あさきゆめみし 第九十三帖
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いづれの御時にか、駄スレ、良スレあまたさぶらひたまひけるなかに、
いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めきたまふスレありけり。
語りませう。
この板は全年齢対板なのでエロ話がしたい人はpink板へ
ここは漫画あさきスレなので専門的な史実ネタや原文ネタはほどほどに
史実ネタは日本史板へ、原文ネタは古文・漢文板へ
あさきゆめみしに描かれていない人物及び竹河の巻ならびに
後世に執筆された雲隠六帖について語りたいお方は下記のスレへ
紫式部、源氏物語スレ
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/book/1316926843/
まったり雅に平和に語り合いましょう
次スレは>>980なる方が立てる定めなりにけり桜人
前スレ
あさきゆめみし 第九十二帖
https://medaka.5ch.net/test/read.cgi/rcomic/1546736653/
VIPQ2_EXTDAT: checked:vvvvv:1000:512:----: EXT was configured >>437に同意
若菜以降の落差があるけど、本来なら宮家の脇腹で山の中に隠れ住んでるくらいだから、山賊に売り飛ばされて安寿になっててもおかしくないわけで >>265
同意
明石姫君と紫の上なんて所詮源氏ありきの関係でしかないよね
美化しなければ壊れてしまう
紫の上はとにかく源氏しか頼れる相手がいない
源氏に嫌われたら全てを失う存在
だから常に計算で動くしかなかった
幼い頃に拉致されて一生籠の鳥として愛人筆頭格で耐えなければならなかった 死に近づいてる紫の上の言葉が
「私には後に残す子供もいない」だからね
あれ?明石の姫君は?だし >>404
かなり年上の秋好は源氏のための形だけの中宮だもんね
大事にはしたけどそれだけの関係
お互い思いがあった優しい朱雀帝に入内していたらいい夫婦になったと思うけど源氏が絶対許さなかっただろう 養子と実子は違うもん
特に平安時代なんて
養子でも今みたいに日常の世話からなんやら全部やって戸籍にも入ってりゃともかく
この時代子供は道具で武器だから、明石姫君が中宮や国母になっても紫の一族(兵部卿宮)が出世するとかもない
「後に残す子供もいない」ってのは本音だと思う 源氏と明石にとっては後に残る=血筋が残るけど
紫上にとっては自分で断絶だもんね 紫の上と明石の姫君の表面上だけ美しい関係に比べ
花散里と夕霧は、源氏の悪口で盛り上がれる気楽な関係だし 結局女三宮が降嫁しても宮様は紫の上様の勢いに押されてる、なんて噂されるほど紫の優位性は揺らがなかったからね
紫本人が正妻の座を奪われたショックに耐えられなかったのは不幸だけど 正妻の座と言っても所詮正妻格でしかないね
紫がそこを弁えられていれば失意の晩年にはならなかったろうね 花散里「最近、あなた様と二宮様が噂になってますよ。本当のとこどうなのよ?」
夕霧「え? まあ(噂は)当たらずとも外れてはないですけどね〜」
花散里「やっぱりそうなの。でも可愛い奥さんが気の毒じゃないの」
夕霧「可愛い奥さんって。鬼みたいな女ですよ〜」
みたいか会話がポンポン出来るし 花散里って総じて見れば夕霧のためにいたようなキャラだな 紫の上は下級貴族の妻になった方が幸せだったと思う
地方に赴任させられるような
紫の上は一生かこわれて、旅行さえ行くこともなく別荘で療養することもなく軟禁状態のまま42歳で死んだ
出家することが唯一の願いだった 源氏と関係持って苦しい思いしたのは葵と女三宮あたりもか
葵は東宮妃だったはずが格下の男に変更された上に仮面夫婦になり最後は夫の愛人の恨み(そもそも夫が原因)で若くして呪い殺される
女三宮は当時なら老人といえるオッサンと結婚させられたが勝手な理由で疎まれて悪者にされ、よその男に襲われて妊娠したことを夫にネチネチ責められる
正妻二人共ろくな目にあってないな
正妻との仲が上手く行かないのを正妻ばかりのせいにして自分が悪いとは思わない所が源氏のムカつく所でもある 源氏に愛されて幸せだったのって花散里くらいでしょ
明石はどちらかというと子供に会えない辛さを耐え忍んだ自分の強い意志のかいあったればこその幸せだし
だいたいの女人は源氏に愛されたがゆえに運命狂った人たちばっか >>441
六条御息所を失った秋好中宮が後見なしで朱雀帝に入内しても
後宮の一大勢力の弘徽殿大后や妹の朧月夜達がいたから
個人的には仲良い夫婦になれそうだけども、秋好にとって後宮は居心地が悪くなりそうと思う
秋好中宮の存在が明石姫君の入内に一役買ったし、源氏の駒ではあるけれども
源氏縁の女性にしてはわりと幸せな方だと思う
もし秋好中宮を不遇にしたら母君がもっと早い段階で怨霊として登場したかもだけど 紫の上は源氏と結婚してそれなりに幸せだっあだろうけど源氏も絶対に自分を愛してくれる紫の上の存在のおかげで幸せになってたと思うよ元を辿れば紫の上は桐壺そっくりだから端から見たら母親から愛情に似たものを無意識に求めてる 紫の上は幼少期が超美少女でその姿を18歳の源氏に見られてしまったことが運のつきだった
見られなければ身分は中の上クラスだし、有力貴族の側室か中貴族以下の妻になれた 父親が援助してくれなきゃ難しい
玉鬘でさえ大夫監と結婚させられそうになったし
関係ないが紫の上の父親の兵部卿宮の娘達はみんな夫婦生活上手くいってないな あきらかにうまくいってないのは末の娘くらいで紫は哀しい思いしたとはいえ一応、夫とは相思相愛ではあるし六条院の屋敷は紫が中心になっていたからこそ上手く機能してた
他の季節の町の女主人たちとも仲良しだし女三宮が降嫁してきても表面上は平和にやってこれたのは紫がしっかりしてたおかげ
髭黒と結婚した長女は物の怪に取り憑かれる前はとても夫婦仲上手くいってたし離婚して実家に帰ってからも髭黒が生活費の援助をしていたため、かえって以前より夫を頼りにするようになったという文もあった 紫が源氏と結ばれて不幸でしかなかったことはないよね
晩年はともかく身分不相応の栄華を楽しめたんだから
その晩年だって女三宮が正妻となってからも彼女の至らなさからより一層紫への愛が深まったし
女三宮が内面外見ともに藤壺そっくりの聡明な美しい姫で源氏が紫そっちのけで女三宮に夢中になり、紫は失意の中亡くなりそのあと源氏は紫への真の愛に気付く
みたいな展開だったら悲劇性もあったが >>456
王女御はどうだろう
冷泉から寵愛受けられないことを父宮が愚痴ってたね
源氏の後見がないせいみたいに言ってたけど、
後見がないからって従妹姫を蔑にするほど冷たくもないだろうし
冷泉の後宮には女御も少ないのに
それなりに大事にはされてたけど新弘徽殿と秋好ほどじゃないことを僻んでたのか
よっぽど冷泉から好まれない何かがあったのか そういや王女御が中宮になれなかった時、父宮は御上の従姉妹になのにと愚痴ってたけど、一応建前的には冷泉は桐壺院の息子て事になってるから
秋吉とも従姉妹やんけと思った記憶がある、実際は源氏の子供なので、もうちょっと斜めな血縁関係だが 王女御がうまくいってないというより
秋好と新弘徽殿が冷泉の寵愛受けすぎてて
他の女性はほっておかれただけだろ
絵合のときですら完全無視されてたよね王女御
モブの一人って感じ 実妹の藤壺ですら兄と姪を見放してるのが哀れ
出家したとはいえそこは帝の生母だから後見しようと思えばなんとかなったと思う
匂宮だって六の君を妻に迎える決心したのは生母が熱心に勧めたからだし >>459
頭中将は桐壷の妹の息子だから冷泉とは表向き従兄弟、
新弘徽殿と冷泉もいとこ半の親戚かー
まあ史実でも女御の親戚率高いよねw >>461
式部卿宮は娘の後見欲しかったなら
もっと妹が娘に目をかけてくれるようすべきだったな
仲悪い兄妹ってわけじゃないけど、家族まで後見するほどの仲でもないよね
紫みたいに容姿が叔母似の美女だったなら
冷泉ももっと気にしてくれたかもしれない
源氏の息子だしw 藤壺が欲していたのは冷泉帝の後見だから、兄宮よりは源氏の方が有能と判断されたし
冷泉も中宮決定するまでの考え方も藤壺と似たような感じ
だから中宮には出来なかったけれども頭中将に配慮して新弘徽殿を蔑ろにしない
晩年の冷泉院が玉鬘の長女を寵愛したのはその反動かもしれないとも思う
もっとも、帝からの愛情一つだけで后位に就けた人は源氏物語にはいないけれどもね 后腹親王なのに帝位につけなかった時点で様々な要因が絡んだにしても兵部卿宮とその同母妹の藤壺は負け組だったんだよな
そのまま先帝の血筋として埋もれていくところを藤壺が桐壺帝に入内して冷泉産んで一発逆転
正直言って自分が藤壺だったら兄とは言えぼんくらそうな兵部卿宮は見放すわ 同母妹は立后して国母に、甥は帝になったのに逆に家運が傾いたってのは紫父くらいだよね
運どうこうよりどれだけ政治能力の才能なかったんだってレベル
藤壺は源氏のことを、この人は大人になったと評していたけど藤壺自身も相当なもん
源氏とは男女の絆を断ったけど逆に政治的な結びつきはこの上もなく強大になったってのが面白いな
そのあたり立場は違うけど明石の姫と同じような運命になった感じ 藤壺が出家した時に兵部卿宮
誰が東宮をお守りするのかって言ってたけど
お前がお守りするんと違うんかい 紫父は正妻怖がって行動に出れない時点で能無しぶりが出ていてダメだったな
こういうへたれな所も妹に距離置かれた原因だと思う
紫をちゃんと見てやれば源氏とも良好な関係が築けて一家繁栄にも繋がったかもしれないのに >>457
身分不相応の栄華って
皆源氏に愛されてる女だからちやほやしてくれるけど
源氏の愛失ったら手のひら返すよね
紫自身の家柄や実力だけで手に入れたものは一つもない
子供が出来ていて 兵部卿宮がヘタレじゃなかったら紫が源氏に誘拐されることはなかったから
仮にくっつくとしても源氏と紫の関係も全然変わっていたと思うよ
紫はともかく源氏は兵部卿宮がヘタレぼんくら男であったことに感謝すべき あさきでの紫父は弱腰ではあるものの特に嫌われるような人間性ではないっぽいが、おそらく原作での源氏の第一印象としては生まれに高いプライド持っているいけ好かない人物だったのかなと思う
あの嫌いようは単に紫を邪険にしただけじゃないような気がするから、元々人間的に源氏が好きになれないタイプの人だったのかなあと ポチっちゃった
469続き
子供が出来ていても夕霧や明石姫君より下の格になったと思う
明石の上とはしっかり結婚式らしきこともあげているし
紫の上の
「ついに寝殿をお許し頂けなかった」という言葉に源氏との関係が現れてると思う
つまり紫の上は源氏にとって寝殿に入ってはいけない女だったんだよ
正妻にすることは考えたことがない愛人だから 源氏は何をやっても許される天皇家の次男坊かつ父帝の愛情を一身に受けてる立場で好き放題のことをしすぎたと思う
いくら幼女の紫の上が可愛いし藤壺の親類だからって父親の許可なく勝手にかっさらうとかありえない外道だし
しかし当時の超超上級国民の源氏に意見する人は誰もいなかった
帝に睨まれて没落するだけだしね
しかし源氏のやり過ぎは結局自分に跳ね返った
朧月夜との火遊びがバレて島流し食らったし
今度こそ最高の女を手に入れる、とばかりに年がいもなく手に入れた女三宮はまあ、色々とで
バチは当たりまくったと思う >>471
原典だと兵部卿宮と源氏はお互いに「(これで)相手が女だったらな〜」と思っているから
藤壺似かはともかくそれなりに美形かつ悪印象はないっぽいよ
というか女だったら手ぇ出すのにと思うくらいには好みだったんじゃないかな 紫の上にしたら
優しく美しい王子様と思っていた相手が
いきなり覆い被さってきたわけだしね
それが結婚だったわけだから ああいうのって初潮が来たら乳母とか周りの女房が心構えとして夜の事も教えるんじゃないのかな
なんで結婚しても良い年齢になっても何も知らない状態だったんだろ >>471
兵部卿宮は紫だけでなく藤壺のことも守ってやれなかった
弘徽殿大后一派に藤壺が嫌がらせをされ本来藤壺が受けとるべき御封も滞っていたり
冷泉が廃太子になりそうなときも何もしてやれなかった
弘徽殿大后一派を恐れて紫との文通もやめるくらいだから本当に長いものに巻かれていたんだろう
源氏から見れば紫も藤壺も冷泉も本当に大切な存在、
それを守るべき立場にあったのにヘタレてた兵部卿宮はかなり腹の立つ存在だったんじゃない? >>476
源氏の指ない限り余計なことしなかったんだろう
事前に男女のこと知ってるようでは純粋培養に育てた意味なくなるし
源氏の悪趣味ぶりの極みだよね >>477
だからといって脇腹の娘をさらう理由にはならないけどね
別に虐待されていたわけでもなく
よくある話で後妻に気を使って別邸に乳母や下女たちつけて何不自由なく伸び伸び育てていたんだから
むしろ源氏に引きとられてからの方が暗い女になってしまった 源氏も自分がしでかしたことの言い訳に兵部卿宮が酷い男でいてもらう必要があったんだと思うよ >>476
人形遊びをする女三宮を子供っぽいと評した紫上だけど
本人も同じくらいかそれ以上子供っぽかったという
自分は大人びた素晴らしい少女だと過去を美化していたんだろうか
入内した頃の同じくらいの年齢の藤壺は大人びた少女だったけど >>481
女三宮は子供っぽいというよりエロいしね 女三宮は柏木に犯された後でも、ずるずる関係を持ち続けてるし
皇女としての誇りを傷つけられた怒りや悲しみもなく
不倫している罪の意識もなく
ただ源氏にバレたらどうしよう、としか思わないような人
頭が軽すぎることが逆に良かったのか
普通ならレイプから始まった関係だし柏木なんか全く好きではないし
なんで自分があばずれ扱いされなきゃならないの?となると思うけど
三宮は関係がバレた後もただオロオロ泣くだけなんだよね
紫の上と別の意味で哀れな女性
別に男狂いで中年の源氏にはない男の魅力を柏木に感じたわけでもない
すべてにおいて源氏の方が上だと三宮自身も思ってるのに
柏木との関係を断とうともしなかった 異母兄が頼りにならないから源氏を頼らなきゃいけなくなる
でも源氏は自分に未練があって再び関係を持とうとする
息子の出生を怪しまれたら大変なので出家する
藤壺が出家するまで追い込まれたのは元を正せば紫父にある
だから源氏が紫父を疎んじたのはある意味納得なんだな >>472
紫に女の子が出来たら
紫の子ども>明石姫
紫は北の方だから
女三宮の結婚までは >>481
紫の上は子供っぽくても源氏を唸らせるくらい利発でセンスがあったからね >>484
紫父から見たら、大事な時に朧月夜と不倫している源氏って馬鹿にしか思えないだろうし、
この二人は互いにうまく行かないだろうね
紫父は後に源氏、頭中将に次ぐ権力者となるからかなり有能な政治家ではあるんだけど 冷泉からも信頼を得ていない時点で紫父は詰んでる
少しでも叔父を慕う気持ちがあるのなら、ちっとは王女御をまともな扱いするだろうし
だいたい源氏が須磨流しになっていた3年間なんて源氏より信頼を得るいいチャンスなのに
しかもこの頃は冷泉はまだ子供で下手したら源氏の事なんて忘れさってもいいくらいなのに
現実は源氏が戻ってきたら源氏を頼りにしている始末 夕霧が六条院をぶらぶらしていて、紫の上の住まいの辺りだと静まりかえり、声一つしない
しかし、女三宮の住まいの辺りの小路だと侍女たちがゲラゲラガヤガヤうるさい
あまりの違いに驚いた、とある 源氏に見初められずに紫の上が実父に引き取られたら、藤壺の女房になっていたかもね
正妻に気兼ねして早々に家から追い出したいだろうし、嫁に出すにはお金がかかるからね
紫は美しく利発なので、評判の女房になっていたはず
そしたら中君が薫の執着から逃れる為に浮舟を差し出した様に、藤壺も紫を源氏に差し出したかも
結局光源氏と紫は結ばれちゃうのかなー、運命の2人だあ、なんて1人で妄想w >>488
源氏が須磨流しにあってる間は冷泉より八宮あげの時代だったから
どっちへ転んでもいいように距離をおいてたんじゃないか >>483
上にも書いたけどあさきだと柏木が何度目かに会いに来て押し倒されてる時に
女三宮は「…いや……帰って……! もうこれきりだといったのに……」と言葉で拒絶してるよ
でも柏木は「そんなにわたしがお嫌いならなぜこうしてわたしをうけいれてくださる?」
とか言って相手にせずに押さえつけて関係を強要してた
最初の密通の時からそうだけど柏木は女三宮の話聞かず一方的に気持ちと欲望押し付けてばかりで、
無視されても嫌がられても応えないし、自分の都合の良いように話を持っていこうとするしで、
「会っていても拒むでもなく許すでもなく頼りなく…それがなんとももどかしくも不思議にとらえどころのない……」
と拒んでるのに「拒むでもなく」と自分に都合の悪いことは認識してないしで、
こんな柏木を説得できなかったのは女三宮のせいじゃないと思う
女三宮はやられてる最中も「こんなことはいや!」と泣いてるように柏木との関係を全く望んでもないし
結果的に柏木との関係が続いたといっても、そこに女三宮の意志も行動も関与してない
原典だと柏木が時々会いに来たけど女三宮は嫌だと思っているってだけで、
関係を絶とうと言動に現したのか、しなかったかも定かじゃない感じ >>483
それに最初柏木が忍んで来た時には大声上げて助けを求めようとしてたけど、
密通前ならともかく密通後だとそのことが周りにも源氏にも知られてしまうし、
自宅に忍んでくるんじゃ逃げ場もないし、家を出てどこかに逃げるとかできる立場でもないし、
相談しようにも父親にも源氏にもとても言えないし、
しかも当時の源氏は紫の病状悪化で家を空けること多かったし、
力で抵抗するのも弱々しいお姫様には無理だろうしで、
言葉が女三宮にできる精一杯の拒絶だったんじゃないかなあ
源氏も密通を知った直後に「子どものような若者たちにあざわらわれていたとはな」
「そのわたしを裏切り柏木ふぜいにみかえるとは」「愛の裏切りの罪の重さを知らぬ」
「三の宮はおそらく柏木を愛してはいまい。それにも関わらず身を許したのだろう」
「なぜ柏木のいいなりになどなったのだ……なぜ私を裏切ったのだ……」
と裏切った、身を許した、自分を嘲笑ってると女三宮から確かめもせずに思い込んで怒りまくってるけど、
最初の密通後に食事もとらないのを心配して源氏が久しぶりに会いに来た時に
はっきりと「柏木に手籠めにされました、嫌だと言ったけど聞いてくれませんでした」
と無理矢理だったと明言して打ち明けてたら、源氏の態度ももうちょっと違ってたんだろうか?
といってもその時も話の途中で紫が一時死亡して帰っちゃってるけど ネットに落ちてた論文で見かけた話だけど、
当時の女性はとにかく言い訳とか変な自己主張とか
しないように躾られてたそうだよ
だから男に勝手に踏み込まれて自分は何も悪くなくても
たださめざめ嘆くことしかできないんだって
まして大元からポヤンとした三宮のことだし
源氏の怒りが向くのは全くお門違いだけどね、
まぁとにかく柏木に姿見られてしまったのが
姫宮にあるまじきことだったからどっちにしても言い訳出来ないか >>490
女房は源氏に限らず公卿たちに顔出しで取次するから
手を出すのが源氏とは限らないけどね
源氏も不特定多数の男たちに顔出しする女房は妻にしていないから
いくら源氏好みの顔をしていても妻にはなれなかったと思う 強姦された!私は悪くない!と毅然と訴えてたらどうなってただろう
あと玉鬘は一体どうやって「自分に非がないことを世間に納得させる形にした」んだろう 玉鬘はたぶん手引きした女房を里に帰したと思う
たぶん京に来てから雇った女だからそれが可能だった
未婚だったので髭黒に嫁ぐことで大きなスキャンダルにはしないですんだ
女三宮が公にした場合、源氏と頭中将の仲がぶっ壊れて政治的にまずいことになる
彼女が藤壺そっくりの知性があったとしても言えないと思うわ >>491
天下人源氏に疎まれながらも
第三の権勢を誇るまで繁栄し、冷泉からも深く信用されたから、紫父の日和見主義も結果としては成功しているんだよね
祖父が世間から重んじられている存在であることは真木柱の後の幸福にも繋がっているし 紫の上が藤壺の女房になったら
藤壺が亡くなったあと冷泉に見染められるかも
あるいは元々の生き生きした性格のまま成長し
源典侍みたく色んな男と恋愛を楽しんだかも >>496
>>497
手引きした女房の解雇に加えて、実父の内大臣が髭黒に玉鬘との結婚を許してたというのもあるね 実際、じゃあ玉蔓を誰にやれば良かったかってなると結局髭黒なんだよね
蛍より出世的に栄えはあったしね >>496
きちんと源氏に説明したら女三宮を責めず
権力を行使したり物の怪のせいにしたりして
何事もなかったかのようにもみ消したかも
妻が強姦されるって守ってやれない夫にも責任がある
女三宮の悲劇は女房たちの質が悪いことが原因
それを分かっていて有能な女房を補充するなどしなかった源氏も悪い
柏木に対しては社会的に抹殺だろうね 源氏じゃあるまいし自分の母親生き写しの女に惚れるかな
よほどのマザコンでもない限りないと思うけど >>481
女房の質というと、薫が自分は源氏の子でないと感じたのも女房の噂話のせいだもんね
物語をすすめる手段とはいえ本当にひどいわな >>497
髭黒は女房に感謝してたけど玉鬘は恨んでたよ、髭黒から褒美はもらったろうけど当然解雇でしょう
この時の辛い経験があるから夕霧息子が大君に懸想していた時に絶対に間違いがないよう女房たちにきつく言い渡してた >>505
そういう時に限って手引きする女房はいないのよねw >>497
あと玉鬘と女三宮では出自とお立場がまるで違う
玉鬘は大臣の血を引くとはいえ脇腹だし、今まで行方不明扱いで田舎で育った女
女三宮は朱雀院がもっとも愛している皇女で亡き母も内親王、嫁いだ先は源氏という天下きっての大人物
もし柏木が女三宮を襲った事が公に知れてたら柏木は流罪で一族にも大迷惑をかけたことだろう >>481
紫の上は14歳くらいの時でも、葵の上を亡くした源氏をいたわる思慮深さがあった。
それまでは無邪気で駆けまわるのが好きなお転婆娘だったけど、見事な成長をとげた。
それに源氏は感動していた。 >>508
考えようによっては中学生くらいになれば身内に死人が出たばかりで明るく騒ぐ子もいないと思うけどね >>490
紫の継母は、
紫母への恨みはもう消えていて紫を引き取り育てるのを楽しみにしており
紫が行方不明になった時がっかりしていたから
もし継母に引き取られたら
そこそこ大切に養育されて
女房にはならないで
北の方の実子より格下の男に嫁いだんじゃないかな >>508
まだ少女なのに
葵の病気を心配する優しい紫を見て
葵にもこれくらいの優しさがあれば
と源氏は言っていたね あのときの紫のお慰めしますわ!はあざといというか、
源氏に嫌われないための必死感を感じる私は
だいぶ性格悪いなと思うw >>512
そもそも葵と六条の不仲というか軋轢は源氏の所為なのに
自分のこと棚上げでお前は何をほざいているんだ?としか思えなかったw
若紫から見れば全くの他人ごとなんだからそりゃ幾らでも優しくなれるに決まってるし 葵との夫婦仲はだんだん良くなってきてたとはいえ源氏は相変わらず浮気癖治らないだろうから
あのまま葵が生きていたとしても朧月夜との密通事件で源氏が須磨流しになったときに愛想尽かして別れてそうだと思った 妻を亡くした自分をいたわってくれた14歳の紫の上の優しさ。
それに比べて、すでに出産や柏木の死でそれなりに魂の成長があったはずの女三宮が
谷には春も・・・”と言って源氏の哀しみに寄り添わなかったことに、源氏は失望してたね 源氏の悲しみに同情する義理はないが紫は女三宮に優しく接していたから少しは紫の死を悼んではほしかった だって源氏は紫上の死を悼んで欲しかったんじゃなくて自分を慰めて欲しかったんだもん
あれだけのことをしておいて源氏に寄り添ってやる義理なんて女三宮にはないよ
女三宮は紫上と違って源氏の都合のいい女じゃないし 源氏と父朱雀院を比べると源氏の愛は薄っぺらく感じただろうね
情熱さで柏木とも比べてたし、女三宮にとって愛でも恋でも源氏は二番手の存在
紫とは何もかも違う 源氏に見せなかっただけで悲しんでたのかもしれん
お人形あそびしてくれた優しい人だったしw >>516
あれだけいじめて嫌がらせした源氏を慰める木なんかおきない
まして身分からいうと、自分が正妻、相手は側室か妾
愛人が死んで悲しいから慰めてくださいと正妻に言ってきたら、私ならその場で地獄に送ってやるわw >>521
これ
そもそも慰めを求める相手を間違えてる >>492>>493
女三宮に全く責任ないわけではない
最初のレイプは気の毒だけど
これがもし泥棒や殺人者なら女三宮だってもっと必死に逃げたはず
柏木は最初は熱心に涙ながらに口説いて三宮はわなわな震えながらも聞いていたし
逃げようと思えば出来たろう
自分は人妻だ、この無礼者め!くらいの凛とした態度で男を追い返せたと思うよ
やっぱり普通人妻をレイプ、しかも権力者の妻を不倫でもなくレイプなんてありえない
柏木がことに及んじゃったのは三宮に高貴さがなかったからだろうね
原作にも想像していた高貴な貴婦人ではなくただただ幼く可愛い女性だった、とあるし
つまり圧倒的存在感の美人大女優を想像していたらAKB48だったわけだ 女房たちの質の悪さは言ってみれば三宮自身の質の悪さなんだよね
紫の上やより厳しい明石の上なら質の悪い女房なんて許さなかったろうし女房たちも常にピリピリしていたろう
女三宮は女房たちがだらしなくしていても一向に平気たし
第一女房どうあれ、皇女様が男たちの蹴鞠見たさにに御簾すれすれにしかも立って見ていた、なんてちょっと信じられないはしたなさなんだよね
いまでいう知障なんだよね >>494
密通が発覚したのも三宮の不注意で柏木からの手紙を源氏に発見されたことからだしね
女房にしても柏木からの手紙を取りついでいたなら
読んだらすぐ焼いてしまいなされ、くらいに手紙の管理に注意しても良かった >>513
確かにね
紫の上はちょっとあざといところはあるね
源氏が別の愛人のところから帰ってきた時も
お体冷えていて寒かったでしょう、なんて慰めてるし
紫の上の立場からしたら計算高く振る舞うしかなかったろうが
葵の上は正妻の強さで源氏に嫌みを言えるし
源氏が正妻と認めたのは葵だけなんだよね
紫が気の毒だなあ、と思うのは
紫が亡くなった時、源氏は葵の葬式と比較してあの時より悲しさは増してるかもなあ、という感想なんだよね
不仲だったはずでしかもほんの数年間政略結婚で夫婦だったにすぎない葵と
絶対的な存在として30年以上一緒に暮らしてきた紫が
亡くなった時の悲しさを源氏に天秤にかけられたわけだから
葵が亡くなったときよりはちょい余計に悲しかったかな、くらいの存在だった 源氏が、自分は地位は極めたけど
女は極めてないんだよねえ
(最高の女を手に入れてない)というのも特に拉致までして手に入れた紫に失礼すぎだし 自分的には源氏の女たちで最も幸せだったのは皮肉なことに葵の上かなあ、と
愛人である六条御息所には圧勝し
結局紫の上はどんなに頑張っても葵の上の地位にはつけなかった
そのうちに正室扱いにしてくれるだろうと思っていたらドーンと女三宮がきて源氏は当たり前に三宮を寝殿に入れた
対の間しか許されない自分の立場を改めて知った紫だったろう
それでも紫はかなり賢い女なのは
その処遇に一切源氏に文句言わず
周囲にも惨めな女と言わせなかった点だよね
宴を主宰して見事な風流ぶりを見せてるし 葵は不幸じゃなかったけど幸せじゃなかったと思う
とばっちりで六条に恨まれて子供は生んだけど抱くこともかなわず死亡したし
源氏が愛した女人で幸せだったのは花散里で栄光の座をつかめたといっていいのは明石だと思う >>516
あれ夫婦というより保護者的ではあっても仲良くしてた頃だったらともかく、
源氏から散々思い遣りの無いセカンドレイプされて出家したあとの女三宮に
自分が辛い時に思いやりのない態度だったからと責められてもなあ……
紫が交流している相手ってほとんどは紫と好意的な関係だし
それと比べて同じようにできないから呆れるってのも
自分が女三宮に何したか忘れてるような >>527
妻の身分について他人に愚痴ってたんだっけ
女三宮か朝顔の姫との結婚話が出た時に誰かが言ってたね
そういえば朝顔の姫のこと口説いてた時にはもしも姫が応じたら
正妻はどうするつもりだったんだろう?
どっちも父親が宮といっても、父親の後見から考えると朝顔の方が立場が上になってしまいそうな 女三宮からしたら源氏は散々いじめておきながら出家して心置きなく紫の上ところへ行ってもらおうとしたら迫ってきたし紫の上が亡くなったら慰めてほしいって何なのコイツって思ってるだろう >>524
女三宮には女主人としての自覚が全然無いのよね
同じ皇女であっても藤壺も大宮もしっかりしていた
姉の落葉だって最初夕霧が忍んで来た際は、身を守る機転があったのに
柏木との最初のシーン、原典では女三宮は最初から最後まで何の抵抗も無しよ
ただ驚き慄いて震えて汗びっしょりになって涙流して‥
ハッキリ言うと女三宮は足らないお姫様なのよ
柏木は幻に恋して自滅してしまった、哀れな男
同じ不義の子であっても、冷泉と薫では背景が全然違う >>524
女三宮を知障にしたのはあさきオリジナルね
原典だとちゃんと奥まった場所にいて猫の所為で御簾が跳ね上がって丸見えっていう
簡単に言うと紫上の時と大して変わらない
そもそも基本的に何事にも無関心かつ自閉気味な女三宮が男たちの蹴鞠を見たがるはずがないなんだよね >>527
結局身分の高い女性は不相応でしたってオチつき 姿を垣間見られたのは女三宮も紫も同じなのにかたや浅はかと罵られ、かたや樺桜の君と褒めそやされ
よくわからん世界だ
上流の女性は御簾に近づくのははしたないとされてるんだから紫だって同じでは
野分で非常事態だから〜庭の様子が心配だっから女三宮とは違う〜と言われてるけどさ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています