あさきゆめみし 第百四帖
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
!extend:checked:vvvvv:1000:512
!extend:checked:vvvvv:1000:512
※ワッチョイ有効化に必須の『!extend:checked:vvvvv:1000:512』が
行頭に3行書いてあるか送信前にご確認を
いづれの御時にか、駄スレ、良スレあまたさぶらひたまひけるなかに、
いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めきたまふスレありけり。
語りませう。
この板は全年齢対板なのでエロ話がしたい人はpink板へ
ここは漫画あさきスレなので専門的な史実ネタや原文ネタはほどほどに
史実ネタは日本史板へ、原文ネタは古文・漢文板へ
あさきゆめみしに描かれていない人物及び竹河の巻ならびに
後世に執筆された雲隠六帖について語りたいお方は下記のスレへ
紫式部、源氏物語スレ 二帖
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/book/1578572479/
まったり雅に平和に語り合いましょう
次スレは>>990なる方が立つる定めなりけり桜人
前スレ
あさきゆめみし 第百三帖
https://medaka.5ch.net/test/read.cgi/rcomic/1632878224/
VIPQ2_EXTDAT: checked:vvvvv:1000:512:: EXT was configured 読み違いしてる
藤壺の部屋に住んだ女御が3人いてそれぞれの話だよ >>451
藤壺はかなりしたたかな政治家
だかそれがいい >>452
弘徽殿大后は息子の朱雀帝とその御代を守るために、桐壺帝に干渉したり
父の右大臣と組むことは、当時の母后のあり方の一つなので特におかしくないと思う
藤壺中宮の後見は兄宮しかいなくて弱いから後継者決定は桐壺帝主導になったし
冷泉帝の即位後は、政治的なことや冷泉帝の後見を源氏に任せている
弘徽殿大后や藤壺は自身のために権力を笠に着たのではなく
それぞれ息子を守るためにしたことだと思う >>457
皇太子(冷泉)の後見は源氏に、て決めたのは桐壺帝だよね。寵愛してるけど後見の弱い皇子同士にしっかりタッグを組ませたかったんだろうね。
八の宮(大君たちの父宮)に対する対応はどいなんか〜い、て気もするけどw八の宮の母親も、皇族系だったのかな?八の宮、後年、右大臣たちが冷泉の対抗馬にしようとしたくらいだから、血筋は良いんだろうからね。 >>456
源氏(=恋愛)を切って息子(=政治権力)を取る、てことだよね。 藤壺からしたら源氏のことは男としては受け入れられないけど、息子の後見者として必要だから失脚なんぞされたらたまったものではない、だからこそ出家して一線引いたんでしょうね
秋好を入内させるあたりはかなり冷静な政治家感があったわ、「朱雀院は退位されてもう余生なんだから入内させたって意味ないでしょ、懸想されてることは知らなかったことにしてうちの息子に入内させましょ」って感じ >>454
作中で登場する後宮で藤壺を賜った女性は3名だよ
@藤壺中宮(薄雲女院) 先帝の四宮(后腹で紫女王の父は実兄) 冷泉帝の母で源氏の永遠の思い人
A藤壺女御(源氏女御) @の異母妹、朱雀帝の女御、朱雀院女三宮の母
@と同じく先帝の娘ではあるが、母が身分の低い更衣のため臣籍降下(一世の源氏)
年齢的に父を早くに亡くしているので後見が弱かった
朱雀帝が皇太子だった頃に入内して寵愛を受けるも
朧月夜と弘徽殿大后が権勢をふるっていた為中宮にはなれず
朱雀帝との間に一女(朱雀院女三宮)をもうけるが、源氏が帰京して間もなく
「自分は後宮の争いに敗れた上、朱雀帝も権力を失ってしまった、
自分には明るい未来はない」と絶望して数え5歳の女三宮を残して死去
B藤壺女御(左大臣の三の君) 某大臣の娘、今上帝の女御、今上帝女二宮(落葉宮とは別人、叔母姪の関係だけど)の母
血縁的に@やAとはつながっていないかかなり薄い
某大臣の三女で、皇太子時代の今上帝に入内
今上帝のおぼえもめでたかったが、明石中宮が東宮を産んだので中宮にはなれず
今上帝との間にできた子供は女二宮だけ、娘には自分と違って幸せな人生を送ってほしいと大切に育てていた
娘の成人式の準備を整えている間にもののけに憑かれて死亡
同腹の兄弟がおらず(同腹なのはおそらく冷泉帝に入内した姉大君か中の君だけ)、
今上帝女二宮の後見が弱かった事から薫との縁談が持ち上がる事に >>461
…だいぶ独自解釈で話作ってるね
細かく指摘すると、また原作議論になっちゃうからためらいあるけど >>464
>>463じゃないけど、翻訳者によって解釈の仕方が違うから、てことじゃない? 大和和紀作品と牧美也子作品しか読んだ事ない
チラッと江川達也の読んでみたらなんていうか見方の違いが振り切ってた あさきの藤壺の「私は源氏の傍にいる女性達に嫉妬しています」という台詞と、
末摘花の兄の口癖や性格って、故・田辺聖子氏の源氏物語とそのまんまでなんだが。
田辺聖子氏自身も「藤壺の台詞は私が勝手に創作したセリフです」と言ってたし。
あさきゆめみしってパクリ漫画? >>467
田辺源氏の藤壺はそういうかんじなんだ!
谷崎源氏の藤壺は淡々としてるよね。 あさきは田辺訳を参考にしてあるんじゃなかったっけ
ソースはこのスレだけど
田辺訳は読みやすくて好きだ末摘花が須磨から帰ってきてもなかなか訪れない源氏を待ち続けて、やっと来て貰えるシーンはちょっと感動した 源氏と一番性格的に相性が良いのは誰なんだろうなあ
夕顔や空蝉みたいに触れなば落ちん風情の女性とはあんまり合わないような気がする
意外と朧月夜みたいな勝ち気な人が理解者なんじゃないかと思うけど >>470 末摘花が須磨から帰ってきてもなかなか訪れない源氏を待ち続けて、やっと来て貰えるシーンはちょっと感動した
これはあさきでもちょっと感動したよw
原作だと、末摘花って頑固一徹なかんじ(玉鬘へのお祝いを強引に届けたり)なんだけど、大和先生は末摘花に優しいよね。 源氏が求める要素を身分以外は備えて気を使わず扱える紫上
紫自身は忍従の人生だったが源氏としては最高に都合の良い女なので相性ヨシ >>475
源氏の都合しかないw
当時の女性は置かれた環境で生きるしかないだろうけど、それでも子どもの頃から源氏の支配下に置かれてそこから出ることも許されず…不幸と断言するのも違うような気がするけど幸せとは何か考えてしまった 花散里は恋愛ではないけど源氏がいつも心穏やかに過ごせる相手で、妻の中でも格上の方だし信頼もされてて1番バランス取れてると思う 源氏から向けられる異性愛を基準で考えると花散里は寂しい生き方になるけれども
気が合う夕霧の養母で死ぬまで安泰だろうから、源氏の妻の中ではかなり幸運だと思う 花散里自身も源氏に異性愛を求めて無いしな
生活の心配せず源氏の干渉も受けずに暮らせるなら幸せ 花散里にとっての源氏って典型的な亭主元気で留守がいいだからな 通いは間遠でもいつ見ても夫は格好良く、手のかからない出来の良い嫡男の世話を任され、性愛は無くとも妻としての待遇はNo.2
嫉妬や負の感情とも無縁の生活となりゃねぇ ぶっちゃけ父親の源氏より息子の夕霧とのほうが相性よかったからな
結婚してからも六条院に泊ったりしてて花散里が普通に衣装を用意してた
夕霧が途中まで雲居の他に藤典侍しか愛人作らなかったのって身の回りの世話をしてくれる養母がいたからその時点で満足してたからだろうね >>476
若菜までは紫も幸福の絶頂だったが高貴な正妻の降嫁でカゴの鳥の不自由さに気づいてしまった
それまでも無意識に自分の立場の強化も図っていたから根底では実家なしの不安を感じていたのかも
紫とちい姫は表面上愛で結ばれてるようで実は相互に利用し合う関係なんだよね いずれ中宮になって宮廷暮らしをする予定の女児の明石より
嫡男の夕霧の養母になった方が紫の上の精神状態は安定していたと思う
源氏が当てにならなくなっても夕霧が生活の面倒みてくれるから >>485
紫が養母となって夕霧との距離が近くなると無駄に源氏が嫉妬深くなり結局紫の精神は疲弊するので同じことでは >>486
経済的な不安が無ければ嫉妬も余裕で受け流せるのでは
紫の上が源氏の意に逆らえないのは後見人が居ないからだし
息子の夕霧が後見してくれるなら最終手段で出家も出来る 源氏は意図的に紫から権力や後ろ盾を排除してる
六条院を取り仕切る支配人以上の権限を与えなかった >>484
ほんとだね
女三宮が降嫁してくるまでは幸せいっぱいで六条院は華々しい御殿だったのが、降嫁以降は一気に色褪せたように見えたかも
以前は女の幸せとは何なのかと思い悩むことなんか無かったよね(源氏の女癖に悩むことはあったけど) >>488
頼れる人がいない紫を守れるのは俺だけだという思考回路だからね
紫の他の未来の可能性を潰して囲い込むことで満足してる歪んだ執着心 とはいえ、紫が兵部卿宮にあのまま引き取られていたら落窪まんまの扱いだったんじゃない?
良くて王女御の女房か。 >>491
紫の上の美質は源氏によって磨かれた、てかんじだろうからね。父宮に引き取られてたら、どう育ってたか分からないしね。 王女御(なんとなくブスのイメージ)が美女の異母妹をいじめるのか
そっちの話も読んでみたい
大和さんオリジナルで物陰で泣いてるところを源氏に発見されるとか描いてくれんかな 源氏の庇護がない紫も現代的な視点では人気出るかも
異母姉に仕えて宮廷に入り女房勤めをしているうちに生来の明るく前向きな気質や才能が開花するかもしれない
和泉式部や清少納言のように名のある女房になるかも でもやっぱり紫の上は正統派ヒロインだから
少女の時に源氏(王子さま)に見出され、華麗にさらわれて、彼の家(お城)で
マイフェアレディ的な教育を受けて、それに応えて見事なお姫様になる、
というおとぎ話の王道ストーリーを演じてほしい >>494
その時は
源氏「ここは王女御さまの御殿だけど、君は王女御さまの女房なの?」
紫「いえ、王女御は姉ですの」
源氏「えっ? ごめん」
そして後日源氏からは美しい薬玉が届いて、周りの女房達に羨ましがられるのでした 源氏がさらう前に紫が父親に引き取られてたら源氏はどうしただろう。諦めたかな。 しかし、本来の紫の上ってまんま落窪物語の王道ヒロインの設定焼き直しよね。
不幸な脇腹の姫、意地悪継母、冷たい異母姉妹、情けない父、略奪婚からハッピーエンド
式部さんのアレンジ力凄いわ。「私ならこう書く」キリッて感じね。
メデタシメデタシで終わらせないとこに作家力と問題提起力を感じるわ。
安定のシンデレラ物にライバル、浮気・小梨・内親王降嫁をぶっこみ複雑な愛憎を描ききる。 >>494
落窪読む限りだけど紫の継母がそんなおいしい思いさせないのではと思う
紫の上や落窪の姫みたいな境遇の子は実際にも結構いたのかな
脇腹でも美人の姫は家の良い手駒なので大事にされてたとは言うけど正妻に疎まれて父親が頼りなけりゃそうなっちゃう子もいるよね そう考えれば、雲居の雁はまだ恵まれた境遇といえるのかな?
母と別れた当初は大宮が養育したのも大きいし、夕霧との件の後は右大臣四の君がいる頭中の本宅へ引き取られたけど、継子いじめは受けてなさそうだし…
頭中に娘が少なかった事が幸いしたのかな 落窪は(紫もだけど)実母も祖父母も亡くして実父の家しか寄るところがなかったけど
雲居は頭中将が親権に固執したってだけで、それがなきゃ実母とその再婚相手も引き取る気あったからな
雲居の将来に差し障りがあったら別れた妻の再婚相手にどんな目で見られるかと頭中将がしきりに世間体気にしてたから
落窪みたいにあからさまに邪険に扱って冷遇するてことはなかったと思う >>500
正妻の四の君は雲居雁の母には嫉妬してても幼い雲居雁まではまだ眼中に無くて、娘の新弘徽殿の方が頭中将からはるかに大切にされてたのもあってずっと気にしていなかった
新弘徽殿が中宮逃したのに比べて、雲居雁が夕霧と結婚してより幸せそうだと周りから言われて初めて雲居雁にも嫉妬している感じ あさきだと、雲居雁はまるで再婚した母親に捨てられて孤独みたいだけど
原典ではそんなこともないよね
ことあるごとに頭中将や乳母たちが雲居雁の実母がどう思うか、って思惑を気にしてて
実母が目を光らせてる様子があった >>501-504
だね。雲居実母の再婚相手の扶養でそこで異父兄弟たちと育ってるのが気になって頭中が申し出ての引き取りなのよね。
雲居の母も内親王の元義母ならばと娘を渡したのではないかのなあ。
正室四の君なら渡して無いよね。
娘の将来に無頓着というわけでは無いと思う。血筋は良いとあるからおそらく皇族の出で、前夫頭中よりは身分下の人の正室になってそうなのよね。
物語の尺の都合でそこむで出てこないけど。
落窪とは色々違う。 本編宇治編で幸福な生涯と思えるのは朧月夜と今上女一宮かな
個人的な基準だから異論はあって当然 >>504
まあ雲居が実母と別れたのはまだまだ幼い頃だったし自分は母に捨てられたと思い込んでも不思議じゃない年頃なので
あさきの描写は特に不自然ではない
雲居母は娘が念願叶って夕霧と結婚したと聞いたら心の底から喜んでたので、やっぱり娘の事を心にかけてたんだなと思う 雲居の母の描写、本来はそれだけあったんだね
確かに別れたとはいえ実母が生きてる雲居と死別してる紫とでは父からの扱いも違って当然か… >>506
明石中宮もじゃないかな
身分ひくい母親から生まれたけど
唯一の源氏の娘だから二人の母親から大事にされて何人も皇子産んだ勝ち組 藤典侍も自立してる分だけ精神的に余裕あって良さそう
父も源氏の腹心で後ろ盾としても十分だし夫の夕霧は他に正妻いるけど正妻とも関係悪くなく付き合えてるし、六の君や子供たちも養子でも大事にしてもらってるとこはラッキーだよね >>510
そうですね、明石中宮も実母の身分以外はパーフェクトな人なんだけど三男で苦労しそうw >>511
劣化版和泉式部w
仕事も恋愛も楽しみながら長く続けて老後の行き先も自力で確保した手応えのあるいい人生
苦労もあったろうけど生来のポジティブさで明るく生きた >>512
自分は宮中の高級女官で花形キャリアウーマンで、出来の良い子供たちをたくさん産んで夕霧の身分高い正妻や義母(落葉や花散里)に育ててもらい出世させる、て、なかなか楽しそうな人生よね、藤典侍。 >>515
>>511
うんうん、源典侍も、産まれも良く趣味教養も高く、まさに花形女官だったよね。源氏とは世代が違ったけどね。
出家後はちゃっかり女五の宮(朝顔の同居の叔母)の弟子にしてもらってるし。誰に何と言われようとも、楽しい人生を謳歌した人だと思うわ。 >>504
原作ではそんなかんじなんだ。
たしか王族の出なんだよね、雲居の雁実母。頭の中将にさっさと見切りをつけて按察大納言の北の方におさまって、再婚先で子供産みまくる、て、なかなか現実的でパワフルな人だよねwこういう部分は、娘の雲居の雁に受け継がれてるかんじ。 源典侍が女五の宮の弟子なら朝顔と会う機会もあったろうね
気の合わなさそうな二人がどんな会話を交わしたのか想像すると楽しい 源典侍は色好みが過ぎるだけで趣味の良い教養人だし意外と趣味が合うかも 通いがなくなっても恨み言言うでもなくあっさりと自分も他の男に乗り換えそうだしね >>519
女五の宮と源典侍が気が合ってたんでしょwあさきの女五の宮は源氏好き(たぶんミーハー系で)で姪の朝顔にも結婚勧めてたし。后腹内親王として産まれて、世の中のいろいろとか全く知らないお姫様な一生を送る人だろうしね。高貴な姫らしく、独身だしね。
内親王じゃない朝顔のほうが、世間には通じてたと思う。 何であんなに髪を長く伸ばしてたんだろうなあ
シラミだって沸くだろうに
巫女なら髪に霊力が宿るとかで分かるけど 単なる想像だけど、日中でも薄暗い室内でも映えるのって白い顔や流れる黒髪だろうし、立ち歩く事もほぼ無いしね
当時の食事的に獣肉も頻繁には食べないだろうし、数カ月単位の髪洗いでも脂や匂いはそれ程気にならなかったのかもね
シラミやノミはいるだろうけど… カツラとしても売れる。
昔の女性は髪の美しさが何よりも大切だから、どんな手入れをしてたんだろう。
まあ、長髪も十二単も動く必要がない身分だからできることだよね。 十二単はかしづかれる姫君より高貴な人たちにつかえる女官や女房とか働く人が着てたんじゃないの 長い髪はかしずかれる女性としてのシンボルというか、自分では何もしなくていいという地位の表れだよね
女房衆は仕事しなくちゃいけないのに髪長いし裳唐衣つけて正装しなくちゃいけないから大変そう 排泄物処理も未発達だったろうし寄生虫だらけで病気蔓延の悪臭で大変だったろうね
香を焚いて誤魔化すのは世界中同じだな 髪を洗う日も占いで決められた日だったね
中の君のところに匂宮が顔を出したら髪洗いの日で、それで手持ち無沙汰な宮が浮舟を見つけてしまったという
洗うのも乾かすのも自分では出来ないよね、大変だわ お湯だけで洗ってたのかな?
それとも石鹸に相当するような汚れを落とすものが何かあったのだろうか 当時は米の研ぎ汁とかを使って洗ってたんだよ
ゆする(=米の研ぎ汁)を入れる、?坏(ゆするつき)っていう専用容器もあった 米のとぎ汁、灰汁の他にも美男葛(実葛の粘液)と言われるものを使ってたんだって
もしかしたら米のとぎ汁や美男葛なんかは庶民では手に入り難かったかもしれないね 明石に会う前の紫の洗髪シーンは綺麗だった
あの方に恥ずかしくないようにって洗髪する紫可愛い 髪の毛の寿命って7〜8年だと聞いたことがある
末摘花の「身の丈より1尺余り」って身長145cmとしても180cm位?
数年でそんなに伸びるとも思えないから実際の平安貴族の女性の髪は
もっと短かったんじゃないかなあ
或いは抜けた髪でウィッグを作って付け足したとか 村上天皇の女御の藤原芳子は本人の体は牛車に乗ってても髪のすそは母屋の柱にあったと言われるくらい長かったらしいよ
ザックリ計算でも3〜4mくらい?
これは誇張もあるかもしれないし当時でも評判になる位には稀なケースだろうけど
立ち歩かない深窓の姫君なら身の丈に余るくらいにはあったんじゃない?
あさきのような綺麗に切り揃ってはいなかっただろうけど かもじ(エクステみたいなもの)はあったようだね
枕草子で清少納言がチラッと触れてる
抜け毛を集めて作ったりしたらしい >>535
身の丈じゃなくて、袿の裾から一尺ほど余ってた、という表現。
あの時代、立つんじゃなくていざってるから、座高80cm弱+20cmぐらいで110cm〜
とかじゃないかな 自分が昔3年くらい髪を切らずに伸ばしてたらお尻のとこまでいった
身長から考えて90pくらいかなぁ
生まれてからずっと髪を切ってないなら110pかもね 原作の描写になるけど、葵上の病状が落ち着いたのを見て源氏が去る際
葵上が寂しそうに源治の後姿を眺める場面がすごく悲しい
結局これが二人の最後の別れになってしまうし、それまでつれない態度しか見せなかった葵上だけど
実は源氏のことを多分幼少のころから心から愛していたことを最後の最後になって描写するなんて
紫式部は本当に憎いほど登場人物の内面の描き方がうまいと思う 葵は他に誰か想い人がいると気付いてたよね
藤壺とまではわかってないけどそこまで察せるのは源氏をよく見ていたからだろうし鋭いんだろうな
他に源氏の本命(藤壺)が他にあると気付いてたのは誰かいたっけ >>540
葵にとって源氏は一目惚れの初恋の君で、向けられた笑顔が眩しすぎてそっぽ向いてしまったんだね
次こそちゃんとお話ししよう笑いかけてみようと思ってもうまくいかなくて、源氏に他に思い人がいるのもすぐ気付いただろうからそれでよりぎこちなくなってしまった
10年すれ違い続けた夫婦がようやく心通わせたところで急逝させたのがほんと残酷な展開だよね >>541
紫の上が気付いてる
朧月夜だろうかと思ってたみたいだけど >>543
紫の上は原作でも気づいてて、朧月夜だろう。か、て思ってたの? >>544
変な投稿になりました、朧月夜だろうか、て思ってたの?です。 >>542
葵と結婚中の源氏は、六条の御息所やいろんな女性に通いまくりだったよね。そういう状況の中、葵は、本命がいる、て気づいてたの?本命は御息所、て思ってたのかな? 源氏が多くの女性と付き合っていたのはもちろん知っていたけど
その中で本命が誰だとかは葵上は詮索しなかったのでは
葵上としては他に本命がいても、自分自身が愛されなくても
形だけでも夫婦としてつながってさえいれば、天涯孤独となった源氏に左大臣家という身寄りや後ろ盾ができるから
それだけで充分だったのではないでしょうか
それはまだ子供の源氏と本人の意思を無視して結婚したので、恋愛だけは夫の好きにさせてあげたい
という愛情の表れだったように思います >>547
葵は左大臣家の姫で、正式に結婚した妻だったしね。 葵の上の両親の左大臣と大宮の夫婦仲は特に描写無いけどどうだったのかな他にも妻と子供がいたけど
トラブルなさそうだし大宮を高貴な正妻として大切に扱って浮気も怒らせない程度に上手くやってたのかな
それが葵にとっての基準になるよね 葵は実家の権勢をバックに夫を軽視する傲慢な妻以上に
夫の身分の低さが不満で嫌っていると源氏に思われるのが痛いな そのあたりは源氏の被害者妄想でしかないんだけど
逆に言うとそれだけ源氏のコンプレックスが強いってことでもあるんだよね
藤壺は入内して寵愛受けているから世間的にも大きく扱われているけど
入内してなかったら世間から忘れられた先帝の姫宮だったろうし 天皇の息子であっても母親が北の方で無いと身分が低いんだなあ
政権争いに巻き込まれないように父親があえて息子の地位を低くしたんだっけ 身分コンプが酷いので立場が弱いか身分が低い女ばかり集めて六条院を作った >>552
源氏のことを言ってるのだったら、母実家後ろ楯の少ない皇子で母自身の身分も更衣だから、源氏が親王宣下を受けられず臣下になったのは仕方のない事だと思う
あえてそうしたというよりそうせざるを得なかったのでは ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています