あさきゆめみし 第九十三帖
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いづれの御時にか、駄スレ、良スレあまたさぶらひたまひけるなかに、
いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めきたまふスレありけり。
語りませう。
この板は全年齢対板なのでエロ話がしたい人はpink板へ
ここは漫画あさきスレなので専門的な史実ネタや原文ネタはほどほどに
史実ネタは日本史板へ、原文ネタは古文・漢文板へ
あさきゆめみしに描かれていない人物及び竹河の巻ならびに
後世に執筆された雲隠六帖について語りたいお方は下記のスレへ
紫式部、源氏物語スレ
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/book/1316926843/
まったり雅に平和に語り合いましょう
次スレは>>980なる方が立てる定めなりにけり桜人
前スレ
あさきゆめみし 第九十二帖
https://medaka.5ch.net/test/read.cgi/rcomic/1546736653/
VIPQ2_EXTDAT: checked:vvvvv:1000:512:----: EXT was configured >>262
そんな言葉で美化しないと壊れてしまう関係だったからね
幼少期の明石姫は実母から引き離され紫を母と慕うしかない運命だった
しかし今の明石姫は今上の女御で東宮母、押しも押されぬ未来の国母&中宮
何があっても絶対に自分を見捨てることのない実母の明石、実祖母の明石尼君とも再会し
外祖父の明石入道が命ある限り明石女御ただ一人のために祈り続けているのだから大丈夫ですと
深い肉親の愛情に触れることができた
そうなると何も持たない紫が急に哀れに見えてきたんじゃないの
その言葉を言ったときの明石女御と紫の関係は断然明石女御のほうが強者だから
弱者に哀れみをかけている感じがする あさきもそうだし原典でも明石姫は実母の明石より育ての親である紫を信頼してるとはっきりとした描写があるよ
なんでそこまで紫と明石姫の関係を妄想で貶めてるのよ >>265
私は貶めるわけではないけど、実母と養母への感情や接し方は違ってきて当然では?
養母なら「素晴らしいお母様」でオールマンセーしてりゃいいけど
実母となると「母方の親戚で信頼できる人はいるか」「それを引き上げて出世させたい。除目をどう動かすか」
極論「他の女御が子供を生みそう。男なら殺せ」
とか生臭い話もしなきゃならんと思うのよ
そこはお綺麗事でしかすまない養母との違いだし、紫は源氏一番だから、源氏の意にそまない政策を考えるとかはしゃべれない
紫が明石中宮の世話を明石に譲るときに
「これからは実母でなくては話せないこともあるだろう」ってのはその辺では あさきを読んでいないか、妄想読みしている人がいるね
明石中宮が紫を心から慕っていることを示す場面は何度も描かれているのに 明石中宮は当然紫にとっての一番は源氏だとわかってただろう
だから源氏と紫が理想の夫婦だったと言ってるわけなんだけど、
自分が子供の立場として「お母さんはあなたよりお父さんの方がずっと大事で好き」となると、
お母さんはお父さんを一番好きで大事にして素晴らしいわ、だけで100%収まるかってと微妙かも
年取ってから「やっぱり夫が一番」ではなく、幼児の明石中宮を育ててる間もずっと「源氏が一番」だったわけだからね
その辺も実親子とはどうしても異なってくると思う 実母と違う継母でも、母のない子と子のない母とみたいに
男より子供の母になりたくて結婚した!ならまたちょっと違うかもだけどさ
いずれにしても明石上は明石中宮が赤ん坊や幼児の時はもちろん、生涯を通じて明石中宮が一番大事だったと思う
源氏より 原典では紫の上は最期の場面で明石中宮の手を取ってるんだよね >>268
「紫からの愛で満たされていた」明石姫が、自分への愛は源氏への愛より少ないのではないかと疑ったり比較したりするわけない
明石姫は紫からの愛情に何の不満も無かった >>270
紫式部は紫と明石中宮の強い絆を強調しているね
大和さんもそれを理解して何度もオリジナルを加えてまで紫と明石中宮の愛情を強調しているんだろう 原典でも明石は姫にここまで慈しみ育ててくださった紫の上を大事にしなきゃいけませんよと諭してたしね
自分の栄光のために耐え忍んでくれた実母と祖父母にも大変感謝しているけど、やっぱり育ててくれた養母への愛は別格みたいな感じだよね ちい姫が物心ついた頃にそばにいて育ててくれたのは紫だからちい姫の中の母親は紫でしょ
そこは産みの親より育ての親だよ でも思春期から付いてるのは実母
子供を産む時には出産経験のある実母の方が相談相手になる
明石は生母としてそのうち位階も与えられるだろうし
何も無いまま亡くなった紫の上より最終身分は上だったんじゃないかな 実母の明石の君に情も感謝もあるのは当然だけど紫の上にとっての祖母尼君とか夕霧雲居にとっての大宮とか多分光源氏にとっての藤壺とか子供時代の愛情を感じた幸せの象徴は源氏紫の上との家庭なんだろう 思春期からだともうほぼ人格出来上がりつつあるしね
紫は明石中宮の生んだ一宮も紫が可愛がって抱っこして離さず
おもらしで衣服が濡れても喜んでいたってほど子供を親密に可愛がるタイプ
キャラ的にも明石は六条さん系の気高いタイプだし、その辺も明石中宮への接し方で違いありそうだけどね そういえばキャラ的にも
堅苦しくなく、親しみやすくて可愛い系の明石姫
明石君ではなく紫に似たタイプに育ったね 紫も明石中宮を慈しみ育てたし
明石の君も自分の立場から母親らしい
気遣いでお世話していたし
どちらもかけがえのない存在だったんだろうな >>278
中宮になっても
「幼い頃からお母様こそが私の理想の人でした
いつもいつも憧れて…お母様のようになりたい
…お母様のような貴婦人になるのだと…」
て言ってたくらいだからちい姫自身紫を手本としてたんだろうね その割には匂宮に禁足食らわすときなんかの旧こきでんさまのような迫力 >>277
>おもらしで衣服が濡れても喜んでいたってほど
この辺にやっぱり実母ではない感がある
実母ならそうは思わないからね 明石中宮にとって乳母=紫上
実母=明石
ですべて説明がつくと 乳母とはだいぶ違うわ
紫が養育を受け入れてくれなきゃだだの田舎の中流貴族のお嬢さんで一生を終えてた
東宮妃になれたのは紫が養母になってくれたおかげでしょ 明石達も別の身分の高い女性から源氏の娘が生まれたら蔑ろにされるかもって怖れてたもんね >>286
源氏の娘でも身分の低い明石の元で育てられたんでは帝の妃は夢のまた夢でしょう 源氏自身身分の低い母親から生まれて苦労してる自覚があるからね 紫の上に預けられたのは誰にも後ろ指刺されないようにするための箔付けであって
祖父が大臣の明石の元で育ったとしても最終的に中宮になれたと思う源氏の娘は一人だけだから
父親の身分が大臣なのに母親の身分のために更衣で入内とはならないでしょう 田舎育ちがなんで見下されるかっていうと
田舎には女房にせよ教師にせよろくな人材がいないからなんだわ
明石入道もお金を出して京からいい女房を呼び寄せようとしたけど
そもそも優秀な女房は都でいくらでもいい勤め先があるからわざわざ都落ちなんかしない
田舎で雇えるのはそれなりの人材
ちい姫の乳母も田舎にはろくなのがいないだろうと源氏が都で選んだ乳母を明石に送ったんだけど
田舎に下るのを嘆く乳母を源氏自らが言葉をつくしてなだめてようやく承知してもらったくらい
それくらい田舎育ちは劣った環境で育った人とみなされるし
都落ちも情けないことと思われる
受領が豊かな土地に任命されたがるのと
将来の后がねの姫が田舎で育つのとは違うんだよね
実母の明石も源氏から紫以上の扱いは受けてないし
ちい姫の将来考えたら紫の養女にして正解だったわ もし六条や朧や槿が妻になってたら養育は誰になってたんだろう
もし葵が生きてたら葵が養母? 後ろ盾が万全な正妻が育てるケースは無いと思う花散里とか落葉とか地位が万全とはいいづらくぶっちゃけやること無さそうな女性が養子を育ててる 他になり手がいないでもない限り葵と六条みたいに実子がいる場合は避けるだろうね ちい姫入内後に身分の低い母親がそば付きになってるって一部で悪し様に言われてたと原典にはある
母親が田舎出身で身分が低いとなにかと不利でしょ
源氏の一の人で最高級の女性と名高い紫の上の養女として入内したからこその栄華 >>289
明石の入道の父親なんてとっくに鬼籍に入ってるでしょ、元々身分血筋よかったのに受領にまで落ちぶれたのは
父親が失脚したとか、もともと親兄弟と不仲だったとかいろんな事情があると思う
髭黒のとこだって一時は帝の叔父として大臣にまでなって権勢を誇ってたのに死んだら、あっという間に世間から見捨てられて予定していた長女の入内話が立ち消えになったくらいなのに >>291
六条は姫がいたからいいけど他は姫がいなければ養女にしていただろう >>294
後宮なんて悪口陰口飛び交う
陰湿な世界だしなあ
ちい姫の生母が身分低い田舎者であることは絶対突かれる弱点
そういう時、女王で、秋好中宮とも張れる
当代一の貴婦人紫が養母というカバーは大きいね >>255
>>264
ほとんど妄想じゃん
紫が嫌いなだけって感じ >>298
あなたは明石が嫌い過ぎて明石姫は紫に引き取られていいことしかなかった
明石みたいな卑母といたらろくなことにならなかった
卑しい明石姫が入内できたのも女御になれたのも東宮を産めたのもすべて紫さまのお陰
明石も明石姫も紫を最高の女性といつも称え続けていた
(明石姫の入内になると源氏の傍にいたいと実母に返却したけどねw)
と妄想しすぎだしね 紫の上は宮廷にずっと付き添っていてあげたいと言ってなかったっけ?
源氏がそれでは自分を見捨てるのかと引き留めてた
紫の上にとって源氏>娘っていう人がいたけど源氏が許さなかっただけじゃないのかと 母親がどうとかって考えるとややこしいけどようは出身校って考えたらしっくりくる
明石=地方の学校
紫の上=都心の名門校みたいな感じ 明石の姫が心から紫慕っていたのは原作読んでもわかるし、あさきならなおさらわかりやすく書かれている
それなのに負い目とか、よくぞそこまで深読みできるなって感じだ
紫と明石の姫と明石の上の三者の絆はとても美しく描かれているよ、なにが不満なんだ どちらを慕ってるとか同じ土俵で比べるのは無理じゃないの?
実母と養母は全く違うものだから
それに実母がそばについてると陰口叩かれるほど所生は知れ渡ってたわけで
養母の箔はあった方がいいけど、そこまで決定的なところではないのでは 源氏も左大臣が養父みたいな立ち位置だよね
更衣腹の皇子じゃ出世は難しいから 左大臣も親身になって源氏の面倒を見たのに孫をいじめ殺されたってのはあまりな仕打ちだな その孫が人妻の内親王を無理やり孕ませたと知らずにすんだ左大臣一族は知らぬが仏だな 柏木と女三宮の件については源氏は被害者なんだけど
因果応報だからなぁ >>303
明石姫が、明石より紫を慕っている、
養母紫がいなければ栄華は無かったと言っているよ 左大臣と右大臣の血を引く不義の子にそれまで右大臣一家を追い落としたり左大臣一家の助けられたりして培ってきた地位や財産を渡すってよくできた構図だな >>306
まあ源氏も左大臣の曾孫の薫をきちんと養育したし
ある意味養父みたいに
これも因果応報かな >>311
源氏の跡取りは夕霧であって薫じゃない
薫も源氏の子としてある程度遺産は引き継いでいるだろうけど
源氏の地位や財産を受け継いだといえるのは夕霧 夕霧が跡取りなのは異論はないが源氏は晩年、薫のことを冷泉院や秋好にまで後見をお願いしてたからな
世間では薫のことを光源氏と内親王の間に生まれたまごうことなき立派な貴公子と認めている
だから匂宮とならんで婿にしたい貴族1なわけだ >>299
はあ?
誰と勘違いしてるか知らないけど明石の君好きだよ
ここに書き込むのも>>195以来なんだけど
というかほんとに妄想がすぎるよ 明石の君は桐壺更衣系の繋がりで源氏と遠い親戚だよね
藤壺もそうかも知れないけど藤壺の父の先帝と桐壺帝の関係が分からない
桐壺帝の父院が存命だから先帝の1つだけ前の帝だろうけど
父院の弟か従兄弟あたりが藤壺の父の先帝とすれば
明石の君は母方の親戚で、藤壺と紫は父方の親戚になるのが面白い >>306
まあ源氏もまさか死ぬとは思わなかっただろうしなあ
妻を寝取られた男としてはあれくらいのことは言っても仕方ないし
でも被害者の女三宮への態度はアカン 三宮が源氏に「宛先が違っているようです(すっとぼけ)」って返したらどんな反応しただろう >>318
まあ、不倫が発覚した時点では女三宮が無理やり手込めにされたことはわかってないわけだし
ただ女三宮の過失としてはあのままズルズル柏木と関係を持ってしまったこと
その気になれば空蝉みたいに最初はあやまちをおかしても二度目からはきっぱり拒絶する事もできたはず 空蝉は源氏とは身分違いでのちのち辛い思いをするのは自分の方だと知っていたから拒絶した
女三宮はポヤーンとしてるからこの先どうなるかなんて予想ができなかったんだろう
人を呼んでも来てくれない状況ならさっさとあきらめちゃったのかも 小侍従が全力でガードせんかい
何二回目も入れてるのよ 既出だろうと思いますがすみません
宇治十帖編で右近が初登場の時に匂宮がなぜか右近を知ってて
二条院の女房みたいになってるのはミスですかね?
右近と侍従は元から浮舟付きですよね? ミスという書き方は浅はかですね、解釈の違いというのか。
でも、次の巻では右近が当然のように浮舟と一緒に宇治にいて
右近を知っている口ぶりだった匂宮が今度は
右近とやら…と他人行儀になるのが違和感あるのですが…
右近と侍従は宇治編では重要な役どころなのでなんか気になってしょうがないです。 右近にしろ侍従にしろ女房名としてありふれているから実は別人
さらに匂宮はよほどの美人でないとへのへのもへじにしか見えなくて顔を覚えていない
自分の知っている右近かどうか分からんからあんな対応
とかどうだろうか 紫の上と藤壺宮はどちらが作中で最上級の女性なんだろ
やはり国母であり身分も申し分ない藤壺宮か それは主人公の中での思い人としての地位のことかい、それとも読者の脳裏に残ってきたキャラとしての事かい
前者は藤壺で後者は紫だろうな、藤壺は光源氏にとって永遠の思い人だし、源氏物語が1000年も愛されてきたのは紫の悲劇あっての事だから 最上はそら藤壺でしょう
でも手の届かない存在より、何でもかんでも理解して寄り添ってくれる紫のほうが支持されるのもある >>320 >>321
何度目かの時に女三宮は「やめて、もうこれきりだって言ったのに」と拒絶してるんだけど
柏木が無理矢理押し倒して泣く女三宮を手籠めにしてた
しかも押さえつけながら『そういいながら何故私を受け入れてくださる』とか
繊弱な女だから男に抵抗する力がないのを受け入れてくれている
拒絶は口だけと勝手に解釈して拒絶を聴き入れてなかった
人呼んで源氏以外と寝たことが発覚することも恐ろしかっただろうし
女三宮の方が関係をもった、とは言えないんじゃないかな >>329
改めて文章にするとまさにレイプ犯のそれだな 拒絶されるのが当たり前なのに自分がしたい理由を相手に押し付ける所も犯罪思考そのものだね 柏木は源氏にいびられ死に追いやられても当然だよね
女三宮は災難だったけど源氏の子供は三人と決まっていたから
薫という子供をもうけることが出来たの最終的には良かった
レイプの末に出来た子供なのに結婚を喜んでて薫への愛情もあるようだし 当人が死んだのがでかい
もう襲われる心配もないし何時どこで誰かに話すかもと不安になることもない >>332
当時の十二単着たお姫様の力で抵抗なんか出来るわけないじゃん…
なにが「受け入れてくださる」だよ
完全にストーカーレイプじゃん
薫がいなかったら女三宮可哀想すぎる
いたから(結果的には)オーライだけど 生まれたばかりの薫の顔をみたくなくて「あちらへ連れていって」ってのも
一連のレイプ被害からの源氏のいじめの渦中ならむしろ納得できるかも
最終的には薫が出世頭で親孝行でよかったけど そして柏木も純粋な恋心からではなくて怨霊に動かされて…だったのが悲しい なんで六条が柏木を死に追いやるような恋に駆り立ててまで呪うのか謎ではあるけど
もしかして前東宮が早死にしたのは右大臣一派にいじめられたからと推測すると、その外孫に因果が向かっても仕方ないのかもなと思う
それに同じく外孫の新弘徽殿女御は娘のライバルなわけだし いやー柏木を死に追いやったのは源氏だろ
六条は柏木を恋に狂わせただけで
六条が思い知らせてやりたかったのは源氏だけで
柏木みたいなボンボン駒でしかなかったんじゃないかな なんで六条さんの恨み深そうな葵が産んだ夕霧じゃなくて柏木が駒だったんだろうな
まさか夕霧の顔が源氏そっくりだから手心加えてしまったとか 六条て作中もっとも恐ろしい生き霊と化す女という立ち位置だが葵を呪い殺しても夕霧には手を出さなかったのは母としての気持ちがわかるからだろうか
紫も殺しかけたけど結局情けをかけてトドメはささなかったし生き霊としてはちょっとはマシな部類だと思う 夕霧のようなサバサバ系には憑りつけないんじゃないの
憑りつくにはジメジメ暗いところがないとくっ付けないんだと思う
紫の上も表に出せず思い悩むようになってから憑りつかれてる 紫の上はなんか仏の加護の強い源氏の身代わりみたいな感じだからとんだとばっちりだな 六条御息所は源氏の正妻になれる程の格式がある前提があったような
葵が亡くなった後、世間で源氏の次の正妻になるのは六条か朝顔かと
ネタにしている描写があるので、源氏から選ばれなかった六条の苦しみは
正妻の女三宮や正妻格の紫上に向かいやすいかもしれない
若かりし頃の源氏の傲慢さに鉄槌を下したのが六条であり、
不義の子を愛した桐壺帝という皮肉はジワジワと来る 何度見ても女君たちのダメ出しを紫にベラベラ話して「こんなことを話せるのはあなただけだ」と言う源氏と満足げな紫が感じ悪い そもそも夕霧は人間関係で恨み買わないもんな、唯一ヤバかったのは御息所が誤解したままあの世に行ってしまった時だけど、あの後いろいろあったけど落葉が平穏に暮らしてるのであの世でホッとしてることだろう
朱雀院も皇女が立て続けに出家するなんて体面悪いと落葉の出家に反対してたけど、体面第一だろうけどやっぱり親として落葉の事考えたら
夕霧と再婚は一時は世間が五月蠅くても長い目で見たらそのほうが幸せになれると見込んでたとは思う
夕霧が誠実で真面目な人間なのは知られていたから夫婦仲が仮に冷えたとしても大切には扱ってくれるだろうから >>325
ありがとうございます
なるほどww
そう捉えるより他ないですね 真面目で健全で雲居と幸福な家庭築いてた夕霧と
落葉に不満たらたらでいつまでも女御腹内親王への未練を引きずってた柏木と
悪霊の付け入る隙間があったのはどうみても柏木のほうだよな
夕霧は紫への思慕があったにしてもそれを少年時代の美しい思い出に昇華できてたけど
柏木はいつまでも愚痴愚痴と引きずって落葉まで不幸にしてた >>337
そういえば血縁で言うと葵は柏木の叔母、
叔母と甥が同じ怨霊に呪われて
柏木の方は結果的にとはいえ死亡したことになるね >>347
まあ雲居は夕霧にとっては清い初恋の相手で念願叶った結婚だったけど柏木は女三宮に執着してて落葉とは妥協した結婚だったの違いがあるけどな
さすがに死ぬ前は罪悪感に駆られて落葉をもっと大事にするのだったと後悔したけれど、あのまま生きてても不幸な夫婦仲には違いなかったのかも >六条は柏木を恋に狂わせただけで
いやいやそんな描写ないだろ不倫に付け込んだ感はあるが
あの猫も六条の使い魔的に捉えてるとか? >>350
あさきで六条の仕業だとする描写があるよ >>348
葵だけでなく、柏木、
左大臣の孫娘の新徽殿も六条の娘秋好に立后を阻止されたし
六条は左大臣一族全体に復讐しているのかも
葵に取り付いたのは
六条の父大臣の死霊かもしれないと噂されていて
昔、六条父大臣が左大臣に政争で敗れて六条の夫だった東宮が失脚、六条父は左大臣を恨みながら死んだ
という説もあるらしい 六条の元夫の前東宮死んだ時に圧倒的メリットあったのは第一皇子(朱雀帝)かかえてる右大臣一族だったから
右大臣一族の血を引く柏木に復讐してるのかもしれんね 生きていようが死んでいようが桐壺帝を除いてあの弘徽殿さんの息子にとりつける霊はいないと思う
きっと霊界パンチとか食らわされる 生前から朱雀帝には頑として秋好あげなかったからね
これが復讐かも 源氏相手に恨みを晴らしたかったら
一番のターゲットは藤壺だな
藤壺が病気で死にそうになって慌ててお見舞いにいって御簾ごしに会話してると
急にふ ごめん
急に藤壺が苦しみだして六条の声で恨み言言い出したら源氏腰抜かすよね 六条は源氏の本命が藤壺て事を知らないし
それに葵を恨み殺した決定的なきっかけは車争いで恥をかかされたことだからな
恋のライバルでも恨み買うようなマネしなければたぶん大丈夫、例外は夕顔だけど >>359
夕顔が変死した所は紫式部の時代では幽霊が出ることで有名だった邸宅が
モデルなので、あれは六条だけの仕業ではないかも
頭の中将の正妻を恐れ、身を寄せる場所(貴公子)探しに苦労した夕顔は
元々衰弱気味だったかもだけれども NHKの100分で名著で、紫式部自身は悪霊とか祟りとか信じていなくて、
源氏も葵も六条への負い目と良心の呵責で勝手に幻覚を見たり病気になったんじゃないかと言われてた
別に六条さんの霊だという決定的な証拠もないしそれもアリだけど、あさきだと思い切り六条さんの生霊出てるよね
能舞台でも嫉妬の悪霊にされているし、なんでも六条さんのせいにされるのも可哀想だなと思った >>360
それはちょっと思った、あさきでは真犯人六条な描き方だったけど原作ではあくまで謎だしね
ただあの帖、最初に源氏が六条の貴人と恋人同士になっていて〜て書かれてて最後は夕顔変死して当時の読者は夕顔たん殺した女亡霊は誰なんだい?て思わせておいて
後の葵の帖で六条が葵を呪い殺すくだりを読んで、ああ、あの時の夕顔たん殺した女も六条だったのか?と気づかせる仕掛けを作者はしたと思ってる ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています