あさきゆめみし 第八十九帖
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いづれの御時にか、駄スレ、良スレあまたさぶらひたまひけるなかに、
いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めきたまふスレありけり。
語りませう。
この板は全年齢対板なのでエロ話がしたい人はpink板へ
ここは漫画あさきスレなので専門的な史実ネタや原文ネタはほどほどに
史実ネタは日本史板へ、原文ネタは古文・漢文板へ
『あさきゆめみし』には沢山の登場人物がいてそれぞれ贔屓キャラは違って当然
特定キャラを過度に叩き他人を不快にさせるような書き込みは攻撃されて当然
それ以外はレスした人への攻撃は固く禁止
マタ〜リ楽しく共存し合う事が出来なければ《荒らし》
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前スレ
あさきゆめみし 第八十八帖
https://medaka.5ch.net/test/read.cgi/rcomic/1525050142/
VIPQ2_EXTDAT: checked:verbose:1000:512:----: EXT was configured >>516
なんとなく元レスを覚えてるけど、それって結果論でしょ
「乞食同然の家から飢えない為に入内した」わけではない
一貴族より帝に嫁げば安心!て発想はないっしょ
浮舟の母は浮舟を貴族のせめて側室にしたかったんだっけ
使用人では母親自身が苦労してるもんね 側室っていうのは奥様と同じく男系になった中世以降の武士の時代になってからの言い方だよ
平安時代は天皇家を除いて女系社会だから婚姻形態が違うから呼ぶとしたら召人かな うーん愛人は愛人でも通い先として成立してる妾みたいな感じ 前のスレでよく出てた妾妻という立場でいいんでないの 平安時代はずっと一夫多妻で習ってきて、最近になって一夫一妻多妾生だって急に変わったからなあ
そんな説なんてまたいくらでも変わりそう
個人的には最近の男女平等&古典流行りで一夫一妻だったってことにしたい雰囲気が微妙に関係あると思うけど >>518
源氏物語を見ても各貴族が「女系」だとは思えないんだけど
女の財力で男の面倒見て子供を育てるかもしれないけど >>510
あさきでは「8歳も年上の私のほうから結婚を言い出すことはできない」
と六条は源氏との結婚を望んでいるし、財産といってもどうなんだろうね?
東宮妃になった時点では父大臣がいたのだろうけど
源氏と付き合いだした時点で父も兄弟もいない
見た目には華やかに暮らせていたのはパトロンがいたからかもしれないよ?
死ぬときにも娘を託す相手は源氏しかいなかったし
>>518
紫や花散里、末摘花は後世でいうところの側室で正室ではないけど召人とも違う
召人といったら明石中宮が中の君を指して言ったみたいにお手付き女房のことだよね
正室ではない妻たちのことを何と呼ぶかは微妙だけど
正室も側室も呼称は「妻」のような気もするし(一夫多妻) 六条さんは伊勢に行くときに財産整理してたよね
荘園持ちだから収入がしっかりしてるんだと思ってたけど
藤原家ではない他氏で裕福な荘園持ちってかなりの名家かな 六条の遺言に源氏はちゃんと返事してなかったけど
後宮政治に有用でなかったらあっさり秋好に手を出してた気がする 桐壷院が釘刺すくらいだから相当名家なんだろね
遺言まで無視したら流石にクズすぎるけど
自身のセコムが超強力だから生霊も死霊も平気なのか
日本は古来より女の出自が大問題だから
○系と必死になるのも滑稽だわ
それより源氏ってなりゆきで邪魔が入る展開があっただけで
殆ど誰の言うことも聞いてない気がするw 薫と浮舟って三日夜の餅?なんて食べてなさそう
出会ってすぐ一晩過ごして翌朝には宇治に連れて行かれたよね
母親に連絡する暇もなく
宇治で餅食べたのかな? こんなんでもセコム強力なんだからついていかされる女人はやってられないw 六条さんの結婚観は謎だけど
彼女自身の資産だから娘の後見指定も自由にできたんでしょう。
一時期でも誰かに援助されてたらそちらを立てなきゃだし、
源氏に世話されてる風でもなかったし。
でも源氏の性質からいけば、女性側が世話の必要な境遇であった方が
形だけでも切れずに済んだのね。
しかし自分の罪を知る男と結婚したいと思うものなのかな。
そういう形をもって現世での赦しを得たかったのかしら。 六条さんは葵を呪い殺したのを源氏に知られた後は身を引いたじゃん >>528
帝が六条を妻にと命令してるのに無視、いいのか?と思った
六条が藤壺の存在に気づかないのが疑問だったが、生霊も人の心までは読めないんだね
>>529
当時の貴族社会の妻じゃないのでは 違う? 浮舟は恋人って感じで京に連れてきて妻の一人として迎えようって時に入水って流れと認識してた
正式な結婚じゃなく恋人から妻の一人になってた花散里みたいな感じかと 身分があれだから花散里のようにはなれないよね
匂宮はきちんと三日通って中の君を正式に妻にしてる 宇治で貴婦人教育してから京に連れて行くつもりだったんじゃない?
田舎育ちのまま自宅に連れて行くのは女房にすら侮られてしんどいだろうし
桐壷帝は六条を妻にするよう命令とまではしてないんじゃないかなあ
源氏の六条の扱いに苦言を呈してるだけで妻にするも別れるも源氏に任せるって感じ そういえば中の君と匂宮の露顕ってどうしたんだろう
京に迎えてからしたのかな?
六条のことは足が遠退いたまま別れるでもなく中途半端にしてるのが失礼ってことで諌められてたんだと自分も思ってた >中途半端にしてるのが失礼
これだよね。で、六条も関係修復は無理だと内心わかってた。 >>539
あ、修復不可能は自分の罪を知られてるからって意味で。
浮舟母娘は特別大それた野望で動いてるわけでもないと思うので
なんだか不憫に感じてしまう。 しかし正式に別れるってどうするんだろう
季節の挨拶とかしなくなったら世間にも別れたってことが伝わるのかしら 3ヶ月通わない上に文もなかったら離縁と見なされると聞いたけど、それが季節の挨拶もしないということなんだね。
何ヶ月どころか数年たっても待ってた末摘花はやっぱりいろんな意味ですごいわww 花散里は穏やかで優しいけど
一方で源氏に「昔見た蛍宮さまも美しかったけれど今は歳を取ってしまったわね」や夕霧に「源氏の君はあなたに恋愛について厳しいけど言える立場ではないわよね」って正直に言ってしまうところも好き >>542
ていうか源氏がちょっかいかけなければそのまま朽ちてただろうね。ある意味運がいい人だわ。 >>526
荘園管理っても当時の女では限界があるよ
実際の管理をする男や荘園側がごまかしてもどうにもならない
結託されたら完全アウト
他人に顔すらみせられない状態で
やられ放題だったんじゃないかな
もっと時代が下ると自分で現地管理する女荘園主とか出てくるけど だから六条さんみたいな未亡人は引きこもらず有力政治家と交流する必要があったんだよね
権力者とお友達なら下の者にもなめられない
あの明石入道すら管理人に土地と山荘を取られかけたけど源氏との関係を仄めかし言うことを聞かせた >>545
横だけど、そういった描写や六条家が困窮してる描写があるならともかく
憶測で書かれてもさすがに微妙すぎる
少なくとも六条って作中において立場上の不足は無いキャラって点が朝顔と被ってるわ >>547
ルール違反を承知で書くけど「微妙」の意味を知ってるのかな。
何でもかんでも「すぎる」をつけるのはどうかと思うよ。 >>548
微妙すぎる書き込みをしてしまい大変失礼致しました >>547
朝顔は父桃園式部卿宮が亡くなった後
叔母の女五宮と一緒に住んでいたけど
嫡腹は朝顔一人で異母兄弟たちとも疎遠だったために男手がなく
屋敷は荒れ果ててしまっていたと書かれてある
六条のほうは伊勢から帰ってきた後も絶えず
風流な男たちが屋敷に出入りしていたと書かれてあるからパトロンがいたんじゃないかな
男手が必要なときにはパトロンたちが我先にとやってくれそう >>543
花散里はあさきでも笑顔でサラッと毒を吐くよね
「源氏の君が父親らしい心配をするなんて想像もしていませんでした」
「(夕霧の浮気の話になって源氏に)それはまあ御血筋というものでございましょう」
とかそんなのあったと思うけど熟年夫婦っぽくてこの関係性は好き >>546
通ってくる貴公子パトロン?もだけど、六条さんは桐壺帝が気にかけてたってのが大きいと思ってる
帝の一声で周りの態度もかなり違うよね。溺愛してる源氏にさえ態度に釘刺すくらいだし
桐壺帝は亡くなった弟の前坊とかなり仲良かったんだろう 霊魂パワーが出まくるとちとチートっぽくて
六条さんエピソードにはあまり興味がないんだけど
>>546のような信奉者や崇拝者や援助人を囲う才覚というか
サロンの女主人みたいなとこあってキャラ立ってるんだな
>>553にあるような帝の庇護も勿論だけど >>546になるほど
あさき的に源氏と結婚したがったのも、桐壺帝が粗末に扱うな発言も、単なる恋愛感情や身分の他にも色んな現実的な意味もありそうに思えてきた >>552
毒というと悪い感じだけど穏やかで大人しそうな外見に似合わず遠慮なくズゲズゲ言ってる感じはする
紫上が表に出せる感情は無意識下で源氏の手の内でそれ以上は深いところで抱え込まされているのとは対照的
源氏とはある程度割り切って一線引いた付き合いしないとストレス貯まるんだろうな 花散里はあさきのキャラデザが
いかにもニコニコと遠慮のないおばちゃん風なので
もうそのイメージになってる
刺してるけど誰にも刺さらない言い流し方なのかな
紫のは相手に刺さらないよう配慮するほど自分に刺さってくる抱え方 花散里は源氏に恋人になってくれと言われたその場でも源氏の失言に
「たまには私にもお世辞を言わせてくださいね(お世辞で返せるように私にお世辞を言ってください)」
とチクリと刺すなど既に従順なだけではないところを見せていてバランス感覚の良い人だなと思う >>560
たまには私にもお世辞を〜は源氏の言葉だと思うよ 中の君も結構はっきり物言うタイプだと思う
匂宮の妻になってからもズバズバ言ってた 臭宮じゃなく匂宮、浮舟をどうしたかったんだろう
薫のところから拐える訳でもなく、
もしさらったとして異母姉の中君がご母堂としているのに、どこに置いとくってこともできないし、
アホなの? >>561
あれは源氏のセリフだね
たまには歯の浮くような口説き文句を言わせてくれと
漫画のキャラにアンチ心理はわかないけど匂さんだけはちょっと…
素で考えるとしみじみなんなんだよコイツとげんなりする
中君との言い合いも内容が底辺DQNぽくてヤバイ >>563
使用人(召人)扱いにするつもりだったかと
紫の女房の中納言や中将とも関係持ってたし、八の宮も妻の姪に手をだしてなおしばらくはそばにおいてたから、身分違いならありなのかな
軽々しい扱いでも薫の元にいた方がよかったのに、女二宮も意地悪するようなタイプじゃないというか
「どのように気に病んだらいいかわかりませんのに」とかいうくらいおっとりさんなんだから 紫の上みたいに今さら事を荒立てたくなくて本心を隠して病む人って現代にも共通するね
今さら騒いで迷惑かけたくない大事な人間関係 精神的にはともかく
現実問題、源氏の庇護から離れたら生活していけないよね
昔も今もそういう夫婦はいる
そう思うと、生活のために半ば身を売るような境遇に堕ちた夕顔は凄まじい それを言うと、頭の中将がしっかり守ってあげてれば…
いやいやまだ若くてたいした力もないのに無理…
てかそもそも本気で惚れてないのに守る気なんて…
の話の流れに戻るw >>563
源氏が紫を北山から拐ってきた時みたいに京のどこかに加隈って謎の恋人って隠しとくつもりだったのかな
薫に対する対抗心から来てるから薫から隠せればっていうのが無意識な根底にあって後は考え無しというか
中の君のことも浮舟の親のことも考えてない辺りが「何をしても許される」源氏の孫らしい… 紫の上の不幸中の幸いは大人になった匂宮を知らないで亡くなった事かな 匂宮さんは友を出し抜きたい一心で恋人を強奪とか頭も性格も残念だなぁ
高嶺の華を共に競うならまだわかるけど、相手は無力で世間知らずの年若い娘で
しかも彼女が全て背負う形になってるし 匂さんは原作だともうちょい優しいイメージ
最初に宇治の浮舟のとこへ行く道すがら「こんなことはよくないことだ、してはいけないのだと
何度も思いながら、おさえきれずに」と葛藤を見せてる
薫が女二宮を迎えたお祝いの席で、ちょうど中の君の出産とかちあったため、のんきに酒を飲んでられずに
そわそわしてる描写もある
(うろおぼえだから間違ってたらごめん) だけど、そんな優しい匂さんだと浮舟を浮舟にのせて離れ小島へ連れて行くなんてできないから
やっぱりあさきの匂さんでいいのかなあとも思う
連投すまん >>563
匂宮は浮舟を姉の女一宮のとこに押しつければいいと考えてた
要するに単なるお手つき使用人扱い >>573
薫のもとにいたままなら、妻の一人として正式に偶するのは難しくても、
大切な恋人として半ば公認でゆったり暮らせたのにね
強姦して強奪して、そのあとまともに立ち歩いたこともない娘を女房として自分の姉の局に放り込む算段とか、
アホを通り越してアフゥだ、そして鬼だ
ほんと、紫の上(と源氏)、一番可愛がってた臭宮のこんな姿を見ずにすんでよかったね しかも浮舟は実母が考えなしだった所為で教養があまり高くないという
才色兼備ばっかりの女房の中に放り込むのはさすがに酷い しかも周りには同じような匂宮のお手つきがごろごろいる
顔しかとりえのない田舎者の浮舟が入り込めるような職場じゃないよな >>578
ほんとよねー
高貴な血を引いててそれなりのとこに嫁がせたいなら
琴習わせたり明石みたいに教養たっぷりに育てればよかったのに >>578
宮様の姫として育てて望みうる最良の結婚の望んでたけど、
姫としての教養をどう身につけさせるかわからなかったんだもんね
ひたすら手に入る中で一番いいもの与えて箱入りおっとりにするしかなかった
そんな育ちのわりには頭の回転は良かったし感受性も豊かだったと思う、浮舟 宮家の姫君としての教育するにも常陸守の 後妻じゃ伝もなく用意しようもなかっただろうしねぇ
父宮に無視されていたたまれず宇治を去った親子じゃ宮の血筋でと人に知らせる訳にもいかないし
明石の母尼君の言葉じゃないけどほんとに娘の幸せはいかに父親に愛され大事にされるかにかかってる時代だね… 浮舟は継子だから教育にお金かけてもらえなかったんでしょ
異父妹は音楽の先生雇って習ってたみたいなのに それこそ常陸守を持ち上げて「さる宮様のご落胤で〜」で教養その他で箔付けさせてとくべきだったよ
受領で財力は間違いなくあったんだろうから
浮舟が見下していた異父妹の方が見た目はともかく教養あったんじゃないかな
ただでさえ受け身で良縁でなんて期待できないのに女房勤めすら出来そうにないのがなんとも 前の旦那は皇子でその娘なんですよって言われても現旦那としては面白くないだろうよ
皇子っつっても零落してるし娘はろくな教育も受けてないし年も行ってるし母親が高望みし過ぎ 正直浮舟母が何をしたかったのかよく分からんのよね
宮様御落胤とはいえ顔しか取り柄のない娘が受け身で待っていたところで結婚相手が釣れるのかと
受領の北の方としての采配が出来るタイプでもないし、せいぜい都の貴公子に見初められても愛人がせいぜい
何かあった時に女房務め出来る教養や機転があるわけでもない
異父弟妹見下すプライドはあっても実際には無能な箱入り娘で育ててどうするつもりだったんだろうって思う
出家してこの後還俗するかはともかく自分の意思で平穏に過ごして欲しいわ この時代、自分の意思で人生を選べる人の方が少ないんじゃないの
紫は女一宮に「殿方に左右されない自分の人生を」とかなんとか願ってたけど
そんなこと言ったってどうすりゃいいのさだよ >>588
女一宮限定だけど后腹の一品で帝の妹ってスペックだから降嫁も入内もしない、かしら >>588
多分、心の持ちようということじゃないかと
自分のように知らない間に身も心も共依存のようになっては行けないよ、と
うまいこと言えないけど、
篠原千絵の漫画の「ヒュッレム」が後宮に入る前に言われた言葉が感覚として近いのかな
(いってる自分もうろ覚えですまんです) >>574
その場その場の感情に走ってるだけで自分の気持ちにだけ素直なんだよ
選択が相手を巻き込むんだからとった行動が全てなわけで
浮舟母、自分が勤め先で手酷い仕打ちを食らったから
娘はお勤めに出すよりも有力男の愛人の座が願いだったように読めるんだけど、
せめて「継子なので女房勤めで自立させたいから教育させてくれ、仕送りはさせるから」
みたいなていで娘を守れればよかったのかな
まず八宮さんが手をつけた使用人を腹の子ごと放り出さず、嫁ぎ先なり勤め先なりを
整えてやってから捨てろやと思うけど 八宮があまりにも親として無責任なんだよなあ
大君中君もいつ宇治で盗賊に強姦殺害されてもおかしくない状況なのに運が良かったとしか
どこか信頼できる嫁ぎ先や勤め先を探すなり尼寺を探すなり死ぬ前に手は打っとくべきだった
薫と知り合わなかったら宇治姉妹は野垂れ死んでてもおかしくなかったかも >>592
娘たちに誇りを強要しておきながら、
その誇りを守るためのすべは全く残してやらなかったバカ宮
恥を忍んで人に頭を下げてでもつてを頼ることもせず、
かといって娘がどうでもいいのかというと一応愛して大切に育ててた
バカ丸出しだよ 何があっても神仏の御心のまま
悪いことが起こったなら前世の自分の行い故に
って曖昧な事言って納得するのが貴族の方々なのですよ
きっと
プライドだけじゃ身を守れないし飯食っていけもしないのにね 大君があんな厭世的で後ろ向きな性格になったのは
父親のせいだよね 悪霊って何らかの怨恨じゃなかったっけ
それこそ因果応報的な意味での だからといって八の宮が現実的で生活力ある逞しい宮様だと物語的に何か違うんだよね 浮舟に憑いた悪霊は特に浮舟と関係のないその辺の浮遊霊みたいなもんで拍子抜け
長時間体が冷えて弱っていたのが献身的な看護で持ち直したってだけで良かったような >>585
あれは継母だけど、落窪物語みたいなのがうじゃうじゃしてんだから、常陸守に大事にされるどころか、強姦殺害されなかったぐらいでもいいと思わないと
現代でも継父の静的虐待とかニュースではザラじゃん >>599
生活力に乏しく逞しくもなくていいけど
自分はさておき娘達の行く末はどうするつもりだったんだろうと思う
助けてくれる人なんていないことは
自分のそれまでの人生でわかってる筈なのに
自分は中君と子の未来もとても安泰とは思えない 匂宮の長男も産んだし薫が目を光らせてるだろうから早々ひどいことにはならないと思う
浮舟の件の罪滅ぼしで薫もせめて中君の息子の出世のサポートくらいはするだろう多分 そんな風にことが運ぶとは思えないんだよね
妻との蜜月にその義妹に手を出す男が成長する筈もなく
いずれ薫の監視を疎ましく思い出すのが匂宮という男
身分も後ろ盾も盤石な良い女を嫁にと打診されたら
源氏と女三宮の例もあると思い至って話に乗るだろう
何を言っても中君には後ろ盾がない
有力筋に新たな子ができたら終わり >>604
>浮舟の件の罪滅ぼし
薫は浮舟を妾として一生面倒みるつもりだったから罪も何もなくないか?
罪があるとしたらその中君の息子の父親の匂宮だろ >>603
>自分はさておき娘達の行く末はどうするつもりだったんだろうと思う
(不本意で恥な人生を送るくらいなら)出家しろとか死ねとか言ってなかったっけ
中野君は六の君に子供が出来たら終わり・・かもしれないけど、
元々匂宮は三男で皇位を次ぐ目はないから、六の君や他の有力姫に子供が出来てもそこまで決定打じゃないかも
長男の東宮が皇位についたら次の東宮は次男の二宮か長男の子供だから目はない
皇族だから娘を入内ってのとあるかもだけど、そうなると夕霧と対立するから無理
匂宮にとっては権力権勢的には子供はそこまで意味ないかも 中君のポジションの安定は他の姫に子が生まれるかどうかより中君自身の産んだ長男が成人までちゃんと育つかにかかってそう
>>591
浮舟母は最初は薫との縁を身分が不釣り合い過ぎると左近少将と結婚させるつもりだったんだよね
美しさだけが取り柄のおっとりした教養の足りない娘と分かってたから、低すぎない身分の妻や子のいない貴族に嫁がせて子を持てば将来困らないだろうって思ってたのかな 匂宮の兄達って子供がいるのかも謎だよね
多分いるのだろうけど >>608
私も、伊予親王が出てくる小説を読んで
中の君の産んだ子供こうなるんじゃね?って思った
浮舟母は浮舟のこと、本当に尼にするつもりでいたんじゃないかな
でも美しく成長したし、申し込んでくれる人がいるなら結婚させようか、てな感じでは >>608
左近少将って調べたら正五位以下の身分なんだね
殿上人になれるかなれないか程度だから薫とは身分差があるけど
身分高い人の愛人より身分低くても正妻の方がいいんじゃないのかと思うけど
戸籍がある時代じゃないから夫が来なくなれば終了より
身分高い人に愛人として貢いでもらった方が金銭的な負担面でも良かったのかな >>614
多分浮舟母もそう考えてたんだと思うよ、あさきでも左近少将と浮舟の結婚を決めてたよね
だけど左近少将はこれからの出世のためにと常陸守の財力目当てに申し込んだ縁談だったから、浮舟が継子と知り浮舟との縁を蹴って守の実子に乗り換えた
で浮舟は傷付いて家に身の置き場もなく二条院に来て〜だよね >>613
流石に平安初期の伊予親王と比べるのは…
伊予親王が天皇の御子なのに対して中の君の息子はあくまでも親王の息子
匂宮が親王のままだと中の君の息子は元服迎えたら源氏のように臣籍降下されるのが普通かと ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています