あさきゆめみし 第百四帖
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いづれの御時にか、駄スレ、良スレあまたさぶらひたまひけるなかに、
いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めきたまふスレありけり。
語りませう。
この板は全年齢対板なのでエロ話がしたい人はpink板へ
ここは漫画あさきスレなので専門的な史実ネタや原文ネタはほどほどに
史実ネタは日本史板へ、原文ネタは古文・漢文板へ
あさきゆめみしに描かれていない人物及び竹河の巻ならびに
後世に執筆された雲隠六帖について語りたいお方は下記のスレへ
紫式部、源氏物語スレ 二帖
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/book/1578572479/
まったり雅に平和に語り合いましょう
次スレは>>990なる方が立つる定めなりけり桜人
前スレ
あさきゆめみし 第百三帖
https://medaka.5ch.net/test/read.cgi/rcomic/1632878224/
VIPQ2_EXTDAT: checked:vvvvv:1000:512:: EXT was configured >>723
「玉鬘」とは毛髪の美称辞。毛髪は自分の意に反して伸び続ける事から、文学では古来「どうにもならない事」「運命」を象徴する。 >>722
玉鬘、て呼んだのは源氏だよね。>>724から、名付けたんだと思う。 美髪の代名詞なら末摘花にこそ相応しい呼び名だろうに赤鼻…
末摘花が鈍感で良かったね
でも何で鼻が赤いんだろう
頬っぺたが赤いなら分かるけど 美髪の異称でもあるけど、この場合は髪の美しさそのものより美人の代名詞として愛称をつけたんだろうね
源氏が末摘花の顔を見た時、皮衣を羽織っているくらいだから寒さでじゃないかと解釈してた
ただでさえ壁が少ない寝殿造りの屋敷は老朽化であちこち隙間だらけで外気温と変わらなさそうだし
暖を取る炭にも困ってるくらいだからね〜 実は玉鬘は唯一本名がハッキリ書かれてるキャラでもある。実名は「藤原瑠璃君」とあるのよね。 唯一なら惟光がまさにそうだよ、瑠璃君て玉鬘の幼名のあだ名だと思ってた >>730
藤原の瑠璃君、は、玉鬘の幼名でしょ。瑠璃は貴重品だったから、頭の中将に認知されていた玉鬘の貴種性を強調する名前、て何かで読んだよ。 本名は多分○子なんでしょうね、瑠璃も素敵だけど
なんて素敵にジャパネスクの主人公も瑠璃だったね、あれも幼名というか通称? >>732
ジャパネスクの瑠璃姫も大臣の娘だったっけ?当時は瑠璃は貴重品だったから、高貴な姫アピールの名前だったんだと思う。ジャパネスクの瑠璃姫はかなりアクティブだったけどねw >>715
今上の尚侍になった中の君は良いんじゃない?冷泉の女御になった大君は大変よね。 >>734
続き
女御、は思いっきり妃だけど、尚侍、は、朧月夜みたいな妃もいれば、玉鬘みたいなお清であくまでも公の女官、てこともオッケーだよね。
イメージだけど、中の君は母親の玉鬘や姉の大君ほど美しくはなかったんじゃないかな?おかげで?宮中でも要領よく生きてるかんじよね。もちろん、中の君自身の性格資質が第一だろうけど、母や姉ほどではなかった容姿も幸いだったんじゃないか、と予想してみた。 >>734
続き
女御、は思いっきり妃だけど、尚侍、は、朧月夜みたいな妃もいれば、玉鬘みたいなお清であくまでも公の女官、てこともオッケーだよね。
イメージだけど、中の君は母親の玉鬘や姉の大君ほど美しくはなかったんじゃないかな?おかげで?宮中でも要領よく生きてるかんじよね。もちろん、中の君自身の性格資質が第一だろうけど、母や姉ほどではなかった容姿も幸いだったんじゃないか、と予想してみた。 美人過ぎても幸せにはならないのね・・・
何でもほどほどな方が、かえって幸せになるのかも >>731
玉鬘(瑠璃君)は、頭の中将に認知されてたんだよね。 髭黒の妻は更年期説があったけど
この時代に女の更年期は一般的な知識としては知られていなかったのかな?
髭黒は相手の女の同意を得ないで上がり込んだレイプマン
冷泉は出世する男だとか喜んでいたけど好きな男がいた玉鬘にとっては人生終わりの日だ 美女で性格も良くてモテ女の玉鬘だけど、幼少期地方育ちで夫の死後は政治オンチ迷走ぶりはなかなかにリアルだと思う。
夫の言いつけなんか体よくスルーして夕霧息子に嫁がせるとか、落ち目の冷泉院はあしらうとかそーゆーの出来無い真面目さがアダにという。 >>740
夕霧息子に嫁がせるべきだったよね、大君。父親のいない娘が入内しても大変だもんね。 娘達の成行きを見ると、玉鬘の諦めざるをえなかった入内、宮仕えへの憧れみたいなものを感じるね 藤壺、六条ならしないね。娘の嫁ぎ先だの身の振り方だの。そこは優雅でも抜かりなく動く。2人とも退位した朱雀院には価値無しって態度だった。 >>743 退位した朱雀院には価値無しって態度だった
二人は完全にそうだったね。やっぱり親兄弟のやり方を見てて、身についた政治的判断力なのかな?
兵部卿の宮は、藤壺の兄な割には、その辺りの才覚イマイチなかんじじゃない? >>743
秋好を朱雀に入内させても旨味はないから、朱雀の気持ちは知らなかったことにしてうちの息子に入内させてしまいなさい
ってサラッと言うあたり藤壺も女政治家だなーと思った
藤壺に比べたら兄宮は頼りないよね >>746
源氏的にもそれは思ってたのかな、秋好を朱雀に入内させても美味しくない、て。 でも、つくづく源氏は朱雀にひどいことしてるよね
朧月夜を先にいただいた上、兄の寵愛が深いことを知りつつ関係をダラダラ続け、
今度は兄の斎宮への思いを知らされていたにもかかわらず、藤壺と結託して冷泉に入内させる
(入内に関しては彼女の気持ちは一切配慮せず。年齢的には朱雀の方が釣り合ってたのに)
結果的に秋好が中宮になったおかげで、源氏にも栄華がもたらされる。 秋好本人も朱雀のところで寵を争うより幼い主上のお世話をする方でよかったって考えてたやん >>741
中の君の場合は、薫が後見してくれるから良かったのか
実際中の君は男児産んだから
将来的に匂宮への皇位継承グッと近づいたしね
そうなると薫の政治的立場も強くなるし
ただ夕霧側も黙っちゃいないかな
六の君だけでなく東宮二宮に色々縁談持ち込みそう 朱雀は朧月夜に執着してると見せかけて三の宮母への寵愛が深かったり更衣に手を出したりやはり血は争えん
帝なんてそんなものだと思えばそうなんだけど 中の君は入内じゃない民事婚、薫は正式な後見なんてしてないよ。中の君はそうして欲しいけど薫はずっとかわしてるし、むしろあわよくば男女関係に持ち込みたい下心有り。大君が生存で薫と結婚してたら後見の可能性はある。
だから必死の中の君から浮舟斡旋とかされてるわけで。
中の君は匂宮の寵愛だよりでかなり不安定。紫の上みたいに財産分与もない。正式な妻はあくまで六の君だよ。後見は夕霧になる。それを望んで明石中宮が動いてる結婚。
実母の寵愛ありき甘えた自分の立場が分かって無い匂宮と後見弱い中の君の子供ってあんま先行き無いよ。才能あって源氏として公卿、殿上人になれたら幸いくらいかな。 >>748
母親が苛めで早世した恨みも内心あるかも知れん
本人が自覚してないだけで >>752
その人は以前から居着いてる中の君推しつか偏愛の御方でしょう
何故か薫が後見になって子供が帝位を継ぐことになってる
今上二宮に夕霧の娘が嫁いでることも知らずよく二次続編を公式化する気になると思うわ
はっきり申し上げて馬鹿 中の君は仮に匂宮の寵愛失っても長男産んだ事実は無くならないからな
男の実子を産んだので紫より身分の保障が約束されている
あと紫は源氏が須磨行きになったときに二条院を贈与されてるから財産はちゃんと生前贈与されている どうだろう
財産も後見もない中の君の産んだ息子では
この先もっと後見の強い姫が男児を産んだらあっさり弾き飛ばされてしまいそうな気がする
匂宮は女好きでこの先どんな姫と結婚するかもわからないし 匂宮も今はまだ若くて女遊びに呆けてられるけど、自分の置かれている立場や世間の事がもう少し分かるようになれば夕霧の後見が必須な事は理解できるだろうしね
源氏のように臣籍に降るなら才覚次第では大臣となって権力も持てるかもしれないけど、存命の中宮腹でしっかりした外戚があるのにそれは無いだろうし
夕霧と対立してまで中の君を重んじるようになるとは到底思えない 源氏は桐壺帝の英断で早くに臣籍降下(有力な妻とその実家後見付きで)。自分でキャリア資産築いたし、小梨妻の紫には不動産資産等の生前贈与や実娘の養母など立場保証をしてた。
匂宮が名誉ある親王職に付けたのは母中宮の押し。
親王は結局は後見頼りだから中宮も先々を心配して六の君と婚姻させてるわけだしね。
中の君だと色々限界あるよね。 中の君は、源氏物語があそこで終わったからハッピーエンドだけど、もしまだ物語が続いたらなかなか泥沼だっただろうね。 >>756
そうよね。中の君の産んだ皇子を東宮なんて、夕霧が絶対に許さないと思う。
いっそ皇子を八の君の養子にするとかしたら、もしかしたら東宮なれるかも? >>759
宇治十帖がなければ玉鬘はハッピーエンドみたいな 中の君の子供、まだ女児の方が良かったかもね。
女一の宮と匂宮が仲良いから、女一の宮の養い子とか猶子とかにしてもらえたりとかして遺産貰える立場になれた可能性あるもんね。
正妻六の君の養い子になるより有利な立場になれる。 いくら六の君が匂宮の正妻だからって中の君母子にもまだワンチャンあると思うよ
六の君に有望な男子が生まれるという保証はないし夕霧という存在がいるけど、夕霧だってもう初老だし、髭黒みたいに急死してもおかしくない年だし
そうなったら愛人腹である六の君のバックが不安定になる
それに薫がこれから年をとるごとに出世街道ばく進するだろうし、薫の中の君母子に対する情と執着を考えたら薫が中の君母子の後ろ盾になるだろうし
一番穏便になるルートは六の君に女子だけ生まれて中の君腹の男子とは異腹だけど夕霧明石みたいな協力関係で結ばれている関係が理想だ 東宮、二宮に嫁がせた夕霧娘か六の君が男児産めばもう全て勝負あっただろうけど
東宮、二宮には他にも妻いるだろうし(例えば柏木弟の娘とか)
そういった夕霧娘以外の妻が息子産んだらどうなるんだろうね
たぶん女御腹なら中の君に勝ち目ないね
更衣腹だとわからんが >>763
夕霧は長寿が約束されてるよ
今は右大臣だけど占いで将来は太政大臣で位を極める運命だから
太政大臣って歳とった功労者に対する名誉職でその歳までは生きている
その前に左大臣に出世する過程が残ってるし権力は保持したままだよ 頭中将の父親の左大臣は長生きだったよね計算すると70歳超えてるはず >>764
夕霧以外の妻が息子を生んだなら
その息子に夕霧の娘か孫を嫁がせて天皇の外戚になればいいだけ
天皇になるにも有力な後見が必要なのは同じだもの なんで中の君の息子が春宮候補だとか薫が絶対に後見するとかの妄想になるのかが理解できない。
この当時の常識だと帝か春宮に正式に入内して官位を授かった女御更衣が宮中で懐妊発表して実家に宿下り、出産は公務扱いで大勢の女房廷臣が立ち会い。←乳児の入れ替え不可。
生後3ヶ月以内に参内(帝か春宮に面会)して、成長の頃合いを見て親王宣下の手順が無いと候補にもならないよ。DNA鑑定無いからハッキリ皇統の子供と周知の事実が必要。
中の君なんてハッキリ言って本人が匂宮の子と言ってるだけけのただの親王の格下の妻。
後陽成から光孝ばりの政変あれば別だけど、平安後期はあり得ない。 >>768
東宮候補になるかどうかはさておき薫の性格考えたらなんらかの後ろ盾になると思うよ
中の君て実質天涯孤独だけど八の宮や大君の遺言無視できないし、なにより薫がもう家族気取りで強引に匂宮に中の君を夜這いさせた事実があるからなー
故人達への義理+親族がいない中の君への不憫に思う気持ち+かつての恋慕の気持ち+罪悪感考えたら後ろ盾になるだろ
中の君も自分自身の後見は望まなくても我が子の事となると現実が重くのしかかってきて
亡き姉や離ればなれになった異妹との縁をすがってでも子供の後見託したいだろうと思う 中の君と薫の間に正式な後見となれるような縁も無いのに何故そこまで言い切れるんだろう?
仮に大君が薫の正室に短期間でもなっていればその薄い縁にも縋れるかもしれないけれど、現状、薫の亡き思い人の妹ってだけで、薫の好意で多少の援助を受けれているだけで、正式な後見では無いでしょう
浮舟にしても、周囲には恋人というより召人くらいの認知がいい所で、入水しなかったとしても側室になれたかどうかすら怪しいよ 匂宮は浮舟みたいな女君探してまた浮気する終わり方だったけど、薫が中の君に近づいたらまた惜しくなるってパターンを繰り返しそう >>770
だから主人公である薫の性格的にて言ってるやん
結ばれなかったけどあんだけ縁があった関係だし養父の源氏も行きずりの恋人の忘れ形見にすぎない玉鬘の事をあれだけ親身に後見してる現実あるし
薫の八の宮一家への思い入れはハンパじゃないよ、中の君に男子生まれた時も五日の御産養を買って出るなど
身内を代表するかのような行動をしている、浮船の養父や異母弟にも実質身内と思ってるほどの世話をしてやっている
誠実で義理がたい薫の心情考えたら後見人になることは確定とは言えないけどその可能性はかなり高いんじゃないかという予想だよ 薫が中の君に実質援助するのはともかく、中の君の子の後見はありえないよ
そんなことしたら、あの子は本当は薫の子らしいって噂されて匂宮にも疑われるだけ >>773
桐壺帝が左大臣の長女を源氏に嫁がせたように薫に娘が出来てたらその子と結婚させるという縁組み方法をとるかもしれない
ただ薫もその頃は中年になってしたたかに政界生きていってるかもしんないし六の君に男子生まれてたら権力闘争的にその子に嫁がせる道を取るかもしんないけど
それはそれで中の君の男子に政以外の面でも世話するような感じになると思う
匂宮も正妻腹でない長男の処遇を不憫に思って薫に世話をそれとなく頼むとかやりそうだし
親王家は強大な貴族たちとコネやバックボーン作ってこその身の上だからねえ 夕霧薫以外で後見出来そうなのは
頭中将系、明石系、初代右大臣系くらいかなぁ
髭黒系はもうダメぽいし
頭中将系の女子が東宮か二宮の男子産んだら一気にそっち優勢になるかもな
明石系、初代右大臣系なら夕霧次第 薫が源氏ばりの大出世。位人臣を極めるのを前提に話して無い?
表向きの彼は男系で桐壺系の2世源氏。実母が内親王でも最初の正妻腹の異母兄夕霧が既に本家当主で立場は分家でしかない。これは出世の限界を意味する。
周りのヒキとか内親王が降嫁と優遇はされてるけど本人には政治的野心は乏しくやる気も無い。20代後半なのにまだ小梨。
夕霧は上級貴族らしく子だくさんで布石も沢山あってかなり上手くいってるがそれを薫が引き継ぐものではない。夕霧の跡継ぎは彼の息子でその代だと薫は他人同然になる。
宇治編は全員がすれ違って誰もが不満を抱え上手く行かないストーリー展開が見もの。
薫と匂は双方先々暗いのが暗示されてる。
内親王2人の世話を優先しなくてはならない薫は他人の面倒見る余裕はそんな無いよ。 中の君の息子の後見をするのは父親の匂宮でしょ?何で薫?
父親がいるのに親戚でもない薫が中の君の息子の後見になんてそもそも無理
薫が後見になったら世間に中の君の息子は薫の子供ではと噂になるレベルだよ 確かに夕霧は本編で既に子沢山で、夕霧自身も人身位を極める予言によって
その子達にも栄達は予想されるよね
薫はモラトリアムなままで宇治編が終わったから、その先は想像できない
仮に政治家として目覚めていったとしてもまず優先するのは正妻で、子どもを産ませるなら
正妻からを望むだろうし
浮舟は出家生活を続けていけたなら、薫や匂宮にとっての思い出の女君になるけれども
女性としての幸せを考えるともやもやが残る
中の君は匂宮の庶長子の母君として、その子の能力次第で残りの人生が左右されそうな危うい感じがする >>777
皇族は大貴族の後押しがなきゃミジメだし皇族として生きていけないのよ
桐壺帝が愛息子の後見人にするために左大臣の娘婿にしたり朱雀院が女三宮を光源氏の正妻にしたり
今上が女二宮を薰に嫁がせたりと天下人ですら大貴族の後見をつけるために四苦八苦してる時代
今上と明石中宮から寵愛受けてる匂宮ですらこのさき宮中で生きていくために夕霧の後押しが絶対必要てんで明石中宮は息子を説得してた
ちなみに貴族の息子だって成長したら両親の後押しより、とにかく大貴族の娘と結婚して自活?していかなきゃいけない他力本願の時代なのだ >>777
あと薰は表向きには匂宮の叔父で中の君のイトコにあたるから一応親戚だよん 薫は藤原公季あたりが軽くモデルだろうから、大臣レベルには出世できると思うよ
ただ、権力を握るためには、娘か、せめて養女を女御にして皇子女を得るしかないし
匂宮の息子に目をかけても政治的にあまり意味がない
孫王に娘を嫁がせるのも意味ない、せめて親王本人じゃないと
ってか、匂宮の息子は、臣籍降下して源氏になって出仕するのが基本かと
匂宮は、夕霧の娘との間に男の子ができれば、ワンチャン即位できる芽がなくはない程度かな
夕霧の他の娘たちに全く子供がいなかったら、夕霧も六の君を結婚させるときに、薫と結婚させようかとか
色々迷ったりしないでもっと強引に囲い込んだろうと思うんだよね
雰囲気的には、すでにどこかに孫生まれてそう 匂は兄宮たちが若いうちに相次いで急逝でもしない限り即位の目はないっしょ >>776 薫と匂は双方先々暗いのが暗示されてる。
超一流の血筋なんだけどアウトロー、ていうのが二人の共通点だよね。 薫と匂は双方先々暗いのが暗示されてる。
そうかなあ?二人とも中身はたいして成長してないしまだまだ若輩には違いないが表面だけ見たら誰もが羨む身分待遇だし
薰は内親王を妻にもらって出世頭一番、匂宮は相変わらず両親からの愛情に恵まれ愛人とのには子宝を儲け随一の大貴族である夕霧の愛娘を正妻にもらってと
周囲のみんなが栄光栄華を極めてるお二方ですことと羨望の目で見られてる
宇治編終わって先先暗いのが暗示されてるのは匂宮にロックオンされてる故式部卿の姫なのは間違いない 中の君推しの人は薫が八宮一家一筋と感じてるようだけど、薫は明石中宮腹の女一宮へも懸想してるからね
垣間見した女一宮の姿を妻のニ宮で再現しようとしたりしてる >>779
それなんだよね。元々、兄の二の宮を差し置いて、三の宮の匂宮を東宮に、て思ってる明石中宮がよく分からん。 六の君に男の子産まれて
東宮は結局男子に恵まれず
皇位が今上→東宮→匂宮→六の君の子供になる
そして中の君の子供が源氏になる
で中の君の子供が源氏似の好色
六の君の子供は夕霧似の真面目
さらに二宮には夕霧娘との子供はいないが
柏木弟娘の子供がいて友人兼ライバル >>788
原文は(万一兄宮二人が急逝して遺児もないような場合なら)あなたが即位する可能性がなくもないんですよ、くらいな感じじゃなかったっけ
漫画的に対象年齢読者に分かりやすく書いたら逆に分かりづらくなっちゃった感じ? >>790
原作じゃそうなんですね。医学が発達していないからあっさり亡くなったりすることも多い時代だっただろうけど、まあそれだけ母中宮の寵愛深い皇子、てことですね。 何度も言われてるけど
匂宮が女グセ悪くてみっともないから明石中宮は東宮になる可能性もあると嗜めただけで、匂宮自身も自分が東宮になる可能性の低さを理解してるから鬱憤晴らしに奔放に女漁りやってるんでしょ >>792
あ、そういうことなんですね!それなら納得いきます。 匂宮は同母兄達が薨去しない限りこれ以上は上がることが出来ない鬱屈はあったと思う
東宮位は長兄が、親王がつける官職としての最高位・式部卿宮は次兄なので
平和な世である限りは一生飼い殺しされていく
だからといって学問に目覚めたり、風流を極める方向にいかないのは匂宮らしさなのかも 明石は母らしくずっと匂宮が「世間に軽い存在と思われる」のを心配してる。それが分かって無いのよね。
宮中の行事ドタキャンとか逢引で居場所が分からないとかは信用も無くすのに、と。
順当に「軽率で軽薄な宮」との評判を積んでる状態。
それでも自分は大丈夫だと思ってる。のが甘い。いつか取り返しのつかないことになる。 世間に忘れ去られても受け入れた八宮とは違って信仰心も無ければ、全く才覚が無いというわけでもない匂宮には耐えられない境遇だろうね
若い内は遊びたい気持ちを優先するだろうけど、同世代の友人知人達が出世するにつれ、権勢欲も増すだろうし
春宮までは求めないにしろ、宮家の式部卿あたりは兄宮と張り合うかも
それには夕霧、紅梅大納言あたりの後見は必然だね >>796
夕霧も、東宮、二の宮には早々に正妻雲居の雁腹の姫を差し上げてるのに、匂宮に差し上げるのは、たぶん兄宮たちよりかなり後になって、いくら評判の姫とはいえ、側室源典侍腹の姫だもんね。匂宮が八の君との結婚を嫌がってみせたり、妻は自分で決める、て強がってたのも、この辺りをこじらせてたのかもね。 もし東宮と紅梅娘との間に男の子産まれて
匂宮と六の君との間に男の子産まれたら
どっちが皇位につきそう? ???
そりゃ普通に東宮の元に生まれた男の子でしょ… >>797
六の君が夕霧の娘の中でも美貌がひときわ抜けてたので、だから匂宮の心中を射止めるのに勝算ありと見込んでたからでしょ
六の君は劣り腹ではあるけどその代わり皇女の落葉を養母にして身分に箔を付けてる あと夕霧が匂宮を娘婿にすることに執着したのは東宮候補とかの理由もあるけどやっぱり可愛い甥だからって理由が強いと思うよ
夕霧みたいな真面目な朴念仁な男はああいう破天荒タイプに弱い 帝になんてなったら自由に女漁り出来なくなるのに
そんなになりたいもんかねえ
源氏も準太上天皇を賜るまではずっと拗らせてたのかしら そりゃ帝と親王じゃ格が違いすぎるもの、自由はないとわかってても神と等しいブランド手放す人なんていない
だからこそ藤壺も地獄に墜ちる覚悟決めてまで息子の保身に走った
勝手に東宮争いに巻き込まれていつの間にか零落して世間から忘れ去られて寂しい暮らししてた八の宮の惨状見たら帝になったらかえって不自由だなんて贅沢な悩みとしかいえない >>803
よしながふみの大奥読むと好き嫌いなく全ての側室達に平等に種付けするのは大変だなあと思った
そう言う意味では源氏の父親は帝失格だね
特定の女性1人だけを贔屓するなんて側室全員を侮辱してるし
皆実家を背負ってるんだから争いになるの当たり前なのに全く気付いてないし いや平等じゃないっしょ
序列が上の相手と出来るだけ早く多くの子を作るべし、だよ
そういう点では作中1番上手くいったのは今上&明石のペアかな
同じ序列の中では公平性が大事かもね >>805
江戸時代の大奥は誰の産んだ子かよりとにかく将軍種の男子って感じで
大貴族に支えられてる平安時代の帝とは違うと思う 朱雀も愛に生きるより帝としての務めを優先したね
ただ朧月夜に執着してると思いきや秋好のことを気に入ってたり三の宮母を寵愛したり
やっぱり源氏とは兄弟なんだなあ >>806
朧月夜が朱雀の子供を産んでたら、弘徽殿が言ってたように、朧月夜→立后&皇子→東宮、と、二代続けて帝を輩出の右大臣家はこの世の春で源氏ピンチだっただろうけど、源氏は夢のお告げと実力行使(朧月夜誘惑)でそれを阻止してるよね。
主役とはいえ源氏、なかなか悪よね。 >>808
落葉の宮の母更衣も忘れないでやってw
秋好は手に入らなかったから執着、てあるかもよ。冷泉の玉鬘も似たようなかんじよね。後日、ちゃっかりその娘を手に入れてるしwww
朱雀は退位後に梨壺の女御(今上の母、髭黒の姉)のこと、後宮にある時は(第一皇子の母なのに)尚侍の君の威光に押されぎみだった、て他人事のように言ってて、そりぁ朱雀あんたの寵愛度合いでしょうよ、て思ったけど、実家のパワーって重要なんだろうな、と今は思うわ。
右大臣家のパワーもあるだろうけど、やっぱり美貌含めいろいろ華やかな人だったんだろうね、朧月夜。 尚侍になって役職こなしてるくらいだし美貌だけじゃないのよね朧月夜
源氏が付き合った女人の中で特に手紙が素晴らしい三人として朧月夜、朝顔、紫をあげていた
このうち紫の事だけは、「まあ私が教え育てたからちょっと身贔屓してるけどね」とのろけ半分、育てた自分の功績半分みたいな感じで言ってたけどw
容姿だけでなく才知も素晴らしいと言われてた光源氏に認められた三人はほんと知性もあったんだなとわかるエピソード 亡くなる直前まで和解しなかった葵の上はともかく
その中に六条は入っていないのか…
プライド高過ぎて艶っぽい手紙は書けなかったのかな >>812
字がうまいのと、手紙の文面がうまいのとは、また別の話なのかもしれないね
明石の上も字のうまさでは紫の上に一目置かれていたよね >>811
朧月夜はまじ源氏のせいで、ある意味人生棒に振った女だよね。まあ生まれが、右大臣の美貌の秘蔵っ子だから安泰だけどね。 >>813
あと、源氏が決めた字の上手さじゃん。身びいき入るよね。まあ、その源氏セレクトに入った方々はその後いろいろ美味しい目に合ってるだろうし、ウィンウィンだよね。 >>815
紫はメインヒロイン格なだけあって源氏以外の人物たちからもその才色兼備ぶりを評価高く描写されてるキャラなのよ
だから源氏の発言は身内びいきというより謙遜に近い
容姿は玉鬘の女房や夕霧から紫>玉鬘と言われてるし女三宮が六条院に降嫁したときに朱雀院が紫にお便り出した時も
その返信が文体や文章力の高さが際立っていて朱雀院をもうならせたほど >>812
あさきに描写は無かったけれども、原典の源氏は六条御息所には
心にも入れず走り書きした一行を格別に優れていると評しています
典雅であった六条御息所への敬意は何となく伝わってくるかなと思います 源氏と肉体関係を持たなければ朝顔みたいに永遠の憧れでいられたのに >>819
源氏は甘ったれな癖に女を中途半端にリードしたがるプライドの高い所がある
六条みたいなタイプには可愛い子犬系男子の方が良いかも知れない 性愛的なものは別として六条御息所は薫と相性良さそう
陰気なとこ似てるし 六条のサロンて当時の貴族男子らに憧れだったみたいだし表面的には社交的なんじゃないの?六条
あさき版の葵のほうが陰気に見える ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています