>>69
人の上に立つ者の心得だよね

末摘花だって乳母子の女房が自分を置いて九州にいくことになったとき
何もあげられないからせめてと自分の髪でつくったかもじに香を添えて贈り物にしていた
ド貧乏な生活でそれでも親の残してくれた調度品も売らずに頑張ってたのに
自分を捨てて叔母について行ってしまう女房のために高価な香まで(この香を売ったらもっと食べ物や着物も買えただろうに、それをしないで)贈っちゃうんだーと思ったけど
それを当たり前のようにやってしまうのが貴族の貴族たるところなんだろう