あさきゆめみし 第九十九帖
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いづれの御時にか、駄スレ、良スレあまたさぶらひたまひけるなかに、
いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めきたまふスレありけり。
語りませう。
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紫式部、源氏物語スレ 二帖
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あさきゆめみし 第九十八帖
https://medaka.5ch.net/test/read.cgi/rcomic/1595812820/
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もしそうなら六条が浮かばれないね。何かあった時とか良心の呵責やらを全部彼女の生霊や死霊のせいにされたら、六条や彼女の父君が化けて出そう。 紫式部日記で祟りなどは存在せず他人にひどい事をした良心の呵責が原因の思い込みだってあるから
源氏物語でも正しくは六条御息所のせいではないんだろうね
源氏自身も悪霊のせいだとは言っても六条御息所のせいとハッキリは言ってないはずなんだけど
いかにもそうであるかのように描かれてて、ミスリード誘ってるんだろう
あさきだと似たような女性の顔で描かれているから余計にそう思える あれってどこからが六条の霊で
どこからが源氏の思い込みなんだろう?
葵を祟り殺したときは六条自身にはその意識がなかったけど
でもうたた寝から目覚めると自分の髪や着物に魔除けの芥子の匂いが染み付いていて、
何度髪を洗っても衣服を取り替えてもその匂いが消えないって六条がおののくシーンは
もう生き霊確定だったよね
生き霊は本物だけど死霊は源氏の思い込み? ファンタジーを書いている作家が必ずしも魔法の存在を本当に信じているわけじゃないように、
紫式部も「ネタ」として六条御息所の生霊・死霊を書いてるんだと思う
ただ、「霊のせいだけじゃないよね」って思わせる余地もちゃんと残しているあたりが
紫式部のうまいところというか あさきの場合は漫画だから、より読者にわかりやすく六条を思わせるような描写になってるのでは
葵の上の出産時の祈祷では、憑坐に何体かの物の怪が憑いて、中でもしつこくて祓えないのがいた
その様子から源氏は“これはもしかして六条では”と察してた
紫の上の病床に出てきたあの物の怪の伏線にしっかりとなっているよね >>205
それもあるし、源氏自身も六条の御息所に対して申し訳ない気持ちがあったんじゃないかな?だから、あの方(六条の御息所)は私を恨んでいるだろうな、この状況はあの方の怨霊に違いない、て思っちゃうんだと思う。
六条の御息所の生霊怨霊騒動、生霊は本物だったと思うけど、怨霊は源氏の思い込みが強いと思うな。 >>211
源氏は、御息所の忘れ形見の秋好を中宮にして恩義を返したて言われてるけど、その秋好にさえ好色な思いを持ってたからね。自分のそういう気持ちが後ろめたかったから、よけいに母御息所の怨霊が見えてしまうんだと思うわ。 もともと六条母娘が住んでた屋敷に周辺の土地を買いたして他の屋敷も増築してつくったのが六条院なんだけど
それって生き霊になるほど思い詰めて苦しんでた女が何年も我が家として暮らしてた家の上に
その苦しみの原因だった元恋人がハーレムつくってこの世の栄華を楽しんでたようなもので
まだ源氏が力のあるうちはよかったけど
老いて生命力が衰え紫の発病をきっかけに栄華にも陰りが見えてきたとき
ふとこれまでの驕りや傲慢さの総決算のような形で六条の幻影を見てしまうってドラマだな 「こっそりとこちらにとりついていたのですよ」辺りは
困ったら六条の霊っていう三流漫画みたいなものを感じないでもなかったw でもそもそも、六条の霊が紫の上に取り憑いたのって、光源氏が過去の女達のことを
細かく紫の上に語った挙げ句、生前の六条のことを悪く言ったのが悔しかったからでしょ
源氏自身に取り憑こうとしたら、守りが固くて取り憑けなかったから…って
霊だろうが霊じゃなかろうが、悪いのは源氏 紫に他の女のことをペラペラしゃべることを、源氏は恩着せがましく言うよね。「あなたにだからこんな事も話せる。やっぱりあなたが一番」的な。
紫からしたらそんなの聞きたくないよね。話のネタにされた女性陣も恨んで夢や死霊で出てくるし。 >>210
原典では源氏の見た生き霊の姿を「かの御息所なり」て六条だと断言し、源氏を震え上がらせているよ
「もしかして」とか「察する」とかあるいは読者のミスリードを誘うとかのレベルじゃなくて
源氏が葵の看病やってるとその葵が六条の声、姿になるのも
六条がなぜか自分の髪や衣装に魔除けの芥子の香りが染み付いていくら髪を洗ったり衣装を変えたりしてもとれないとビビるのも
六条が夢の中で見知らぬ美しい姫に普段の自分なら決してしないような乱暴狼藉を働くのも
みんな原典にあることであさきのオリジナルじゃない
百歩譲って源氏の見た六条が幻影だったとしても
六条本人に心当たりがありすぎる上にもう自分で認めているから
死霊はともかく生き霊は本物だろうね キモいというか、重いよね。若い日の源氏からしたら特に。
とはいえ源氏が年上の高嶺の花を摘んでは適当に扱ったのが悪いよ。源氏も自分が悪いのは自覚しつつ重くて逃げたよね。 葵の上が源氏に襲われた翌朝のシーンで、一人で寝てる葵の上は肩まで着物かけて貰えてなくて、源氏って酷いと思った >>219
うん、そうなんだ
一言で言うと「重い」
まさにそれ
源氏も悪いんだけど六条も六条で重い女だった >>221
似た者同士、てやつかもね。
だから源氏は、六条の御息所なら恨むだろうな、て思って死霊見ちゃったんだと思う。
生霊は、六条の御息所だと思う。 元東宮妃なんだし尊重してそこそこの距離感で付き合っていけばよかった
蔑ろにした挙句酷い捨て方して死後は屋敷乗っ取るとかあんまりだろ 桐壺パパも六条のことでは珍しく源氏に説教してたもんね、「お前がつまみ食いしていい相手ではないぞ」的に。
源氏が父親に叱られてるのってあの時くらいじゃ? >>220
コトが終わって正気に返ったら気まずくなって、暗いうちにそそくさ帰っちゃったからよく見てなかったんだね。源氏薄情だなあ。
葵が寝相悪かったのかもしれないけどw >>223
乗っ取ってはいないのでは
秋好中宮の住まいは元々実家があった地所で、その周りの土地を買って増築した
http://www.iz2.or.jp/rokujoin/ >>226
えーどうなんだろ
春夏秋冬の町全部ひっくるめて六条院だし
六条院の主は源氏だし
秋好の実家とか言いながら
その秋好が普段宮中にいるのをいいことに
まるで自分の邸宅の一部であるかのように六条院の秋の町として作り替えたのは源氏だよね?
なんかモヤモヤするんだよな しかもその六条院で他の女とイチャイチャしてみたり自分の悪口言って笑ってたりするんだよ
私が六条ならブチ切れて祟り殺すわ 手駒とはいえ親のない娘を中宮まで押し上げてくれたんだから大目に見ることはなかったのな
六条は母親より女、もし源氏が娘に手をつけ正妻にして寵愛していたら娘にも祟ったかも >>229
中宮のことは親として感謝していますが…って言いつつ源氏への恨みは残ってたね。
生前は伊勢まで同行したり娘のことも気にかけてたけど、死後は妄執の方が強く残ったのかな。
秋好は深窓の貴婦人だけど、六条が死後も怨霊になってるのを知ってたら辛かっただろうなあ。 六条御息所、葵と諸説あるけど夕顔を無意識とはいえ命を奪ったのに、
源氏以外には誰にも知られず、誰にも咎められずに、殺り逃げしてずるい。 >>230
秋好も、母親が死霊になって紫の上にとりついてたこと知ってるよ 六条も故意に人を殺した訳ではないけど、夕顔は何も悪いことをしてないのに突然殺されて幼い娘はその後苦労する羽目に。葵は車争いのことはあったにしても、生まれたばかりの長男を抱くことなく死んでしまった。
それらを考えると業深いよね。世間にバレなくても源氏には知られてしまったし、ストレスからか自分も早死にして死後も彷徨うことに。。きっかけを作った源氏も罪深いわ。 六条さんは源氏に取り憑けないとはいえ正妻や正妻格に災いをもたらしたから、やはり正妻になりたかったのだろう 源氏が朝顔に接するように六条と接していればこんなことにはならなかったのでは >>235
朝顔にもあわよくば…って感じだったけど、朝顔の君の身持ちが固かったよね
六条は男性経験があるだけに、若くて何も怖いものが無かった源氏の熱情についフラッときたのかも
てか前の東宮って桐壺帝の弟宮かなんかでしょ?
叔父の妻に手を出したってことか >>232 秋好も、母親が死霊になって紫の上にとりついてたこと知ってるよ
まじ?あさきで?原作で? >>228 私が六条ならブチ切れて祟り殺すわ
ワロタwww >>232
中宮という貴い身分の人にも、世間の噂は届いちゃうんだね。。娘からしたら辛いねえ。 >>229
葵死後おとなしかった(?)六条が死霊になって登場するのは冷泉退位後なんだよね >>238
あさきにはそのシーンあったか覚えてない
原作にはある >>238
源氏は噂にならないよう気を付けたんだけど
人の口に戸は立てられないからね
あさきにはそのシーンはないけど
原典では秋好は噂で六条のことを聞いてて、尼になって母の霊の供養をしたいとまで言ってる
当然源氏が許すはずもなく中宮の地位のままで母の供養に勤めるよう説得されて
そんな源氏を秋好は恨めしく思うんだよ >>245
秋好みたいに、前東宮の娘という高貴に生まれて、斎宮→中宮にまでなったような姫でも、恨む、て気持ちになるのかな? >>246
六条は東宮妃とはいっても、中宮に立てられたわけではないし女御ですらない
他に東宮妃もたくさんいただろう
出自は大臣家の娘
内親王や宮家の娘がガンガン出てくる中、そこまでプライド高くするほどでもないんだけどね >>246
その六条の娘の秋好も斎宮ということで格が上がってるわけで、内親王とかではないわけで、微妙っちゃ微妙
もちろん中宮なんだけど国母にはなれなかったし、恨む程度の満たされなさはあったんじゃないかな >>246
この場合の秋好の気持ちとしては恨むというより
「私の母を想うこの気持ちをわかってくれない」というやるせなさ、かな?
でも秋好だって後年は玉鬘大君に嫉妬したし
あの六条の娘なんだから内に自分でもどうすることもできないものを秘めててもいいと思う >>248 秋好も斎宮ということで格が上がってるわけで
そっか、秋好は天皇の娘じゃなくて前東宮の娘だから、たぶん内親王宣下は受けてないのね。それでも、普通は内親王が就くことが多い斎宮に任命されて、格上げ、だね。
風流人の母御息所が生きていた頃は良かっただろうけど、その母が、源氏のせいで晩節を汚して亡くなってしまったからね。 秋好は、そもそもどちらかというと朱雀院と結婚したかったんだろうという気配もあるしね
それを、光源氏の政略的思惑で年下の夫を持つことになって、そういったことも
本音ではどう思ってたんだか >>251
朱雀はわりとご執心だったんだよね。まあでも、今帝の冷泉帝と結婚したから中宮になれたしね。 もし秋好に子供がいたらどうなっていただろうね
罪の子である冷泉の血を皇統に残さないよう天がはからっていたから男子はうまれなかったかもしれないけど
でも秋好がもし皇女を産んでいたら源氏にとってその子は自分と藤壺の孫娘
后腹内親王であり母后は元斎宮という高貴の身分でありしかも藤壺の直系の姫
赤ん坊の頃からめちゃめちゃ可愛がって
「姫宮様は私が完璧な貴婦人にお育て申し上げる!」となっていたかも 源氏ってあまり孫を可愛がってるイメージはない子供もだけど
生涯現役でいたいタイプって感じ >>250
内親王(皇女)がなることが多いのは斎院
斎宮は一段落ちるというか、斎院よりは身分の低い姫君が任命されることが多い
歴史は斎宮のが古いんだけどね >>258
斎宮は京から遠いんだよね。斎院のほうが京都に近いから、高貴な皇女なんだよね。 うーん…秋好は東宮の娘だから、秋好のほうが朝顔より高貴だよね?
2人とも朱雀帝時代の斎院・斎宮なんだから本当なら
秋好が斎院、朝顔が斎宮のほうがふさわしい? >>260
秋好は前春宮の娘、朝顔は先帝の孫、て立場だよね。
どっちのほうが高貴なんだろ? 秋好も朝顔も女王には代わりがないけれど、斎院になった当時、父親が生きていた
朝顔の方が、父宮への配慮で都から近い斎院になったのかも 東宮妃と東宮の娘ってどのくらいの身分感覚かよくわからない
高貴な身分ではあるだろうけど、当時即位せずに死んだ東宮の、さらに周辺親族の扱いがどうだったか知らないからなあ
それに東宮妃といっても1人ではないだろうし、宮家の正妻腹の娘と比べると微妙
ただ六条の生活を父親や親族の男性が見ていたって記述はないから後ろ楯という意味では弱かったのかも 朱雀帝即位に伴って、桐壺院と弘徽殿との間の女三宮が斎院に、秋好が斎宮に
桐壺院の崩御によって斎院は退下、朝顔が新たに斎院に
という流れだね 斎宮は帝が即位によって選定されて、その帝の退位か父母の喪で退下する
斎院は一度選定されたら、帝が代替わりしても父母の喪があるまで退下することは
なかなか無いから、任期は斎宮より長いことが多い
選定前の秋好と朝顔の格の差はさほど無くても、任期期間が短い秋好は退下後
前斎宮として朱雀院か冷泉帝の妃になる流れにしやすい
ただし、秋好が入内しなければ、任期が長かった朝顔>秋好になっていたと思われる >>264
>桐壺院と弘徽殿の女御の間の女三の宮
その人独身? >>260-261
秋好中宮の父(前春宮)も桃園式部卿宮も桐壺帝の弟だけど、前春宮のほうが年長なのかな
どちらも帝の弟だけど、皇統継承予定者の娘だった秋好中宮のほうが身分的には上だと思う
秋好中宮→本家筋、朝顔→分家筋 まあ現実問題、皇女である桐壺院の女三宮の方が秋好より格上だから、
先に女三宮が斎院、秋好が斎宮になったけれど、女三宮が喪で降りたときには
朝顔しか残ってなかっただけだよね
同時に決めるなら朝顔が斎宮だったかも >>266
桐壺帝と弘徽殿の女御って、朱雀帝以外にも子供いたの? >>269
朱雀帝の他に内親王が2人いるらしい。
妹宮の女三宮が斎院になる時に、源氏に「女三宮は父上にも母上にも愛された私たちの妹宮」って言ってるシーンがあったよ。
源氏の妹宮ってことは、弘徽殿女御が桐壺更衣を散々いじめた後に儲けられたってことで…最愛の人をいじめ倒した相手とでも帝の義務と割り切って対処されたのかな。 こきでんもバカだよね
桐壺をいじめたりしなければ、所詮身分の差で東宮は朱雀だし桐壺では中宮にはなれないから、自分が中宮にはなれなくても他人(藤壺)に中宮に立たれて下に付くことはなかった
冷泉が帝になってなければ源氏があそこまで栄えたかもわからない >>270
桐壺帝はやり手だと思うよ。摂関政治から帝の親政への変換を狙ってたんだと思う。
桐壺の更衣への深い愛情は本物だろうけど、桐壺の更衣へ愛情を注ぐことで摂関家を牽制してた部分もあるんじゃないかな。 桐壺の更衣や藤壺の宮を寵愛していたとはいえ、皇子10人(冷泉は第10皇子)
+皇女3〜4人は生まれてるということはそれなりに公平さを期してはいたのかね
空蝉を父の衛門督が桐壺帝へ入内させようとしていたと紀伊守が話した時に、源氏が
「帝も楽しみにされていたのに」みたいなことを言ってたが、さすが源氏の父だけある >朱雀帝即位に伴って、桐壺院と弘徽殿との間の女三宮が斎院
斎院は朱雀帝即位前年に卜定されている
でなければ車争いの舞台になった紫野斎院入りが、斎宮の伊勢発遣の前年に行われた説明が付かない
源氏22/04に斎院入りした女三宮は源氏23/11の桐壺崩御で退下してるので実質一年半勤務 >>271
桐壺帝、更衣亡き後宮中に戻ってきた源氏を、弘徽殿の女御の所へ連れて行ったりしてたよね。弘徽殿もけっこう源氏を可愛がってたはず。 強力なライバルだった桐壺の更衣がいなくなって、弘徽殿も余裕があったんだろうね
憎い女の息子だとしても、愛らしい子に愛嬌振りまかれたら邪険にもできなかったろうし
その女に瓜二つで若くて美しくてしかも后腹内親王の藤壺の宮が現れなければどうなってたのかな なんていうか源氏を不用意に藤壺に会わせたこともそうなんだけど自分の願望を叶えるために結果的に源氏が苦しむことをしてるんだよね桐壺帝は >>277
ほんとに。
桐壺更衣が亡くなって、幼い源氏も自分になつきかけてたと思ったら、更衣そっくりで色んな意味で上位互換な藤壺宮が入内してきた。おばさんになった自分に比べると輝くように若く美しく、身分も女人として最高の后腹の内親王。弘徽殿からしたら悔しくても手も足も出ないよね。
桐壺帝も、悪気はなくとも第一皇子の母の神経を逆撫でしてしまったね。 桐壺帝→藤壺の宮を通して桐壺の更衣の面影を追ってる
源氏→紫の上を通して藤壺の宮の面影を追ってる
似た者親子 >>279
その源氏も結局藤壺を通して母を恋しがっていたんだから
すべての元凶は桐壺更衣 夕霧も同じ境遇なんだがこっちは源氏みたいにならなかったよ >>281
源氏が用心して紫から遠ざけたことと、雲居の存在が大きかったんだろうね。あと、三条大宮も源氏の祖母より長生きして夕霧に愛情を注いでくれたからね。 >>277
自分の願望を叶えるために、源氏や弘徽殿の女御も苦しめてるよね。ある意味フリーダムな人だよね、桐壺帝って。 実際は紫は客観的に美しいのに自分の心の中では278の真ん中みたいな気分に陥っていたのかな
俯瞰すれば運命の繰り返しにも見える >>283
フリーダムって言えば聞こえはいいけど要するに分別がないんだよな
いくら息子が可愛いからってしょせん源氏は母方の後見のない更衣腹親王、
変に子供を甘やかして本来の立場以上の待遇を与えてもその子が将来苦労するだけ
本気で源氏の将来考えたらもっと朱雀や弘徽殿を立てて
いずれ朱雀の世になったときもっと源氏が過ごしやすくなるよう気をつかっていればよかったのに >>285
息子を臣籍降下して源氏にしたのは英断だと思うし、それを知って弘徽殿も安心したのにね。その後藤壺の入内やら、源氏と葵の結婚やらでまた弘徽殿が不愉快な思いをする事態になっちゃった。帝ももうちょっと東宮とその母を立ててあげてほしいよね。
源氏が舞を披露した時に、あまりに魅力的だったから祟られないか心配で祈祷させたってエピソードなかったっけ?あれ読んで桐壺パパって超親バカだなと思ったよ。 こきでんさまには東宮の息子がいたから悔しさにも耐えられたんじゃね?
紫には実子はいないし母の立場になりきることができなかった
明石を排除して六条院に入れず、ちい姫の唯一の母として宮中で暮らせれば逃げ場があったけど
源氏に囚われた小鳥のような人生なので傷つき滅ぶしかなかった 宮中で暮らすなんて無理でしょ女房じゃないんだから
それにちい姫が里帰りしたらその采配をしないといけないし でもこきでんさまはやっぱり勘違いしてたと思うよ
帝と女御は対等な夫婦でなく主従だし、権門の姫と言っても権力なんてちょっとしたことでうつろい易いものだし
桐壺が対等の女御ならまだしも、更衣相手に悪手だった
対等の女御との戦いでももうちょっとやりようはあったというか、権門の姫にしてはその辺うまく戦うコツとか教わってこなかったのかな? >>289
他を見渡しても自分より秀でてる女はいないと思ってて、またそうやって育てられてきたんじゃないかな
しかも真っ先に皇子を産んだわけで、帝の寵愛を受けて当然だと本人だけじゃなく女房も思ってたろうね
桐壺の更衣への陰湿な嫌がらせは弘徽殿本人の指図というより、側近が率先してやり始めたのでは
うちの姫様を差し置いて図々しい!みたいな
ついでに他の帝に顧みられなくなった妃たちの女房方が便乗していったんじゃないかと >>290
だとしたら親の育て方がまずかったね
誰よりもってほどには秀でてはいないしなにより美貌は時間と共に失われる
親の権力も、権力者の寵愛はもっともろいものだって歴史から学んでも良さそう
いくら帝のお召しがあっても、帝が自分を本当に好きか好みかくらいはわかっても良かったろうに
桐壺が死んだから藤壺が来ちゃったわけで、それはある意味自分が呼び寄せたとも言えるしなあ ま、弘徽殿が悪役じゃないと、物語が盛り上がらないからね。 何にせよ、桐壺帝は摂関政治を退けようとした帝、だよね。藤原氏の摂関政治絶頂期にこんな物語を書いた紫式部って、すごいよね。 実際は男の方がエグいことしてるんだよね
道長とか仲が悪かった三条天皇への当て付けに天皇が寵愛していた女御の立后式に自分の娘を参内させて貴族たちも立后には立ち会うなって根回ししたしそれで貴族たちも道長に従ったから摂関家って凄かったんだって思った >>292
アレはねえ…実行した女房は自分が帝のおわす御殿を汚したとは思わなかったんだろうか。弘徽殿女御本人はそんな指示は出してないんだろうけど。 >>296
帝のおわす御殿というのもあるが
単純に自分の住んでる局の前にう○こ撒き散らして臭くなかったのかとか思う
弘徽殿女御が指示したのではなく別の女御か更衣の仕業だと思うし
あさきでもいかにもモブ顔の女性が「いいきみだこと」て言ってたよね >>295みたいに合理的効率的に闘ったり嫌がらせもちゃんと?やればいいけど
廊下にう○こ撒いてどうするのよ… >>295
その女御の腹には皇子がいっぱいいたからね(小一条院含む)
最終的に小一条院が東宮を降りるまで至る政治的圧力の一貫でもある たしか桐壺から清涼殿に行く途中の渡殿だったっけ
http://wakogenji.o.oo7.jp/sonota/dairizu.html
そういう頭の足りないしもべしかいない、残念な女主人だったんだろうね
しかも嫌がらせした結果、余計に帝が「俺が守る!」モードになっちゃって
清涼殿から一番近い後涼殿に転居させたら更衣がますます恨みを買っちゃうことになったという なんで摂関家否定するかって考えたら1番の読者って一条天皇だからか
帝って后を見る度にバックにいる外戚の顔を思い出して萎えそう >>299
道長は定子とその兄弟にも執拗に攻撃したもんね…当時は寿命も短いし、何としてでも自分が健在なうちに、ってなりふり構わずだったんでしょう。
その因果応報かどうなのか、摂関家の全盛も次の代で終わりだったけど。 弘徽殿女御一派はいやがらせの為にう〇こをばらまいたというけれど、
原典じゃ「あやしきもの」とだけ記述されていて、う〇こで確定かどうか不明なんだよね。
まあ、穢れに部類するものなんだろうけど。 桐壺更衣いじめの時、麗景殿女御はもう入内してたかな? していたらこの騒ぎに心痛めつつ、桐壺更衣が飛び抜けて寵愛されてることを複雑に思ってたかもね。
優しい方ではあるけど、麗景殿女御自身も実家の命運を背負って入内してきた訳だから。 >>304
麗景殿って良い殿舎なんだよね。だから、麗景殿女御も良い家の出なはずだよね。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています