あさきゆめみし 第百四帖
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いづれの御時にか、駄スレ、良スレあまたさぶらひたまひけるなかに、
いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めきたまふスレありけり。
語りませう。
この板は全年齢対板なのでエロ話がしたい人はpink板へ
ここは漫画あさきスレなので専門的な史実ネタや原文ネタはほどほどに
史実ネタは日本史板へ、原文ネタは古文・漢文板へ
あさきゆめみしに描かれていない人物及び竹河の巻ならびに
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紫式部、源氏物語スレ 二帖
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あさきゆめみし 第百三帖
https://medaka.5ch.net/test/read.cgi/rcomic/1632878224/
VIPQ2_EXTDAT: checked:vvvvv:1000:512:: EXT was configured あさきゆめみし 書籍(括弧内の数字は初刷発行年)
KC mimi(1980-1987 1989-1993) 【全13巻】
豪華愛蔵版(1987-1992) 【全7巻】
保存版(1993) 【全7巻】
第1巻:星の章
第2巻:花の章
第3巻:炎の章
第4巻:月の章
第5巻:風の章
第6巻:水の章
第7巻:霧の章
KC mimi 第1巻から10巻まで収録
漫画文庫(2001) 【全7巻】
カラー絵巻を一部併録
完全版(2008) 【全10巻】
連載時カラーで描かれた扉絵見開きを再現
電子書籍版もあり配信中
完全版ハードカバー(2017) 【全10巻】
新装版(2021-2022) 【全7巻】
宇治十帖(KC mimi 第11巻から13巻)含む全話収録
イラスト集
源氏物語 あさきゆめみし画集 (1984)
大和源氏 あさきゆめみし絵巻 上巻・下巻 (1994)
大和源氏 あさきゆめみし絵巻 上巻・下巻 新装版 (2016) 表紙の人物
単行本
1巻:空蝉 夕顔 六条の御息所
藤壺の宮 桐壺の更衣(後ろ向きの女性)
紫の君 源氏の君
2巻:源氏の君
3巻:紫の君 源氏の君
4巻:明石の君 源氏の君
5巻:藤壺の宮 源氏の君
6巻:玉鬘
7巻:雲居の雁 夕霧
8巻:柏木
9巻:女三の宮
10巻:紫の上 源氏の君
(新装版)紫の上
11巻:薫の君
12巻:中の君
13巻:浮舟 匂の宮
11巻初刷以降に重版された1巻から10巻は11巻と同一の装幀に変更しました
完全版
1巻:源氏の君
2巻:葵の上 六条の御息所
3巻:朧月夜 源氏の君
4巻:空蝉
5巻:紫の上 源氏の君
6巻:雲居の雁 夕霧
7巻:女三の宮
8巻:源氏の君
9巻:大君
10巻:浮舟 匂の宮 保守いたします
原作では立派な貴婦人だけど自我が薄くてその場の雰囲気に流されやすい朧月夜を
後宮の女性の役目を心得てそれでも自分らしく生きようとした現代的な女性として描いた作者は流石
ちょっとモーツァルトのドン・ジョヴァンニに似ている ×後宮の女性の役目を心得て
○後宮の女性の役目は心得ていて
後宮にあがって誰よりも時めいて男御子を産むのが使命、
そんな事はゲームのようにこなしてみせるわというセリフ
微妙に改変されていたね 弘徽殿の女御は朧月夜の同母姉なんだっけ
あさきゆめみしでも美人に描かれてたけど若い時は艶っぽい美人だったんだろうね
あさきじゃない源氏物語のコミカライズを子供の時に読んだ時の衝撃であさきを読むまではう◯こ撒いた人ってイメージしかなかったわ >>11 後宮にあがって誰よりも時めいて男御子を産むのが使命、 そんな事はゲームのようにこなしてみせるわというセリフ
このセリフってあさきオリジナルなの? >>11 後宮にあがって誰よりも時めいて男御子を産むのが使命、 そんな事はゲームのようにこなしてみせるわというセリフ
このセリフって、あさきオリジナルなの? >>11 後宮にあがって誰よりも時めいて男御子を産むのが使命、 そんな事はゲームのようにこなしてみせるわというセリフ
このセリフって、あさきオリジナルなの? >>13
弘徽殿本人がおまるの中身をばら撒いた訳ではないだろうけど、女房のしたことには監督責任があるものね
帝のおわす殿舎を汚すのはかなりの不敬行為だと思うけど、ああいうのもお咎めなしなのかねえ
弘徽殿のモデルとされる藤原安子は他の妃の美しさに嫉妬して盃を投げつけたんだっけ 撒きちらしの嫌がらせは、どちらかというと同輩の更衣たちの中なのかなと思ったけどな >>18
うんうん、仮にも女御、しかも第一皇子の母親で時の右大臣の姫である弘徽殿の女御がやる事じゃないと思うわ。 >>10
宮中では自分が裏切った朱雀の愛に守られ、その後は自分が没落させた右大臣一族に養われながら生きた朧月夜。
これが現代的な女性なんすね。 >>17
そもそも、原典では「あやしきもの」と記述されていて、排泄物というのは読者の解釈に過ぎない。 小動物の死体とか呪いに使う人形とかの解釈の余地もあるのかな >>18
住んでた殿舎を明け渡すように言われた別の更衣かな?
あれも確かに更衣とその関係者には恨まれるよね、帝を恨む訳にいかないから >>17
穢れといっても、色々あるからねえ。
血は勿論、動物の皮革とか。
桐壺帝だけじゃなく無関係の人まで穢れに触れてしまう可能性があるのに、
弘徽殿女御はやり過ぎだと罰せられた描写はなかったな。 原作だと、変なもの撒いたりあちらとこちらで心を合わせて戸を閉ざしたり、とあるから
桐壺から上るルートに住まっている妃やその女房の仕業っぽくて、
位置的にコキデンぽくはない。 嫌がらせの結果、桐壺の更衣は桐壺から後涼殿に移されたんだっけ? あの薬もあさきオリジナルだったんだっけ?
弘徽殿の嫌がらせって原典だと亡くなった後に管弦の宴やったくらいで直接何かやってたかな >>21
その「現代的」ってのはちょっと古い時代の「現代的」だと思う
一時期田嶋陽子みたいなフェミが全盛で、その時は女は何やっても許されるみたいな時代があった
そのやりたい放題やって義務だとかは拒否してオッケーなのが当時の「現代的」
今は例えば女性が働くのが当たり前になったせいもあって、女性の権利はあるけど責任も果たさないといけない、みたいになってるけどさ >>21
ワロタわw
まあでも朧月夜って朱雀出家後も、右大臣家というか頭の中将の息子(柏木)とかとの繋がりはあったみたいだし、若い頃は強い実家を持つ帝の寵姫、て、なかなか楽しい人生だったんじゃないの? そうかなあ
本来なら最低でも女御になれる身分だったのが子供も生まれなくて御行所にもなれず
寵愛はあっても入内後強い実家だったのなんて最初の数年だけじゃない? >>33
右大臣家の力が衰えたと言っても、朧月夜の姉は頭の中将と結婚してるし、何と言っても朱雀の愛は独り占めだったんだろうし。
女御、ていう名称にも、そこまで執着はなさそうだったしね。 そもそも朧月夜は尚侍で女官だったんたから、自分の収入がたっぷりあったのでは 平安時代の貴族は上流貴族でなくても現在価値で数千万円の給料を得ていたと言われている。荘園はもう少し後に発達したがそれでも国司以上なら荘園から得られる地代が相当あった。
源氏物語の女性の多くは親族が皇族か上流貴族なので、生活水準はスーパーエリートの世界での程度の差になる。 >>36
尚侍って従三位で、たぶん女官の中じゃ最高位だよね。従三位ならお給料もすごかったと思う。且つ、実家の右大臣家から様々なサポートもあっただろうしね。
ただ、尚侍には、年金、とかは無かっただろうからね。思うんだけど、子供を産んで、御息所、になると、年金っぽいものが貰えるのかな? 原作の朧月夜はいまいち分からんけど、あさきでは潔くてカッコいい女になってるよね
現代でな右大臣の娘たちにも支持が集まる
十二単を着た悪魔なんて昔は考えられなかった >>38
朱雀が朧月夜に子供がいないことを嘆いていたのは源氏への皮肉もあっただろうけど、もし朱雀との子供=皇子、皇女を産んでたら、自分が退位しても朧月夜の身は立っただろうに、ていう、現実的な心配も含んでたんだろうな、て思う。 そうじゃなくて、朧月夜が子供を生んでたら妃としての身分が確定して、源氏とよりを戻せなくなったはずだからじゃないかな
そんなに経済的に困窮するような状況じゃないから あの時代お金がたくさんあったところで没落するときはあっというまなんじゃないの
朧月夜が困窮しないですむなら齋院になった朝顔だって大丈夫になるだろうし 朧月夜も朝顔も、末摘花みたいに生活に困るレベルじゃないよ
それまでがもっと華やかな境遇だったのがそこまでじゃなくなった、程度でしょ 不動産やウワモノの邸は女性の相続だけど、
邸のメンテナンスは男性(多くは父、夫、息子もしくは男兄弟、親族)が常識のようなので、男が亡くなると邸はあっという間に荒廃する、ということね。
邸の手入れは家司がするけど、この当時の家司は普通は男性の部下が私的に請け負うもので単独雇用の使用人では無い。後世のような忠義精神も無いから上司が死んだら乗り換えて去るだけ。
コレを繋ぎ留めて仕事させるには女主人にも人間力がいる。六条が尊敬されるのはコレが出来てたからね。 じゃあ二の宮も別に夕霧と再婚しなくても食べていけたのかな 財産として荘園の所有がどれだけあるかだね六条御息所はそういう管理も男手無しで自分でできてた >>45
勿論食べてはいけた
甥の大和守は身分はともかく大国の国司だし、舅の大臣も面子にかけて困窮はさせない
ただ、時の権力者の一人息子、出世頭の夕霧の妻になれば別格の栄華だからね 女主人本人はそんなに困らなくても、仕えている女房たちにとっては、生活の華やかさ、
付け届けや自分自身の付き合い、良さげな男との出会いとか考えると、穏やかで
半隠居みたいな暮らしよりは、権力者の妻に仕える方が圧倒的に嬉しいよね
だから朝顔や落葉宮の女房たちは縁談に乗り気だったのだと。 だから、女房も傾いた家からは転職でドンドン出てくのよね。
歌が上手いとかで有能で名が知られてると引き抜きもガッツリある。
宇治姉妹なんて没落してからは碌な女房が居なくて薫や匂宮の接客できるのが長く仕えてるおばあちゃん女房しかいないとかね。 女御も一応女官っちゃ女官だけど、女御にも給料ってあったの? 大和守にしたら落葉宮の後見を自分一人でやってても将来にあんまり期待できないけど、宮が夕霧と再婚してくれたら将来性バッチリな夕霧と縁が繋がるし、メリットあるものね
女房たちも世捨て人みたいな女主人よりは再婚してくれた方が働きがいがありそう
末摘花のとこに最後まで残ってた女房たちは老いて他に行くところもないような老女たちだったから、彼女たちも助かって良かったよね 老女達が他に行く所=雇ってくれる所がないのは体力的にもうあまり動けない面もあるだろうけど、リアルタイムで流行ってる事柄にもう疎くなって若い世代から見たら今風のセンスがなくてダサいから使えない。
だから雇われないみたいな面もある? >>44
六条は今で言えば、実家の"大臣家"と"元東宮妃"、ていう屋号の2つの会社を引き継いだ女社長みたいなものだよね。女社長として立派に経営してた、てことだよね。 >>52 リアルタイムで流行ってる事柄にもう疎くなって若い世代から見たら今風のセンスがなくてダサいから使えない
源典侍はこれに対抗してたんだろうねw >>54
流行りの歌やメイクにもバッチリ対応してそうw
同僚や部下の女房たちは呆れてたというかイラついてたね、何で源典侍さまばっかりいい思いして!的な >>55 流行りの歌やメイクにもバッチリ対応してそうw
うんうん、源典侍って、こういうところもかわいいよねwいくつになってもおしゃれや流行を忘れない心って大切だと思うよ。 >>56
続き
だから晩年も、朝顔と暮らしてる女五の宮のところへ弟子入りできたしね。 そうそう
悔しかったら源氏や頭中将と寝てみろって
言ってみたいなあw 源氏が叔母の女五宮に仕えている源典侍を見て
「良い人ほど早死にして悪い人ほど長生きする。
薄雲女院(藤壺中宮)さまはこの方の半分(典侍は70をすぎてなお元気、薄雲女院は37で薨去)にも
ならない年齢で亡くなられてしまったのに」と毒づくのは理不尽だと思った
藤壺中宮が早死にしたのは源氏の罪を背負ったからなのに…… 藤壺が早死したのはたぶん源氏のせいだからね
何言ってんだだよね >>59
ほんとそれよね
源氏のせいで罪悪感やら何やら大変なものを抱えた人生になったんだから
あさきでは「罪を一緒に背負うのが私たちの愛の形」みたいに綺麗に描かれてたけど 源氏は自分の所為で女君が不幸になっているとか欠片も思わないから
自分は許されない恋に苦しんだとか不幸に酔うけど 源氏が不幸にした女人たち
六条 源氏と恋したばっかりに生前も死後も怨霊になった
夕顔 源氏の恋人になったばかりにどこぞの怨霊に祟り殺された
葵 源氏の妻になったばかりに源氏の恋の怨嗟に巻き込まれ子供を産んだあと祟り殺された
紫 源氏にロックオンされたばっかりに晩年、源氏によってアイダンティティを失い祟られ心身ともに弱って病気がちになり衰弱死
女三宮 源氏の正妻になったばっかりに柏木にストーカーされレイプ妊娠と災難にあう
藤壺 中宮国母になるも不義の子を産んで罪悪感に苦しみ死後は地獄に墜ちたもよう
本人は不幸と思ってないけど運命狂わされた女人
朧月夜 源氏と出会ったばっかりに本来中宮国母になれたかもしれないのに尚侍の身分で終わり小梨のまま晩年は一人寂しく出家
源氏と結婚して幸せになった女たち
苦労が報われて子孫の繁栄を見届けた明石
夕霧の養母になった花散里
安定した生活を手に入れた末摘花
うむ、やっぱり不幸にした女人のほうが多いな 朧月夜が中宮になれなかったのは、皇子を産まなかったからであって源氏関係ないのでは 女三宮も源氏の正妻になったばかりにって言うなら
源氏がどうしても正妻にしたいって申し出たわけじゃないし
ごり押しした父朱雀院のせいじゃない? >>66
再び夕霧ルートに傾きかけたのをやっぱり私がと乗り気になったんだよ
高貴な身分の正妻欲しいという気持ちと藤壺の血縁という魔力に囚われてしまった 父が皇族・王族・大臣で女御として入内する女性は将来の中宮候補
(父が大納言より下の身分の更衣として入内する女性は正妻にはなれない)
尚侍は形骸化していたとはいえ女官扱いなので
紫式部の時代の後宮の女性は地位によってだいぶ扱いが違ってくるよ
朧月夜は朱雀院の男御子さえ産んでいれば実家の大臣家の力で
尚侍から御息所扱いになって中宮になれたのだろうけれどね
朱雀院の後宮はいろいろあって女三宮の母の(先帝の)源氏女御も
東宮の母の髭黒姉妹の女御も中宮になれなかったね 大納言以下の身分の父でもなんだかんだと女御にはなれるし(祖父が大臣なら猶子になるなど)
史上、大納言で亡くなった父を持ちつつ皇后になった人もいるよ
更衣から女御になった人もいる
朱雀院に中宮がいなかったのは、多分、后の位が空いてなかったからではなかろうか 明石は子供取り上げられた時から再開までの辛さはハンパなかったろうから
結果オーライとはいえ個人的には苦労人の印象が強い 朱雀が中宮不在だったのは朧月夜を中宮にしたい右大臣一族が他の女御たちを牽制してたからだよね
桐壺帝のほうが老年になってからやっと中宮をたてたのでどんだけ右大臣一族を疎んじてたかわかりやすい いや、中宮とか皇后とかいうのはあの時代、一人の天皇の正妻として必ず一人選ぶものではなく
一条天皇以前は存命の后は「全部で三人」、それ以降は「全部で四人」という人数制限があった。
以前の天皇のきさきとして立后した人が三人いたら、当時の天皇にきさきがいなくても
立后させられないんだよ。
源氏物語のモデルの時代からして、后は全部で三人までの筈。
弘徽殿大后、藤壺中宮以外にもう一人誰かいたんだろうね、后が。
その人が冷泉帝の時に亡くなって、秋好が立后したのだと思われる。
藤壺が中宮に立てられたタイミングは遅めなんだけど、本来は藤壺の母が亡くなった時に
后の座が一つ空いてるはずなので、桐壺帝の立后がなぜ遅れたかは政治的事情かも。
もっとも、そこらへん細かい辻褄を考えて描かれてるとは限らないけど。
藤壺の兄が后腹なのに東宮にならなかった理由もよく分からない、とかあるからね >>68
朧月夜は、朱雀の子供を産んでたら、女御→中宮になれたはず。右大臣もそれを狙って、妃としてではなく、とにかく女官(尚侍)としてでも出仕させて、てかんじだったんだと思う。あさきで、弘徽殿の女御も言ってたよね。 >>69
身分は、女御=帝の妃、尚侍=帝のお手つきになる可能性高い高級女官、てかんじだよね。
どちらも大臣の娘しかなれないしね。 >>71
新弘徽殿の女御は、女御として入内するには父親の頭の中将の身分が足りなかったから、祖父の左大臣の養女になって女御入内してたよね。 末摘花の鼻が赤かったのは何故だろうな
モデルとなった女性がいたんだろうけど何かの病気だったんだろうか
洗顔なんて毎日しなかっただろうから化粧品塗りっぱなしで被れたか
指でいじくり過ぎて皮向けの赤んぺになったのか >>75
藤壺が中宮になったのっていつ頃だったっけ?同時に弘徽殿は皇后になったんだっけ? >>74 朱雀が中宮不在だったのは朧月夜を中宮にしたい右大臣一族が他の女御たちを牽制してたからだよね
これしかないよね。
とはいえ、朱雀の後宮は、けっこう亡くなってるよね。今上の母女御(髭黒の姉)、女三の宮の母(源氏女御)…。有力女御が亡くなってたから中宮立てられなかった、ていうのもあるとか? 弘徽殿は朱雀帝即位直後に皇太后になっていたかと。
藤壺が中宮になったのは、それより前で冷泉帝が生まれた後。
桐壺帝に、藤壺宮が皇子を産む前に、后の座が一つ長年空いている状況で
弘徽殿が立后するのを阻止できる力があるかというと、ちょっと微妙じゃないかと
思われるので、どちらかというと、后の座が空いたのが藤壺が皇子を生んだ後だったため、
ちゃっかり藤壺を中宮にした、その後、もう一つ后の座が空いて弘徽殿が皇太后になれるように
なったタイミングで朱雀帝に譲位した、と考えるのが自然と言えば自然かも知れない。
桐壺帝の在位中に藤壺の母后が死んで后の地位が一つ空いたはずなんだけど、
その時点では桐壺帝の母が皇太后になった、とかいうことなのかもね。 >>79
末摘花は、白人っぽいかんじを想像すると良いかも。ほら、白人で、わし鼻で鼻先がピンク色になってる人がいるでしょう。あんなかんじなんじゃないかな? >>82
あ、弘徽殿は、皇后にはなってないんだっけ。そういえばあさきで弘徽殿が、"私があの女の下に座らなければならないなんて"て言うシーンがあったよね。あれはまさにこの時(藤壺の立后)だったわけね。桐壺帝が弘徽殿を、"ゆくゆくは皇太后になるのだから"て宥めたんだっけ。 >>79
男だけど鼻の赤い同僚がいて、その人は体温が高かった
冬場でも薄着だった そうそう
言いたいのはさ、現代的感覚だと、天皇が即位したら正妻としての后を定める、という感覚だけど
あの時代そうじゃなかった、ということ。
律令で三后という制度があって、后それぞれに役所が作られたから、后は三人までという
制限があったため、一条天皇に定子が入内した時、本当は三后全部埋まっていて定子は
立后できない筈だったのに、無理やり道隆が屁理屈こねて定子を中宮にしたため、それ以降
后は三人から四人までになった。
現代的感覚で「一人の天皇に二人の后」という言われ方をされがちだけれど、あの時代は
「一人の天皇に対する一人の正妻」っていう感覚ではないんだよ。 別に毒なんか無くてもただの風邪とかで貴人も貧民も老も若きもバンバン亡くなってたよ
上位貴族は加持祈祷に頼りすぎで医者にかかって薬飲んでた下位貴族や裕福な平民より不健康だったみたいね >>58
若い女房たちに詰め寄られた時、「源氏の君も頭の君もどっちも素敵なんですもの選べなーい、私ったら罪多き女だわ☆」みたいに軽口たたいてたシーン好きだわw 推測を含めてちょっと整理してみた
桐壺帝即位後 中宮・皇太后・太皇太后(藤壺母・2人不明)
藤壺女御入内直前 中宮・皇太后・太皇太后(2人不明、藤壺母が崩御のため1つ空席あり)
桐壺帝譲位直前 中宮(藤壺)・皇太后・太皇太后(桐壺帝生母?、1つ空席あり)
朱雀帝即位後 中宮(藤壺)・皇太后(弘徽殿大后)・太皇太后(桐壺帝生母?)
冷泉帝即位後 中宮(藤壺から秋好へ移動)・皇太后(弘徽殿大后は「少女」から「若菜前」の間に崩御)
太皇太后(桐壺帝生母?あるいは空席かも)
今上帝即位後 中宮(秋好から明石へ移動)・皇太后(今上帝生母に贈皇太后)
秋好は皇太后あるいは太皇太后に移動
朧月夜は朱雀帝の皇子を産んで、即位すれば皇太后が転がってくる可能性が大で
次点で朱雀帝の在位中に三后に空席が生じれば中宮になれたかもという感じかな すみません間違えました
弘徽殿大后は「若菜上」では故人になっています >>91
若菜上って朧月夜は、朱雀が出家して、朧月夜とも別れた頃だよね。姉の弘徽殿も亡くなってたんじゃ寂しかっただろうね… ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています