しばらくすると・・・
「いい感じに描けたよ、ひと休みする?」と、ユッコが俺と綾ちゃんに声をかける。
笑顔で頷く綾ちゃんを見て、ユッコは用意してくれたバスタオルを俺に投げて寄越す。
「ちょっと待っててね、何か飲み物もってくる」と言い残し、部屋を出ていった。
綾ちゃんと二人きりになった。
端から見れば、全裸にバスタオル男と、どう見ても不釣り合いな下着の美少女。
興奮するシチュエーションだが、ユッコが直ぐに戻るという状況なので、二人とも冷静に会話が出来た。
「綾ちゃん、絵見せてくれる?」
「どうぞ」と、綾ちゃんはスケッチブックを、俺に見やすく拡げてくれた。
そこに描かれた全裸男は、俺が見てもはっきりと俺とわかる程、身体の特徴をとらえていた。
しかし、どう見てもチンポが実際よりデカく描かれている。
「綾ちゃん、俺こんなにデカくないよ」と、スケッチブックのチンポを指差しながら、笑って言った。
「え、リョウさんホントに大きいですよぉ」と、語尾を濁らせながら、恥ずかしそうに答える。
「俺的には嬉しいんだけど・・・そうかなぁ?
 う〜ん、それにしてもリアルに描いてあるなぁ。
 綾ちゃんにこんなに細かく観察されちゃったんだ」と俺も照れる。
その言葉を聞いた綾ちゃんは、あらためて頬を染める。
サオや亀頭、玉袋に至るまで、かなり繊細な描写がなされていた。