あさきゆめみし 第九十三帖
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いづれの御時にか、駄スレ、良スレあまたさぶらひたまひけるなかに、
いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めきたまふスレありけり。
語りませう。
この板は全年齢対板なのでエロ話がしたい人はpink板へ
ここは漫画あさきスレなので専門的な史実ネタや原文ネタはほどほどに
史実ネタは日本史板へ、原文ネタは古文・漢文板へ
あさきゆめみしに描かれていない人物及び竹河の巻ならびに
後世に執筆された雲隠六帖について語りたいお方は下記のスレへ
紫式部、源氏物語スレ
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/book/1316926843/
まったり雅に平和に語り合いましょう
次スレは>>980なる方が立てる定めなりにけり桜人
前スレ
あさきゆめみし 第九十二帖
https://medaka.5ch.net/test/read.cgi/rcomic/1546736653/
VIPQ2_EXTDAT: checked:vvvvv:1000:512:----: EXT was configured >>471
兵部卿宮は紫だけでなく藤壺のことも守ってやれなかった
弘徽殿大后一派に藤壺が嫌がらせをされ本来藤壺が受けとるべき御封も滞っていたり
冷泉が廃太子になりそうなときも何もしてやれなかった
弘徽殿大后一派を恐れて紫との文通もやめるくらいだから本当に長いものに巻かれていたんだろう
源氏から見れば紫も藤壺も冷泉も本当に大切な存在、
それを守るべき立場にあったのにヘタレてた兵部卿宮はかなり腹の立つ存在だったんじゃない? >>476
源氏の指ない限り余計なことしなかったんだろう
事前に男女のこと知ってるようでは純粋培養に育てた意味なくなるし
源氏の悪趣味ぶりの極みだよね >>477
だからといって脇腹の娘をさらう理由にはならないけどね
別に虐待されていたわけでもなく
よくある話で後妻に気を使って別邸に乳母や下女たちつけて何不自由なく伸び伸び育てていたんだから
むしろ源氏に引きとられてからの方が暗い女になってしまった 源氏も自分がしでかしたことの言い訳に兵部卿宮が酷い男でいてもらう必要があったんだと思うよ >>476
人形遊びをする女三宮を子供っぽいと評した紫上だけど
本人も同じくらいかそれ以上子供っぽかったという
自分は大人びた素晴らしい少女だと過去を美化していたんだろうか
入内した頃の同じくらいの年齢の藤壺は大人びた少女だったけど >>481
女三宮は子供っぽいというよりエロいしね 女三宮は柏木に犯された後でも、ずるずる関係を持ち続けてるし
皇女としての誇りを傷つけられた怒りや悲しみもなく
不倫している罪の意識もなく
ただ源氏にバレたらどうしよう、としか思わないような人
頭が軽すぎることが逆に良かったのか
普通ならレイプから始まった関係だし柏木なんか全く好きではないし
なんで自分があばずれ扱いされなきゃならないの?となると思うけど
三宮は関係がバレた後もただオロオロ泣くだけなんだよね
紫の上と別の意味で哀れな女性
別に男狂いで中年の源氏にはない男の魅力を柏木に感じたわけでもない
すべてにおいて源氏の方が上だと三宮自身も思ってるのに
柏木との関係を断とうともしなかった 異母兄が頼りにならないから源氏を頼らなきゃいけなくなる
でも源氏は自分に未練があって再び関係を持とうとする
息子の出生を怪しまれたら大変なので出家する
藤壺が出家するまで追い込まれたのは元を正せば紫父にある
だから源氏が紫父を疎んじたのはある意味納得なんだな >>472
紫に女の子が出来たら
紫の子ども>明石姫
紫は北の方だから
女三宮の結婚までは >>481
紫の上は子供っぽくても源氏を唸らせるくらい利発でセンスがあったからね >>484
紫父から見たら、大事な時に朧月夜と不倫している源氏って馬鹿にしか思えないだろうし、
この二人は互いにうまく行かないだろうね
紫父は後に源氏、頭中将に次ぐ権力者となるからかなり有能な政治家ではあるんだけど 冷泉からも信頼を得ていない時点で紫父は詰んでる
少しでも叔父を慕う気持ちがあるのなら、ちっとは王女御をまともな扱いするだろうし
だいたい源氏が須磨流しになっていた3年間なんて源氏より信頼を得るいいチャンスなのに
しかもこの頃は冷泉はまだ子供で下手したら源氏の事なんて忘れさってもいいくらいなのに
現実は源氏が戻ってきたら源氏を頼りにしている始末 夕霧が六条院をぶらぶらしていて、紫の上の住まいの辺りだと静まりかえり、声一つしない
しかし、女三宮の住まいの辺りの小路だと侍女たちがゲラゲラガヤガヤうるさい
あまりの違いに驚いた、とある 源氏に見初められずに紫の上が実父に引き取られたら、藤壺の女房になっていたかもね
正妻に気兼ねして早々に家から追い出したいだろうし、嫁に出すにはお金がかかるからね
紫は美しく利発なので、評判の女房になっていたはず
そしたら中君が薫の執着から逃れる為に浮舟を差し出した様に、藤壺も紫を源氏に差し出したかも
結局光源氏と紫は結ばれちゃうのかなー、運命の2人だあ、なんて1人で妄想w >>488
源氏が須磨流しにあってる間は冷泉より八宮あげの時代だったから
どっちへ転んでもいいように距離をおいてたんじゃないか >>483
上にも書いたけどあさきだと柏木が何度目かに会いに来て押し倒されてる時に
女三宮は「…いや……帰って……! もうこれきりだといったのに……」と言葉で拒絶してるよ
でも柏木は「そんなにわたしがお嫌いならなぜこうしてわたしをうけいれてくださる?」
とか言って相手にせずに押さえつけて関係を強要してた
最初の密通の時からそうだけど柏木は女三宮の話聞かず一方的に気持ちと欲望押し付けてばかりで、
無視されても嫌がられても応えないし、自分の都合の良いように話を持っていこうとするしで、
「会っていても拒むでもなく許すでもなく頼りなく…それがなんとももどかしくも不思議にとらえどころのない……」
と拒んでるのに「拒むでもなく」と自分に都合の悪いことは認識してないしで、
こんな柏木を説得できなかったのは女三宮のせいじゃないと思う
女三宮はやられてる最中も「こんなことはいや!」と泣いてるように柏木との関係を全く望んでもないし
結果的に柏木との関係が続いたといっても、そこに女三宮の意志も行動も関与してない
原典だと柏木が時々会いに来たけど女三宮は嫌だと思っているってだけで、
関係を絶とうと言動に現したのか、しなかったかも定かじゃない感じ >>483
それに最初柏木が忍んで来た時には大声上げて助けを求めようとしてたけど、
密通前ならともかく密通後だとそのことが周りにも源氏にも知られてしまうし、
自宅に忍んでくるんじゃ逃げ場もないし、家を出てどこかに逃げるとかできる立場でもないし、
相談しようにも父親にも源氏にもとても言えないし、
しかも当時の源氏は紫の病状悪化で家を空けること多かったし、
力で抵抗するのも弱々しいお姫様には無理だろうしで、
言葉が女三宮にできる精一杯の拒絶だったんじゃないかなあ
源氏も密通を知った直後に「子どものような若者たちにあざわらわれていたとはな」
「そのわたしを裏切り柏木ふぜいにみかえるとは」「愛の裏切りの罪の重さを知らぬ」
「三の宮はおそらく柏木を愛してはいまい。それにも関わらず身を許したのだろう」
「なぜ柏木のいいなりになどなったのだ……なぜ私を裏切ったのだ……」
と裏切った、身を許した、自分を嘲笑ってると女三宮から確かめもせずに思い込んで怒りまくってるけど、
最初の密通後に食事もとらないのを心配して源氏が久しぶりに会いに来た時に
はっきりと「柏木に手籠めにされました、嫌だと言ったけど聞いてくれませんでした」
と無理矢理だったと明言して打ち明けてたら、源氏の態度ももうちょっと違ってたんだろうか?
といってもその時も話の途中で紫が一時死亡して帰っちゃってるけど ネットに落ちてた論文で見かけた話だけど、
当時の女性はとにかく言い訳とか変な自己主張とか
しないように躾られてたそうだよ
だから男に勝手に踏み込まれて自分は何も悪くなくても
たださめざめ嘆くことしかできないんだって
まして大元からポヤンとした三宮のことだし
源氏の怒りが向くのは全くお門違いだけどね、
まぁとにかく柏木に姿見られてしまったのが
姫宮にあるまじきことだったからどっちにしても言い訳出来ないか >>490
女房は源氏に限らず公卿たちに顔出しで取次するから
手を出すのが源氏とは限らないけどね
源氏も不特定多数の男たちに顔出しする女房は妻にしていないから
いくら源氏好みの顔をしていても妻にはなれなかったと思う 強姦された!私は悪くない!と毅然と訴えてたらどうなってただろう
あと玉鬘は一体どうやって「自分に非がないことを世間に納得させる形にした」んだろう 玉鬘はたぶん手引きした女房を里に帰したと思う
たぶん京に来てから雇った女だからそれが可能だった
未婚だったので髭黒に嫁ぐことで大きなスキャンダルにはしないですんだ
女三宮が公にした場合、源氏と頭中将の仲がぶっ壊れて政治的にまずいことになる
彼女が藤壺そっくりの知性があったとしても言えないと思うわ >>491
天下人源氏に疎まれながらも
第三の権勢を誇るまで繁栄し、冷泉からも深く信用されたから、紫父の日和見主義も結果としては成功しているんだよね
祖父が世間から重んじられている存在であることは真木柱の後の幸福にも繋がっているし 紫の上が藤壺の女房になったら
藤壺が亡くなったあと冷泉に見染められるかも
あるいは元々の生き生きした性格のまま成長し
源典侍みたく色んな男と恋愛を楽しんだかも >>496
>>497
手引きした女房の解雇に加えて、実父の内大臣が髭黒に玉鬘との結婚を許してたというのもあるね 実際、じゃあ玉蔓を誰にやれば良かったかってなると結局髭黒なんだよね
蛍より出世的に栄えはあったしね >>496
きちんと源氏に説明したら女三宮を責めず
権力を行使したり物の怪のせいにしたりして
何事もなかったかのようにもみ消したかも
妻が強姦されるって守ってやれない夫にも責任がある
女三宮の悲劇は女房たちの質が悪いことが原因
それを分かっていて有能な女房を補充するなどしなかった源氏も悪い
柏木に対しては社会的に抹殺だろうね 源氏じゃあるまいし自分の母親生き写しの女に惚れるかな
よほどのマザコンでもない限りないと思うけど >>481
女房の質というと、薫が自分は源氏の子でないと感じたのも女房の噂話のせいだもんね
物語をすすめる手段とはいえ本当にひどいわな >>497
髭黒は女房に感謝してたけど玉鬘は恨んでたよ、髭黒から褒美はもらったろうけど当然解雇でしょう
この時の辛い経験があるから夕霧息子が大君に懸想していた時に絶対に間違いがないよう女房たちにきつく言い渡してた >>505
そういう時に限って手引きする女房はいないのよねw >>497
あと玉鬘と女三宮では出自とお立場がまるで違う
玉鬘は大臣の血を引くとはいえ脇腹だし、今まで行方不明扱いで田舎で育った女
女三宮は朱雀院がもっとも愛している皇女で亡き母も内親王、嫁いだ先は源氏という天下きっての大人物
もし柏木が女三宮を襲った事が公に知れてたら柏木は流罪で一族にも大迷惑をかけたことだろう >>481
紫の上は14歳くらいの時でも、葵の上を亡くした源氏をいたわる思慮深さがあった。
それまでは無邪気で駆けまわるのが好きなお転婆娘だったけど、見事な成長をとげた。
それに源氏は感動していた。 >>508
考えようによっては中学生くらいになれば身内に死人が出たばかりで明るく騒ぐ子もいないと思うけどね >>490
紫の継母は、
紫母への恨みはもう消えていて紫を引き取り育てるのを楽しみにしており
紫が行方不明になった時がっかりしていたから
もし継母に引き取られたら
そこそこ大切に養育されて
女房にはならないで
北の方の実子より格下の男に嫁いだんじゃないかな >>508
まだ少女なのに
葵の病気を心配する優しい紫を見て
葵にもこれくらいの優しさがあれば
と源氏は言っていたね あのときの紫のお慰めしますわ!はあざといというか、
源氏に嫌われないための必死感を感じる私は
だいぶ性格悪いなと思うw >>512
そもそも葵と六条の不仲というか軋轢は源氏の所為なのに
自分のこと棚上げでお前は何をほざいているんだ?としか思えなかったw
若紫から見れば全くの他人ごとなんだからそりゃ幾らでも優しくなれるに決まってるし 葵との夫婦仲はだんだん良くなってきてたとはいえ源氏は相変わらず浮気癖治らないだろうから
あのまま葵が生きていたとしても朧月夜との密通事件で源氏が須磨流しになったときに愛想尽かして別れてそうだと思った 妻を亡くした自分をいたわってくれた14歳の紫の上の優しさ。
それに比べて、すでに出産や柏木の死でそれなりに魂の成長があったはずの女三宮が
谷には春も・・・”と言って源氏の哀しみに寄り添わなかったことに、源氏は失望してたね 源氏の悲しみに同情する義理はないが紫は女三宮に優しく接していたから少しは紫の死を悼んではほしかった だって源氏は紫上の死を悼んで欲しかったんじゃなくて自分を慰めて欲しかったんだもん
あれだけのことをしておいて源氏に寄り添ってやる義理なんて女三宮にはないよ
女三宮は紫上と違って源氏の都合のいい女じゃないし 源氏と父朱雀院を比べると源氏の愛は薄っぺらく感じただろうね
情熱さで柏木とも比べてたし、女三宮にとって愛でも恋でも源氏は二番手の存在
紫とは何もかも違う 源氏に見せなかっただけで悲しんでたのかもしれん
お人形あそびしてくれた優しい人だったしw >>516
あれだけいじめて嫌がらせした源氏を慰める木なんかおきない
まして身分からいうと、自分が正妻、相手は側室か妾
愛人が死んで悲しいから慰めてくださいと正妻に言ってきたら、私ならその場で地獄に送ってやるわw >>521
これ
そもそも慰めを求める相手を間違えてる >>492>>493
女三宮に全く責任ないわけではない
最初のレイプは気の毒だけど
これがもし泥棒や殺人者なら女三宮だってもっと必死に逃げたはず
柏木は最初は熱心に涙ながらに口説いて三宮はわなわな震えながらも聞いていたし
逃げようと思えば出来たろう
自分は人妻だ、この無礼者め!くらいの凛とした態度で男を追い返せたと思うよ
やっぱり普通人妻をレイプ、しかも権力者の妻を不倫でもなくレイプなんてありえない
柏木がことに及んじゃったのは三宮に高貴さがなかったからだろうね
原作にも想像していた高貴な貴婦人ではなくただただ幼く可愛い女性だった、とあるし
つまり圧倒的存在感の美人大女優を想像していたらAKB48だったわけだ 女房たちの質の悪さは言ってみれば三宮自身の質の悪さなんだよね
紫の上やより厳しい明石の上なら質の悪い女房なんて許さなかったろうし女房たちも常にピリピリしていたろう
女三宮は女房たちがだらしなくしていても一向に平気たし
第一女房どうあれ、皇女様が男たちの蹴鞠見たさにに御簾すれすれにしかも立って見ていた、なんてちょっと信じられないはしたなさなんだよね
いまでいう知障なんだよね >>494
密通が発覚したのも三宮の不注意で柏木からの手紙を源氏に発見されたことからだしね
女房にしても柏木からの手紙を取りついでいたなら
読んだらすぐ焼いてしまいなされ、くらいに手紙の管理に注意しても良かった >>513
確かにね
紫の上はちょっとあざといところはあるね
源氏が別の愛人のところから帰ってきた時も
お体冷えていて寒かったでしょう、なんて慰めてるし
紫の上の立場からしたら計算高く振る舞うしかなかったろうが
葵の上は正妻の強さで源氏に嫌みを言えるし
源氏が正妻と認めたのは葵だけなんだよね
紫が気の毒だなあ、と思うのは
紫が亡くなった時、源氏は葵の葬式と比較してあの時より悲しさは増してるかもなあ、という感想なんだよね
不仲だったはずでしかもほんの数年間政略結婚で夫婦だったにすぎない葵と
絶対的な存在として30年以上一緒に暮らしてきた紫が
亡くなった時の悲しさを源氏に天秤にかけられたわけだから
葵が亡くなったときよりはちょい余計に悲しかったかな、くらいの存在だった 源氏が、自分は地位は極めたけど
女は極めてないんだよねえ
(最高の女を手に入れてない)というのも特に拉致までして手に入れた紫に失礼すぎだし 自分的には源氏の女たちで最も幸せだったのは皮肉なことに葵の上かなあ、と
愛人である六条御息所には圧勝し
結局紫の上はどんなに頑張っても葵の上の地位にはつけなかった
そのうちに正室扱いにしてくれるだろうと思っていたらドーンと女三宮がきて源氏は当たり前に三宮を寝殿に入れた
対の間しか許されない自分の立場を改めて知った紫だったろう
それでも紫はかなり賢い女なのは
その処遇に一切源氏に文句言わず
周囲にも惨めな女と言わせなかった点だよね
宴を主宰して見事な風流ぶりを見せてるし 葵は不幸じゃなかったけど幸せじゃなかったと思う
とばっちりで六条に恨まれて子供は生んだけど抱くこともかなわず死亡したし
源氏が愛した女人で幸せだったのは花散里で栄光の座をつかめたといっていいのは明石だと思う >>516
あれ夫婦というより保護者的ではあっても仲良くしてた頃だったらともかく、
源氏から散々思い遣りの無いセカンドレイプされて出家したあとの女三宮に
自分が辛い時に思いやりのない態度だったからと責められてもなあ……
紫が交流している相手ってほとんどは紫と好意的な関係だし
それと比べて同じようにできないから呆れるってのも
自分が女三宮に何したか忘れてるような >>527
妻の身分について他人に愚痴ってたんだっけ
女三宮か朝顔の姫との結婚話が出た時に誰かが言ってたね
そういえば朝顔の姫のこと口説いてた時にはもしも姫が応じたら
正妻はどうするつもりだったんだろう?
どっちも父親が宮といっても、父親の後見から考えると朝顔の方が立場が上になってしまいそうな 女三宮からしたら源氏は散々いじめておきながら出家して心置きなく紫の上ところへ行ってもらおうとしたら迫ってきたし紫の上が亡くなったら慰めてほしいって何なのコイツって思ってるだろう >>524
女三宮には女主人としての自覚が全然無いのよね
同じ皇女であっても藤壺も大宮もしっかりしていた
姉の落葉だって最初夕霧が忍んで来た際は、身を守る機転があったのに
柏木との最初のシーン、原典では女三宮は最初から最後まで何の抵抗も無しよ
ただ驚き慄いて震えて汗びっしょりになって涙流して‥
ハッキリ言うと女三宮は足らないお姫様なのよ
柏木は幻に恋して自滅してしまった、哀れな男
同じ不義の子であっても、冷泉と薫では背景が全然違う >>524
女三宮を知障にしたのはあさきオリジナルね
原典だとちゃんと奥まった場所にいて猫の所為で御簾が跳ね上がって丸見えっていう
簡単に言うと紫上の時と大して変わらない
そもそも基本的に何事にも無関心かつ自閉気味な女三宮が男たちの蹴鞠を見たがるはずがないなんだよね >>527
結局身分の高い女性は不相応でしたってオチつき 姿を垣間見られたのは女三宮も紫も同じなのにかたや浅はかと罵られ、かたや樺桜の君と褒めそやされ
よくわからん世界だ
上流の女性は御簾に近づくのははしたないとされてるんだから紫だって同じでは
野分で非常事態だから〜庭の様子が心配だっから女三宮とは違う〜と言われてるけどさ >>531
正妻は朝顔になってたよ、正室の娘で経歴も立派
だからあの時は紫にとってとてつもない試練だった
まさか朝顔との結婚話が無くなってから未来にもっと大きな試練がやってくるとは夢にもおもわなんだろう 正妻が朝顔なら紫も一時は穏やかではいられなかったろうけど
朝顔は身分も高く思慮深くて人柄も立派だし、この人ならば自分の立場が下になるのも仕方ないと思えてあんな悲しい晩年にはならなかったのかな 朝顔からしたら源氏は結婚したら満足して藤壺そっくりで若い紫の上の方に戻るってわかりきってるから結婚しなくて正解だったけどね >>529
葵は一番不幸な女性だろうな
夫から愛されず、六条の車を襲撃する蛮行のため復讐で呪い殺され短命に
せっかく生んだ子どもを抱くこともない、死後は夫から悪口言われまくり
誰からも愛されない人生で終わってしまった >>534
女三宮を白痴という専門家はけっこういるよ
当時は近親婚が多かったから
障害率は高かっただろうし
柏木が犯したり源氏がネチネチ苛めるシーンは池沼を虐待しているみたいで
本当に痛々しい
父親が来てくれて出家という
救いの手が差し伸べられてほっとしたよ 本当に足りない子だったらまず和歌が詠めない源氏から愛されてないとか父親を呼んで源氏が断れない状況にして出家を申し出るとか考えないよ >>540
朝顔正室なら源氏は半分は朝顔のところに通ったのでは
若いと言っても紫は明石より1歳年上だし源氏の妻たちの中でそこまで若いわけでもない
それよりも明石姫の養母が朝顔になったら紫の転落は決定的
女三宮は明石姫入内後だし明石姫と同世代のために養母にならなくて済んだけど
>>542
そんな専門家いたっけ
あさきが底本にしていると言う田辺聖子さんは
男は中年女の素晴らしすぎる話術について行けず同世代の女と対等に話すことができない
うんと若い女ならば知識で勝てるのでそういうところへいくけど
それは男が馬鹿だからという主義主張だからだけど 白痴は言い過ぎにしても、知能が低く好奇心もない
他者との共感も出来ず、主体性もない
内親王だからとかでなく、足りない人 >>545
だからそれはあさきの女三宮でしょ
源氏が女三宮は足りない女だから自分がぞんざいに扱っても本人は全く気づかない
だから放っておいてもいいと紫と一緒に二条院へ移住
そしたら柏木と密通されて自分のことは棚に上げて激怒
夫から愛されない妻でも貞淑に夫の帰りを待っているのが内親王ではないかと自分を正当化
女三宮が自らの意思で出家してセックスも拒まれると焦る >>545
女三宮の描写が紫式部の親友の描写と共通しているところから見てそうとは思えないけどな >>544
明石中宮の養母はおそらく正妻はしない
自分が産む可能性があるしどうせなら后がねは自分の親族の娘を推薦すると思うだってメリットが薄いし >>536
藤壺、大宮、落葉宮、女一宮
ちゃんと高い教養がある
内親王でも女三宮だけ異常だよ >>549
葵が生きていれば明石姫を養女にはせずに
自分の一族の娘(兄の娘で母大宮のところにいた雲居辺り?)
を養女にして入内させてたってこと?
紫も22歳で明石姫を養女にしているので自分で産む可能性はあったよね
娘は一人しか生まれないという夢占いを知っているのは源氏だけだし >>550
薫の妻の女ニ宮は「嫉妬ってどうするかわかりませんもの」って言っちゃうおっとり系だからその系統 >>550
大宮は夕霧と雲居が恋仲だと言うことも気づかないおっとり系だし
女一宮も同母弟の匂宮が不用意に言い寄ってきても
うつむくだけで言い返すこともできないおっとり系
藤壺も落葉宮も男が不用意に踏み入ってきても声も立てないよね おっとりしていてもちゃんと教養があるよ 他の内親王
女三宮は花は全部同じに見えるくらい知能が低い >>554
そのシーンはあさきオリジナルだね
そもそもどの花が好きかなんて源氏は他の女性に質問していないし
紫だって自己主張したり教養を前面に出す女ではない >>555
女三宮が片生ひで
成長が遅れて未熟な様子、
筆跡が酷く幼稚で下手な様子など
原作にも書かれている 結婚当初はまだ成熟していない子供だけど段々成長していったよ
遂には源氏に金だけ出させて血の繋がらない子を与えて自分はまったく相手をしなくていいように出家したのはすごいな本人は何の波風も立たない生活がしたかっただろうけど >>531
源氏はかなりブランド志向でミーハー、柏木やその子の薫にもいえる
やたらに妻の身分にこだわり最高の女を手に入れたい、とかもっと上の身分の女が良かったなあ、と不満ばかり
だから結局それで柏木は命落としたし
夕霧なんてすべて中身重視で妻も愛人も選んでるのに あさきにしろ原典にしろ、どこをどう読み取ったら女三宮が劣らないと取れるの?
他の皇女たちの「おっとり」は奥ゆかしさと嗜みからでしょ
女三宮に関しては、作者が意図して女性として劣っている様子を描写していると今の今まで感じていたのだけれど 女三宮は姉妹がいないし、母宮は早世していて父帝は溺愛している
挫折や劣等感に無縁な高貴な姫君のまま鷹揚に育った感がある
もし朱雀院にとっての癒しが女三宮ならば、父帝の愛を受けて充分満足かと
薫の子育てに関わっていなくても、成人後の薫を頼りにする辺りは
お父様(保護者)から愛される娘でありたい女性にも思える
けれども、出家を断行したり、源氏の「同じ蓮の上に生まれ変わることを念じる」に対し
短歌で拒絶した意志の強さと、鈴虫の短歌のようなあわれを理解する
感性の持ち主という、両立が難しいであろう相反する魅力があると思う
源氏視点で女人達は語られるから、女三宮は至上の女性である紫の上ageの犠牲者で
源氏からは女三宮の長所は、失わないと見えない設定なのかもとも思う 知能が低かったら和歌の返しなんかできなくない?
浮世離れしたキャラだとは思うけど
藤壺はある意味没落した皇家で兄が頼りにならなかったからしっかりしなきゃならないし
落葉は更衣腹だから母親が必死に皇女らしくしようとがんばってたし
つーか六条とか絶対IQ高いと思うけどああだし、三宮は天然だなーとしか思わないな 情緒と感性が育ったあたりで源氏が惜しがって迫りだすんだよね >>539
たださあ、(この時代の価値観がわからないけど)朝顔がいくら立派でも源氏より年上の生めないおばさんなわけです
多少足りなくても若い女三宮のがずっと上に行かれて当然だと思うのですよ
現代でも、妻の他に恋をして妻を取り替えようとする時に前の妻より年上を選ぶってそうそうないと思うの
今だって子供のいない中高年の妻が子供が欲しいからと離婚を迫られるケースがあるのに
ましてこの時代子供を生めるかってのは一家の先行きを運命分ける
若くて身分高い、子供を生める可能性のある姫が正妻にくる方が、世の中の常識的には自然
早く言えば源氏が出世し過ぎたからなんだよ
準太政大臣になった時点で、紫とは釣り合わなくなったということ >>540
そうなんだよね
年齢に絞って話せば、槿が上に来ても源氏よりは7〜8歳若いってことで余裕あるでしょう
槿は源氏よりさらに年上なんだから
それって諸刃の剣でずっと若い女三宮のがさらに脅威ってことではあるんだけどね
はじめは14歳でも18歳にも20にもなるわけだし 女三宮は字や琴が下手でも父親の朱雀が下手でも良い可愛いと溺愛して、向上心も育たず
周りと比べられる事もなく恥ずかしいとも思わないで育ってしまっただけの気がする
雲居雁も大宮が年頃まで溺愛して育てたから琴が苦手なままだったし
現代でも元から小柄だったりピアノ教えても合わずに下手な子はいるし字が汚い子や周りにあまり興味無い子もいるけど
別に知障だからそうな訳じゃ無いよね もしも母親が生存していたら生涯独身でも結婚することになったとしても
娘に恥をかかせないために貴婦人としての嗜みを教えこむと思う
父親や祖母の溺愛を程よく止められる母親が不在のまま育った女の子は後々苦労するのねと
女三宮と雲居雁の話で思う そういうポヤンとした子がタイプの男もいるじゃないか
なんでも自分の言うこと聞くみたいな
柏木は見た目と身分しか見てなかっただろうけどね まず原典の女三宮は浮世離れしているけどぼんやりタイプじゃないけどね
おっとりとはしているけど源氏とは軽いジョーク言い合ったりしている
あさきの知障っぽい暗いタイプとは正反対のぽやぽやした不思議ちゃん >>537
紫の場合は野分がおこったというアクシデントがあったから、いきなり夕霧が見舞いにくるのも想定外だったし事故に近い
女三宮はたくさんの殿方が来るとわかってる会で、あんなに近くにいたので、高貴でやんごとなき姫が取る行動じゃないんです
だから夕霧も内心非難してた >>552
個人的には薫の女二宮と女三宮が大好き
おっとりしすぎてて、頼りなく、従順なのが可愛い女ってもんですよ
私が真逆のタイプだからそういう女の子大好き >>567
昔はそういうポヤンとした女が好きな男って今以上に多かった気がする >>571
自分は無理
女三宮は嫌い好きを越えてる人だよね
知的レベル高い今なら東大卒の夕霧が即女三宮の性質見ぬいたけど
知的レベル高い若い男性には相手に されない 女三宮はボヤっとはしてたけど柏木と源氏の間で苦しみぬいたから本人の非以上の罰を受けたから可哀想な面が強くてわりと好きだな
でも薫の正室の女二宮はあんまり好きじゃないな、モブに近いて理由もあるけど父親である今上帝に上手く囲い込まれて結婚させられた姫て印象が強いから >>565
源氏も不思議がってたけど、朱雀院もなんでそんな育て方しちゃったんだろうね
当時のお姫さまにとっては重要な教養だろうに
そういえば末摘花も、父親が琴の名手だったから姫君もさぞや…
と期待してたのにあれだったっけ >>561
女三宮は知能じゃなく情緒の方の未発達な気がする
辛い思いが成長させてたのを見ると、成長できないってわけでもないのかも
あまりにも恵まれ過ぎた環境で、父親が可愛がりすぎて、
夫も夫というより保護者タイプだったから、
成長する必要がなさすぎて未発達になってしまったのかな
落葉の宮の方は、賢明な母親の教育と、
母親の身分が劣るから皇女といっても安穏としてはいられなかったためか ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています