儚知矛 千夜 巳の刻 [無断転載禁止]©2ch.net
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此処は叶う悪夢を語る常
興味や覚悟のない方は閉じてください
是までと違う事
切替ること叶う時だけ御話を
無理な時は書き留めてある話でも
其れすらない時は・・・
貴方に小話を
始りは偶然の開通でも彼女の腕でもありません
誕生前の売り言葉を覚えてますか
かったのはその目前の方でも周囲の人達でもなく
その場に居ないミテイタ奴です。
明日の夜からにて今宵は此処で、お休みなさい酔い夢を
※前スレ
儚知矛 千夜
http://medaka.2ch.net/test/read.cgi/yume/1415531517/ 六百参拾壱
自ら入り込んだ落ち着く小部屋
床も壁も天井も木の板張り
入り込んだ道順を思い起こすと地下かと思う
そこまでの路は争いの場
何が欲しいのか何も見当たらないのに
ひとり話を持ち掛けてくるまでは
新規の人が増えれば部屋は増す
居なくなっても加減はなし
人気が無くなれば何かが泣く
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 六百参拾弐
寛げる筈の所は閉所
思考が浅くなりやがて止まる
行動の意思は直ぐに殺がれる
空を見ることなく地面を眺め
様々なとびかたすら忘れてる
忘れないのは臆病な心
何もないと思ってるから弾かれ
感さえも鈍り始めて危機感なし
無意識に扉の近くには陣取る
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 六百参拾参
欠けた状態で売り場を彷徨う
何を求めて探しているのか
視線は周囲を見渡すが思考は停止
見つからないのか時間が迫ってるのか
視線より歩みが忙しく動く
個々を見ずに棚を一瞥のみに
隙が無いから記憶を漁れない
誰がいつ何を求めてるのかも分からない
写り込むものを避けてるのは解かる
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 六百参拾四
何か言っていたけど一人でも行こうとすると
不審な案内人が居るからと同行する者も
メモを残そうと思うが必要の無い先を視る
着いた先はおもわぬ大漁
この身が餌なので当たり前かと
時を稼ぐ為に身を隠す
忘れているが幾度もやってる事
視界から消え闇に隠れ壁のうちへ
最後は終いまで見下ろし眺める
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 六百参拾五
合わせておいたのに別れてくる
縁の良い数字にしていたのに
普通と不安定な並び方に……
視えていない方を選んだ結果
知らないほうが愉しめるかと
迷いに迷って勧めた事
もしも同時に来たのなら
どちらが先に渡されるのか
その結果で見知らぬ道に入ったか分かるから
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 六百参拾六
此方は眠いし横になりたいのに
教えてやると言い包められた
時折やられていた嫌な攻撃方法を
試してみて思うに儘ならない腕
切り替わったのか未だ幻か
戻る感覚は問題無いが途中の……
無いからこそ視えていたのか
一時的な切り離された感覚と
摩擦熱と錯覚したことを
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 六百参拾七
確認するように鏡を見る
観ている視点が何処にあるのか気にせずに
映ったものも記憶か現状か先かは不明なのに
願った事の先なら何も問題なし
迷い込んで視てしまったものなら……
記憶を漁ったのなら思考が加速して拙い
正確に映る鏡があるなら探せる
うつるものに惑わされなければ
己は鏡を所持したまま彷徨う
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 六百参拾八
己は部外者だと思い観ていたのに巻込まれた
其様を総てみているモノが居た
認識できない上から降りてきて話し始める
その素顔は知ってる人?名も思い出せない
彼等の話にこれ以上巻き込まれない様にお暇叶わず
彼等の声は聴こえるが言葉は分からない
永くそこに留まってると時と共に
認識できなかった天井が闇となり降りてくる
動きようが無いので一旦閉じた……
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 六百参拾九
置いてある紙片を拾い読み上げる
知ってる言葉の記憶にない単語
其れからは先が視えてくるから絵として留める
何事もなかったように元の位置へ
その時の時間を確認する前に声が掛かる
退去の時間で続きも難しい
前後が綺麗サッパリと失念してる
描き留めておいた絵もその時まで忘れる事に
ある日の其時に電源を……
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 六百四拾零
時計が眼の前にないのに二本の針が視える
みえた数字は十三時三十七分
正確ではない其々の針の太さ分の誤差は……
懐かしいもどかしい走りで向かう
前で待ってた人が八時十分だと言い
三十分の猶予を貰い横を抜け背後へ
溜めていた物の内から目的のものを探す
そこにはない事を忘れていて
錯覚を起こすまで夢中で続けてる
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 六百四拾壱
迷い込んだ者達が其処から逃れようと足掻く
嘘を信じて外から更に呼び込む者
連鎖が終わるまで増え続ける所
時折奇妙なことが流行る
脱出の為の試練や手順と思い込み
酔狂した者が確かにその場から消えるから
捜せば建物外に出たと分かるのに
その場が何か認識できずに居るだけ
それぞれが都合の良いものを見ているだけ
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 六百四拾弐
その主には知識も無いし記憶も無し
思考することも少なく従うのみ
そして居ないほうが良い時にそこに居る
備品の回収にその動く小部屋へ
起動し下へ向かっても動じる事はなし
それは何も知らないから
入ってきたものに対し見るなと警告されても
見てしまい動揺し辺りのものを投げ散らかす
偶然に水がソレにかかるまで
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 六百四拾参
其処の出入りは最初と違い動物目的
子猫と誤ったソレを観察する日々
立ち去る時に奇妙なあだ名を付けられてたことを知る
屋外にてまだそこの敷地の内に見つめる者
此方を見ているのか試す為に左右に動く
確信した後には視線から外れる為に外へ
遅れて来て飛び込んだ辺りを見続けた後
視線や顔はその周辺へ
それを観ながら掴んでしまった物と去る
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 六百四拾四
忙しく様々な所へ往く
其々の場所で間違い探しをやらせられる
自覚の無いままで気付くまで
ちょろちょろとした種火
その火のどこが問題なのか問い掛けてくる
制限時間は短く誤りでもそれに合わせて続く
間違えていても振り出しに戻らない
そのまま迷走させられる
奪い尽くす意図があるように
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 六百四拾五
望んだ数字の一部をみる
ただしそれは罠付きで
日付を探し始めて其処に気付く
その様になった原因は直前の感情の乱れ
演技を超えてしまうほどの事では無いのに
別のことで紛らわして刻を失う
自分の意志と示された数字の差は縮まり
その褒美が出て来てもため置く事忘れ
終いの一列のみ心に刻む
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 六百四拾六
こちら側に向けて浮かんだ穴
ゆっくりと近づいて来ている
目の前に来てそれが眼だと気付くまで
見られていても気にならない
とても眠いのと手元に良いものがあったから
其の毛並みを触れて楽しんでたから
賢く甘えてくるそれに
周りの状況がどの様でも
闇に染まっていく途中でも……観察を続けた
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 六百四拾七
別れているのに、三択の選択を迫られてるのに
そのことに気づかないまま無駄に過ごす
初見では無い筈、似た仕様は幾度もあった
バラバラに散って伝わった詩を
再び組み上げているのなら
この先の見通しはつく筈
思考して挑むのを放棄してないのなら
直感だけに頼り辿り着いていないのなら
選択できる機会は巡ってくる
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 六百四拾八
何処かに近付いている
大事なことが抜けているも
それ以外は明瞭で……
だから何も思うことも無く
無駄に時を過ごす羽目に
忘れてることを気付きもしないのだから
忙しく過ごし時間が足りないのを自覚した時に
何かを失った儘だと気がついて呆然となる
思い出せただけで幸せかも知れない
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 六百四拾九
其処には綺麗サッパリ何も無い
普通ならある筈のものも含めて
力あるものに片付けられたかのように
居るだけで同様に
後先も無く等しく
止めた時点で確実に
何故その事を覚えているのかが鍵
他とは違う参時以降の記憶
繋げてはいけない様な思い
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 六百五拾零
夜空を眺める何かを探す為に
目的が全く違うことに変わっているのに
それでも記憶を漁りながら必死に
見つかったのは不安と不審を抱かせるもの
目を離せなくなり追い続ける
地からの流れ星が現れるまで
記録に留める為に手段を探し
その無様な様子を見られ呟かれ
何も出来ないまま夜明けを迎える
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 六百五拾壱
激しい雨の後を歩いてゆく
時折数刻前の光景を見ながら
向かう方向が変だと思うも
止まぬ空を見上げれば
赤い蝶が列んで止まってる
見える限り全ての電線に
帰ってくる所はいつもの所
来る度に違うのに何故か同じだと認識してる
中では不満を吐き出させようとするのも
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 六百五拾弐
其処を掘り始める時の事から終いまで
何を求めていたのか其処を穢すことに成る迄
こちらは仕置だったけど……
祀られるまでに其処に棲みつくものたちも
そこへ至る道は二つ片方は険しく
癒やしていたら通る声で願いを聴く
何故入り込んでいるのか考えていない
棲みついてるモノたちがみえていないのかと
伝われている手順を守れば何も問題なし
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 六百五拾参
邪魔にならない隅を見つけてそこに座る
そこまでにいたる道で観察されながらも
必要だと言い聞かせて拾い物しながら
その場所に置いてあったものを他と真似て試す
壊れているのかそれとも己が原因か反応しない
交換してくれたがそのまま包囲される
ないものを確認して強請り
気長に待った結果は周囲の様変わり
そこに居辛くなり理由を付けて探しもの再開
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 六百五拾四
その時その場では満ち足りない
だから敵わずに隠れる事に
隙を見て逃げ出すことに
道中のものを拾うか捕るか
独りの時は困難でも連れが居れば
一番険しい道を創りながら進む
一人になる頃に焦ったせいで忘れてる
知ってる景色を見ても止まることなく
降り方を忘れて座り込み悩む迄
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 六百五拾五
遊戯の中で浅く思考
身を潜めて流れを観てる
底が何処だかわからないから
一つのことを知って
逃げ回る様に誘導
追ってきているのが一人だと解るように
追手の始末も閉じ込める事さえ拒否
その頑なな理由を知らないから
その中途半端な位置で止まることに
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 六百五拾六
其処に居る理由を忘れているから
漠然と眺めているだけ
時折反射的に動くのみ
逃げたいとの想いが伝わってくる
それに合わせて最適な道を視てから思い浮べる
後はまた静かに観守るだけ
何も考えずに見たまま教えたせいか
すべてを回るように巡っている
付き添っているだけなので何もできない
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 六百五拾七
観ているだけでなく直接探しに行かないと
そう思いだしても直ぐには動かない
理由は少し理解してきた囚われていると
其処にどれだけ拘っているのかと
これまで通りに待つもよし
討ち破りに往くのなら少々の覚悟を
爪先が欠けるほどの呪いを使うから
姿は記憶を誤魔化し化けるから
鬱陶しいなら祓いに征けば良し
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 六百五拾八
準備の為に鞄を漁るとそれを見付けた
一枚と三枚に分けられたお札
続きだと思いだしてから催促を受ける
未記名の封筒を探すが見当たらない
出てくるもの総てがメモ代わりに使われてる
違う書体に筆跡に読めない単語……
あまり見ないほうが良い
触れないほうが良いと
そのまま横に避けて鍵入りの封筒を見逃す
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 僕の知り合いの知り合いができた副業情報ドットコム
役に立つかもしれません
ネットで検索するといいかも『蒲原のロロムムセ』
C0ZCR 六百五拾九
自分の席を探して背後に進む
列車ではないのに区切られてる中を
段々と狭くなってるのを気にならなく
狭い最後尾に辿り着き二人分足りない椅子
壁の中に隠してあった椅子を取り出す
思う事多々あるも到着まで眠って待つことに
嵐の中で待ち受ける存在あり迎え撃つ事に
何故かそれに参加させられそれを身近で見る事に
動きが悪い原因を思い出すまで苦戦する事に
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 六百六拾零
なんだか疲れていたから横になる
その姿勢と向きに違和感を感じていても気にせず
車内に漂う煙草の煙から逃れる為に
姿が見えない為か体調を気遣う為か何度も名を呼ばれる
そこで初めて運転してるのは誰かどこへ向かっているのかと気になり始め
その身の記憶を漁り始める
漁る毎に車体は大きなものに変わり
行き先に心当たりがなくなっていき
行き着いた先に懐かしさを感じる
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 六百六拾壱
一目それを見て巨大化?
姿は多少変わってるが素早は変わらず
人のサイズになって人より速い
逃げるものを追うのは本能かそれとも罠
何を喰って大きくなったか不明なそれを追いかける者達
己は面白いものを撮り逃したと後悔
つられて一緒に探してる内に気付く
知らないことが多々出ている事に
間違い探し中に突然途絶える
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 六百六拾弐
四肢に絡む紐
紐よりも先に元の腰へ手がゆく
歪な紐が絡んだ袋をみつける
なんの躊躇いもなく袋を漁る
そして壊して引き摺りだす
爪と骨と灰と髪とよく分からないもの……
直感で背後に居たモノに尋ねる
呪うつもりだったのかと
肯定して消えてゆく
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 六百六拾参
奇妙な音が聞こえてくる
その発生源を探して部屋を回る
錯誤させる音はあるが見つからず
その音を覆い隠す泣き声が響く
不注意で幼子の傷に触れてしまったから
おまじないかけて静めることに
意識が逸れてるうちに音が消えた
見つければ現と繋がる位置が見つかったのに
あとから思えばうまく隠されていた
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 六百六拾四
意味の無い映像が怒涛の如く
隙きがなく押し流れてきて
出始めの事を失念する
求めていたモノが一瞬見れた
それに気が付かなかったから
慌てて隠す騒動になった
色々と引き込んで混ぜ合わせる
我が強い者だけが残り目立つ
埋まる事なく浮かぶ事なく外へ
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 六百六拾五
すぐ傍らで数字を読み上げ続けてる
探していたかも知れないのに聴き留めない
多分その場所に不満があるから
提案の心理も聴き逃して
妙な方向へ事態は進んでゆく
鳴り始めた音の音源を探したいのに
始まりの間に来る度に増えるソレ等
姿は記憶を写して誤魔化す
思考の時間を奪う為に
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 六百六拾六
知ってる地方と異なる形の地図
そこに浮かぶ沢山の地域名
覚えていれば益が有るが無理
複数の線が浮かび繋がっていく
何処にも継がならずに半端なところも
半端な線の先を見つけ其処は空白
無意識に個々の地域を覗いていた
訳が分からくなるだけなのに
そのまま呑み込まれて何かを見つける
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 六百六拾七
重なっていたのを剥がせた
双方がよく見えるように
完全に別物として見れれば良し
片方に惹かれる魅入られる
危ないからと唆され
正しく見れなくなるのに
使い方次第の情報は観えなくなり
先に進み過ぎた所を眺めることに
それは普通で何も知ることない事
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 六百六拾八
此方が視えている事に貴方は気付かない
騒いでいるその子を放っといて試していた
そこから先は視えないか邪魔なものを取れるか
貴方を通して様々なものを知ったその子は
いくつかの事を試して舞いあがる
その子の縁者に貴方が警告するまで
そもそも何故其処に居たのか把握していない
浮かぶ塵とそこにいた姿勢で忘れていた
曳かれてそこに置かれたのを
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 六百六拾九
一文字が示される
それは知らない文字
文字の構成部分は知る記号
意味を推測する暇なし
忘れる事はないが積み上がる
新たなものと思いだしたものとで
並び替え?分解再構築?
罠ではないと知ってるのでその場で思考
立ち尽くす傍らで事態は回る
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 六百七拾零
よって集ってる事に気づかない
疲れているのか動けない
身体のあっちこっちを心配して
子供の遊戯に付き合わされる
知らない物なのに記憶が湧き出てきて
敗けるまで終わらない
最後の一人遊びを眺めてる
見守っていないといけないらしい
呟いた声を聞き新たな遊びが始まる
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 六百七拾壱
最初は小さな溝
覗き込む人が増す程
広く深くなっていく
湧き出て来た蟲は何?
最初に落ちて消えた人は誰?
繋がった先に観えた風景は人其々
知ってるが久しい所
時が経ち過ぎて忘れ去った処
上手く熟せていなかったとこ
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 六百七拾弐
良く視えてる方の欠片
共有できている情報で逃げ隠れ
其処に潜むのを好む理由あり
争いを嵐とみなして過ぎ去るのをまつ
時折他の事を思うゆとりあり
時間切れ前には退避している
歪な二つの月は何だったのか
思ったより軽微なのは上を過ぎ去ったから
墜ちたのは奇声と掛け声のみ
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 六百七拾参
視えてきた観たかったもの
ひと目で分かるそれは暦
カレンダーの一部か鮮明に見える
邪魔するものも湧き出てくる
知らない数字と文字たち
最も知りたいところに視点が向かない
時間までに必死に探す
自分でつけた印と誰かが書き加えたマーク
ない…足り無い…消された跡がたくさん……
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 六百七拾四
其処はいつも諍いが絶えない
御丁寧にも向こうから誘って来る
こちらが間違って付近を通ったのなら
その時度によって違うものを巡り争う
一方的なものから競ったものまで
何かのために愉しませるように
組み入れられたら簡単には離脱不能
抗えれないその発想すらわかない
方法を見つけた時まで指折散った
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 六百七拾五
穏やかに暮らせている所
何も問題ない便りが届く
不慣れな事をしてると
似た世界から続いて舞い込む
申し合わせたように間違い探しのような文が
異なる部分だけ切り取ればみえてくること
避けてきた事柄なのに
そこへ至るように誘導されてる
動かなくとも向こうから来ると
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 六百七拾六
思い出せた内で欠けている事
気づけない些細に思える事
それが今はない鍵であること
方法を教えたのか見て覚えたのか
訊いても幼い頃の事なので覚えていないだろう
黙っているのならその理由があるので問いただせない
ある時思い出して幾度も試した
それを見ていたので何をしたかったのか知ってる筈
なのに言えないと忘れるほうが悪いと言われた……
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 六百七拾七
迷い込んでいるのか追い込まれて来たのか
白い子猫を見ている傍らで起こる騒動
最初は外へ逃げ出して次に屋敷を探索
立ち塞がってたのと騒動の回避は目的は同じ
追い込まれているのに気がつくことなし
最奥で休んだのなら皆集まってた
臆病で徘徊していたのが幸いして
代わりに見知らぬ誰かが捕獲されてた
何か被るものを見つければ良し
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 六百七拾八
その世界には何があったのか
幾度も招かれ迷い込む
道順だけはいつも同じ……
慣れてきて会話を交わすことあり
時系列だけは未だわからない
続けないと同じ景色が見れないから
無意識に歩いて進むから
確かな事は一つだけ
ここだけの鍵が散らばってる
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 六百七拾九
酷く疲れる夢
寝ている筈なのに
寝起きが最悪
何もしていないのに
淡々と眺めていただけなのに
心にも記憶にも何も留めていないのに
分かっている認めないだけ
記憶にないだけで何かをしてるかもと
いつの日かその日が来るのだから
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 六百八拾零
この身は常にそれに包まれているからか
切欠が無いと何も分からない
無意識にか逆に包まれた時に理解した
触れれば無意識にも相手にゆく
其れが心地好いと強請る時もあり
最初は余り相手にしていなかった
しかし一度でも交互に回れば安らぐ
無意識にそれを行ってしまう愚も
鍛錬にも使えたかもと少し後悔
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 六百八拾壱
鏡を見ているかと錯覚を起こす
それは思い当たる事が多々ある事柄
言ってる事がそのまま当てはまるから
何方も見ているだけの位置
言う事は関係ないことが吉
それなのに当たり全てが合わさる
躊躇う進行方向と周囲の状況
警告したほうが躓く
不自由なく動く身と思考
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 六百八拾弐
その建物と立地が一致しない知識と記憶とも
何処へ行くのか不明なまま見守り続ける
周囲と合わないと自覚した時に逸れることに
其処は別の機会に辿り着いたところ
観光地にしたかったところ
おいて置かれたので戻ってみることに
探索心が湧き上がり迷う事に
奇妙な部屋に取り込まれる
付き合い切れないので一時の離脱
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 六百八拾参
眠りを覚まさせる為に無理がなく違和感をみせる
無意識が拒否すれば日常の歪が増す
そこで時計の針が動き出す速く疾くと
慾達が求める妥協点で閉じ込められて
そこから動かないと崩れだす
必要なものが失われ消えてゆく
偽る時計を見て慌て始めた
鏡越しに見ていないかと願うほど
揃えていたものがなくなり全て最初から
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 六百八拾四
最初に望んだのは有る時の日時
知れたのは時間だけ五時だと
その時に合わせて動いてる人たちから
識らない数字を使ってる
でも違うのはそこだけ
否、色々と縮小はしていない
知られてないことで隠されてること多々
自然と違う事だけは観て留めた
そういう時には鏡が見つからない事も……
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 六百八拾五
何もない場所の陣取りゲーム
観ているだけの観客だと思ったが
其々の対戦に参加していた
こちらを見て驚く表情を眺めながら素通り
一度訊いてみたいことあったがその時は失念
やる気が無いので最前線での観戦
置かれていた構造物は何度も変わったけど
そこの場所だけは劣化しないで有り続ける
全ての戦歴覚えているなら面白い事が見えてくるのに
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 六百八拾六
出来たのはその得物を壊すことだけ
解体するだけでは無駄だった
だから使用不可能にしたのに……
彼は破壊される度に得物を変えた
壊したのは道具だけ……
物以外には触れることは無かった
止まらない彼は作ろうと試みていて思わず名を呼ぶ
其処までしてからこちらも再び逃げ出す
道中は様々なモノ達が依ってくる
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 六百八拾七
広い所?広大な場所だと錯覚
見えていても動く気にはなれない
慎重に進みすぎて疲れてしまう
感触が無いのに一歩一歩ゆっくり歩む
無意識にしてきた移動方法を一切使わない
周囲に何があっても一瞥するのみ
別の欠片が境を探してる
囚われていると確信してるから?
何事も無かったのように其処から立去る
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 六百八拾八
連立されて往くことに
意味が不明な事が多々有るが
睡魔が強く目を閉じる瞑想
邪魔をする者は無礼な者
これまでの行いをみて排除を決める
此の時其の時が来ない様に
その行為の結果がお出掛けの中断帰途へ
其処からは眺めてるだけは許されず
使い潰される様にまわりまわる
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 六百八拾九
家の外で何をすべきかわからずに立ち呆けてる
周囲の人々の言ってることが理解できない為
そんな私に声をかけてくる人
聞き取れる知らない氏名の二名
最後がかすれて聞き取れず何度も聴き直す
近寄る前に…は回避された件の家長がでてきたから
ボーとしている原因も自覚できず
家の中で再び立ち尽くす事に
桃の苗木が届けられるまでは
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 六百九拾零
騙していたのか騙されていたのか
それが過ぎ去った先は開けていて
宝探しをするには好都合だった
石ころを拾って満足に帰る
それを何かと勘違いして諍いが開始
相手は準備していて乗り込んで来る
お互いに初手を譲ろうとするなか
隅の小部屋で得物の不具合に戸惑い
逃げないで面倒な乱取りに参加
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 六百九拾壱
最適な位置が定まらない
不快な原因をわかっていないから
内外を探ってそれ以外を考慮していないから
そうなれば疲れ果てて始まる事に
求めていたからか舞台は広大で無意味に広い
隙きをついた嫌がらせの様に情報が舞い込む
拡大し続ける舞台にやる気は削がれ
立ち止まっていても流され迷子に
動かない空の星を見つけるまで……
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 六百九拾弐
知ってる人?似ている人?
確かめる為に静かに観察
確認出来たのはそこが舞台の上
役目が終わり脇に下がると知れた事
本番ではない事練習でもない事
振り返って観客席を見ていなかったこと
最初に周囲の気を配らなかった
背後の無を全く気にしなかった
例え自分の身で無くてもやって出来てた事なのに
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 六百九拾参
何時の何処の誰下の好みかと限定しなかった
だから目の前の事を見続ける事に
嫌いでは無く少し楽しい……
但しひとつひとつは半端な長さ
現れて消えてゆくものには目を奪われる
手を出し干渉して少しでも永く留めようとする
続きが観たいと強く思わせる
流れていったすべての事柄の
いつもより忘れるのに時がかかる
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 六百九拾四
何をしているのかな不明
疑問も沸かないから過去の記憶?
後には疲れが残ると思いながら……
人数だけを確認してアソコかなと推測
確定の為の三度目に疑問が湧く
似ているが別物それともまだ視てない先?
細部を詳細に調べようと試みて妨げられる
唐突に終わりが来て半分確定かと
今だに解らぬのはその成果の置き土産
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 六百九拾五
死骸が袋の中に入り込んでいた
知らないうちに増殖している
大事なものでは無いが捨てることも敵わない
自分の荷物ではないでも疎かにできない
原因を見つけて取り除かないと変わらない
何も出来ない運ぶだけしか……
其々上手く渡っていった
偽装の残りはそのままで良いのか?
何故か片方は大事に仕舞ってしまった
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 六百九拾六
流れて征く白い光の玉達から隠れ潜む
道中でもそれは変わらなかったがみつかる
そこでの対処が後々までひくことに
奥に隠れて知った秘密
どこに潜んでいても相手によって敵わない
惹かれる様に這い出た先はカオス
ソレを道具の様に使用した
ソレも望む形に変わってゆく
気味が悪いと手放すまで
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 六百九拾七
自分の立ち位置を探してる
少ない記憶から推測を交えて
前後左右歩き回る……
時間制限があるのか時が過ぎるほど暗くなる
既に定まった位置にいる人達の表情は厳しい
ここには無いと気づくのが遅かった
排除か壊し尽くす為に溢れてくる
手慣れたようにそれらに向かい突き進む
失敗したと納得するまで……
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 六百九拾八
数羽の知らない鳥が住み着く
鳥が好む花も自生してる
一羽のことも残りの数羽も関心が向かない
そこから向かった先の事が綺麗に消えてる
疲れるほど何かを協力して熟した
得たモノの有無さえ解らない……
三箇所同時にあった筈
二つだけは一瞬なら思い出せる
気を抜けばすぐに忘れてしまうが
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 六百九拾九
目的が違う者達と巻き込まれる
双方そのような状態だと互いに気づかない
離れること離脱する事がかなわない
仕方なく合わせて探してる振り
見つかれば不要な諍いに
解っていたことだからその時点で逃走へ
出口は一つ足りないのだから
残っていてもろくな事にならないのだから
最初と最後がベストだから
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 七百零拾零
忘れているうちは何も出来ていない
気付くように掛けた暗示も機能しない
無意識に足掻いてるから疲労はする
何もしなくていいと囁いてた
それ以上は高望みだと
結果傍観する癖がついた
自信が隙きになった
雁字搦めで動けない振りをした
遊びすぎて迷ってるのを認めなかった
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 七百零拾壱
もしも……だったら……をみせられる
慾から避け続ける日々
同時に裏の先も視る日々
壊れないように抱きかかえて
微動して過ごすだけ
その場に座り込んで震えるのみ
幾度も言われた言葉をきかなかったら……
少し出来て今があった
言われなくなってたならと……
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 七百零拾弐
一つの可能性の世界
そこでは平穏の日々
他と比べなければ……
知っているから今を他と比較する
判断はつけれない基準が無いから
だからある一時時期を比べる
いま思っても原因不明な荒れた時を
何か知れるかもと機会があれば探してる
隠されたように見つからないけど
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 七百零拾参
捉えきれない怒涛の変化
全ては一度留めていた続き
一つも役立つことない疲れるだけ
五月蠅い音に影響受けて観えてきたもの
一つだけ気になったことあり
ソレが意思を持ってたこと
認識した瞬間に逃走を
間抜けな挨拶を付け加えて
のこったのは何かの図形
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 七百零拾四
雨音の邪魔をする騒々しいサイレン
其れをうけて観えてきた事
とても暗く不鮮明で見辛い
視点は自由にはならなく
避けてるように探してるように動く
見つかったのか一直線に進み出す
辿り着く前には何も見えなくなる
最初は枠があったが終いには己の肉眼と錯覚
夜ではないのにその闇に惹かれた
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 七百零拾五
以前は気軽にできた事
今は何かに阻害されて行使できない
強引に解く気も起きないのが不自然
淡い白が目立つから変えたことを忘れてる
黒っぽいなら隠れられると容易に変えて
無意識に全てがそれに変わってしまった
警告受けて急いで止めて色は消えた
観ているだけ傍観するならそれはよかった
一緒に騒ぎ出す迄は……
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 七百零拾六
其の者は必死に何かを探してた
己も他人から見ればこの様にみえてたのかと
比べるなら余裕の有無かと
少ない意識を別の物に向け過ぎたと
残りの時は呆けて棒たち状態
不動で立ち尽くすのみに
歩き廻れば面白い事を発見出来たかも
少し回り込んで覗くだけだったのに
終始最初の位置から動かず……
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 七百零拾七
落ちてきた珠を誰が受け取ったのか
見返してみると一度地に付いていた
それで争いは一度は沈静化
終わらなかったのはお互いに相手のせいにし始めたから
事前に申し合わせたかのように事は進む
幾度も繰り返されてきた強引な整理整頓
その他大勢の一人として静かに観てる
心が流されることも無く
結末を知ってるかの様に……
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 七百零拾八
ふざけた所にあるその建物で
隠してあるものを暴きあう
完全に遅れてきたので誰も居ない?
過去を観ながら参加する
時間に間に合ったように一人芝居して
当然他とは違ってくる
他者にはいる最後の困難が現れない
先には進めないし辞めることもかなわない
次が来るまでは一人遊びを
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 七百零拾九
落ち着いた綺麗な町、整った街並み
知ってるような気がする所
そこを壊していく時をを見せ付けられる
以前に知りたいと願ったこと?
想像外の事態に困惑
これなら逃げる事しか敵わないなと
でも何かがおかしい
まだ何かを隠さているかもと
観終わってから気付かされる
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時間がある方はみてもいいかもしれません
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95659 七百壱拾零
一人で宝を背負いとある場所への旅
空の旅人がそれを見て不用心だと笑う
道中寝てる所は樹木の上だから
旅先の夢をみてる
目的地の森の中の塔
その手前の深い谷
谷の底には塔を目指す人が集う
知ってる人が先行してた
無茶をしながら一人で……
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 漆百壱拾壱
貴方が不思議にに思った事
視えなかったのは何?
警戒しなかったからすぐに忘れた
そこに存在するのに認識できない
何かしら気に掛かるのに上手く隠れていて解らない
疑問に思うことも無く忘却している
なにもないのが分かっていて
見えないのが多少の不安
怯えて胸に飛び込んでくるまで忘れてた
何時でも往来できていた……
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 七百壱拾弐
記録を取るために最後尾
疑問に思いながらも付いていく
構図と編集を考えながら
狭いところに敷き締め合ってた
其の影響から空気がよどみ
諍いがいくつも潜んでいる
時が混沌と混じっているのに気付かない
物価が安く使用したことのない旧札が出てきても
そして或る場所を示される
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を :::::::::::::::::::::``ヽ
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09058644384 七百壱拾参
意思が明瞭だと記憶が取り出せない
記憶が溢れてれば意思は希薄に
丁度良い位置には居られず何方かに振れる
確実な仕掛けだけで進む事に
時をかければ完璧な手段
悪い癖が出て傍らで遊び始める
諭すように微妙な不調が現れる
無視ができるが不愉快な
再び歩き出すが止める癖がついてしまった
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 七百壱拾四
空を眺めて無い所を探す
見えているのに何もないところを
気が付けばそれを繰り返してた
見つかったらその真下へ向かうだろう
何もかも忘れて一心不乱に
落ちてくるものを受け止める為に
幸いにも未だ見つかることはない
見上げる事が少なくなり
逆に下を眺めて這い上がるモノを探す日々
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 七百壱拾五
薄暗い窓を見て外へ向かう
屋上から周辺を見回すと一面灰色の景色
灰が降り続けて積もっていても疑問に思わない
思い出した光景でもなく
見ているだけなのだから
知らぬ間に何処かへ入り込んだのかと
着替えようとして記憶を浅れることに気づく
年齢も推定できるが部屋に日時を特定できるものが無い
必要最低限なものだけ娯楽が無いと……
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 七百壱拾六
人気が無い…勝手に集まってくるか並んでるか
その違いがいまいちわからないまま
何を求めて集ってるのか理解してなかったから
行列の先頭には何もなかった
己が先頭の時は必死に探してた時だけ
集まってきた時も何をしてるのか興味は無かった
無意識には何かを探してたか待っていた
其時が来る迄幾夜も……
ごく自然に掌で受取りポケットに仕舞うまで
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 七百壱拾七
弱ったソレに止めを刺す
癒す心積もりが仇となり
拙い手では何も為さない
何も無い後悔もわかない
先に視えていた刻が止まる
数多の先を探し出す
色が視えてその時期をよむ
繋がらないから胸が苦しい
其れでもそちらへ向かう事に……
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 七百壱拾八
己の留まる位置が曖昧
第三者に至るまでは交互に
己の記憶を頼って落ち着く
其れでも完全には抜け出せない
どうでも良い情報は集まるので
流れに任せて楽しむ事に
落ち着いた時に身体の不自由さを知る
其の侭では其処に意識がつられる
先を知るために一旦断つ
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 七百壱拾九
時間が足りない状況に追い込まれる
準備が出来ない予定通り行えない
全部己が悪いと錯誤させられる
それでもそこに留まるのは
その場その時にしか見れないものが有るから
無意識にもその時を繰り返す
幾度も繰り返して手に入れる
新たな情報と己の使い方を
まだまだ一歩目だと自覚する
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 七百弐拾零
探し物の手掛りを見つけるために記憶を漁る
見当たらないから深く探る
そこで奇妙な違和感有り空白あり
全くの別の世界のように感じるほどの齟齬
忘れていたと言えないレベルの喪失
記憶を何度読み返してもその前後だけは問題なし
何故そのように成ってしまったのかと
その疑問さえ長く保つこと敵わない
不自然に隠されているとだけ……言える
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 七百弐拾壱
塔の建設過程を観ていた知りたいと思ったからか
その知識にもない工程を興味深く大人しく見てた
頂上付近で外を観れてから塔だとわかったけど
普通の手では重さがわからない素材
間違えれば欠けることもある不思議なモノ
組み上げだけで建てていた繋ぎ目が無かったのに
塔の外、街の様子が知りたくて地上へ
ひとめでは塔以外は異質はみられない
ただ彼等は塔がみえているのか……
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 七百弐拾弐
記憶は無いやったような気がする
其れはかくれんぼの上手な気配の消し方
それを言葉を満足に喋れない稚児に教えたかも
それだけでは無く別の事も見せてしまった
その頃の児は真似を良く好む
知らぬ間に姿を隠し何処ぞへ往く
一度だけ迎えに行き二度目からは面倒になる
一度最中に破壊して泣かれて慌てて再構築
呼べばすぐ来るように仕掛けするまで
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 七百弐拾参
或日其の時に崩れると分かってる所で
似た人が居て懸命に調べてる
その為に人の流れは歪になる
自分の見ている光景は人とは違う事を忘れてて
そのまま壊れるところを確認し始めた
それではなんの意味もない事を後で知る
何も知らない人が多数通る
自然に様々なことを聞く機会
それが出来ていたら繰り返してはいない
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 七百弐拾四
珍しい事に偶然出会った児を気に入ったこと
最初はその異質差に警戒
試すように一つのことを見せて驚かす
何も訊かずに諭すように一つ一つ教える
意識しないように向かう先は相手に合わせて
何処へ向かうのかを予想して楽しむ
お喋りすぎたのか意識しなかった事を尋ねられる
その数字は集めたか零した回数
その児を視て己の事も思い出す同じ頃を
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 七百弐拾五
何もかも忘れて寛いでいる
幾度も繰り返させるのとは真逆の処
本人が休息を拒否した時だけの……
入り込むタイミングが未だわからず
気づいた時には増しになっている
危なかったのか偶然かと思いたい
必要な事だからと応援と思えば
毎夜通う事になってしまうかと
回復できたのは半身のみ……
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 七百弐拾六
其処で観る身体の事は稀に当たる
警告でもあるし回避の為のヒントもある
其れだから無視する事はできない
過ぎ去った先の事を示す時が困る
其れは明らかに別の道の事だから
事が終わってから知るべきことだから
鏡の様に近いなら何らか参考に出来た
近い思考なら誘導もされた
ほぼ別世界を見るような錯覚を起こす……
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 七百弐拾七
歩いていないのに気付かない
飛び飛びの感覚が当たり前になってるから
全ての事柄に違和感を感じられないし
与えられた役割をこなしている
追憶では無いそのほうがマシだったかも
坦々と時が過ぎ感情が刺激されない
終わりに近づいた時だけ振れ始める
遅いと言われるように周囲も変わる
正解を探す為に最初へ繰り返してる事を知りながら
今宵も此処で、お休みなさい酔い夢を 七百弐拾八
其の仕組みに気付かなければ一本道
別れ道は見せ掛けの罠
通る者はその道中を楽しんでると錯覚
何も得られない所
あの時のように一歩も動いてない
とられることなくすこともない
何の為に其処は存在したのか
解る事は時間は得られる
道を無視できるのならば
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