儚知矛 千夜 巳の刻 [無断転載禁止]©2ch.net
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此処は叶う悪夢を語る常
興味や覚悟のない方は閉じてください
是までと違う事
切替ること叶う時だけ御話を
無理な時は書き留めてある話でも
其れすらない時は・・・
貴方に小話を
始りは偶然の開通でも彼女の腕でもありません
誕生前の売り言葉を覚えてますか
かったのはその目前の方でも周囲の人達でもなく
その場に居ないミテイタ奴です。
明日の夜からにて今宵は此処で、お休みなさい酔い夢を
※前スレ
儚知矛 千夜
http://medaka.2ch.net/test/read.cgi/yume/1415531517/ 壱百弐拾九
求めているものが何か解る
一言を行って確かめていた
そこでさえ安らぎが欲しかったのかと
色々と集まっていて
その対処をする前に終えてた
識らない事があり散って行った
己でも少し整理したほうが良いかと
そう思える程に混沌と迷い込んでる
程よい迷走に成ってゆく……
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 壱百参拾零
望んだ道と明らかに違う
嫌いな所ではないけれど
思いのままに行けないのは困る
気長に探し回る予定が
狩のように待って探してる
何時の間にか狩りを楽しんでいた
移動だけは不意に起こり
目的地が定まってないので
必ず知ってる所に戻される
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 壱百参拾壱
探していて見つかったのは旧札
その暗い所を自分は見えていなかった
手伝ってもらって出てきた?なもの
明らかに誘導されていたのに
なんの疑いもなくそれに従ってた
その結果見たくもないものを見せられる
色々と不自然なことはあるが
少しだけ心を揺さぶられ
自ら退室してしまう逃げ癖がついたかな?
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 壱百参拾弐
其の時は物語を観るように観察していた
彼等に合わせて移動して
其の声が空に響いてくるまでは
何故か彼らに合わせて逃げ隠れるはめに
傍観者の筈なのに関わってしまってる
意識だけがそこに居る筈なのに
思いも依らぬ方へ事態は進む
周囲が細かく鮮明に成る毎に
己の様々モノが引き寄せられる
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 壱百参拾参
覚醒して安心する
直前の事を失念して安堵する
忘れたままに為らずに笑みを浮かべる
奪われて失って征く
逃避からの迷走
最初の暗示で忘れて落ち着く
少しづつ時を掛けて思い出す
壊れない様に迎えられる為に
後は待っているのか探しに向かうのか
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 壱百参拾四
人が多い中を傍らで眺めてる
その内に四名が奇妙なことを始めたから
その場から立ち去ることに危ないから
其処に居るようで観察もしていて記憶を漁ってる気もする
幾度もこれから観ることを繰り返してる気もする
逆らう事はせずに素直に向かう帰還する為に
ほぼ全員がいるその中での会話は聞き取れるが書き留めること叶わず
解散して警告音が鳴り響くまでが選択の機会
待ってる所には入らずに最奥へ
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 壱百参拾五
曖昧な空気を愉しむ
記憶に留めなく
感情も揺さぶれないから
探しものをする訳でもなく
周囲のモノを観察してる訳でもない
流されて行き着いた処に佇むだけ
そこから向かう先はない
そこで終わりと言う事でもない
寛いで休めているという事実だけある
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 壱百参拾六
色々と紛れ込んできた
何を求めてやって来たのか
混沌として見分けが付かない
明らかにこちらの足跡をつけてきたもののみ
相手をする羽目になる
適当に相手をしながら他を探す
意外と見学してるの多し
こそこそしていて鬱陶しい
立ち入るまで気長に待つことになる
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 壱百参拾七
其々の目的が違う中での行進
見えてくるものが変わっていき
お互いが認識出来なくなる
それでも最終地点は同じ所
うまく行かないと非難がはじまる
失敗したのなら己の業なのに
繰り返している事を覚えていたのなら
そこからが始まりとなる
いかに誘導して早く抜け出せるか……
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 壱百参拾八
愚かな行いを観ていた
途中で警告はあった見てはいけないと
不可解な動きでチラ見してしまう
何があったのか頁をめくるように見せられる
同時にこれから先もみせつけられる
過去の方を背けた結果で先を深く知る事に
自分は動けずに傍観するのみと成る
様々な可能性が傍らを駆け抜けていき
底に永遠と居る筈だったが無事回避
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 壱百参拾九
冷静に考えれば違う事は多々あった
最初に何度も投げ付けられたのに当たらないからと無視
似ている所以外をすべて見ないこととしてた
言動と態度に戸惑い始めて
過去でも先でもなく別でも無い
認めない内に一つの事実が顕になる
己の知識と記憶には無い言葉でも概念はある
そこからは聞こえていても理解できない
新規の所に迷い込んだ……
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 壱百四拾零
一番嫌な事になってる
その最中に解らなくなってる
何も識らない知らされて無い子供の様に
思い出す事も試みないから
拙い思考で逃れようと試行錯誤
無様に奥へと転がり落ちる
無意識でもある程度の事は行える
癒せる傷を増やしながらも立ち上がる
何もわからなくとも歩むのはやめない
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 壱百四拾壱
記憶には有るが見知らぬ場所
続きとも思えない其処で楽しんでる
室内には何もなく情報を集められない
己の有無を確認する前に様々なことが動き出す
己の思考より周囲の人達が的確に動く
不安は消され疑問が増してゆく
己の立ち位置が分からなくなり
観ているだけの傍観に成りたいが敵わず
先へ先へと誘導される
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 壱百四拾弐
ひとりで遊ぶ自由気儘に
邪魔をする者も現れない
思いの儘に物語を創る
出来上がる前に退散する
我が写り込む前に
色も形も付かないように
忘れ去って思い出す事もなく
偶然だけで訪れる
其処には何かが隠されてるから
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 壱百四拾参
彼等は其の地域の地下を調査していた
迷路のような水路をみつけた
地上にはその情報は好ましくない
個別に端末を見せて教えていく
…を計画してるならちょうど良いと
何が企まれるのか誰も知らない
そこでの先も後も知らない
初見の処だけというのは確定
ただ似ている遺跡は知っている
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 壱百四拾四
望んだ所に辿り着いている
只それは一つではなく一人でもない
其の事に気づかないから色々と戸惑うことになる
複数の所へ意識が向かい
それにつられて周囲も変わる
中途半端にはならないが情報過多
探しに行ったのに護っていた
何処へ連れて行けば良いのか忘れてる
感で選んで並んだ言葉の意味を探らない
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 壱百四拾五
何処を視ているのだろう
最初は探し求めるものを視る為に
一心不乱に周辺を見渡す
手掛かりになりそうなものを見つけ出して
息抜きに関係無いものを眺め始めた
其処から迷走始めたのかも
動かないと決めていたのだから
大人しくじっと待っていれば何も問題はないのに
みていることで移動をしていた
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 壱百四拾六
整理整頓が出来ているならば
探しモノは容易く見つかるが
隠す為に山積みにしていた
一箇所では無く複数
数え切れない程を創り続ける
それを止めることなく終わることなく
放置もしてない常に変わり続ける
いつの間にか目的が変わるまで
誰も見向きもしなくなるまで
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 壱百四拾七
居辛く落着けない所を徘徊
理由が分からないまま玄関を探す
時折聞こえてくる会話に耳を澄ませながら
人の流れに乗って無事に見つかる
その常識とは異なる方法に疑問を持たず
記憶にあるかもしれない周辺の地図を探る
そこで一旦途絶える
振り返り建物を眺めるか敷地外に出る前に一旦止まれば……
苦手な事を苦にならない異常にも気付かないのなら
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 壱百四拾八
居心地の悪いその場から立ち去る
行き先は記憶にないから感より本能で選ぶ
周囲の人達の思考が分からなく困惑しながら
人目を避けるように進みながらも
回避ルートを知らないのか人混みの中を突き進む
何らかの行事をしてるその中心を
視線の低さで遅まきながら子供かと気付く
興味をもたれても背を向け逃げる
似ているところが多いのか傍観だけと終わりの頃に知る
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 壱百四拾九
独りではなく連れが居る
先導しているのは相手
積極的に語り掛けてくるのも相手
相手の側の影響なのか人と物が多い
己の好みでも知ってる所でもない
ただ気になること一つ互いに名を呼ばない
識らないことが増えていき
そろそろ覚え書き留められなくなってきた頃に
それは突然とやってきた唐突に……
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 壱百五拾零
願ったのに辿り着いた所には無し
そこで無為に時を過ごすことになる
何も無い事さえ不審にならぬ
然しそれは罠に近い性質あり
立ち去ったあとにとても疲れる
意味が解らない疲労が溜まってる
それで思いつく事は代わりか?
それにしてはとても平穏な所
退屈すぎて死にそうな所だった
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 壱百五拾壱
いつの日か何処かでの日常
穏やかな買い物風景
品物の並べ方以外に違和感はなし
素敵なものを見つけてから事態は動く
はぐれて一人になっても良いと思えるもの
実際そうなる程の魅力があった
冷静になり独りになって異常に気付く
解らない識らない所に迷い込む
本能より勘より経験で目の前の列に並ぶ……
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 壱百五拾弐
此方は自由気儘で周囲は無関心
だけどアレだけは異質だった
そこに合わせて適応して此方に対応
そこのルールでこっちの意思を挫こうとする
諦めることないが先は見えてくる
対応可能な人が見えて現れるまでは
なぜそこに居続けるのか不明に成る
拘りも鍵も有りそうにないのに
意思が乏わなければ用意では無い処
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 壱百五拾参
多分其処は別の可能性の処
色々と人と物が集まってる
己もいつの間にか馴染んでる
只そこを起点に行った所は違った
何か不自然に違う
知ってる所を別の方法で来たが……
とりあえず回収すべきものは取り除いた
裏側から見て歪さがよくわかる
それでも結末だけはかわらなかった
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 壱百五拾四
気まぐれで少し戻り足跡を観る
記憶と記録で己のと確認も
微妙に違うと心がいってくる
確かめて確認する為の痕跡なのに
他人の記した記憶では納得できない
自分のは不都合で見ること叶わず
比べる事ができないので
何をしているのかも定かでない
諦めるか忘れるか納得するまで探すか……
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 壱百五拾五
容易く幾度も試せるところ
気に入らなければ結末を探せる
目的を忘れてそこに迷い込む
制限を見つけるまでやり込んでしまう
無理なことが分かってもそこを越えようとする
無意識にでも気に入らないから壊そうとしてた
此方の意図に気付いてわらわらと湧き出てくる
それらを無視して突き進むが
行き着く前に時間切れで何やら後悔の念あり
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 壱百五拾六
そこに居るけどいないと同じ
観ているだけではなく動いていても
己の心がそこに無いから
言われたからその様に動く
道具では無く奴隷でもないのに
不満がわかないのが理解できない
見直すものが無いのだから
気づくのが遅かったから
名を呼ばれるまで放置されてた
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 壱百五拾七
ひとつの欠片が永く偽りの日常に囚われてた
偶然にも其処へ別のが迷い込み乱された
互いに異物として警戒することもなく
次々と稚拙な部分が暴かれ始め
繕う事が不能になっても
捉えたものを離すことはなかった
ひとつは其処は目的の所でないと駆け抜けていき
最初から居た方は何も変わらずそこに居続けた
まるで己が全ての基点であるように
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 壱百五拾八
少し僅かだが思い出していく
あまり動けないので流れ着くのを拾いながら
それらを並べて絵を思い浮かべてる
肝心なことはまだ分からない
その後や周囲の事も不明な儘
何をしてきたのかは断片から判断できた
探しに行きたいのを堪えて待ち続ける
曖昧ながらも役割分担はしてるから
似ていることを熟していてもここは退屈
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 壱百五拾九
全く異なる日常を過す
価値観が微妙に合ってるのか
穏やかに過ごすことが可能
疲れているのかそこでの事を覚えてる
確りと記憶に留めておく事はなにもないのに
何もないほど休めてるのが実感できる
ただ叶うのならば完全回復が望ましい
中途半端なことが残っているから
痛みの有無だけで過ごしてきた弊害かな
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 壱百六拾零
終えてから一息ついて気付く
続いてるわけでも繰返していることも無い
黙々と取り除いている事に
邪魔な位置にあって妨げてるわけでもなく
極々自然に当たり前のように其処に居る
私が見かけて撤去する迄は……
特性も掴んで手慣れてくる
其れ以外のことが全く気にならなくなる程に
その慣れが罠になってた
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 壱百六拾壱
見知らぬ声を聴きながら
小さな世界を眺めている
多少理不尽なことあれど
黙ってみていたのに
助けてくれと突かれる
ずっと傍観していたかったのに
面白かったのに追い出された
こちらが理不尽な目に合うことに
あれは挨拶でもなくパスだった
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 壱百六拾弐
曖昧な記憶便りの行動
時折視線は気になるが無視
周囲の景色の方が興味引く
時間と日時がわからないのに
疑問も持たずに歩き回れる
可怪しい視点になっても
我を知ってる者が関わり持とうとしてくる
知らない事だからそれを理由に断る
後から思えばそっちの道も面白そう
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 壱百六拾参
チラチラと視界の端に映る
気になるが自由に動けない
そしてそれは落ちてくる
その場から逃げ出すことになる
色んなものを置き去りにして
代わりに得るものは何もなし
色が薄い奇妙な所
知らない物が溢れる所
辿り着いたのはそんなところ
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 壱百六拾四
自分のものを探して無い無いと嘆く
少しでも後のことを思い出せたのなら
意味のないことだと理解できるのに
時間と共に忘却は進み
ただそこに居るだけになる前に
周囲からの問いかけに反応始める
聞かれたことのみの明確な記憶の蘇り
本来なら知らない事でも観てきたように言う
何処かで道具と化してる欠片がいる
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 壱百六拾五
閉じ込められた部屋で遊んでる
そこまでの経緯を忘れて
何もなかったかの如く
思考も制限されているから可能なこと
その部屋の中だけの常識に縛られて
満たされた気になり過ごしてる
動かなければ忘れて失う
不自由に成っていくのに気にも止めない
餌として毒となることを心得てるから
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 壱百六拾六
識らない群生の森を征く
黙々と連れの後を追うだけ
時折奇妙な警告付きで……
自分達は遅れていた模様
先に着いた人たちの場所が見えてくる
好奇心が湧き出して色々と知りたくなる
周囲の地形も知らないままで自由探査もどきが始まる
先の先が視えてきて困惑の中で一人佇む
続きがあるのならよいかな……
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 壱百六拾七
可能性の一つを眺めてる
気に入ったのか近付き内側からも
時間切れ迄に幾度も観続けることに
気分は良いが疲れることあり
繁盛には見ること敵わない
それでもたまになら癒やしになる
叶うのならばそこに居続けたい
そう思うほど過ぎ去る時間早く
儚く終わり余韻だけが残る
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 壱百六拾八
一通りの事を熟した後にそれが来た
事前に何も兆候もなく
其処へ行ったとの余韻が残るだけ
記して留めること敵わないので
何があって何をしてたかも不明
安らぐことはなく疲れるか時がないかの違いのみ
一度その事を認識してから
意地になって何かを持ち帰ろうと試みた
鍵を探すよりも容易くもあり難解でもあった
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 壱百六拾九
ある処でひとつの箇所を奪われた
それを探し取り返す為に
見えていなかった所から塗り分ける
傍から見たら追い込まれてる
片隅で小さくなりながら総てを把握
誰かが抱えて逃げ回ってる事を知る
此方の演ってる事を知ってから
家の者達はあっちこっちへ逃げ始める
誘導されてるとも気が付かないまま
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 壱百七拾零
普段は全く繋がっていないし
その事を疑問に思うことさえしない
その時々を懸命に愉しんでいる
だからこそ受渡されて見てると分かることあり
その時々の不明瞭な感情の原因が
何でその行動を選んでいたのかを
其れでも凡てを通して観たわけではない
欠けている方が未だに多い
今の解釈が変わるほど……
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 壱百七拾壱
ひとつひとつ思い起こしていく
何が足りないのか不足してるのか
不自由になった理由を探して
理解して試して見るも未だ無理
なにらしかの見落としがあり
未だに取り戻せずに至る
推測は間違ってはいない模様
何かが欠けて満ち足りない
それとも何か未練があるのか……
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 壱百七拾弐
戸惑いながらも流れに合わせる
必要な知識はその時々に浮かぶから
何とかやり過ごしてそこに居続ける
肝心な事を何も知らないまま其処に着く
通過点だった筈なのにそこに留まり続ける
解らなくなって自我が強すぎた
修正が効かなくなり時間切れも迫る
必要な情報を何も得ないままで
最後の一言さえ聞き逃すことになった
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 壱百七拾参
何も無い筈の所に痛みあり
元を探っていくもやはり無い
勘違いでもなく記憶でも無い
一旦忘れることにして無視する
暫くはそれで過ごせるが
いつの間にか復活してくる
なんの変化も無くそれを繰り返す
日常の一部になる頃には何かあるかもと思いながら
幾年過ぎても何も変わらない
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 壱百七拾四
習慣に成らずにバラけていく
何らかの切欠でズレていく
簡単に忘れてしまい狂っていく
修正は簡単だけど痛みの箇所は増える
癒やすのが追いつけないほど増える気配あり
それでもひとつひとつ対処するしかない
元凶かと思える箇所をみつける
痛みの質が他とは違う
地道にやるしかないと先を見る
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 壱百七拾五
変わった物が並べてある棚の前で
知らない物なのに使い方が思い浮かぶ
そのうちの一つにとても興味を惹かれた
持っていても己には必要ないもの
記憶を探っても使いみちが思い浮かばないもの
贈り物かなと考えを巡らすも相手も浮かばない
誰かの名が呼ばれて返事をし振り返る
そこで遅れながら理解する
だけど最初から違和感を全く感じなかった原因は不明
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 壱百七拾六
また時間が少し進んだ
数十秒だけど焦りは混沌を呼ぶ
色々なモノが溢れ変える
見たままの姿では無いと忘れてる
気に入らなければ追い返し
時間がないと突き返す
もう自分の物は殆ど無いのに
それがわからないまま懸命に探す
一度大きく超えた先を見たあとに
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 壱百七拾七
負担に感じているのか
とても簡単で短い詩をかいてる
足りてないのでは無く省いてるのに気付く
意味がわからなく隠されてるのを書き足してみる
足りない事に気付かされ順序も可笑しい
記憶からは全て読み取れない事あり
端末では無く紙に書き留めていた
丁寧で綺麗な文字だった
私の知識にない筆記用具を使って
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 壱百七拾八
誰かの拵えた所
縁がなくとも入込む
自覚がないのが質が悪い
思いの外自由に動け
後先の心配せずに
喋れる気安さあり
それが癖になり
様々な所へ迷い込み始めた
何も知らないから出来たこと
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 壱百七拾九
なにもないと嘆く子供
なくなっちゃと零し続ける
迷走続けた足跡残して
邪魔だからと退けようとする者共
足跡を追うものと先回りを試みるもの
どちらも騒ぎを拡大させてきた
行き着く先は共に最後の一つ
邪な心に触れ続け破壊衝動が生まれた
最後の一言はやり返しただけだと……
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 壱百八拾零
不相変の極り事を観ることに
動けないことの煩わさを何も感じずに
視聴に徹して感想さえ思い浮かべない
心にも記憶にも何も留めずに
結末まで延々と見る羽目に
長い時をかけながら
終えた時の一言一言
それを待ってる人がいる
背後が横で共に観てるヒトが……
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 壱百八拾壱
見た目と違い感触は異なる
望む結果に伴わない現象
疑問を持っただけで行使不能
何も考えてこなかったから戸惑う
足りないのは何か理解できない
そのまま無駄に時を過ごすのか
求めていた所に近い世界に居るのに
其処を否定するかの様に逃げて行く
欠けているから幾度も繰り返して
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 壱百八拾弐
懐かしいと思えるところ
違和感を感じずに寛げる場所
当たり前のように居て疑問も沸かない
心地よい疲れが残り
心身共にサッパリとする
留めておけないのが多少不満
何をしていたのか忘れてる
多少大事と思えることの筈なのに
こちらからは迎えないから……
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 壱百八拾参
新たな時刻が示された
日付はまだ不明だが季節はわかる
何を受取りに参上するのやら
他の情報も同時に寄ってきていて
把握しようとすればする程
周囲は混沌としてきて滅入る
似たところを探す癖のせいで
混じり気の無い精度が良いものがない
探す時の丁重さがまだまだ足りない
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 壱百八拾四
繰り返し繰り返し探している
紙片に書かれた場所を求めて
休憩をする毎に最初から幾度も
ループを終えたのも介入があったから
それまで迂闊にも気付いていなかった
それほど自然な所だった……
先をみれば留まっていたのも納得する
無意識に自らの意思でそこに居続けた
無意味な苦労も疲労も遠慮したいから
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 壱百八拾五
他での事は此方とは違う悩み
質の違う苦労で困難は無い
羨ましくもあり避けたくもある
使ってるところが根本から異なる
互いにはそちらの方が良いと思うかも
何方に優劣は無いけれども
探しものが滞ってはいないけれども
寄り道が少し多くなってきた
さてさて原因なんなのかな……
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 壱百八拾六
片付けられないものが積み上がっている
それらを受け入れて無関心
知らぬ間に傷付けられてるとも知らずに
相変わらずにある時間に追われてる
内と外に問題が発生しても変わらない
全てを無視して叶えようと試みる
何を探しているのか忘れたように
壊れて破綻してるのに構っていない
色々と拾い集めるものはあったのに
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 壱百八拾七
いつのまにか周辺を徘徊してる
不愉快にも触れているものもいれば
屍を晒して朽ちているものもいた
元凶を探す前にすべきことあれど
その意思が全く湧いてこない
押さえつけられているにも関わらず
何かが欠け始めてからこうなってしまった
正常なら思い付いた時には始めてる
後へ後へと先送りを試みる癖がつきそう
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 壱百八拾八
其のもの達は何を騒いでいるのだろう
扇動することを好む者に騙されてる?
それとも全く別のことを見ているのか
政はやるべきことをしてるだけ
当たり前の行いをしてるだけ
何故正しく見えていないのか
歪んだときに正していなかったから
そのまま歪に積み上がってきた
その時が来るまでにどちらを選んでいるのかと
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 壱百八拾九
思う通りに育てていたものが違ってた
眼の前で壊されて教えられる
見かけとは違い内側は朽ちていた
巣食うものが現れた時に逃げ出した
警告は出したからと一人で
途中で困難に見舞われ囚われそうになる
やはり最後は意思が必要
常識を認めなくとも
抗う為には……
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 壱百九拾零
準備と言う言葉に惑わされ
様々な所へ迷い込む
彷徨い歩き周り色々と観る羽目に
最初の手荷物は少なかった
何も残っていなかったから
形だけの体裁を整えただけのもの
周囲に影響されて変わっていく
必要ないものを両腕で抱き変えて
方位だけ分かりそれを頼りに歩む
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 壱百九拾壱
様々なことを横目に見ながら
ガラクタの欠片を拾い集めてる
己には必要ない情報も聞きながら
コアの部品を見つけて隠す
残りは集めた残骸だけ
それの回収はままならない
遠慮して自我を通さなかったから
やってきたことを無意味と見せつけられる
思い巡らしながら次の機会を待つだけ
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 壱百九拾弐
何も無い特に記するべきことなし
淡々と変化無き日常
疲れが癒やされてる事以外何もなし
なにもない平穏を知ってるから
最初は同じだと思ってたのに
初めから終わりまでとは……
終始違うだけでこれ程変わるとは
怖いほどの平坦な日常だと思ってたのに
維持し続けるのの困難さをしる
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 壱百九拾参
何処から落ちてきたのか足の甲に当たる
そちらを見たときにはノシノシと物陰に
視力が落ちていたのにハッキリ見えたから戸惑う
色々と退かして探しても見当たらない
暫し考査後に当たりを付けたところに潜んでいた
思いついた方法でご退去願う
一息ついて感が恐ろしく鈍ってたことに悩む
少なくない嫌悪感はあったから
ここの処の元凶かもと追い払ったあとに気付く
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 壱百九拾四
忘れていたことを思い出す
今の現状は望んだことが叶ってる
多少な違いと関係ないものも居るけど
動き回るのに疲れて観ているだけを……
観客に飽きて舞台に登ろうと試みて……
自由に動けないからと飛んで逃げ出そうと……
最初の前に戻れなくなってる
歩いていなかったから足跡を辿れない
飛び越えて戻ろうとして迷走が深まる
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 壱百九拾五
窓から外を眺めていた
似ているけど違うその風景を
大切なものを手で隠しながら
何処から飛んできたのか異質な風船が現れた
排除したい心を抑えて静かに見てる
風船の主が近づいてくるのがわかったから
観ていたのに気付いて拾ったそれを投げつけてきた
知らない相手に敵意を向けられるのには慣れない
無視するようにそこから逃げた
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 壱百九拾六
見ているだけだったのに
いつの間にか混じってる
必死に誘導をしてる
中でしか知り得ないことを得て
外でも記憶頼りの迷走を続けてる
選択を迫られても答えを知ってるから
色々と複雑に絡み合ったものを
強引に振り解いては配置換えをして
追って共々に迷走に誘い込む
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 壱百九拾七
ちょっとした寛げるところ
多少のトラブル有れど
そんなことは気にならない
身に降り掛かっても
微笑ましく思ってしまう
そんな異常なところ
其処に居る内は何ら問題なし
疲労すら受け入れてしまう
相変わらず解らないところ
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 壱百九拾八
足りないものを欲しがって
手を手繰り寄せる
無意識に集まるものに困惑
落ち着く為に別のを求める
意識が浅いから記憶が明確なものを
記憶の中から模られたものを
見えてるだけで満たされない
余計に情緒不安定に
明確に目覚めるまで繰り返してる
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 壱百九拾九
余計なものを削っていく
いったところが消えてゆく
そう理解していた
けれども違うかも知れないと
思うこともあったけど
決めたことだと突き進んだ
必要なことなら忘れないと
その事だけは確認したから
探す為に書き殴ったのだから
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 弐百零拾零
此方は独りで相手は大勢
何故と思うことあった
それでも迷走しながら探してた
解らないことがあっても
必ず心に留めながら
止まることなく歩み続ける
なにもないのならそれでいいと
秘めた想いを抱きかかえて
応えが待っているところまで
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 弐百零拾壱
最初は静かに成行きを見守る
情報が溢れ始めて終始つかない
たったの一つを探し始める
蒼い炎を探しなさいと言われた
それなのに周囲の者たちが集めてるのを見学
何時の間にか観客になったつもりで
人のものは簡単に見つけて
己のことは忘れたように後回し
何処にあるか知ってる素振りも見せずに
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 弐百零拾弐
様々な風景が流れてゆく
少しでも気になれば覗き込む
以前のように入り浸ることはない
探しものよりも興味があることがないから
長くい続けたせいか色々と覚えてしまった
細かい違い以外のパターンを
慣れてるはずが中に落ちることあり
落ちたことを忘れて中で過ごす
終わりまで気づくことなく……
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 弐百零拾参
何をして何を見ていたのか
呆れて離脱した先は痛み
最初は理解できなかった
最適な位置を求めて動くも
それを邪魔する苦痛
耐えて動き様子を見る羽目に
痛みは消えて違和感のみに
それが何処から来てるのかを探ることに
何を中断したのかも忘れて……
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 弐百零拾四
普段とは異なる周囲の雰囲気
耳を澄まして会話からもそれを確認
戸惑いあれど嬉しくもある
変わるってるから何を成すかわからない
周りはこちらをただ待ってるだけ
静かに見守るように待ってくれてる
尋ねることなく動き始める
思い出すよりも先に動く
それだけはこれまでと何も変わらないから
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 弐百零拾五
珍しく思い出せない
曖昧ではなく遮断されるし
無理すれば痛みが入る
それでも空白は居心地が悪い
変わりの言葉の欠片もないから
それに疲労が加わってるから
多分先の先を見ていた
お喋りだからと邪魔されて
知ったことを留めておけなくなっている
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 弐百零拾六
買い物をしてると最後は必ず其処へ
理由は不明だけど迷い込む
最初の場所は判らない
其処での時間も狂ってくる
長く留まっていた筈なのに
日の位置と針の位置は真逆にズレてる
何処に帰ろうとしてたのか
何を探し回っていたのか
知りたいことは増えてゆく
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 弐百零拾七
それを観ても何も変わらなくなってた
最初の頃の時の不安や怯え
何が起こっているのかとの思考
あるものとして受け入れている
普通の日常生活と変らぬように
ごく当たり前の現象として……
慣れとは異なる
伴う痛みを我慢はしないから
違うところが悲鳴を上げた……
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 弐百零拾八
順序が可怪しい
何もなかったからいいかな
知らないだけで気付いてないかもしれないけど
悪い癖が出てきて
最後だけ良ければという気になってる
それでは最低限なのに
何処から好い加減になったのか
思い出す気もない程に気が削ぎれてる
それで彼処に辿り着か気がしてきた
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 弐百零拾九
愉しんでいた
何故そこまで寛げるのか
その位置からしかわからない
自分では無いような気がする
悪い所が見えない
完璧に溶け込んで馴染んでる
何も残らない
己にも周囲にも其の場所にも
完璧すぎて怖い程……
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 弐百壱拾零
口が軽いのは同行者のせい
他愛もないことを淡々と喋る
それよりも行く先が不明
時折離れて確認すると
案の定いろいろと疲れてる
上から下まで左右違いなく
中断せずに戻っている
何か思うことあるのか
忘れていることは無いのに
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 弐百壱拾壱
気力が落ちて朽ちていく
何も知らずにそれを眺めてた
観たまま我が身に降りかかる
最初は…だと判断した
簡単に蹴散らしたから
何も見ていなかったのに
理解してからは拒絶した
それ迄なら其処で縁が絶える
知ったから終わらなかった
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 弐百壱拾弐
気にいらない模様が浮かんでた
興味を強く惹かれたのが悪かったのか
そこから迷走し始める
識らない言葉を幾つかきいて
それに合わせた所に迷い込む
受けた悪意をそのまま返して進む
わかれたあとに居たものに案内させて
歩む毎に違和感は増してゆく
彼らの歴史と気づくまで
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 弐百壱拾参
何処から何処迄を知っていたのか
先を案内するかのように一歩前を進むヒト
何時の間にか邪魔だと思うようになる
最初は競うかの如く前に歩む
並べても先にはいけない
行く気の無い方へ歩む先を変えても変わらず
止まっていたら振り返り何かを言った
聞こえなかったのにムキになり走り出した
最後には嫌な結末と希望を見せられた
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 弐百壱拾四
何も持たなかったと嘆いている
こんな事に成るとはと喚いてる
其れ等を傍らで黙って眺めてる
静かになる事はないのに
じっとその時を待っている
それ等が増えていっているのに
ある程度の時が過ぎれば理解する
黙って過ぎ去っていく者がいる事に
其処が以前忌み嫌いした内側だと
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 弐百壱拾五
本棚の整理整頓をしてる
記憶に影響されていて色々と混じってる
処分してしまったものから未購入のものまで
試す為に一つ馴染みのものをとって確認
栞の代わりに挟んでいたものをみつける
隠していたページも確りと確認する
識らない書籍を見ても良いのか悩む
其れは自分のすべき事なのか?と
並べながら時間切れまで迷い続けられる
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 弐百壱拾六
足りないものを探して嘆く
そこにいた存在は全て同じ
恐い所に迷い込んだと困惑
其れでも演ってることは変わらない
探してるものも変わってないから
忘れていて同化中と言うだけ
思い出すことも無く其処を去る
何も得なければ何にもないから
欲にまみれたその他は知らない
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 弐百壱拾七
視覚の情報よりも聴覚の方がおおい
慣れてないから留めることが敵わない
仕方がなく聞き流すことになる
時々戻る羽目になる
痛みや疲れを無視して
そこまでしても得るものは無し
出来た事は新規の道を得た事
何処に辿り着くのか不明な路を
幾度使うかは解らないけど……
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 弐百壱拾八
なにもしていない
ただそこにあるだけ
みていることさえしない
疲れた結果がその状態
探し求めたものが…だから
記憶が飛んでつかめない
観測してるのが一つではないから
内外に複数存在してるから
断片だらけでも把握できてる
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 弐百壱拾九
空からの声を聞きながら散策
何故か辿り着く其の場所
行き着く度に何か変わったところがある
気になったのはいつの間にか脇に抱えていた本
更に惹かれる奥の方の場所
回り込んで覗いてみれば驚く事に
少し触れて確かめてるうちに時間が迫る
必要なことは何だったか忘れ始めてる
それでも変わらぬ限り舞戻る
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 弐百弐拾零
途切れた箇所がわからない
不動でも突然断ち切れる
負荷のかかるのがみえない
一つ一つ試すしかないのに
面倒なことを嫌ってる
取り替えようかと思考し始めてる
求めるものが違ってきていても
先を行くのに拘らなければ
何も変わらないからと……
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 弐百弐拾壱
ずっと彼等の行いを観てる
意味が分からないが一生懸命なのを
思わず口に出して忠告する迄
与えられた自分の位置に置かれたもの
周囲を見回すと他にいくつかある
試しに与えられた事をしてみる
久しく来ていなかった所だと
空白と空きを見て思い出した
壊した続きがある事も
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 弐百弐拾弐
用意されたものが過大
周囲の者も…を怠ってる
かわらずにそれを無視するように許してる
それで辿り着いているところ
何もしなくても行き着く所
往きたいのはその先に隠されてるとこ
なにもないからと引き返す
そんな所を幾度も訪ねて迷い込み
先の路を悟られぬように探してる
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 弐百弐拾参
古い記憶を頼って辿り着いた
そこには何も無いのだからと
安心できる要素は何も無いのに
忘れて油断していたから喰われる
何も気付かないでそこのルールを守って
呑気に何もしないから
色々な物が詰め込んであるから
好奇心が勝っても詰んでいるけど
何を起こすのが正解なのかを忘れるとは……
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 弐百弐拾四
与えられた役割を熟そうとしていた
その事は最後まで忘れていたけど
其れも途中から段々と思い出していく
声がハッキリと聞こえてそこが何処だかを知った
知らない存在に運ばれながら
自分達がやって来た事を否定され
時間が迫ると忙しくなる
周囲も全て合わせてくる
集まってきたモノを処理する時間なし
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 弐百弐拾五
先の先を観ている
記憶に留めても意味が無いので
流し読みの様にみてた
疲れることはないからと
深く関わらないように
其処だけは注意して
何も無いのに
主の方は何かに惹かれ始める
そこで力を使い始める
今宵は此処でおやすみなさい酔い夢を 零百零拾壱
三度目の正直と言えるのかな
最初からと決めたら素直に戻れた
ただ眠い事は変わらない
探しものをするよりも寝る場所を探していた
見つけて寛いでいた所は祭りの会場
空な上からも覗いているのを見て退散する事に
あるき始めれば時が流れる
先と後がランダムに訪れる
同じ光景を見て素通りした原因は不明
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