「木(樹)」を詠んだ名歌教えて!
一本の樫の木やさしそのなかに血は立ったまま眠れるものを 寺山修司 夕靄は蒼く木立をつつみたり思へばけふはやすかりしかな 尾上柴舟
篠懸樹かげ行く女らが眼蓋に血しほいろさし夏さりにけり 尾上憲吉
木の花の散るに梢をみあげたりその花のにほひかすかにするも木下利玄 木に花咲き君我が妻とならむ日の四月 なかなか遠くもあるかな 前田
夕暮 山の樹の騒だつは深き思いにてここに生れたるわれ断ちがたし
山田あき
三椏は若葉萌え出で全木いま青き炎の包むごとあり 木俣 修
(ヒトキ)
畑とほく木々も朝日も動かねば間に合いてこの地に生まれし児
小野茂樹 一枚のこの葉のやうに新しきさむしろにおくわが亡骸は 前田夕暮
雪の上に春の木の花散り匂ふすがしさにあらむわが死顔は
木の花白く咲いてひそかにしにゆける父の風景もまたきよきもの
前田 透 与謝野晶子
白樺の木を研ぎ遠き信濃路の野尻の湖を秋風の研ぐ
笹島直子
木枯しの明日は来む予感に炎え立ちてゆふべ明かるし銀杏黄葉
小野昌繁
いくばくかのこころゆとりに過ぎし人を思う夜のふけ木枯すさぶ 杉の枝にひかる雨つゆくれなゐに光る雨つゆ見つつわがゐる 斎藤茂吉
#茂吉は、何故に二度もひかるを詠んだのか。
きっと鏡を見ながら自分の頭の薄さを悲観してたのかなあ〜。なんてね。 花もてる夏樹の上をああ「時」がじいんじいんと過ぎてゆくなり 香川進 行き暮れて木の下かげを宿とせば花やこよひのあるじならまし 平忠度 古今集・秋下・文屋康秀(ふんやのやすひで)
吹くからに秋の草木のしをるればむべ山風を嵐というらむ
#秋は台風のシーズン嵐はくさきを荒らすので嵐と書くか。なるへそ。 やりました
あんたにホの字
キックオフ
#後日談
曰わく
「 」 「マグリアの木」より
これはこれ惑う木立の中ならずしのびをならう春の道場 宮沢賢治
#いまあなたの居る世界。それはそれでいい。あなたの世界なのだから
他に世界が有るとおもうな。今の景色がおまえのおまえの世界なのだよ 樹は想う自分が芽生えた瞬間と行き過ぎる人の幸せのことを 木の根のごときわが頑迷をつらぬきて然かも至らむ境をねがへる
岡山 巌
#ひとをよく見て、自然をも良く見て、人とうたが互いに一致した時に
創造されたうたが生まれる。うたはこころの事実だけを表現することで
すね。嘘はいけません。今の置かれているそのままの生活をうたうこと
です。 かなしみは明るさゆゑにきたりけり一本の樹の翳らひにけり 前登志夫 くちずけする母をばみたり枇杷の樹皮むきつつわれは誰をにくまむ
寺山修司
#昔はびわのきは庭に植えるなと申しました。何故かと言うと
びわは葉も実も皮も万病の薬と言われたからです。今の時代では
金さえあれば大病院でも高い薬でも買える世の中になりました。
しかし、一昔前までは薬も買えず病院にもゆけず死んで逝く人が
多かったのです。だから枇杷の樹のある家には病人が集まりまし
た。病気の移るのを嫌う人は枇杷の樹を切りました。悲しい時代
でした。寺山修司のうたには説明はいらないでしょう。そのままです。 樹のように愛と楽しい歓びの幸せ全ての人に与えてください >26様
拙作をわざわざageて頂いてありがとうございます。
一気に思いつきで詠んだので、字余りの駄作です。
「これからもあなたに愛と歓びを送りつづけていさせてください」
それでは、また。 ついに出た!
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http://curoco.com/2chvote/ 夜の木は流れる星に憧れて煌めく宇宙の無限の彼方を想う 落葉の樹林のなかに置きかへて骨なめてゐるおともきこゆる 生方たつゑ
風より早く時ゆきにけり夕方の樹々の緑のただよふあたり 前川 緑
秋ふけてなお盛なるこの山の萩の長き枝われにまつはる 初井しづ枝
#全て女流歌人。生方たつゑは幻想的美。前川緑は統合された不思議な美。
初井しづ枝の歌は即現実的な美と三人三様の美への追求の歌である。
昔を懐古する訳ではない。万葉の昔から女流歌人の歌は才を放って居た。
男達の歌に押されてはいけない。女は女の美を詠うべきであろう。 もの想う樹の憂いに知らず顔しても水やるサボテンの土
#何がいいのか、わからないなぁ #おっと、びっくり名歌だったんだ、スレ違いですみませんでした。
恥ずかしいです。 みゆきつむ まつのはやしを つたいきて
まどにさやけき やまがらのこえ 会津 八一 須賀川の牡丹の木のめでたきを炉にくべよちふ雪ふる夜半に
(ぼく)
黒き檜の沈静にして現しけき、花をさまりて後にこそ観め 北原白秋
#時の過ぎるのは早いもので、もう秋。肌寒い季節となりました。
私が少年の頃は1年とは、とても長いように思いましたが、最近は
過去を思い出すたびに何故か時の速さを感じずにはいられません。
あの幼い頃、よく口ずさんだ白秋の歌、♪からたちの花がさいたよ。
白い白い花が咲いたよ。♪。。このまま子供の頃の心でいたい。。。。。 樫の木に触れて別れし日を遠く逝けることさへ知らず過ぎにき 大西民子
(幻想を歌いながら現実をみすえる独特な歌風。)
秋空に葉を散らす木と花咲く木なぜ生きるかはたれも知らない 小関 茂
(人間のわれの内部の何ひとつ知らずして言う死や愛のこと)
茂りより冬木となりて久しかりき今日みれば白き花咲き盛る 柴生田 稔
(敗北感や不安からは何も産みだされない。今にして心はたぎつ....悟り) #楽しい歌。一首(短歌現代より)
木ようは木の精たちと語らむと森に着たりぬオカリナを手に 道浦母都子
月曜は
月と語りぬ
夜更けまで
火曜日は
火と語らぬか
灯をともし
水曜は
水と語らん
鯉に餌…(次たれか続けてくれんかなあ〜 今は亡きひと
薔薇の木に薔薇の花咲くあなかしこ何の不思議もないけれどなも 北原白秋
今生けるひと
先つ世は楠なりし弥勒像とほき記憶に鳥が棲みゐむ 田宮朋子
#昭和17年11月2日白秋、他界。。命日でありまつ。まにあ記 >>31
うまし。。。
千年の杉より遠き昔より空に光れリ星々の神 まにあ 心安けく明るき夕べこの辛夷の並木は君がうゑし並木なり 小暮 政次
#この人のうたはいつみてもあたたかい。 一本の樹を世界としそのなかへみとと腕組みゆかんか 夜は 寺山修司 樹よ、懐ろふかく来る鳥に充てり暁となるまえの霞 荻本清子
#此処の板は、まるで森のよう。時折さえずる鳥の声。
暫らくして又、静寂な沈黙の時が訪れる。けれども一日
一度は必ず現れる日の光そして輝く夕べ本当に森のよう...... 枯れかけた樹に描かれた一葉が希望の命を少女に与えた
O.ヘンリーからのインスピレーションでありんす。 ↑#ナツカシイナア~~
年逝けば又年輪の輪も増えてひとまわりちと大きくなろうか 木の間よりもりくる月のかげ見れば心づくしの秋は来にけり よみ人しらず
#1さんへ。折れだけが、書き込んだとて、どもならん
なんとかしてちょ。 #まにあたnの樹のうたは、気持が静かになって癒されます。
一人でも良いから、詠んでください。紹介してください。
色々知ってらして、頭が下がる思いです。 #スレ違い。うらたnありがとう....うるうる
よき人を心にもてばたぬしさのおのずからなるひもありにけり
(生田 蝶介) まなうらに北の樹の立つ雪の飛ぶ形見となりし銃みがきつつ 小中英之
#死を隣り合わせにして世界観人生観を詠う十界の歌人とでも云うべきか。 きにもせず きにもかけずに きがつかず
きもそぞろにと きかくだおれか.......云々 木曜日
沐浴の鳥を
目撃し
金曜日
金的射止め
欣喜雀躍
土曜日は
土間でわらじを
解いた客
日曜日
今日も寒空
日本晴れ
#まにあさまへ オマージュとして >>38#カラノツナギ。アリガトウ。3カゲツメニシテ、タッセイセリ。アカネサン。サンキュウウ。
吾が恋は河辺に生ひて
根を浸す柳の樹なり
枝延びて緑なすまで
生命をぞ君に汲ふなり(島崎藤村) 橘の本に一夜の旅寝して入佐の山の月を見るかな 白河法皇 わたくし・あなた・うめ・もも・さくら・声たてて云えば、
胸あたたまる日本の言葉。(信夫澄子)
#春近き春の香(かおり)の歌などを自由律にてご紹介して。 かぜむかう欅(けやき)太樹(ふとき)の日てり葉の
青きうづだち しまし見て居り (斎藤茂吉)
#芥川龍之介がこよなく愛した茂吉の歌。茂吉の口癖「生きのあらわれ」
それが樹。木。生。気。そのものなのかもしれぬ。・・・ 走りつつすべての樹木に触れてゆく西島洋介山の生真面目 大口玲子 かりかりと噛ましむる堅き木の実なきや
冬の少女(おとめ)は白歯(しらは)をもてり (葛原妙子)
#想像世界を描く作風。 ひと枝の野の梅をらば足りぬべしこれかりそめのかりそめの別れ(与謝野晶子)
ひと枝の野の梅だけで充分よこれはかりそめ、かりそめの別れ(俵万智)
#上の歌は文語調。下は口語調。此れからは美しい口語を期待。 高槻のこずゑにありて頬白(ほほじろ)のさへづる春となりにけるかも(島木赤彦)
#如何に生くべきか(How to live)を探求し続けた人。 きりきりと鳴きのぼりゆく蝉のごと紅葉の色は木を染め上げぬ 栗木京子
産むほどの力はなくて天空より水雪降りぬ木々ぬらしつつ 栗木京子
流木を焚く火見つめて語りたる約束なべてかなはざりけり 栗木京子
あしたまで燃えつづけゐむ枝えらび火を熾すべし恋に落つべし 栗木京子
#感動の四首載せてみました。 妻子らとみたる桜も思ひいづる花散る下にひもじかりけり 高田浪吉
#桜の節にて一首。茂吉、憲吉、忠吉、浪吉。アララギの五吉と言いました。 #>67 長吉抜け。爽やかな二首、ご紹介。
木蓮はひかりのごとき花了へて樹々の若葉に今はまぎれつ (吉川禎祐)
朱き木(こ)の実たべし少女が風のごと去(ゆ)けりグラスに種子をのこして
(中田恵美子)
さくらんぼ六月の幸せがぷちっと弾けてキッチンに満ち あかね
>>69 朱き木の実 は さくらんぼでしょうか? 桑?クコ?グミ?梅干?
女性の作者は少女の母?姉?友人? 謎めいて気になります。 #>70sanおそらくチェリーだと思います。茶房喫茶の店側の立場で
詠んでいるのでしょう。少女はお客さん。甘い飲み物か、
アイスクリームなどをほうばり立ち去った後の光景を
詠ったものでしょう。歌は読む人の感覚で感じるもので
良いと思うのですが。どうでしょう、あかねさん。… >>71 働く女の人でしたか。一層さわやかです。幼い娘がチェリーを
食べて外遊びに出たあと食卓を片付ける母がふと微笑んだように
思われて。不思議に気持ちは伝わりますね。まにあさま
有難うございます。 雛(ひひな)の日過ぎてくもりの深き日々庭木に鳥のこゑのふえゆく(木俣修)
#丁度今頃の節を詠っているのでしょうか。外で鳥が鳴いてます。 花もてる夏樹の上をああ「時」がじいんじいんと過ぎてゆくなり (香川 進)
#「時」の流れは、黙って居ても過ぎてゆく。何かせねばと思いつつも
唯、時の流れに身を任せているだけ。♪トキノナガレニ、ミヲマカセエ〜♪ かなしみは明るさゆゑにきたりけり一本の樹の翳(かげ)らひにけり(前 登志夫)
かりかりと噛ましむる堅き木の実なきや冬の少女(おとめ)は白歯をもてり
(葛原 妙子)
#戦後歌壇第三世代の作家二人ご紹介。 #
>75 花もてる(まにあさん選) = 11(詠み人知らずさん選)
>76 かなしみは(まにあさん選)= 22(詠み人知らずさん選)
>76 かりかりと(まにあさん選)= 61(まにあさん選)
いい歌は何度も紹介されるってことですね。
まにあさんのにはコメントがついていて、特に >24 枇杷のお話は
すごいと思いました。 #文学者の方とココのベテランさんにまぎれて、私も一首。
引き出しに アロマオイルやハーブティー
ローズウッドは すがすがしくて ましゅまろ
#アロマテラピーブームは去ってしまったようですが、私は以前に
集めたオイルやハーブティーを机の引き出しに入れてあります。
ローズウッドのオイルは大変高価でしたが、良質のもので、数年
経った今でもいい香りがします。一番好きな香りです。 #スイマセン。マエレス。ヨクミテナイ。ミタイ。スマソ。ハズカシ ハ〜ブティ好きなお人は爽やかで
#最近の人の歌は読んでませんので、あったら書きこして下さい。ドンドン。 ふるさとの寺の畔(ほとり)のひばの木のいただきに来て鳴きし閑古鳥
茨島の松の並木の街道をわれと行きし少女才をたのみき
大木の幹に耳あて小半日堅き皮をばむしりてありき (石川 啄木)
#啄木の、「の」の使い方に注目。彼の歌の特徴が現れてゐる。 椎の葉にもりにし昔おもほえて
かしはのもちひ見ればなつかし
かしは葉の若葉の色をなつかしみ
ここだくひけり腹ふくるるに 正岡子規
#子規の五月の歌。旧暦にて「旅にしあれば椎の葉に盛る」
昔は食べ物を木の葉に盛付けて食べたとか。柏の葉は、
その名残りだそうで… ━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━― 枯木みな芽ぐまむとする光かな柔らかにして息をすらしも 古泉千樫
夕靄(もや)は蒼く木立をつつみたり思へば今日はやすかりしかな 尾上柴舟
#尾上柴舟は明治9年生まれ古泉千樫は明治19年生まれ。尾上は落合直文
古泉は伊藤左千夫に、それぞれ師事した。共に柔らかな調べの歌、二首。 ∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉 桃の木は葉をけむらせて雨のなか共に見し日は花溢れゐき 大西民子
桑の実を含める不意のくちづけを発(あば)きて何かもの言ふとせり 宮師双美
#二首ともに相手を目の前に浮かべて詠みし歌。 こよいまた釈尊伝を読みて寝む沙羅の林を夢に見るべし 吉井 勇
瀧風そっと入り来たりものをいふその門口のうつ木おもほゆ 吉井 勇
#命短し恋せよ乙女・…祇園恋しやかにかくに… 金色の小さき鳥の形して銀杏散るなり夕日のおかに (与謝野晶子)
子供の教科書に載っていました。ロマンティックです。 水馬(あめんぼ)赤いなあいうえお 浮藻(うきも)に小エビも泳いでる (北原白秋)
柿の木栗の木かきくけこ キツツキこつこつ枯れけやき
大角豆(ささげ)に酢をかけさしすせそ その魚(うお)浅瀬で刺しました
立ちましょ喇叭(らっぱ)でたちつてと トテトテタッタと飛び立った
蛞蝓(なめくじ)のろのろなにぬねの 納戸にぬめってなにねばる
鳩ポッポほろほろはひふへほ 日向のお部屋にゃ笛を吹く
まいまいネジまきまみむめも 梅の実落ちても見もしまい
焼栗ゆで栗やいゆえよ 山田に灯(ひ)のつくよいの家
雷鳥(らいちょう)は寒かろらりるれろ 蓮花(れんげ)が咲いたら瑠璃(るり)の鳥
わいわいわっしょいわゐ(い)うゑ(え)を 植木屋井戸がえお祭りだ
#あゆぽんさんに座布団10枚。続けて白秋二首
色にして老木の柳うちしたる我が柳河の水の豊けさ 北原白秋
黒き桧の沈静にして現しけき、花をさまりて後にこそ観め 白秋 秋山の木(こ)の下隠(がく)り行く水の我こそ益さめ思ほすよりは
(藤原鎌足 55歳頃の作)
#秋山の木陰ひそかに流れゆく水のごとくに想いは深く
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄ 東(ひむがし)の市(いち)の植木の木(こ)垂るまで
逢はず久しみ うべ恋ひにけり (くらつくりのすぐりますひと)
#東京の柳の枝の垂れるまで逢わず久しく想い無理なく…シカシメンドウナ、ナマエダ。 なんじゃもんじゃの大木の満開見てきしと頬そめて白の輝きをいふ(高嶋健一)
#なんじゃもんじゃとは訳のわからん木をゆうそうな。
明治神宮外苑にあるヒトツバタゴの別名とか。
此方にも変な地名がありますよ。じゃがらもがら… たんたんたぬきの きんたまは
風にゆられれ ぶうらぶら
それをみていた 子狸が
「父ちゃん いいもの 持ってるね」
「おまえもあるから みてごらん」
#樹下よろしーよーで 逸りきてけやき大樹にこもる風
非命の魂の万の鈴音 山田あき
#この歌をみると「ざわわ、ざわわ」のさとうきび畑を思い出す。 #100ゲッツゥ。
昔見し須磨の松原思へども夢にも見えず須磨の松原 正岡子規
#昔見た須磨の夕日が懐かしく今年の旅は此処で済まそう…ナンテ、イッテタッケ。ワケ~コロ。
∧_∧ ∧_∧
ピュ.ー ( ・3・) ( ^^ ) <これからも僕たちを応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄〕
= ◎――――――◎ 山崎渉&ぼるじょあ ただ一つ昔のままの榧(かや)の樹よたちよりゆかむ道なくなりぬ 五味保義
#正岡子規から島木赤彦、そして五味保義と写生=深奥部=生の原理(How to live)
を探求し続けた人でした。 樹の枝に琴は懸けねど朝風の来て弾くごとく
(面影に)君はうつりて(吾が胸を)(静かに渡る) 島崎藤村
#(めぐり逢ふ 君はいくたび)の一節より。七五調は、短歌のごとし。 ひろき葉は樹にひるがえり光りつつかくろひにつつしづ心なけれ 斎藤茂吉
#茂吉がこの歌に全神経をかたむけて詠んだ意気込みが感じられます。
そして「死にたまふ母」の迫力へと続く… (⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン 送り火
一枚の木の葉のやうに新しきさむしろにおくわが亡骸は
雪の上に春の木の花散り匂ふすがしさにあらむわが死顔は 前田夕暮
木の花白く咲いてひそかに死にゆける父の風景もまたきよきもの 前田 透
#前田夕暮、自由律短歌の唱道者。前田透は長男。夕暮の上の歌は遺書として
歌い残したもの。「わが死顔」より。 #↑>>6ソノママジャナイカ。ウツ。・・・
山の樹に白き花咲きをみなごの生まれきにつる、ほとぞかなしき(前 登志夫)
草萌えろ、木の芽も萌えろ、すんすんと春あけぼのの摩羅のさやけき(前 登志夫)
#>>22の歌が一番いいが、この二首妙にエッチぽいけど生命はやはりそこからか。 小竹(ささ)の葉はみ山もさやにさやげどもわれは妹思ふ別れきぬれば 柿本人麻呂
#妻をめとらば才長けてみめ麗しく情けあり…どちらも名歌だね。ハラヘッタ。 辛崎の松は花より朧にて 芭蕉
ここをまたわが住み憂くて漂泊(うか)れなば松はひとりとならむとすらむ 西行
#旅にしてあらば見かける松の木ぞ孤独な松に心ひかれむ。ああ松島や松島や… からまつの
林を過ぎて、
からまつを
しみじみと見き。(からまつは)
さびしかりけり。(ただゆくはさびしかりけり。)北原 白秋
#白秋の詩「落葉松」を強引に短歌風に詠んでみました。
#木を詠んだ歌には名歌が多いですね。やはり木自体の持つ
癒しの力が顕れる所為か。
それにしても昔の人は木の名前をよく知っていたよなぁ。
かたはらに秋ぐさの花かたるらくほろびしものはなつかしきかな 若山牧水
暮れ行けば浅間も見えず歌哀し佐久の草笛千曲川いざよふ波の
岸近き宿にのぼりつ濁り酒濁れる飲みて草枕しばし慰む 島崎藤村
#牧水が藤村の詩を心に置いて詠んだ歌。牧水の歌は何故か暖かい。 木染(こそめ)月・燕去(つばめさり)月・雁来(かりく)月
ことばなく人をゆかめし秋 (今野寿美)
#一週間にご無沙汰でした。樹の名歌ももうすぐ一周年ですね。
>>1さん、どうしているかな?。日本の古語は美しいなあ。… 業の花びら 宮沢賢治
夜の湿気と風がさびしくいりまじり
松ややなぎの林はくろく
そらには暗い業の花びらがいっぱいで
わたくしは神々の名を録したことから
はげしく寒くふるへている
#短歌では云い知り得ない言の葉を詩をもてあそぶ賢治なりしか…ナンチャッテ。 奥山に紅葉ふみわけ鳴く鹿の声きく時ぞ秋は悲しき 猿丸大夫(伝記不明)
#樹は紅葉花は白菊秋の声聞かるる節の美しきもの
小倉百人一首の五。恋歌の多い歌の中に一際目立つ
一首でした。蔵王の山にもかもしかが出る頃ですな。 楡の樹に楡の悲哀よ 君のうちに溶けてゆけない血を思うとき 永田和宏
森のやうに獣のやうにわれは生く群青の空耳研ぐばかり 河野裕子
近づかば終わらむ思慕よ柳の葉引っぱりながらバスを待ちいる 永田紅
#三人三様父と母と子の三首ご紹介。永田和宏の歌は京都大学理学部在学中時。 住み古れどわれは旅人青山の銀杏並木の紅葉散りしく 北沢郁子
外苑の青葉にこもり数万の真紅の旗の波はどよめく 馬場あき子
麻布台とほき木立のあたりにはつばさ光りて鳶の翔けれる 古泉千樫
#まだまだ都会にも青葉と紅葉が息づいてる所が有るようですね。… >>117紅葉散りしくは、黄葉ちりしくの間違い。ゴメソ。
ななかまどいまだくれなゐに早きころ
水の瀬に沿ふ湯殿路に立つ 山本友一
あかしやの並木のそよぎ初秋の
灯のまたたきも澄める町なり 九条武子
あかだもの林の中をくだりつつ
石狩川の白き源流 宮 柊ニ
#自然と絡み合う人の心、詠む事の難しさを感じる今日この頃でした。… 「ユーカラのくに」
銀の滴降る降るまわりに
金の滴降る降るまわりに (薄命の天才少女 知里幸恵)
モシリコロ カムイパセトノ コオリパカン ウタラパ ピリカプリネグスネナ
(大地を司る神尊い殿を人よ称えよや人の長のよき習いこそいや栄えませ)
パチラー八重子
#この二人のアイヌ民族の心に寄せる思いは人一倍のものが有るみたい。
知里は19歳の若さで世を去りました。しかし残した散文詩は、人々の
心を打つものが有ります。 人は来ず風の木の葉は散り果てて夜な夜な虫は声弱るなり 曽禰好忠
#待つ人は来ず、風に木の葉は散ってしまい夜毎夜毎に弱ってゆく
虫の声よ。なんかさっちゃんの短歌みたい。…もう一首
外山なる柴の立ち枝に吹く風の音きくときぞ冬はものうき 曽禰好忠 遠く寒山に上れば石径斜めなり
白雲生ずる処人家有り
車を停めて坐ろに愛す楓林の晩(くれ)
霜葉は二月の花よりも紅なり
#寒山を登れば小道斜めなり心惹かれむ楓の林…短歌では言い切れなかった。(鬱) ↑原文「山行」
遠上寒山石径斜
白雲生処有人家
停車坐愛楓林晩
霜葉紅於二月花 杜牧 木の下の夕まぐれどき雪の降る幻覚ありて病む目に向かふ 宮 柊ニ
ただ一つ昔のままの榧(かや)の樹よたちよりゆかむ道なくなりぬ 五味保義
#降り積もる雪の重みは我が年の多くの時をかさぬる重み。 小さき聖樹灯して子らと居る妻の若く見ゆれば痛むこころあり 前田 透
#まもなくクリスマスやねえ。皆さんは何処が痛む?。 あさましやつるぎの枝のたわむまでこは何の身のなるにかあらん 和泉式部
見わたせば真木の炭やく気をぬるみ大原山の雪のむらぎえ 和泉式部
かへらぬは齢(よはひ)なりけり年のうちにいかなる花かふたたび咲くは 和泉式部
#恋の歌を詠わせたら式部の歌ほど美しいものはないと言わせる程
深い情感のこもった歌が多い。与謝野晶子も鉄幹も彼女の歌をこよなく
愛したという。
黒髪のみだれもしらずうちふせばまづかきやりし人ぞこひしき 和泉式部 今朝みればやどの木ずゑに風過ぎてしられぬ雪のいくへともなく 式子内親王
まどちかき竹の葉すさぶ風の音にいとどみじかきうたたねのゆめ 式子内親王
眺むれば木の葉うつろふ夕月夜ややけしきだつ秋のそらかな 式子内親王
風さむみ木の間晴れ行く夜な夜(よる)に残る隅なき庭の月影 式子内親王
#詩人萩原朔太郎が絶賛した恋の歌、彼女の恋への烈しいまでの憧れは
素晴らしい名歌となって人の心を惹きつける。
玉の緒(を)よたえなばたえねながらへば忍ぶることの弱りもぞする 式子内親王
(我が命絶えるものなら絶えてくれ忍ぶ力も弱らぬ内に…) 君に恋ひいたもすべなみ楢(なら)やまの小松がもとに立ち嘆くかも 笠女郎
#どうしようもなく恋焦がれるこの想いは立ち尽くして嘆くしかないのだろうか。
あけぼのや泰山木は蝋の花 上田五千石 欠乏の美という樹 をするするよじのぼる猫の 胴体のびきる 加藤克巳
#ピカソのような抽象短歌。というよりこの音数の破調は短詩のようだ。
本人は樹なのか?猫なのか?猫なんだろうね。 傾きし星は樹氷のうへにあり果しらぬかもこの桟道は 山下秀之助
#樹氷の美しさは雪国に住む者でしか解からぬ景色、針葉樹に付着した
雪の塊が見事な自然の芸術を造り出す。樹氷、もしくは雪のモンスターで
検索してね。綺麗な写真が見られるよん。 雪ふれば木ごとに花ぞさきにけるいづれを梅とわきて折らまし
−−−紀とものり 古今集337(巻6 冬歌)
都の雪はふんわりとした花のような雪なんでしょうね。
蔵王の樹氷は柔らかそうに見えて実際はさらさらした感触。
風の無い晴天の日差しの強さと空気の透明さ、潔い寒さを思い出します。
いつもながら、まにあさまの清清しい選歌に心洗われる思いです。
これからも、いろいろな良歌を紹介してください。ね。はぁと。 相きそい木の芽花の芽ふくらめばわが一室も動揺のなか 川浪磐根
家毎にすももはな咲くみちのくの春べをこもり病みてひさしも 原 阿佐緒
#花咲く春も、もうわずか。あかねさんにも良き春が訪れますように…。 一本の鉛筆本にはさみこみそれより時間過ぎはじめたり 柏原千恵子
#良くやるんですよ私も、でも忘れてしまっていてその内本が重なり
過去の世界へとその部分だけ行ってしまうんです。 わきて見む老い木は花もあはれなりいま幾たびの春にあふべき 西行法師
我昔住みにし跡を尋ぬれば桜茂りて人老いにけり 正岡子規
#花の都東京は桜の名所が数多く有りますよね。ん?↑ちと老けたかな。… 楓(かえるで)の若葉立つ枝うちゆすれ移りうごきて小鳥はゐたる 高田浪吉
曇り空さだめなくして雨ふるや庭の楓(かえるで)芽ぶきそめにし 高田浪吉
#楓を昔はかえるでと詠んでいたそうな。何故かって
蛙の手に似ていただけだそうな。にゃんだろね。
しかし楓の歌が多いのにはおろろいた。おろおろ。 磐代の浜松が枝を引き結び 真幸くあらばまた還り見む 万葉集(巻二)
19歳で世を去った、有間皇子の歌
澄んだ響きのある歌なので。
↑(結び松観る事も無く幸も無く立ち帰らずは十九の秋か)
#和歌を詠み現代短歌に直して詠むのも面白いかも。
磐代の崖(きし)の松が枝結びけむ人はかへりてまた見けむかも 長忌寸奥麻呂
(あの人が生きて帰れば結び枝を観たであろうか有間の皇子は) 桜色に 衣は深く 染めて着む 花の散りなむ 後の形見に
願はくは 花の下にて 春死なむ 其の二月の 望月の頃 #選んだのピンク色したセーターを春の思いを忘れぬように…
#十五夜の月の光の花の下(もと)私の願いむなしく散って…
(>>137さんの上の歌は紀 有朋。下の歌がわからない。検索ちてみよう。) #解りました。下の歌は西行法師。元歌は二月を如月と詠んでいたんですね。
願はくは花の下にて春死なむその如月の望月のころ 西行法師
#ん?2月15日に誰が逝ったんだろう。もいちど検索。 獣医師のおまへと語る北方論樹はいつぽんでなければならぬ
作者失念。ごめんなさい。 ↑ 検索すると
時 田 則 雄 辛夷代表
離農せしおまへの家をくべながら冬超す窓に花咲かせおり
こちらのほうがわかりやすいね
でもだれなんだろう? 春の野に霞たなびきうら悲しこの夕かげに鶯鳴くも 大伴家持
わが庭の紅梅の木に朝まだき鶯来啼くもあはれならずや 斎藤茂吉
#囀れぬ恋の呪文ももどかしげ紅梅の木に春の訪れ…ケキョ~~; カサヤカサヤ高き木霊に溢れゆくおもいの重さ空を覆いて 増谷龍三
#そういえば昭和40年代以降の人には札幌五輪の笠谷選手は知らんかもね。… 春の日に白鬚(しらひげ)光る流氓(りうぼう)一人
柳の花を前にしゃがんでゐる 土屋文明
#自画像だろうか。文明にしては、傍観者的歌でも有る。 春のものとおもはれぬまであまりにもさびししづけし白藤の花 落合直文
生き急ぐほどの世ならじ茶の花のおくれ咲きなる白きほろほろ 馬場あき子
#春の花にしては、どちらも静かな気品のある白い花。
雪が無くなると、ふと白い色が恋しくなる。・… 花あんず紅きかたへのゆすらうめ遅く咲きつつ早く散りにき 相良 宏
#大器晩成何事かならざらん。でも散るのも早いんではね。… はるさめは天(あめ)の乳(ちち)かも落葉松の
玉芽(たまめ)あまねくふくらみにけり 斎藤茂吉
#春雨は空からの恵み「天の乳」綺麗な表現だね。結句のふくらみが
何故か、初々しい乳を想像したりして…。 紅梅を愛するあまりしら梅を抜きてしまふかも知れぬ我なる 宮崎智恵
風より早く時ゆきにけり夕方の樹々の緑のただよふあたり 前川 緑
#つい言葉や文字だけを並べて歌を創ってしまいがちだが、何処かに
訴える心が潜んで居れば歌になるのだろうか。最近は他人ごとのような
歌が多いのが気になる。自分の心の底を如何に出すかが本当の生きた歌に
なるのかもしれない。昔、赤木健介が詩を選ぶ時に直裁な、飾り気のない、
解りやすい詩を、私は選ぶ。と言っていた言葉を思いだした。 ちる花はかずかぎりなしことごとくひかりをひきて谷にゆくかも 上田三四二
#此方も桜の散る時期となりました。散りゆくもののうつくしさ
春は桜か秋紅葉ともに命の玉の光か。…花吹雪綺麗でつね うつくしきみ寺なり み寺にさくられうらんたれば
うぐいすしたたり さくら樹にすずめら交(さか)り
かんかんと鐘鳴りてすずろなり。 室生犀星(春の寺)
あはれ花びらながれ をみなごに花びらながれ
をみなごしめやかに語らひあゆみ
うららかの跫音(あしおと)空にながれ
おりふしに瞳をあげて
翳(かげ)りなきみ寺の春をすぎゆくなり・… 三好達治(甃のうへ)
#大岡信の「現代詩人論」そして木田元「詩歌遍歴」もう一つ
上田三四二の「祝婚」全てに、このふたつの詩が取り上げ
られているのは、やはり良い詩だからなのだろうか。… 春四月風おもむろに樹々わたりそよぐ音すも花のひともと 松村英一
花ちりて桃はひそかに実をもてり何事もなく過ぐる日ならず 黒須忠一
死にもせず二人してまた春に逢う散策のみち光る栃の芽 森 紫津夜
#時の流れとは早いものだけど、又こうして花が観られる事に感謝々…。 池水は濁りににごり藤波の影もうつらず雨降りしきる 伊藤左千夫
藤なみの花の紫永き日をこのよろこびに吾逢ひにけり 斎藤茂吉
#五月の花はやはり藤かな?。
恋人を見る目で見つむ目を細め一輪挿しの藤の花房。ナンチャッテ。 夏の樹にひかりのごとく鳥ぞ鳴く呼吸(いき)あるものは死ねよとぞ啼く 若山牧水
#うら悲しこの寂しさをたれぞ知ろ鳥の声とて知りて知らずか・・・。 詩はさびし木の精ひそむ山彦のけざむさ添へて声かへすごと 石川啄木
わだつみの青き鼓は とどろけり、去年(こぞ)も今年も。
しらしらと明けゆく朝も 曇りたる夕べ、恒(つね)に
かはるなきひびきをあげて、 堂塔(だうたふ)と砕くる波の
波頭日も夜も白し。
われ来たり、この流木の かたわらに、子犬のごとく
寝ころびて、青き鼓の とどろきを直(ひた)にぞ聞ける。
身じろがず、荒磯(ありそ)の砂の つよき香を直(ひた)にぞ吸へる。
あなあはれ、覚むる期(ご)もなく。 (流木) 石川啄木
#万葉の頃より海山の神の心を想いて詠ふ啄木なりし…
朝明けに風静まりて紫陽花の芽立ちは太く快く見ゆ 毛利文平
#はよ咲けと紫陽花の芽見つむらん。ランラン♪ 菩提樹の花苞散りくる木下道歩みゆく六月盡の風に吹かれて 山形敞一
菩提樹の木下に氷菓売る露店あり寄りゆく少年老いたる人ら 山形敞一
#ロシア(旧ソ連)の街並みを詠んだものだが、下の一首、昭和の時代を思い出す。 揺れやまぬ若葉のかげの花うつぎ恃めるものを秘めもつごとし 横田専一
#万葉の花、タニウツギ。検索してみれば、ピンク色した可愛らしい花でした。 庭の木にさびれ合歓の葉しひたぐる風ものものし荒れ来るらむか 伊藤左千夫
ねむの花たかだかと咲きにほひけり左千夫翁つねに愛(かな)しめる花 斎藤茂吉
#くれなゐ色の合歓の花。花は愛でれど葉を詠いしは左千夫のみなり。でもないか… 黄金虫飛ぶ音聞けば深山木の若葉の真洞春ふかむらし
−−−北原白秋『風陰集』昭和19年
>>157 「恃めるもの」が花ならぬ身うちにもはつかあるらし秘めてはなたじ あかね
>>159 あ かぶと虫まっぷたつ と思ったら飛び立っただけ 夏の真ん中 穂村弘
#現代語訳があったか、という感じですね。でもこれは穂村弘訳の勝ち。
短歌の森に迷い込んで一年半。広く深いこの世界で、方向を見失いがちのあかねに
まにあ様の選歌はともし火のようです。ひっそりファンを続けさせてください。はぁと 木々の間のまどかなる月かがやけり働き終へて帰る処女ら 小暮政次
#小暮政次の歌はいつも想うのだけれど絵をみているよう。風景画のようです。
あら!。あかねさん。ともし火…なんて、ありがとね。稲村弘のかぶと虫の
歌、とてもおもしろいですね。私も、ともしびの消えないうちにそんな歌を、
詠んでみたいでつね。これからも楽しい歌、紹介してください。まるるん。 ならざりし恋にも似るとまだ青き梅の落実(おちみ)を園より拾ふ 宮 柊二
#青春の夢追い翔けど追い着けづ花から実へと時を翔けたり。清純な恋歌はいいなあ〜。 炎えきわまる火群(ほむら)のごとき夕ぐれの一樹の声を聞きそびれたる 高安国世
#>>1okadaさんの好みそうな、一首でしたので御紹介。
ttp://www.ne.jp/asahi/tityukai/tanka/KAJIN/okada0303.html 木の下にたたずみいたるふたりながら手をくむこともなきあたたかさ 大島史洋
#樹は二人を優しく包んで居るからね。 樹の蔭に箒木をもちて佇ちたまふ年々に小さくなりてゆく母 君島夜詩
#母が小さくなったのではなく、貴女が大きくなったのですね。
幼き日見上げる程の逞しき父の背(せな)見て肩車せし…
まぼろしの母見るのみに生きてゐるわれかとも寂し松風きけば 館山一子
#鏡みて母に似たりと想うこの頃とか。 杉の木を見つつ思へり風やみしかかるいとまを杉ふとるらむ 山口茂吉
山行くは楽しからずや高山の青雲恋ひて今日も山行く 結城哀草花
#二人とも斎藤茂吉に師事。地味な山口と自由奔放な哀草花との
差が良く現れている。素朴さではどちらもひけをとらない。 ねもごろに桃を食らひてをりしときしたたる蜜は畳に落ちぬ 赤城猪太郎
#心ゆくまで大胆に桃を齧る姿がこの人のおおらかさを現してゐる。
そろそろ桃の季節ですね。果実の美味しい季節になりました。 くれ竹のよも君知らじ吹く風のそよぐにつけてさわぐ心は 樋口夏子(一葉)
くれ竹の空しきかげぞしのばるるうれしきふしをみるにつけても 中嶋歌子
#一葉が14歳のとき中嶋歌子の萩の舎塾に入門し詠んだ歌。
作家としては一葉と書いていたが和歌は夏子と書いていた。本名は奈津。
その後10年間に「にごりえ」「十三夜」「たけくらべ」を執筆。24歳の若さで
逝く。
また更にあふべき夜半にあるものをなど死ぬばかりつらき別ぞ 夏子 枯枝がうたえば枯葉舞いあがる風はわたしの中より吹きて
落葉樹の枝に夕焼け雲かかるもう欲しくない綿菓子などは
一本一本歯離れて立てる銀杏の木秋はさびしい神の声する 苅谷君代
#雲は未来の形して この人が十六歳の時の処女歌集。30年も前の歌とは
思えない今の時代の人の歌のような気がするのは私だけだろうか?。
古郷の庭に植えにし公孫樹(いちょう)の子仰ぎ見るまで我は老ひしか 石川確治
↓
古郷の庭に植ゑにし公孫樹の木仰ぎ見るまで我は老いしか (茂吉添削)
門の辺の泰山木に月照りて花白々と香りただよう 石川確治
↓
門のべの泰山木に月照りて白き花こそ大きかりけれ (茂吉添削)
五月雨るねむの並木の花陰に南部の小駒あまた遊べリ 石川確治
↓
さみだるる夏樹並樹の下蔭に南部の小馬あまた遊べリ (茂吉添削)
#彫刻家でもあり画家でもある石川確治が茂吉に短歌の添削指導を
うけた一部を今週は抜粋してみました。(山沢集より)
↑ん!?
おちゃめさん kiになる一句 詠んでって。
#此処にkiて初めて偽もんあらわれりぃ。うれちい。まるぅ。 白樺をしらじらとして吹く風よああ嘘のなき会話が欲しき 生方たつゑ
少年のうなじのごとく傷つかぬ空があり橡の木と橡の木の間に 真鍋美恵子
#言葉なくこの悲しみに狼狽える秋の深みに目のやり場なし… 身の丈に合ふ迷彩服を購ひてのち都市密林に紛れしひとり 斎藤史
#危険が一杯の「都市密林」ではなく、山紫水明の地方都市でおこる
陰惨な事件に深く傷ついてしまいます。今朝も「自分の身は自分で
守れ」とばかりに覚束ない戦闘装備で老人も子供も一日をスタート
させたのでしょうか。自分も含め幸多かれと祈らずにおれません。 邂逅はいつのむかしぞ柘榴酒の紅色褪せて澄み果てにける 斎藤 史
#柘榴のあの紅(あか)は紅葉にも似た素敵な色ですね。
その柘榴酒の透明感はもっと感銘を受けるのかもしれない。 ゆく秋のわが身せつなく儚くて樹に登りゆさゆさ紅葉散らす 前川佐美雄
丁々と樹を伐る昼にたかぶりて森にかへれる木霊ひとつ 前 登志夫
八月の森、いたましき婚禮のごとし二本の杉立ち枯れて 塚本邦雄
#塚本邦雄の樹を詠んだ歌を探したが全て死んだ樹に関する歌ばかり
寺山が生きていたら、こう云うだろう。「塚本は立ったまま死んでいる。」と…ナンチャッテ。 人間(ひと)ならば無愛想なる姿にて樹齢二百年の無患樹 沖 ななも
落葉樹林山鳩のこえほのぐらしねむれる脳のなかをゆくごと 沖 ななも
この昼のわけのわからぬ悲しみを木の箸をもて選り分けている 阿木津 英
産むならば世界を産めよものの芽の湧き立つ森のさみどりのなか 阿木津 英
みづびたしの天を歩みてかへりゆく父の背のすぢにほふ樟の木 永井陽子
丈たかき斥候(ものみ)のやうな貌(かほ)をしてフォルテが杉に凭(もた)れてゐるぞ 永井陽子
人あらぬ野に木の花のにほふとき風上はつねに処女地とおもふ 今野寿美
にんげんにこよなく近き歴史にて木にも肌あり力瘤あり 今野寿美
#今回4人の歌を載せてみたが、何処か共通するものが有りませんか?
一応皆昭和二十年代生まれです。樹を父とか男性とかに喩えていない
でしょうか。錯覚かな?
木の葉らも踏みしだかれてしずまればすでに力なき魚鱗のごとし 高安国世
青葉せる木立の中に焚く落葉小さきほのほを遊ばせながら 立川敏子
たとえば君 ガサッと落葉すくふやうに私をさらって行ってはくれぬか 河野裕子
#蔵王山頂はもう落ち葉の季節ですね。黄葉。紅葉に彩られてとても
綺麗ですよ。 奥山も一樹々に秋の訪れ 灰黄(かいこう)の枝をひろぐる林みゆ亡びんとする愛恋ひとつ 岡井 隆
傷つきてわれらの夏も過ぎゆけり帆はかがやきていま樹間過ぐ 寺山修二
切り株にもとの榎のたちそそり次第に深き眠りを誘ふ 大西民子
#もう冬なんでつね。又、一面に白い世界が私の心を覆うのでしょうか。 春の木は水気ゆたかに鉈切れのよしといふなり春の木を伐る 若山牧水
#冬は冬の暮らしが楽しいですね。春を待つ心を育みつつ。 師走の雨つよくたたきし樹々のあひ澄みて雫が一つ一つ落つ 鹿児島壽藏
#今年は幾つもの災害が有りました。災害の後にも朝陽は昇り
空は澄みます。元気を出して僅かな人生楽しみませう。 あたらしく冬きたりけり鞭のごと幹ひびき合ひ竹群はあり 宮 柊二
#あらたまる 大和の空や 初景色。 五七五の皆様にも良い年になります様。
お祈りして居ります。 わが愛するものに語らむ樫の木に日が当り視よ、冬すでに過ぐ 前田 透
棕梠の葉を襲う突風いくたびか求愛の語云いそびれし後を 長谷川莞爾
#定型に馴れ親しめど一行詩言葉足りづば拘る事無く。ナンテネ。 木を噛る音ききし夜も雪ふれり欠けし紋章も濡れつつあらむ 生方たつゑ
冬たちし野わたる時に半白の影もちて鋭(と)し人も林も 安永蕗子
#聴覚と視覚を研ぎ澄まして出来た二首。ドウデモヨイケド、フユガナガイナア~。 白梅は氷雨のなかに凍りたり象牙となりし冬の花びら 片山恵美子
おしなべて冬木の中に黄に垂るる柳と吾と春を待つなり 二宮冬鳥
#凍て解けの 道はまだまだ 遥かなり…庭には未だ1000_の雪が有り。ハヤクトケテヨ。
杉山にわれを襲はむ黄緑のひだる神こそ少年の渦毛(うず) 前 登志夫
この春も杉花粉ふる夕まぐれ濁世(ぢょくせ)さびしも目を洗はばや 木村草弥
#濁世とは生き難き世か目に涙。皮肉混じりの杉花粉とぶ。…ハックション。 はつはつに芽吹くもありてしろがねに光る枝枝暁の空指す 三国玲子
この日ごろ桜ゆたかに咲きをりて風ふくときに幹あざやけし 鈴木幸輔
葉桜の暗きが上の横雲を離れむとするたまゆらの月 谷 馨
#遅咲きの日本列島花列車北へ北へと蕾みふくらみ。…コチラハ、マダダヨ〜ン。 遊民の相と言われし両頬(もろほほ)に差すは山査子(さんざし)雁来紅(かまつか)の紅 道浦 母都子
たわたわと木犀香り春の夜の男坂行く眼(まなこ)に痛し 道浦 母都子
#木犀、さんざし、かまつかは、どうみても秋の木と言うイメージだが
木犀は新芽の香りが春に強いし、さんざし、かまつかの花は春の花と
しては目立たない小さな花。でも秋は情熱の紅色の葉、実をつける。
木犀科の紅かなめの新芽は今の季節真っ赤に染まっている。よ〜ん。
・・・何が言いたかったんだろ。忘れた。…。
茱萸(ぐみ)の葉の白くひかれる渚みち牛ひとつゐて海に向き立つ 古泉千樫
#ぐみの葉って表は緑、でも葉の裏側は白っぽいんですよ。
朝方葉を綴じているんで白い葉のように見えます。もう五月ですね。 ふるえつつ濡れつつみどりふかまると僕らに告げて五月の樹々ら 西勝洋一
そびえたつ一本の木よ高ければそれだけ僕の悲しみのます 大島史洋
木曽川を木屑の如くただよえば海までのみちはるかに遠し 大島史洋
泣きながら雑木林を抜けてより少年われの行方は知れず 野尻 供
もしも木になれたら風雨に耐え抜きてわれは素直に墓標になりたし 野尻 供
#五月末鳥の囀り賑やかに緑の森の空も澄みてか。ヨイキセツニナリマシタネ。 胸のうちいちど空にしてあの青き水仙の葉をつめこみてみたし 前川佐美雄
あまりにも前衛的な僧侶かなメタセコイアの高さに泣いて 菊池裕
視覚的な短歌。「青き水仙の葉」「メタセコイアの高さ」を
心のありように重ねたとき、はっきりと伝わってくる何かが
ありますね。「新緑の上に広がる青空に賑やかに鳥が囀る」心は
ひろびろと清清しい思いがいたします。
塚本邦雄
柿の木のほかに樹知らず仲人はジャン・ジャック・ルソーを褒めちぎる
杉の花天(そら)にみちつつ 反歌てふ透明の檻あればわれあり
ヒマラヤ杉風に折れたる二メートル等身の友が深夜訪ひ来る
二番星見つけしや杉の実の芳しうして葉隠れの生
#回想の詩人ランボーをこよなく愛し、永遠の新しさを求めて一行詩人は逝った。
鳥は樹にひとは泉に疲れたるたましひの緒をひたしゐたるかな 中山 明
あわれなるものにぞありける五十年にして再会せる谷の泉の水 斎藤茂吉
皐月待ちゐる日々の彼方に深緑をつらねて森も林も香る 塚本邦雄
#戻りゆく安らぐ場所も無かりけり老いたる我が身過去への執着。…テナトコカナ。
しんそこは一つ想ひとなりしかど夕映えかげる李(すもも)の花は 前川 緑
自動車(くるま)の灯消せばかすめる月の下びに咲きしづもれる花の梢みゆ 水町京子
麦の穂浪はての竹叢(むら)その奥の森のさやぎともろもろの音 安部静枝
#2005年7月も半ばを過ぎて暑い季節になりました。過去を思い出せば
日一日と皺の数程、思い出が重なってゆきます。静かに静かに時は
過ぎてゆきますね。淋しい限り。でも気を取り直して生きていきましょう。 逸りきてけやき大樹にこもるかぜ非命の魂の万の鈴音 山田あき
とびやすき葡萄の汁で汚すなかれ虐げられし少年の詩を 寺山修司
#かも知れず樹もしらずとや気も知れず。…>>195 一人の刺客を措きてえらぶべき愛なくば 水の底の椿 塚本邦雄
ヨカナーンの首を所望したサロメ。暴力は絶望の隣で輝いて見えることが
ありますが、傷跡は何年も何十年も繰り返し悲しまれることによってしか
癒えないのだなぁと、思わされる季節でした。いつも少し厳しいほうへ
航路を執りたいと思っております。それは良心が命じるほうへということ
かもしれません。 柿の木のほかに樹知らず仲人はジャン・ジャック・ルソーを褒めちぎる 塚本邦雄
#こころざし厳しき道を求むれば刺客放せど刺客に討たる。 秋風のこころよさに…啄木の秋をよむ
青に透くかなしみの玉に枕して松のひびきを夜もすがら聴く
神寂し七山の杉火のごとく染めて日入りぬ静かなるかな
愁い来て丘にのぼれば名も知らぬ鳥啄めリ赤き茨の実
はたはたと黍(きび)の葉鳴れるふるさとの軒端なつかし秋風ふけば
ほのかなる朽木の香りそがなかのたけの香りに秋やや深し
森の奥遠きひびきす木のうろに臼ひく侏儒の国にかも来し
時雨降るごとき音して木伝ひぬ人によく似し森の猿ども
#物悲し森の行方の奥底のさだめ知らずや我が身にしりぬ きつつきの木つつきし洞の暗くなりこの世にし遂にわれは不在なり
−−−葛原妙子
かつかつという乾いた音とともに深く深く抉られてゆく木の洞は
暗く暗くいつしか「わたし」もそのなかに溶けてなくなってしまう
ようです。きつつきの赤い頭頂部がその暗い洞に吸い込まれて
みえなくなってしまうように。
おおきなる欅の木には異界へと続く洞あり風を嗅がばや あかね 秋を食む。
一合の椎の実をひとり食べをへぬわが悦楽に子はあづからず 石川不二子
唇は木の実のごとく甘ければ朝(あした)にたろべ夕にたうぶる 吉井 勇
才媛になぞらへし木の実ぞ雨ふればむらさきしきぶの紫みだら 木村草弥
#秋風も吹き過ぎてゆく晩秋のたわわに実る柿も色づき。 天皇椰子ディズニーランドに茂りおり罪なきものは行きて見るべし 前田透 よろこべばしきりに落つる木の実かな 富安風生
萩の花 尾花 葛花 なでしこの花 女郎花(おみなへし) また 藤袴 朝貌(あさがお)の花
(旋頭歌) 山上憶良
ちなみに春は
セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ、春の七草。
#やはり秋、田畑も山も色づきて稔り豊かに秋は来にけり。・・・アキガフタツモアキアキスルカナ?
悲しき玩具
竹とんぼこころもとなく光りつつこの世のほかのいづかたへ飛ぶ 永井陽子
遊びに出て子供かへらず、取り出して走らせて見る玩具(おもちゃ)の機関車 石川啄木
#2ちゃんねる。言葉あそびの玩具かな声も聞こえず顔さえ見えず。
見るは言葉の山ばかり。ナンテネ。 春の岬旅のをはりの鴎どり
浮きつつ遠くなりにけるかも 三好達治
#旅の終りは旅の始まり。だって。もう春なんでつね。
でも此方はまだ雪が舞ってるよん。さむいなあ〜。 鳳仙花散りて落つれば小さき蟹鋏ささげて驚き走る 窪田空穂
#蟹鋏片手小さく片手大きく目を立て走る仕草可愛く。・・・チョット、ジアマリ。
過去レス読んでませんが、
与謝野晶子が
「マロニエのパリ」でなんとかと紹介されていました。
パリで「木」詠むとは珍なり。されど、我うろ覚え・・・ ああ皐月仏蘭西の野は火の色す君も雛罌粟(コクリコ)われも雛罌粟 与謝野晶子
ttp://allabout.co.jp/study/french/closeup/CU20060719A/index.htm?NLV=NL000602-14
此のサイトが参考になりました。こくりこって花の名前だったんですね。 >>209まにあさん感謝(^з^)-☆
蛇足ながら、「木」が入ってる句もコピペしておきます。
物売にわれもならまし初夏のシヤンゼリゼエの青き木のもと 晶子
(モノウリニ、ワレモナラマシ、ハツナツノ、シャンゼリゼエノ、アオキコノモト)
歌集『夏より秋へ』 いま君をへだてていたる川の数、木の数、昼にみる星の数 江戸雪
風立ちてマロニエとわれをあばくときじっと動かぬ皇居の森は 梅内美華子
母という裸樹となる友のためやさしく吹けよはつなつの風 後藤由紀恵
#夏過ぎて秋来るらし吹く風の行く末寂し若き乙女ら。・・・オヒサシ。 求愛しても 肘鉄ばかり 長谷川チョン
クリスマスを クリトリスかと 問う長谷川櫂
事実ゆえ 反論出来ぬ 長谷川チョン
老いてなお 恥かき散らす 長谷川櫂
事実ゆえ 一言もない 長谷川櫂
万事を認め 早く自死せよ
殺すなら 長谷川櫂を 屠り去れ
底辺の 大学に巣喰う 長谷川櫂
体育部員に 劣情催す 長谷川チョン
長谷川を 突っ転ばせよ 千代大海
虚言癖 一生なおらぬ 長谷川櫂
生理日に 発作を起こす 長谷川チョン
長谷川櫂が極めて幼稚拙劣かつ愚鈍な田舎者、品性下劣でゲスな単細胞でしかないという事実は誰もが知っている
今さらあんな劣等感のかたまりの哀れで卑怯な出来損ないを攻撃しても意味がないだろう
それよりも、新聞やテレビなどマスコミへ出て、これ以上恥の上塗りをしないように注意してやれ
口を開く都度、無知無学無教養の限りをさらけ出して恥じない「無下の山出し」でしか無いのだから。
剽窃もせぬよう警告してやるとよい
醜怪な外見は如何ともし難いにせよ少しでも人間並みに近づくこと位は出来るはずだ
どんな化け物であろうとも改心の余地はあるだろう。
実のところ長谷川チョンは北鮮へ強制送還されるのが一番いいんだが。
なによりも日本国内の清浄化のためになるからね !
詳しくは「長谷川隆喜」を参照
去勢豚の長谷川チョンが狂犬病ならぬ狂豚病で狂い死にしたという噂はホントウなのか?
とすれば今年第一番の朗報だぞ
そこで一句 頓死せる 変質者めは 豚の餌
長谷川チョンはグロテスクな己れのツラでも描いてろ!
余りの醜さにショック死するかも。否、癩患だから殆ど失明してて、それも無理だろう
木蓮の
傍に寄り添う
蓮の花
∩∩
(・ x ・)見ろ!!臭い花のようだ!!はっはっはっは!!
なの。とゆー人がいたら口からスカンクなの
もう少し長谷川というゲスに同情してやるべきだろう。
子供の頃から病弱で醜い肥満児、なおかつ歯列を矯正しなければならない哀れなガキだったんだから。
それに学校では、いつも除け者で誰からも相手にされないチョンだったらしいしな・・・
熊本県下の辺境の下層民として育ち、何の取り柄も無い無知無学にして徹底した無教養な山出しだから、
根性がひねくれ果てて、卑しい邪推や嫉妬心、劣等感のカタマリの化け物に成ってしまったのも、
ある程度は憐れんでやるべきでは無いだろうか?
もちろん、それで長谷川の犯した傲慢不遜、身の程知らずの無礼な言動が赦されることは、
断じてあり得ないのだがね。
しかし、業病に冒されて禿げ上がり、なお一層醜い姿になり果てた化け物を
これ以上、責め立てる必要は無いと思うのだが、いかがものだろうか? 変態の長谷川チョンが地震に怯えて癲癇の発作を起こしたそうだ。
そのせいで藤沢近隣の人々は大変甚大な迷惑を受けたらしい。
長谷川チョンは知能が低く物凄く醜い劣等感の塊でしかないくせに、
厚顔無恥にもテレビに禿げヅラをさらけ出して憚らない阿呆だぞ!
こんな業病病み風情に俳句詠みを騙らせておいてよいのだろうか?
一刻も早く北鮮へ強制送還させる可きだろう!!!
我が国をこれ以上、穢されない為にも!
付けたり 長谷川チョンは「子供の頃から野球も出来ず除け者として誰からも相手にされなかった」
という証言がある。だからと言って変質者特有の異常行為を働いてもいいという理由にはならない!
知力気力体力精力絶無の変態「長谷川チョン」を一日も早く北鮮へ強制送還させるべきだ! 遊行化け物
道端に 汚水滴る 柳した 化けることなく 立つキモブサ
本歌「道のべに清水流るゝ柳かげしばしとてこそ立ちどまりつれ」(西行:新古今集、山家集) さんざんやキモブサスレはあれにしを
夜更けナガラのスレコピペかな
「さざなみや滋賀の都はあれにしを昔ながらの山桜かな」
(千載集・巻一・春・上 詠み人知らず 平忠度 >>216
だろうね。
三点リーダーの使い所もおかしいし。
高校でレポートとか小論文ぐらい書かされなかったのかな。
学校で習わなくてもビジネス文書の書き方は入社時に叩き込まれるはずなんだが。 長谷川は所詮アホウでしかないのさ
田舎者
のぼせ上がって
恥かき散らし 虫ですら
陽気を受けて
出る春に
長谷川厨は
なほ引きこもる 夢ひとつ現(うつつ)ひとつと歌ひきて花水木散る庭に酔ひゐつ 島田修二
#夢うつつ遠きむかしを想いつつ我が影偲び又ひとふで書きを・・・。 くすの木の皮はがしつつ君を待つこの羞しさも過ぎて思はむ 河野裕子
#恥かしさ常用漢字に無い辛さ恥じると引いて羞じると直し。・・・ワケワカンナ〜イ。 変態は お呼びじゃない と断られる
長谷川チョンこそ 哀れなるかな
人並みの知識も教養も無い不具者の長谷川櫂、
化け物ヅラして今日も嫌わる
仏教もキリスト教も片鱗だに知らずして出しゃばっては赤恥をかきまくる
「超下劣な蛆虫」とは、長谷川隆喜のためにある言葉だ。
樹氷きららのなだれのはての海のはての空のはてのきららのきらら 加藤克巳
#擬声語の流れるように光る歌どこまでつづくきららきららか。 たそがれはすみやかにしてあはれあはれ消えさる時のなべて恋しき 加藤克巳
#樹の歌を詠んでいないがどことなく自然のかおりただよう短歌。・・・タソガレハユウカゼハー♪ 口開けば その都度さらけ出す 愚鈍さ加減
長谷川櫂こそ 無下の山出し
最底辺の蛆虫以下のクズのクズでありながら、一人前だと勘違いしている低能の賤奴
かかる下賤こそ叩き殺してしまうべきだろう。
花も樹も人も家畜も土くさく生まれしままにうつくしかりき 北久保まりこ
自然とは人だけのものではなくていきとしいける全てへのもの・・・トカ。
ゆれる海ゆれる思ひに立ちつくす引き返せない いのちまるごと 北久保まりこ
#自然への思ひは海へたれひとり帰るすべなき儚き命。・・・・ムネン。
愚鈍さを さらけ出したる
変態の 長谷川櫂に劣る バカ無し
薄汚き蛆虫の 長谷川チョンを擁護するのは、阿呆仲間のみ
劣等感 さらけ出したる ブスチョンの 長谷川櫂に劣る クズなし
長谷川櫂とかいうヤツは徹底して嫌らしいクズですね。
そんなゲスにも新しい年を迎える資格があるのでしょうか? 私には最近こんな能力が備わった。
長谷川櫂(隆喜)と書かれた部分が「粘着野郎」と自動変換されるのだ。
全員に、その様な能力が備わったと聞く。w 妹が見し楝の花は散りぬべし我が泣く涙いまだ干なくに 長谷川チョンは品性下劣な山出しでしかない事実は誰もが知っている。
いくら田舎紳士を気どってみても道化師ぶりをさらけ出すだけ。
自分より優れた人物に対して劣等感を剥き出しにして
陰に陽に嫌がらせをするのが関の山。
死んで世間に詫びるのが責務なのに、いっかな反省の色も見えぬ下の下でしかない。 「長谷川櫂=長谷川隆喜」は十歳以上も年上の「吉田正」とかいう年寄りを陰で散々バカにしておきながら、
困った時には何かと術策を弄して利用ないし悪用していたという「曰わく付きの悪辣な外道でしかない」という話だ。
知能が低いくせに、鮮人の常として悪知恵だけは誰に教わったのか働かせる蛆虫のようなヤツだ。
同様の手口で何人もの善良な人々を罠にかけたり、嫌がらせをして来たという過去を、ある人物から耳にした事がある。
だからこれは間違いの無い真実だ。
口開けば 無智無教養 さらけ出す 長谷川櫂に 未来など無し
化け物の 妖怪変化も 相手せぬ これぞ変態 長谷川櫂かな 長谷川櫂=長谷川隆喜なら、西宮近辺出身の前田とかいう年下の男にも色気を出していた
という噂だよな。
己が阿呆さ加減を 吹聴してまわるしか能のない変態 長谷川櫂(長谷川隆喜)
「長谷川櫂=長谷川隆喜」は十歳以上も年上の「吉田正」とかいう年寄りを陰で散々バカにしておきながら、
困った時には何かと術策を弄して利用ないし悪用していたという「曰わく付きの悪辣な外道でしかない」という話だ。
知能が低いくせに、鮮人の常として悪知恵だけは誰に教わったのか働かせる蛆虫のようなヤツだ。
同様の手口で何人もの善良な人々を罠にかけたり、嫌がらせをして来たという過去を、ある人物から耳にした事がある。
だからこれは間違いの無い真実だ。
口開けば 無智無教養 さらけ出す 長谷川櫂に 未来など無し
化け物の 妖怪変化も 相手にせぬ これぞ変態 長谷川櫂かな
身の程知らずの大口を叩いては 己の愚鈍さを さらけ出し放題に さらけ出し 恥かきちらす 長谷川櫂 そのことにすら気付かぬ阿呆 不様なる
生きる価値なき山出し賤民 蛆虫以下 どこへ行っても 自ら嗤い者になる クズ賤民 汚物だめでしかない 醜い肉塊 早く此の世から 失せ果てろ
黙示録も 千載集も 読んだ例し無き 長谷川櫂 口開きては 赤恥をかき かかる阿呆を 生かしておいては もう駄目だ 世も末だ
歌枕一つ知らず 劣等感さらけ出し 「あんなもの単なる詠嘆でしかない」などと嘯いて なお無智無学無教養と大恥を 剥き出しにするド低能は
長谷川隆喜なり 文化も歴史も美術も文学も哲学その他も何一つ理解せず 生きる価値ゼロ以下の不様な化け物 それぞ哀れな長谷川櫂 愛隣地区に棲むという スレ主が教えてって言ってるってことは
ここで詩を詠むのはルール違反になるのかな 樹々の間に見えいるあれは人の住む何かがつねに起きいるところ 中野昭子
すでにもう行き交う人の群れさへも時の流れの置き去りに遭い。。。 六本木 青木 上杉 一柳 片桐 高木 朽木 なんのき これは、坂村真民の詩です。
●かなしみ
かなしみは
わたしたちを強くする根
かなしみは
わたしたちを支える幹
かなしみは
わたしたちを美しくする花
かなしみは
いつも枯らしてはならない
かなしみは
いつも湛えていなくてはならない
かなしみは
いつも噛みしめていなくてはならない
#ふと見れば海辺の町の片隅に切られた松の幹が泣いてた。。。 和合亮一?@wago2828
木はそこに立ってる 枝を揺らして 色の鮮やかな紅葉を落として
冬支度する 影だけになってゆるがずに 木は立ちつづける
硬い幹に手をあてて わたしは祈る どうか 赤い落ち葉の
その色で 自分自身を燃やしてしまわないように 怒りを静めて下さい
ぶつけようのないその心を
#八十の家並み消えしその町の佇む家は二階建のみ。。。ヨンメータゴジュウノオソロシサ。 雨雲の雑木の森を去りなずみまだ柔らかき葉にほどけゆく なみの亜子
#ひとひらの広葉樹にぽたりと落ちる一滴の水命の糧が又できる様が素敵だ。
ひとしずく命の糧が葉に落つるそのつややかな葉の色ふかし まにあ 木せいの花の返りは何時過ぎし今年のことも大方過ぎつ 植木正三
#香り良し金木犀の花の香の名残り残して今年も暮れる。・・・
ライネンモイイトシデアリマスヨウニ。。。 一月の二日のあした庭に出でて梅早や咲けりといふ声のする 柴生田 稔
#老木に可憐なつぼみ膨らませ春はまだかとつぶやいてゐる。
http://photozou.jp/photo/show/1142109/70722420 #おみくじも12時までの命かな・・・ヤッテシマッタウツ。
一樹のみ花芽ふふめる優しさ羞(やさ)しさの添いてゆうべの空ふかく冴ゆ 浅尾充子
#澄んだ空澄んだ瞳の奥深く映る優しさその人のまま・・・に #↑モトイ
一樹のみ花芽ふふめる羞(やさ)しさの添いてゆうべの空ふかく冴ゆ 浅尾充子
デツタ。シツレイ。 長谷川櫂(長谷川隆喜)が如き臆病卑劣、下等極まりない蛆虫以下のクズなど
刀の錆にする価値すら無いぞ。
切り刻んで豚の餌にでもするか。
だが、豚ですら、こんな汚物は喰わぬだろうて。
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長谷川櫂=長谷川隆喜など、恩を仇で返す犬畜生にも劣る卑しいクズ。
皆の言う通り、コヤツをブチ殺すことは義かなった行為だと断言できる。
不様で陰険卑劣な田舎者の長谷川ごとき下種は即刻屠殺してしまうべきであろう。
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変質者の長谷川櫂など おぞましや
生きる価値なき 下種の分際で
長生きして恥かきさらす 禿げ頭の痴漢爺
下手くそな駄文、最低の駄句、ド底辺のクズ
如何に穢い糞便、汚物よりも臭くて、誰もが嘔吐するのみ 知っている この木に傷をつけたなら聖女のように乳ながすこと 吉川宏志
#汁流す樹の多かれど気をつけてかぶれを誘うなんと多かれ。 一念にかがやきて樹の枯れゆけり 樹實雄
むらさきの木蓮散るは無惨なり年齢経し恋の終わりのごとし 小高 賢
#燃え滾る青春の日はいつ頃か過ぎ逝く日々をいつかわすれて。。。 ひえびえと樹液のごとくにじみくる泪ぬぐはずをりしひととき 上釜守善
樹を焚やすこともなくなり樹のごとく心ひたぶるに燃ゆることなく 上釜守善
#ゆっくりと時の過ぎ逝く日々ひとり想うことあり何故かさみしい。。。 老桜二枝残して伐られをりそのしだれ枝(え)に花遅れ咲く 阿部静枝
老樹また復活のなき敗者にて伐り残し枝(え)の花は貧しき 阿部静枝
#10年の月日は速く過ぎ去れり残る時間に終止符は無し。。。 夏椿しろく涼しく咲くやうなそんな姿が猫にだけある 馬場あき子
http://www.youtube.com/watch?v=kObPfuRQIxU
#つぼみからほんのり柔く開きつつ君の目覚めの瞬間のよう。。。 木槿の花ふわりふわりと浮かびいる夢に聴きたるおんがくのよう 飯沼鮎子
http://www.youtube.com/watch?v=Q4G-NNkq2Ug
#無垢なひと金木犀のかほり乗せ風にただようそんな心地が。。。 ゆるされて林檎の皮を剥くわれの詩神はわれよりとおく眠れり 駒田晶子
#縦筋と林檎の底の黄色さがふじの旨さの見分けかたとか。。。 神がほろび神がつくられゆくことも肯はむしづみし心に今宵は 小暮政次
https://www.youtube.com/watch?v=s0SE8GMgeEI
#世のすべて生きとし生けるもの君の世界に映る全てが神となり。。。 学識も教養とも無縁な愚妹無知な山出し
長谷川櫂という低能オカマ
生きる価値ゼロ
今や老害
下の下 【女性専用の寝台車両がある寝台特急あけぼのが廃止になるので大歓迎】
JR東日本が行った男性客に対する悪質な乗車拒否作戦
JR東日本の本社職員・支社職員・駅員が行った
寝台特急あけぼののレディースゴロンとシートに乗車者する男性客への乗車拒否バリケードです。
男性を侮辱した人権侵害の一連の模様をご覧ください。
http://www.youtube.com/watch?v=taqjOajeu5E&list=PLZFU6ES8QfYprxusuhSXsAQcvu5y6y40q さりげなく リラの花とり 髪に挿し 立子
http://www.youtube.com/watch?v=smIEEJxZvGQ
#さつき花 ひとふさとりて 髪に挿し。。。ハナハナンデモヨイノダケレド・・・ せめて深き眠りを得たし今宵ひとり食べ余したる林檎が匂ふ 大西民子
#収穫は雪降るまえのふじりんご甘さ格別雪のさなかに。。。ショクシテル。 長谷川櫂とやらいう変態山出しオカマが、
NPO法人を設立しては、また売名行為に走ろう
としていやがるぞ。
こんな嫌らしく醜い根性の田舎者チョンごときが、野心をいだいても
なんの役にも立つはずが無い!
他の人々は、長谷川櫂(長谷川隆喜)という下種な変質者に利用されるだけだ。
早いうちに阻止しろ! 頭が悪いくせに陰湿卑劣な底意地の悪い真似をするクズが、
俳人の長谷川櫂とやらいう変態山出しオカマだ。
この熊本県下のド田舎チョン部落出身者は、子供の頃から性格異常者で知られ
小動物を嬲り殺しにして娯しんだり、様々な嫌らしい真似を繰り返していたという。
オカマのくせに偽装結婚をし、家族に隠れてゲイの発展場へ忍び込んで、とうてい口に出来無い淫猥な所業に及んでいたとか。
男性と見るや誰彼かまわず言い寄っては悉く断られたり、他の男性の性器を覗き見たり、更衣室に隠しカメラを据えて盗撮したり、
等々といった具合に。
東海大学においても、男性教員や男子学生に下劣なセクハラ行為を続けては、物議を醸しているとの由。
コイツは熊本県下の朝鮮人部落の中でも癩病筋の家系として悪名高い化け物だ。
この長谷川チョンについては、「長谷川隆喜」で検索を!
参考までに
今後はこの変態性欲者を新聞やテレビに出さないよう働きかけて行こう! これは
俳人の長谷川櫂とやらいう変態山出しオカマの
仕業ではないのだろうか?
コイツは熊本県下のド田舎××部落出身者の性格異常者にして変態性欲者で
相手を騙して結婚してからも、密かにゲイの発展場へ忍び込んでは、
数々の淫猥下劣な所業に耽っているというのだから。
東海大学においても男性教員や男子学生らにセクハラ行為を働いては
物議を醸しているという。
藤沢界隈の住民たちからも蛇蝎の如く嫌悪・侮蔑されているとか。
この長谷川櫂=長谷川隆喜は、醜い「かったい禿げ」でも知られているからナァ。
要注意! この世で最も無知無教養な存在は、
俳人の長谷川櫂というオカマである。
東海大学も恥を知るなら、長谷川櫂(長谷川隆喜)を解雇すべきだ!
この熊本県下の片田舎のチョン部落に生い育った変質者は、陰険卑劣、臆病無比な性格異常者で
おのれより遙かに優れた人物を陰に陽に中傷讒謗し、種々の策謀を弄しては陥れて来たクズでしかない!
性倒錯者である事実を偽ってオンナと結婚しながら、その後も密かにハッテンバへ出入りしては、とうてい口に出せない淫猥極まりない
下劣な所業に耽り続けているという。
口を開けば、愚鈍無知、無学無教養の限りを、さらけ出して赤恥をかき散らして已まぬ醜悪な化け物
希有の奇形児、おぞましい糧物の長谷川チョンを、
発見し次第、屠殺して此の世から抹殺してしまおうぞ!!!!!!!
詳しくは「長谷川櫂 オカマ」で検索を!
参考までに 長谷川櫂
自称・俳句詠み。別名。長谷川隆喜。
変態山出しオカマでありながら、東海大学の教員。
熊本県下のド田舎チョン部落出身者。
山出しの老オカマの分際で、読売新聞の俳句欄を書かせて貰っているとか。
己れの性癖を偽り、相手を騙して結婚したが、その後も発展場へ密かに忍び通っては
到底、口に出来ぬおぞましくもグロテスク極まりない淫猥下劣な所業を働き続けているとか。
実の家族からのみならず、藤沢界隈の住民たちからも、嫌らしい化け物オカマだとして嫌悪・侮蔑されている
下の下、蛆虫以下の存在だ。
幼児期から数多の陰険卑劣、臆病無比な振る舞いを働いて来たが、この長谷川チョンに関して詳しくは。
「長谷川櫂 オカマ」または「長谷川隆喜」で検索を!
念のため。 長谷川櫂とやらいう変態山出しオカマ風情は、
その昔、詩人の高橋睦郎氏に向かって、
「おいのケツボボを掘ってくりやっせ」などと
ド淫乱な頼み事を何度もして、必死に取り入ったという。
事実この熊本県下のド田舎チョン部落出身者の長谷川櫂(長谷川隆喜)なる
変質者は、妻帯してからも、こっそり隠れてはハッテンバで荒淫の限りを尽くしていたそうだ!
今もなお東海大学において男性教員や男子学生に卑猥な誘いかけを繰り返しているとの噂だし。
こんな異常者などは、早く屠殺されてしまうのがよいのだ!
藤沢一帯でも、読売新聞社においても、侮蔑と嫌悪の対象になっているとのことだから。
詳しくは「長谷川櫂 オカマ」で検索を。 長谷川櫂とやらいう変態山出しオカマが
相変わらず、読売新聞の短歌コラムを書かせて貰っては
無知無教養さぶりを、さらけ出して赤恥をかきつづけているらしい。
この熊本県下のド田舎チョン部落出身者でしかない愚鈍無比の変態オカマは
今でも東海大学において男性教員や男子学生に淫猥きわまりない下等な振る舞いをしては
何かと物議を醸してているとか。
藤沢界隈の人々は、この去勢豚・「長谷川櫂」こと「長谷川隆喜」という名前を聞いただけで
虫酸が走るほどの嫌悪感と侮蔑感を覚えるという。
こんな超ド変態の自称「俳句詠み」なぞ、早急に殺処分するか、北鮮へ強制送還するべきだろう!!!!! あおぞらが、妙に、乾いて、紫陽花が、路に、あざやか なんで死んだの
歌人 鳥居
#声にして詠めぬ短歌のせつなさを君はあっさり詠んでしまった。。。
大切なものから記憶失せゆくか欅に風の船が来てゐる 高村典子
失くしたる文語文法ふたたびを暗記してゆく夕べ かなかな 高村典子
#人生に歩んだ跡を残すなら短歌が一番簡単かなかな。。。タカムラサン。ジアマリ。
たまかぎる夕べの砂場ままごとの箸はいつしか小枝にかえる 中家奈津子
#万葉の枕ことばの優しさは次元を超えてひかり導き。。。ステキ。。。
玉かぎる 夕さり来れば 猟人(さつびと)の
弓月(ゆづき)が岳(たけ)に 霞たなびく 柿本人麻呂
#今の世と過去をも結ぶことだまのひびきは続く唯とこしえに。。。 小禽(とり)来てひそけきものか土の上の
茨の赤実を 食みこぼしたり 島木赤彦
冬ふかみ霜焼けしたる杉の葉に一と時明かき夕日のひかり 島木赤彦
#赤彦の赤の字多し山居歌赤いひざしの光とこしえ。。。
ひと房のぶどうの重さ手にするまではおもわざりけり 晋樹隆彦
湧水のある林なか口そそぎ葉を踏みしむる音のよかりし 晋樹隆彦
#歳月を重ねる度に様々の体験談の数増えてゆき。。。
ひと房のぶどうの重さ命の重さ手にするまではおもわざりけり 晋樹隆彦
#命の重さを忘れてはいけないね。。。 葉はすべてふり落としたる老木に何をはらへと嵐の吹くや 鑓田和子
#なぜかしら此の板歌う此のリズム此の老木に花は咲くのか。。。 俳句のようにどんどんもうかるほうほうとか
グーグルで検索⇒『羽山のサユレイザ』
GZJ8E 容赦なく伐られし合歓がみづからを癒しつつ日々枝伸ばしゆく 河野裕子
#がむしゃらに生きればいつか後悔すいつもっとゆっくり生きればよかった。。。 人の世のたましひの根の衰へありといへどもしらべよ生れ来 阿久津英
#わたくしも頭衰へミス文字の打ち込み多し悲しかりけり。。。 ときどきはここへくちづけをしにこようはるかな枝の広がる下に 嵯峨直樹
#ときどきと言わず毎日でもいいよはるかな枝の下でくちづけ。。。まにあ まつりくわの白き花揺れ心ゆれ歌ふ幼なの高き声揺る 佐佐木由幾
#茉莉花の揺れ揺れゆれて声揺れて。。。香料のジャスミン取れる花だって。 むらさきの木蓮散るは無惨なり年齢経し恋の終わりのごとし 小高 賢
もうすでにとりもどせないものあまたかがやくやうな満開の花 桑原正紀
#年経れば愚痴の多きはさておいてプラス思考で今を生きるや。。。 果てしなかったはずの暗い親しい欅並木突然短くなくなってしまった 林あまり
唇を幹にはわせて息ひそめかんざし打ち込む夜桜お七 林あまり
#作詞家で歌人の君の歌う歌何故か淋しくそうさせたものか。。。字あまり。 樹の樹皮は楊のつとにおもしろしそのクラックを出で入る小蟻 小池 光
秋の日の洗心亭のしをどりにしろじろさやる萩でさへなし 小池 光
#こまごまと夙に構へし歌なれど心の奥の宇宙を見つつ。。。 枇杷の葉がそよいでその実見せるから誤爆もうすぐしさうな烏 馬場あき子
#あの烏つぶやくやうに首かしげ俺は枇杷より杏子がすきよ。。。 東直子
森の中に行ってしまった父さんを捜しに行こうとは思わないけど
森の中に行ってしまった弟は泣いているので見つけなくては
森の中に行ってしまった兄さんはそこで幸福にくらしています
森の中に行ってしまった姉さんはきっと自分で帰ってきます
森の中に行ってしまった妹ははじめから森の住人でした
森の中に行ってしまった母さんはいえいえずっとここにいました
森の中に出かけてゆくのわたしたちアーモンド・グリコを分けあいながら
#森の中で迷ってしまった僕は君の来るのを唯待っている。。。 梅ほころび桜咲いて牡丹ひらくも知らん顔で飯食うとる 石井利明
#花咲くも飯喰ふことも生きてれば知らん顔では生きてゆけない。。。 鹿となる小暗き森を駆け抜けて清き水辺で落ち合うときに 松村由利子
#鹿でなく茂吉の里の蔵王には目と目が出会うかもしかと逢い。。。 木立洩る光(かげ)のさびしさ大木のうつろの闇に誰も気付かず 佐藤直子
#大和路のかろけき歌の伸びやかさ歌はこうして詠うものかと。。。 わたくしが樹木であれば冬の陽にただやすやすと抱かれたものを 岡崎裕美子
誰かわたしに印をつけよ 葉を落とす冬の木はみな空を指したり 岡崎裕美子
#淋しさを口にださずも堪える思い文字に出でたり。。。 境内に桜はあるを花咲けば桜のなかに寺あるごとし 松村正直
#目に見えぬものに身体を惑わされ見えゆく時はただ散りゆきて。。。 くすのきはくすくすさやぎやまぬゆゑ聞かなくていい話ふくらむ 桜川冴子
#冴ちゃんのお喋りインコ囀りて誰のものまねしてるのかしら。。。 真・スレッドストッパー。。。( ̄ー ̄)停止しました
2020年04月30日
12時10分59秒988 君ならで誰か手折るべきまごころをこめてうつせし花の一枝 正岡子規
#子規ならで恋の歌などめずらしや言の葉ひかる子規の一首か。。。 夏の樹にひかりのごとく鳥ぞ鳴く呼吸(いき)あるものは死ねよとぞ啼く 若山牧水
#死を意識することも無き夏の日のコロナ禍有りて時は酷過ぎ。。。 林檎の木ゆさぶりやまず逢いたいとき 寺山修司
#藤村の林檎のもとに見えし時のフレーズを思い起させる初恋の思慕を
詠んだ句。(現代俳句上下巻より) 林檎の木ゆさぶりやまず逢いたきとき 寺山修司
#揺さぶれば君への思い幾ばくか和む思慕かと又揺らしつつ。。。 樹々ら
いま
切株となる
谺かな 高柳重信
#俳句には珍しい四行詩形式の一行一行が切れの働きを持っている。此れからは
暫く名句秀句を詠んで行きたいのよろしく。 樹に岩に礼して行くよ春着の子 福田甲子男
#晴れ着の子心うきうき弾みつつ地霊祖霊にお辞儀してゆく。。。 木の葉ふりやまずいそぐないそぐなよ 加藤楸邨
#八・四・五の破調。
降りやまぬ落葉の中をせかされど気負い焦りを抑えつつゆき。。。 木の葉ふりやまずいそぐないそぐなよ 加藤楸邨
#八・四・五の破調。
降りやまぬ落葉の中をせかされど気負い焦りを抑えつつゆき。。。 啄木鳥や落葉をいそぐ牧の木々 水原秋桜子
#生き急ぐ落葉儚き命かな眠りも深き樹々は春まで。。。 末は樹になりたい老人樹を抱き 三橋鷹女
#我が身とて樹になりたきや年を経て樹の年輪にかなわぬ運命(さだめ)。。。 一本の樹のしみじみと蝉鳴けり 山口誓子
#松山に蝉鳴く声がしみじみと一本の樹は静かに立ちて。。。 プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ 石田波郷
#東京の夏の夜景の夜もみどり瑞々しきは初夏の訪れ。。。 美しく木の芽の如くつつましく 京極杞陽
フランスの女美し木の芽また 高浜虚子
#美しく未だ開かぬはつつましく木の芽の如し乙女なるかな。。。
京極はドイツ乙女。虚子はフランス女どちらも清純で慎ましい姿態や振る舞いを
詠んだ句。 木は木として突っ立ち空をみごもりぬ 大井恒行
木の中の水をのぼれる大気かな 大井恒行
#斬新な詩情をもって生き得るは現代詩とし俳句を残す。。。 つひに吾れも枯野のとほき樹となるか 野見山朱鳥
#花鳥から命の一句詠みにけり絶唱を生む死期迫れども。。。 旅僧の樹下に寝て居る清水哉 尾崎放哉
放哉のつぶやき一気。。。
切り出す竹一本一本の青さ 放哉
竹の葉さやさや人恋しくて居る 放哉
すでにすつ裸の柿の木に物干す 放哉
落葉掃けばころころ木の実 放哉
両手をいれものにしてこの実をもらふ 放哉
ぽつかり鉢植えの枯木がぬけた 放哉
#つぶやきとぼやきの続く自由律定型に無き味のたっぷり。。。 この樹登らば鬼女となるべし夕紅葉 三橋鷹女
#女でも心にひそむ願望は夕陽浴びたる鬼女の顔かな。。。 青胡桃みちのくは樹でつながるよ 平畑静塔
#那須過ぎて白川郷にみちのくの青胡桃生る並木道あり。。。 帰るのはそこ晩秋の大きな木 坪内稔典
#安らぎのある原郷に帰るのはそこ晩秋の大きな木其処。。。 障子しめて四方の紅葉を感じをり 星野立子
#夕陽射す障子に映る紅葉影ゆらぐ姿は影絵のように。。。 冬の水一枝の影も欺かず 中村草田男
#欺かず誰ひとりとも欺かず草田男という人格此処に。。。 木の家のさて木枯らしを聞きませう 高屋窓秋
#古民家の囲炉裏の傍で聞きませう木枯らしの中昔話を。。。 爛々と虎の眼に降る落葉 富沢赤黄男
#映りたる輝く落葉虎の眼に命営み降らせる樹木。。。
落葉樹は命を繋ぐ為にわざと葉を落とす。葉を赤くするのは木に養分を蓄える為。
長い冬に備えて。。。 切株は じいんじいんと ひびくなり(鳴り潜む) 富沢赤黄男
#終戦の瓦礫の中の日本の負けの痛みがじいんじいんと。。。 まんじゆしやげ昔おいらん泣きました 渡辺白泉
#演歌です赤い花なら曼殊沙華江戸の花魁じゃがたらおはる。。。
やはり本家本元歌手由利あけみの声が一番いいなあ。。。 樹には樹の哀しみのあり虎落笛 木下 夕爾
#もがりとは仮喪でありて仮葬(もがり)場に設けた囲い後に殯と。。。 冷まじと髪ふりみだしゆうかり樹 富安風生
#身にしみて物のあわれを感じたるすさまじきもの秋の深まり。。。 冬木の枝しだいに細し終に無し 正木浩一
#無より出で冬木となる枝先の細木末端あはれ無となり。。。 鉢に咲く梅一尺の老木かな 内藤鳴雪
#代々と受け継いでゆく盆栽は最高樹齢四百歳とも。。。云う。。。
盆栽は育ててくれた人の人生を一人一人見て来た。梅でも松でも良いが梅は毎年花を
咲かせてくれる。育ててくれたその人のこころを読みながら。。。 風に聞け何れか先に散る木の葉 夏目漱石
#誰が先に逝くかなどは誰にも分らない生死を木の葉に例えた一句。。。 木瓜咲くや漱石拙を守るべく 漱石
#生まれ変わるは木瓜になりたい。。。(草枕) 水番の片手しばらく樹をたたく 桂信子
#無意識の仕草捉えし絶妙な人の姿の一句なるかな。。。 三葉(みは)散りて跡はかれ木や桐の苗 野沢凡兆
#俳句では枯木と云うと落葉した木を云う朽木の意味では無い。
落葉した冬木の別名と見てもいいと云うのである。。。 秋なれや木の間木の間の空の色 横井也有(やいう)
#秋になり透明感の増す空が木(こ)の間木(こ)の間に感じられるや。。。
あききぬとめにはさやかに・・・そよりともせいで秋立つ・・・の意識が何処かに
あったのかもしれないと云われる。 何の木の花とは知らず匂ひ哉 芭蕉
何の木の花とも知らぬ匂ひ哉 芭蕉
#さめやらずさめやらぬとは文章の流れで変わる文とも知らず。。。 冷まじと髪ふりみだしゆうかり樹 富安風生
#秋と云ふ物のあはれを身にしみて感ずるこころしみじみと詠む。。。 あなたなる夜雨の葛のあなたかな 芝不器男
#葛の根のように強く逞しく生まれて来たら二十六では。。。逝かなかったかも。。。 しら雲を吹尽したる新樹かな 椎本才麿
#新緑のすがすがしさよ雲飛ばす程の薄緑肌にも柔き。。。青葉かな。。。 木の芽してあはれ此世にかへる木よ 村上鬼城
#芽の出るを此の世に帰るあはれさと読みし鬼城の生の自覚か。。。 我山に我れ木の実植う他を知らず 西山泊雲
#この地より他には出でづ木の実植え老い行くまでもわが道を行く 雨と樹と・・・
シャワーにて髪を濡らしているときにふと雨の木になりて立ちおり 梅内美華子
乳ふさをろくでもなしにもふふませて桜終はらす雨をみてゐる 辰巳泰子
プラタナス濡らして夜の雨がふる濡れたきものは濡らしてやれよ 藤原龍一郎
人である樹であることの偶然の空間に降る葩((はなびら)の雨 稲葉京子
#降る雨はやまずただ降りやまず降り吾を濡らして通り過ぎゆく。。。 風と樹と・・・
風はなぜその木にだけは吹いてゐる絵の奥の細いゆりの木 河野裕子
鳥のため樹は立つことを選びしと野はわれに告ぐ風のまにまに 大塚寅彦
青嵐ゆふあらし過ぎ街路樹にわが歌ひ得ぬものらはさやぐ 大辻隆弘
風狂ふ桜の森にさくら無く花の眠りのしづかなる秋 水原紫苑
#ここちよき風のさやぎと嵐では同じ風でもこころを変える。。。 風と樹と・・・
風中に待つとき樹より淋しくて蓑虫にでもなつてしまはう 小島ゆかり
椰子の葉と象の耳ほどこの星の風が愛したかたちはなかっつた 井辻朱美
寂しいとき抱きたし胸でも子でもなく風にそびゆる樟(くす)の若幹 栗木京子
揺れたくて木立は風をそそのかしみずからの葉を闇へとちらす 松平盟子
#風は樹を樹は風を感じてお互いにふれあうことを待っているかも。。。 花持てり・・・樹々
思いきり愛されたくて駆けてゆく六月、サンダル、あじさいの花 俵 万智
哀しみと愛しみはひとつ遠く夜の古木ま白き桜花を噴きぬ 川野里子
谷ごとに花をかかぐる朴の木の若木はちから老木はふかさ 武下奈々子
鬼の木のはるのゑんじゆの花あかり女の首はいつも冷たし 日高堯子
#満開の花散らせども来る春に又満開の花咲かせたり。。。 星と樹と・・・
名を呼ばれしもののごとくにやはらかく朴の大樹も星も動きぬ 米川千嘉子
窓に近き一樹が闇を揉みいたりもまれてはるか星も揺らぎつ 永田和宏
木には木の言葉のありてこの夜も星美しと言ひあひてゐむ 小野興二郎
さやさやと竹の葉の鳴る星肆(くら)にきみいまさねば誰に告げむか 山中智恵子
#誰しもが星のひかりはとこしえと思えば消える時もあらばと。。。 芽吹く樹々。。。
冬の記憶押し流されてずぶ濡れの樹々が母音のごとき芽を吹く 加味ます子
あら柳かうも芽吹いて広ごりてそなたをらぬが何がなし善し 紀野 恵
産むならば世界を産めよものの芽の湧き立つ森のさみどりのなか 阿木津 英
戦ひののち失ひし雛(ひいな)など木々芽ぐむ夜の夢に立ち来よ 尾崎佐永子
春芽吹く樹林の枝々くぐりゆきわれは愛する言ひ訳をせず 中条ふみ子
#芽吹くこと忘れたように樹々たちは冬の寒さに唯耐えている。。。 鳥達と樹々。。。
鳥のため樹は立つことを選びしと野はわれに告ぐ風のまにまに 大塚寅彦
動かない木が実をつけて鳥を呼ぶやうなしずかな愛が来てゐる 黒木美千代
鳥の声とぎれしテープさわさわと森のしじまの音かえしおり 玉井清弘
受難節すぎてみどりの木のしげみ羽あるものらこゑに呼びあふ 雨宮雅子
#羽根休め眠りにつける寝床あり鳥にとりては木は我が家なり。。。 冬を耐えゆく樹々。。。
冬の樹のかなたに虹の折れる音ききわけている頬をかたむけて 加藤治郎
きらきらと冬木伸びゆく夢にして太陽はひとり泪こぼしぬ 水原紫苑
あらはなる生おもむろにしづめつつ草木国土冬に入りゆく 島田修二
冬つひにきわまりゆくをみてゐたり木々は痛みをいはぬものにて 馬場あき子
冬ざくら見むと車を降りしとき不意の寒さは顔にあつまる 大西民子
#降る雪はやまず唯降りやまず降るしんしんと枝折れむばかりに。。。ドコカデキイタヨウナ・・・アメカ・・ 樹々と短歌の不思議な世界。。。
なんといふ暗きこの世ぞ蝉どもが樹々に止まりてつつぷして鳴く 池田はるみ
この街の樹々をしのぎてジュラルミンの都市樹は空に光りそびゆる 香川ヒサ
こずゑまで電飾されて街路樹あり人のいとなみは木を眠らせぬ 小池 光
にんげんら好みて集う陰の部分朴の木のした魂のまうしろ 沖 ななも
#時空超え短歌は今を飛び越えて不思議の世へと誘われてゆく。。。 春を迎える樹々。。。
さくら花ちる夢なれば単独の鹿あらはれて花びらを食む 小中英之
わが肩に頬を埋めしひとあれば春は木々濃き峠のごとし 小野茂樹
すさまじくひと木の桜ふぶくゆゑ身はひえびえとなりて立ちをり 岡野弘彦
朴の木の芽吹きのしたにかそかなる息するわれは春の山びと 前 登志夫
#春花の走りは梅と決まりしが春の終わりは散る桜かな。。。チトキメツケスギタカナ。。。 斎藤 史の世界。。。
野の中にすがたゆたけき一樹あり風も月日も枝に抱きて 斎藤 史
總身の花をゆるがす春の樹にこころ乱してわれは寄りゆく 斎藤 史
これよりはまさに一人の下り坂すこし気ままに花一枝持ち 斎藤 史
#仙人の様な心を持ちて居りひたくれなゐは老いなる色か。。。 老木。。。
葉はすべてふり落としたる老木に何をはらへと嵐の吹くや 鑓田和子
寂かなる老木落下ゆくりなく一会のまなこしばたたくのみ 坪野哲久
老松に重くのしかかる春の雪末期のさまは描かずに置く 轟 太市
#根の深き高き老木見つむれば山高々と海深々とと。。。 黒き樹。。。
秋の日の黒きまゆみの木の上にふわりと唇置きて来たりぬ 佐伯裕子
公園の黒き樹に子らが鈴なりに乗りておうおうと吠えゐる夕べ 中条ふみ子
月させば梅樹は黒きひびわれとなりてくひこむものか空間に 森岡貞香
#黒き樹にあかり灯せば肌光り闇の彼方に黒光りして。。。 白梅と紅梅と。。。
寒のうちに飛梅は白く開きそめ枝ははつかに紅纏ふ 天草百合子
梅の木を梅と名付けし人ありてうたがはず誰も梅の木と見る 奥村晃作
寺庭に消のこる雪をぬきいでて紅梅一木さく偈頌(げじゅ)のごとくに 佐藤佐太郎
白梅がかざす蕾にぎつしりと真白の闇が詰まりてをらむ 稲葉京子
ほつほつと白梅紅梅ひらくなり私のなづきまだねむりゐて 小貫紀代子
#雪とけて梅いちりんの暖かさ風静かにて鳥も唄えば。。。ルンルン。。。 さくらさくら。。。
つぶらかにわが眼を張ればつぶつぶに光こまかき朝桜かも 岡本かの子
夕光(ゆうかげ)のなかにまぶしく花みちてしだれ桜は輝きを垂る 佐藤佐太郎
めじろいくつ遊ばせてをり寺庭の南を占めて咲きゐる桜 相沢光恵
川べりに桜大樹の静かなり満開の花かぜに動かず 綾部千恵子
ことしまた桜のはなを仰ぎつつひとり残れるいのちをおもふ 伊藤雅子
風寒き我が山かげのお遅桜おくれたりとも知らで咲くらん 樋口一葉
#観ることのかなわぬ時の来る日まで満開のはな楽しみませう。。。 一樹を詠ふ。。。
枯野の中一樹救ひのごと立てり 氏原 孝
恥ふかき司馬遷の一生(ひとよ)身にしみて朴の一樹の白じろ戦ぐ 辺見じゅん
ミモザの黄のあふるる一樹過ぎしより塔の水煙仰ぎ歩めり 竹田千寿
決意とはかくのごときや風あれば潔く散る一樹のもみじ 佐藤阿幾
夕されば白妙ほのと昏れ残り春は愁いの花桃一樹 福間妙子
赤紫ゆたかにくらき一樹あり五月アカバスモモの繁り 栗本雅子
#樹を詠めば一樹一樹の味ありてよむ人々の糧となりたり。。。 一樹ふたたび。。。
一本が一本としてきわだてる雑木林の夕映えのとき 沖 ななも
現実は遠くにありて幻のヤシの一樹が吾の側にあり 大森悦子
すっくと立つ一樹の揺らぎ窓に見せ病み伏す吾に風響りの音 湯浅ヤ子
向山にさくら一樹のしろじろと在り所をみする卯月の十日 山崎智絵
紅葉づるはただ一樹のみ龍頭の滝ふた歧かれ現世来世と 深井美奈子
一樹はや雪にけぶりてぼうと立つぼうと命をこもらせて立つ 加藤克己
#一本の大樹根元に溜り水小鳥たちには憩いの場かな。。。 たまに文字化けするんだね。岐・歧
歧は山へんに支と書いて(わ)かれと書いたつもりだが。。。 一樹を愁う。。。
打たれたる身をしなやかにそりかへすいつぽんの樹よ若き思ひは 藤井常世
撓(たわ)やかに葉ずれの音をたていしが夜の塊(かたまり)となりたる一樹 武川忠一
ゆくりなく歩める時を出会ひたる修善寺緋寒桜の一樹 秋山扶佐子
「五月よし」行く先先で即詠す一本の樹にもこころはたらき 井上 泉
一本の枯れ木凛然と立ちてをり生の終わりに声放つなく 高松秀明
#葉の揺れに風の勢い計りたり人様々な一樹の愁ひ。。。 泰山木の白い花。。。
うちひらき泰山木の白華(びゃくげ)なる大き一枝(いっし)の花まゐらせむ 宮 英子
抱きしめてときはなつなりそのやうに白ひらきゐつ泰山木は 鈴木美江子
泰山木の莟(つぼみ)はこぞりて天を向くこの夏も一人来て見てをり 渡辺節子
泰山木の花を見上げる少年のまなざしを太古へと返せよ 守谷茂泰
きのふのしごとけふのしごとの間に聞く泰山木のはな濡らす雨 水谷文子
仰ぎ見るのみにてありぬ泰山木三弁三重の香る大花 前田てる子
泰山木咲きてゐるらし明け放つ窓の朝風ほのかに匂ふ 玉城 輝
#樹の花としては一番おおきはな泰山木の花を見上げて。。。
ぼうとして生きている間に二十年時は光陰矢のごとしとか。。。 樹と交われば。。。
ふくざつに枝差し交わしゐる樹林 木は争はぬものにあるらし 蒔田さくら子
負けたくはなしなけれども樹に登りこの世見おろしたることもなし 今野寿美
小染月・燕去月・雁来月 ことばなく人をゆかしめし秋 今野寿美
水の婚 草婚 木婚 風の婚 婚とは女を昏くするもの 道浦母都子
夕暮れは樹木の時間分け入れば森の精霊(ニンフ)に拒まれさうな 鈴木美江子
#じつとして樹と交わればいつしかも夢の中にて吾樹となりて。。。ワケワカンナイ。。。 若木の頃。。。
昭和の若木
楡の樹に楡の悲哀よ 君のうちに溶けてゆけない血を思うとき 永田和宏
冬霧を噛み交わりて杉くらき森をはずれてながき銃声ーー 橋本俊明
ユッカの葉先ことごとく空に真向いて立ちつらぬけり自らの花 坂本蓉子
幼きに心に在りしマルメロの木は落葉せりふるさとの土 小野木正夫
平成の若木
太幹の影踏みてゆくわれありてゆりの木ははや花過ぎにけり 高橋則子
木の下にたくさんの蝶を生んでる戦死者の叔父 山間に棲み 梅内美華子
水昏れて糺の森は覚める頃 欄干のない橋を渡りぬ 岸本由紀
木の影をえらんで歩く公園にアラビアのひと笛吹きてをり 河野美砂子
#折れやすき木にも若木の頃のあり年輪重ね太く大きく。。。逞しくなり。。。 芽吹く樹々。。。
年ごとに芽吹き繁りて葉をふるふ樹は年輪を重ねきたれり 相澤東洋子
わずか芽を吹きて並べるねむの木の大木の間をバスに揺られぬ 飯谷宏代
木や花の名のこと知らぬ人だった小さく紅く桂芽をふく 石本照子
風鳴りのはげしき樹林高槻のそよぎつぶさな黄みどりの萌え 稲葉峯子
いろにでずさわがしからぬ木蓮のそらにちりぼふ花芽をかぞふ 神谷佳子
樟の木の芽吹きながらに落葉セリ誰を待ちゐる人か佇み 河上征代
#芽吹きゆく若者たちよ今が今萌える緑の最高の今。。。 安永蕗子の世界。。。
星ごとの梅の小花のさく丘に君がねむりのやすらけくあれ 安永蕗子
はなびらを幾重かさねて夜桜のあはれましろき花のくらやみ 安永蕗子
ひるがへる花も離島の合歓の花四郎時貞行く方知れず 安永蕗子
萩植ゑてつひに娶らぬ一軒の門扉はらりと開く月下に 安永蕗子
秋天に己身おのみ砕きて熟れてゐる石榴ざくろよいづ辺に擲げむ 安永蕗子
雪積みて深く撓みしリラの枝ああ祖国とふ遠国ありし 安永蕗子
#優美あり格調ありの椎の木は女流歌人の立ち姿かな。。。 木蔭にて。。。
木の陰の深しと言えど人の声聞けば聞こゆる深山ならねば 米田律子
くらやみの桃の木陰に会い得なば語るべきこと少しあり汝と 花山多佳子
木の陰に動き少ない牛群れて美ヶ原涼風の立つ 岩谷茂子
ためらはずおそれず力一杯にうぐひすは鳴く夏の森かげ 植田重雄
ぴいよピヨ鳴き交す音の遠近にくぬぎ椎の樹蔭の涼しき 魚住るみ子
ふかぶかと芽ぶきの匂い吸いながら雑木林の朝かげを踏む 佐久間佐紀
#千年の大樹の木陰涼しきは大なる父の懐深く。。。抱かれて。。。 五月の歌。。。
風傷をさらし新芽がふくらめば震えるばかり 行こう五月へ 吉田千枝子
うちしめる五月の夜に木の花の白きジャスミン香をおし開く 秋山佐和子
北満の五月杏の花咲くも花見などせし記憶なかりき 三嶋 洋
辛夷咲きさくらもどつと花開く五月一日快晴の朝 高貝次郎
木こくの厚き若葉を濡らし降る五月晦日の雨寒くして 瀬口信夫
#五月にはさつきの花が満開で皐月陰暦今は六月。。。のことなのね。。。 森を歩めば。。。
夕暮れは樹木の時間分け入れば森の精霊(ニンフ)に拒まれさうな 鈴木美江子
雨雲の雑木の森を去りなずみまだ柔らかき葉にほどけゆく なみの亜子
いくたびを迷ひ嘆かひ来し森は都市たけていま思郷のごとし 野々山三枝
椿森くぐりてゆけばうすき闇そこここにありみどりがかりて 藤本喜久恵
夕暮れの鎮守の森に鳥鳴きて宴の時間告げる声して。。。 年輪をかぞふ。。。
粗に密に年輪の層 切り株より樹液に濡れて<時>は現はる 羽生田俊子
愛喪いし日のために刻みゆき年輪は樹に美しきもの 岸上大作
ようやくに倒せし樅の切株に腰をおろして年輪をかぞふ 甲斐駒雄
伐られたる根株に白き年輪は脂をふきつつ枯れゆくらしも 明石海人
#材木の山と積まれし切り口に唯年輪は淋しく笑ふ。。。 梅雨の晴れ間に。。。
椎の木のしめり幽(かそ)けき香にたちて梅雨の晴れ間の庭の明るさ 岡本かの子
つゆの雨はれてまた降る京都駅路上ほのかに匂ふ青葉は 中埜由季子
歩く人青葉のひまを過ぎゆくに見下ろしてあり舗装路の雨 高橋則子
#梅雨晴れに空澄みたりて梅雨明けを日々感じつつ椅子に寄り添ふ。。。 木の実を詠ふ。。。
枇杷の葉がそよいでその実見せるから誤爆もうすぐしさうな烏 馬場あき子
くろぐろと繁る葉陰に桜桃は仲よし姉妹のやうに身を寄す 林とよ子
枇杷ふとりゆるらにふとり金色の雨をうけつつしずかに灯る 小高 賢
高枝の朱の柿の実ことごとく落ちて親しき我が冬の庭 和田親子
ほの暗き木苺林に分け入りて苺探せば少年となる
満腹し木苺林を抜け出れば少年たちまち老年となる 三宅勝信
#沢山の実を付けたりて樹々達は何万年の歴史を刻み。。。ツヅケタリ。。。 木の実ふたたび。。。
あをぞらの下に木苺食みつづけ食みつづけても中年のまま 福井和子
坂下はぎんなんを敷く樹が二本女の樹男の樹の立ち姿よし 三枝ミ之
花梨の木の鱗の色も変はりつつ新緑のなか鳩の番みゆ 相原恵佐子
花梨の実青く実りし幹に来て蝉鳴きてをり今日の日ぐれは 細川謙三
♯ご先祖は鳥だつたのかこんなにも僕が木の実の大好きなわけ。。。 山茶花が
咲いている間に
オミクロン
散って行けよと
節に願いま 針葉樹
二度と生えない
幹切れば
広葉樹とは
違いますがな あらつないでくれて有難う。↑
「木(樹)を詠んだ名句教えて!」
啄木鳥も庵は破らず夏木立 芭蕉
しぐれつつ留守守る神の銀杏かな 虚子
#自然にも敬意を表す俳人の心其処此処表われて居り。。。 朴(ほほ)の葉や秋天たかくむしばめる 飯田蛇笏
いま一つ椿落ちなばたち去らん 松本たかし
啄木鳥や落葉を急ぐ牧の木々 水原秋櫻子
#葉も花も枯れゆくさだめ悲しきは吾も後にて追いつけるかと。。。 #かって辻桃子が新潮社の本で俳句は所詮「言葉戯び」と
云っていたがそのとうりだと思う。
臭木咲き水に浮きたる鶏の羽 辻 桃子 風先に枝さし揃ふ若葉かな 芥川龍之介
春雨に落つるは椎の古葉かな 芥川龍之介
#若き頃意気盛んなる無謀さと儚く散るは老ひの古葉か。。。 啄木鳥や落葉を急ぐ牧の木々 水原秋櫻子
野路ここにあつまる欅落葉かな 芝 不器男
木の葉ふりやまずいそぐなやいそぐなよ 加藤楸邨
#落葉ふり急ぎたりて澎湃せり。。。 栃木にいろいろ雨のたましいもいたり 阿部完一
葛城の山懐に寝釈迦かな 阿波野青畝
#神々し樹木の中に初霞。。。 壺にして深山の朴(ほほ)の花ひらく 水原秋櫻子
♯朴の枝蕾のままに壺挿せば深山の路の花の如くに。。。 人はみななにかにはげみ初桜 深見けん二
#ひたむきに働き続け花吹雪。。。まもなく春ですね。 閑かさはあきつのくぐる樹むらかな 飯田蛇笏
三日見ねば総落葉してやすけやし 角川源義
手が見えて父が落葉の山歩く 飯田龍太
白骨の一樹に鷹の動かざる 角川春樹
♯父と子の先見る先の春灯。。。 ( ゚-゚)( ゚ロ゚)(( ロ゚)゚((( ロ)~゚ ゚ナント!!!