あさきゆめみし 第八十八帖
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あさきゆめみし第八十七帖 避難所
https://medaka.5ch.net/test/read.cgi/rcomic/1521335102/
VIPQ2_EXTDAT: checked:default:1000:512:----: EXT was configured 藤壺が皇族で外戚がいないっていうのもポイントだったのでは
藤原家出身の外戚による政治よりも親政をっていうのが、源氏物語の根底にあるよね 紫式部の父も夫もパトロンも藤原氏なのに作中で藤原氏は蔑ろにされがちなのが面白いね >>347
ああそれはあるね>母の身分
でも血筋はいいが身分が更衣だったが為に桐壷更衣を失ったら
血筋身分最高の藤壺がまるで上位互換の如く登場するって今更ながらエグイ 紫式部は藤原でも分家だから宗家に対して鬱憤貯めてたんだろうな 源氏は「子は三人」の占いが頭にあるのに
女三宮の懐妊を知ってそこは引っかからなかったのかな
まあ特に当時は無事に子が生まれ育つとも限らないから
不吉な考え自体を無意識に切ってたのかもしれないけど…
それ思うと登場人物達は皆なんだかんだ安産だよね 死産はただひたすらに悲しすぎるもんね。
物語を動かす契機にするならば、葵や桐壺のように母親が、の方がまだしもだと思う。
女三宮懐妊、古い夢占は叶った所で起こったから、安心しきってたのかもね。
もう一人優れた身分の子が出来た位の感覚で。
薫の成人式を源氏は見届けられなかった気がする。 当時の成人式って元服のことだからぶっちゃけ幼児でも式あげることは出来たよね
朝廷への出仕とか結婚とかは後日になるとしても 「子は三人」と言ってたけど「子は三人のみ」とまでは言ってなかったと思うから
老後のおまけみたいなもんかな〜と深く考えなかったのでは
占いは子供の出世に焦点が当たっていたから出世する頃には
源氏が亡くなっててもおかしくない年齢で生まれた薫のことは
占いに出なくても不自然ではないと判断したのかもね そのまま「子は三人(のみ)」という意味じゃないかなあ…
頭中将が実子を調べさせた際、下々に産ませた子もカウントされてたから
相手の身分は関係なさそうだったし
でも確かに出家年齢以降は感覚的にノーカウントになってるのかも >>354
そうなのか。10~12歳でするものかと思ってた。じゃあ源氏は後顧の憂いなく出家生活に入っていけたんだね。出家後2~3年後に亡くなってるから、人生設計完璧だわ。 朝顔って昔はそれほど興味がなかったけど、今読み返したら結構興味深い
自分が源氏と結婚した場合の紫の立場を思いやれる聡明さと優しさに痺れた
父親は娘の今後を心配はしてたけど結局ああなったということは
未婚でも生きていける資産はあったのかな 源氏は冷泉帝や夕霧たちに薫のことを頼んでた
解脱した後は本当の息子のように男親のいない薫の行く末を心配してたんだろう
しかし薫はスルーして女の方を導くとは霊体になってもさすが >>358
朝顔は宇治の大君と被るなぁ
傷つきたくなくて恋愛から逃げるタイプ >>359
だって女とイチャコラする年齢の男なんて、親とか歳上の人間の言うことなんか聞かないじゃん。自分を省みたんだよ、きっと。
あと、最も助けを必要とする人間は誰かと考えたら人選はああなるさ。
原作だと名無しの若い男の霊なんだけども。 朝顔は恋愛から逃げたと言うより冷静に恋愛のメリットデメリットを比較して
自分にとってより良い方を決断したという印象でむしろ恋愛に真剣に向き合っているように見えた
源氏を心から愛しているからこそ一般的な夫婦になったらその愛が壊れてしまうことを予期して
あえて恋愛関係には全くならない選択をした朝顔は個人的にとても気高いと思う どう生きたいのか、どういう人生にしたいのか
これをずっと考えてきて納得のいく結論を出した感じ>朝顔
冷静で情も深いし斎院は適任だったのかも ああでも宇治の大君は薫を受け入れるべきだったと思う
死後を思うより現時点での生の部分をもう少し大事にしてほしかったな
朝顔は逆により良い生を取ったんだと思う 宇治大君は、男の求めに応じること=生活安全保証=取り引き、という生臭い現実に耐えられなかった?
頼れる親戚も無く、生活困窮しているからこそ逆に気高く居ようとし、それが歪になって愛と結婚を下に見て心の安定を図るとかさ。 >>358
そうそう、紫のことまで考える思いやりの深さと先を読む賢さ、イイね
あの求婚で朝顔が正妻になっても、結局女三宮も降嫁したと思う
そうしたら正妻が二人並び立つか、やや三宮に劣る妻になったんじゃない?
さすがの彼女でもちょっと大変になっただろうから求婚断っておいて正解だった >>365
それだったら妹を薫に薦めてないと思う
体力のなさから思考回路が徹底的にネガティブになったのかもしれないけど
どうも悲しい方向に拗らせちゃってたな 大君は当時26歳くらい?
当時の感覚ではもう若いとはいえない年齢だよね
長女で真面目で幼い頃から頼りない父を慰め妹にとっては母親がわり、
父親亡き後は姉である自分が家の主で妹の後見役、
なんとなく大君が恋愛に飛び込めない気持ちわかるわ
長女気質というか誰にも何も言われてないのに勝手に責任感感じて勝手に自分を縛ってるかんじ そんなに薫との結婚を拒絶するなら出家しちゃえば良かったのにね
どうせ大君は俗世に居ても中君を支える力はないし出家して俗世を離れてしまえば
さすがの薫も手出しできないし恋愛関係なしに援助せざるを得ないだろう
自分の凝り固まった考えを貫くにあたってあまり現実的に考えていないところは
父親の八宮と良く似ている せめて同性の先輩として励ましてくれる母親がいたら違ったかも…
不安だらけでも娘を思う母の一声があるとないとじゃ多分違うよね
そこへいくと朝顔や明石には母親がついてるんだな >>366
もしも朝顔が正室に収まってたら、三宮は夕霧かもしくはそれこそ柏木?に行ってたんじゃないのかな
三宮を年の離れた源氏の正妻にねじ込もうぜ作戦は
「あれ?そういえば六条院って葵の後は正室いなくない?
紫の上は一の人だけど、なんとなく妻になってなんとなく一の人と言われてるだけだよね?」
と気づいたところから始まったんだし
朱雀院は、三宮になんの気苦労も気ぜわしさもない、並び立つ相手のいないところに女主として嫁がせたかったわけだし
(だから夕霧は雲居がネックになって躊躇してた訳で) 中君の事は親代わりになって頑張れるけど、自分の幸せイメージは湧かないのね。
いよいよ命尽きようとする病床で、薫と気持ちが通ったのがせめてもの、だったね。
薫にとって大君は初恋かは分からないけど、女性の原イメージなのかな。忘れられない女性という点で言えば、夕顔にあたりそう。 まぁでも朝顔がどうなるかなんて源氏次第だったんだけどね
源氏がどうしても手に入れようと思えば断れなかったはず
藤壺の血筋関係なかったから命拾いしたともいえる
イイオンナの朝顔諦めて女三宮に食いつく浅はかさ >>370
朝顔母親いたっけ?
幼い朝顔が夜中に静かに舞う母親の姿を見て強く心に焼き付けていたけど
源氏が求婚してきた頃はもう朝顔母は亡くなってたような気がする
むしろ幼い朝顔に「結婚って…」と思わせたのが朝顔母では? >>374
そうだったw朝顔の母って最重要ポイントなのに誰と勘違いしたんだろ 雲居もそう言えば実母が居ないけどかなりうまいことやったね
祖母が居たのと実家が盤石だったおかげかな 父親も雲居の縁談に関してはすごく気にしてたしね
何年かぶりに1巻読んだら記憶より面白かった
桐壷更衣は更衣として入内してるのに
正体不明の恋人を作ってしまっても大丈夫だったのかな そこは確か原典にはない大和さんオリジナルのエピソードだよね
普通に考えたら帝と気づいていないのに逢瀬を重ねてるんだから精神的には不貞なのでは
帝だと知って驚愕するけどいやいや帝じゃない方が桐壷更衣さんヤバいですからw >>369
出家するにもお金が色々と掛かるし無理じゃない
紫の上が出家を強行出来なかったのも
源氏の許可が下りなくて金銭的保護者がいないからだし 身一つで入水した浮舟が自分の財産を持ってたとは思えないんだけど
平安時代中期以降の貴族の出家は口減らしの意味合いも多いみたいだから
少なくとも金銭的には出家自体は比較的容易でないかなあと想像する
紫の上の場合は出家の費用を個人で捻出できたとしても夫の許可がなければ
出家は許されなかっただろうから金銭とはまた別の問題では それでも出家を望む紫は、出家後も金銭面で援助してくださいと言いたかったのか 紫の上の個人資産なんてあるの?
源氏が須磨に行ったときに少納言に権利書など預けてたけど
戻って来たからまた源氏が管理してるんだよね >>382
平安貴族社会はゴリ押しなんてハシタナイっつー価値観だから >>374
朝顔母が夜中に踊ってたってのはあさきオリジナルのエピソード?
一瞬、アタマがおかしくなって氏んじゃったってことなのかとガクブル (((;゚Д゚)))したんだけど。 >>378
宮中を自由に行き来する男性って言ったら帝しかいなさそうなのになんで気づかないんだ?とは思った。
ここがあさきのオリジナルのエピソード、ってのをまとめたサイトとかないのかな? >>385
夫の不倫に対する嫉妬に狂い精神おかしくなった母親を見て育ったので
朝顔は生涯未婚を決めたというあさきのオリジナルエピソードだったはず 更衣って一応帝の妻予備軍だから
やっぱり男を作るのはNGなのでは?
上の方に寵愛漏れした女御に恋愛の自由があればとあったけど
子ができたらややこしくなるよね
誰の子だよっていう
>>380
あれ瀕死状態で切望してるのに却下って鬼すぎてすごい
既に世間評が「紫の上様お気の毒に…(≒源氏やっべえ…)」で
源氏も壊れてたんだろうけど 尚侍は恋愛自由だけど更衣はNGだと思う
でももともとは帝の衣替え担当の女官だったから、更衣の女官制度も出来てすぐの頃は
ガッツリ衣替えの仕事をしてて、尚侍と同じで恋愛OKだったのかも知れないけど >>389
晩年の自己中ぶりは酷いね。三宮を迎えたあとだって紫の気持ちに無頓着だし。
槿に会いに行ってた頃は少しは紫の事を気にかけてたのに。どうしてああなった。 更衣が誰と知らず恋し、しかも相手も一目惚れ、実は身分高く凄い相手(帝)でした、というのは少女漫画の黄金パターン。
身分を知られていない間は純粋に恋だけを楽しめた、という所は源氏と夕顔みたい。
>>389
>でももともとは帝の衣替え担当の女官だった
そうなの?
更衣って言葉から大和さんが連想、女御より身分低いというのを、働かなくてはならない所で表したものだと思っていたけど? >>381
尼さんになって下働きも含めてお勤めしますなら誰でも出家は出来る
お経読んだりするけど今まで通り人に傅かれていたいなら出家するにも金は必要
出家=髪切って男女の柵から解放されて悠々自適な生活程度の認識だろうし
実際に女三宮とか藤壺の出家がそんな感じだし 大君は頼りなく見えるけどあんな寂れた田舎の貧乏暮らしだから
最低限自分の身の回りのことは自分で出来そうな気もする
宮中のお姫様レベルに完全に他人任せってことはなさそう >>391
女三宮降嫁で紫がもはや本音をぶつけてくれなくなって
源氏としてはそれが寂しくつらいんだけど
紫がそこにいる限りは残酷なまでに甘え続けたいというね…
甘えさせて貰えることだけが最後の繋がりみたいな
もし女三宮に藤壺要素があったらどうなったんだろう
流石に紫の瀕死の願いは受け入れたかも?
それもそれで地獄のように残酷だけども 女三宮がどうってより長年一緒だった妻と離れがたいってことじゃない 紫が死んだ後に藤壺の身代わりでなく紫自身を愛してたと気付いたとか言ってたけどどーなんだろうね?
女三宮が藤壺似だったらまた頑張って教育したのかなー
だからって長年連れ添って情がある紫を冷遇しないだろうけど
出家は許したかな? 紫からの決定的拒絶(出家希望)に対して
駄々をこねた風に見えるので
離れがたいのは当然として、あの状態の妻の願いを
自分の為に退ける姿がね >>398
せめて死ぬまでの短い時間だけでも出家して心穏やかに過ごしたいという願いをね
そんな悲しいこと言うなとポイしちゃう源氏が怖かった
それも、紫の心を救うのは自分だと言う決意じゃなく、自分が悲しいから嫌だと
様子が明らかにおかしい三宮をのことも半端にいとおしんで半端にほっぽらかすし
紫が大事なら腹くくって向き合えよと
朱雀院はじめ世間や体裁が大事で、かつ若妻が可愛いと言うんなら紫は解放してやれよと 出家は叶わなかったけど六条院から離れて二条院で静養できたのは良かったんじゃないかな
女三宮も明石の君も居ない幼い頃暮らした家で静かに過ごせて多少は心も安らいだと思う 出家を許したらほんとに死んでしまいそうって不安があってどうしても認められはしないんだろうけどね
あの辺りの源氏は見捨てられた現実を受け入れらず泣きすがってるし、紫は恋人としては見捨てても母親や家族としては捨てきれないって感じだけど、当時の読者たちは源氏に同情したり或いは情けないとか思ってたのかな 藤壺は顔こそ桐壺更衣そっくりだけど性格は全然違うな
だから源氏はあさきでも言っているように藤壺を母親と同一視していたわけではないと思う
早世したのも含めて桐壺更衣の人柄は夕顔っぽい
だから源氏が一時にせよあんなにものめり込んでもし生きてたら紫の次ぐらいに良い扱いしてたって言うんだろうな 関係性が変わると恋心も変わっていくから、夕顔を妻に迎えていたら、あの灼熱の、この世にたった二人だけみたいな思いも消えていたかもね。落ち着いたいい夫婦に収まったかな?葵より出過ぎないだろうから。 >>403
もし夕顔とながく添い遂げたとしても、数ある女君の一人の中で待遇いい方でしかなかったと思うよ
よくわからない、つまり自分のものになり切らない女だから夢中になってた
&あんなに執着してた六条だけど、自分に落ちたから飽きた、地位もキャラも真逆がいいなーと新鮮だった、
くらいの雰囲気だ、源氏のあの感じだと
藤壺と同じく、永遠に手に入らなくなったから美化してるだけ >>404
匂宮の中の君みたいな扱いになるかもね
正妻はいるけど可愛いから捨てられないと 一人くらい源氏に声かけられてもあんな嘘つきの不誠実な男興味ないわ、
と突っぱねる女人が居ても面白かったかな
朧月夜が近いけど結局源氏に惚れてるしねえ 朧月夜にとっては源氏も朱雀もどっちも本気の恋だったのかね >>408
源氏が好きだけど朱雀の優しさを裏切る事は出来ないと言ってたような。
藤壺も同じ事を言ってたのが印象的だった。 お慕いしています、って藤壺は言ってたね、帝のこと。恋とは違うし、愛といっても親愛かな。連れてこられた女の子だったから、それ以上になれないのかも。
まだ朧月夜の方が朱雀を愛している感じ。
朱雀にだけ愛されていれば幸せなのにね。
二人とも本命は源氏なのが人生を複雑にする。 >>405
中君は親王の正妻の姫で血筋の良い美人だし一応スペックは高いからな
夕顔はどちらかといえば浮舟に近い 夕顔はどうして源氏と幸せに(結婚)なろうとしなかったんだろう?
頭中に心を残しているからかな…
源氏に誘いをかけたのは女房達の生活のためで、だから純粋じゃないと思っちゃったとか。 分不相応の相手と結婚しても不幸になるって分かってたからでは >>412
つーか葵生きてる間は妻は葵一人だったからな
血筋の良い花散里ですら気まぐれに通う愛人でしかなかった >>407
自然消滅じゃなくて最初から源氏なんて鼻にもかけない女人が見たかったなあ 藤壺はあれで物凄く誇り高いから、立場だけでなく性格的に
いくら愛していても完全に源氏のものにはならないんじゃないかなあ
だから源氏も追ってしまうというか…
出産の時も、ここで自分が逝ったら対抗派閥が喜ぶ、そうはさせぬみたいな思考回路で
自分を奮い立たせてるすげえ女人よ 藤壺は源氏を手引きした王命婦が居て結果的に良かったね
共犯者だから気兼ねなく源氏のことを相談できるからかなりストレス解消になったと思う
そんな存在が1人も居なかった紫の上はやっぱり哀れだ >>415
実はわりと玉鬘さんがそんな風に見えていた
彼女は賢くて性格も良いから抗わずに源氏を立てていたけど、内心迷惑そうというかw
別れが近づくとそれなりに心惹かれた風の描写になって残念
でもまあイケてるおじさんが親身になってくれたら情もわくか >>417
それは別れが決まると感傷で相手の良いところだけが思い出されて
ちょっと別れがたくなる気持ちになるというやつじゃないのかな
中身はともかく顔が良い上に地位も身分も財産もあるイケオジだし >>419
それなのに最後の回想(集合写真的なあれ)に出されてお礼言われちゃう秋好さん。しょうがないわね、みたいな顔してた。
六条さんはフンって顔を背けてたけど。 >>420は>>418宛てかな?
そうだよね
玉鬘さんがときめいたのはどう見ても冷泉帝の方ですわな
ここは美しいカップルだし惹かれ合ってるのに条件的に成就しないのが残念だった 玉葛が私は源氏を愛してたって、えーっ今更本当は源氏に抱かれたかったの?嫌がって拒んでたのに女心は訳わからんて思ったけどそういう事ね 愛は愛でもまさに親愛だね
リビドーが絡まない愛
その後、本当の父と娘になった
玉鬘の子を孫と呼んで可愛がる源氏は好きだ。ほのぼのする 玉蔓は生い立ち的にみっちり教育されてきたわけでもないだろうに
素直で頭が良くて色々わきまえてる姫様で、読み返すとちょっと感服してしまう
若いのに偉すぎる…上京するくだりとか一か八かの冒険だし、結構な苦労人だよね
あと末摘花の章の若紫が最強に可愛くて、その後を思うと切ない
この章は源氏も可愛いけど 玉蔓も秋好も源氏を保護者としか見てないね。秋好なんか内心嫌ってたかも、母親を苦しめた男だから。
てかよくも女御に言い寄ろうとするわ。学習能力が無いのか人を舐めてるのか。 人生イージーモードすぎたんだろうなあ>源氏
本人にそれだけの魅力があったとはいえ、完全に甘やかした桐壷帝がいけないわ
流石の光源氏も、老いという避けられない現実の前には
若い姫達とのジェネレーションギャップがしっかり描かれてるもんね 母親の愛情以外の全ては手に入ったからこそ代償として女人との恋に執着したんだろうなあと思う
女人に求めるものがそもそも実母の絶対的な愛情だから上手くいくはずがないよね
女三宮に不貞をされ紫の上を失ってようやく自分の求めるものが決して手に入らないことを悟って
いろいろと吹っ切れた源氏が一番美しいと思う 最後は自分の過ちと完全敗北を認めたからかな
紫のことを条件抜きのただ一人の存在として愛していた…ってオチでいいんだよね?
だからこそそれを自覚できず相手を追い詰めて
そのまま逝かせてしまったってのが残酷なんだなあ 身も蓋もない言い方をすると光源氏主人公の話は源氏がマザコン脱却するまでの物語だよね >>431
最期の紫は源氏の母親になってたからどうだろう? >>432
紫の上の一周忌も済んで晴れやかな顔で宴に出た時の源氏は母の愛への執着から解放されたように見えた 最後のシーンの源氏はもう出家を考えてるし
人はみな一人(オカンがいても人は一人)と悟ったからとか?
まあマザコン脱却含めて遂に自立しましたみたいな 源氏ってマザコンとは思えない。
そう見えたとしたら、男には多少の差はあれ、そういう部分があるというぐらいじゃないの?
藤壺を好きになったのは別に母の面影を追ったからじゃないし。
また、女も男に対して母っぽくなる部分があるけど、それは情からくるものだと思う。 マザコンというか紫上に求めている都合のいい女像が
「そいつはお前の母ちゃんじゃないんだぞ」っぽい感じ
アホな男が夢見ている「何をしても許容して無償の愛を注いでくれる母親」まんまって感じ
赤ん坊相手だってそんな都合のいい母親はいないってのに 源氏は藤壺と結婚出来ていたら良かったのにね
頭が良くて理性的な藤壺なら源氏に振り回されず
上手くコントロール出来ていたのではないかと思う 密通した時点で頭が良くて理性的とはちょっと・・・
源氏のことになるとタガが外れがちでそれを本人も自覚してたから
冷泉の後見の不利になることを承知で出家したんだろうし 朱雀は退位後に祖父の朱雀院の邸宅に移り住んだけど新築せず譲渡するのが慣例なのかな
冷泉も同様だったのだろうか >>437
多分源氏は、藤壺を手に入れたらまた飽きてフラフラしたと思うよ
藤壺は紫みたいに都合のいい女じゃないから、疲れるとか安らげないとか勝手なこといいながら 出会いそのものが禁忌前提だから
絶対に手に入れられないものの象徴=藤壺さんじゃないかな…
というか接触のきっかけは母親似説だったけど、源氏は藤壺を最初から異性視してるんだな >>439
桐壺帝はどこに住んだんだろう?
特に新築しましたっていう描写が無いから、恐らく父の住んでいた一院かな。 藤壺の出家はあさきでは無鉄砲で破滅しかねない源氏を守りたいという藤壺の意思もあったし
源氏が須磨に行った時にはあなたの代わりに罰を受けたいとか
出家したにもかかわらず臨終直前には源氏を思い出して源氏と幸せだった夢の中に入りたいと思いながら逝くとか
最終的に源氏を捨てて朱雀をを選んで朱雀に付き従って出家した朧とは全然違うな
源氏って藤壺に一番逃げられていたように見えて女人の中では藤壺に一番愛されてたんじゃね?
六条さんこそ強烈だけど源氏のためを思う愛じゃなくて自我が激しくて源氏と周りの女人を脅かしてる 源氏がしつこく藤壺に言い寄らなければ藤壺が出家する必要もなかったんだよな
まあ一夜の過ちを罪に感じていたから遠からず出家したんじゃないかとも思うけど
少なくとも冷泉が即位するまでは俗世に居たんじゃないかと思う 時期はともかく、皇統を乱した償いの面もあるから出家は免れないね。
じゃあ帝位を下ろせってそんな訳に今更いかないし。 藤壺に皇統を乱した償いの気持ちはないでしょ
だから冷泉の妃に源氏バックアップの秋好を望んだわけだし
何も知らなかった冷泉はともかく藤壺も源氏の冷泉による皇統望んで償いの気持ちなんてないよ 桐壺院を裏切ってしまったという罪悪感はあるけど皇統を乱したことに対する恐れ多さはイマイチないよね
源氏なんか、冷泉に男子が生まれなかったことを残念がってる風だったし
もともと鍾愛の皇子だったっていう自負から、王権を収奪したとかいう意識がないのかもしれん ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています