今年、こんなクルマで全日本ラリーに出ますよ〜!
2021年3月1日 [最新情報] https://kunisawa.net/?p=49632

今年、いろんなことを考えているのだけれど、どれも検討中&準備中。そんな中、1つ
発表出来る状況になりました〜。ということで今シーズン、コレに乗って全日本ラリーを
4戦走ります。唐津と丹後、群馬、北海道ですね。おそらくいろんな意見が出ると思う。
「面白いね!」という人もいれば「危ないだろう」。はたまた「遅い。全日本ラリーをナメてる」
みたいなことも言われるかと。
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どの意見も「その通り!」。ただなんでハイエースなのか、という点についちゃ私も考え
た。まず「危ない」という意見だけれど、こらもうどんなクルマだって限界を超えたら危
ない。問題は操縦安定性です。限界特性さえしっかり作り込んでやれば、少し限界の低い
普通のラリー車だ。普通のラリー車だってグラベルとターマックで限界違うけれど、
それぞれの限界で走ります。
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板倉麻美/槻島もも組

ハイエースの限界特性を極めようというのが目的の1つであります。「遅い」というの
もその通りながら、F1ってホンダが初めて出場した1500cc時代は公称で230馬力。当時の
モンテカルロラリーで伝説の大暴れしたミニクーパーだって100馬力程度。
モータースポーツ、速ければいいというワケでなく、そのクルマなりの性能をフルに
引き出してやり、さらに競い合えばいい。
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今年は私/槻島もも(上の写真の右)と、喜多見/木原組のガチ勝負です! 86やBRZと
同じJN-3クラス(1600〜2500ccの後輪駆動車)ということから上位を狙うことなど出来
ないけれど、大柄な車両だし派手な動きをするためギャラリーには楽しんでもらえると
思う。また、GRラリー/TRDカップラリーにも板倉麻美/槻島ももコンビで何戦か出場
する予定。
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CASTってなんですか?
https://a-sanko.jp/cast/

やがてハイエースが5台くらい出てくれば(笑)盛り上がると思う。また、全日本ラリー
に話題を提供出来たら嬉しい。ちなみにサスペンションは喜多見さん入魂の作! LSDも
新規開発! ロールケージだってWRCに出場出来るような本格的な強度持つフル溶接の
国際格式級を組む。真剣です。いつかハイエースと思っていた私ながら、お初の付き合い
がラリー車になるは思わなんだ〜!