとして
宮様のお手付きとか知れてたら結婚は難しいのかな 薫と匂にとっては自分が想いを寄せながら逃げられた初めての女人なのかな
当代一、二を争う貴公子の心に生涯残り続けると思えば尼になっても思い出だけで満たされそうね 匂宮は浮舟を見下してるという意識はなさそうに見えるけど、生まれ育ち故にナチュラルに自分が特別で自分と愛し愛されることが幸せと思ってそうに感じる
姉妹どちらも妻恋人にしたら姉妹は幸せより苦しみが上回りそうだ
浮舟母は浮舟が匂宮と何かあったら縁を切らなきゃと言ってたけど実際匂宮の恋人?として匿われるようになったらどうなってたんだろう 浮舟の結婚が難しいのは継子だから婿になっても義父からの経済的援助が望めないからの方が大きい
尼君の娘の元婚約者と結婚は駄目だったのかなぁ尼君が結婚後のお世話する気あったし
元婚約者は相手が亡くなってからも尼君を訪問してくれる誠実そうな人なのに勿体ない >>533
結局尼君の亡くなった娘の身代わりになるだけだしなあ >>533
薫と匂宮との恋愛に疲れて、もう男はこりごりと思ってるのに他の男を受け入れられないと思うけど。 >>524
選択の自由があるならどっちも選ばんな
薫タイプのモラハラ夫と結婚して不倫してる嫁とか現代でもいそう 更級日記の作者が憧れたのは浮舟…
私は浮舟にはなりなくないなぁ 当代の貴公子2人を見た後じゃ
尼君の娘の元婚約者なんかジャガイモ位にしか見えんだろうw 成人前の地方の娘だから
公達二人とのトライアングルにときめいたんじゃ
リアルに考えると浮舟はきっついよね 高嶺の花の貴公子二人を弄んだ女ってことで羨望されないのかな?
性別が逆だったら高嶺の姫二人を弄んだラッキー男扱いだよね
処刑されたって本望だろうよ
女はそういかないんだね 菅原孝標女はお年頃だし当代一二を争う貴公子2人に愛される浮舟の君になりたーい☆って軽い気持ちでしょ 資産も身分も将来的に安泰で男女のゴタゴタに無縁で不幸な女房らを雇用している女一宮の方が幸福なのかな あまり考えたことはなかったけど
個人的にイベントもそこそこある人生だったら雲居さんがいいな
少女漫画の王道w 雲居さんは可愛くて健康で感情豊かで実家がしっかりしてるから夫にも強気だし一番現代に近い女性だね
一時期疎遠だった父も実家に出戻った娘をあっさり迎えるくらいに仲良くなってよかった 六条さんと浮舟はなりたくない女人だが
源氏の妻たちの人生も苦悩が多くて嫌だな
紫の言うように男で苦悩しない人生が理想だが平坦なのもつまらないね 雲居は伝聞状態の手探り恋愛じゃなくて
リアルに相手を知っていて好きになってるのが当時としちゃ結構レアケースなんじゃ…?
更に好きになった相手と結婚し、おそらく添い遂げるっていう何だかんだ強運だよね
夫婦で長生きしそうだしな… 雲井は現代に生まれるより婿入り婚のあの時代の方が幸せだしね
源氏や紫の上という舅姑とのお付き合いしなくて良いもんな
どちらもご立派過ぎてお付き合いするのは疲れそうな相手だもの ご立派すぎるのはあるけど
だからこそ相手に気遣いさせない優しさもあるんでないの もの心はついているけど小さい時に母親から離れた雲居は
わがままをするのは気ごころが知れた夕霧が主で
父やかわいがってくれた祖母にすらひかえめだし姉とも仲が良いし
素直で愛嬌があるので気配りが出来て人付き合いの良い源氏や紫とも
大丈夫そうな気がする >10人くらいいて素晴らしいのは3人だけで他7人は平凡でした
それなんて桐壺帝?と一瞬考えたけど冷泉は孫だから実際の皇子は9人で
皇女も3人いたのに原典に名前が1度だけ書かれただけの扱いだったし 雲居の姑は花散里じゃない?
夕霧の養母は紫でなく花散里なんだし
花散里なら穏やかで家庭的、控えめで聡明だし
あんなお姑さんなら私も欲しいわ
夕霧が落葉に恋したときも
花散里は雲居を気遣ってたし
いい関係を築いてたんじゃないかな 枕草子の滅多にないものとして「嫁と姑の仲がいい」ってあるけど、
中流階級ぐらいだと嫁姑の付き合いはあったのかな あさきで嫁と姑の話は、柏木の最期の頃柏木の母が嫁と姑の看病では心配と言ってたのくらいしかないかな?
同居してる嫁姑があさきではいないけど、折に触れお付き合いはあるだろうから気苦労はあっただろうな
妻同士の付き合いも面倒そうだけど ああ雲居の姑は花散る里だったね
あのキャラも大きいけど養母だから息子への距離感も丁度いいだろうな
と考えるとめちゃくちゃ恵まれた環境だよね
エリート息子を溺愛してチクチクやってくる姑だったら最悪だw >>556
葵が生きてたとしてもそのキャラになるのは想像も出来ないなw
花散里も養母としての立場を得てちゃんと重んじられるようになったし、花散里にも夕霧にもどちらにも良い配剤だったんだね 葵さんはプライド高すぎて
「息子を偏愛する姑と思われるのは恥」
(ゆえにうざくない程度の場所にいて高嶺感を出す)」となりそう 当時は妻問婚がデフォだったから嫁姑バトルって想像出来ないな。
宮中だったら有りそうな気がする。弘徽殿女御とか朱雀帝の妃に文句言ってそうw 当時は左大臣夫妻と源氏とか頭中将と夕霧みたいに舅姑と婿の関係が面倒だった 宮中はバリバリあるだろうね
それ以外だと折々の手紙や贈り物でやり合うのかな 平安貴族は手紙や贈り物だけでなく
使いの者に授ける褒美にまでセンスが求められたから大変だよね
末摘花は源氏からの使者に変な古着を授けて源氏に苦笑いされたし
秋好は紫からの使者に見事な衣装を授けて賞賛されてる
いろいろ細かいことが評価の対象になったんだな 同居してなくても女房たちから情報漏れまくりだしね
些細な夫婦喧嘩とか微妙な夫婦関係もすぐバレそう >>563
夕霧が舅だったらいやだよねw
六の君は可愛いけど匂が躊躇するのわかる 源氏が舅も相当嫌だよね
実娘の夫は東宮だから源氏より立場は上だけど
養女の玉鬘の夫は源氏相手に萎縮しまくってたもんね 源氏の柏木への老害ぶりを見ると女性的な男は面倒臭いよね
夕霧は仕事以外ではトンチキな面もあるからまだ… >>570
髭黒がした事を考えれば当然だと思うけど。
>>571
老害ぶりってww妻を寝取った男に愛想良くする方がおかしいでしょ。 雲居は雅事は苦手だし後宮入ってもパッとしなかっただろうから
源氏の御曹司の夕霧が惚れ込んでもらってくれて超ラッキーだった
子育てに髪振り乱してたら夕霧がわりと本気に女作っちゃったけど
髭黒正妻のように捨てられはしなかったし 熱狂的な雲居ファン発狂もんのレスだなw
夕霧雲居の夫婦像は源氏では異質 争って相手キャラを傷つけることを言い合うのはいつものこと >>572
まぁ、あの時代では特にひどいことでもなかったみたいだけど
ちょっと例外的なのは、親公認で娘だけ知らされない夜這いじゃなかったって一点じゃないか?
源氏は藤壺を寝取った後も自分はたちに愛され天に愛され、朧月夜と遊びまくりながら兄を見下すのが当たり前の若造だった
なのに、歳とって自分がしたことやられたら超オコになっちゃったね
「寝取られた間抜けと笑われてるかと思うと」の一言で、
うわぁ、源氏って、父や兄の事そんな風に思ってたんだ…と幻滅したもんなぁ、初めて読んだ時 少なくとも兄のことはそれも含めて見下しただろうけど、さすがに父のことは…… 父親から100%愛されてることに何の疑いもなかったよ、源氏。
赤子との対面であんなに冷や汗流しながら申し訳ないと思ってても、隠し通さねばと躍起になってるだけで、父親が自分を拒絶するなど考えてもみなかった。 実際に父にはずっと愛されてたからね。桐壷帝は藤壺にも更衣の身代わりにしてたの謝ってるくらいだし、どんだけ更衣好きなままなのか驚く 藤壺は実家に帰って桐壺帝から離れた隙を狙われたし朧月夜と源氏が初めて契ったのは入内前で朱雀帝が守りようもなかったけど
女三宮は正妻として自分の屋敷に住まわせてたのに寝取られたから間抜け度は源氏の方が高いと思う 源氏と朧は突然始まった関係だったけど、手引きしてくれる女房とかいたの?
ああいうのってだいたい、女房と肉体関係を結んで懇ろになってから本命のお姫様に手引きしてもらうものなんだよね?
手引きする女房も不思議な心理だわ 藤壺女三宮はお付きの女房がグルならどうしようもない 出会いはそうだけど、その後の関係を続けるには女房の協力は不可欠だよね >>584
こーゆーのってダシにされる女房側の嫉妬とかないんかね そういう理由でもなければ貴族と懇ろになれないから大抵の女房は納得してるんじゃない >>587
身分が違うから一時的に楽しむ恋人のようなものと割り切って付き合ってるんじゃないかな女房側も 女主人の気が乗らない時や体調悪い時の代わりのお相手という役目だし
最初からそれ込みも承知で女房として仕えてるのだろうね あさきで紫上が亡くなった後中将という女房が悲しんでいて、
源氏が「紫上が可愛がっていた女房」と言っていたけど、
彼女も紫上が具合が悪いときの源氏の相手役女房だった
まあ、女主人は女房ごときに嫉妬なんてしないんだろうけど 身分の高い人からそういう相手に選ばれることは名誉なことだし
女主人も嫉妬しないことがたしなみだったらしいよ
そりゃあ心の底では思うことあるだろうが思っても仕方が無いことだから
割り切っているんじゃないかな >>573
夕霧にとっての紫は偶像崇拝
永遠のマドンナ >>590
他に恋人がいる場合はどうなるんだろう?いつもそこが疑問 >>591
紫の一周忌のあたりでもその中将を抱いたんだっけ >>594
女房にとってはお勤めだし、女房の恋人も同じ感覚で育った従者とかの立場の人だから気にしないんじゃないかね >>575>>576
雲居さん好きだけど漫画キャラに熱狂的ファン心理とかアニヲタ風の感覚はないから
>>574もまあそうなんじゃない?と思う
ただ当時の女性の人生として見た時に
雲居は姫様としちゃかなり充実してて羨ましいってのはある その割には7年も女三宮を思い続けて勝手にほんかいを遂げたりして。
メンタル強いというより執念深いのかな。
あさきでは藤壺と初めて出会ってから一方的(?)な本懐をとげるまで同じく7年という源氏も居るけど。 あさきの藤壺密通は和姦だけど柏木のは最後まで強姦だね 何か不思議だよね
御簾一枚でも女が拒絶すれば成立しない場合もあるのに
寝所に押し入られたら抵抗のしようもない
マジで体調不良の時とかどうするんだろう? 寝所に引き入れるのは女房の手引きあってのことだから
女房をいかにかんり ごめん
いかに管理できるかが
貴婦人の必須要件だったんじゃないかな 柏木を引き入れた女三宮の女房は
時のほぼ最高権力者の正妻を
寝取る手伝いをしたなんて無謀すぎるよなあ
バレたら密かに殺されそう
病気で死んだって言うけど謀殺だったりして 貴族の屋敷って壁がなくて部屋の仕切りは几帳だけだよね
物音なんか筒抜けじゃないの?
手引きした女房以外の他の女房たちには何で気づかれないのかね 柏木が予め忍んでくることは手紙で報せてくるから、毎回姫様の寝所見張りは自分一人でやるように他の女房達に伝えたんだろう。
回数が重なれば薄々バレていたと思うけど、源氏に態々報せても叱られるのは自分達だから、見てみぬふりをするだろうね。
露見した後、源氏も手引きした女房が居ると分かっていても、つきとめたり叱ったりなんて体面があるから出来ない。
また、小侍従だろうと当たりをつけても解任して遠ざけるなど人目に立つ人事も出来ない。
やられた方は無力。
汚された体面、若さへの嫉妬、そして↑がまとめて柏木と会ったときに発揮される訳だ。
陰に籠って怖いが、まぁ柏木が悪いわね。 髭黒も夜這いで強引に玉鬘の夫の座に居座ったけど源氏も不承不承ながらすぐに受け入れたしね
やったもん勝ちな所はあるな平安貴族 でもちい姫にはそんな事無かったんだよね。秋好にも。
対して玉鬘には蛍投げ込んで喜ぶとか父君として有り得ない事してるし、三宮の事も自分の経験を省みれば防ぐ事が出来たんじゃないかと思う。 >>610
ちい姫は大事な大事な入内させる娘、将来の中宮候補
秋好は六条御息所から託された元斎宮で朱雀院も心を寄せる高貴な人
玉鬘はいってみたら新鮮なおもちゃなんだよ、源氏にとっては
セクハラかましたら、この子を餌に男をざわつかせてみたり、楽しく遊んでた
三宮のことはまあ舐めてたんだろうなぁ
どうせ女人としての資質は低いし、三宮自身も寂しいとか恋しいとかの情緒なんてないから
ほっといても大丈夫だろ、と
それに加えてほぼほぼ天下人の自分の妻を盗む輩が今更いるはずないという油断(というか当然の考え) 柏木の密通時期は源氏が二条の屋敷に療養で離れた紫の上に付きっ切りだったんだっけ
警備を強化するとか対策取ればよかったのにね 女三宮と柏木って最初はともかくそこそこ思い合ってたんじゃないのかな
好きでもない男が何度も通ってきて強姦されて文のやりとりも小侍従に強制されてたなら源氏にバレるのを恐れながら不義の子まで身籠って女三宮には地獄すぎるよ 好きだったなら生まれて間もない薫を置いて出家しないのではないかな…
柏木の死に同情はしてたけど愛情は見えなかった気がする 女三宮の女房たちが軽薄だっていうのは源氏も認識してたけど、
うるさい年寄りだって思われたくなくて小言を飲み込んでたんだよね >>614
同意
女三宮にとって柏木は最後までひたすら迷惑な存在だった
しかし自分の平穏な生活を破壊した男を憎んで恨むに至らないというのが主体性に乏しい女性らしいというか あさきでは柏木のために涙を流すくらいには情があった的な描写してるけどね あさきの女三宮は光源氏に対して柏木と比べて情熱的に愛されなかったと不満そうな場面なかったっけ それでは小侍従って嫌がってる女主人に何度も男を通わせてレイプさせて喜んでたのか
男に情熱的に強引に求められたい願望を女三宮に投影してるのかね 女三宮は源氏が自分に特に愛情を持ってなかったとは気付いたけどそれなら放っておいてほしいのに言い寄ってくることが嫌だった かつての伊予之介、そしてひょっとしたら桐壺帝でさえも寝取られの苦しみ悔しさを呑み込んだというのに源氏ときたら。
柏木と会ったとき、怒りを伝えるのは分かるけど、嫌味な嫉妬爺フルスロットルなの、見苦しい。
柏木と女三宮が相愛だったら、天下人源氏と対面してもあんなにブルッたりしなかったかな?
結婚出来るわけもなく、表沙汰にも出来ない仲で、源氏の死に待ちな恋愛だけど。 源氏は頭中将の正妻にも興味を持っていたよな
須摩に流されたのが頭中将だったら嫁を慰めると称して訪問してレイプしてたかも >>621
伊予之介は源氏の方が遥かに身分が上で飲み込むしかない
源氏もそれを分かってるから堂々と押し入っている
桐壺帝の場合は愛情が源氏>藤壺だったから受け入れた 伊予の介が空蝉の邸に海産物を届けた描画は
当時伊予の食材は都でも人気があったという意味だったのかな
またそれらを輸送するのに播磨を経由ししたとすれば
伊予の介と明石の入道は面識があったのだろうか 柏木の場合は呪いみたいなもので変に執着してより恐怖心を煽られてたね
元々柏木も源氏尊敬してたみたいだし憐れ 都落ちの末に「私は何の罪もない」と神の前で抜け抜けと宣言する源氏と比べて、
左遷された訳でもなく、酒席で嫌味言われたら死んでしまう柏木ってひょろいなと思ってしまう 一応頭中将の息子で夕霧の妻の兄だから源氏が何かできるわけでもないよね 六条御息所の死霊が源氏に弄ばれた女の恨みを吸収して更に強大な呪いをかけられる悪霊になったんだからつじつまの合わない行動を取るキャラがいてもなんとなく納得してしまう 「(ああ、この人は何と大きいのだろう…)」
蹴鞠の辺りで源氏に対面した柏木が、思う場面。いや、それね、蹴鞠出来ないのをかっこよさげに言ってるだけで、只の若さへの嫉妬なんだよ、柏木君。重たい身分のせいもあって、好きなことも出来ないんだ。つまらないよね。
後、17歳の源氏ってかなりのバカだよ?やりたい放題だし。あんたの父ちゃんと、ばーちゃんを巡って鞘当てしたりとか。見せてやりたいよ。呆れるよ。
…と、柏木に言ってやりたい。 良清が明石に求婚したのは美貌もさることながら
左近少将のように財産目当てだったのかな 当時良清は現役受領の息子だから違うと思う
入道の財産もそれで築いたわけだし 良清程度と一緒になっても不思議じゃないのに
源氏のおかげで国母の母親ってすごいなー 困ったことを言い出すお父さんだけど、
明石一家は何だかんだ言って仲が良いね。
ちい姫入内、懐妊、出産を一家揃って
祝えたら良かったのにな。
船出した時が今生の別れとは切なすぎる。 家族仲良く一緒に暮らせたほうがいいと思うのは現代の価値観だけど
治安や生活の安定性が現代と全然違うから天皇家と強固な縁を結ぶのは
長い目で見れば家族や子孫の安全と繁栄につながるんだよなあ
あのまま明石で暮らし続けていたら近々生活が立ち行かなくなったり
野盗に襲われて犯されたり殺されたりしてたかもしれないし 京都に住んでいて(恐らく更衣辺りだろうけど)父が入内を望むくらいだった空蝉でも
父を失ったら生活が立ち行かなくなるし野盗に襲われかけたしね
より強い実家や後見は本当に大事た 平安時代に限らず、
昔の家庭って、子供を他家に養子に出したり、出家させたりすることを当然のようにやってるんだよね 長男以外継げないから養子になるか婿入りするかってなるんだよね 昔兄が川で溺れても助けずこれで俺も長男かと思ったと
思い出話語っていたじいちゃん思い出したw 伊予之介は上品に振舞っていたら空蝉ともうちょっと仲良くなれたかも
年齢はもう仕方ないけど嫁の前でもだらしなく服はだけたりするのはね >>639
それはやっぱり育ちが違うんだよ、悲しいことに
軒端萩と空蝉を並べるとたしなみや心映えが全然違うと評されてたみたいに >>634
633です。
入道が明石に送ってきた財産からして裕福な土豪だから、最後辺りの行みたいな悲惨な目にはあわないと思うわ。
入内、懐妊、出産を一家揃って祝えたら、
なので、一家揃って都へ移り住めてたらということ。源氏の庇護と男親の存在で2倍頼もしいでしょ。暫く親子3人で暮らし、入道は六条院に移らず大堰の別荘に居るとか。
お弟子さん達が居るからダメだったのかな。 明石入道はすでに出家の身だから必要以上に俗世の幸せを味わうのはタブーなのでは
孫娘と離れがたいと思ったときも出家の身にあるまじき執着と自分を戒めていたし 八の宮も二人の姫がいるから出家を思い止まってたね
明石にいたままならいずれ入道や尼君に先立たれて明石の君とちい姫だけの暮らしになるからやっぱ危険かな 入道が俗世の幸せや栄華を捨てて祈り続けたから、神に導かれた子(明石中宮)が生まれ立后し次代の東宮へと繋がっていくって描かれ方だしね
八の宮は都に戻って再婚するか誰かに後見を頼んで出家してしまうかした方が娘達を普通に幸せにするなら良かったのかな >>640
ああ、そういえば軒端の荻もはだけてたねw >>644
八の宮のボケ親父は、そんな風に「ちゃんと」娘のためを思ってなんかないよ
亡き妻ひとりを愛するとか言いながら面影のうっすらある遠縁の女房を手篭めにし、
その女が妊娠したら自分の恥だと追い出し、
世間知らずの娘二人を後見人もないのに現実から遠ざけてふわふわ暮らすだけ
変な奴の嫁になるな、と言いながらじゃあ誰と添えばいいのか?はほっぽり出したまんま
自己満足自己中じーさん >>643
入道じゃないと良清みたいな求婚者を無下につっぱねることは出来なそう 当時の明石の君は行き遅れだったし源氏と結ばれなければ後が無かったよね
最悪伊予之介みたいな中年の後妻に収まるしかなかっただろう
それすら嫁げたらマシなほうだったかもしれない 明石は紫よりひとつ下で秋好と同年齢
当時18歳だからそこまで行き遅れでもない
夕霧と結婚した時の雲居が20歳で八宮が亡くなった時は大君26歳中君24歳 金銭的には嫁ぐ必要なかったみたいだし、源氏みたいな高貴な身分の相手との縁がないままなら自死を選ぶよう言ってたんだっけ なぜそこまで…
田舎で釣り合った身分の人と結婚しても先が知れてるから?
死んだほうがマシなほど不幸になるのかな >>647
受領の娘の結婚相手としては
良清はいい相手だったと思うよ
播磨の守の息子で身分は少納言、
源氏の従者としてそば近く仕えていたのなら優秀な人物だったんだろうし
その源氏が落ちぶれて須磨に下ったときも忠実に付き従った男だ
明石入道が普通の父親だったら良清を婿にしていたかもね 明石入道の予知夢がよっぽど真に迫っていて使命感を感じたんでしょう
実際現実になったから良かったけど娘が嫁き遅れたりただの現地妻になってたら悲惨だったね 藤原氏との勢力争いに負けた旧名家の一族だから
藤原氏の隙間に入り込んで帝の血筋に入るというのは
明石入道と桐壺更衣の兄弟ともに、それぞれ娘に託した悲願だったんだよね
桐壺更衣の父親も明石入道と同じく、子供の頃から寵姫になるよう更衣に教え育てたんだろうな
明石の話から、一話の更衣の血に繋がるのがすごい 明石入道は貴人の妻になれないなら龍王の妻になれ(仏門にでも入れ)と言ってたんでしょう
収入はあるから源氏に見捨てられたら終わりで出家もできない紫とは違うし
18歳の明石が行き遅れとか20歳超えて未婚だった玉鬘や宇治三姉妹はどうするのか
紫ヲタの明石叩きが酷いw >>656
最後はいう必要ないと思うよ
言ってることには納得したのにラスト一行で引くがな >>619
小侍従はおっさんの源氏にないがしろにされている女三宮が可哀相で
このまま男性との恋愛を知らずに人生を終えるのは気の毒と思ってたんじゃなかったっけ
一方で女三宮は内親王だから生涯未婚で終えると思っていたのだろうし
そこまで人生で恋愛に重きを置いていなかっただけの話
女三宮は柏木が通ってくると源氏に怒られるから嫌だったのだろうけど
宇治編の女三宮と薫を見ているとその父である柏木をそこまで嫌っていたようには思えない
朱雀院が女三宮を柏木に与えていれば普通に夫婦やってたでしょうし >>658
身も心も愛されて三の宮は幸せだったかもね
ただ柏木が飽きて他の女に走る可能性はあるかも 浮船騒動の引き金になった二条院にいた女童は女房見習いの扱い?
普段から勝手な行為をすると言い訳してたがあの様子だと
何度指導しても直らないようだし女房として働くのは論外
女三宮お付きの女房たちが騒がしいと批判されてもこちらは一応?
雑務こなしているのに中君のとこは質が格段と落ち他に行く場所が
ない人材が集まったからからああなったのと言いたくなる
中君が子供のしたことだから叱咤しないようにと言ったけど
下っ端が主人と直接顔を合わせ話す機会は滅多にないのに
あの場で二度とこのようなことをせず指示された事以外の行動を
すればお暇を出すと警告すべきだったのにしなかったのは失態
直接的な原因がないにせよ浮船の訃報を聞いた中君は
あの時しっかりしていたらと述懐しないのにも呆れた
結局中君も浮船を見下してたんだよね 原典だと、中の君は浮舟の死の真相をすっかり把握してるみたいだけど
あさきだと何も知らないようにも思える
「あの文だけじゃ分からないでしょう」とかあるし 女童は手紙の主(浮舟)のことを
匂宮が探し回っていて
薫と中の君が隠しているとは知らないわけだし
男遍歴とか関係なくない? >>660
中の君にとって浮舟は異母妹ではあるけれども恋敵でもある
浮舟のほうでも少なからず匂宮に想いを寄せ
姉の中の君を裏切って通じてしまっているわけだし
私がしっかりして浮舟の情報を完全シャットアウトすれば匂宮は浮舟をあきらめただろうし
浮舟は薫の妾の一人として幸福に暮らせたのにという問題でもないしね >>660
>直接的な原因がないにせよ浮船の訃報を聞いた中君は
>あの時しっかりしていたらと述懐しないのにも呆れた
なんで中の君があのときしっかりしていたらと述懐しなきゃいけないの?
中の君は浮舟と匂宮が通じていたことを知っていたかどうかすらはっきりしてないのに
匂宮が浮舟をねらっていたことは知ってて心を痛めてはいたけれど
実際に二人が関係をもったと中の君が知っていたかどうかはわからない
むしろ浮舟は匂宮にセクハラされてさぞ怖かったろうと気の毒に思ってたくらいだ
「あのときしっかりしていたら」なんて全てを知ってる読者の立場だから言えることで
中の君自身はまさかあの女童の件から匂宮が浮舟にたどり着いたなんて全然気づいてもいないんじゃないか?
それと中の君の女房たちのレベルが低いのはまあ仕方のないことだ
中の君は女房たちの衣装すら新調してあげられないんだから
そういうところに優秀な人間は集まらないよ 一番金がかかってるはずの女三宮の女房集団がアレだったじゃん 私は中の君なんてどうでもいいんだけど浮舟敵視説は賛成しかねる
自己流の解釈をいつの間にか公式にして粘着長文書いて叩いてる人は己の異常さに気がつかないのかねぇ 女性トップの地位に就いたファーストレデイ藤壺のところだって
女王の王命婦が源氏の手引きをしているのだし
女房が優秀なら女主人の言いつけ守るとも限らないしな >>665
中の君は六の君の元に行き捨てられるのを一番恐れ
浮舟と逢瀬を重ねても遊び程度そのうち飽きて相手にしなくなると思ったかもしれない 玉鬘の女房は源氏が付けた優秀な女房たちだったのに
髭黒を手引きしてるし 玉鬘の所は多分違う
人材斡旋する人なんかを上手く使って集めたとあるから
多分、縁故や推薦で一人ひとり首実検して〜っていうのはやってないと思う >>672
あの時代は人材斡旋なんてなくて縁故就職のみだよ
藤壺、女三宮、玉鬘が手引きした女房を解雇してないのも
縁故就職だからでしょ
玉鬘自身、夕顔に仕え夕顔死後は紫の女房をしていた
右近が見つけたんだしね >>673
「京はおのづから広き所なれば、市女などやうのもの、いとよく求めつつ、 率て来。」とある。
市場の女が、口入れ屋みたいなこともやってたんでしょう。
こういう人を雇いたいから探しておいてって頼んでおくと色々連れてきてくれる。
紹介だから縁故といえば縁故だろうけど、急ごしらえで大人数を雇ったんだから質は高くないと思う。 >>670
中の君は匂宮の長男を産んでいるから捨てられはしないだろうけど
大君が誠実な薫に妹の中の君を差し出してその姉という立場で生活しようとしたように
中の君もある意味妹の浮舟を薫に差し出すことで立場が安泰になるわけだし
中の君は女房達の衣装まで新調してくれる薫を有難がりながらもそれが自分への下心のためだと困る
妹の浮舟が薫のところへ行けば薫は浮舟の姉である中の君にこれまで通り支援してくれるだろうし
浮舟みたいな女のことはすぐに男は飽きるでしょうみたいなことは思ってないと思うよ
容姿は大君そっくりの相当な美貌だし薫も気に入るに違いないと思って勧めてるわけだし もう平安貴族は
女房を見たら手引きされると思えと
家訓に残しとけw >>674
へえ
若紫も乳母の少納言だけ連れて二条院へ移ったけど市女に探させたのかね
源氏は二条院へ来たばかりの若紫にずっとついていられないので寂しがらないように
若紫と同年代の童たちを遊び相手として大勢集めてきたとあるよね 髭黒は光源氏ではなく、実父に結婚の許可貰ってからじゃなかったっけ
実父の頭中将と通じた女房が手引きしたんだったはず ちい姫引き取ることを告げた時の紫の反応にえーっ?となった
嫌だよーよその女に産ませた子なんてー
真の子ども好きだったらあれが普通なの? 現代の価値観からするとあっちゃこっちゃ繋がりまくって乱れてるなあw
現代よりずっと死やセックスが日常にあるからか割とあっけらかんとしてるけど >>678
実父の頭中将は玉鬘のところへ女房を派遣してないよ
それに玉鬘の結婚相手のことは養父の意向もあるしといっている
頭中将が「源氏はうるさいし、娘の玉鬘は髭面ブサ男の髭黒を嫌っている。
でも俺は髭黒が夫でいいよ。さっさと娘を襲って手籠めにして黙らせてしまえ。
実父の俺が許可してやる」なんてそれはそれで酷くない?
結局髭黒を婿として世話しているのは全部養父の源氏なのに >>681
冷泉のとこには新弘徽殿が女御で入内してるからね
養女の秋好中宮が入内してるだけでなく更に冷泉と玉鬘を共有して弄ぼうとしてた源氏と違って頭中将はわりと普通
姉妹で寵を争うことを賛成してなかった 連投になるけど処女の玉鬘には手を出しにくいけど冷泉にやられた後ならやりやすくなると企んでた源氏には同情出来ない 紫としては憎い明石の生んだ子を取り上げて育てるってのは悪い気はしないんでは
まぁあさきの紫は純粋に喜んでる設定なんだけど原典の紫はそんな気がする >>682
それと頭中将が玉鬘強姦を容認した話は別
雲居のときにはお家のために無理やり東宮妃とすることもせず
本人の希望を尊重して夕霧と結婚させてやったくらいなのに
そんなシーンあった? >>683
処女の玉鬘をレイプするのはいいんだ
まああさきでは髭黒は正室を離縁して玉鬘一人を大事にして大勢の子を産ませたので
玉鬘もレイプという出会いではあったけれどもこれでよかったわと満足したんだっけ
原作のほうだと玉鬘は冷泉への未練から娘を参院させたようにしか見えなかったけど >>676
そんな中で源氏不在の2年間?無事だった紫って女房共々すごいね。
>>683
宿下がりの時ちょっかいかけてたね。さすが父親の愛妃を手籠めできる人は違うわ。
>>686
夕霧との噂のせいで入内を諦めたんじゃなかった?
てかsageの後スペース入れるって何のアピール?すごく見苦しいんだけど。 >>686
雲居の場合は夕霧と肉体関係があったと噂になった
非処女を女御として入内させるのは厳しい
頭中将は世間体を気にするし雲居の入内を諦めた >>689
じゃあ、なんで夕霧と雲居を引き離したんだろうね?
髭黒にレイプされた玉鬘はキズモノとなり髭黒と結婚するしかなかった
雲居が夕霧とセックスまで行ったキズモノなら夕霧と結婚するか
出家して生涯未婚かしか選択肢なかったはず
でも雲居は姉新弘徽殿の傍で行儀見習いみたいな感じで出家もせず >>688
紫は里からの経済支援がないし
もったいないような美女なのに養父からの経済支援なしで
婚約解消された浮舟みたいなもの
そんなに優良物件じゃないと思うよ >>688
後スペースって何のこと?
スペース空けて文字突っ込むあなたのアピールのほうが見苦しいんだけど >>690
読み返したら?頭中将と源氏を一緒に考えてるとか頭おかしい。
sageアピール止めないあたりお察しだけど。 >>693
は?
いつ頭中将と源氏を一緒にした?
頭中将が娘をレイプさせたというのはおかしいと言っているんだけど?
それに対してそっちは源氏のいうがままにしていたら玉鬘は冷泉と源氏の愛人になってたんだよ!
頭中将は娘をレイプさせてでも源氏と冷泉から玉鬘を救った正義の父親なの!と意味不明の言い訳
日本語通じない人の相手は疲れる >>693
お前もageような
自分がsageアピール続けてるのに他人にはageろと言ってもな >>695
695: 愛蔵版名無しさん [sage ] 2018/04/21(土) 15:33:17 ID:???
sageてないのにsageてますアピールしてるから書いたんだけど。
テメエがしてる事を認識してないって笑えるww 他の方々へ。荒らしてすみません。もう書かないのでお許し下さい。 >>696
くだらないこと突っ込んでるなw
そこまでお前がイラつくことかよw
お前みたいに10年以上このスレにくっついてる重症ねらーではないのでね
スペースあいてるの指摘してくれてありがとうと言えば満足なのか? あさきでは頭中将は既に弘徽殿が入内してるから玉鬘が尚侍になるのはさわりにならないか案じてて、髭黒との縁なら良い縁組みと思うけど既に源氏のものになってるかもよ?って言ってるくらいで許可も拒否もしてないかな
夕霧と雲居を引き離したのは大宮が考えていた通り、雲居に夕霧以上の相手は居ないと分かっていても夕霧に源氏が重なって意地になってただけだろうね
いつの間にかっていう結婚じゃなく、夕霧が成人してから正式に結婚を願い出てれば頭中将も許しただろう 玉鬘も大昔に退位し世間からも忘れ去られた感が強い冷泉院に頼らず
大君を今上に仕えさせたら没落は避けられたのかな とりあえず妄想で作中にありもしないことを捏造する人は
ちゃんと読み返してからコメントしてください >>683
下衆の極みな発想だった
その割には六条にてを出すなと釘を刺された秋好ちゃんには我慢してたね あの辺りの源氏って何かセクハラエロオヤジ入ってるよねw
玉鬘を使って貴公子たちが右往左往するのが楽しいとか、
同じことをあなた(紫)でやってもよかったけど我慢できずに自分の妻にしてしまったとか
これを女性が書いたとは面白い 秋好中宮に手なんか出そうものなら、雷が落ちるわ。
生き霊になってまで現れる執着執念の怖さにホトホト懲りてたのだろうよ。自分の政治上の大事な手駒だしね。エロ心と天秤に懸けるまでもない。ほんとは冷泉と共有したいがあきらめて玉鬘となら、というオッサンドリームがキモい。どっちも失敗して良かったわ。 須磨流しから戻ってしばらくの源氏の傲慢ぶりは
女三宮降嫁で不幸になる前振りだと思うと
さすが女性作家の男性主人公に対する冷徹さだと感心する しかし不幸になったのは紫、三宮、柏木で…
源氏はつくづく不幸を周囲に押し付けてるよなぁ…
これが怨霊のいう「神罰のご加護」なのか?? 「源氏の神の御加護」は冷泉の「父親を出世させることが天の神の怒りを解くこと」と並び、分かったようで分からんツートップだわ。
それで良いの?っていう理不尽さ。 あさきは源氏と藤壺の純愛にして
藤壺が源氏を愛していることを王命婦にだけは告白して
手引きした王命婦も実父を慕う冷泉もあんまり非難できない描き方してるけどね 多分母上が見守っているのだよ
序盤桐壺更衣が自らの命と引き替えに源氏を誕生させたのを機に背後で支え
崩御直前の桐壺院に現れたのも雷を浴びる源氏を救う伏線だったのかも 言っちゃなんだがあのまま源氏が生まれる前に死んでた方が幸せな人が多かったような 桐壺更衣だって男児を産んだから
よりいっそういじめられるようになったんだから
源氏が生まれなければ
更衣ももっと長生きできたかも >>711
桐壺更衣の夢に出てきてたやんね
「この子は生まれてきてはいけない、望まれてない」て 源氏が存在してなければ生活そのものがヤバそうなのは
紫の上と末摘花くらいかな
あとの人間は正直源氏が居ない方が平和な人生だったと思う
上の2人にしても出家すれば飢え死にまではしなかっただろうし
花散里は源氏のおかげでより幸せになった数少ない人間だと思うが 秋好中宮や玉鬘は後見人が源氏だから大事にされたねあとは空蝉もか
本人の資質関係なく身分が第一だから資質の良い人間が身分の高い人間と縁付いて幸せになるのはある意味古来からの理想かもしれない
まったく違うけど水戸黄門とか 明石入道の悲願はかなわないなあ
明石は親の言い付け守って婿も見つからず海に入ることになるのか? 空蝉は源氏のせいで無理やり不貞の妻にされてしまうし
秋好は源氏のせいで母親が恋に苦しんで悪霊化してしまうし
玉鬘は源氏が関わらなければ母親が早逝することもなかっただろうし
源氏が居ない方が良かったのでは・・・とも思える 飢えなければいいなら現代だって最低限であれば暮らしてけるがそれを良しとする人はいないだろうに 秋好は源氏がいなければ朱雀が回収してたんじゃないか 入内するなら誰かの後見がないとだけど他に縁者いなそうね秋好 >>716
そもそも源氏が生まれなかったら明石入道はあんな予知夢見ることもなく
地元のそこそこの若者に普通に娘を嫁がせていたんじゃないかな
>>718
まあどっちの人生選ぶかは人それぞれだよね
ゴージャスな生活だけど女たらしの夫に常に心乱される生活か
質素だけど男に振り回されることなく生きていける生活か >>721
御息所が後宮を出たあとも優雅な貴婦人として憧れの窓の生活してた
&娘も斎宮に選ばれた
その他諸々、ちゃんとそこそこの後見も地位も財力もあったっぽくない?
そもそも源氏に人生かき乱されなければもっと長生きできたろう、御息所も
紫も、姫として蝶よ花よと育てられることはなかったかもしれないけど、
生まれついての輝かしい資質だっけ?
それがあれば異母妹の女房として御殿に上がされても、末摘花を取り次いだ命婦みたいに仕事も恋も楽しんでたかもね 六条自身が主人で斎宮の後見だった感じだよね
入内を望んでいた父親が亡くなって桐壺更衣や空蝉はその道が厳しくなってたけど、六条さんくらいの人物なら問題ないのかな 紫はどうかなぁ
どのみち正妻に疎まれてたし父親の後見は受けられないだろうし
源氏に見出されて天下人の一の人に中宮の養母という身に余る栄華と幸福は味わえたんじゃないの? 源氏物語の人物で一番不要なのは匂宮じゃないかと
東宮が即位したら現状よりもっと気軽になり
御所に行かなくても手当てが貰えると勘違いしそう
中の君には財産がなく薫も浮舟の件で援助を止め
八宮以上の末路になったりしてもおかしくない でも六条がいかに優秀で、お金持ちでも娘を入内させるとなると権力を持った男が必要。父大臣は亡く、兄弟もいないのだから誰か有能な男と縁づく必要があった。母娘だけじゃ桐壺母娘の二の舞になるだけだから。
六条はあの、自分でももて余す源氏への執着を何とか出来れば良かったのにね。 桐壺更衣がいたから入内はさせられるし、前の春宮の娘だから敬意は持たれる
更にあの抜かりのない六条さんだからどうにか行ける気がするなー 桐壺更衣みたいに帝に恋をしてるなら入内するのもいいかもしれないけど、秋好のキャラクターを考えると朱雀に乞われても朧月夜や他の女御と寵を争って権力闘争するのは本人にとって幸せではなさそうだけどね… 匂宮って戦国武将に生まれてたら活躍して兄たちを押し退けて家督を継いでそうだけど
平安時代の帝の三男坊じゃな
いくら両親に溺愛されて臣下たちにも人気ある?といっても東宮や二宮によっぽど何かないと帝位は巡ってこないよね 匂は別に源氏みたいに帝位に執着してる風ではなかったけどね
敬愛する祖母のような一の人を見つけて愛したいという願望はあったみたいだけど
ババコンとでも言うのかしら 匂宮が将来帝位に着くかどうかの論文読んだことあるけどそれによると
今上は夕霧の影響を排して天皇親政を行いたいから、夕霧の娘を早くから正室にして六条院に住んで夕霧に完全に取り込まれてる二宮よりも夕霧を煙たがってる匂を次の東宮にしようとしてるらしい
だから中の君の生んだ若君の産養を盛大にさせるし帝の刀をあげたりする
あさきには書かれてないけど、二宮が後半でなる式部卿は東宮がするような役職じゃないらしい >>727
源氏がいなけりゃ中宮なんて全く無理だよね
朱雀に所望されたのでは
あ、源氏がいないなら朱雀の代が長く続いて伊勢から戻ってこないか 学生時代は特に考えなかったのに大人になってからは浮舟の死を知った母や乳母の嘆きが重く刺さる
小君もいじらしく可愛らしくて可哀想 冷泉のお守りでいっかって感じだもんね秋好
源氏と冷泉見ても動じない
田舎育ちの玉鬘は動揺しちゃって後々娘の判断誤っちゃった 深窓の姫って男に会う機会がないなら比較対象もないんじゃないかな
父親や男兄弟もいなくて共学の学校もない時代でしょ? 柏木が女三宮を見た蹴鞠大会とか男は人前で何かする機会が多かったから見ようとしたら見れたんじゃない 前も書いたことあるけどお祭りの行列とかでは帝も顔晒してるしね >>732
今上のオツムじゃ夕霧にさっくりまくられるね 紫は異母妹の女房になれたら源氏の妻になるより幸せだったろうね
リアルなら妾の娘を引き取って養育するだの若さも身分も上の女に正妻の地位を奪われるだのなかなか悲惨
本人が開き直って割りきれるならいいけど紫はまともに勝ち目のない相手に対抗した
女一宮と匂宮を手元に置いたのも無意識にだが立場を強化するためでもあるだろう >>728
桐壺の件があるからこそ女親のワンオペじゃ無理なのよ。 そもそも紫の上の素質は源氏の教育で花開いたから理想的な女人になるためには源氏が不可欠だったわな
やたら現代の感覚で図ろうする人がいるが女性も自活できる現代と後ろ盾がないと軽んじられる平安時代じゃ比べ物にならない 昔は紫の上が可哀想と思ったけど最近は自分の身の不確かさを忘れて
身に余る僥倖の有難みを忘れている迂闊な女だと思うようになった
源氏に拾われなければ一生舞踏会に行けないシンデレラみたいな人生でもおかしくなかったのに
時の権力者の確固たる正妻などという出過ぎた身分を当然のものと思い込んだ愚かさが悲しく思える でも亭主が若い高貴な令嬢に接近して浮気どころか乗り替えそうになっていたら妻としては悲惨じゃね?
元はシンデレラ婚だったとしても長年連れ添ったあげくでは耐え難い
あさきでは薄めてたけど原典では源氏と女三宮は結構よろしくやっていたし >>744
だって源氏が欲しかったのは后腹内親王の藤壺身代わりだもの
紫を藤壺みたいな高貴な女人に近づけるように教育した
それを三十過ぎてから梯子外されたら病むわ 身よりがないって父君に引き取られる予定だったんだけど。
紫の人生は源氏に翻弄されたものだし、長年一の人として扱っておいて晩年になって正妻を迎えた源氏の不実さの方が強いわ。 身よりがないとは書いてなかったね。最初の一行は撤回します 8年も前に死んだ藤壺の面影を追って女三宮を正妻にしたけれど、それだけじゃなくて、やっぱり自分の身分(待遇)にふさわしいトロフィーワイフが欲しかったように思える。
義父義兄(義弟?)との面倒な関係を通じて、そもそも「正妻」というものが苦手で縛られて窮屈と改めて気付いたんだろうな。
それが嫌さの六条院二条東院の妻達との在り方だったんでしょうに。
槿のとこでは「若さを(お互いに)失ったのでしょうな」と言ってたが、若さにしがみつく為にも女三宮が必要だったのかとも思う。 いったん父方に返して、後々改めて申し込む方法だってあった
それならちゃんと実家のある宮姫として重んじられたのに
後見のしっかりした対等な妻は欲しくなかったんだろうな
朧月夜を断ったのもそれでしょ、要は
女御の妹君とは言っても立場も不確かで本人も控えめで前に出てこない花散里を癒し担当でキープしたりとか、
やり口が一見寛大で人助けっぽく見せながらいやらしいんだよなぁ 命と引き換えに産んだ息子が最愛の夫の後妻を寝取るなんて
天国から桐壷更衣は息子の所業をどう思っていたことか 紫上は身の程知らずというよりただ源氏を信じたかっただけ
男というのはそんな生き物ではないのに 正妻を持たない男の内縁の妻として屋敷と使用人を切り盛りして娘の養育も託されて感謝されて特別扱いされて思い上がっちゃうのも無理ないよねえ
男女の関係にならずに主人と有能な女房なら平和だったのにな 夕霧がいるから正妻を取れないって事情もあると思う玉鬘は阿呆な選択した結果だけど紫上は良妻賢母として努めた結果だからな
尽くしたり努力してもそれが返って来るとは限らない 父や左大臣あたりをモデルケースに見ていたなら、正妻一人、他の女少々程度で乗り切れると思ったかも
ところが予想以上に出世しちゃった
帝と同格だからなあ、そこで発想転換、覚悟しないと
彼女に出来ることがあったとすれば、積極的に御所に関係持つようにするとよかったのでは
源氏以外から情報を得るルートを作る >>754
> 玉鬘は阿呆な選択した結果
どういう意味? 明石の御方は紫に同情してたね
ちい姫も夕霧も父親の再婚を一応お祝いしたのかな
女三宮とちい姫と夕霧って義理の親子になるの?夕霧のほうが年上だよね >>756
玉鬘は周囲の助言を聞かないで大君を冷泉院にあげて家を衰退させた 冷泉も五十歳過ぎ先も長くないしそうなれば使用人は解散せざるをえないのにね >>759
それ、あさきとは直接関係ないんじゃ
紫を思い上がりとか調子に乗るとか、ひどい言葉で貶めたい人がいたみたいだけど、
あなたこそが一の人だ、私の妻だ、愛妻だ、家のことをすべて任せると公言し、
周りの人もそうやって付き合い、
紫自身も妻としての心づもりと覚悟と責務を求められてそれにこたえてきた
と同時に、あさがおみたいな高貴な人の影がちらつくたびに
「そうなると私が下に入るということ」と思いながら不安な夜を過ごした
でもその後、女御の育ての親として世間からも六条院の奥方様として遇されて、その娘を入内させ、これからは夫婦二人でやっていこうという矢先に
「はい、源氏の院にふさわしい高貴な姫が来ました、あなたはもう女主じゃないよ」って・・・
そこで改めて寝殿を許されなかったとか、本当につらい時に頼る身内がいないとか、ドカンと思い知らされるってね…
そのくせ、出家すら許してくれないし、相も変わらず周りの女たちの悪口や愚痴をペラペラ聞かせれるしなぁ
えぐすぎる 源氏含むメインの登場人物はみな人並み以上に聡明なはずだけど
割と恋愛絡みで間抜けな行動を取ることが多くてそこがリアルだなあと思う 晩年の仕打ちもひどいが、一番ひどいのは実家に引き取られるはずだった女の子を攫って自分好みの女に教育した所かなぁ
お人形じゃないんからさぁ… どんな人でも恋愛はままならないものっていうのは確かに現代でも変わらないリアルさ 当時でも父親がはっきりしてる子をかっさらって数年知らせないって犯罪だよね
しかも勝手に手籠めにして妻にしてるんだからたまったもんじゃないな
でも兵部卿宮にとってはそっちの方が都合が良かったんだよね
父親からも源氏からも最初から軽んじられていることに気づきたくなくて
いろんなことから目を背けた結果が晩年の紫の不幸につながった気がする
自分の身分はせいぜい上級女房程度と思っていれば女三宮の降嫁に
心乱されて寿命を縮めることもなかっただろうに >>763
紫が後見がない後見がないっていうけど
紫父は普通に紫を娘として認知してたし引き取って育てるつもりでいた
それを誘拐して自分の好みに育てたのは源氏
父親のもとで育てられてたら源氏がしてくれたような教育は受けられなかったかもしれないし
王女御の女房にさせられていたかもしれないけど
紫の美貌と資質ならいっそ女房として宮中で暮らして恋の一つや二つや三つや四つくらい経験したほうが
明るく楽しく生きていけたかもしれない 女房とセレブマダムなら仕事しなくていいセレブマダムのが格上じゃない?女房生活でも藤典侍や明石の君とか家庭や一族が強固じゃないとしんどそうだし。
何であれ自由になる財産と後見人がないと貴族社会では生きづらいな 実父に引き取られても継母の正妻に虐められまともな教育もされなかった可能性もあるから北山の祖母の尼君が育ててたんだっけ
素姓は知られては居なくても源氏が二条に女を囲ってるのはずっと知られてたよね
そこから裳着なり結婚なりの前に一度兵部卿に帰して正式に結婚御披露目ってお互いにOKなら問題ないものなの? 結婚披露宴みたいなことを普通するけどやらなかったんだよね >>766
帝が夢中になって弘徽殿と秋好と王の女御三人からいじめられて
桐壺以上の地獄を見るかもしれない >>771
義母の正妻は怒り狂うかもしれないけど父の兵部卿は紫を大事にするようになるかも、後宮政治に積極的だから
実際には女房の身分じゃ帝とそんなことになる可能性ないんだろうけど >>771
冷泉帝もおかんそっくりのおかんの姪に手は出さないだろう
まだ藤壺生きてるし 真木柱はなんで入内しなかったんだろやっぱりお金がなかった? 才色兼備でも女はしっかりした実家がないと生きづらいという救いのなさ
いっそ末摘花くらいのスペックだったら祖母も父もあっさり尼にしてたかもしれない 愛玩動物みたいな悲しさがあるよね、紫は
そりゃいい暮らしできただろうけど、自分の知らない所で親と切り離され藤壺の代わりに仕立てあげられるって紫自身の尊厳がない >>774
親が別れて母方にひきとられて父親と縁が切れたから無理だったという解説を見たことがある
父の黒ひげも入内させる有力な娘を失って痛かった、という解釈だった
黒ひげが真木を入内させていたら結構有力だったと思う
黒ひげ家の没落ももっと緩やかだったのでは
玉蔓のせいでおきた離婚で、玉蔓は晩年没落してしまったのだなあ 紫の結婚時に藤壺が姫君の出自を整えてあげて姫をよほど愛してるんだと思ってるから一応父親が後見なんだよね?
紫が兵部卿宮の娘だと世間にも知れ渡ってるし
須磨行きで縁が切れて後見もなくなって正式な結婚扱いされなくなったのかな >>772
そんなことになる可能性は大いにあるけれど、単なる性処理係の女房としてしか扱われない
兵部卿は生活を正室の一族に頼っているので逆らえない
だから王女御はともかく秋好と弘徽殿にはいじめられないだろうけど >>778
> ここは漫画あさきスレなので専門的な史実ネタや原文ネタはほどほどに
> 史実ネタは日本史板へ、原文ネタは古文・漢文板へ >>781
横レスだけど>>778のコメントは「ほどほど」の範囲だと思う
目くじら立て過ぎじゃないかね >>779
出自は整えてあげたのにお披露目しなかったし寝殿にも住んでないからいつの間にか結婚扱いの正妻格だったって感じだった気が
女三宮が嫁ぐ前後に朱雀院の女房とか紫自身がそんな話してたよね >>782
>>754>>759も同じ人だと思うんだけど。 >>779
王女御の後押しを頼まれた時に、恩を着せつつ多少でもバックアップしてあげれば、
紫は後々孤立することもなかったんだよなぁ
非の打ち所のない完璧な女人だなんだと言っても、
本当に心から寛いで、わがまま言ったら弱音吐いたり泣いたりする相手がこの世のどこにもいないというのは、辛すぎる
以前は紫にとっては源氏が全てだったからそんな風に拗ねたり悲しんだりを目の前でしてだろうけど、
三宮降嫁以降はそんなふうにもできなかったんだろうな
雲居の雁は子供の頃は可哀想だったけど、
旦那の浮気にキレて帰る家がある、
姉のところに入り浸って愚痴れる
父親が受け入れてくれる、
めちゃくちゃ幸せだよ、みっともないとこ込みで丸ごと甘えさせてくれる場所があるのって >>754
夕霧がいるから正妻をとれないの?
葵死後六条とか槿と結婚するんじゃと言われてたよね >>784
確証もないのに思い込みじゃない?
私も782と同じ意見です >>786
葵の死後すぐには出来ないという意味では?左大臣も生きてたし
他の家から正妻貰うと言う事は左大臣家と決別する意味も出てくる
そうなると大宮の所に預けてる夕霧を引き取る事にもなるのでは? そもそも源氏には若紫を正妻にする気はなかったわけだしな
葵が死ななかったら二条で囲う女で終わっていそう あさきの描写だと紫はあくまで兄として源氏を慕っていたのが
無理やり手籠めにされてなし崩し的に夫として受け入れざるを得なかった感じだね
源氏を異性として好きになってから男女の仲になった描写がない
やや晩熟だったから結婚できる年齢になってものん気だったけど
本人としては源氏の後見でちょっと年上の誰かと結婚する気だったのかな 結婚するということ、誰と、とか具体的に自分をどうするのかは分かっていないようだった。
漫画のとして読むと源氏にわがままを言って通してた辺りが可愛くていいな。結婚して、夫婦の重さが分かり、源氏の須磨行きが決まって妻として役割を全うしようとしている辺りはけなげでいじらしい。 若紫をお披露目して左大臣の気持ちを仇にするのもそれはそれでまずそう
結局源氏って入り婿にはなりたくないのよね 10歳を過ぎてもお人形遊びして14歳になっても何の恥じらいもなく無邪気に源氏と添い寝して若紫の頃はけっこう幼いね
誰も性教育しなかったのか 布団の中で源氏に口吸いされても全然動じてなかったしそれはさすがに紫おぼこ過ぎると思った
漫画の演出なんだろうけど余計に同意なしの情事の後の痛々しさが増すなあ それで女三宮を子供っぽいとはよく言ったもんだ
若紫の方がよほどガキじゃないか >>793
普通は女房達が話のネタとしていろんな経験談を教えて知識を仕込んでるんだけどね
若紫の周囲は一部除いて全員源氏の以降の通りに動く女房達だし
純粋培養、無知なまんま妻にされたんだよな…
そう思うと痛々しいな 紫の悲劇って源氏の与える世界しか知らなかったことだよな
そして人生の終盤にそれはあなたが思っていたようなものではなかったんですよと突きつけられたこと
あさきでは意にそまぬ初夜の後、紫は父親から便りが来たことで源氏を許すんだよね
その時のセリフが
「・・・・でも一生・・・わたくし以外の女の方は許しませんよ」「よろしいわね?」
その後の源氏の女性遍歴や若菜での展開を思うとこのセリフは痛々しい
大和先生は紫にこのセリフを言わせたとき後の女三宮降嫁も念頭にあったんだろうか >>797
私だけを愛してと言われた場面で源氏は笑ってごまかして返事してないクズなんだよなあ 当時の貴族は複数の妻妾を持つのが常識だから少女漫画補正のあさき源氏とて出来ない約束はしない罠 身分差よくわからんけど、宮の妾腹の?娘って
源氏の正妻としては身分や後見的にはどうなんだろう
足りないのかな そもそも源氏も更衣の息子じゃないかってツッコミどころ
母方からの援助が不可能な分左大臣家に婿入りして立場を強固にしたし 葵が夕霧を残してくれたのは強みだよね
葵の死後に左大臣との関係が切れずに済んだし他の女人を好き放題囲っても文句言われず そういや源氏が紫を連れて帰った時には葵いたんだから正妻にできるはずもなかったな
年上とはいえ年の近い葵は源氏より長生きする可能性も充分あったし 夕霧もそうだし冷泉も明石中宮も源氏の栄華に不可欠だよね 夕霧を自分の手元に引き取らず左大臣夫妻に預けたのは源氏の優しさだと思ってたけど
自分の嫡男を左大臣家に残すことで妻と死に別れても左大臣家との関係を保つ
政治的判断だったんだなあ、さすがにその辺抜かりがない 藤壺が突如出家する前に源氏を愚弄した貴族がいたけど
あれ源氏側が手を出し追放する口実にしたかったの
以後何も言わなかったのは無駄だったと判断したから?
もし出家後だったら乱闘になっていた?
朧月夜も気配が違うと感じ怖いと言われし 後宮だけじゃなくても愛と政治は不可分に絡み合って、その人を助けもするんだね。
源氏にぞろぞろ10人も20人も子供が居たら、逆に子供に足を引っ張られていたかもね。
後々の太政大臣、帝、中宮なんてパーフェクトだ。 >>800
若い頃の源氏相手ならちゃんと手順踏んで正式に結婚して披露宴もして
その後も妻の実家からの経済援助があれば紫も普通に正妻になれたと思う
雲居も頭中将の正妻腹ではないけど
夕霧がちゃんと手順ふんで正式に結婚してその後も頭中将が後見してくれたから
誰もが認める夕霧の正妻になった
紫ってどうあがいても源氏の正妻にはなれないってほど身分が低くはないし条件さえ整えば正妻になれた、
でも実家からの後見もなく実子もなく正式な結婚でもなかった、
そういう微妙さがポイントなんだよな
いっそもっと身分が低ければはじめからあきらめもつくけど
なまじ条件さえ整えば正妻も無理ではないという微妙さだったから一層残酷なんだよ 紫の場合、可愛がってるのは出家した祖母のみで
雲居雁は桐壺帝の同腹妹で左大臣正妻の大宮が可愛がって育ててる
似てる境遇のようだけど他にもあらゆる点で雲居雁の方が少しずつ恵まれてるよね 雲居母は正妻では無いけれど頭中将の妻の一人
紫母は兵部卿宮がこそこそ隠れて通ってた愛人って差もでかい どちらかと言えば六の君が近いんじゃないかな。母親は宮仕えだから正式な結婚はしてないだろうし。
だけど夕霧が落葉に頼んで養育して匂宮の正妻になってるから、あの時代は母親の立場より父親の後見の力が物を言うんだと思う。 >>808
それな
世間的にも新しい源氏の妻だって知れた時に「兵部卿宮の姫君」と、ちゃんとした出自の姫だと認識されたわけで
そのあともっとちゃんとしてれば、まごうことなき正妻だったんだよ
舅とがっつり付き合うのが嫌だったのかなんなのか、何となくあいまいにぼかして、
自分の下半身の不始末で都落ち→復帰後はあの時助けてくれなかったということでシャットアウト
結果、紫は不安定で足元のおぼつかない立ち位置で過ごしてきてしまった、三宮降嫁後はそこから落とされてしまった
「私を本当に悲しませることができるのはあなただけ」……ほんとだよな 雲居は母親が正妻でこそないけど皇族の出って設定だった気がするから
それも大きかったのかな 読み返すと出会いの頃から不吉だった
私ならこんな可愛い子を山里に放置しないで手元に置いて慈しんで育てるののに
愛だけを与えて(愛しか与えない) >>808
>夕霧がちゃんと手順ふんで正式に結婚してその後も頭中将が後見してくれたから 誰もが認める夕霧の正妻になった
夕霧の偉いのはここ。
会いたい、通って既成事実化という誘惑に打ち勝ち、出世しておじから正式に許しが出るのを待った。
これが雲への誠意だった。
当の雲が盗み出してくれないなんて不満持ったくらいだから
こんな状況ならこっそり通ったり、別れたりが普通なんだろうね。
源氏はその誠意はなかった。正妻にしようとは考えてなかったんだろう。 明石の母の尼君が言ってたように女の子の幸せは如何に親に愛され大切にされるかにかかってる時代だよね
葵存命の頃桐壺帝に六条を蔑ろにするなと諭された時六条を正式に妻として遇しても何も問題ないと源氏は考えてたけど、頭中将の正妻と雲居母みたいな関係にしようと思えばできたのかな
六条でも紫でも 恋愛関係緩そうな平安時代でも、正式な結婚には
父親の了承を得てないといけなかったんだっけ
実際にはなし崩しに既成事実化が先になったのもあるかもしれないけど >>790
後深草と二条もその設定をなぞったけど
強引に肉体関係を持たされた時、既に二条には想い人がいたんだよね
この差はなんなんだ >>808
お披露目さえしておけば
いくら鬼の正妻がいようと兵部卿パパも娘の支援はするわな…
源氏って… >>818
髭黒と玉鬘のとこもかな?
わき腹で鄙育ちでも親や後見に大事にされていれば(当時)右大将の正妻にもなれるんだよねぇ 二条は宮中で育ったから
あちらはあちらで正式な入内をさせずに親によって帝に売られてるのがエグい >>761
ただの後世の一読者にすぎないのにエグさが骨身にビシビシ突き刺さる
式部天才すぎんよ >>744
源氏を愛しさえしなければそんな具合にビジネスライクでいけたけど
それでもロボットのようとか言われそうw
>>746の通りだし
源氏の理想像である高貴な女人は
源氏程度の妻の座を「身に余る僥倖の有難み」なんて思わないw
このパラドックスも残酷 でも紫って源氏の一の人として世間に知られる存在だったんでしょ
末摘花の叔母も「須磨から戻った源氏が心を分けるのは兵部卿宮の姫君の美しい紫の上ただひとり」って知ってたし
それでも世間からは紫は源氏の一の人だけど正妻ではないって認識なの? 正妻になるには身分以上に子供の数とか婿へ実家がどの位援助できるかが重要なのでは
普通は婿として何人かの妻の元へ通った後でこれはという姫と同居する
受領の娘が有力貴族の正妻になっている例も多いのだから実家が婿にどれだけ尽くせるかが重要
婿の衣装を用意するのも妻の役割だが自分の財産も実家の援助もない紫の上はそれができない そういう認識だったんだよ、「自他共に認める一の人」
内親王なんてもらったせいで「あ、そういえばちゃんとお披露目もしてないし、対等じゃないよね」と大々的に知らしめちゃったんだな
もし三宮が夕霧に降嫁したなら、内親王の身分では正室と同等だ、と思ってる
(つまり、実家もしっかりして正式なお披露目もした雲居の雁は内親王と対等な扱い)
そして紫は同等ではない、と
あんまりだぜ
>>824
六条が源氏に執着しだしたら面倒がって遠ざかる
伊勢に行くとなったら会いにくる
その辺でもあらわしてるよね
従順で面倒じゃない自分がいなきゃ生きていけない女人が好き
でも最上級の理想は平伏さざるをいないような高貴で気高い、自分のものにはならない女
そら、六条さんも怨霊になるわ 一応紫が正妻かなー位の認識はあったんじゃない
式部もあさきも北の方と書いてたもの
唯一源氏と一緒に暮らしてた女君で寵愛も群をぬいてた訳で
姫を引き取り紫を養母にし紫は手輦を許され参内
勘違いしちゃうわよ
でもま、結局愛人だったのよね 愛人というより内縁の妻じゃない?
たまに長年一緒にいた内縁の妻を捨てて新しい女と籍を入れるスキャンダルとか聞く 紫に子供がいればなぁ
源氏以外に寄る辺ない身だわ
藤壺との間にも、葵、明石にも子供ができたのに
紫とは子供ができない設定にした式部の凄みに脱帽するわ 春の御殿で同居しなきゃいけないっていうのもキツイよね…普通なら妻妾同居って有り得ないはずなのに
紫が二条院から帰りたがらなかったのも分かる
気を使って仕方ないんだろうな 髭黒が、北の方の住まいの目と鼻の先に玉鬘を迎えようとして
思いやりのない人扱いされてたから、同居っていうのは大変なんだろうね 女三宮が普通の感性持ってたら揉めてたのかな?
自分が後から来たとしても身分高い正妻で新婚なのに他の妻と同居なんて
父親の後宮みたいで気にならないのかな 女三宮がこきでんさまの性格なら六条院の女主人や中宮の母の地位も紫から召しあげると
紫は二条院に移される 源氏が明石の君を妻にして子供が生まれたことを知った時は女三宮の降嫁ほど
動揺してなかったように見えたけど当時は正妻格から降ろされる覚悟はしてたのかな
女三宮降嫁時は正妻格→須磨流しの間の女主人任命→明石の姫の養母→秋好中宮の友人格
といろいろ積み上げてきたものを全部否定されたわけだから
今更自分の地位が脅かされると思ってないからこそ若い頃より絶望感が大きいだろうけど 明石へは一人の女性としての嫉妬でしょ
女三宮には嫉妬じゃなくて
自分のアイデンティティを根底から問い直させられるきつさ その方が楽じゃないですか
中宮の母の件は辛いだろうけど ?明石に正妻の座がどうこうは一度も考えてないと思うよ 明石は身分が低いからたとえ子供産んでも正妻の座が脅かされることはないと
その点は心配してなかったと思う 子ができるってことは源氏との前世からの縁が濃いって信じられてたから
そこは敗北感あったんじゃない?
なんで私には殿の子が授からないのかこんなに愛してるのにって煩悶してたし
女三の宮懐妊の時にはそこらへんはもうどうでもよくなってたけど 三宮懐妊の時
・紫→もうどうでもいい、ただただ穏やかに暮らしたい
・三宮→どうしようどうしよう、柏木の子なんてどうしよう
ずっと周囲を振り回して泣かせて驚かせて、何もかも自分が中心となって生きてきた源氏が
ここに来て初めて、ある意味人生で最も重要な女性2人から精神的蚊帳の外におかれてるんだよね
何とも皮肉というか… 六条さんは最初に流されて男女の仲になったりせずに
うまく駆け引きをして向こうから正式に結婚の手続きを踏むのを待つべきだったんだよね
正妻にはなれなくても妻の一人として遇される可能性は十分にあったはずだし
六条さんの方がもう待てなくて源氏を誘ったような印象がある
そのツケで結局最後まで愛人扱いで蔑ろにされ続けた それだけに最晩年の紫に何度も走馬灯が駆け巡るのが切ない >>836
紫上は秋好中宮の友人ではないよ。
親ざま(親代わり)としてお世話している。
1歳しか違わないけどね。 六条は源氏から迫ったけど付き合ったら愛情の度合いが逆転しちゃった
お互いがただの恋人でいいならともかく桐壺帝に叱られたように軽率に手を出しちゃいけない相手だったんだよね >>845
ありがとうございます
1歳しか違わないし中宮になった後は秋好の方が紫より立場が上みたいだけど
一応紫の上も秋好の親のような立場ではあるんですね
割と対等な関係で春と秋の良さを競ったりしてるので友人のような印象でした >>842
原典では源氏は紫の死にすら立ち会えなかった
最後に紫のそばにいたのは明石中宮だけ
あさきでは紫は最後の最後に愛を思い出したように見えたけど
原典ではついにわかりあえないまま源氏を一人残して逝った ん?臨終前に和歌を詠み交わしてるし、容体が急変したら賢明に祈禱させてるあたり源氏は側にいたんじゃないの? 呪い師を呼びに走ってたんじゃね?
紫の源氏への愛は男女の恋愛じゃなくて初めから家族愛だなあ
途中で源氏の恋人が次々と現れるから錯覚してたけど 紫の上が弱ってからの源氏への想いは夫と言うより手のかかる息子を愛するように変化したイメージだった
臨終の時には対等な男女と言うよりそれらを超越した無償の愛に目覚めたように感じた 法会でこの世の全てが愛しいって悟った時が晩年の紫の上のクライマックスだよね 紫が源氏の愛にすがっていたのが、晩年は逆転してたね 追うと逃げる
でも追われなくなると「あれ?」って気づいて戻ってくるタイプだね あれって愛というより慈悲だよね
男女の愛はもう紫にはない
源氏は薄々それに気づいているからいっそう紫にすがりつく 晩年の紫上は精神的にも見た目にも天女レベル。
桐壺が月に帰りそうなかぐや姫になぞらえられたのと1対をなしている。 出家を許してもらえなかったのが決定的だったね。あれで源氏の身勝手さがはっきり分かって一気に心が離れた感じ。
そういえば三宮にも出家後グダグダ言ってたな。出家前は嫌味ばかり言ってたくせに。 結局五十路になっても本当の意味で大人になってなかったんだね源氏は
生まれながらのアイドルの悲哀をそこに感じてしまう
何をしても許されてしまうから本当に大事なものを失うまで気づけなかった >>858
せめてあの時紫の上ととことん話合うべきだったよね
気を遣いすぎてストレスで限界迎えてる紫に向かってあなたは実家にいるみたいなもんだから気楽だよねと言ったのは酷すぎた
悩みを口にする紫が重たくなって気楽な女三宮のとこに逃げ出してセックス
そりゃ紫も我慢の限界だよな 敢えて言えば須磨に流された?事が転機だったけど、明石入道一家に厚遇されたから何もなってない。
そのくせ夕霧には厳しいってもうね。落葉の事で夕霧を諌めたシーンで「お前が言うな」と思った人は少なくないはずw 源氏、30代後半から「おま言う(お前が言うな」場面が散りばめられてる。
でも私、皆が言うほどこの頃以降の源氏って嫌いじゃないんだよね。神仏の申し子、スーパースペックの有能美男が、ある時を境に只の人間になってリアリズムが深まってて。
最終的にはおま言うなんて言えないくらいの境地に居るのは、さすがに不屈の主人公だなと。 初夜の後ふさいでる紫に人は誰しも春の中だけで暮らしていけないんだよってショックの原因作った本人が言うなよと思った
もっとスムーズにロマンチックに男女の関係になるのを想像してたから何も知らない子供な紫を突然無理やり犯してびっくりした
初体験があれってトラウマにならないのかな >>862
最初はお伽話の王子様みたいなキャラクターだったけど
年と経験を重ねていく式部の深みとともに
人間臭いキャラクターになっていったと思う
でもその分「末永く幸せに暮らしました」みたいな単純なハッピーエンドにはなり得ないね
源氏の嫌な面も書いてるし、男性作家にはない、女性のリアリストな面が出てる >>860
紫上が塞いでたり悩みや出家願望を吐露したら
「あなたのことこの上なく幸せにしてるつもりだけど何か?」
みたいにしてちゃんと取り合わなかったね
女にとって、浮気より、貧富より、信じて寄り添ってたはずの伴侶にまともに相手にされないのが何より辛いのに それモラハラだわ
相手をまともに扱ってない
相手が自分の悩み苦しみを打ち明けようとしても
私はこんなにあなたのためにしてあげてるでしょ
私たちのあいだに問題なんてないでしょと
それをなかったことにする
相手は言いたいことも言えず消耗していく >>855
そこすごいよねえ
藤壺とのあれこれとか知らず終いだったろうに
源氏の渇望と孤独のスパイラルを見切って慈愛まで向けて >>862>>864
源氏の性格自体は実は一貫してて変わってないけど
(昔から傲慢で身勝手だけど若さ可愛さで相殺されてた)
物語世界全体の経年描写が神がかってるんだと思う >>793
本当は、一番最初の添い寝の時に
暗に女房達がそれを禁忌だとする反応をしてるけど
なあなあになってしまったんだなあ 出家するよりよっぽど紫の上にとっては源氏との結婚生活の方が修行になった気がする 誰の導きもなく自力で高次元へ行きついてしまったよね… とはいえ女三宮降嫁までは幸せと栄華の絶頂だったよね
明石の姫君の養母として宮中の待遇も女御並みで実母の明石が自分との差をありありと実感してるのだし
そこからの転落だから余計に悲惨さが増すのかな 源氏物語に限らず、平安の物語って
男が酷いものがわりと多いなw 平安に限らず古今東西現代に至るまで多くの恋愛ものはそんなもんでしょ
草食系男子が批判されたりするけどレイプが当然の時代より遥かにマシだよね >>874
そのときは「そうなったら朝顔さまが正妻になる」と、切なく悩みながらも覚悟もしてた
そういうことを全部乗り越えて、落ち着いて穏やかになっていけると持った矢先にもっと強烈な爆弾落とされたから、
そら何かが砕けるよ 本当に辛い時に逃げ場がないのが一番しんどいよね
実家はないし愚痴をこぼせる対等な親友も居ないし
自室ですら女房に気を遣ってため息をこらえるようでは病気になるのも無理はない 紫に子供が生まれたら、少しは幸せな晩年になれたのかな >>879
で、男どもは心身をむしばむほど我慢を重ねて何とか取り繕っている紫を見て
「やはりこれこそが理想の女人」とか頓珍漢な感激するんだよね
こんなのが理想の女人なら理想じゃなくていい
鬼嫁とかバカ夫とかお互い言い合いながら仲良くやっていく夫婦が一番幸せだよな 産後に宿下がりしてるちい姫に
「少し弱ってる方が男をそそる」
とか言ってるくらいだからね >>881
式部自身がそうだったらしいね<お互い言い合いながら
でも夫には重荷だったらしく間遠になったらしい >>880
実子が居たら母親と言うアイデンティティを持てたから精神的には全然違ったと思う
せめて病気になる前に紫の上を二条の屋敷に帰してあげたらねえ
あそこが実質紫の上の実家みたいなもんだし女三宮から離れてのびのびと暮らせたんじゃないかな
他に住んでるのは末摘花とか空蝉とかくらいだから気楽だし >>883
髭黒と正妻の離婚原因は玉鬘
兵部卿正妻は源氏や紫上のことを恨んでる
そんなとこに行けるわけはない >>885
末摘花と空蝉がいるのは東二条院だから二条院とは別の邸 女性の「紫の上が好き」と男性の「紫の上好き」って意味合いが全く違うよね
男性が紫の上こそ理想の女性とか言ってるのみると「え〜…」って思ってしまう >>887
二条東院って二条院の東の屋敷で同じ敷地内だと思ってた >>869
歳を重ねていくごとに、少しずつ神聖を削いで行ってるのね。明石との政略結婚を受け入れて以降はモテなくなる。モテなかった相手が源氏の劣化部分を焙り出していったり。そうして人間臭さを増していく感じ。 男で紫好きって言ってる人夕霧くらいしか見たことない…
わたしのまわりではあんまり人気ないなあ >>881
夕霧雲居夫婦くらいでちょうどいいんだよ
夕霧も花散里相手に雲居は鬼のようだと愚痴って
そのあたり六条院の女性たちはそれぞれお見事だと言っていたけど
花散里は内心「まったく男って奴は…」と思いながら受け流していたのかもね >>892
10歳から源氏に囲われて家族と女房以外にはほとんど顔を合わせることもなく生きてきたし
好きとか嫌いとか以前に直接紫の上の容姿や性格を知ってる男性がほぼ皆無だからそれが自然なのでは
噂で聞いて憧れても幼いうちから源氏の手の内にあって他者が惚れる隙間もなかっただろうし >>894
ごめん、自分は888のコメを現代一般人の男女のことだと思って書いた
現代に生きる自分の周囲に紫をいいと言う男がいないので、紫をいいと言ってる人を
作品内の夕霧くらいでしか見たことないわっていうつもりだった
あさきに描かれてないこと以外はわからないから 《名言集》
神さまの……くださったぶんだけしあわせでしたわ……
わたしはねなにをしても許される身なんです
……より多く愛した者が負けなのです
生涯一度として心から愛されたことのない后だったのだもの
今度生まれてくるならもっときれいに生まれたい……
これが……やはりわたしの運命でした……
秋がことにあわれに身にしみます……
そしてこれからはずっといっしょなんだ……
いったい なぜわたしはこんなむなしい恋のとりことなってしまったのか
わたくしが琵琶の撥で招いたら月が雲から顔をだしましたよ
こんな人の世の苦しい恋の淵に身を沈めようとは
あんなにも美しく愛らしく純真な姫がこの世にいたとは……
こんなわたくしを愛してくださったあなたに涙しか残してゆけない……
……あなたが天女なら……
わたしは月読だ……
愛が勇気を与えてくれたから……
その愛をあなたにのこしましょう
あなたはこの世の中に生きて
最上の喜びと最上の哀しみを味わうために生まれてこられた
そんな美しいかたが花を散らせてしまうの見るのは……
悲しゅうこざいます
わたくしは二度と目ざめることのない
あの夢の中にはいっていきます
これ以上なにものにも流されることなく……
自分の足でここに立ちたいのです……! やっと実るのだわたしたちの幼かった恋は……
春に遅れて咲くこの藤の花のように……
自分は人とはちがうのだと思ってきた……
その思いあがりがいまははずがしい
わたくしは……いま……はじめて
自分の行く道が見えたような気がする……
見つけた
わたしがさがしていたもの……
身をこがすような恋……
愛にことばなどいらないのだ
愛したら……
だたやさしくほほえむだけでいい……
あなたの悲しみを……
あなたの涙を……
けっしてむだにはいたしますまい……!
あなたを愛してるといってしまえば
わたくしはいやおうなく
母と同じ道をたどることになる……
あなたさまのおっしゃるのはうわべだけのいつくしみ……
世間体をつくろうだけのおやさしさ……
わたくしへの愛などではありません……!
わたくしはこの世と……
この世に生きることをこんなにもあいしている……!
この終わりのときにさえ…… その日こそ
わたくしたちは夢の浮き橋を渡り……
静かに手をとりあうことができるだろう
桜よ
いまは喪の色に咲け
あの人はもういないのだ
わたしの永遠の恋人は……
あなたのお気持ちはよくわかる
わたしを責めておいでなのも
だが わたしはだれよりもあなたを失うのがおそろしいのだ
あなたに見放されるのがつらいのだ……
……ああ……
あなた……
ひとりぼっちの……
かわいそうなあなた……
あなたがわたくしを愛したから
わたくしは生きてきたのに……
あなたこそがわたくしの人生
わたしくのすべてだったのに……
……ああ……!
この世はなんと美しいのだろう……!
生きとし生けるものは
みななんと美しい輝きに満ちているか……! わたくしは母を知りません
はかなげで少女のようで……
すきとおるように美しい人だったといいます
愛だけによって生き
その生命を断ったのもまた愛であった……と
わたしたちは
……またいつか出会うことがあるのだろうか……
いつか……
男と女の垣根をこえた
御仏の御弟子として……
わかっています
あなたが心からそうおっしゃっていること……
あなたの愛がすこしも変わらないこと……
でも……
でもちがう……!
わたしのなかでなにか砕けてしまったものがある
それをあなたはお気づきにならないのね……
つぎの世に生まれたら……
わたしはべつの生き方を望むかしら……
それともやっぱり
もう一度
あなたのような人に出会って……
……いつまでも愛されて……
……そばにいたいと…… 次スレは前の板に戻り立てますか
ただ前板のSETTING
(ttp://egg.5ch.net/tubo/SETTING.TXT)
を確認しましたがBBS_THREAD_TATESUGI=192
の数値が異常に高くスレを立てたくても規制されていたのはこれが原因でした
この板のSETTING
(ttp://medaka.5ch.net/rcomic/SETTING.TXT)
のTATESUGIは16ですから規制に引っ掛かる確率は低そうです
それとあちらの板はスレ立て直後に21レスまで埋めないと即死判定
(時間内に規定のレス数がなければdat落ち)される仕様ですし
ID表示があり即死判定のない他の板に移動するか
この板でIDが付くようにスレを立てますか
ちなみにBBS_SLIPの!extend:checked:verbosはSETTING.TXTに
BBS_USE_VIPQ2=2と記載されている板のみ有効です >>892
そういえば読んでたとき小中だったけど
周りの女子みんな藤壺とか紫が好きと言ってたな
男のあさき好きは遭遇したことないから分からんw
もしこのスレに殿方がいたら好みの女君を教えてもらいたいわ あんまり難しい性格してなくて明るい近江の君かなあ
一応美人だしふだん色気がないからこそたまに見せる色気にグッとくると思う
正直あさきの大半のキャラは男女ともに付き合うには性格が面倒くさい
自分が女だったら親しみやすい惟光を選ぶと思う >>900
ここでID表示か前の板で良いかと
規制とか保守条件厳しいならここでIDが面倒少ないかと思います >>900
私も>>904と同じ
前の板で無理ならここでID表示が良いです >>904
>>906
>>980超えれば前の板に行き次スレを立てますがホスト規制もなく成功したら
再び移動し駄目な場合は再度この板に次スレ立てる予定です 朧月夜って美女で華やかなんだけど、人生のトピックが源氏との事で、それ以外は地味でパッとしない感じ。何か勿体ない。とは言え、一杯恋して生きるわけにはいかないし。
源典侍ぐらい突き抜けてて、自分ラッキーな体質だと、人から何言われようがどうでも良いよなぁ。何だかうらやましい。 朱雀帝の寵愛を受けたことも大きなトピックに入れてあげてw
女御にもなれなかったし子供も持てなかったけど帝に愛されたんだから・・・ 源氏物語の女人って不妊が多いなと思ったけど光源氏と関わった女がことごとく孕んでたらやばいな >>908
朧月夜は女御として入内するはずだったのに源氏との一件で叶わなくなったから尚侍として宮中に入るしかなかった。
源典侍は最初から女官として宮中に上がってるみたいだし、変なしがらみがなさそうだから好きな事が出来てるんじゃないかな。
実質的に女御の扱いで帝の寵愛を受けてるのに源氏と会ってる(いわゆる不倫)ってブッ飛んでるし、源氏が須磨に流されたのはそれが原因だから中々のものだと思うよ。 朧月夜本人が女御入内から国母にって道筋を退屈なものになるだろうと想像してて、朱雀と源氏に愛され恋の激流の中で生きることを手応えのある一生だったと述懐してるから入内出来ず勿体無いってこともないと思うよ
当代随一の貴公子二人と恋をして誰の身代わりとかもなく朧本人が必要とされ愛されて、どちらとの関係も続けるのも離れるのも本人が決める自由を持っていたから でも朧月夜が東宮になる男子を生むか中宮になっていたのなら
後の右大臣家の没落は防げたんじゃないかなぁ 朧月夜は結局、女御にも上がれず
尚侍のままで終わりだっけ >>914
源氏との事がバレたから女御になれなかったんだよ 冷泉と藤壺が最期の対話をした場面、藤壺の顔は冷泉がいる位置ではなく逆向きになっているね
藤壺の危篤を聞き源氏が駆けつけた時も同じ絵柄を使ったから反対方向に会話していたし 花散里はうまいこと源氏を掌の上で転がしているようでこういう夫婦が結局平和だなと思う
基本的に従順だけど笑顔でチクリと毒を刺すこともできるし朧月夜とはまた違った形で主導権を握っている 桐壺の父帝一院を筆頭に朱雀と源氏、冷泉と夕霧は皆五十歳超え長寿なのか
夕霧と冷泉は三歳差、今上帝も夕霧の三歳年下だけど一番長生きしそう >>918
今上は物語の最後では在位28年。40前後位かな?東宮も20近いのに、まだまだ御代は続きそうだね。
>>912
>誰の身代わりとかもなく朧本人が必要とされ愛されて
形代じゃなかったのって彼女と花散里、末摘花、明石だと思うけど、みんな幸せを掴んでいるね。 物語としては
亡き母の面影を求めて女性遍歴をする主人公の話だから
何らかの影や断片をどの女性からも見いだしているからこそ
妻にしたり面倒みたりしてそう >>917
花散里は姉のため宮中で仕事してたんだっけ
紫に比べて物事見る目がひろい感じがするのはその時の社会経験もあるかも 形代ではないけれど、紫を想いながら明石を抱いているから何とも…
目の前の女性に満足できず常に何かを追ってるんだよね ああごめん、花散里の花か。略し過ぎて分からなかった。 >>923
あるかも。邸に閉じ籠ってるより宮仕えの方が公達と出会えるチャンスは多いし…ってその通りになってるww
ごめん、皆さんに教えて欲しいんだけど、あさきに限らず花散里と源氏の出会いを詳しく書いたシーンってありました? あさきで見る限りでは麗景殿の女房なのか訊かれた時に姉だと答えてるから同母姉妹じゃないかな、桐壺院死後も一緒に暮らしてるし
麗景殿の入内後、花散里が適齢期になる前に父親が亡くなってしまったんじゃないかと想像 六条の父大臣は、六条の登場時にはもう亡くなっているみたいだね。生きていたら娘が未亡人とは言え、男達を近づけさせないだろう。 花散里に源氏からの贈り物が届いた時にあなたなんかに?とため口で蔑んでた女たちは他の姉たち?
女房がため口きかないよね >>930
花散里に面と向かって「あなたなんかに?」なんて言った女房はいないよ
こっそり「三の君様に?」「どうせ5位か6位の男でしょ、あのご器量じゃ・・・・」と話してただけ
さすがにお姫様だから陰口叩く時も普通に「三の君様」だった 花散里は後ろ盾もそんなに強いわけでもないのに嫡男の夕霧を預けられたり
源氏に信頼されて尊ばれていたよね
実家が弱いとは言っても実家と断絶状態の紫の上とはやはり違うんだろうな
最初から自分は一の人ではないと本人も周囲も認識しているから気楽だし
もし自分が六条院に住めるとしたら花散里のポジションがストレス少なそうでいいな 紫の上に次ぐ出自の高さの上に身の程を弁えて必要以上に欲しがらない、思い上がらないという奥ゆかしい性格の勝利やね
でも花散里が美人だったらまた違ったかもね
源氏も入れ込んで紫の上も警戒するだろうし 花散るさんが美人だったら夕霧の母役は任されないと思うw 源氏って花散里の性格やたら褒めてて貶したことないけど寵愛薄めだよね
かなり美人だったら紫の上と同じくらいの扱い受けたのかな 花散里も美人だったら六条院のパワーバランスが崩れそう 花散里の長所を認めて好ましく思ってるけどオカンに甘えたい的な愛情かな 母親を早く亡くしてその愛を求めているなら
まさに花散里のような母性的なタイプに落ち着きそうなもんだが
そこは理想の女性・藤壺がいたからな
花散里に安らぎは見出してもそれだけじゃ満足できなくて
亡き母そっくりの藤壺の方をひたすら理想化していったのね 幼い頃に母を亡くした人が母親に全く興味がなくて周囲から冷たい人間と言われて悩んだなんて話を聞いたけど
母の思い出がないから恋しいとも感じないんだって そういうのもあるだろうね
源氏の拗らせ方って色んな要素が混在してると思う
まず母親と自分の身分の件でルサンチマンが凄い 亡き母の面影を求め続ける父親に溺愛され、その母の身分さえ高ければ東宮よりも余程優秀なのにと周囲にずっと思われていたらこういうコンプレックスを抱えた人格になるだろうねって説得力が凄い あっちこっちの女人に次は同じ蓮の上に生まれようねって言ってたけど
結局最後は紫の雲がお迎えに来てくれてよかったじゃん 花散里は美人じゃないしいろいろ苦労して世の中には理不尽でも
どうしようもないことがあるということが身にしみているからな 源氏はなまじっかハイスペック過ぎて自分の力でなんでもできると誤解しちゃったんだろうな
須磨流しから戻ってきてからはほとんど順調に人生が進んだしとどめに準太政天皇の位を授かって
ほどほどのところで人生の折り合いをつけるという考えがすっぽり消えていた印象
須磨に居る時の謙虚さはどこへ行ったんだろうか 更衣だが大納言の姫で楊貴妃を引き合いに出されるぐらい寵愛を独占した人を母をもつ源氏
受領更衣腹の落葉とは違う
新弘徽殿も祖父の養女で入内した時実父は大納言だしさ
女御腹とそんなに変わらないという自負も少しあったんじゃないかしら >>945
新弘徽殿は祖父が現役太政大臣で摂関家のトップだから全然感覚が違うよ 内親王の落葉と更衣でしかない桐壺のどっちの身分が上なのか分かるよね 尊い人が亡くなった時に、お釈迦様が紫雲に乗ってお迎えにくる。
大和さんはこの言い伝えを紫上のお迎えにスライドしたのかも。もちろんお釈迦様のお迎えとダブらせてるでもいいけど。
源氏、長い苦しみの果てに悟りの境地に至って良かったね。 同じ更衣腹でも皇子と皇女じゃだいぶ違うし、母親への寵愛度が桁違いだし
父親さえ生きていれば桐壺更衣は女御で入内だったけど、一条御息所は受領だから更衣以上にはなれなかった
あと無品内親王の落葉と臣籍降下されても左大臣家の婿で出世しまくる源氏を比べるのもな……
更衣腹は親王宣下されても無品だから皇女なら斎院・斎宮にでもならない限り扱いは軽いもんだし 紫の上が亡くなった後は源氏の衣替えの衣装を整えるのは明石ではなくて花散里の仕事なんだね
明石は身分が低いしもう明石の中宮に付きっ切りだし六条院でそういうことできるのは花散里しかいないんだな 明石入道が出家してなければ裕福な受領の娘だから正妻になる可能性もあったかもろうけど、源氏に出会うずっと前から出家してるからね…
ほんとに源氏が面倒見てるのは身寄りがなかったり後見なかったりで捨て置かれてもおかしくない人が多い >>951
あの時点での明石のお仕事は源氏の愛人や身の回りの世話ではなく、
明石の女御の身の回りのお世話とツボなの管理責任者だから
源氏とたまに会うのも、紫達みたいにただただお待ちするんじゃなくて、お仕事が終わったらきてもよろしくってよ状態
そして孫以降の代には後宮はほぼ自分の子孫達のもの
改めて考えたらすげえな
明石入道の大願は成就したんだな 明石は源氏のどこが好きなんだろうとたまに疑問に思ってしまう 格差婚の常で自分を引き上げてくれただけで好きって場合もある 何となく源氏は自分のみっともないところも含めて愛してくれた女性についぞ巡り会えなかった気がする
本人があまり女性にそういうところ見せたがらないしマウント取りたがるから自業自得なんだけど
紫が源氏を許すようになったときはもう臨終でさらに男女を超えた無償の愛の境地に近かったし >>958
わりと花散里には飾らぬ自分を見せてたと思う。 >>953見て思ったんだけど、明石は姫付きの女房になったと同時に、源氏の妻の座を降りたの?
終生妻の一人だけど、意味合いとしては姫付きの女房であり、女房頭の方が強くなったと考えれば良いの?
いずれにせよ、源氏のコントロール下を離れているよね。キャリアウーマンの強味だけを持ってるって感じ。 紫上は明石君を源氏の子が生まれて羨ましいと思ってるし
明石君は紫上を源氏に一番愛されて羨ましいって思ってるよ
子供や仕事があれば旦那なんてどうでもいいってのは女の強がり 中宮付きの筆頭女房になったらいくら源氏でも自由に明石を呼び戻したりできないだろうね
当時のキャリアウーマン事情はわからないけど確かに仕事で夫のコントロール下から離れた印象 >>956
そりゃあ海ばかりの田舎で突然あんな貴公子が現れたら
メロメロになるんじゃないかしら
紫が亡くなったあとも「やはりお泊まりになってはくださらない…」って思ってるし 桐壺更衣の父親は出世コースから外れている家だから(明石入道を見ても)
父親が生きていても大納言どまりで大臣に多分なれないので更衣で入内だと思うよ
落ち葉親よりは上だろうけど
父親が大納言で女御で入内の場合はたいていその家が中枢にあって父親が大臣に
出世するのがほぼ約束されている場合だとどこかで読んだことがある
頭中将の場合はそれでも念を入れて祖父の養女にしているけど 紫上亡き後は、花散里には甘えてもしょうがないし、明石には弱さを見せられないし、正妻には拒絶されるし、今さら朧月夜に泣きつくとみっともないから出来ない。一人で、或いは女房への独り言みたいな感じで哀しみ抜いたのね。
男の出家は、政界からの退陣表明みたいなものだけど、源氏の場合、これ以上この世を共にしたい女はもう居ないからなんだろう。お世話は人に託せばそれでいいもの。 紫死後の源氏は女三宮に優しい言葉を期待したり、明石の前で泣いて慰められたりとかなり情けないところ見せてると思うけどね 女三宮が出家したことを朱雀帝は哀れに思っていたけど
根っから他者とのコミュニケーションに必要な情緒が育ってないから
俗世と縁を切る出家はかえって幸せなんじゃないかと思う
誰とも親しまずおつとめに励んでぼんやり空想にふけって猫と遊ぶ一生こそ
女三宮が心から幸せを感じられる人生なのかもしれない ちい姫が入内して女三宮と結婚決まるまでの間に源氏って出家しようと思ってたよね?
紫の上にはちい姫がいるから大丈夫とか考えて
紫がちい姫を明石御方に返して源氏も女三宮と結婚しちゃって予想外な展開になったけど 藤壺に出家されて俺も出家するかでも若紫いるしで思いとどまって
栄華も極めて出家するかと思ったら藤壺の血筋の女三の宮なんかにひっかかるし
夕顔に死なれた時も出家したいって思ったっけ? 「何もかも恵まれてるのに世の無常を感じて出家したがる俺カッコイイ」
という厨二思考なんだろう
朧月夜に先越された、三宮に先越された、こんな得心深くなさそげな女達に先越されるだなんて、と、ぐちぐち言ってたね
本当に達観したくて出家を望むんなら、先越されたとか俺の方が信心深いとか一々対抗意識ももたないだろうに >>971
まさにそれだったw
>>968の時も一番格好のつく去り際の演出を考えてただけで
出家の実態までは頭にないからその後の修羅展開に 源氏の出家願望、夕顔死去の時は純粋に物語上の展開で、後のは紫式部が読者に向けた「辞めようかなー(チラッチラッ」だと思うな。
締めくくり大事だしさ。
源氏が満ち足りた状態で彼にそう思わせてるから。 でもこの物語の肝心は
源氏を完全敗北させるところじゃない?
そこから終局へ向けて穏やかに浮上しつつ現世から離脱していく
このへん容赦ないけど品があって好きだ 初老を迎えて栄華を極め思い残すこともないと思ってた源氏に対して
人間の持つ業の深さや弱さを見せることで物語に深みが出るし
この世に確かなものはない、全ては幻だという仏教思想も絡めちゃったり
ストーリーテラーにも程があるわ
当時の読者も三宮降嫁にはさぞ驚いただろうなぁ 子供たちもそれぞれ結婚して立派にやってて、妻達も紫明石間の微妙な問題も片付いて、自分も長年密かにコンプレックス抱いてた臣下の地位から準太上天皇になって
もう人生の喜び苦しみ総てを味わった自分に不如意なことはないと感じていて
あの時の源氏ならほんとに何にも執着せず出家できて紫も共に仏弟子になって穏やかに暮らせたかねえ 身も蓋もない事書くけど当時は出家=エッチ卒業でしょ?
あの時の源氏はまだまだ性欲があるから無理無理
だからなんちゃって願望なんだよ 逆に、源氏って、何で幾度も出家願望が頭をもたげるんだろう?
きれいに人生を全うしたい、というスタイリストなのかな。
若菜から源氏の総決算として悪い所を徹底的に描いて、そして彼の精神の高い跳躍力を見せ、でもやっぱり源氏はさすがだよと感服させて終わる。
悪い所、愚かさあっての人間だよと思えるので、40以降の源氏って好きだわ。 人は一人なのだと悟った源氏の表情が良かったなあと思った
ずっと母を亡くした欠落感を抱えそれを女人で埋めようとしてきた彼が
人は誰しも一人で生きていくしかない、皆孤独なのだとわかって
逆に満たされたような描写がとても美しいと感じた 当時は出家をすることで極楽浄土に行けると考えられてたと聞くから
源氏も現世の栄耀栄華を極めたからあとは極楽浄土を目指したんだろう
但し出家して僧と認められるのは男だけで女は積深き存在とされた 女三宮降嫁直前に出家したら紫の上の不幸は避けられたかもしれない
でも自分の業で大事なものを失ったからこそ源氏はラストの解脱の境地に至ったと思うので
物語的にはあそこで源氏に出家されたら面白くもなんともないよね >>980乙です
源氏が早々に出家したら明石の姫の後ろ楯はどうなるの?
紫もまだ30代前半で未亡人みたいな生活になるのか 明石の姫には夕霧が付いているじゃないか
そのために子供の頃から夕霧を明石の姫と交流持たせている
紫の上は源氏が出家したら自分も出家するのではないの
源氏が存命中なら在宅出家で女三宮のような生活を送れるように援助 平安時代の出産は現代よりも遥かに命懸けだから
産まないで長生きする選択も悪くはないと思うけど
やっぱり産めるものなら紫の上も花散里も産みたかったかな >>980
乙です
個人差はあるけど30〜40代で晩年だなんて短命すぎるなあ >>987
夕霧にとっては異母兄妹にしては親しくしてたのはもちろん、
自分の家族の中でたったひとりの姫かつ中宮ってことで
政治的にも重要だから軽んじることはないんでない? 夕霧と冷泉が居ればまあ大体のことは源氏が居なくてもどうにかなるのでは
公に行動できるのが夕霧だけだから彼の負担が大きいが スレ立て乙です
>>985
紫死後、明石が出家したがる源氏に言ってたセリフは大体そんなことを指すのかな
迷う分別の深さが高い道心につながるとか何とか
逆に言えば源氏の女達の方も源氏ゆえに悩み迷んだうえで出家へ…ということで
より高い道心につながったのかも 女達は源氏の事を契機に、源氏は紫上と女達との係わりを契機に出家したり、精神の高い境地に至っている。やっぱり源氏と女達それぞれあってこそなんだと思う。源氏が出家した後ふつうに生きていくのも勿論ありだ。 釈迦も世俗の贅沢を味わいつくしてから出家したし
やっぱりそういう経験を踏まないと世俗を捨てるのは難しいのかもね
この世の喜びをある程度体感してからでないと出家しても未練が残ってしまうのかも
本当にラストの源氏は世俗でやれることやり切った感があるもんなあ 完全に源氏の自業自得で部下も巻き込んで左遷されたけど
ほとんど恨んでないのはやっぱり源氏は男性にとっても偶像なんだなあ ちょっと遠くから眺めるなら源氏
付き合うなら夕霧
結婚するなら惟光 妻にするなら紫の上
愛人にするなら朧月夜
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