どうせモテないし読書でもしようぜ!33冊目
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小此木啓吾『自己愛人間』
どうやら現代のわれわれは、自己愛をみたすことだけが、信じられる唯一の価値になってしまった世の中で暮らしているのではないでしょうか。
鏡に映った自己像が自分の気に入るかどうか。できるだけ気にいるような鏡像をつくりあげ、その鏡像に恋をしている間は、誰でも人間はすごいエネルギーを発揮します。
しかし、その自分への陶酔がはかないイリュージョンにすぎないことがわかる瞬間、自己愛の満足からのエネルギーの供給は止まってしまう。
健康な自己愛は、母親から一方的に受身的に愛される経験から生まれるものではなく、
むしろ自分が母親に対して向ける愛情表現が相手を喜ばせ、
相手の心をみたすという能動的な働きかけが相手から受け入れられることの自信を意味している事実です。
やがて子どもは、いままで述べた母子関係をモデルにした相互性を、父、家族、近隣、学校、職場……へと社会化していきます。
その生活圏(自我空間)はどんどん広がり、かかわり合う社会集団や組織は拡大し、時間的にも広がっていきます。 昔から「父はへその緒を断つ」という言葉があります。これは象徴的な言葉で、父親が母親と子どもの間に介在することによって、母子の間の一体のイリュージョンが壊されるわけです。
母と子の世界というのは絶対的であるし、社会以前の感覚的自己愛的な世界です。
そこに父親と母親と子どもという三者関係が成立したときに、初めて自己愛的な世界ではない、第三者が入り込んだより理性的な世界が成立するわけです。
父の名をもったときに、初めてその子どもは社会的な存在になるということです。
パーソナルな自己愛だけの子どもが、社会的な存在になるのは、父の名にふさわしいものになる過程なのです。 スカトロと聞いて思い出すのは鹿島田真希の「ピカルディーの三度」 西村寿行の本をブックオフで何冊か買ったけどこの人は女のお尻が大好きだよね あぁー、館シリーズ全部読んじゃった(泣)僕はどうすれば… 横溝正史の「刺青された男」(短編集)を読んだ
中にこれってあの作品の原型じゃ?って思うようなのが多かったなあ
「本陣殺人事件」の動機と全く同じ動機で人を殺すのとか
雪国が舞台で女学校の生徒が殺される作品は後味悪かった かくりよの宿飯シリーズ
アニメで興味を持って読んでみたんだけど、3巻では斜め読みになってしまった
なろう系とかお料理チートハーレム系とか平気なんだけど、これは主人公がなんか受け付けない
たぶん文章が下手というか主人公以外のキャラの視点もすべて一人称で書かれている上に、
後々伏線になるような意味深なことが一人称で書かれるといかにもわざとらしくて、読んでいてイライラしてくる
そして最近のなろう系小説を読んで思うんだけど、昔のスニーカーとかコバルトとかって、ラノベと呼ばれても
小説として結構まともだったよなー 池澤夏樹って政治的な主張がきつい人なのかな
たまたま手に取った書評集を読んでて面白いんだけど辟易するような箇所も多くて手が止まっちゃう >>359
複数人物の一人称もの近年増えてるけど読みにくいよね
普通に三人称でいいのになんで一人称にこだわるんだか 乙一のthe bookは三人称で読ませてくれと思った
読みにくくてしゃーない 復讐をテーマにした小説で、復讐する側がするかどうか葛藤してるようなものがあったら教えてほしい
復讐する相手が必ずしも悪人じゃないとかそんな感じの
宮部みゆきのスナーク狩りは読みました >>359
図子慧なんかが書いてた頃のが好きだった>スニーカーとかコバルト
ライトファンタジーやジュブナイル等々色んな名称ついてたけど
元々一般文芸でデビューした人が多かったからバリエーションも豊かでしっかり小説してたイメージある 本って昔ほど売れていないようですが、却って質は上がっと思いませんか?
いわゆる「やっつけ仕事」的な作品が少なくなって
本当に良い作品しか出版社が扱わなくなってきていると言うか かなりうろ覚えだけどさまよう刃の主人公って葛藤してたっけ?
親戚に迷惑がかかることを気にしてた以外はだいたいずっと強い殺意を持ってたような記憶が >>363
小林由香のジャッジメントはどうだろう
短編集だし気に入るのがあるかもよ »366
あまりそうは感じない
流行りに乗った、ネット-ツイッタ発のまとめ本も多いし、タイトルありきの内容も多いと思う
質はともかく、ジャンルは細分化されて豊富だとは思うけど、広くミーハー的な? >>367
自分も読んだのずいぶん前だったので
もし>>368の言うようにあまり葛藤してなかったらすみません 男性差別は存在するのか 女性監督が撮った現実 (NIKKEI STYLE, 2018/04/05)
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO28761800Z20C18A3000000
女性監督が男性差別の現実を撮ったドキュメンタリー映画
「ザ・レッドピル」(2016年、米国)が近く日本でも公開されます。男性差別は
存在するのか、その実態は?
(中略)
男性差別の実態は様々だ。DVや性被害、親権における不利以外にも、教育の
男女格差、就労中の死亡・負傷率の男女差、兵役、自殺率、平均寿命、ホーム
レスにおける男女差など。
多くの男性は、差別を訴えても社会的には無視されてきた。ひどい場合は攻撃
すらされた。この映画では、声を上げた男性がどのような暴力や妨害、脅しに
遭ってきたかを見ることができる。映画自体も、16年にオーストラリアでの公開が
フェミニストの抗議で一時的に中止になり、報道でも取り上げられた。
この機会に考えてみてほしい。
「この世は男が常に社会的加害者。女性差別はあっても男性差別はない」という
既存のジェンダーの主張を信じるならブルーピルを。
男性の人権に関心がある人、
女性差別と共に男性差別もなくさなければ男女平等ではないと思う人、そして
男性差別はあるのではないかと少しでも考えたことがある人はレッドピルを。
あなたはどちらだろうか。 363です
とりあえず教えてもらったのを読んでみるよ
ありがとうございます! 読書あまりしないから買うことはなく、図書館で借りる程度で特に好きな作家もいないし
ジャンルもこだわらないつもりだけど、いつもタイトルでなんとなく選ぶという適当な人間。
ハズレ引くことも多い中、恩田陸のきのうの世界というのを読んだら結構面白かった。
ハズレ続きだと、図書館にいかなくなって1年何も読まなくなったりするんだけど
読書好きになれる人ってどういう選び方してるのかなぁと、気になりだしたので質問。
図書館の予約待ちリストから選べばやっぱりハズレ率低いもの?そういう問題でもないのかなぁ? 私は選ぶ基準が低くて
基本的にホラーとかグロい描写がある小説意外は何でもイケる
ある意味勝ち組だと思ってる 活字中毒者
文章を基に頭の中にイメージ作るの楽しい >>377
> 文章を基に頭の中にイメージ作るの楽しい
そうですね、文章のお陰でイメージが膨らんで世界が広がったりね。
活字中毒ですか、好奇心旺盛で吸収力あるんだろうなぁ羨ましい。 私は本屋で背表紙見て目に止まったやつを読んでる
1ページ目とあらすじだけ読んである程度合う合わないは分けてるけども あらすじ重視かなぁ
興味ある分野を扱ってる業界小説?は知らない作家でも手に取る
エロネタだとつまらなくても読めるからそこから入ったりする
あとはそんなにバリバリ読みたくないけど文字は欲しい時ならゆるい自己啓発とか、タレントエッセイとか片付け本 ここ見てて面白そうだと思った本は携帯に出版社とタイトルメモしておいて本屋でパラ見して合いそうなら買うって感じだな
感想でググって出てくるような読書ブログよりも正直で気安くて参考になる
面白ければ同じ作者や巻末の宣伝の同じジャンル漁ってみたり 好きな作者がインタビューや引用文献で
名前を出してる本にあたることが多いかなあ
昔の作家だと師匠筋とか横の繋がりもあって
どんどん読むものが増えていく
いまならツイッター繋がりかもしれないけど
ツイッターは幻滅することが多くてどうもね 自分も粗筋を手がかりにしてる
あと>>382と同じで信頼してる作家の書評も
文学賞だと吉川新人賞と三島賞はチェックしてる 図書館本は手掛かりになる帯とかないから当たり本だと嬉しい
東野とか宮部とか作家名である程度は面白いだろうと思える人もいるけど
こないだ読んだ川瀬七緒の女學生奇譚はホラーなのかミステリなのか
後半までわからないのが良かった
作家の書評本、昔は群ようこのよく読んでた
最近だと柚木麻子の名作なんて怖くないがなかなか面白かったよ かつくら(活字倶楽部)で10年くらい前までよく新規開拓してた
今はその時に見つけた作家の既刊やら新作やらかな
ネット小説なんかもあるし家事と介護で時間足りなくなったなー >>385
懐かしい!
かつくらに改名する前によく読んでたよ
あれのおかげで野火や長田弘や佐々木丸美に出会えた
佐々木丸美は熱狂的なファンがいてよく掲載されていたような気がする
断捨離で処分しちゃったんだけどもったいなかったな >>386
私も佐々木丸美をかつくらで知って古本屋探し回った!
半分以上見つからなくて図書館で借りたけど、棚に置いてないからいつも書庫から持ってきてもらった
その後復刊ドットコムで盛り上がっていた記憶
かつくらで一番の収穫はシーフォートだった 気になる作品があっても又吉が帯の推薦文書いてると読む気が失せてしまう
別に又吉が嫌いなわけではないが… >>111
わかる。青春文学とか言われてるけど、薄っぺらいよね。 Nのためにと告白読んでハマったんですけど湊かなえさんの作品でオススメ教えて欲しいです。Amazonの評価はみんな同じくらいで…
詳しい方お願いします >>390
贖罪
夜行観覧車
白ゆき姫殺人事件
が個人的に好き 室生犀星「蜜のあわれ」
かわいかったー!めっちゃかわいかった!!
金魚が「あたい」とか「おじさま」とか言っちゃったり
歯医者に行ったりお使い行ったりお小遣いもらったり
とにかく甘やかされまくっててべらぼうにかわいかった
金魚だけど少女みたいなフワッとした幻想小説なのか
ユーモラスなほのぼの日常ものなのかわからないけど
全文セリフで進んで読みやすくて面白かった
ていうか室生犀星が青空文庫にあってびっくりしたよ!
他にもたくさんあるのでこれから読む
楽しみが増えて嬉しい >>390
短編集のサファイア好き
喪女的にはつらくなる部分あったけど
最近の湊かなえは個人的には微妙なんだけど最新作はどうなのかなあ >>394
室生犀星良いよね
『ある少女の死まで』の単行本の中の『少年時代』っていう自伝的な小説に出てくる主人公(というか室生犀星)のお姉さんがとても可愛かった記憶がある。
恋人から貰った貝殻や手紙を大事に箱に入れて隠していて、主人公が見せて欲しいと願ったら赤くなって照れているのが可愛らしかった。何て言うか、文章から室生犀星の人のよさが滲み出ていて読んでいてとても心が豊かになる気がする。
蜜のあわれは読んだことないから読んでみよう 「バンダル・アード・ケナード けぶる砦の向こうに」駒崎優
中央公論新社のC−Novelがなくなったけど別の出版社で続きが出て嬉しい!
そして今回は主要登場人物が死ななくて一安心w
ついでにあと次の本で完結だったらしいナイトランナーシリーズもどっかに移籍して
出して欲しい(切実) 梅雨時だし、しっとり耽美な和風伝奇物とか読んでみたいな、と思ったんだけどおすすめの作品を教えてください
ちょっと調べてみて江戸川乱歩とか夢野久作とか泉鏡花あたりから入ってみればいいのかな?と思ったんですが
グロが苦手なので怖くてずっと読むのを躊躇ってます
今まで読んだものだと、耽美ではないけど三津田信三の蛇棺葬が面白かったです
田舎の旧家にまつわる因習とかベタだけど全体的にじっとりドロドロしてて怖かった >>398
グロ苦手ならその中では泉鏡花がおすすめ
あとは耽美という程ではないけど和風伝奇なら梨木香歩の『家守綺譚』とか >>398
好きなシリーズで百年文庫っていうのがあるんだけどその中の「妖」っていうのがおすすめかな
坂口安吾の「夜長姫と耳男」、檀一雄の「光る道」、谷崎潤一郎の「秘密」が入ってる
どれも短いけど3つ読むとだいぶあやしい気持ちになる 活字に慣れるべく最近読書を始めた身なんだけど、宮下奈都さんの書く文章が好きでぼちぼち読み進めてる。読みやすいっていうのも大いにあるけど、日常の生活にぴったりと密接してる感じが良い。
先日映画化した作品の原作未読だから早く読まなきゃなー。 >>398
「リテラリー・ゴシック・イン・ジャパン」をおすすめしておきます 小川洋子の短編集2冊読んですごくハマったんだけど、似たような短編集あるかな?
静かで、ちょっと怖くて、たまに人情味ある話が入っててバランスが良い
宮部さんと北村薫の短編集は「とっておき」だけ読んだ >>398です
皆さんありがとうございます
候補が一気に増えたのでどれから読もうかわくわくしてます
纏まった時間がとれそうなので、明日にでも図書館本屋をまわって読書三昧してこようと思います! >>401
百年文庫のシリーズ私も好きだ
太宰の『女生徒』はこれの「憧」で初めて知った 葉桜と魔笛が好きだなぁ
太宰の短編あんまり読んだことないから探してみよう 水野敬也「雨の日も晴れ男」
小学生向けのギャグ小説みたいなキツいノリで読むのがしんどいちょっとふざけ過ぎなんじゃないかな顔がひきつってしまったよ
近年ありがちの何事もポジティブに考えないといけないような考え方はただ現実逃避して深層は病んだままって感じであまり好きじゃないな外れの一冊だった マルティンベックシリーズの消えた消防車読んだ
中味は今まで同様面白かったというか多分一番面白かった
でも新訳版この巻で打ち切りとかすっごいショック
旧版を10巻シリーズの最初と最後と笑う警官しか持ってなかったからこの新訳楽しみにしてたのに残り半分でないとか… >>411
面白いよね
尼のレビューでならば残りは創元でとか書いてる人いるけど
大資本角川で無理なものを訳版中途打ち切りの嵐な
弱小創元でなんて絶対無理だよorz 勝手にふるえてろ
自分に全く興味を持ちそうにない草食系雰囲気イケメンを好きになるところとか
みんなが彼をかまうけど自分はあえて興味ないふりをして差別化しようとするところとか
数回話した記憶を何年も反芻してるところとか
まんま自分の片思いパターンと一緒で泣きたくなった
辛酸舐め子が文庫版の解説で「主人公が処女であることが恋愛の発展を阻めている」
「結婚式の妄想はできても肉体関係までは想像できない」
「処女を捨てたいというくせに心の中では処女にこだわっている」みたいなことを書いてて本当にその通り
恋愛は基本的に同じステージに立つ人同士がするものだろうから
高齢処女の相手をする人は同じく高齢童貞か二みたいな絶滅危惧種飼育員しかいないんだろうな こちらは、モテる人で読書好きな人はダメなんですか? >>413
読んでないけどその感想だけでグサッとくるわ...
思い当たる節がありすぎる 群像短篇名作選に手を出そうかどうか迷ってる
誰か背中をおしてくれ 百田尚樹の
カエルの楽園
ヌマガエル=中国、韓国、北朝鮮
なんだろうけど
ヌマガエルはカエルだから話し合い通じないで本能のままに
ナパージュに攻め込んできてツチガエルたちを
食い散らかしたてナパージュ奪っていったけど
中国、韓国、北朝鮮は人間だからな
さすがに本土まで攻め込んできて領土奪うとか
ねーと思うわ
カエルと人間は違うわ 斜陽 太宰治
手紙のくだり、痛々しくて死にたくなる あまからカルテット
初柚木さん
文章はやり取りは軽快で読みやすいし、少女漫画を小説にスライドしました、みたいな感じ
ただ読後なにひとつ残るものがなかった 柚木麻子はドロドロしすぎてるのが苦手なら「本屋さんのダイアナ」「早稲女、女、男」「終点のあの子」あたりがおすすめ
あまからカルテットは作者が「女ってこえー」と言われるのが嫌すぎて正反対の女の友情を書いた作品だから少女小説っぽい感じなんだよね 柚木麻子ならその手をにぎりたいが好き!
読後が爽やか切ないって感じ。 〉〉413さんの感想を読んで気になって即図書館で借りて一気に読んでしまった
面白かったわ 文庫になってる・最近の作家・純文学(寄りでもOK)
こんな感じの本探してるんだけどおすすめある?
羽田圭介の「スクラップ・アンド・ビルド」話題性だけでしょ?と疑いつつ読んだら、内容的には他人に簡単に勧められないけど読後すごく心に残ってよかった >>426
村田沙耶香とか津村記久子とかどう?あとは今村夏子とか コンビニ人間読んだけど面白かった。
サイコパスがコンビニ店員になった感じ 卒業式まで死にません
友達いて婚約者いて充実したスクールライフを送り父子家庭だけど父がやばい奴ということもなく面白い文を書く才能もある
これでドギツイ自傷を繰り返し終いには自殺って鬱は怖いな
ただ最期のポエムは生温い気持ちになった 小野不由美の営繕かるかやがやっと文庫化されたから買って再読
梅雨時に読む雨の鈴じめじめ怖くて好きだわ 「男役」中山可穂
宝塚男役スターの話
ヅカファンではないけど宝塚特有の色々なしきたりとか興味深かった
そしてテーマではないからがっつり描写されてはいないんだけどやっぱりいじめもあるんだなー
男役とは女が望む、女が求める男を演じてるのたから男役に惚れるのはレズてはなく正常な女性としての感性だ みたいな話になるほどなーとなったわ
確かに男で男役のファンってあまり聞かないような気もする
あとは芸名の他にニックネームも自分で他と被らないのをつけなければいけないのも知らなかった
ジェンヌでもない一般人で時折「本名は○○ですが××って呼んでください!」って別に誰かと苗字が被ってるわけでもないのに主張してくる手合いがいるけど彼らはヅカファンだったのかな?
ただこれは単純に好みの問題なのかも知れないけど、中山可穂って書こうとしてるテーマや題材は好きなのにオチがいつも弱いなーというか、えっこれで終わりなの?ってなる >>432
面白そうだと思ったから昨日早速買ってみた。読むのが楽しみ。紹介ありがとう。 >>431
このスレだったか自信ないけど前に見かけて気になってた本だ!
調べたら文庫になってるんだね
買ってこよう >>431
たしか対の小説に「娘役」もなかったっけ
文庫本になってるなら買ってみようかな
最近、電子書籍の増加や書店が閉店するニュースが増えてるせいか、
書店で本を購入する際にたとえ内容がハズレでも、自分はハズレ本を買ったんじゃない、
紙の本と書店に投資の意味で課金したんだと思うようになってきたわw みんなが何度も読み返したお気に入りの本ってどんなのか教えてほしいな
私は松谷みよ子のモモちゃんとアカネちゃんシリーズと
ハリーポッターとアズカバンの囚人を小学生の頃から繰り返し読んでた
ハリーポッターは序盤の夏休みに友達と宿題するところとか魔法の教科書を買いに行くシーンとかがわくわくして好きで
そこばかり読んでいつまでたっても学校に辿り着けなかった >>435
横から失礼だけど「娘役」が第2弾みたい
「男役」が>>431さんが書いてるみたいに
あんまり面白く思えなかったから未読だ
もし読んだら感想教えてほしい 中山可穂一時期ものすごくハマってた
昔の作品はほとんど読んでるけど、マラケシュ心中と白い薔薇の淵までが特に面白い
直近の数作は読めてないから久しぶりに何か最近のやつ読もう >>436
何度も読み返したってなると児童文学が優勝してしまう
あまんきみこ、竹下文子、いせひでこあたり
昔のラノベもよく読んでたなあ
前田珠子、野梨原花南、小野不由美とか
スマホがない時代は繰り返し繰り返し読んでいたけど
今は一回読んだらそれっきりになってしまった >>436
児童書っておいしそうな食べ物がたくさん出てくるけど、今のところ食べてみたい一位が小さなモモちゃんの中の「モモちゃん、おこる」に出てくる空の雲だな
アイスクリームとシュークリームのあいのこみたいってそれ絶対に美味しいやつ
昭和の子供の二大好物だもんね
死神の話は幼少の頃怖かったなー
あとは魔女の宅急便の原作シリーズもよく読み返す
さんぽを運ぶ話と、トンボさんがキキに出す手紙は大人が読んでもジーンとくる
そしてこのシリーズも美味しそうな食べ物がよく出てくる
黒こしょうクッキーとコケモモジャム添えミートボールが食べてみたい >>436
江國香織の『流しのしたの骨』と『ホリーガーデン』
思春期に読んで、こういう生活に憧れてたな
今では金銭的にも労働環境的にもあり得ない生活だと分かってしまったけど、読んでると心が落ち着く
児童書なら勾玉三部作と『魔法使いが落ちてきた夏』が、定期的に読みたくなる ハリーポッターだなぁ
魔法薬学の授業ででかいナメクジみたいな生き物のイボをつついて膿を出すところが好き
子供の頃はクィディッチでビーターをやったり自分の守護霊の妄想したりした 梨木香歩の家守綺譚だと思う
ふとしたときに開いて読んじゃうな
一瞬だけでもあの本の世界に行きたいのかも知れない 私も松谷みよ子だけどふたりのイーダかな
明るい話ではないけど、あの椅子がコトコト歩いて呟き続ける風景が何度読んでもグッとくる
ほんのり謎解き要素のある夏の日の冒険譚なのもいい
希望が見える読後感も好き 悪いものが、来ませんように
絶対読み返したくなるとかいうキャッチコピーだったからもしかしてこういうトリックか?と思って読んでたらその通りでがっかりだった
そこは裏の裏かこうよ
叙述トリックって騙された!って時が面白いわやっぱり
イヤミスとして読んでも湊かなえの劣化版だしがっかり 押入れのちよ
どれもサスペンスかホラー系の短編で自分好みの短編集だった
最初の話は他が現代日本が舞台なのに外国の話だったのが異質で不気味
お母さまのロシアのスープが怖いと聞いて読んだが、老猫も自分は怖いし気持ち悪かった >>436
私は十二国記シリーズかな
ホワイトハート版を擦り切れるまで読み直した
続きも気長に待ってる >>445
映画とかもそうだけどそういうキャッチコピーつけること自体がネタバレだよね
何も知らずに体験する面白さを奪ってるからやめてほしいわ >>436
年齢や季節によって変わるんだけど夏には長野まゆみ
夜啼く鳥は夢を見たや夏至南風
湧き水に沈めて冷やす水蜜桃やそれらが腐った泥水感がいい
中島らもの東南アジアの描写も好き
今夜すべてのバーでの夢の中で湧水場に香腺液の薄紫色の欠片を落として柄杓でがぶがぶ飲む所何回も読み返したわ
あれは酒なんだけどネクタルなんかの神の水よね
忘れたけど子供番組でオレンジジュースの流れる滝をみつけたんだけど冬の魔法で凍っていて
つららになった部分を折ってアイスキャンディーとしてしゃぶるのを思い出した
夏の夜中なんで口さびしいのか食い物の話ばっか並べてごめん 夏になると読むシリーズなら山田詠美の「晩年の子供」と江國香織の「すいかのにおい」だな
両方とも夏休みの子供の視点で書かれたお話
生もの食べられないんだけど後者の「海辺の町」でマグロの刺身をルビーのゼリーみたいと表現してるのが美味しそうで、でも実物を前にするとやはり食べる気にはならない
そういえば子供の頃おはじき持ってたなあ かみさまは小学5年生
子供の何気無いけど実は深い…みたいな言葉が載ってる本かなと思って立ち読みしてみたけど違かった
神様の頃の記憶があるっていう話
神様の世界は男ばっかで女は自分一人だけでナンバー2のポジションだったっていうのもまぁ…売れてるみたいだし…って読み進めたんだけど
対談相手の男性がその比率に驚いて「今晩俺と付き合えよ」とか「ちょっとくらいいいだろう」って言われなかった?って女の子に聞いてて あ、ムリだ って思って本閉じた
5年生だから深い意味は感じ取れなかっただろうけど相当キモい質問だよ… ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています