司法試験&予備試験/力技の3000問 [無断転載禁止]©2ch.net

1氏名黙秘2017/03/11(土) 22:02:23.01ID:tfgHz1O3
「幼稚なことをやっている」と叩かれ、批判されても、
粘り強く努力を重ね、実力が向上すれば、それでよいではないか。
「質より量」「量が質に転化する」の精神で、絶え間なく、素振りを繰り返す。

 取り上げる題材に制限はない。およそ予備試験・司法試験から遠いものを
避けるだけである。「予備校本より基本書」でもなく「基本書より予備校本」でもない。
そんな拘りに囚われる必要はない。科目も順序もアットランダムである。
最終的に、己の頭の中で体系的整理ができ高速出力が出来ればよい。
比喩的ではあるが、そのようなコンセプトのスレである。

「こうはなるまい。馬鹿なことをやっているな」という反面教師として
もらってもよいし、また遠慮なく突っ込みを入れてもらいたい。

520氏名黙秘2018/05/07(月) 22:21:14.94ID:JERyMQy+
Q 公訴時効の根拠とは何か(競合説) 
  時の経過により
  @証拠が散逸し、もはや真実を発見することが困難(訴訟上の理由)と、
  A刑罰の必要性が減少ないし消滅している(という実体法上の理由)に基づく
 

Q 起訴便宜主義とは 
   犯罪の嫌疑と訴訟条件が傭わっていても、検察.官の裁量により、不起訴とすることを認める主義


Q 不当な不起訴を抑制する制度をあげよ(3つ) 
  @告訴人などヘの通知
  A準起訴手続
  B検察審査会 


Q 公訴権濫用論の対象として議論される3つの類型をあげよ 
  @嫌疑なき起訴、A起訴猶予相当の起訴、B違法捜査に基づく起訴  

521氏名黙秘2018/05/07(月) 23:38:09.60ID:JERyMQy+
@客観的挙証責任とは事実が真偽不明のとき、不利益な法的判断を受ける当事者の地位
A厳格な証明とは証拠能力のある証拠により、かつ適式な証拠調べ手続を経た証明
B自由な証明で足りる事実には「量刑事実」や「訴訟法的事実」がある(通説)
C有罪判決をするには合理的疑いを超える程度の証明 
D証拠の証拠能力が認められる要件は「自然的関連性があること」、「法律的関連性があること」、「証拠禁止にあたらないこと」。 
E自由心証主義の例外→自白の補強法則(憲法38条3項、法319条2項・3項)、公判調書の証拠能力の法定(法52条)など 

522氏名黙秘2018/05/07(月) 23:49:24.37ID:JERyMQy+
@毒樹の果実の理論〕違法捜査によって発見された証拠に基づいて、
更に発見された証拠も排除されるとの理論

A毒樹の果実として証拠能力が否定される場合の例外は
→@最初の違法捜査と証拠との因果関係が希薄になっている場合(希釈化の法理)、
  A派生的証拠が独立の捜査活動から得られた場合(独立入手源の法理)

523氏名黙秘2018/05/07(月) 23:50:49.89ID:JERyMQy+
「訴因変更」が出題された場合、@可否、A要否、B許否について、分析・検討する。
特に、「可否の基準」及び「要否の基準」は、「お経のように覚える」ことが大切。

524氏名黙秘2018/05/07(月) 23:53:34.48ID:JERyMQy+
@ 証人が記憶喪失になった場合も32l条1項2号前段の供述不能の場合にあたる。

A 再伝聞に証拠能力が認められるか。判例は「共同被告人の検察官に対する供述
調書中に被告人からの伝聞の供述が含まれている場合には、刑訴法321条1項2号、
324条により被告人に対する証拠とすることができ、憲法37条2項にも違反しない」と
している(最判昭32.1.22) 

525氏名黙秘2018/05/07(月) 23:55:22.95ID:JERyMQy+
Q 「Bが「Cが盗みをはたらいた」と言っていた」というAの証言は、
Bの名誉毀損を立証するための伝聞証拠にあたるか 

Bの発言の存在自体が問題となっているから、伝聞証拠ではなく、非伝聞の証拠である

526氏名黙秘2018/05/08(火) 09:35:58.54ID:JUuHaKZc
(@)証拠能力の要件は、@自然的関連性があること、A法律的関連性があること、B証拠禁止に該当しないこと。

(A)「A法律的関連性があること」に関連して、「自白法則」「伝聞法則」が問題となる。
B証拠禁止に該当しないことに関連して、「違法収集証拠排除法則」が問題となる。
ただ、「伝聞法則における『絶対的特信情況』」「自白法則における「任意性』」「違法収集証拠排除法則における「排除の基準』」は、
実質的には、同じである。つまり、「絶対的特信情況」=「任意性」=「排除の基準」と捉えることができる。

527氏名黙秘2018/05/08(火) 09:38:32.58ID:JUuHaKZc
@〔補強法則を規定した条文を挙げよ〕
「被告人は、公判廷における自白であると否とを問わず、その自白が自己に不利益な唯一の証拠
である場合には、有罪とされない」(319条2項)  

A〔補強の範囲について〕「自白の補強証拠は、必ずしも自己に係る犯罪組成事実の全部に
わたって、漏れなくこれを裏付けするものでなくても、自白に係る事実の真実性を保障し得る
ものであれば足りる」(最判昭23.10.30)

B〔ある証拠が補強証拠となりうる一般的資格は〕
(@)証拠能力ある証拠であること、
(A)実質的に被告人の自白から独立した証拠であること

C「第322条及び第324条第1項の規定により証拠とすることができる被告人の供述が自白である場合
には、犯罪事実に関する他の証拠が取り調べられた後でなければ、その取調を請求することはできない」(301条)

D共犯者の自白に補強証拠は不要である。共犯者であっても、被告人本人との関係では、被告人以外の者である
から、補強証拠は不要である(最判昭33.5.28)。 

E「伝聞法則」を核とした複合問題としては「伝聞法則」と「補強法則」との融合問題(証拠能力と証明力との融合問題)
も挙げることもできる。「補強証拠」も犯罪事実認定のための実質証拠なので「証拠能力」がなければならず、
その意味で「伝聞法則」が前提論点として検討されることになる。
例えば、下着泥棒事件における「被害者作成にかかる被害届」の「証拠能力及び補強証拠適格」が問題となるケース
であり、かつ、この「被害者作成にかかる被害届」は「被疑者の供述に従い警察官が作成した書面に被害者が署名だけ
したもの」であるというケースでもあるという類の問題。

528氏名黙秘2018/05/08(火) 18:03:11.85ID:JUuHaKZc
占有訴権とは, ,ローマ法のホセッシオの系統を引くものであり,
「占有」をそれ自体として保護する制度である。
占有がそれ自体保護されているのであるから,自力救済が禁ぜられていることになる。

529氏名黙秘2018/05/09(水) 21:38:24.97ID:2BjHwulL
【問題】「裁判所は法律が違憲であると判断した場合、当該法律を違憲無効であるとすることはできず、
違憲確認判決にとどめるものとする」法律案の合憲性

530氏名黙秘2018/05/10(木) 22:41:25.22ID:g9JEaLne
291 名前:氏名黙秘[] 投稿日:2018/05/10(木) 21:04:43.52 ID:tVjRmuoM
去年の合格者ですが、倒産法は最決平29.9.12を押さえておいた方がいいと思います。

531氏名黙秘2018/05/11(金) 18:46:25.60ID:u5GdYjGd
【問題文修正】
「裁判所は法律が違憲であると判断した場合、当該法律を違憲無効であるとすることはできず、
違憲確認判決にとどめるものとする」法律案の合憲性(法令違憲判決について個別的効力説を前提とせよ)。

@設問の法律案は、「違憲無効判決」という通常の違憲判断の方法に
代えて、「違憲確認判決のみを認める」とするものである。

設問の背景には、民主的に制定された法律を無効として
しまう法令違憲無効判決よりも、法律の違憲性を確認するにとどめて
そのうえで立法者に改正を促すことになる法令違憲確認判決の方が、
司法審査権の行使のあり方として適切な場合があるのではないか、
と同時に司法的救済のあり方として適切な場合があるのではないか
という問題意識。

532氏名黙秘2018/05/12(土) 07:12:53.11ID:AxouLaE1
そもそも、司法権は裁判所に専権的に帰属せしめられる権能である。
ここから司法権そのものを根拠にして、司法権に付随した権能として
権利の保護と不可欠の範囲内において司法的救済の方法も司法に委ねられている
と考えることもできる(佐藤幸治・憲法訴訟と司法権P255)。

533氏名黙秘2018/05/12(土) 19:57:01.78ID:AxouLaE1
付随審査制においては、具体的事件・争訟の解決(当事者の救済)に必要かつ意味のあるかたちで
司法審査権を行使することが要請される。それでは、付随審査制からは、法令違憲無効判決ばかり
でなく法令違憲確認判決が許されるか。

法令違憲無効判決は、当該事件には法令を無効として適用しないのであるから、事件の解決(当事者
の救済)にとって、通常は意味のある判決方法である。これに対して法令違憲確認判決は、違憲を確認
するだけであるから、当該法令の当該事件への適用が当然に排除されるわけではなく、違憲の確認を
将来に向かって行ないつつ当面の事件には当該法令を有効なものとして適用することもありうる
(定数訴訟でみられた「事情判決の法理」によって選挙を有効なものと扱う処理)。

534氏名黙秘2018/05/12(土) 19:58:58.87ID:AxouLaE1
このような法令違憲確認判決は、当該事件の解決(当事者の救済)にとり無意味な判決方法であり、
そのような事件の法的解決に役立たない法令違憲確認判決は、付随審査制の観点からは疑問と
いうことになる。ただし、生活保護費の提供というような給付的国家行為を定める法令が問題となる
場合(生存権や平等原則を理由として、より多くの受益を求める訴訟)においては違憲無効判決では
給付(受益)を必要とする当事者はそもそも給付(受益)を受けられないことになって、不利な立場に
置かれ、あるいは無意味な結果になる。そこでこのような場合には、例外的に立法不作為を含む
法令の違憲確認判決が、救済のうえからも有意味ということになる。ただし設問法律案は法律の
性格によって場合を分けているわけではないので、一般的にはやはり付随審査制の枠組みから
外れているといえる。(以上、佐藤(幸)・現代国家と司法権 P282〜、301〜参照)。

535氏名黙秘2018/05/13(日) 14:25:38.17ID:hjFHhSHO
憲法98条1項は、国法の段階的構造のもとでは、最高法規としての憲法が形式的効力を有する
以上これに矛盾する他の法令その他の行為は無効であるという理を確認したものであると理解
されており、憲法98条1項に照らせば、法令違憲無効判決以外ありえないというのが一般的な
考え方である。しかし、有力説は、最高法規性を根拠として法令違憲無効判決以外ありえないと
いう理屈は、法の論理と現実の救済制度とを混同しており、法論理と救済制度とは別個の事柄
なのであって、憲法98条1項があるからといって、救済制度のうえで違憲無効判決が唯一無二と
なるわけではないという(棟居)。

536氏名黙秘2018/05/13(日) 14:30:14.91ID:hjFHhSHO
たとえば、衆議院議員定数不均衡問題に関する大法廷判決(最判昭51.4.14)は、いわゆる「事情判決」
の法理を援用するにあたり、憲法98条1項の文言によって直ちに、法律その他の国権行為が憲法に違反
する場合に生ずべき効力上の諸問題に一義的解決が与えられているものとすることはできないとし、
「憲法に違反する法律は、原則としては当初から無効であり、また、これに基づいてされた行為の効力も
否定されるべきものであるが、しかし、これは、このように解することが、通常は憲法に違反する結果を防止し、
又はこれを是正するために最も適切であることによるのであって、右のような解釈によることが、必ずしも
憲法違反の結果の防止又は是正に特に資するところがなく、かえって憲法上その他の関係において極めて
不当な結果を生ずる場合には、むしろ右の解釈を貫くことがかえって憲法の所期するところに反することとなる
のであり、このような場合には、おのずから別個の、総合的な視野に立つ合理的な解釈を施さざるをえない
のである」としている。

537氏名黙秘2018/05/13(日) 16:31:54.68ID:hjFHhSHO
基本的人権観

● 通説の基本的人権観
人間は、憲法以前に、自律的な個人として自由と生存を確保し尊厳を維持するに
不可欠な一定の権利を固有するものである。そのような権利を憲法が実定的な
法的権利として確認したものが基本的人権である。
日本国憲法は、この思想を「すべて国民は、個人として尊重される」(13条)という原理
によって宣明している。

538氏名黙秘2018/05/15(火) 16:30:25.21ID:QGArDoQ3
新60期不可答案概要
ttp://www.moj.go.jp/content/000006955.pdf

539氏名黙秘2018/05/15(火) 16:32:57.84ID:QGArDoQ3
フロチャートの書き方
ttp://sasuke.main.jp/furo.html

地方公務員研究職
ttp://okwave.jp/qa/q6198260.html

猫でも分るコリオリ
http://www.biwa.ne.jp/~tak-n/phys/coriolis.htm

540氏名黙秘2018/05/16(水) 06:49:44.61ID:dubyFsuT
Aは、Cの子Dと同じ幼稚園に通うB (4歳)の母親である。A宅にBの誕生会で遊びに来ていたDが
A宅前の路地で遊んでいるうちに、転倒して左手の指を骨折した。AはDを開業医E医師のところへ
連れて行き治療を受けさせた。その際にAは、「私はCの代わりにこの子を連れてきた」と説明して
いた。Eは誰に対して治療費の支払いを求めることができるか。また、Aは、BとDが外に出たのに
気づき、Dが路上で危険なまねをしているのを止めようと急いだために、玄関先で躓いて骨折した。
この場合、AはCに対して損害賠償を請求することができるか。

541氏名黙秘2018/05/16(水) 07:05:31.74ID:dubyFsuT
本問前段
(1)Aは、右手の指を骨折したDをEの下に運び、「私はCの代わりにこの子を連れてきた」
と説明している。これは、A がCの名で締結されたものといえる。Aとしてみれば、Dは自分の子で
はないということを強調し、 Cの代わりに連れてきたと説明するのは、自分が治療契約の当事者に
なるつもりはないと言いたいからである。
これが、もし仮りにAが自己の名で治療契約を締結したのであれば、この場合は、AE間で有効に
治療契約が成立しており、その法律効果はAに帰属するから、E は契約当事者であるAに対して、
契約にもとづく治療費を請求できる(なお、AC間では、事務管理が成立する)。

(2)さて、本問に返ると、AC間には事務管理 (697条)が成立する(AC間で事務管理が成立するのは、
治療契約をAがCの名で行おうと、自己の名で行おうと、無関係である)。
答案上は、要件をあげて事実をあてはめる記述が必要である。法律は法律要件をみたしたら法律効果
が生じるという構造である。この構造を理解しているのでこういう基本的な処理ができるのだということを
答案上に示して採点者にアピールしなければならない。

「AC間には準委任契約がない以上、@法律上の義務はない。しかし、AはCの子Dのために病院に連れ
て行って治療を受けさせておりA他人のためにする意思で、B他人の事務を処理している。さらに、子が
怪我をすれば親としては通常治療を受けさせたいだろうから、C本人の意思、利益に反することが明らか
でない、といえる。よって、AC間に事務管理が成立する」というように、答案に書くべきである。

542氏名黙秘2018/05/16(水) 07:12:00.93ID:dubyFsuT
(3)このように、事務管理が成立することを認定したうえで、EがCに対して治療費
を請求できるかは、事務管理によって対外的な代理権が発生するかどうかに関わる
ので、次に事務管理と代理の論点について書く。ここでは、通説・判例に従って否定説。
理由は、@事務管理は本人、代理人間の対内関係にとどまるものだから、ということの
ほかに、Aもし認めると私的自治の原則に反するおそれがある、ということも触れておく
とよい。事務管理によって対外的な代理権は発生しないので、Aの行為は無権代理と
なる。そうすると、Cが追認しない限り、EはCに対して直接、治療費を請求することはできず、
EはAに対して無権代理人の責任を追及できるにとどまるのが原則である。しかし、本問では、
Cが追認拒絶することは信義則に反する。その結果、EはCに対して治療費の請求をすること
ができる。

543氏名黙秘2018/05/16(水) 07:23:23.94ID:dubyFsuT
本問後段
損害賠償請求、という言葉から、準委任の条文に当たって、「損害賠償請求権」という言葉を
探す。準委任は、656条で、委任の条文が準用されるとしているから、委任の条文を探す。
受任者の委任者に対する損害賠償請求に関する規定を探すのである。
そうすると、650条3項に委任者に対する無過失の損害賠償請求権の規定が見つかる。
そう、委任者に「過失」がなくてもいいのである。 一方、事務管理についても、委任の規定は
準用される条項もあるが、650条3項は準用されていない。つまり、管理人の本人の対する無過失
の損害賠償請求権はない。
この点を示して、何故、準委任には損害賠償請求権があり、事務管理にはないのかを、理解して
いることが伝わるように論ずればよい。前者は契約、しかも委任は通常、継続的契約で個人的な
信頼関係を基礎とするのに対し、後者は契約ではなく、他人の生活領域への干渉を社会連帯・相互
扶助という利他性の理念からこれを適法とした制度だからである。

544氏名黙秘2018/05/16(水) 08:35:51.35ID:e8lJReUH
2018年 法科大学院入試結果(各種マスコミ報道より)
・今春、学生を募集した39校のうち35校(9割)が定員割れ。
・受験者数は過去最低を更新した。10年連続で減少している。
・入学定員は2330人だったが、実際の入学者数は1621人(定員充足率69.57%)。
・入学者数が定員を上回ったのは、一橋大、明治大、筑波大、甲南大の4校。
・定員に占める入学者の割合が50%を下回ったのは12校で、このうち近畿大は25%、南山大は30%にとどまった。

545氏名黙秘2018/05/24(木) 14:18:47.58ID:yb5VU8ns
「法律が公布される前に、内閣は国会が可決した法律の内容に憲法上の疑義を有する場合には、
10日以内に理由を示して再議に付すことができる」という旨の法律案の合憲性について論ぜよ。

546氏名黙秘2018/05/24(木) 18:15:29.43ID:yb5VU8ns
地方自治法176条には、地方公共団体の長が議会が可決した法律の内容に異議があるときは、
この法律に特別の定めがあるものを除くほか、その議決の日から10日以内に理由を示して
これを再議に付すことができる」という、いわゆる「再議付託権」の規定を置いている。
このような再議付託権を国レベルで取り入れることができるか。

この問題について、棟居教授は、要旨次のような考え方の筋道を記されている。すなわち、
地方レベルにおいて再議付託権の制度が規定されていることは、その大統領型の直接民主制的
な仕組みをとっていることと原理的に深い部分で連結しているのではないかというのが思考の出発点
である。もし大統領制と深い部分で連結しているのであれば、再議付託権を国レベルでは取り入れる
ことができないことになる。
一方で、法律が交付された後であれば、73条1号という条文があるが、なぜ73条1号という条文がある
のかという、その原理にさかのぼった理由づけが必要となる。

547氏名黙秘2018/05/24(木) 19:27:46.66ID:yb5VU8ns
地方の統治の仕組み(大統領型)では、首長の選出に表れた民意と、議会の選出に表れた民意
の二つの民意が存在し、この二つの民意が矛盾をきたし、両すくみになった場合に、民意を反映
していないほうに対して解職請求を選択的に行使し、リコールが効を奏して出直し選挙をすれば、
そこで両者の民意がその場ではかなり近づくことになる。再議付託権というのは、 そういった
二つの民意を背景にして、初めて成り立つ制度であるといえる。

国レベルでは国民の行政に対するコントロールは、国会の内閣に対する一方的な責任追及と、
内閣が争点を国民自身に投げ返すための解散権の行使とが複合したメカニズム(広い意味での
責任本質説的な議院内閣制)によって達成されることになっていると考えると、再議付託権のような
制度は、原理的にも国レベルでは不可能である。内閣は国会が成立させた法律に異議を唱えたい
のであれば、衆議院を解散し、新たな国会に同法のすみやかな廃止を期待する他はないと
されている(憲法学の発想1P120〜)。

548氏名黙秘2018/05/27(日) 09:50:56.95ID:nzrYRh1m
1 次の設例のうち,裁判所の判決として許容される場合は○,許容されない場合は×を付けなさい。

@ 原告が,売買した動産について,100万円の売買代金の支払と引換えに当該動産の引渡請求
訴訟を提起した場合に,売買代金は80万円であるとして,80万円の代金と引換えに動産を引き渡せ
との主文にすること。

A 原告が,正当事由の補完事由としての500万円の立退料と引換えに賃貸していた家屋明渡請求
訴訟を提起した場合において,原告の特段の反対の意思がうかがわれないときに,550万円の立退
料が相当であるとして,550万円と引換えに家屋の明渡しを認容すること。

B 原告が土地賃貸借契約の終了に基づき,借地上に建物を所有する借地人を被告として,建物収
去土地明渡請求訴訟を提起したところ,被告が,建物買取請求権を行使したので,建物代金と引換え
に建物を明け渡して土地を明け渡せという判決をすること。

549氏名黙秘2018/05/27(日) 09:53:01.33ID:nzrYRh1m
2 次のうち,判決の既判力,執行力が及ぶ者の範囲として,正しいものには○を,そうでないものには×を付けなさい。

@ 所有権に基づく機械の返還請求訴訟の原告勝訴判決確定後に,当該機械を買い受けた者

A 未成年者を被告として提起された土地所有権確認訴訟において,未成年者の法定代理人として訴訟追行した未成年後見人

B 賃貸借契約終了に基づく家屋明渡請求の訴訟係属中に,被告に無断でその家屋を占拠した者

550氏名黙秘2018/06/04(月) 21:06:04.11ID:doJsVHqm
XがAを単独相続したA所有土地(以下「本件土地」という。)上にはY所有建物(以下「本件建物」という。)があった。
Xは,AY間の事情には疎く,Yが不法に本件土地を占拠しているものと考えていたところ、Yが他界したのでYの子
Y1・Y2・Y3が本件建物を共同相続した。Xは,Y1・Y2を被告として,T地方裁判所に建物収去土地明渡しを求める
訴え(以下「本件訴訟」という。)を提起した。本件訴訟が適法かについて,理由を付して論じなさい。

551氏名黙秘2018/06/05(火) 21:23:44.07ID:Nn3T5Tq7
1 検察官請求の証人が、その主尋問に対し、他の者の供述を内容とする証言を始
めた場合、裁判所はどのように対処すべきか。

2 右証人の証言について、弁護人から直ちに伝聞証拠である旨の異議の申立てが
なされたところ、検察官から原供述者が所在不明であるから伝聞証言の続行を許
されたい旨の意見が述べられた場合、裁判所はどのような処置をとるべきか。

3 右証人の伝聞証言について、何らの異議の申立てがないまま証人尋問が終了し
たところ、後に弁護人から右伝聞証言は同意がなく証拠能力がないとしてその排
除の決定を求める旨の異議申立てがなされた場合、裁判所はどうすべきか。

552氏名黙秘2018/06/05(火) 21:46:47.78ID:Nn3T5Tq7
Aは甲土地をBに売却する契約を締結した。Bは、Aの承諾を得ることなく、
Cにその買主たる地位を譲渡した。その後、Aは、その土地を高く買うというDに
甲土地を売却して登記を移転した。
Cは、履行不能を理由としてBとの契約を解除することができるか。

553氏名黙秘2018/06/10(日) 23:10:51.68ID:z2lN+3m1
         ワーワー
      .∧_∧                   ∧_∧ ∧_∧ スゴーイ
  ∧ ∧ (;;;;;;;;;;;;;;;)     ∧∧  ∧∧      (;;;;;;;;;;;;;;;;);;;;;;;;;;;;;;;)
  (;;;;;;;;゚ )(;;;;;;;;;;;;;;.)∧∧ (;;;;;;;;;;゚)(゚ *;;;;;;;)     (:;;;;;;;;;;;;;;;;);;;;;;;;;;;;;;;)
  ノ;;;;;;;;;| |;;;;;;|;;;;;;|(;;;;;;;;;;) ノ;;;;;;;;つ |;;;;;;;;|   ∧∧ |;;;;;;|;;;;;;;;|.|;;;;;;|;;;;;;|

554氏名黙秘2018/06/16(土) 00:04:52.01ID:vZ8QN9Q0
【南九州税理士会事件と群馬司法書士会事件】
〔南九州税理士会事件〕特別会費を徴収して特定の政治団体に政治献金したことが、構成員
の思想良心の自由を侵害しないか→決議が民法43条の目的の範囲外として無効とされた。
〔群馬司法書士会事件〕阪神淡路大震災のときに兵庫司法書士会(被災者一般ではない)に
義援金を送ったことが、構成員の思想良心の自由を侵害しないか→民法43条の範囲内とし
て有効とされた。
〔上記両事件は矛盾しないか〕矛盾しない。税理士会事件においては政治献金という投票の
自由と表裏をなす行為であり、自分で決めるべき要請が強いものであったため、構成員の思
想良心の自由の侵害の程度が大きかった。これに対して、司法書士会事件においては義援金
ということで、構成員の思想良心の自由の侵害の程度が比較的小さかった

555氏名黙秘2018/06/16(土) 08:54:08.30ID:DyisVQtu
>>554
義援金であることが最高裁により明確に否定されているのだが…。
ちゃんと判決文を読まないとダメよ。

556氏名黙秘2018/06/17(日) 11:03:00.25ID:+vyjSsFp
日弁連や弁護士会が政治声明を出すなら、弁護士会への強制加入制度はやめるべき。
弁護士会の強制加入制度を維持するなら、日弁連や弁護士会の政治声明をやめるべき。
日弁連や弁護士会が思想的に偏った政治声明をやるから、
弁護士会の弁護士全員の懲戒を求める懲戒申立てが何百件も各弁護士会に来て、
弁護士会がてんやわんやになる。

557氏名黙秘2018/06/19(火) 18:35:01.13ID:I1SSoDLw
よっこらしょ。
    ∧_∧  ミ _ ドスッ
    (    )┌─┴┴─┐
    /    つ. 終  了 |
   :/o   /´ .└─┬┬─┘
  (_(_) ;;、`;。;`| |
  このスレは無事に終了しました
  ありがとうございました
 

558氏名黙秘2018/06/22(金) 08:46:39.95ID:a0Jcfh5c
>>557
   ┏┳┳┳┳┳┳┓
   ┃││││││┃
   ┃││││││┃
   ┃●│││││┃< カーン・・・
   ┗┃┻┻┻┻┻┛
    ∩        
   <⌒/ヽ-、___
 /<_/____/

559氏名黙秘2018/06/25(月) 23:12:26.98ID:rC3nbl6E
殺意の認定は、客観的状況から推認する。
考慮要素は、凶器の種類・形状・性質、凶器の用法、創傷の部位・程度。
これらの要素を示した上で、対応する事実と評価を加えればよい。



殺意の存在を否定する事実(あるいは肯定する事実)の中で、殺意がある
という評価の仕方(あるいは否定する評価の仕方)が問われている。
首を締めたから殺意があるでは足りず、首を締めるとなぜ殺意がある方向に
評価できるのかを明示的に書かなければよい評価を得ることはできない。
たとえば、首は呼吸器であって締められれば酸素を吸えず窒息するというような
ことを明示的に書くべきである。

「相手の首を絞めて」という部分は、呼吸器である首を締めれば窒息のおそれ
があるといえる。「数分」という部分は、時間的にも長いといえる(創傷の程度。対等
な身体能力であれば振りほどくことができそうなものだがそれができない程度の力
を加えていたともいえる)。傷害が首を絞められたことによるものならば、全治数週
間を要するほどの圧力を加えたといえるし、これを裏付ける診断書もある(創傷の程度)。
凶器の種類としては、片手よりも両手、利き手ではない手よりも利き手であれば、
殺意の認定の際には殺意の存在を認める方向の事情になる(凶器の種類)。
他方、近くに刃物等があるにもかかわらずあえて使っていないのなら、殺意を否定する
ような事情として使うことも許される。


最近は、殺意認定の判断基準の中核は行為態様に対する認識で、行為とは何に対し
どのような方法で何をしたかであるとして
何に対し=傷害の部位、どのような方法で=凶器の形状、性能、何をしたか=凶器の用法、
傷害の程度とそれぞれに対する認識を独立の間接事実とは考えず、行為態様の認識を
構成する要素として考える傾向にある。

560氏名黙秘2018/06/27(水) 20:22:05.07ID:GmcYUWAC
Aは,Bとの間で,電球N(型番○○)5000個(1箱に1個ずつ梱包されている。)をBから
買い受ける旨の契約を締結した。Bは,その電球の運送をC運送株式会社に委託し、
その際,C社が発行した「電球N(型番○○5000個」の記載のある貨物引換証の交付を
受け,これをAに裏書譲渡した。Aが,貨物引換証により,引渡しを受けたが,箱の中には
すべて品質・構造が違うP型半導体が入っていた。
Aは,C社に対して,どのような責任を追及することができるか。

561氏名黙秘2018/06/27(水) 20:40:55.40ID:GmcYUWAC
(1) 本問では,・・・受け取っていないのに,貨物引換証が発行されている。そこで,
このような空券の場合に,善意の証券所持人Aは運送人C社に対してどのような責任
を追及することができるか。
貨物引換証は運送契約に基づき運送品の受取を原因として発行される証券であ
る(要因証券性)一方,「運送ニ関スル事項」は「貨物引換証ノ定ムル所ニ依ル」とされて
いる(文言証券性,572条)ことから,両性質の関係が問題となる。

(2) この点,貨物引換証の文言性を重視すると,運送人は,常に証券の記載通りの
責任を負うことになる。しかし,それでは不可抗力により運送品が滅失した場合でも
運送人は責任を負うことになり,一定の場合に運送人の免責を認める577条の趣旨に反する。
他方,貨物引換証の要因性を重視すると,運送人は現実に受け取った運送品を引き渡す義務
を負うことになる。しかし,それでは証券の記載を信頼して譲り受けた所持人に不測の損害を
与えることになり妥当でない。

(3) そこで,貨物引換証は運送契約が成立及び運送品の受取を前提とするため要因証券
であるが,572条は善意者保護のため禁反言の原則を定め,要因性と文言性との調和を
図る規定であると解すべきである。
したがって,空券の場合,原因を欠くものとして無効であるが,運送人は,証券の記載と
実際の原因との相違について善意の証券所持人との関係では,証券の記載通りの
引渡義務を負うものと解する。

(4) 本問では,善意のAは,C社に対して,貨物引換証の記載通りに,・・・・引渡しを
請求することができるから,C社がそれらを引き渡すことができない場合には,
債務不履行による損害賠償責任(577条)を追及することができる。

562氏名黙秘2018/06/27(水) 20:42:23.67ID:GmcYUWAC
設問では,運送人C社が荷送人Bから現実に運送品を受け取っていないのにも
かかわらず,貨物引換証が発行されている(空券の場合)。そこで,このような空券
の場合に運送人はどのような責任を負うか(具体的には,空券は原因を欠くもの
として証券は無効となるのか,それとも運送人C社は証券の記載文言どおり運送品
を引き渡す義務を負い,履行できなければ全部滅失に準じて債務不履行責任(§577)
を負うのか)が問題となる。

563氏名黙秘2018/06/27(水) 20:43:05.49ID:GmcYUWAC
運送人の債務不履行責任を定める577条は,民法の債務不履行の原則(民法§415)と同様の責任を運送人について定めたにすぎないと現在では解されている。

564氏名黙秘2018/06/27(水) 20:44:16.47ID:GmcYUWAC
判例
空券の事案につき,要因証券性を重視して無効としたもの(大判大2.7.28,大判昭13.12.27)
がある一方,この問題に関しては貨物引換証と同一に考えるべき質入証券,倉庫証券における
品違いの事案につき,文言性を重視して,証券発行者に記載通りの責任を負うとしたもの
(大判昭11.2.12,大判昭14.6.30)がある。

ただ,空券の場合と品違いの場合とに共通する統一した理論的根拠は未だ示されておらず,
その評価も分かれている。

565氏名黙秘2018/06/27(水) 20:47:25.72ID:GmcYUWAC
では,品違いの場合に,運送人はどのような責任を負うのか。
この点については,貨物引換証は運送契約に基づき運送品の受取を原因として発行
される証券である(要因証券性)一方,「運送ニ関スル事項」は「貨物引換証の定める
所による」とされている(文言証券性,§572)ことから,貨物引換証の要因性と文言性
の関係をいかに考えるかに関連する。
すなわち貨物引換証を作成したときには,運送に関する事項について,証券所持人と
運送人との間では貨物引換証に記載した事項により決められる(§572)。したがって,
運送契約と貨物引換証との間に相違があった場合には,証券の記載をもとに債権関係
が決まることになる。このように法が貨物引換証に文言証券性を認めたのは,証券の文言
を信頼した者を保護することにより,法律上当然の指図証券である(§574)貨物引換証の
流通性を確保するためである。ところが,その一方で,貨物引換証は,運送契約にもとづく
運送品の受取りを原因として発行され,運送契約の締結により成立する運送債権を表章
する要因(有因)証券である。そこで,この文言性と要因性という本来両立し難い性質の関係
につき,学説が対立しているのである。

566氏名黙秘2018/06/27(水) 21:17:09.80ID:GmcYUWAC
不毛な議論だと思うけど、ちょっと一言。

たとえば、規範が正確に書けても当てはめができないという人は結局のところ規範を理解
できていないと思える。本当に規範が正確に書けたのかすら疑ってしまう。
不正確なことを書いているか落ちるという>>260の言う人なのかも。

一方で、「知識の試験じゃない・思考力の試験なんだ」
という指摘は、一般的抽象的レベルではそのとおりだと思う。
しかし、そこでいう「知識すら」正確に頭に入ってないから、試験に落ちる人も多いのではないか
と思っている。

新司法試験(予備試験も含む)になってから
記憶しておくことの量が多くなったと柴田も言っている。

旧司だと、判例の結論さえ知っていて、それを批判していれば合格答案になったが、
新司だと、判例の正確な規範とその射程まで記憶している必要がある。

それと、君らは、多くの受験生が不得手だと(俺が勝手に思っている)
次の箇所は、スラスラと書けないだろう?

補助参加の利益の論証をどう書くんだ?
危険の現実化はどう書くんだ?
早すぎた構成要件の実現は?

内容の薄い、どうでもいい論証を書いてないか?

567氏名黙秘2018/07/02(月) 06:44:17.16ID:GMzwRESb
警察官Aは、住居侵入被害発生の110番通報を受け、被害者B女方に赴いた。
Bの説明は、「私はこの家に一人で住んでいます。先ほど居間で夕食をとっている
と見知らぬ男がかぎの掛かっていない玄関から居間に上がり込んできました。
悲鳴を上げるとその男は何もせずに逃げて行きましたので、すぐに110番しました。」
というものであった。
そこで、Aは、Bとともに付近を捜したところ、上記通報から約30分後に、B方から
約200メートル離れたコンビニエンスストアで雑誌を立ち読みしている男性甲をBが認め、
「あの男です。」と指示した。その直後、甲が同店から出てきたので、Aは、同店前路上に
おいて、甲に対し職務質問を開始した。甲の外見からは本件住居侵入を犯したことを
うかがわせる証跡は認められなかったものの、甲がAの質問には何も答えずに立ち去ろう
としたことから、Aは、同所で、甲を本件住居侵入の現行犯人として逮捕した。さらに、
Aは、その場で甲の身体を捜索し、着衣のポケットからカメラ機能付携帯電話、
名義の異なる複数のクレジットカード及び注射器を発見したため、これらを差し押さえた。
以上のAの行為は適法か。
. / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | おまわりさん、あいつです!
 \_  ___________
    ∨    ___  
        ,r'つ@=,r',r'
    ∧_ ∧.| (・∀・ .)|
    (・ω・´ )、/~У ̄|゙i.
   ゚こ、  つ |=◎=∪
     しー-J (_(__.)

568氏名黙秘2018/07/03(火) 18:21:27.61ID:IYaK58jH
これ旧司論文じゃない?

569氏名黙秘2018/07/12(木) 14:59:33.96ID:rdSfWQ7C
昼寝だお
      ,―∧,,∧――
    / (´-ω-`) ../
   ./ _っ⌒ヽ、_つ./  
  / (_,,.--、__.,ノ /  
 ./   (_,(_ノ  .,/     
 ` ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 

570氏名黙秘2018/07/15(日) 19:03:56.04ID:BbpPKfYj
二段の推定
一 意味をおさえる( 印象による印影 → 意思に基づく顕出 → 成立真正)
                       ↑      ↑
                     事実上の推定   民訴228W

二 破り方
1 類型
   破るには、@盗用型、A委託背反型、B保管者冒用型のいずれかに当ることを言う。

 2 @盗用型
盗用型の場合、@)印鑑の盗取または紛失、A)他人の印章接近可能性を言う必要がある。
具体的には、一般的に以下のことを言う必要がある。
a)身分関係、b)居住の状況、c)印鑑の保管状況、d)盗取者の印鑑所在場所の認識、e)印鑑の接近可能性、
   f)盗取の動機、g)盗取の状況、h)文書の作成状況、i)文書の不自然さ、j)盗取後の返還、k)無断借用の繰返し(承諾に働く)、
   l)事後の対応(冒用者が暗に自認しているか)
なお、冒用者が自認していても二段の推定が破られない場合がある。一旦取引が上手く行かなかった場合に
   身内の利益を保護しようとする思惑が働く場合があるからである。

3 A委託背反型
委託背反型の場合、印章交付の理由の探求が不可欠である。
具体的には、印章委託の趣旨、委託に至る経緯、本人と冒用者の関係、冒用者による印章使用範囲の
   本人の予測可能性、文書の体裁、印鑑証明書の発行年月日、冒用者が印章所持者を欺罔したかである。

4 B保管者冒用型
保管者冒用型の場合、包括的な印章使用権限の範囲の探求が不可欠である。
具体的には、預託にするに至る経緯、保管させた趣旨と目的、印章使用状況、文書の体裁、本人と保管者の関係である。

5 その他
文書を巡る挙証者の態度(重要文書であるにも関わらず審理の最終段階で提出、矛盾供述)、
   文書の内容自体不合理(同一時期に作成された他の文書と比較して作成名義人に著しく不利に作成された、日付不自然)、
   その他(文書の内容と使用された印章が不釣合い、印紙法改正以前に作成されたはずなのに改正法に基づいて印紙が貼付されているなど)がある。

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