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戦わない柔らかい棋風ワッショイ!!!
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0001名無し名人
垢版 |
2018/04/17(火) 14:34:48.99ID:hDaX4bBU
ベタ足インファイトで殴り合う直線的な棋風でなく、
太極拳や合気道のような弧を描いて相手をいなす、捌きや流水の棋風について語ろう。

プロ棋士だと
趙漢乗(チョ・ハンスン)
羽根直樹
安井知得

だろうか。
0003名無し名人
垢版 |
2018/04/17(火) 14:48:53.97ID:hDaX4bBU
保守
0004名無し名人
垢版 |
2018/04/17(火) 14:58:21.71ID:hDaX4bBU
厚み派と実利派?(後編)

元丈がいわゆる「厚み」を背景に攻撃的な碁を打つのに対して、
知得は極端な実利・アマシの碁を打ちます。この知得、おそらく僕が最も影響を受けた棋士です。

さてこの知得ですが、単に実利派・シノギ派と言って済ませられる棋風ではなく、
「実利をしっかりと稼ぎ、相手に自分の石を攻めさせないでそのまま勝ちきる」打ち回しを得意としています。
「自分の石を攻めさせない」ことがなぜ可能かと言えば、知得は極端に「固い」打ち方をして、
弱い石をせいぜい一個しか作らないからなのです。極端に「固い」とは、例えば二間に開いた石からさらに二間、
場合によっては一間に開くようなことを序盤でするという意味です。これなら確かに弱い石はそうそうできません。

こうした知得の打ち回しを依田九段は「手厚い」と評しています。
元丈の外回り的な厚さとは違った、堅実さと言うか手厚さである、と。
0005名無し名人
垢版 |
2018/04/17(火) 15:01:51.17ID:hDaX4bBU
知得は確かに外回り的な厚みを好みはしませんが、かといって相手に攻められるような「足早に実利をとる碁」も好まない。
彼をうまく分類できないのです。そして本因坊秀和も知得ほど極端ではありませんが、「手厚さ」を好む棋士です。
確かに実利を先にとりますが、かといってシノギに大童するような碁形にはせず、
やんわりと攻撃をかわしてヨセでしっかりと勝つ碁を得意とします。よく秀和が「堅塁」と評されるのはこのためです。

知得も秀和も、僕の分類で言えば攻めの棋風ですが、彼らは自分の地を作りつつ、自分の石が弱くならないように
気を付け、相手の「外回り的な厚み」が働かないようにもしていきます。その意味でシノギの要素も強い。

つまり手厚さとは、「シノギの濃度がかなり強い攻め」であると言えます。当然この打ち方は、自分の石も弱くは
ならないので、いざ接近戦が始まったときにも力強く戦えます。僕が近いのは、地もとりつつ力強く戦える
この「手厚さ」だったようです。張棋聖の碁は「序盤で攻めまくり、中盤以降でシノギまくる」と言えますから、
僕には合わなかった。

おおよそ4つに棋風を分類してみようと思います。まずは、「攻めてから後にシノギ」。張棋風や趙25世ですね。
かつての「実利派」は大体これに入ります。次に「シノギも重視した攻め」。言わずと知れた秀和や知得、
現代なら依田九段や羽根九段でしょうか。三つ目は「攻めも重視したシノギ」。自分は外回りに石を持ってきて
相手には地を与えますが、自分もそれなりに地を気にして打つ。これは山下名人でしょう。
最後に「シノギ後に攻め」。これがかつての厚み派・模様派で、武宮九段や高尾九段になります。

http://d.hatena.ne.jp/kaibarakenei/20130116/1358338123
0006名無し名人
垢版 |
2018/04/17(火) 15:14:28.30ID:hDaX4bBU
温和でやわらかい性格のチョ・ハンスン9段は戦闘よりは調和を重視して
柔軟な棋風を持っている。
http://nitro15.ldblog.jp/archives/46170759.html

趙漢乗、現役・免除かかった富士通杯
趙漢乗9段は柔らかいながらも弾力的な碁を打つ。こんな彼の碁を打って
「品質では最高」という評価があふれたりした。李世ドル9段の後を追っている
新世代強者姜東潤7段は「誰がこの時代の最高手か」という質問に「趙漢乗9段」と
答えて周囲を驚かせたこともある。
http://gona.seesaa.net/archives/200806-1.html

やわらかい高尚な人 囲碁チョ・ハンスン国手
チョ・ハンスンにはイ・セドルのような強大な攻撃力があることでもなくて、
イ・チャンホのように強力なヨセがあることでもない。 だが、チョ・ハンスンの囲碁には
深い味わいがある。 キム・ヨンサム9段は"チョ・ハンスンの囲碁は小奇麗でさっぱりしているが、
それでも戦いで弱いことはない。 最近の囲碁は序盤から激しいがチョ・ハンスンは
悠長な味わいという点で'品格がある'と言うことができる"と評した。

高尚な人のように形が正しくて柔軟なチョ・ハンスンの手は角張ったのもなくて荒くもなく、
一間、二間パタパタと飛んで大きいところを占める。 刺すような痛みはないがある瞬間見て回れば
チョ・ハンスンの手で盤上が治められている。 同僚棋士は日本に'囲碁の美学'大竹英雄がいるならば
韓国には'囲碁の品格'チョ・ハンスンがいるという。

チョ・ハンスンは"布石の形が良くて、複雑な手よりは単純に置くほうですがそんな風におっしゃられるのは
過剰称賛"としながら手を振った。 チョ・ハンスンは"戦闘よりは妥協したり簡単に処理する手を置く。
だが、ひとまず碁を打つ以上勝とうと熱心に置く"と話した。
一見見ればチョ・ハンスンは激しい勝負の世界で一歩退いている感じも与える。 早急がることがなくて小さい勝負に
執着することもない。 イ・セドルとの国手戦決勝五番勝負で2連勝をおさめた後3局で反撃にあった時にも
チョ・ハンスンは"もう私が追われる立場になったということは分かった。 だが、それでもいらだっていることはなかった"
として淡々と話した。 彼は"当然優勝はしたい。 しかしそんなに執着はしない方"と付け加えた。
http://nitro15.ldblog.jp/archives/36585391.html
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