あさきゆめみし 第八十九帖
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いづれの御時にか、駄スレ、良スレあまたさぶらひたまひけるなかに、
いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めきたまふスレありけり。
語りませう。
この板は全年齢対板なのでエロ話がしたい人はpink板へ
ここは漫画あさきスレなので専門的な史実ネタや原文ネタはほどほどに
史実ネタは日本史板へ、原文ネタは古文・漢文板へ
『あさきゆめみし』には沢山の登場人物がいてそれぞれ贔屓キャラは違って当然
特定キャラを過度に叩き他人を不快にさせるような書き込みは攻撃されて当然
それ以外はレスした人への攻撃は固く禁止
マタ〜リ楽しく共存し合う事が出来なければ《荒らし》
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前スレ
あさきゆめみし 第八十八帖
https://medaka.5ch.net/test/read.cgi/rcomic/1525050142/
VIPQ2_EXTDAT: checked:verbose:1000:512:----: EXT was configured >>880
老尼の友達の僧侶に髪を切ってもらえたのと
世話をしていたのが尼だったからそのままそこに住めたため 浮舟を出家させた横川の僧都は浮舟を娘の生まれ変わりと信じて世話している尼の兄じゃなかったっけ 出家した女三宮に言い寄っていた源氏を見る限り
紫上が尼削ぎ程度で髪切って出家したところで六条院にいる限り大して変わらんと思うけどなぁ
いっそ山奥に引き篭もるか髪切るどころか剃ってしまえば話は別かもしれんけど 忘れてるかもしれんが紫は源氏に出家を断られた後すぐに危篤状態の大病になってそれからずっと寝たり起きたりの闘病生活
四十近いし出家しても全然おかしくない状況
自分の財産のある他の登場人物ならあっさり出家してるケース 思い出した ここで源氏は、正式な出家ではないけど受戒を許したんだね
そして自分も紫上の病気平癒のため必死のパッチで祈った
それを見て紫上は、がんばって生きなければならないという気になった
その頃六条院では女三宮がなぜか妊娠していた 浮舟もあの寺にいたらそのへんの男に攫われるかもしれんね >>889
寺って自衛しっかりしてるよ
坊さんって戦闘能力高い 自分個人的には仮に財力があって、大病して出家が当たり前の状況になっても
心理的に源氏に縛られ続けられてたんだろうしそういう風に育てられてたんだと思う
上にも似たようなこと書かれてるけど 出家した後で面倒見てもらえてる空蝉や、
色っぽいことはないけど生活を全面的にバックアップしてもらえてる末摘花、
六条院の華やかだけど面倒くさいところにも移らなくて済んで心穏やかで、
長い目で見たら勝ち組だね
同じく色めいたことは期待しなくなっても実子の養母として遇された花散里も、穏やかで幸せそう
明石の方は女御のお部屋付き筆頭としてイキイキ働いてようやく憂のない幸せを手に入れられたみたいだし
一見華やかで奔放で自由そうな朧月夜は、出家を決意するまでは揺れて苦しんで涙を流してたもんなぁ
1000年も前から、女の幸せってなんなんだろうと真っ向から書き上げた紫式部ってやっぱりすごいな
どれが正解とも不正解とも書いてない
あさきの描写の紫の最期の心の声も真実の声なんだろうな、
源氏に愛されたからこそわたしは幸せだったのに、てやつ 紫の上の臨終の間際に「次の世でもあなた(源氏)に愛されたい」と
感じながら亡くなるのがなんかいいなあと思った
死を目前にしてただ純粋な源氏への愛だけを抱いてあの世へ旅立てるのは羨ましい >>890
大寺には天皇や大貴族の子弟が入寺して自衛のための僧兵がいたけど尼寺には僧兵いないよ
ましてや浮舟が厄介になっていたところは尼君個人の屋敷を寺にしたものでは
尼君の死んだ娘の元婚約者が浮舟の周りウロチョロしてたし
薫も浮舟にはもう次の男がいるのではと思ってるから警備なんてなさそう >>894
誰よりもそばにいながら長いこと気持ちがすれ違っていた二人が、
あの瞬間やっと重なり合ったんだよね
この人を心から愛していると、そばにいてほしいのはこの人なんだと
紫にとっても達観した後の源氏にとっても救いになったと思う
源氏はこの後後悔で苦しむけど、全てが間違いじゃなかったんだよ、と 源氏のことを愛してなかったら
苦悩はしてないよね
愛し愛されて、女三宮の降嫁はあっても、結局は源氏の一の人=紫という評価
他の女君達は、自分らは源氏の一の人ではないことを自覚しつつ
わきまえて生きてるけどそれもしんどそうではある >>876
わかる
この時代は平均寿命30代で庶民は土の上に莚敷いて寝てる時代
よるべのない姫なんて奴隷に売り飛ばされてももっともなのに、なに贅沢言ってんだかって気もする
要求レベルが高すぎるんだよな >>882
雲居の雁は後ろから手紙を奪い取るという思いきったことまでしたのになんで肝心の手紙を読まなかったんだろう? >>892
なんだか、男を切り捨て(られ)た人生こそが幸せみたいw
亭主?元気で(永遠に)留守がいいってやつかしら >>900
夕霧と直接言い合いしたり子供の世話したりしてる内に手紙のことはすっかり忘れた >>899
それはあまりにも前提意識が低すぎる
おかしいのは奴隷じゃないだけマシという世相
紫は古典の中ですでに近代的自我を匂わせてるヒロインだから
幸不幸はそこまで問題じゃないと思ってる
あと男は女に知性教養を求めながらも聡くなられすぎても困るから
結局女は無学なまま産む奴隷か愛でる奴隷か雑事係にした方が男は楽というだけ
>>900
浮気相手の実態よりも夫とのガチンコの方が重要だったのかもw >>894
臨終は「またあなたに愛されたい」だけかな?
「次の世に生まれたら私は別の人生を選ぶかしら」と前フリにあったから…、うーんどうなんだろう
>>902
いいな雲居の雁w >>903
中国とかは本当に無学な女を好む感あるけど、
日本の平安時代は賢い女房を宿って学つけさせたり
女に従順さだけでなく学も求めてた節があるから、その分女の悩みも余計深くなりそう 求めてるといっても男以上のものを持つなよって牽制あるよな
現代にも通じてる あの臨終シーンのモノローグ、あさきのカラーとして疑問形で〆たのは上手いと思う
全肯定ではなく、でも全否定というわけでもなく
単純に言い表せない深い思いがそのまま昇華していく感じで >>906
そういうのの他にも、学があれば倫理や客観視も出来ちゃうわけで
国民性が違うとは言え「あの女憎い!手足切って龜に入れてやれ!」
とか習った教育が邪魔してやりにくくなると思う
その分うちにこもるというか 奴隷と比べたら源氏物語の登場人物は全員幸せだねで話終わっちゃうじゃん あなたのような人に愛されて?だったね
あなたに愛されたいとは違うな 次に生まれ変わったら別の人生を望むかしら
それともまたあなたのような人に愛されたいと望むのかしら…みたいな感じだったね
現世で源氏を愛し源氏に愛された人生だったことは否定してないと思うけどね >>899
紫は父親が引き取ろうとしていたじゃないか
奴隷に売り飛ばされるわけないだろう 源氏との間に子供いないから来世は期待できんしな
まぁその前に三途の川で源氏を待たなきゃならないというと身もふたもないがw
しかも何人か順番待ちで >>912
紫は父親に引き取られていれば王女御の女房程度にはなれただろうから
奴隷になるわけでなし不倫夫の源氏といる以上の不幸になど遭うはずがない
紫はずっと幸せに暮らせたのにという話? >>915
この時代に不倫という概念があるのだろうか? 紫が王女御について御所にあがってたとして、そこで源氏と出会って恋人になる可能性はあっただろうか
花散里だって麗景殿女御の妹だし、条件的には一緒じゃん
あーでもそうなると王女御の後押しをしないといけなくなっちゃうから源氏は嫌かなあ >>918
源氏→藤壺と柏木→女三宮は不倫だと思う
不倫というかスキャンダルというかバレたら絶対まずいケース
その他の源氏のつまみ食いなんかは、浮気だよね >>919
王女御の後押ししなかったのは須磨行きの時に兵部卿が紫との交流を保身のために絶ったからだから、それが無ければ親戚付き合いくらいしたんじゃないかな
不倫って感覚があったかは謎だけど、あさきで病に倒れる前に紫が物語の男は結局一人の女のものになるのに、自分は源氏を自分一人のものに出来なかったと考えてたね
槿の母も貴族の正妻としての顔の下に複雑な思いを抱えてたようだし一夫多妻が当たり前でも簡単には納得できないものだったんだろうな >>919
そっちの方が自由で楽しく恋ができてよかったかもね
でも地頭が聡いから、源氏の君、私を誰かの代わりと思ってらっしゃる?と気付いてぴしゃりと断ち切りそう 紫の素地は大輔命婦っぽいし才能豊かなので人気ものになりそう
脇役中の脇役だから語られなかったけど藤典侍や玉蔓の次女も頭の回転が早く有能な女官なんだろう 紫の上が女官として幸せになれたかは平安の厳しい身分差があるから簡単には言えない
朧月夜も玉鬘中君も華々しく活躍してるけどどちらも家が没落したようなものだし周囲からの扱いは繁栄してる家の娘とは全く違うんだろう 紫が他人に仕えることもなく何不自由なく暮らせたのは身に余る幸福ではあるけれど…
と言っているから当時は宮仕えして男をとっかえひっかえできるのは万歳という感じでもなかったのだろう
落窪物語もとりかへばや物語も良家の奥様に収まってめでたしめでたしだからね
紫の立場では朧月夜や玉鬘中君みたいな摂関家子女相当の尚侍という高級女官にはなれないだろうし
源典侍も長年宮中に仕え男をひっかえとっかえ自由を謳歌してたけど
晩年は悠々自適というわけでもなく70過ぎてもまだ女五宮に仕えていたね
清少納言が枕草子で男は出世の道がたくさん開かれているのに女は出世すると言っても
帝の乳母になるぐらいしかない(女官で一番の出世は帝の乳母になって従三位を貰う事)だと言ってるから
女官の給与ってあまり高くなかったんではないかと思う 宮仕えの女性の一番の栄華は裕福な受領の奥方+天皇の乳母になる事だものね…
紫式部の娘はまさにそれになって三位の位を貰ってる
そして玉鬘の侍女も玉鬘にはそうなって欲しいと言ってて右近の君から呆れられるシーンもあった 乳母になるにはどっかの誰かと結婚して子を産まなきゃならんのではないか
子がいなくても乳母になれるもんなのか 紫も藤典侍みたいにイイ男とくっついてキャリアウーマン兼母親とか似合いそう
でも、源氏が見初めて幼女誘拐しなきゃ源氏物語にならないものねw 皇子皇女の乳母は複数着くから(3人くらい)全員が全員子持ちではなかったらしい
勿論乳やる人は既婚かつ先に子供産んでいる必要はあるけど >>928
藤典侍は夕霧の最初の妻だけど妻扱いもされず
(雲居と結婚するまで夕霧は独身扱い)
後から結婚した雲居や落葉が家庭に入って夕霧の奥様
紫の性格だと嫉妬しそうだけどね
宮仕えしていれば奥様業は諦めるわ~と
夫が他の女性のもとへ帰って行っても許すのだろうか 紫って本来は嫉妬してもカラッとした明るい性格じゃないかな
院に籠った粘着な性格とは違うんじゃ すさまじきものは宮仕えと清少納言が書いてるよね
紫みたいになまじ才走ってると色々と大変そう そういや宇治以降の夕霧は雲居の雁と女二宮の元に通うは月の半分ずつだそうだけど藤典侍は既に故人なのか別れたのか >>930
あれ?
雲居雁と結婚してから恋文がきて関係を持ったんじゃなかったっけ>あさき
実際長男長女ともに雲居雁所生だし
>>934
もし藤典侍が困ったら面倒はみるしそこそこ贈り物もするだろうけど、性的関係が日常的に続いてるとは思いにくい >>925
源典侍に関しては宮仕えで一流貴族と係わりを持つこと含めて働くことを楽しんでたんじゃないかな
引きこもって悠々自適とか素敵な殿方に会えず恋もできず退屈くらいに考えそうなキャラに見えて面白い >>936
求婚されても自由に恋と仕事をする方を選んだんだろうなって感じがする、源典侍 父親の惟光は喜んでたけど身分違いで正妻になれなくても源氏の息子の愛人にしてもらったらメリットあるの?
中流貴族の正妻になるより夕霧の愛人になる方がいいのかな
惟光が個人的に乳兄弟の源氏に惚れ込んでるからのような 身分社会だし地位も財産も段違いだろうから子供が出来た時父親が偉い方が有利でしょう >>938
個人的には中流貴族の正妻のがいいと思う
浮舟の母親見ても安定してるじゃん
惟光は明石の入道(天皇の曾祖父)を夢見てたところがあると思う
娘の藤典侍の幸せを考えてなかったとは言わなくても、男の考える幸せと女の考える幸せは違うのかもね >>938
身分社会だからこそ脇腹の娘は厳しいわけで…
紫だってそれで正妻にはなれなかった
明石の姫や六の君だって養母がいてこそ
藤典侍自身はどう思ってたのかな
当時の側室?がどんな感じだったかはともかく、妻の一人でさえないってのはね
宮仕えでなければ明石のように妻の一人にはなれたのかな? 相手が帝の場合入内して仮に中宮になれる保証がなくても生まれた子供は皇子皇女だし寵愛を受けたら実家を優遇してもらえるからメリットは大きい 皇子皇女といっても内親王宣下を受けなければただの王・王女でしかない
そういう場合は男子はどこかの養子に入るか僧になるしかなく
王女はどこかの受領と結婚するか女房になるしかないのでは 藤典侍の娘が帝の妻になるなんて展開はさすがになかったよね?
六の君が匂宮の正妻になったけど惟光的には満足だったかな
匂宮は第三皇子だけどかなり目をかけられてたみたいだし帝になる可能性もあるのかな 典侍本人が夕霧を好きだから損得度外視で夕霧の恋人でいることが幸せってことだったのかなと思う
夕顔や紫の上の母みたいに正妻に疎まれて会えなくなったり浮舟母みたいに子供ごと無視されるなんてこともあったんだろうから、しっかり自分の子供として教育して縁組も用意してって結構良い待遇だったのかな
夕顔の性格から見るに雲居落葉がいても宮中にいる日はちゃんと藤典侍に会いに行ったんだろうしw 雲居の雁は藤典侍を面白くない存在とは思っていても妨害もしてないし何より典侍という位が彼女を助けてるよね
仮に夕霧が離れても生活には困らない >>935
読み返してみなよ
雲居と会えなくなった間に夕霧が藤典侍に恋文を出して惟光にバレ
惟光がこれで私も第二の明石入道…と結婚を許可している
>>931
カラッとした正確なら女三宮の降嫁であんなに陰湿にならないでしょ
原作の紫は病気と女三宮の降嫁は無関係だし
素直に女三宮の下に入って割とカラッとしてるけど >>935
雲居雁は「夕霧の妻といえるのはわたし一人(当事珍しい)。例外と言えば藤典侍だけど、あれはわたしと会えないでいるときに…」みたいに思ってたから
結婚前から関係はあったんじゃないかな 藤典侍は夕霧のお手付きで有名だったから誰も近づかなかったのかな
もし冷泉に誘われたら拒めなかった? >>949
他の男とも関係はあっても全然おかしくない
夕霧の愛人ってことで興味をもつ公達もいただろうし
愛人に生ませた子を引き取るとか面倒見るとか結構あったけど、誰の子かと確定するとか、その辺のバースコントロールはどうしてたんだろう 写本によっては東宮に入内した長女が藤典侍腹となってるのがあるけど普通に考えたら雲居の雁所生だろうね
藤典侍所生の娘2人は三の君は花散里亡き後二条東院相続しそうだし六の君は六条院夏の御殿を相続しそうで安心だろう >>951
特に有望な子は二宮に教育してもらったんなら、
ちい姫よりスペック高いくらいだから東宮妃も夢じゃない
典侍腹で内親王が教育、なら、
王族筋とはいえ明石の受領腹で宮姫が教育、より一つずつブランドが上だ
雲居の雁の子でも典侍の子でもどっちでも不思議じゃない >>931
カラッと…じゃなくて明るく負けず嫌い、男勝りで勝ち気なんだと思う
嫉妬するのも情が深いからじゃないかなあ >>944
最後の可能性はほぼないと思うけど惟光にしてみれば上々の展開じゃないのかな
娘は典侍として華々しく活躍、後見男は貴族社会の頂点
その子供たちは全員しっかり育てられてるし 二宮が母なんて羨ましい
優しくてたしなみ深くて色々教えてもらえそう 六の君だけ落葉宮の養女になって匂宮の正妻になれたけど他の同母兄弟の間で確執とか起こらないんだろうか特に姉妹間だと結婚相手の格差が大きいから付き合いづらいよね 一の姫は東宮、二の姫は二宮だったから三の姫がちょっとかわいそうだよね
他のいいところに嫁いでるのかもしれないけど >>958
宮様以外にも有望な嫁ぎ先には困らないでしょ、夕霧の家の姫なら
六の君はそんじょそこらの公達じゃいかんと慎重になりすぎたのと、
最低でも薫が匂宮じゃないとなと狙いすぎたせいで少し遅れてしまった >>957
新弘徽殿さんと雲居さんなんかは姉妹で丁度いいバランスだと思う そういえば新こきでんちゃんと雲居の雁はそれぞれ兄弟に嫁いでるのか(公にできないけど) >>958
長女次女は雲居雁腹で三の姫は典侍腹だからそこの確執はないんじゃない
むしろ六の君だけなんでいいところに嫁ぐの!内親王の養女?妹のくせに!、と同じ典侍腹の姉たちから妬まれそう 藤典侍と娘達も明石みたいな涙のお別れをしたのだろうか 夕霧の娘なら3と6が藤典侍所生
そしたら雲居雁所生の4と5、そして藤典侍所生同母で姉の3は六の君に対して妬んでてもおかしくない
順番からいうと4が匂宮の妻だよね >>963
夕霧の娘達が一様に上流貴族の姫待遇で育ってるなら
嫁ぎ先にそこまでの格差はないと思うけど
美人に生まれた子はレース馬という認識くらいは典侍腹の姉達にもあると思う >>966
それか実は匂宮はそこまでいい嫁ぎ先ではなったりして
3よりは6だけど、本妻腹の4と5にはもっと実質的にいい嫁ぎ先があったりとか?
匂宮はもし皇位がまわって来たときのための押さえには必須だけど、順当に行けば単なる一宮家で終わるからそこまでいい嫁ぎ先でもないのかもしれない
関係ないけど、雲居雁所生の長女が東宮の寵愛をもっぱらにしてたって割と意外
雲居雁腹の子供たちはイマイチ出来が良くないような印象があったから でも夕霧だって当代随一のイケメンエリートだけど
なんだかんだ雲居さんに惚れぬいてるわけで… 末摘花の母も六の君みたいなルートだったのかな叔母は受領の妻だし >>968
後半は女二宮と比較して特に雲居雁に愛情が深いとも思えない
六条院の主は女二宮だし
もちろん子供の数で序列は強いだろうけど、雲居雁も後年(女二宮との結婚後)は夕霧への愛は消え子供にすべてをかけてる
後ろから手紙を奪ったころの気持ちはもうないんだろう いや雲居の雁が夕霧にあなたを残していなくなることはできないって愛情深い言葉を言ってるよ >>970
結婚をどう捉えているかでおそらく読者によって解釈がまるで変わってしまうのだなと
その意見を読んで思った
生活を共にし添い遂げる関係性の価値って愛が消えたの燃えたのの次元じゃないから >>971
それも夫婦喧嘩の真っ最中なのがなかなか面白いよね >>970
六条院の主は明石の娘のちい姫と孫達だよ
春の御殿は明石の子孫達が暮らしてる
女二宮が居るのは花散里の住んでた夏の町
邸の格としては大宮から相続した雲居のとこの方が上 >>971
落葉の宮と結婚してずっと経って六条院に迎えてからの話では雲居の雁は夕霧は丸無視でひたすら子供のために心砕いてる
>>972
現代ならそれでいいけどこの時代的に重要な恋愛要素はさっぱりなくなってるよね
家族愛はあっても
雲居の雁のキャラからして、同格の妻の元に月の半分通う夕霧の心を取り戻そうと恋心ちらつかせて媚びるとは思えない >>974
そうか
寝殿も二宮と女一宮だったもんね
でもそうすると夕霧が死んだあとは夕霧の息子じゃなくて明石の子供たちが六条院を相続するのかな? >>972
愛は消え、と書いたから誤解させたかも
恋は消え、と書けば良かったね
家族親族一族としての愛情と結束と打算と信頼はあったと思うよもちろん
子供の将来のための政略とかも
でも後ろから手紙を奪いとるような恋は消えたってこと >>977
いや誤解はしてないよ
夕霧と雲居は時代を問わない永遠の夫婦像で実に味わい深く面白いと思ってる
逆に、子供たちが成人して縁談探しをする頃になっても
まだ自分たちの恋愛感情で動くような両親じゃ親としてどうなのかと思う
その段で愛人の手紙を奪いとる奥方像ではないのはむしろ余裕を感じるけどな 子供が産まれる前なら寂しいとかも思ったかも
しれないけど子供が産まれた後なら吹っ切れる
ということだろうね
紫とかはその寂しさを死ぬまで吹っ切れなかったからお腹を痛めて最愛の人の子供を授かれたかどうかで描写の仕方を区別したんだろう 夫も勿論大切だが子に対しては親としての責任がある
当たり前だが優先順位が変わる
雲居が母となり子供に熱心なのは極めて正常というか
夕霧雲居は夫婦として成熟したんだよ
単なる成長じゃなく >>981
乙です
源氏の子を産んだ3人のうち葵の上は急死だったけど
後の2人は子供最優先の母になってたよね レス数が950を超えています。1000を超えると書き込みができなくなります。