0704TOP保全 ◆oYakATaMoE
2017/10/10(火) 18:23:58.43ID:1tjP6VU/http://kunisawa.net/?p=27967 2017年10月10日 18:18
スカイアクティブXの説明会で話を聞いていて「う〜ん!」。
なんと「電気自動車は効率悪く二酸化炭素の排出量削減にならない!」。
提示されたデータを見ると、リーフの電費は4,7km/kWhという普通なら考えられないほど
悪い数字。石油火力だとエンジン以上の二酸化炭素出すという。
一方、ガソリンのアクセラの燃費は19,2km/Lで超素晴らしい!
アクセラのJC08燃費って1500ccでも20,4km/Lなのだった。
ちなみにリーフの電費、満充電だと100kmも走れないと言うことになる。
どこからこんな酷いデータを引っ張ってきたんだろうか? リーフの電費は悪くて6,5km/kWhだ。
電気自動車のネガティブキャンペーンを繰り返す。
「電気自動車なんか効率を考えたらダメだ」とまでいう。話を聞いていて少しユカイになりました。
今まで何度か「第二次世界大戦末期に日本の優秀な技術者はプロペラ機で音速を
超えられないという論文ばかり書いていた」と紹介してます。
リアルタイムで同じような状況が見られるとは思いもしなかった。文頭の説明しているの、
おそらくピストンエンジンの技術では(正確に書くと実用エンジン技術ですね)、日本TOPの
技術者でございます。それがワケのワカラン根拠を並べ、延々と電気自動車の否定をしてる!
日本の技術者ってレベル高いけれど、私は二つの点で欧米に勝てないと思っている。
サイドチェンジ出来ないことと、極限の効率を追求しちゃうことだ。欧米の技術者はプロペラ機
の性能が限界だと判断し、考え方を変えジェットエンジンを作った。広い視野で判断出来る。
効率だけ追求するのも日本風。戦闘機マスタングに搭載されていた『RRマーリン』は880馬力
でスタートし、最終的に2000馬力を引き出した。零戦に搭載された『栄』の場合、1000馬力
でスタートし1300馬力。ポルシェ911の水平対向など2リッターから始まり、最終的に3800cc
まで拡大出来た。
この話、皆さん納得して聞いているので、私は「文献でしか知らなかった第二次世界大戦
末期と同じ状況を現在進行形で見られて嬉しい!」と御本人に言ったら怒ってましたね!
「何とでも言っていいです。結論出る頃、ワシはもうマツダにいない」。
日本の頭脳のような人だと私は尊敬してます。
続く