あさきゆめみし 第九十九帖
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いづれの御時にか、駄スレ、良スレあまたさぶらひたまひけるなかに、
いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めきたまふスレありけり。
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あさきゆめみし 第九十八帖
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何故か雲居の雁みたいなのが浮かんだ
頭中将の血は引いていないはずなのに何故だ 匂宮も後ろ立てがなさそうな女を好むところとその癖内親王には目がないところは源氏に似たね
薫も妻よりステータスの高い妻の姉妹に懸想するところが柏木にそっくり >>665 父親である今上が上品だけど今一つ平凡なお顔立ちなので…
そう?父親の朱雀帝似の優男系よね、今上。私はけっこう好きだな。 >>663
ジャイアンリサイタルwww後白河は今様(今のロック)歌い過ぎて声潰したんだよねw
ゴッシーはかなりの棚ボタで帝になった人だから今様歌ってても許されただろうけど、東宮と目されていた匂宮はそうはいかなくない?
ていうか、匂宮は今上と明石中宮の三男だよね?普通、長男が東宮になるんじゃないの? 今様は紫式部が想定しているだろう醍醐村上の世では歌われないし
仮にあっても下民の文化で貴族は口にしないだろうよ 原典宇治の冒頭あたりに雲井腹の長男が東宮、次男がその次、と書いてたね。腹違いの四男は常陸宮で見劣りするそうだから、皇位とは無関係
女一宮は右大臣家の血筋も受け継いでいるから、こきでんさま系の誇り高き美女もありだな 明石中宮腹の第一皇子が東宮で、雲居雁腹の夕霧の長女や紅梅右大臣の長女が入内してる。
中宮腹の第二皇子には同じく雲居雁腹の夕霧の次女が嫁いでいて、この人が次の東宮と言われてる
あと、中宮腹の皇子は匂宮の弟の五宮もいる。
疫病だとかで若死にする人も珍しくないから、兄たちに何かあったら匂宮や五宮も東宮候補だけれど
実際問題、匂宮は帝の器じゃないよね 匂宮にも大人の皇族として自覚を持って行動してほしい、ってことで明石中宮も「そなたを次の東宮にと考えています」って説教したんだろうなあ。二の宮もいるし実現はしなさそうだけど、この時代若くても疫病とかであっけなく死んじゃうから。
自由がなく窮屈だとぼやきながらも宮様としての特権は享受してるよね、匂宮。よく言えば素直で無邪気ではあるけど、自分の欲求ばかりで人の気持ちにあまりにも無頓着。付き合ってはポイ捨てしてきた女性達の気持ちも中の君や浮舟の気持ちも思いやることがない。 >>674
医療も発達してないから、明石中宮腹の東宮候補が何人もいるのは心強いよね。
夕霧は東宮種二人共に娘送り込んでるんだね。当然と言えば当然だけど。。。そんな兄たちを見てたから、匂宮は、夕霧の娘との結婚を渋ってたのかもね。 >>676 明石中宮も「そなたを次の東宮にと考えています」って説教した
これは明石中宮が匂宮に、夕霧の六の君との結婚を承諾させる時に言ってたセリフだけどね。
確かに、いつ東宮になってもおかしくない身なのだからもっと慎みなさい、て意味を込めてもいるだろうね。 >>676 自由がなく窮屈だとぼやきながらも宮様としての特権は享受してるよね、匂宮。
中宮腹の第三皇子、て、主人公的には最高に美味しい立場だよね。
産まれは最高の位だけど、帝や東宮と違ってある程度身軽に動けるし。物語の作者からしたら、本当に使いやすいポジションだと思う。 なるほど。ググって納得。
あさきの匂宮は荒淫の果てに病死しそうな雰囲気あるね
浮舟事件までは将来有利になるように夕霧の娘と結婚したりしていたが、浮舟死後はリミッター超えて猟色どっぷりな日々を送りそう 兄弟で和泉式部と付き合ってたし、紫式部が「和泉式部は歌が上手いけど素行が感心しない」って評してたよね。
兄弟とも遊び人だったみたいだけど、弟の方がより凄いなと思った。兄のお手つきの女に兄の死後言い寄ってコトに及ぶし、外に連れ出してアレコレするし、邸に迎えてそれに怒った妻が実家帰っちゃうし。 事実は小説よりだよね
こっちは帝になりそうにないから道長にスルーされたんだろうか 紫式部はとりあえずディスっていくスタイルだから紫式部がディスったからって対象者の評価が下がるとは思わんけど 弾正宮も帥の宮も、もともとは有力な東宮候補だよ
兄の三条天皇に皇子がたくさん生まれて以降は微妙ではあったけど、
二人の生前はまだ彰子に皇子が生まれてなかったから、そんなに決定的状況ではなかったかも >>683
そっか、和泉式部と紫式部は同年代なんだね。じゃあ同時の読者たちは、匂宮と弾正宮を重ねてみるよね。 紫式部は陰キャのガリ勉だから、清少納言や和泉式部みたいなのは嫌いだったろうな >>687
紫式部は、清少納言とは出仕時期も主人も違うから面識もないけど(なのに痛烈にdisってる)、和泉式部とは同時期に彰子中宮に仕えてた同僚だったよね。直接顔を合わせてる分色々思うことはあったでしょうね。
浮舟が仮に匂宮から捨てられて女房にされたとしたら、こういう女社会に放り込まれたんだろうか。 和泉式部なんて、二品や三品の親王から見れば、まさにポイ捨てしても無罪の女房に過ぎないだろうに
そんなに大騒ぎになるってことは、余程の素行だったのか 素行ってか宮二人が身分こえてガチ寄りだったからな
召使い相応の身分なのに心まで持ってったから嫉妬されたというか
六条→夕顔の感情が近いかもしれん >>689 浮舟が仮に匂宮から捨てられて女房にされたとしたら、こういう女社会に放り込まれたんだろうか
既に何人もそういう女性たちを姉宮のところへ
送り込んでいたんだから、浮舟も間違いなくそうなってただろうね。薫も言ってたじゃん。
以外と、一の宮のところで、またいろいろ恋愛してたかもね >>691
確かにね、そっち方向の非難だと思う。
弟の帥宮は、あの程度の女相手に本気になるなんて、って説教されてた場面があったような(和泉式部日記に)
親王本人はあんまり叩けないから、和泉式部の方に世間の非難が集まったのかもね。 >>689
でも和泉式部って紫式部でさえ、舌鋒はたしか緩いし、回りの女房ともうまくやってた気配
あれだけの親王を二人も手玉に取るくらいだから、女社会も紫式部よりはうまく渡ってそう >>695
そうだね。赤染衛門とも仲良しだったみたいだし人間関係を上手くやれるタイプだったのかも。紫式部はコミュ障っぽいから羨ましさもあったかな。
浮舟は、血筋は貴いのにご落胤で認知されてないから軽く見られてるのが残念。当時の価値観では継父の常陸介の身分相応に扱われちゃうんだよね。 皇子二人と恋愛した後出仕するって凄い根性出しそれで周りも受け入れてるんだ >>697
しかも帥宮との間に息子も生まれてるし、かなり波瀾万丈。その息子は仏門に入ったらしい、女房との間の子では仕方ないかな。
出仕してくると聞いて彰子周辺の人間はざわついたかもね。 >>699
源典侍は産まれが良いんじゃなかったっけ? >>697
当時は恋愛は嗜みだし何より和歌の才能が圧倒的すぎるし
和泉式部の場合は親王が夢中になったから有名なだけで親王のお手つきの女とか珍しいもんでもないだろう 娘の小式部内侍にも恋多き血は受け継がれてるという
こちらは早死にしちゃったそうだけど
女房ってそんなに公達とやりまくりだったのか??
小侍従も柏木以外とも関係したのか 道長だったかな女房の殿上人との関係率を調べたら七割越えてたとか書いてたの
宮仕えに上がったら避けられないと思って間違いないんでは だから逆に内裏に上がる前から夕霧と公然の仲だった藤典侍なんかは安全なんだよな
本人がもし源典侍みたいな宮廷ライフ送りたかったのならご愁傷様だけどw惟光的にはホッとしてただろう 結婚も恋愛も、境目がゆるゆるな社会だったしね
離婚とか厳密には存在しないし(特にこれをもって離婚という決まりはなかった)
ゆるゆるだからこそ、特に儀式してお披露目して手順踏んだ結婚が権威あったんだろうけど 源氏も葵の上や紫の上付きの女房に手をつけてたっぽいし
宮仕え女房とのワンナイトとかは普通にあったと思う >>701
そうそう。
そして、典侍は、女御たちの私的な女房と違ってかなり高位の公の女官だよね。 >>706
実は藤典侍も時々は遊んでたかもしれないけどね >>704
それすごいねえ 道長調べw
アンケートとった方もびっくりというか何というか
藤原伊周(定子兄の)が亡くなる時に娘に「宮仕えだけはするな」って言い残したというのはそういう事を心配してたのかな >>710
夕霧との間に生まれた子達の中に父親違いの種もいるかも知れないのか 夕霧は右大臣以上の強権を振るったっぽいので、藤典侍に手出しする度胸のある貴公子はいなかったのではないかな
六条さんのような物怪の助けもないし >>712
藤典侍は身持ち堅かったんじゃない?だからこそ夕霧も藤典侍を蔑ろにしないし、六の君を落葉の宮の養女にもしてる。
雲居の雁も藤典侍のことはしぶしぶ止むを得ず?認めてるし、藤典侍も落葉の宮降嫁の時には歌を送ったはらしてる。
藤典侍、頭の良い、いい女だと思うよ。でないと、夫の身分高い妻たちと上手く付き合ったり、魑魅魍魎が住むという宮中で長くお勤め出来ないと思うもん。 惟光もめちゃくちゃ有能だからな
たぶんその血だろうね あさきの彼女はモブ顔で残念
原典では舞姫の中でも抜けて美しい少女なのに
脇役中の脇役だから仕方ないけど 夕霧、宇治編では冷静冷徹な政治家っぽくなってたよね
最初の登場シーンではかっこいいと思ったけど、後々あまり印象に残らないお顔になってた気が
宇治編の最初しか出てこないけど、中年期の冷泉もイケオジだった >>717
実の兄の愛妾だからそんなことしないだろ
源氏と顔は似てても畜生さまで似てないし >>720
手を出されても、新弘徽殿や秋好の手前、辛い立場になったと思うよ。
皇子を産んでたらまた話は違ったかもしれないけど。 >>721
その大変さを承知で玉蔓を出仕させて
そのうえ親子丼までもくろんでた源氏の鬼畜さ >>722
男たちが玉鬘に目の色を変えてそわそわしてるとこが見たい、なんてほざいてたものね
そのくせ自分も中途半端にいちゃついたりしてたし
髭黒にかっさらわれた時は時既に遅しだったね >>711
まあ、女の宮仕え、本人の資質と心がけ次第、てところじゃない? 資質とか関係なしに押し入ってくる男がいるからな
やってる本人がよく実態知ってるからそら女には宮仕えすんなっていう罠
和歌を読んだら許してやるって言われてことなきを得たのって誰だっけ?
基本軽く扱われるわけでさ女側の意思とか尊重されるわけがない そんなことないでしょ、葵に仕えてた女房で、頭中将に言い寄られても拒んで
源氏とは関係してたのとかもいたし
うまく拒むのも女の甲斐性みたいなとこあったしね 寝所に押し入ってこられたら、女房はもちろん姫でも拒み通すのは厳しくないか? 玉鬘も女三宮もなす術なしだったよね
言い寄られた時に断ったりあしらったりはよくあっただろうけど
女三宮の時は、華奢で可憐な人が怯えてる姿に柏木の理性が飛んじゃったような描写だったね >>726
そら源氏物語はあくまでフィクションだから というか身分格差と男女格差がある中で一番弱いのは誰かと考えたら自ずとわかることだと思うんだが
本当に女性の意思が尊重されて丁重に人格を持った一個人として扱われてたと思ってるのならとんだお花畑としか >>727
深層の姫たちはそうかもしれないけど、女官や女房としてお勤めしてる女性たちはその辺りは上手く交わさなきゃじゃない?自分の評価にもなるわけだし。 その決定権が男にあるって話なんだが
これしてくれたら引いて「あげる」と言われて交わせるスキルは必要だろうが所詮その程度の扱いって話
交わすんじゃなく引いて「もらう」でしかないから いやー、でも受け入れる女房のほうも誰でも良かったわけじゃないでしょ
源氏や頭の中将クラスなら言い寄られただけでも自慢になるけど
相手に厄介な家の妻がいたり、本人に良い評判が無かったら上手くかわすんじゃなかろうか
そういうのも宮仕えのスキルとして必要だったと思う
女房同士、誰がどこの局にいるとか誰が誰と付き合ってるなんてすぐ噂になりそう
あさきでも花散里に繭玉を持ってきた女房のことを麗景殿の女房が「あれは桐壺の女房よ」って言っていた
源典侍に源氏がちょっかいをかけた話もすぐに帝の耳に届いてた 好きでもない男にやられるのが本気で嫌で
一般人女性みたいに全力で抵抗して噛み付いたり引っ掻いたりして逃れたら
髭黒の妻みたいに「もの狂いの女」と蔑まれるのかなあ
あの奥さんだって年相応の更年期による単なるヒステリーだったかも知れないのに
そう言う時に亭主が10代の若い生娘にぞっこんになっていたら余計にムキー!となるわ 玉鬘の場合は弁のおもとだっけ、女房が髭黒に荷担して手引きしてるからなあ
本人がもし助けを呼んでも無駄だったのでは
髭黒はモノにしてしまえば源氏も文句は言えまいって感じで強引に出てるし 雲居雁は夕霧との結婚式でへそ曲げて戸に鍵掛けてなかった?個人の屋敷ならそういう部屋もあったのかな 落葉宮も鍵かけて籠城しようとしたけど、女房に女房用の出入り口みたいなの案内されて終了してたし、あの時代の建物に完全に逃げ切れる場所なんてなかったんじゃないかな
浮舟は年寄りがイビキかいて寝てる気味の悪い部屋に隠れて、物理ではなく精神的な方法で相手の侵入を阻んだわけだし 男女格差って言ってもなあ…
財産がもっぱら女系相続だった社会の話だよ
江戸時代ぐらいの
狭い社会だから、女房を強姦しまくってたりしたらあっちゅーまに悪評が立つし
女性に拒否権あったんだよ 間違えて途中で送っちゃって変なことになった…
財産がもっぱら女系相続だった社会の話だから、江戸時代ぐらいの儒教的価値観が
広まった時代以降の感覚で見ると、それはそれで違うよ
男女よりも身分格差の方が大きかっただろうというのもあるけれど。
女性にも拒否権はあったし、無理強いばかりしてたら悪評は立つ
姫君と結婚するのに強姦して既成事実というのも確かにあるんだけど、あくまで本来は
歌をやり取りして承諾を得て近づくものだからね
女房だと召人扱いでまともな妻としては扱われないことが多かったけれど、女官だと
藤典侍レベルの身分でも、正妻になったりすることもあるし、どんな場合でも
妻の一人になれなかったわけでもない…
頼通の妾妻の藤原祇子みたいなこともあるし 藤典侍は自身に位がある選ばれた頂点付近の女官でかつ公卿の娘なんだが「藤典侍レベルの身分でも」ってなんやねん
そのレベルやその上の皇女だって仲立ちする女房の裏切りで三宮みたいなことになるってのに
いま話をしてる単なる宮仕えの女房に何ができるというのか
あと女に相続権はあるが管理するのも使うのも大抵が男で女が財産持って好き放題に生きられるってわけじゃないからね 宮仕えの女房が男に好き放題犯されまくりだったと思うなら、それは妄想でしかないよ
藤典侍の父は、のちには公卿レベルまで出世したとはいえ、もともとは受領クラスだし
摂関家クラスの貴族とは明確な身分格差がある
女が財産持って好きに生きた場合だってあるよ
藤原詮子や彰子中宮は別格としても、藤原元子とか藤原朝光の後妻になった源延光
未亡人とか、相当好き放題だと思うけど
藤原元子なんか、財産相続を姉妹で争って勝ってたり
零落した事例だけれど、和泉式部に夫を取られた帥宮の元北の方は、相続した荘園の
ことで、道長に直訴して取り戻してもらったりしてた
何にせよ、後世に比べるとまだ男女格差がマシだった時代だよ、平安時代って
ひどくなるのは江戸時代以降現代までだね 定子の母の高階貴子だっけ、高内侍って呼ばれた人は道隆の正妻じゃなかった?
学識の高い家柄の出だったけど、身分はそれほど高くなかった 藤原師輔の正妻の盛子も受領階級だし(ちなみに師輔は内親王を三人も妻にしている)、
兼家の正妻の藤原時姫も受領階級(兼家も内親王の妻がいる)。
摂関家でも受領階級の正妻はそんなに珍しくない。 源氏物語って后腹の皇子皇女レベルじゃないと尊敬されないのな
藤典侍あたりは絶対に権門の正妻の座はありえない >>742
内親王の妻がいても正妻は受領階級ってことなら
夕霧の正妻はやっぱり雲居の雁ってことで良いよね 女三宮だったら雲居雁押しのけて正妻だったと思う
落葉は内親王なのに柏木といい周りの扱い悪いよね >>745
扱い悪いから女二宮って内親王宣下されてないのかなって思った >>743
主人公の源氏が更衣腹親王でその価値観で物語が動いているからねえ
源氏は受領階級出身の明石を妻の一人にはしても正妻にだなんて全然考えていなかった
源氏の大本命は后腹内親王の藤壺で幼い頃からもう藤壺中心に女性観ができてしまっていたから >>740
そうじゃなくて女房として内裏に上がるのは危険がいっぱいで見に覚えがあるor見知ってる父親は嫌がるって話なのになんで明治以降の男尊女卑が建国以降一番きつい時代と比較したがるのかわからんわ
全く危険なく全力で尊重されて花の宮廷ライフを楽しめるなら誰も反対せんやろ そもそもあさきってか源氏物語自体がそういう男女格差で苦しむこともふんだんに織り込んで作られてるのに
平安時代は男女格差がなかった!とか言うならもうそこで話が終わるわw
そうですか、としか
きっと父親に男なら学者になれたのにとか言われた可哀想な女の子なんて存在しなかったんだろうね 紫式部自体が受領の娘で、歳の離れた夫と結婚して別れてから宮仕えしたんだっけ >>751
年の離れた夫に死別してから、娘を育てつつ宮仕えしてたみたい
彼女自身が雨夜の品定めの場面で言われてた「中流階級の女人」だったわけだね 男女格差がないわけないやん
ただ、平安時代の文化からして、女房身分といえど女側の意思が尊重されてないわけではないし
一方的に男の好き放題やられまくりだったわけはない、って言ってるだけ
女房身分ぐらいなら、女にも拒否権はあったし男を選ぶことだってできた
江戸時代ぐらいになると、主従関係となると女に拒否権はほぼなかっただろうけど
宮仕えの危険て、別に男に犯される危険じゃないと思う
そこは女の才覚である程度やりようがあったわけだし…
結婚ですら、深窓の姫君で正式な結婚をするのに比べて不利ではあっても、正妻に
なれるチャンスがなかったわけじゃないし
伊周の遺言は、摂関家の姫として女御中宮をめざす身分でありながら人に仕える身分に
身を落とすのはプライドとして許せなかったんでしょ
自分の母親が元女官なのに、出仕したら男に犯されまくりでヤバいからやめろとか
そういう考えでいたわけはないでしょうに。 紫式部の実家は学者の家柄だったから、男なら跡継ぎとして役に立ったのにと
父親は嘆いたかも知れないけれど。
あの時代、女性が漢学なんて…という価値観もあったかも知れないけど、
その割には高階貴子は漢学の素養を珍重されて女官として重用され、
摂政関白の正妻にもなってるのよね
紫式部は彰子の女房だから、中関白家への対抗心というかそういうものもあって
女が漢学なんてみたいな価値観を前面に出してたのかも
定子やその姉妹は漢学に通じてたそうだからね >>754
そうだね、雨夜の品定めの時も「寝物語に漢詩の話をしてきて辟易した」って話が出てきてたような?(その人が風邪ひいてにんにく食べた人だったっけ)
清少納言は女なのにかっこつけて漢字書いたりして嫌な感じ、ってdisってたしね 紫はもっと「女の自由」があったとしたら何がしたかったんだろう? >>747
更衣腹だしね、女ニの宮。内親王宣下はあったのかな? >>742
そうなんだ!内親王たちは子供がいなかった、とか? 桐壺の更衣は入内した時は藤壺と同じ10代前半だったのかな?
何となく絵柄のせいで20歳前後に見えた
13、4歳でよってたかって皆から毎日壮絶な苛めを受けていたのなら気の毒過ぎる >>756
「自由になりたい」というのは別の言葉で言うと
「自分自身でありたい」とも言えるんじゃない?
物語のなかでの話なら出家と源氏との別離かなあ?
愛に失望したならせめて自分の意思でその男と別れることで自分の尊厳を守りたいよね
そうすれば自分自身を取り戻せたのに
出家して源氏と離れて一人になることで
もう一度自分を建て直すことが出来ればそれが紫にとっての精一杯自分にできる範囲での自由になったんじゃないかな >>758
一人めの内親王には子供がいなかったけれど、二人めの雅子内親王には4人、
3人めには二人の子供がいたよ
一人め、二人めの内親王と結婚した頃にはまだ藤原盛子は生きてたけど
3人目と結婚した時には盛子は死んでた
盛子には、中宮安子、兼家他沢山の子供がいて、雅子内親王と結婚した翌年ぐらいには
安子が東宮に入内してる。
やはり子供たち、特に娘の母であるから盛子を正妻扱いしたんだろうと。 >>745
夕霧に嫁入りした女三宮も見てみたいが
個人的には、冷泉帝に入内した女三宮も見てみたかった。
同じ高貴な生まれ同士の2人なら、お雛様のようで絵になっただろうな・・・ 三宮は柏木を内心どう思っていたんだろう?
疎ましいと思いながら毎回やられていたのなら可哀想過ぎるけど
多少は愛情めいたものは芽生えていたのかな >>762
年齢的には冷泉の方が合ってたんだろうけど
冷泉にしても夕霧にしても元からいる妻の後ろ盾が強いから源氏に白羽の矢が立ったんだろうね >>764 冷泉にしても夕霧にしても元からいる妻の後ろ盾が強いから源氏に白羽の矢が立ったんだろうね
正妻がいない=強い後ろ盾を持つ妻がいない、てことでもあるんだね。 >>732
普通女房たちは一部屋に何人かで住んでたから、交流ある男のことは筒抜けだったでしょ。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています