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60年代は、全盛期を迎えていた馬場の方が、テーズ戦、キニスキー戦、ブラジル戦、エリック戦と圧倒的に名勝負は多かったと思う。
しかし、70年代に入ると、身体能力に衰えが見え始めた馬場と入れ替わりに、猪木が全盛期を迎え、小林、大木、坂口、シン、ロビンソン、アンドレ、ハンセンと名勝負を繰り広げたと思う。
ただ、80年代に入ると、猪木もコンディショニング不良による衰えに伴い、名勝負と呼べる試合は減っていき、特に、無理をして引き抜いたブッチャー、マードック、ブロデなど全日本の常連だった外人レスラーとインパクトある試合は残せなかったと思っている。
他方、馬場も80年代に入ると肉体的な衰えは隠せないものとなり、名勝負と呼べるレベルのものは残していないと思う。
新日本から引き抜いたハンセンとのシングルマッチにしても、鶴田戦、天龍戦と比べれば、衰えた馬場のレベルにハンセンが合わせているのがありありで、60年代の全盛期の馬場のファイトと比べれば、とても名勝負と呼べるものではないと思う。