あさきゆめみし 第八十九帖
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いづれの御時にか、駄スレ、良スレあまたさぶらひたまひけるなかに、
いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めきたまふスレありけり。
語りませう。
この板は全年齢対板なのでエロ話がしたい人はpink板へ
ここは漫画あさきスレなので専門的な史実ネタや原文ネタはほどほどに
史実ネタは日本史板へ、原文ネタは古文・漢文板へ
『あさきゆめみし』には沢山の登場人物がいてそれぞれ贔屓キャラは違って当然
特定キャラを過度に叩き他人を不快にさせるような書き込みは攻撃されて当然
それ以外はレスした人への攻撃は固く禁止
マタ〜リ楽しく共存し合う事が出来なければ《荒らし》
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あさきゆめみし 第八十八帖
https://medaka.5ch.net/test/read.cgi/rcomic/1525050142/
VIPQ2_EXTDAT: checked:verbose:1000:512:----: EXT was configured ちい姫って更衣の孫だしビジュアルも儚げな雰囲気も更衣に似てるよね
源氏の一人娘で、今上も宿下がりを許さない程ちい姫を寵愛してる
桐壺帝ほどの異様なのめり込み方はなさそうだけど 宿下がりを許さないのは帝自身が心細いからかもね
帝の立場での孤独感は想像絶するくらいだろうし
ちい姫は美しい以外にも六条院の愛娘ゆえの自信も明るさもあって
そういうところも御寵愛の理由かなと思う
朱雀も朧の自信のある所が好きだったよね 朱雀院の後宮は朧月夜が寵愛ナンバーワンで
その次が女三宮の母だったのかな
皇女なのに女御と言われてるのは源氏のように臣籍降下していたのか 本編のちい姫より宇治十帖の中宮様の方が好き
まあこれも脇役ゆえ作者都合の性格一変なんだよね
冷泉帝秋好新こきでんなどもそう >>808
原作によるとその通り、朧月夜と女三宮の母がツートップだったみたい
順番的には女三宮の母が先に入内してご寵愛を受けてたところに朧月夜が入っていった
承香殿女御(髭黒の姉)はさほどでもなかったけどたまたま皇子が生まれたのが幸運だった
女三宮にしても宇治篇の女二宮にしても、「頼るべき母のいない娘だから」ということで院(帝)が
積極的にお婿さん探しをしてるよね
てことは明石中宮が健在な限り、女一宮の降嫁はないのかなあ >>810
もし秋好中宮が朱雀帝に入内してたら
寵愛の順番がどうなったのだろうか >>811
いい線行ってたと思う
惜しいなあ
でも六条も源氏も朱雀にやる気は全然なかったみたいだし
こういう運命だったんだね >>808
藤壺も身分は女御じゃなかった?輝く日の宮と称されてたけど。
>>811
ググったら御息所が朱雀への入内を反対してたらしいね。冷泉への入内はそれを利用したみたい。
それを抜いたとして…朧が一番、他は同列じゃないかなあ。冷泉の寵愛って父親への孝行もあるからねえ。 >>813
なんでだろうね
源氏のお手付きになる可能性はそれでだいぶ下がるのに
(ゼロとはいわないw) >>814
古い方の弘徽殿がネックじゃない?入内させるとなると後ろ楯が必要だし、物語内では源氏を超える適任はいないから。
しかしまあ、生霊飛ばすぐらい怖い御息所に釘刺されてるのに入内後もちょっかいかけるって何考えてるんだろうね… >>815
何も考えてない
藤壺が亡くなって錯乱した
御息所の本当の怖さがわかってなかった
夜中にボロクソ書かれたら嫌だからこれぐらいにしとくw >>809
作者都合だろうけど、帝(東宮)の子供を何人も産んで国母となって責任を背負って20年とかだと思うと性格が変わってても不思議ではないかなと思ってる
後宮のトップに君臨してる女性でも己の息子の所業に悩まされてたらあんな感じにもなるだろうねと
匂のしたことを思うと薫に浮舟のことは伝えられないって言ってる中宮は姫君の頃の片鱗が見える気がする >>814
朧月夜に対して朱雀に入内予定でも余裕で手を出しその後もずっと関係してたことを考えると、朱雀より冷泉入内の方が安全だったから正しい選択だったかとw >>814
朱雀の後宮にはすでに大勢の妃たちがいて父親がいない秋好はとても対抗できない
それに朱雀は源氏が須磨に行っている間に大病となり退位しているので
病がちな朱雀に参院しても娘はすぐに自分のように未亡人になってしまうのではと思い
六条が断ったと原作にあるね
朱雀の大勢の後宮の妃の一人として埋もれるよりは
源氏の後見を得て冷泉帝の中宮というゆるぎない地位に登れたのだから
あの世の六条さんも本望だと思う
六条さんも本望だと思う 秋好が源氏の正妻に収まっていたら六条さんは嫉妬に狂って祟っていたろうね
約束を違えた源氏には仏のご加護が強くて近寄れないといいながら
母性より女の嫉妬が勝って娘ごと地獄へ突き落とすと >>805
それは流石に、先行き危うい姫を引き取ってあげる(それが美人なので嬉しい)
てとこも含まれるんじゃないのかな
自分を廃太子にして東宮に立てようと勝手に画策されて落ちぶれた宮
本来なら自分は帝になんてなれる身分じゃないてことくらいは弁えてるだろうけど、
表立って助けてあげることはできないからね >>821
親がいない宇治姉妹が冷泉院のところへ行っても
玉鬘大君の二の舞になるだけでは?
後見人がいないし あさきでは八宮の俗聖状態を知って出家の妨げになるなら娘たちを引き取ってあげるのに、というようなこと言ってたかな
女御にって感じじゃなく後見にって感じになってるよ 大君と中君じゃ女御は無理だから
冷泉のとこの女官になるとかそんな感じじゃない? 仮にも落ちぶれたとはいえ、宮家の姫を女官にして
かしずかせるのは可哀想
姉妹に釣り合う良縁を見繕って
宮家の姫として恥ずかしくないように支度を整えてあげるとかでは >>825
女一宮のとこにも宮家の正妻腹の姫が仕えているよ
ちい姫だって最初は中君のことを召人扱いで十分と考えていたし落ちぶれた宮家の女王なんてそんなもん
女官なら給料出るしいいじゃん この時代は皇女ですら女房勤めしてる時代だから
後見のない女王クラスでは尚更ではあるよね かしずかせるというよりお話し相手くらいじゃないの
宮家の姫様は気の利いた雑用できないだろうし >>828
早い話がお手付き女房
冷泉院はすでに退位しているので
宮中から官位を貰って天皇に仕える尚侍や典侍といった女官ではなく
個人的な女房だろうね しっかりした後ろ盾がないんじゃ宮中で酷いいじめにあいそう いじめというよりは居づらくなっていきそう
これは人によって解釈がわかれそうだけど、自分はお手付き女房コースだと思う
冷泉院が本当の親切心だけで言ってるとは思えないし
(本当の親切心ではじまった源氏→玉鬘も途中からねちっこいことになってるし)
でも、どんなことになっても大君中君は宇治を出た方がよかったと思う お世話したいと言ってたのまだ八の宮が生きてる頃だよね?
八の宮が承知したかな あさきの冷泉は八宮の現状に同情して馴染みの僧通して気軽に文送ってるから、そう含みもなく明確なビジョンもなく悩んでるなら面倒見るよ〜って感じじゃない
八宮に普通の親心があれば図々しいと思われようが冷泉を頼ったろうなあ
宇治の姉妹は八宮慕ってるけど父親としてはとんでも物件 八宮って原作からして身内が早くに亡くなったせいで生まれは高貴でも教育があまりなされてないという設定みたいだよね
右大臣側が冷泉院の代わりに皇太子にしようとしたのも彼にちゃんとした外戚がいなかったからかな 右大臣の親戚筋だったのでは?
例えば弘徽殿大后のいとこが入内して儲けた皇子とか 八宮はもしかしたら、自分が浮舟母を捨てた前科があるから
娘たちが同じような境遇にならないように
「一生ここから出ないで過ごせ」と言い残したのかもしれない
それでも大丈夫なように財産は残して、ただ女だけでは心配だから
薫に時々他人として様子を見にきてほしかったんじゃないかな
家に悪霊がついてるとも知らずに >>833
妙齢の姫に面倒みるよ〜って求婚以外にないでしょ
桐壺帝は藤壺に私の娘たちと同様に面倒見ますよと誘って女御として後宮に入れたし
朱雀院が秋好へ求婚した時も私の妹たちと同様に面倒みますよだった
八宮正室は中君を産んだときに亡くなっているから姉妹は八宮がシングルファーザーで育てたんだよね
勿論、乳母やお付きの女房はいただろうけど大君・中君が八宮を絶対的に慕うのもわかる
八宮は源氏全盛期に頼りにする人に皆裏切られて宇治に引きこもったから
あまり世間を信用していないところはあったのだろうと思う
世間から見捨てられた自分の娘を大事にしてくれる男はいないと思い
不幸な結婚をして世間から後ろ指さされるよりも娘にここから出るなといったような
薫は仏門に入るというから安全だと思ったんだろうね
薫は八宮は娘を時々訪問してほしい=結婚してほしいってことでは?と妄想させる結果になったけど >>836
八宮の考えはそういうことだったかもしれないけど、娘たちが生涯困らないだけの貯えはなかったろうと思われるのがな…
火事の後邸を再建せず宇治の山荘に移り住んで、そこすらあまりにも簡素で日々の暮らしにすら事欠く…と言われる状況を見るに姉妹は早晩窮地に立たされてたろう
そういうところも含め八宮は世間知らずと言われてたんだろうね >>838
あのままほっといたらよくて地元の金持ち(受領くらい?)が評判聞いてトロフィーワイフとしてもらってくれる
悪けりゃ山賊にさらわれる(空蝉が未遂で済んだアレ)
でしょ、どう考えても…
ほんとアホ、八宮
俗聖じゃなくて聖になれないおっさん
薫と匂宮が目をつけてくれたおかげで中君は命拾い、大君も辱めを受けることなく妹に看取ってもらえた
たまたま運が良かっただけだよ 結婚も女房勤めもさせずに娘の生活援助だけを期待するって虫がよすぎるというか図々しいというか本当に世間知らずだね 最後まで源氏に経済援助受けず、ちい姫の入内費用すら捻出することが可能だったぐらい明石に財産持たせてた明石入道のせめて4分の1ぐらいしっかりしてればね…お金になる受領とお金にならない宮家の決定的な差でもあるけど 六条院の冬の町だけ寝殿造りでないのは明石の身分が低いのもあるけど
明石の持っている財産を保管する蔵を建てるためだからどんだけ金持ちなのかと >>839
八宮は姉妹に尼になることを勧めていたから
トロフィーワイフとは違うような?
女のみの世帯は物騒な時代だったから
出家した浮舟も最終的には薫が引き取って面倒みるんだろうしね >>844
世間知らずの八宮が薦めたかどうかじゃなく、そうならざるを得ないんじゃないのってことでしょ
後見もなく金もない姉妹が揃って尼になっても、どうやって暮らすのさ・・・
一般庶民が尼になって下働きするのとはわけが違う、仮にも「姫」が・・・
そういうところでもアホだなぁ(by軟式globe)八宮 >>845
八宮にアホだと言いたいだけの人なんだろうけど
八宮に娘を結婚させるだけの財力と人脈があれば
そもそも自分が宇治になど引きこもってなかったでしょうし
本人が世間に嫌気がさしてたからねえ
それを含んでも娘はたとえ騙されてもいい
声をかけてくれた冷泉院か薫のところへお手付き女房でいいから
娘を差し出すべきだったということなんでしょうけど
そう考えると匂宮だって、もし妻待遇を得られなくても
女一宮付きの女房にしてもらえるのだから極めて良心的だし 女房というのはメイドさんみたいなもんだろうかね
たとえばパーティーなんかあったとして、男性が「おお美しいお嬢さんでいっぱいですね」
と言ったとしても、それは招待客のことであってメイドさんをさしてるわけがない
そのメイドさんの中に元お嬢さまがいたら「おいたわしや」だろう
そして下手に美人だったら旦那様や若様にもてあそばれて、妊娠して捨てられたら
浮舟母まっしぐら まともな結婚をさせる人脈や財力はなかったけど、失踪後の浮舟の所に美人がいると通って来た人がいたように薫たちとの縁がなかったら八宮死後には無理な結婚を迫られてたかもねぇ
高貴な血筋の姫がいると知った物好きな金持ちとか、こんな田舎に美人がいると知った下級貴族に無理に踏み込まれても逃げ道がなさそうだ 下級貴族や地方の金持ちがいい人で高貴な妻として正妻になり幸福になれば結果オーライ
最高貴族に弄ばれるよりいい >>848
女房に包囲網作られてね。
主より自分の生活が大切って感じだし、そのためには姫君を騙す事もいとわない感じがする。 空蝉の夫みたいな人が見つけてくれれば良いけどね
宇治の姉妹や女房たちは普通の貴族らしい暮らしや習慣をあまり知らないみたいだから、下手に地位のある貴族の正妻は大変だったろう 桐壺帝は源氏と冷泉の事ばっかりで、
他の子供たちの将来について考えてないっぽいよね。
この当時の帝ってみんなこんな感じ? >>852
考えていても面倒見ることができないんじゃない?
そのための女御更衣の実家だろうし
源氏が元服後に落ちぶれなかったのは、当時の葵実家の左大臣家のおかげだよね 空蝉も夫の息子に迫られて出家したけど
源氏が面倒みてくれなかったらどうしてたんだろ
最初の結婚も生活のために仕方なくだったのに義理の息子に乗り換えても変わらないじゃない?
世間体悪すぎだけど 割りとはっきり源氏を拒んだにしては
空蝉も最終的には収まるところに収まるのよね
まぁそれに至るまでの経緯が大変過ぎるけど >>117辺りでも言われてたけど、世間体も悪いけど倫理的になしって感じじゃないかな?
義理の母親に迫るような男は生活苦でも結婚したくない気がする、元々仲良くもないし
源氏みたいな誰もが恋せずにはいられないような人じゃないと考えられないんじゃないかなw >>854
浮舟みたいに一人の尼として生きるんじゃない?出家したんだから夕顔みたいな事は出来ないし。 受領の未亡人で、弟も右衛門佐になってるから、生活苦には陥らないと思うけどどうだろうね
最初の結婚も心ならずだったのに、その夫が亡くなったら近い人が下心丸出しで言い寄って
きた、もう出家したい…ってまんま落葉の宮じゃん もしくは浮舟
この頃はいやな結婚とか男女関係から逃れるために(発作的に)出家することがそんなに
よくあったのかな >>858
簡単には出来ないんじゃない?
紫は出家を熱望してたけど源氏に許されなかったからかなわなかったし、三宮は源氏に許されず父親に懇願して出家出来たんだし。 義理の息子にはすでに妻子がいるだろうから正式な待遇は期待出来なさそう
好きな男でも倫理的にタブーなのに
言い寄られてるのが周囲にばれてる(源氏ですら知ってる)なら恥ずかしいだろうな >>859
許しを得ないと駄目なのは僧侶にを呼ぶ必要があるからだよね
出家には儀式行うためのお金がいるから男に頼むしかない
勝手に自分で髪切っても物の怪に憑かれた扱いだろうから 紫出家はまぁたとえ源氏が許しても難しかったろうな…… 紫が出家する唯一のパターンはちい姫に僧侶手配頼むしかないよね…
それも難しそうだし 源氏の意思を無視して出家したくないって源氏をまだ愛してるからというより源氏の庇護なしじゃ出家後の生活ができないって意味か
空蝉や末摘花みたいな生活がしたかったんだね 紫の上の私有財産は少なくとも出家できるだけのものはなかったんだねえ
源氏が不在の間も立派に屋敷を取り仕切ってきたのに本当に可哀想 紫は藤典侍のように才能を生かした女房勤めの方が向いてたね
姉の王女御の老女になって仕切った方が幸せだったかも >>858
尼は檀家を持たないから財力がないと出家は大変だよ
高貴の尼君に尼として使える手もあるけど、そうなると女房どころじゃない下働きまでしなきゃならない
今でも女性が出家するには数千万の尼ローン組まなきゃだし >>867
尼ローン!
世俗を捨てる為に出家するんだろうに、なんか皮肉だね。
そういえば源尚侍は出家して尼宮(槿叔母)につかえてたね。元気そうだったけど女官だったから大丈夫なのかな。 しかも源氏の書かれた平安時代中期はまだ尼寺もないんだよね >>870
奈良時代に出来たけど平安時代中期には廃れてた
復活するのは鎌倉時代以降 >>868
ちゃんと働いてお給金貯めてたんだろうね
家庭に収まるのでなければその先どうするか、と、恋愛を楽しみながらもちゃんと考えてたんだろうな
女主とまで言われながら先行きを決める財産すら許されなかった紫って、いろんな角度から見れば見るほど可哀想だ
春の御殿に立派な寝殿はあるのに自分には許されてなかったとか、
もしこのまま私に飽きたらそれこそ過去の情人の一人にすぎないないんだとか、
ちい姫を女御として育て上げていろんな悲喜こもごもを過ごしてきた後につきつけられるの、本当にキツイ
初めからその他大勢の女たちの中ではお気に入りというポジションならストレスもここまで大きくなかったろうに どこぞのサイトで紫は出家できないレベルの財力という訳ではなかったとか読んだけど根拠忘れた
出家は憧れた事があったけど、上に書いてるようにお金めちゃくちゃかかるので断念したw 出家して心の自由が欲しいと願っていたのに
「殿の許しもなく自分の一存で出家してしまいたくない」
と、どこまでも源氏に寄り添うのが紫なんだよな… というか、紫が出家を強硬すれば、源氏は金を出さざるを得なかったとは思うよ
俺に逆らって出家したなら明日から路頭に迷え!
とはしないだろうし>源氏
ただ、
私は出家するからつべこべ言わず金を出せ!
とはとても出来ない人だろうからね>紫 紫が可哀想、可哀想も食傷気味かな
寄る辺ない身でのその他大勢の一人もしんどいと思うけど
源氏物語で一番不幸な女君というわけでもないような 傍目からは何不自由なく幸福そうに見える人間でも内に深い苦悩を抱え込んでいる場合もあるってことだな
源氏に洗脳されていた紫が現実を目の当たりにして心身を病んでいく運命の暗転が人の心に響く
病に倒れたのは一応六条さんの仕業となっている 食傷気味いうても事実だし、他の女君がかわいそうではないとは言ってないもんな 財産なんて持ってなかった浮舟が出家できたのはどうしてなんだろう >>876
女房の目を気にして溜め息すらつけないんだから不幸だと思う。
そういう意味では末摘花の方が楽に生きてるんじゃないかな。本人は源氏のお渡りが無くて不満だろうけどw >>881
気を遣いすぎて自分の首絞めてるタイプだよね
そういう性格に育てたのは源氏だからまた怖い
雲居雁なんか旦那の浮気相手との恋文奪い取ろうとしてるのもあるのに
結婚時に親が健在で裕福なのかどうかで女性は夫婦間の立場がかなり違うだろうね >>878
尼さんの兄弟が有名な坊さんだから、その人がお弟子に面倒見るように言ってくれればどうにかいける
尼さんより先にその人が死んでも、多分周りが気をつかうだろうし >>880
老尼の友達の僧侶に髪を切ってもらえたのと
世話をしていたのが尼だったからそのままそこに住めたため 浮舟を出家させた横川の僧都は浮舟を娘の生まれ変わりと信じて世話している尼の兄じゃなかったっけ 出家した女三宮に言い寄っていた源氏を見る限り
紫上が尼削ぎ程度で髪切って出家したところで六条院にいる限り大して変わらんと思うけどなぁ
いっそ山奥に引き篭もるか髪切るどころか剃ってしまえば話は別かもしれんけど 忘れてるかもしれんが紫は源氏に出家を断られた後すぐに危篤状態の大病になってそれからずっと寝たり起きたりの闘病生活
四十近いし出家しても全然おかしくない状況
自分の財産のある他の登場人物ならあっさり出家してるケース 思い出した ここで源氏は、正式な出家ではないけど受戒を許したんだね
そして自分も紫上の病気平癒のため必死のパッチで祈った
それを見て紫上は、がんばって生きなければならないという気になった
その頃六条院では女三宮がなぜか妊娠していた 浮舟もあの寺にいたらそのへんの男に攫われるかもしれんね >>889
寺って自衛しっかりしてるよ
坊さんって戦闘能力高い 自分個人的には仮に財力があって、大病して出家が当たり前の状況になっても
心理的に源氏に縛られ続けられてたんだろうしそういう風に育てられてたんだと思う
上にも似たようなこと書かれてるけど 出家した後で面倒見てもらえてる空蝉や、
色っぽいことはないけど生活を全面的にバックアップしてもらえてる末摘花、
六条院の華やかだけど面倒くさいところにも移らなくて済んで心穏やかで、
長い目で見たら勝ち組だね
同じく色めいたことは期待しなくなっても実子の養母として遇された花散里も、穏やかで幸せそう
明石の方は女御のお部屋付き筆頭としてイキイキ働いてようやく憂のない幸せを手に入れられたみたいだし
一見華やかで奔放で自由そうな朧月夜は、出家を決意するまでは揺れて苦しんで涙を流してたもんなぁ
1000年も前から、女の幸せってなんなんだろうと真っ向から書き上げた紫式部ってやっぱりすごいな
どれが正解とも不正解とも書いてない
あさきの描写の紫の最期の心の声も真実の声なんだろうな、
源氏に愛されたからこそわたしは幸せだったのに、てやつ 紫の上の臨終の間際に「次の世でもあなた(源氏)に愛されたい」と
感じながら亡くなるのがなんかいいなあと思った
死を目前にしてただ純粋な源氏への愛だけを抱いてあの世へ旅立てるのは羨ましい >>890
大寺には天皇や大貴族の子弟が入寺して自衛のための僧兵がいたけど尼寺には僧兵いないよ
ましてや浮舟が厄介になっていたところは尼君個人の屋敷を寺にしたものでは
尼君の死んだ娘の元婚約者が浮舟の周りウロチョロしてたし
薫も浮舟にはもう次の男がいるのではと思ってるから警備なんてなさそう >>894
誰よりもそばにいながら長いこと気持ちがすれ違っていた二人が、
あの瞬間やっと重なり合ったんだよね
この人を心から愛していると、そばにいてほしいのはこの人なんだと
紫にとっても達観した後の源氏にとっても救いになったと思う
源氏はこの後後悔で苦しむけど、全てが間違いじゃなかったんだよ、と 源氏のことを愛してなかったら
苦悩はしてないよね
愛し愛されて、女三宮の降嫁はあっても、結局は源氏の一の人=紫という評価
他の女君達は、自分らは源氏の一の人ではないことを自覚しつつ
わきまえて生きてるけどそれもしんどそうではある >>876
わかる
この時代は平均寿命30代で庶民は土の上に莚敷いて寝てる時代
よるべのない姫なんて奴隷に売り飛ばされてももっともなのに、なに贅沢言ってんだかって気もする
要求レベルが高すぎるんだよな >>882
雲居の雁は後ろから手紙を奪い取るという思いきったことまでしたのになんで肝心の手紙を読まなかったんだろう? >>892
なんだか、男を切り捨て(られ)た人生こそが幸せみたいw
亭主?元気で(永遠に)留守がいいってやつかしら >>900
夕霧と直接言い合いしたり子供の世話したりしてる内に手紙のことはすっかり忘れた >>899
それはあまりにも前提意識が低すぎる
おかしいのは奴隷じゃないだけマシという世相
紫は古典の中ですでに近代的自我を匂わせてるヒロインだから
幸不幸はそこまで問題じゃないと思ってる
あと男は女に知性教養を求めながらも聡くなられすぎても困るから
結局女は無学なまま産む奴隷か愛でる奴隷か雑事係にした方が男は楽というだけ
>>900
浮気相手の実態よりも夫とのガチンコの方が重要だったのかもw >>894
臨終は「またあなたに愛されたい」だけかな?
「次の世に生まれたら私は別の人生を選ぶかしら」と前フリにあったから…、うーんどうなんだろう
>>902
いいな雲居の雁w >>903
中国とかは本当に無学な女を好む感あるけど、
日本の平安時代は賢い女房を宿って学つけさせたり
女に従順さだけでなく学も求めてた節があるから、その分女の悩みも余計深くなりそう レス数が900を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。