白土三平総合スレ part 14
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そういえば女装カムイの回の他心通のオヤジって
ガロに寝返った他心通オヤジと同じキャラだよな 他心通対決の後でガロが子供たちに語って聞かせる
男女が駆け落ちして海に出たが、島に流れ着いた筏の上にはひとつの骸骨だけがあったという話
やっぱ片方は食われちゃったということなのかな >>952
あの他心通オヤジはガロのほうでは露木道人という名前がついてるのにカムイのほうは名無しなんだけど
忍者はいちいち名乗ったりしないで戦いに入るというのもリアリティを出す演出のひとつやね >>941
因童では四貫目は服部半蔵配下の公儀隠密という設定なのね
江戸開府の直後だとしてもガロの復活とは20年以上の開きがあるわけか! ワタリの連載が始まる前年に発表された「大咬」は四貫目が主役の話だけど
ワタリっぽい子が出てくるな。父親を探しに来て四貫目に会う以上の接点はないけど 読み返してみた
ワタリっぽい顔って伊賀面だったんだw ワタリ自身は伊賀出身じゃないよね
でも四貫目の孫なら伊賀者の血を引いてることになるのか 大咬の子も十分かわいいんだがワタリの美しさは別格
花嫁衣装とか着せたら似合いそう >>961
ワタリならウェディングドレスでもいけると思うっす 真面目な話をすると、あれだけ美しい子を主役にしておきながら
周囲のモブキャラと一緒にいても違和感がないのがプロフェッショナルの技だと思う
主役の魅力と全体の統一感を両立させるのは手塚先生がうまかったけど
白土先生も引けをとらないよね 白土三平先生って、農民や忍者のキャラをひときわ小汚く描くやん
なのにそんなかに美しい子を混ぜるんだよね
それが醍醐味かと 涙ながらに生い立ちを語ったカズラを木の梢から見下ろしながら
「おまえの兄弟になってやってもいいぜ……それとも毎晩泣き石かい?」
というワタリには若干Sっ気があると思う その後で、オボロ影を教えてくれとカズラにせがまれると
笛を奏でる手を止めて「おしえてあげてもいいよ」
天才忍者の余裕と天真爛漫さと多少の魔性が同居している
カムイともサスケとも違うタイプの主人公だと思った >>967
着衣を使って敵の眼をくらます術があるけど
脱ぎ捨てたとき裸にならないよう普通は重ね着しておくんだよね
カムイ外伝のムササビ姉弟は実際そうしていたんだけど
しかし狼小僧は一枚しか着ていなくても平気でやるのだった >>963
うん 両者とも天才でしたね
特に劇画調になる前の女の子は
白土先生の方が可愛いとも思う。 明美や桔梗ちゃんは幼い頃に触れた漫画の中でも飛び抜けた美少女に映ってたけどどっちも野生児
そしてボロを纏った連中に混じって溶け込んでた
明美は自身もボロを纏ってたけど
重太郎と結婚後奥方な格好してた時の方が違和感あった わたりだったかを描いた頃に、マンネリじゃないですかと苦言を呈した大家がおりました。 >>971
そんなん名前をぼかさなくても手塚先生しかおらんですやん
「それから白土センセイに一言申す。『カムイ伝』は、構成がよいので
救われているが、『ワタリ』は荒れている。描きとばしている手あいと
ちがって、貴兄のは、わずかな本数で、充実した作品を読者に与えてほしい」
(COMの1967年9月号に掲載された手塚先生のエッセイより) なおマンネリを批判されたのはちばてつやの「ハリスの旋風」で
「花は、枯れかかる前に折ったほうがいさぎよくていいのだ」
と手塚先生から連載の打ち切りを勧告されている
赤塚不二夫は子供の気持ちから離れて大人寄りの作風になりつつある点を
石ノ森章太郎は他人の猿真似が丸出しになっている点を注意されており
白土先生はむしろ相対的に敬意を払われている部類だったりする 手塚治虫の対極にあるような劇画の総本山とされてる人が
手塚タッチを押し進めたような萌えタッチだったという現実 >>970
桔梗ちゃん加藤清正のところへ使者として行くことを申し出て
真田幸村に認められたときのドヤ顔が最高だと思うんだ >>974
漫画における美少年萌えがどこまで遡るのかは知らんが
カムイ伝を読んで密かにときめいたことは山岸凉子が回想してるのよね >>975
桔梗ちゃんのあの容姿だと普通清楚キャラに設定されると思うんだけど強気なとこがいい 桔梗ちゃんに真田剣流を伝授した真田忍群のお兄さんたち
美少女と近づきになりたい下心を感じさせず
教えることを純粋に楽しんでる感じだったのが爽やかだと思うっす
あれだけ身体能力の高い子が弟子入りしてきたらテンション上がるだろうなあ 真田剣流を読み返してたら「死の影」では二代目服部半蔵が公儀隠密団の首領だが
「夜鷹」では失脚したことが語られ、史実に則した設定に変更されている
「死の影」が1962年、「夜鷹」が1964年に描かれたので
その間に史料を読んで物語に反映させたってことだろうか サスケのキリシタンどもがこの世は地獄だから自ら火炙りになってパライソとかに行きたいのは理解できるが、毎度幼児や赤子まで巻き添えにしやがって。この世地獄だけなら子なんか作るな。 サスケも序盤では服部半蔵が公儀隠密団を率いており
史実準拠の改易設定は後から付け加えられたように見える 1964年に発表された作品でも「犬万」の半蔵は忍者軍団の首領だが
これは10人の作家によるリレー作品の一部なので他の人の設定に合わせたか 『真田剣流』で四貫目が服部半蔵にストライキ弾圧の恨み節を言うが
その四貫目の公儀隠密時代の活躍を描いたのが『因童』か
もうすでに半蔵に対して不満たらたらだけどw >>983
ストライキがあったのは1605年の秋だそうだから
「因童」は1603年の江戸開府から1605年までの間の出来事なんやね ところで『真田剣流』の続編である『風魔』の大詰めで
風魔瓦解の危機に全国の忍者が駆けつけてきてくれるんだけど
その中に四貫目もちゃんと混ざっているのは地味に熱いと思う >>984
『大摩のガロ』は百地丹波が信長と敵対していた1579-1581年あたりの話だろうから
かなりの年月の隔たりのある話なんやね >>936
スターシステムというよりはパラレルワールドだと個人的には捉えている
たとえば手塚先生のロック・ホームと間久部緑郎はまったくの別人格だけど
白土先生の場合は同じ人格で異なる状況に置かれている感が強い >>986
大摩のガロと因童を連続した話として考えると
ある時点で(おそらく天正伊賀の乱の頃に)四貫目は百地丹波のもとを離れ
その後、服部半蔵配下の公儀隠密になったということか
あれほどの忍者がそんな世過ぎをしなければならないなんて世知辛い 天正伊賀の乱で百地丹波ら地侍勢力が信長に敗れて
翌年の本能寺の変で伊賀越えを助けた縁で伊賀者が徳川に召し抱えられる流れなので
四貫目の身の振り方も史実通りといえば史実通りやね 白土先生の作品を並行世界の集まりと見立てると
どの話とどの話が同じ世界で発生しているのか考えたくなるんだけど
因童と真田剣流が比較的すんなりと接続できるのは気づかなかった >>934
「描きとばしている手あいとちがって、貴兄のは、わずかな本数で、充実した作品を読者に与えてほしい」
と白土先生にお説教した手塚先生が一時はギネス記録保持者だったなんて…… >>991
まあ、自分は本数多くても描き飛ばしてはいないと自負していたんでしょうね
「貴兄のは、わずかな本数で、充実した作品を読者に与えてほしい」
→私なんてギネス級の本数でも充実した作品を読者に与えているんだから、わずかな本数の貴兄なら問題なくできるはず >>989
因童で四貫目は自分たちのことを「下忍」と呼んでるんだけど
公儀隠密は上忍ではなく徳川に仕える立場だから
百地丹波のところにいた頃とは身分が一応違うはず
でも実際の境遇は何も変わらないと四貫目は考えてたんでしょうね >>991
生涯の全作品を全集に入れられれば
500巻近く行きそうやけどねえ。 >>992
手塚先生も話が上滑りしたり不人気で打ち切りを喰らったりすることはあったけれども
中身がスカスカな作品を読者に与えることはなかったような気がする
作品の出来不出来はさておき、常に何かしら内容はあったという記憶 本当にどうでもいいことなんだけど
ヤマモトに執着してる荒らしって途中から来なくなったよな
このスレは見放されたのか? いや見放してくれて結構なんだけどさ >>997
このスレには現れなくなったけど矢口高雄スレには時々現れるので生きてはいるみたいだよ >>998
そうか生きているのか、それは良かった(荒らしは良くないけど)
居場所にするスレを選ぶ基準があるのか気にならないといえば嘘になるな…… このスレッドは1000を超えました。
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