あさきゆめみし 第九十一帖(ワッチョイ付き)
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いづれの御時にか、駄スレ、良スレあまたさぶらひたまひけるなかに、
いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めきたまふスレありけり。
語りませう。
この板は全年齢対板なのでエロ話がしたい人はpink板へ
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紫式部、源氏物語スレ
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あさきゆめみし 第九十帖
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あさきゆめみし 第九十一帖(ワッチョイなし)
http://medaka.5ch.net/test/read.cgi/rcomic/1535272585/
VIPQ2_EXTDAT: checked:vvvvv:1000:512:----: EXT was configured >>840
そこは人それぞれだから何とも言えないんじゃないかな
受領とか下級貴族の正室で家に籠っているよりも宮仕えの方が良いって人もいるからねぇ
紫式部は宮仕え苦手っぽいがコミュ能力高めな和泉式部とか清少納言は家にいるよりも宮仕えの方が向いてそうだし
源氏が藤壺リスペクトで育て上げた紫上は宮仕え向いてなさそう 熱烈な恋ではなかったけど少年期の淡い恋で好きって感じかなと思ってた
じゃないと律儀だけど女性に対して若干失礼な夕霧は長年通わない気がするw 藤典侍はあさきではモブ顔だったけど本当はかなりの美貌で夕霧の妻妾では最もうつくしかったと思われる
妻妾っても三人だけなんだけどw
父と違って妻は少数精鋭
子供はたくさんいるので苦労が絶えずかつての右大臣化してるのは笑えるかな
でも婿どのはサイテー男 夕霧の性格は葵に似たんだろうね
陽気そうな大君に育てられたのに真面目に育ってるのが不思議だ 藤典侍って大和さんの絵柄的にはモブ顔なのか…
繊細そうな癒し系美少女って感じで読んでたよ…雲居雁とは違った魅力があるなと >>841
落葉と結婚するまでは平等に会いに行ってたって書かれてるけど。 >>846
その葵を産んで育てたのも大宮だからねぇ
左大臣が真面目なのかああ見えて大宮が真面目なのか 大宮って暗くはないけど陽気と言うにはちょっと違和感があるし
「陽気そうな人が子育てするとその子が真面目に育つのが不思議」
って意味が良くわからない・・・そんなのいくらでもあると思うけど
藤典侍はモブ顔というかアップの場面が無くて顔の描き込みが少ないだけのような
個人的には葵の上系統の涼やかな美人に見えたけどな 大宮は陽気というより
おっとりして上品なイメージだな
ただ夕霧と雲居が年頃になってるのに距離を置かせようとせず
二人が恋仲になってるのも気がついていなかったのは
おっとり過ぎて迂闊だった >>851
なんだかんだいっても内親王さまですから >>843
清少納言も和泉式部も紫式部も最初の夫と離婚or死別で宮仕えに出たけど
清少納言と和泉式部は受領と再婚して宮仕えを辞めてる
清少納言は同僚に陰口言われて実家へ引き籠ったことがあるし(定子から直々に手紙を貰って宮仕え復帰)
和泉式部は「浮かれ女」と仇名付けられてた
宮仕えに出れば妻にはなれなくてもいろんな男と恋愛を楽しめると言っても若いうちだけで
源氏物語の色好みな源典侍は笑い話要員になっている
中宮彰子に仕えた小式部内侍(和泉式部の娘)は藤原教通(道長の子)の愛人で
そのほか父親違いの子を3人産んだけど子は全員出家
藤典侍の子も花散里の養女の三の君と落葉宮の養女の六の君はそこそこの人生だけど
どうなったか出てこない息子2人は出家コースで幼少期に寺入りになっていそう 夕霧って結婚後は妻の雲居一筋の真面目な夫で羨ましいと周囲から言われてたらしいけど
藤典侍とも関係続いてて子供何人も生ませてるのに
身分低い女と何人子供作ろうが浮気相手の数にも入らないってこと?
紫の場合は子を授からず身分低い明石が娘生んだから複雑になったけど 藤典侍は雲居の雁の競争相手にならないもの
妻の立場を脅かすような女性を相手にしないってのが
=今の妻を尊重してる=誠実な男ってことなんじゃない
紫の上の場合は源氏が妻に迎えても不思議ではない身分の女性
明石は身分が低いけど子供がいて母親と財産があるので
宮の愛人の娘で後ろ盾なく財産もない紫の上ではどっちもどっちって感じ >>855
雲居は夕霧の正室だし相思相愛の恋愛結婚で結ばれた大本命だったし
落葉宮登場まで雲居だけが夕霧の妻待遇だったからでは?
源氏は本来一番大事にしないといけない正室の葵や女三宮とは不仲だし
紫、花散里、明石、末摘花など妻待遇の女性もたくさんいたし >>855
多分そういうことで風俗なんかと変わらないのでは
平安の話では愛人に生ませた娘を正妻に生ませた姫の侍女として仕えさせる例も多いから、
三の君と六の君以外は女房、男の子は出家もあり得るよ
源氏の忠臣で乳兄弟の惟光が父親なら、清少納言みたいに途中で受領と結婚するとかもできない >>854
恋愛を楽しめると言ったらキレイだけど、ハッキリ言えば公衆便所
子供できても行く末は出家か召し使い
身分制度絶対の時代に自由恋愛ってキツイと思う じゃあ紫の父親も正妻を尊重し続けたある意味誠実な夫なんだね
出家と召し使いならまだ召し使いのほうが出世の可能性も少しはあるのかな? 紫式部の娘は宮仕えで恋愛楽しんで受領と結婚
親王(のちに天皇に即位)の乳母にもなっているから
結局は本人の才覚と運が結構大きいんだろうね >>860
父親がどれだけ目をかけてくれるかも
あるんじゃないの
夕霧の六の君は美しく利発なのに母親の身分のせいで
あまり重く扱われないのを夕霧が残念に思って
落葉の養女にし、匂宮と結婚させた
内親王の養女で親王の正妻って
六の君の元々の出自考えたら大出世だ >>862
そう言われりゃそうだ
転じて藤典侍の老後も安泰ってわけだ
出てこないけど花散里が育ててた三の君もいる
惟光が「明石の入道の2代目も夢でない」って舞い上がるわけだ
ただそこで六の君に子供ができないってどんでん返しを組むところが紫式部のうまさだと思う
上げては落とす、落としては上げる、ばっかりだよね 六の君はその内妊娠するんじゃない?
あさき読んでる範囲では年数経過感じないから絶対不妊設定って感じもしないよ 落葉の宮も子を産まなかったね
もし娘が生まれてたら六の君養女の話がなくなるだろうけど
息子が生まれたらどうしたのかな
正妻の一人から生まれた子を出家とかないよね? 朧落葉六の君とかその辺は子供生まない設定だから生きてくるのかと
六の君が皇子を生んだら宇治の橋姫の設定がどうでも良くなっちゃうし、
朧が皇子を生んでも同じように話がつまらなくなる
あと薫も子供を持たないまま終わりそう むしろ薫は女二宮相手でもいいから子供作って
出家したい詐欺をずっと続けて欲しい 落葉が子を産んでも雲居が産んだ長男が既に10歳とかな気がするから、夕霧と薫みたいにどちらもそれぞれやっていくんでは
落葉のところが経済的にまずいってこともないだろうし >>865
妻の一人、それも正妻格だから出家なんてことにはならないだろうけど、夕霧もその子が成人するまで生きてるかはわからないし、出世の条件という面では雲居雁所生の子に劣るかもね >>869
それも退位したあとに女子
源氏物語ってもののあわれ、ぶっちゃけ常にもの悲しくて少し残念な結論になるから、六の君にも子供を持たせなかったんだと思う
六の君だけじゃなく夕霧の娘三人、誰かに子供が出来たら源氏家万々歳でめでたいねでおしまい、何も悲しくないし面白くない
宇治の3姉妹がヒロインなのに、夕霧の娘三人と女二宮がポンポン妊娠したら、
藤壺が源氏のれっきとした正妻で子供も生んでるけど、子なしの紫も愛人で囲ってみました程度のつまらない話になってしまう 明石中宮も夕霧と雲居と藤典侍もポンポン子供生まれたのにね
中宮も夕霧も主人公じゃないからか
主人公各で源氏の孫の匂宮には皇子が生まれてるからなんとか源氏の系統は続いていくのかな 六の君に子供ができないというのは原典にあるの?
それとも後世が作った続編の方? ごめん
このスレに中の君大好きで
六の君大嫌いな人がいて
その人が六の君は不妊だ!て勝手に主張してるの そうなのか。
嫌いといっても、六の君は殆ど出番がない登場人物なのにね 自分の好きなキャラのためにライバルの立場にいるキャラ叩いてるって事か 明石の姫君が嫁ぐときに紫の上が香を調合していてそれを源氏が
「兵部卿宮秘伝の香」と言っていたと思うけどそんなのを伝授して貰える仲だったかなあとちょっと思った
裳着の式から桐壷帝崩御辺りまでは割と父娘が仲良かった頃だからその頃教わったのかな あの時点で紫父は式部卿(兵部卿は蛍)だから、父親じゃなくて過去の有名な誰かだと思ってたわ 宮家直伝の〜って源氏が熱入れてやってる紫をからかっただけでほんとに伝授してもらったってわけじゃないんでは あそこ原典では
八条の式部卿って書かれてるんだけど
それ仁明天皇の皇子の元康親王のことで
香道の名人として有名で
八条宮とか一品式部卿とか呼ばれてた人なんだよ
昔の香道の名人の秘伝の調合法を
なぜ紫が知っているのかはわからないけど
紫は香道にもそれくらい秀でた女性だと
さりげなく描写してるんじゃないかな >>883
解説ありがとうございます
紫の上の父親は関係ないみたいですね 今日、宇治に行ってきたけど、源氏物語ミュージアムがあるんだね
宇治編はオマケ感覚だったから、ここにあるんだーと意外だった 京都の洛中とかだと地価が高くて割に合わないんじゃない? >>885
ここはあさきの世界を語るスレなんだけど。 土地勘なくて分からないんだけど京都と宇治ってかなり離れてる?急な坂道とかない?
中の君が匂宮の屋敷に行くシーンでこんなに遠いところを通ってくれていたんだという場面あったからさ 現代でも洛中から宇治までかなり距離があって快速電車使って20分だから
平安時代だと毎日のように通える距離ではないのがなんとなく分かると思う それも日が落ちてから通うんでしょ?
昼の明るいうちならともかく整備されてない山道を
馬に乗って夜通うって大変だよね
うろ覚えだけど雪の降るなか
匂宮が雪まみれになって息を切らしながら
中の君のところに来たシーンがあったと思う
母上がお許しくださった!て
あれも実はかなり大変なシーンだったのね ちょいちょい薫が来てたから、そんなに苦難の道とは思わなかったんだろうね 地形図で見ると洛中から宇治までの現在電車が通るようなルートはほぼ平坦なんだけど
人目に付かないようにすぐ東隣りの山道を使ったりしてたのかな
しょっちゅう通うのは大変だっただろうね そうなら意外にも誠実なんだね匂宮
その女人に夢中な内だけかも知れないが >>893
中の君にも浮舟にもそれを見抜かれてたねw
「おれだけの紫の上を見つける」とか言っといて底の浅い男
源氏を完全無欠のスーパーヒーローにするために宇治編にはしょぼい男しか出てこないのだろうか 単に障害があったら燃えるタイプなだけなんじゃない?
宇治の中の君に通ってるときは
「苦難の道を愛のために突き進む俺!」と思って
浮舟と通じてたときは
「友と同じ女を愛してしまった俺!」と
思って
その分余計に燃え上がっていたのかも 中の君と浮舟に関しては永遠のライバルの薫と強く関わってる女人というのも大きいのかな
宇治姉妹に関しては薫が足繁く通ってるから興味持って
浮舟は薫の愛人を奪ってやるところまで遂に気持ちが行ってしまったような 謎めいた薫に惹かれるんだろうね
匂宮が薫の出生の事実知ったらどう思うんだろう
幻滅するか更に興味持つか 薫が女だったら万事丸く収まっていた気がする
匂宮的にも謎めいた幼馴染の美女で 対外的には源氏の実子と孫だから薫が女性だと叔母(薫)と甥(匂宮)の関係になるけど
朧月夜と朱雀も叔母と甥の関係だから問題ないんじゃない? >>899
えっ?
失礼だけどあさきを読んだ上でそんな事書いてる? 薫が女だったら入内させない手はないだろうけど、そうなったら夕霧は複雑な心境だろうなあ。
夕霧の劣り腹の娘より、(表向き)源氏と二品の内親王を両親に持つ薫の方が断然血統がいいわけで。
(実父の柏木と夕霧はそう大きな差はないけれど、母親の身分が段違い) 薫が入内したら誰が後見人になるの女三宮?
夕霧は自分の娘たちの後見してるから手一杯だよね 父親(源氏でも柏木でも)がいないから難しい気がする
母親の女三宮は頼りにならないし
生涯独身コースかも 入内は難しいかもしれないけど財産は豊かだろうし身分も高いから臣下の妻なら引く手数多ではないかな
で匂宮が無理に横恋慕と 姉妹丼になるからやらんとは思うけど
今上に入内して匂宮が横恋慕でまさに歴史は繰り返すをやっても面白いかも 夕霧は薫を自分の息子と結婚させようとするかも
血筋もよく財産もあり
息子の結婚相手として申し分ないし
親友の忘れ形見を幸福にさせてあげるためにも
息子と結婚させて落ち着かせてやりたいと考えるかも
(そして匂宮が横恋慕) チャラ男の匂宮と辛気臭い薫じゃ早々に離婚しそう気が合わんでしょ そういえば薫が女でもやっぱり私は光源氏の娘じゃないって悩むんだよね
同性の明石中宮に可愛がられてるなら更に悩むかも >>907
でも夕霧長男は別の女(玉鬘大井君)に夢中 夕霧の息子は何人もいるから大丈夫
雲居の雁腹でも3〜4人くらいいたはず
>>908
気が合う合わないじゃなくて他の男の嫁になったら
横恋慕しそうな気がする
結婚前は幼馴染ってだけで別に恋愛感情なしで 男でも女でも、薫の人生は茨の道だなあ。
柏木があんなことさえしなけりゃ、と思ってしまうわ。 対照的に冷泉は意外と真実を聞かされてもしれっと帝やってる印象だったな
薫ほど自分の立場が偽りであることに悩んでるようには見えなかった 冷泉は源氏が父親だと知るまで桐壺帝が父親だと思っていたが既に死んで父親の記憶が無い
父親じゃなくても桐壺帝は祖父になるのだから直系の血の繋がりがある
薫は源氏が父親じゃないと思いながら育ち本当の父親が誰かも分からない状態
父親を知って身分の高い貴族という点では安心したろうが源氏とは赤の他人の関係で既に死んでいる
義理の父が死んでいて実父が生きてるのとその逆では罪悪感に違いがあるのではないの 赤の他人どころか正妻を寝取った結果のたくらんだからなぁ 浮舟と比較すると薫も匂宮も自分がどういう人間なのか内省する描写が少ないように見えて
それがラストの浮舟の迷いのなさと男達のみっともなさの違いかな
薫は序盤はしょっちゅう悩んでたけど途中からあまり深く考える場面がなくなったし 薫のはポーズで本当は悩んでないよね
託卵てバラすやついないし内親王もらって出世コース将来安泰
浮舟はどっちの男頼っても一生安心はできなそうだし いや、悩んではいると思うよ
託卵はしでかした馬鹿親じゃなくて子供がとばっちりを食らうんだよ
自己肯定に直結するんでバラすバラされないの問題ではない 橘の君が一番好きだな
身を焦がす恋愛には無縁だろうけど
人生この位穏やかに過ごしたいものだ 誰だっけ?と一瞬考えたけど花散里のことか
橘って男性的なイメージがあるから橘の君って言う貴公子でも居たっけと思ってしまった 源氏の妻たちの中で一番の勝ち組かもね >> 花散里
元々の家柄もいい(女御を出せるくらい)し、夕霧の養母だから老後も安泰。
源氏を巡る女たちの確執からも早々に退いて、こころ穏やかな日々。
負け組ではないけれど、一番かわいそうなのは紫かな。
源氏に最も愛されたけれど、一番苦しめられもした。 うーん…
普通なら、夫婦ともに歳をとって落ち着いていくところを、
紫に子がいないせいなのか源氏が永遠のお子ちゃますぎたのか、
源氏が現役すぎたんだよなぁ
で、最愛の紫がその現役恋愛に付き合わされすぎた
他の女君たちは早めにそれぞれの形に落ち着いたから、若いうちは紫が一番幸せそうなんだけど、歳を重ねれば重ねるほどしんどくなってくる 一番〜は人によって意見が別れるしここでは特に嫌がられる言葉の一つじゃないかな…>紫が一番可哀想 源氏は「子供は3人」と神仏か何かに運命を決められているから、
どうあがいても紫や他の女性は子供が生めないんだよな。 紫もちい姫の養母だし孫の女一宮育てて老後安泰じゃない?
源氏の寵愛がなくなっても屋敷から追い出される訳もなし 戸籍のないこの時代の養母に対する扶養義務ってあったんだろうか?
そういう法律もなさそうだし養母だから老後安泰とは思えないな 老後がどうとかじゃなくて精神的な意味で紫上はしんどそうだと思う
引き取られてからずっと思考の芯の部分で源氏ありきで
源氏と自分を完全に切り離すことが出来ないから源氏に振り回されてしまうから
あと女三宮降嫁の時に「継母に笑われる〜」みたいなこと思っていたあたり
源氏の一の人の矜持とともに相当のプレッシャーも抱えていそうだった
矜持も重圧も源氏の愛に左右されるならそりゃしんどいだろうなと >>925
それは紫の目標は誰かの養母になって子育てに専念することではなく
源氏のすべての妻たちと競い勝ちして「源氏の一番の妻」になることだったからだよね
美貌、教養、寵愛、すべての面で他の妻たちに打ち勝てるよう
日々訓練を怠らないことに重きをおいていた
女一宮を養育していても紫の心が晴れなかったのはそのせい
高貴な内親王の生まれで無敵の若さを誇る女三宮、
ちい姫の実母で入内後はすべてを投げ打ち付きっきりで
娘と孫の世話に専念して母として生きる明石、
嫡男の養母として源氏からも信用されている花散里に
負けを認めるわけにはいかなかった 女三宮降嫁時の紫の上の
「ああ・・・それなのにあなた・・・私には声を上げて泣く場所がありません」
のモノローグが何度読んでも悲痛で胸が痛くなる
気兼ねなく悲しみを吐露する場所がどこにも無いって辛過ぎる >>930
一の人で居続けなくてはならないってすごいプレッシャーだよね
子供もいないし、年取るごとにおばあさんになって美貌はなくなってくわけで
それに実母がついてる明石中宮と、実母を亡くしてて記憶すらない夕霧とでは違うと思う
夕霧は本人の気が向けばいつでも訪れられるのに対し、明石中宮は宿下がりの時しか会えないわけだし、宮中では実母がベタ付きだし だから何度も言われてるけど、始めから愛人や側室扱いだった方が結果的には楽だった
後ろ楯もない大勢の妻の一人で子供もいないけど、養育任されたからその子(明石中宮)にすがれば、追い出されたり食うに困ることなんてないわー
さっ、飯食ったし昼寝でもしよーっと
位のレベルで満足出来てたら楽だったろうね >>931
旦那にキレて方違えで実家にしけ込める雲居の雁の幸せさよ… >>925
逆に追い出された方が良かったんじゃ・・
生活費たっぷりもらって二条院の主で一人(もしくは末摘花と空蝉と)で暮らしてた方が精神的に良さそう
誰かがいってたけど壁のない寝殿造で、自分の寝室から20mしか離れてないとこで正妻と源氏がアンアンやってるわけで最悪過ぎる
琴の音が聞こえるって矯声の婉曲表現じゃないかと思ってた 紫が離縁されて独り暮らしとかなったら貴公子たちがワラワラ寄り付くだろうな
もちろん夕霧も 六条院離れた二条の邸で髪切って在家出家して暮らすのが一番平穏そう
尼さんに言い寄るのなんて源氏くらいで普通の男は遠慮するからな 夕霧が甲斐性あれば紫の寝所に忍び込めただろうに
源氏が須磨に流された3年の間に紫が他の恋人を作っていれば
或いは子供が出来ていたかも知れない
あれだけ女を取っ替え引っ替えして子供が3人しか出来なかった辺り
紫のせいでは無く源氏の種が元々薄い疑惑
10-20代のかなり若い時にしか子供は出来ていないし >>937
実家のない紫にとって、二条院こそが実家であり、避難場所でもあるんだよね。
療養のために移った二条院で、少女の頃の自分の幻影を見るシーンは哀切極まりない。 でも紫も当時ならおばあちゃんの年なんだからもう少し恋愛眼から離れられなかったのかな
今の時代でも旦那がずっと浮気三昧でも、自分が年を取ったら文句言う気も腹もたたなくなったとか
むしろさっぱり離婚を切り出したりとかする
事実上生活の心配はないんだから、ババアになってまで愛乞食はウザイ気がする そういう意味では髭黒の元正妻と姉妹なのもわかる気がする
発狂してるんだから仕方ない、子なしの側室なんだから仕方ない、とか思えないあたり二人とも・・
紫が花散里の上に立って付き合ってたたのもよく考えるとおかしいし
見栄張りすぎて自滅とは違うのかな? レス数が900を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。