どうせモテないし読書でもしようぜ!33冊目
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
チョコレート工場はことり文庫版の挿絵が冗談抜きに怖すぎて小6になってやっと読んだ思い出
表紙はまだ普通なのに何故あんな怖すぎる銅版画風挿絵だったのか…… リンゴの丘のベッツィー
赤毛のアンみたいな女の子成長ものだけどベッツィーのが喪な自分には分かる分かる…って共感できるとこあった
表紙や挿絵が日本向けに可愛くなってるけどキラキラし過ぎてない素朴さも◎
昔のアメリカの生活が書かれてて興味深かった
火って消えたらお隣さんから貰ってくるもんだったとか、机の上の方にある細長い溝でに熱い鉛を流し込んで鉛筆代わりの鉛の棒を作ってたとか、窓に日時計があったとか
へぇ〜って描写が度々
あとこういう昔の生活を書いた児童文学に出てくる食べ物って印象深い
私も雪の上にシロップ垂らしてちょっと固まったのをつまんで口に放り込んで噛んでみたい…絶対楽しいし美味しいじゃん…
こういうエプロンドレスみたいな時代の児童文学でお気に入りって皆ある?
私は次は美味しそうな食べ物が多いと噂の「農場の少年」を読もうと思う >>141
この内容読んで「大きな森の小さな家」を思い出した
去年出版された安野光雅訳・絵の「小さな家のローラ」がページごとに挿絵があって特に好き
素朴なタッチの絵で、内容の細かい描写をしてくれるから、馴染みのない習慣でも見て分かる
おすすめ >>141
児童文学には「都会もの」と「田舎もの」があって、どっちも好きなんだけど、前者が「メアリー・ポピンズ」とか「二人のロッテ」とか
後者が「リンバロストの乙女」とか「少女パレアナ」とか「少女レベッカ」とか「ケティー物語」とかかな
氷室冴子が外国の家庭小説の大ファンで、角川だかどこかで自分が読んで感動した小説を集めたシリーズを出していたはず >>137だけど 北林一光の「ファントム・ピークス」だった
未だ見つからんから諦めて別の本読んでる クソッ >>142
大きな森〜もいつか読みたいと思ってたんだー
ググったら挿し絵が素朴で可愛いね!馴染み無い習慣が絵で説明されてると有難いしワクワクする
>>143
全部メモったwありがとうこれで当分ほくほくできる
氷室冴子のはググったら「マイ・ディア―親愛なる物語」みたいだね
児童文学(少女小説)今ハマってる私には凄く参考になりそう 教えてくれてありがとう 万城目学「鹿男あをによし」
うーん、初めの方は面白かったけど…
剣道弱小校にいるヒロインが全国レベルの選手相手に次々と無双する展開で読むのがキツくなった
狐と鼠の使いは校長姉弟あたりと言うオチかなと推理してたけど全然意外ではない人物でこれまたいまいち
全体的に話にあまり動きが無かったことやマドンナがあまり活躍しなかったりと中途半端な感じ
それでもクライマックスは盛り返してきたが、ラストのキスシーンが気持ち悪すぎて最悪の読後感
奈良を舞台にした作品が好きなので読んで見たけど、やっぱり話と登場人物に魅力がない作品はキツい 伊坂幸太郎「SOSの猿」読んだ
最後伏線がどんどん回収されていくのが気持ちよくて
えっそんな細かいとこまで拾うの!?ってびっくりしたけど
元々こういう作風の人なんだね
すごく面白かったけどファンの中では評価低いタイトルらしくてちょっとしょんぼりしたw あーたまにあるよね えっ評価低いの!?みたいな
逆に人気の読んだらんん…?ってなる流れ
自己啓発書って何?と思いながらも特に調べず生きてきたけど最近ザ・シークレット読んだ
単純にほほーって感心した
こういうのまだ人生乗りこなしてた学生の時に読んだら何か変わってたのかなぁ…
意識高い家庭は子供に自己啓発書読ませたりするのかな マスカレードホテル 東野圭吾
面白かった!東野圭吾はやっぱり当たりが多くてついつい読んでしまうー。 >>150 面白いよね
ネットでは評判良くなかった
ここでもでね.....ホテルで泊まった気分になれたのも良かった 疑似体験というか
同作者のスキー場が舞台の小説はあまり好きじゃなかったな 疾風ロンドと白銀ジャックしか読んでないけど、テンポが良くて面白いんだけど似たような内容でどっちがどっちだったか分からないw
だからシリーズじゃなくて一作だけで良かったと思ってしまった。 前によくここで見かけた「雨の塔」読んだ
閉鎖的な学園(大学)感が退廃的な雰囲気あって良かった〜怖いけど行ってみたい…
可愛いお店や美味しいお店もあるけど恐らく汗水流して働いたことのない彼女達が学園内でのみ使えるクレカ代わりのカードで全て支払いを済ませるっていうのがなんかすごーく不毛さを感じてイイ
作品の退廃的な雰囲気にぴったしハマるというか…
よし!手に入れた!みたいな生命力を感じない感じが凄くしっくりきた
あと噂の妙に美味しそうに感じるハムとトマトのオムレツとバナナマフィンは本当に何故か妙に美味しそうに感じたw
たぶん上に書いたようになんも不自由が無いぶん活力に欠ける彼女たちがちゃんと自分で作ってるからかな
無機質さに溢れる世界観のなかでちゃんと「食べ物」って感じがする 村上春樹の「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」みたいな、基盤は普通の日常というか、現代社会なんだけど、少しファンタジーな設定がある小説教えて欲しいです。
ファンタジーなことが起きるのではなくて、もともとその世界の常識として根付いてる感じの小説が大好きで探してるのですがなかなかこれだ!と思うものがなくて… >>154
村上春樹の小説を読んだことがないから≫154が求めてるものじゃないかもだけど、安部公房の小説は大抵が現実世界にファンタジーを少し混ぜた感じの話(シュルレアリスムってやつ?)だよ。安部公房のおすすめは『箱男』と『砂の女』と『密会』と『燃えつきた地図』…です! 東野圭吾は当たり多いというか
ハズレないと思う
どれも安定しておもしろい >>158
まあ安心して万人に勧められるよね
バンバンメディアミックス化してるし
面白いけど好みが分かれるかなってのがあまりない 私は白夜行あまり好きじゃなかったな
ぐいぐい読み込ませる力量ある人とは思うけど万人に勧められるかは疑問 私の中では赤川次郎と同じ枠かなあ
ほぼほぼ安定してるから旅の読み捨て用として
時間のないブックオフでさっと手を出せる作家
坂木司の日常系何冊か読んで面白かったから
引きこもり探偵に手を出したら大失敗
完全に合わなかった 赤川次郎と同じ枠わかる
雑談の中で趣味は読書ですって言ってどんなの読むの?と聞かれた時名前を出せる作家というか
ライトな読書家とも話が通じる作家 赤川次郎と同じ枠わかる読み捨てで再読することのない作家枠だよね
東野もそうだし湊かなえもこれ いや、再読することないとまでは言わないけど…
赤川次郎は子供の頃図書室で毎日毎日読みふけったなあ
まだまだいっぱいある…!って物凄い幸福だった
今なんか三姉妹探偵団が子供向け漫画絵の新書版になってて
イメージや元のくどくてパワフルで濃い表紙とのギャップに驚いた 赤川次郎は「晩夏」が何とも言えず好き
幾らなんでもおっさんに若い娘が頬とはいえ(謝礼の)キスするわけないだろうと思うけど 赤川次郎は「黒い森の記憶」が好き
偏屈老人で一人で森の中に引きこもって生活するのにちょっと憧れた
森茉莉のドッキリチャンネル
もう40年以上も前のテレビ時評だけど、当時人気絶頂だった田原俊彦やダイアナ妃を批判しているのはすごい
徳光和夫と丸谷才一を「昔の読本の挿絵にあったお千代お花の顔」と形容する独特のセンスに笑ってしまう
あと人嫌いのイメージだったけど、当時まだ子役だった杉田かおると文通する仲だったとか、意外な交流の広さにもびっくりする 江戸川乱歩読んでるよ
黄金仮面、怪人二十面相などなど 江戸川乱歩、小学生の頃夢中になって読んだな
でも子供心に「二十面相の部屋に忍び込んで銃から弾を全部抜き取る余裕あるならなんで早く捕まえないの」
「ビニール人形使って誰かがいたように見せかける事件多すぎない?」と思っていた 職場で児童書のわかったさんこまったさんが話題にあがった
みんなどっち派だった?
私はあまり洋菓子に興味なかったからこまったさんが好きだった
特にラーメン巻が好きで何回も図書室で読んでたなぁ
100円ラーメンの自販機に滅茶苦茶ロマンを感じてた 小学校の図書室にわかったさんしかなかったからわかったさん派
こまったさんの存在知ったの大分後だったw
お菓子の世界めちゃくちゃ好きだったなあ懐かしい
まああの本を参考にして自分で作ったことないんだけどな
シュークリーム焼いてるときは絶対に途中で開けちゃダメって言うのを何故か一番よく覚えてるわ >>156
ありがとうございます!
安倍公房読んでみます!
わかったさん好きだったなぁ
児童書でいうと夢水清志郎シリーズも読んでた 劇場版セーラームーンのクッキー作りのシーンに憧れて小学校で流行りだったけどなんとなく敬遠してたわかったさんを図書館で借りてハマったなー
ドレンチェリーが乗ったクッキーすごい美味しそうだった
名前を知るまで飴だと思ってたけど
飴を砕いてトッピングしたクッキーも無かったかな?私の捏造?
なお結局クッキーはつくらなかった模様 >>171
ラーメンわかる!わかったさんのラーメン巻と
こまったさんのクレープ巻はなぜか今でも家にある >>174
わかったさん?ん?と思ったらわかったさんってあるの知らなかった
私はこまったさんシリーズ読んでた >>178 珍しいミスだな
桐乃夏生もハズレ少ない >>174
わかったさん懐かしい〜!
小学生時代何回も借りて読んでたよ
また読みたくなってきた 何故かうちの小学校の図書館にはわかったさんもこまったさんもなかった
おばけのアッチシリーズはあったけど
アッチのおかげでグリーンピースが食べられるようになった思い出 私はわかったさん派、やっぱりお菓子=可愛いで
わかったさんはシリーズ制覇するほど好きだったけどこまったさんには一切手を出さないという徹底っぷりだった
あとマドレーヌの存在をこの本で知ったから今でもマドレーヌ見るとわかったさん思い出す 「あなたはなぜ生きるか?」
このシンプルな問いに答えられる人は果たして何人いるでしょうか?
この問いを考える時、私は今日取り上げる本を思い出します。
それは精神科医のヴィクトール・フランクルが書いた『夜と霧』という本です。
ユダヤ人である彼は、第二次世界大戦中ナチス・ドイツの手によって強制収容所に入れられました。
丸刈り、個性・人権の剥奪、強制労働、飢え、「世界はもうない」という感覚、ガス室――
限界状況における人間の姿が描かれる。
そして、ともに収容された両親と妻を失っています。
奇蹟的に生還した著者が、その収容所での体験を綴った手記が『夜と霧』です。
なぜ監督官たちは人間を虫けらのように扱って平気でいられるのか、被収容者たちはどうやって精神の平衡を保ち、または崩壊させてゆくのか。
こうした問いを突きつめてゆくうち、著者の思索は人間存在そのものにまで及ぶ。
というよりも、むしろ人間を解き明かすために収容所という舞台を借りているとさえ思えるほど、その洞察は深遠にして哲学的である。
「生きることからなにを期待するかではなく、生きることがわたしたちからなにを期待しているかが問題」 >>6なんだけど、気になる本あらかた読み尽くしてしまったのでここの人が面白いと思った海外についての本教えて欲しい
小説以外だと嬉しい
よければお願いします リシャルト・カプシチンスキ の「黒檀」おすすめ
著者は世界的ジャーナリスト
そのアフリカ大陸での体験を寄せ集めたのが本書
一つ一つはごく短い話だからサクサク読める
それが時間も場所もバラバラに収録されている
この体験談が小説や映画よりぶっとんでる
毒ヘビに噛まれたりクーデタに巻き込まれたり
なぜ死なないのか不思議なくらい >>184
亜紀書房の世界のノンフィクションシリーズ こまったさん懐かしいw私が覚えてるのはカレーの本だわ
玉ねぎを切るためにゴーグルつけたりイカのことを忘れてたりしてた記憶がある
最近しゃばけシリーズ読み始めたけど面白い、すいすい読める
やっぱり江戸時代を舞台だとおいしい食べ物と殺人事件が組み合わせになるよね
岡本綺堂からの伝統かな、それがいいんだけど
八丁堀のおゆうシリーズも好き 前にここで教えてもらった「戦争は女の顔をしていない」、読むのに気力体力いるわこれ…
ちょっとずつ読んでるけどしんどい 恩田陸「麦の海に沈む果実」
和製ハリーポッターみたいな感じで面白かった
思春期の少年少女の心情を描くのがとても上手だと思った
雰囲気にどっぷり浸かって久しぶりに満足だわ >>189
もしまだ読んでなかったら
「三月は深き紅の淵を」(麦の海〜のプロトタイプのような話が収録されてる、少し筋が違う)
「黄昏の百合の骨」(麦の海〜の続編)
も是非おすすめ >>185
>>186
ありがとうございます!
チェックしてみます >>184
「もの食う人々」とかどうかな
このスレでもよく挙がる米原万里さんの本も面白いよね
あとはイラストエッセイで妹尾河童さんの「河童が覗いた」シリーズとか
内澤旬子さんの「世界屠畜紀行」とかどうだろう
もっと漫画でも良ければ「インドな日々」とか「トルコで私も考えた」も外せない >>184
世界の危険・紛争地帯体験ガイド
タイトル通り危険なところばっか行ってる人のガイドブック
案内してくれたタクシーの運転手が軍人に連行されてったけど
その後どうなったらわからないとかサラッと書いてあってヒヤッと怖い
1999年の本なので古いけど興味深かった 職場の人があまり本を読まない人ばかりで、休憩時間に読んでると変わり者扱いされてキツい
「私、本なんかずっと読んでないわ〜」とか「本読むと頭が痛くなってきて〜」とか、「趣味は何?」って聞かれて
「読書」って答えると「ああ、そういう感じw」とか・・・
これはやっぱり遠回しに非難されてるんだなあって思う
小泉今日子が出した書評本の中に、十代でアイドルデビューしたとき話しかけられたくなくて本を読むようになったってあった
「集団の中で一人本を読む」=「周囲を拒絶」って解釈される 拒絶って言い方だと周りが嫌い!みたいな感じするからね
ただ単純に本読みたいだけなのに…って>>194は思ってるんじゃないかな
ただ逆の立場からするとみんなで話したいのに一人で本読まれるとなんかハブいてるみたいだし、なんだかな…って気持ちになると思う
変な奴って思われたくないならスパッと止めて一人の時に楽しもう
いくつか分からないけど恐らくまだお若いのかな まわりの人も >>194
わかる
196の言うことも勿論理解できるんだけど周りにそういう趣味の人が全く居ないの居心地悪いよね
同じように共感してほしいとまでは思わないけど「ああ、そういう感じw」ってリアクションは良い気持ちしないな
そういう人間もいるのかって程度に流してほしい
基本的に紙の本派だけど何か言われるの嫌だから職場で読書したい時はスマホで電子版にしてるわ 集団で一人だけスマホいじってたりゲームしていたり本を読んでいる人がいると一人になりたいのかなと思うよね
集団に混ざりたくない人と解釈されるのは仕方ないと思う
時と場合によっては気分を害する人もいるかも
周りに変な人と思われたくないなら辞めた方がいいし、そう思われてもその時間に読書をするメリットが上回るならやるべきかと 場に溶け込もうとしない空気読めない子扱いはされるかもね
顔なじみの人たちがたくさんいる場所で一人だけ読書やらひたすらスマホやら音楽聴きながら昼寝やらは気をつけた方が良いかも 普段喋らず1人で本読みたいけど変わった人扱いしないでほしい
自分が困ったときにだけ親身に助けてほしい
仕事の伝達以外でも多少必要な情報は渡してほしいってのは無理だよね
周囲だって人間だから普段寄ってこない人に親切にしようとは思わなくなる
リスクや人間関係やら天秤にかけて好きな方を選ぶといいと思うよ
まあ自分は昼飯皆ととらずに一人飯&読書だから変な人扱いだけど… 仲間に入れてほしかったら自分から話しかけなよ
大人なんだから 休憩時間に職場の人と交流することで得られる利点を捨ててでも自分の趣味に没頭したい
でもそれによって悪い印象を持たれるのは嫌だ
私はそんなつもりはないのに勝手に周囲を拒絶してるという風に解釈されるのは何でだろう
私はただ自分の好きなことをしているだけなのに…
というのはさすがにわがままだと思う 職場の人は職場の人であっておともだちじゃないし
休憩時間は休憩時間であって仕事中じゃないのに
小学校で一緒にトイレ行く感覚が当たり前の人こんなに多いんだなってちょっとびっくりする
そりゃたとえば飲み会に行って一人で隅で本読んでたら何コイツって思われても仕方ないだろうけど
ちょっと付き合いづらいなあとか人付き合いしたくないのかなあって印象持つ程度は理解できるけど
みんなと話したいのに!って勝手に「自分達と気持ちよくおしゃべりするのが当たり前」って感覚押し付けたり
勝手に気分を害したりましてや人の趣味小馬鹿にするようなのはおかしい だよねえ
いや仲良くなくても仕事上必要な情報は流すわ大人なんだからさ
本当は自分も仲良しごっこしたくないのに仕方ないからやってる人がやってない人(といっても自由時間の昼休みに本読んでる程度)を反動形成から貶めるのってみっともない
世界屠畜紀行は面白かったしおすすめ 仕事上必要な情報が来なかったら流石に上に訴えていいとこだよw
まあ194は好きにするのが一番だと思うよ こまったさんわかったさん懐かしいw
私は洋菓子よりがっつりご飯系のがそそられたからこまったさん派だった
他の児童書だと王さまシリーズ好きだったなぁ
卵好きな王さまがくじらの卵を買って料理する話が好きだった
でっかいからタンクローリーに卵をはめてぐるぐる回してから小さい穴を開けてそこからうっすら青い卵液が出てきて使わない時はコルク栓をしとくやつ
何作っても予想した料理にはならないんだけど全部美味しいくじら卵マジック 単行本は重くて場所をとるから買うなら文庫がいい
しかし好きな作家の文庫がなかなか出なくなったのは
単行本の売れ行きが芳しくないからじゃないかというジレンマ
無名の作家ではないんだけどなー >>207
本当に売れなかったら単行本すら出ないから大丈夫・・・
と思うけどどうなんだろうね
笙野頼子さんなんかは図書館作家を自称してて
図書館が本買ってくれるの大歓迎
これからもどんどんリクエストしてね!って開き直ってるけど
これはこれで特殊かw 家から歩いて3分以内の距離に図書館が出来てからほぼ100%図書館派になってしまった… >>207
私初野晴が好きで単行本も文庫も出たらすぐ買うんだけどこの人は文庫化早いんだよね
そしたら本人が対談で自分の本は単行本が売れなくて文庫で回収するから文庫化が早いんだと語ってた
色々なパターンあるんだろうけど出なくなったら終わりなので本当に好きな作家の本は買わなきゃなと思う
まあ私は好きな作家が寡作の人多いからなんとかなってるけど >>209
いいなあ
うちの近所の図書館は徒歩で10分以上離れたところに移転してしまう ゆきた志旗『Bの戦場』
ガンバレルーヤよしこ主演で映画になるって聞いて
どんな話なんだよwwと思って読んでみたら面白かった
主人公が絶世のブスで作中もブスのオンパレードだけど
暗い感じはなくて笑える
舞台がホテルのブライダル課だからお仕事モノとしても読めるし
文章も読みやすかった >>192
>>193
気づくの遅くなってしまったけどありがとう! >>209>>211
羨ましい
車で10分くらいかかるうえに駐車場が狭い
図書館の隣に住みたいw 図書館といえば、先日何気なく書架にあった本をセルフ貸出機で借りようとしたら「貸し出し禁止」になってて?だった
カウンターにいた職員に話したらその本はいわゆる行方不明本だったみたい
貸し出し期限を大分過ぎてそのまま返しそびれて、こっそり書架に戻したってパターンかな
図書館によって延滞について罰則もあるみたいだね 図書館て出入口にセンサー?みたいなのあって
貸出時は貸出処理された本でないとそこ通ると多分反応するんだよね
けど返却時は確かにそこしれつと通ってしれっと棚に戻せばばれないか
けどその人が借りてる記録は残ってるから後でわかるよね 借りようとした本がデータ上はあるのにどこにも無かった事はあった
職員に聞いて探してくれたけど見つからなかった 迷惑な返し方する輩もいるもんだね…
罰則がかえってそういうのを生むのかな
でも>>216の言う通り誰が借りてたかは結局分かっちゃうのにね
なんか色々と後先考えて無い感凄い 返却口に子猫が投げ込まれてた事件思い出した
図書館ねこデューイよかったなぁ >>216
しれっとやるならそんな迷惑なことせずに普通に返却ポストに入れとけばいいんじゃね
この流れで実家建て替えるから荷物整理に久しぶりに帰ったら
子供の頃のものが入ってたダンボールから小学校の図書室の本出てきたの思い出した
そのときにはもう廃校になってて返すに返せず
かといって捨てるのも申し訳なさ過ぎて未だに家にある 図書館といえば、
近年返却率が著しく悪くて、
どこの館も悩んでるらしいですね。
返し忘れる事はあるにしても、
確信的に盗み同然の行為をしている人は
図書館好きとして
腹が立ちます。普通に書き込みしたり、
部分的に破ったりする人も残念ですね。 本屋大賞のかがみの孤城ってやつ読んでるけど引きこもりにグサッてくる小説だわ きちんと返却してもらうために図書館側で色々やるのも
お金や手間がかかるんだろうねえ
お金のある所はあるところでなんか変なところにお金かけてるし…
本を読みたい人がみんな気持ちよく使えるようになってほしいね
本当は図書館使う人一人一人が心掛けるだけでいいはずなんだけど
うちの近所の市立図書館は田舎だし小さいんだけど
コバルト文庫の充実ぶりにびっくりしたことある
他のライトノベルレーベルは置いてるの見たことない
「少女小説」の王様は強いな >>222
「ケンとミリ」読もう〜
黒ねこサンゴロウっていう児童文学のシリーズなんだけれど
要所要所で心に染み入ったり刺さったりする凄いやつです
最初から読んだ方がいいけど一冊だけでも読める
特に好きなのが下記の部分
「鳥は、あらしのとき、どうするか知ってるかい。
できるだけ安全なところにかくれて、じっとしている。
船だってそうだ。港にはいってあらしをやり過ごす。
にげるんじゃないぜ。やりすごして、
夜があけたら、またでていくんだ。もっと遠くへいくためにさ」
説教くさいわけでもなく、寄り添ってくれる?ような話なんです >>223
コバルト文庫、昔は地元の図書館にそろえてあったんだけど、ずいぶん前にごっそり処分されちゃった
氷室冴子とか久美沙織とか大和真也とかこのシリーズで知った
やっぱり氷室冴子が若くして亡くなっちゃったのが痛かったな
久美沙織の「丘の家のミッキー」は映像化の話もあったけど、消えちゃったみたいだね 丘ミキって高校行って不良とかかわってから面白くなくなった
往年の女優好きの変な外人とか 氷室冴子のジャパネスクシリーズを読みさえすれば古典の授業のハードルが確実に下がる
大体の社会習慣をつかめるし特殊な単語も読めるようになる
銀の海金の大地の続きををいつか読める日がくると信じてたんだけどな
コンスタンティノープルの陥落 塩野七生
文庫本一冊で読みやすいうえ勉強になる 皇帝が清廉で人望があっても非力なのが悲しい
語り手として出てくる人々がちゃんと実在していて、手記なんかを残しているということに驚いた
セルビアの若い騎兵の青年、生き延びてたんだなぁ
行方知れずだったトレヴィザンはどういう経緯で救出されたんだろう
それにしても物量にモノを言わせたイスラム教徒怖いな 命の価値が低すぎる コンスタンティノープル〜の始まりでの「先生、あの街をください」がすごく印象深かったな。
これに続くロードス島攻防記、レパントの海戦もよかった 金谷治「大学・中庸」
つまらない凡人は、一人で人目につかぬ所にいると、悪事を働いてどんなことでもやってのける。
さて立派な人を見ると、そこではじめて悪事を隠して善いところを見せようとする。
しかし人々がそれを見通すことは、まるでその肺臓や肝臓を見ぬくほどにも鋭いから、そんなことをしても
なんの役にもたたない。
曾子はこう言った。
「おおぜいの目に見つめられている。おおぜいの手に指さされている。ああ、恐れ慎むべきことだ」
財産ができると家屋もその恩沢を受けるように、内に徳ができると人の身体もその潤いを受ける。
こういうのが、内面で誠実にしておれば外にも現れるということだ。
そこで君子は必ずその思いを誠実にするのである。 詩経に「錦の衣を着てその上から薄物をかける」とあるのは、
錦のもようがきらびやかに外に出るのを嫌ったものである。錦は薄ものをすかしてこそ美しい。
そこで、君子のふみ行う道は人目をひかないで、それでいて日に日にその真価があらわれてくるものだが、
つまらない小人(しょうじん)の道ははっきりして人目をひきながら、それでいて日に日に消え失せてしまう。
「かすかなことほどかえって明らかになる」と知って、何事も身近な地味なことから始めれば、進んで徳の世界に入ることができるのだ。
詩経には、「深くもぐって隠れていても、やはりはっきりとあらわれる」とうたわれている。
だから、君子は外を飾るよりも内心を修め内に省みてやましいところを持たず、心に恥じることもない。
凡人には及びもつかない君子の長所は、他でもない、他人にはうかがえないところ、その内心の境地にこそあるのだろう。
だから、そうした君子は内心の徳が充実しているので、行動を起こすまでもなく人から尊敬され、
言葉をだすまでもなく人から信用されるのである。 >>184
今更で申し訳ない
この数年須賀敦子さん関連の著作がたくさん出ていて、
60代くらいの大きいお姉様方に勧められて、河出書房の全集を少しずつ読んでる
だから今の時代の話ではないけど、ゆったり気持ちよく読めるよ コルシア書店の仲間たちが一番好き
同じイタリアについての本でも、田丸さんの著作の中とは全然違う
イタリア語勉強している人たちからは、ただの武勇伝と自慢話でしょって田丸さんはいい評判は聞かない。
米原さんは嫌味がまったくないので性格かな
いずれにしても戦々恐々の通訳現場で生き抜くから押しは強いんだろうね 少女ポリアンナ(新訳)
赤毛のアン的なお話だけどレビューにあった通りポリアンナはだいぶ楽観的
熱心なキリスト信仰故にやや暑苦しい時もあるけれどそれこそがポリアンナ
嫌な事があっても視点を変えて良かったと思えるとこを探す力って人生で絶対に大切だから為になった
私は職場で聞こえる愚痴やため息や休憩室にあるテレビのワイドショー(ゴシップ)の音が内容含めてイラッときてしまってたんだけど
ポリアンナ式を当てはめると『耳がこうやって聞こえてくれてるのは有難いことだよな〜』みたいな感じで、
聞こえる内容はさておき当たり前に耳が聞こえてる事に感謝しようと思うようになった
若干みやぞんぽくもある 東野圭吾の加賀恭一郎シリーズの実写版の加賀ってなんで阿部寛なんやろな
イメージ違いすぎやろ
下町ロケットの佃社長も阿部寛で全くイメージ違ったし
原作レイパー阿部寛のごり押しうぜえわ 柚木麻子 「ナイルパーチの女子会」
恐ろしい本だった
これまでの著者の作風からどこか舐めてたんだけど、ページをめくるごとに学校時代の暗黒の記憶が抉り出されてくる
図書館で借りたんだけど、正直じっくり読んでいると心がやられそうで、ざーっとラストのカタストロフまで斜め読みして速攻で返してきた 「雪月花黙示録」恩田陸
なんだかよくわからない人たちが集まってて
なんたかよくわからない学園にいて
なんだかよくわからない目的のためになんか動いてた・・・
書いてる作者はすっごく楽しそうなの伝わってくるけど
うーん、読むのが大変だった >>235
最初の数ページで読んだらまずいと思って止めた
やっぱりすごいんだ
作家の描写力ってこわい 明日からも仕事ガンバるぞーってなる小説ありますか?
大人が頑張ってる話が読みたい >>188
戦争は〜…前に自分が読み終わった報告した後に何回かレスのやりとりしたから、もしかしたらその時やりとりした人が>>188さんかも?
読んでるとずしっと体にのしかかるような重さを感じる本だよね…
大石政隆 「ペンを剣に代えて」
つい先日の鹿児島旅行で鹿屋航空基地のエアメモリアルってイベントに立ち寄って、そこの資料館見学した時に職員の方に永遠の0の主人公が特攻のために飛び立ったのがこの基地で、主人公のモデルになった方の話を聞いて興味が出て読んでみた。
信念を持っていて、きちっとした律儀な人だったんだなというのが日記の文章から伝わってきたよ。
その人が家族や知り合いに宛てた情を込めた遺書と、その人の母親がその人と最後に会った時の思い出を語る章ではこんなに立派で優しい人が20歳そこそこで散っていってしまったんだなあっていう遣る瀬無さとか悲しさが凄かった。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています