あさきゆめみし 第九十一帖(ワッチョイ付き)
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いづれの御時にか、駄スレ、良スレあまたさぶらひたまひけるなかに、
いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めきたまふスレありけり。
語りませう。
この板は全年齢対板なのでエロ話がしたい人はpink板へ
ここは漫画あさきスレなので専門的な史実ネタや原文ネタはほどほどに
史実ネタは日本史板へ、原文ネタは古文・漢文板へ
あさきゆめみしに描かれていない人物及び竹河の巻ならびに
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紫式部、源氏物語スレ
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/book/1316926843/
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あさきゆめみし 第九十帖
https://medaka.5ch.net/test/read.cgi/rcomic/1533070231/
あさきゆめみし 第九十一帖(ワッチョイなし)
http://medaka.5ch.net/test/read.cgi/rcomic/1535272585/
VIPQ2_EXTDAT: checked:vvvvv:1000:512:----: EXT was configured >>699
自立できてるだけなら藤典侍もそうだけど
藤典侍は夕霧の愛妾で自由恋愛してないだろうし
源典侍は当時57~8歳で19歳の若い盛りの源氏とだからね
源氏は若いツバメでこの世の思い出ぐらいの相手
源典侍がもっと若かったら源氏に迎え取られたかったかもだけど
美女好きの桐壺帝が側近女官まで美女を揃えたというお気に入り女官で
源氏の相手というよりも桐壺帝のお相手っぽい(源典侍は桐壺帝よりも年上) 源典侍にとって源氏は一人の男性というよりアイドルなんだと思うわ
ジャニにキャーキャーして追っかけもするけど恋人や夫は別にちゃんといるみたいな
他の女房(ファン)に嫉妬され羨ましがられ注目の的になるなんてもう最高でしょうよ まわりの女房がなんであんなBBAとキーッてなってるのも最高に気持ち良かったでしょうね なんか劇中で描写される以前にも源典侍と源氏は関係を持ったみたいなモノローグがあったけど
源氏は身に覚えがないようなリアクションだったしあれはただの妄想ってことでいいのかな >>703
ああでないと宮仕え出来ないだろうね。紫式部も宮仕えは大変って言ってたらしいし。 源典侍が若い女だったら嫉妬されていじめられてたのかな、桐壺更衣みたいに
ババアだから源氏の一時の気の迷いでしょ的な扱いだよね
その通りだったし 花散里も陰では色々言われていたね
身分柄表立っては何も出来なかったろうけど 花散里に薬玉が贈られたときに麗景殿女御の女房が「どうせ五位か六位のつまらない男からよ」って陰口叩いてたよね
疑問なんだけど、女御の妹である上級貴族の花散里に身分の低い男が言い寄ったりできるもんなの? 同母妹なら侮れられないだろうけど
異母妹で女房されているならそういう反応なんじゃないの
異母で姉妹仲が良くても卑母だと周りも相応の扱いだろうし 花散里の母がどれくらいの身分だったのかはわからないけど
正妻の娘なら花散里も姉の女房みたいな真似はせず
実家で深窓の姫として大事にかしずかれて
どこかの貴公子が通ってくれるのを待っていたはず
そうでなく姉のところにいたなら
もともと身分の高い母から生まれた娘ではなかったんだろうね あさきでは話の都合上で花散里は宮廷にいたけど原作は違うんじゃないの
六条院での花散里の扱い(夏の町一つ与えて夕霧の養母)をみると女御と同母だと思うけど でも後見のない紫より格下の扱い受けてるし
町一つ与えられたって言っても
身分の低い明石も冬の町の女主人だよ?
女御を出すような家の正妻腹の姫なら
紫を押し退けて花散里が源氏の正妻になるんじゃないかな 姉が女御と言っても右大臣家に圧倒されてしまった家だろうし
更衣みたいに寵愛も無かったくらいだからなんとも
原典だと須磨のあたりで花散里は衣食にも不安がってたよ >>713
えー大臣家?のお姫様が?
そうなると六条院でも食うにも着るにも困らないのは万々歳だね
やっぱり幸せの閾値が低い方が人生満足しやすいんじゃないかしら まあ紫とは寵愛度の違いもあるし……。
姉の麗景殿の女御の女房みたいなことをしてたのなら確かに異母妹の可能性ありだよね。
正妻の子供なら良い結婚の出来る可能性ある。
しっかし麗景殿て字面きれいだなあ。 麗景殿を入内させてから早めに父親や後見になる人が亡くなってしまったのかもしれないなと思ってた
源氏が須磨に行く前も花散里は麗景殿の屋敷に一緒に暮らしてるから同母で仲の良い姉妹だけど後見がなくなってしまった家ってイメージかなと
花散里は源氏に会わなかった場合、身分血筋と金銭を交換するような少し身分の低い貴族と結婚することになってたのかも >>712
明石の冬の町は寝殿がないので他の町と差を付けられてるよ
そのかわり膨大な財産を保管する蔵が立ち並んでるけどね 春の町と秋の町を往復して紫の上と秋好中宮の
手紙のやり取りを仲介した女房はくたびれたろうな
紫の上と明石の君の住む町が隣り合わせにならないように
気を遣って対角線上にしてあるところがなかなか細かい
しかし春ー冬は直通の通路がないから夏の町を経由しないといけないのか
花散里はこういう緩衝材的な役割も担っていただろうことが窺えていかにもそれらしい そっか、春夏秋冬で一周するのかと思ったら、違うんだね
冬 夏
秋 春
って位置付け >>712
原作だと源氏は里にいる麗景殿女御を訪問した後
西面に女御とは別に独立した御座所を構える花散里に会いに行っているため
花散里は姉女御の女房ではないはず
桐壺帝が亡くなった頃には花散里は姉女御と暮らしていて両親はすでに亡く
援助なしだろうが脇腹だろうが父生存の紫の風下になってしまったのだと思う
とはいえ二条院西の対に紫、二条東院西の対に花散里、
六条院春の町東の対に紫、六条院夏の町東の対に花散里、と両者の扱いは拮抗していて
明石の娘を育てている(実母生存で返還の必要あり)紫よりも
正室葵に産ませた嫡男夕霧の養母である花散里のほうが扱いは良かったともされている
女三宮降嫁まで紫は唯一絶対的な源氏のナンバー1妻で他の妻への配慮なしだったわけではないしね
源氏は新造した六条院へ引っ越しする時、秋好、紫、花散里の引っ越し日を別々にして(明石はまだいない)
紫と花散里で扱いに差がでないよう、両者が顔を合わせないよう最善を尽くしている 女楽に花散里が呼ばれなかったのも紫の上と合わせないようにするため?
女三宮と明石の御方が共演してるのに花散里だけ仲間外れで何だかなぁと思った あさきでも六条院への引越しの時に花散里には夕霧が付き従ってて紫の上に劣らず大事にされてるって描かれてたね
>>721
そういえばそもそも花散里って何か楽器を弾いてるシーンないけど何が得意だったんだろうね? 六条院の女君って紫と明石以外は地味で現役引退してるようなのばかりだね 当代一の貴公子の妻たちにしては華やかさに欠けるよね
紫も明石もスペックともかく身分はパッとしないし 確か原典の花散里は祭り見物に誘われても
「紫上と比べられるのは嫌!」とはっきりNoが言える女性だったし
夕霧や源氏に対しても割ときっついこと言えていた
あさきみたいなおっとりさんではなかったな >>724
実際は単なる更衣腹の皇子だから釣り合った面子ばかりなんだよね
葵や六条や女三宮みたいな身分の高い女人とは上手くいかなかったし本人もコンプレックスだったんだろうな >>724
だから、あんなジイさんと呼ばれる歳になってから
「六条院に真にふさわしい正室様がいないよね?内親王を勧めていいよね?」
と朱雀にも周囲のじいさんばあさん達にも思われちゃうんだよね
せめて、紫とくらいは正式に夫婦の手続き踏んでればなぁ
葵がいれば、文句なしに盤石の夫婦
あさがおが来てたなら、従姉で元斎院で、準太政天皇ともなった源氏にも引けを取らないふさわしい奥様
そこに息子娘より若い姪がねじ込まれることは絶対になかったからな… >>727
兵部卿宮が脇腹でほぼ隠し子の紫のために御殿を与えて
婿の生活の面倒を一切引き受けて源氏を婿取ることもないだろうし
どのみち紫は正式な結婚の手続きは難しかったと思う
源氏は葵死後に六条や朧月夜との再婚を拒否したからね
この両者なら葵に匹敵する正室になれただろうけど
朝顔は父式部卿宮死後なら紫よりも立場が上だろうが微妙
この時代は爺さん天皇に若い妃が次々入内するなんてごく普通なので
源氏と女三宮の年齢差もありえてしまうんだよね >>727
紫と正式な夫婦になったら左大臣家とは縁が切れるからね。
冷泉が帝になった頃は左大臣は存命だったし亡くなったあと兵部卿宮家と縁を作っても源氏にメリットはないし、後ろ楯が必要な立場でもないからこのままでいいかーだったんだと思う。 正妻がいても夕霧や髭黒みたいに両立させる可能性もあるけどね 花散里は染め物がとても上手って描写があったかな
楽器を演奏する描写は確かに無かったから苦手なのかもね >>731
源氏や紫や明石の才能が凄すぎるから
ちょっと弾ける程度だと音楽が出来るとはみなされないんじゃないかな
紫や明石が一流のプロの演奏家レベルなのに対して
花散里は普通のお嬢様のたしなみ程度とか >>731
源氏や紫や明石の才能が凄すぎるから
ちょっと弾ける程度だと音楽が出来るとはみなされないんじゃないかな
紫や明石が一流のプロの演奏家レベルなのに対して
花散里は普通のお嬢様のたしなみ程度とか 帝の後宮でもない限り身分の高い才媛を複数集めるのは無理なんかな 女三宮が外見も内面も藤壺の生き写しだったverも読んでみたい
そんな同人誌的なものも当時出回ってたりしたのかなw 完璧エリートイケメンがいろんなタイプの美女美少女と酒池肉林なハーレム物語だと読んだことない人は思ってるね >>735
柏木が忍んできても知らん振りするか関係が続くかもしれない 藤壺クローンな女三宮ならそれこそ紫上以上にガチガチに周囲を固めるから
柏木に付け入る隙を与えない気がする
その分だけ紫上の扱いも警備も軽くなりそうだけど 藤壺と源氏って普通に恋愛してたら六条の時みたいに背伸びしないといけなくなるから結局身分の低い女に安らぎを求めそう
紫の上に藤壺の話したら怒って夢枕に立ったし >>738
じゃあ紫のとこに夕霧が忍んでいって違う物語が始まるね! 藤壺みたいなしっかりした姫ならそもそも誰かに嫁がせようと朱雀が考えるだろうか
そんな姫なら宮廷内での評判も高いだろうから噂を聞きつけて源氏の方が進んでアプローチしてきそう 紫の上が亡くなった時に藤壺みたい性格なら訪ねてきた源氏になんて言うのかは気になる >742
今手元に本がないのでセリフははっきりしないけど、
桐壺帝が桐壺更衣の話を藤壺にした時に、
藤壺が言った「どんなに素晴らしいお方だったのか」みたいなことだと思う 女三宮は紫と会って話したことあるもんね
そのときに紫がどんなに優しく相手してくれたか、とか
女楽のときの紫の琴がどんなに素晴らしかったか、とか話して
そして紫を偲ぶ歌の一つも詠んでやれば源氏も満足するだろうか
そんな女三宮は女三宮じゃないよな 紫の上そっくりさんが紫の上がいかに素晴らしい人か言ったら源氏は罪悪感に耐えきれなくてすぐに出家するか薫が女二宮に女一宮の真似させたみたいに紫の上をトレースさせようとするだろう 紫が亡くなるまでは藤壺みたいな性格演じて、慰めてもらおうと泣きつきに行った源氏に「谷には春も」っていうような性格だったら面白いかも?
女三宮とは違うキャラクター過ぎるけどね >>743
桐壺更衣が桐壺帝の後宮で嫉妬の嵐に晒されていた頃、藤壺はまだ子供で
直接桐壺更衣と寵を争ったことはなくライバルではないし
「あの光る君の母上なのだからきっと素晴らしい方だったのでしょう」
と桐壺更衣本人というよりも想いを寄せる源氏を称賛する台詞になっている
>>744
そもそも源氏が古女房の紫にかまけて身分の高い正室の新妻を一人寝させるから
柏木が何度も忍んできたのだというのに
源氏はそこを棚に上げて若い2人を追い詰め、柏木死亡、女三宮は尼姿にしたところで
「どう?俺がどんなに紫を愛していたかわかる?お前も紫の素晴らしさを愛でろよ」
といわれてもはあ?という感じだと思う
いくら藤壺の性格でも「尼になった私には関係ないわ」といいそう >>747
同意。朱雀や帝が二品を授けるほど心配してるのに現実が分かってないのがもうね。
こういうところ父帝に似てる気がするわ。バランスとか考えず好きな女に入れあげてる感じが。 感情のほうが先走るタイプだから帝になったらダメだと占いで言われて臣下に下ったんだろうにな >>748
朱雀も老い先短い源氏を選んだ時点で見る目ない女三宮が正妻でも家政を取り仕切れないから結局紫の上頼みだし
源氏も朱雀も歳取って勘が鈍った 女三宮が頼りないなら頼りないでしっかりした女房つけてとけばよかったんだけどね
そっちにも源氏が手を出す可能性あるけどさ おっさん呼ばわりされたくなくて、女房教育せずに放置しちゃったからね… >>751
そこが朱雀の落度だよね。
私見が過ぎるかもだけどママンとお爺ちゃまの操り人形で過ごしただけあるなと。 ママンが超長寿で存命だったら朱雀を諫めて源氏なんかに嫁がせなかったろうね
自分の妹の子である柏木に降嫁させたかな?
政敵である左大臣家の嫡男だからムリか? 朧月夜も柏木を押してたし
自分の妹である頭中将正妻に頼み込まれたら
イヤとは言わないだろう 源氏の正妻になれば源氏が亡くなっても夕霧とか源氏の縁者が
女三宮を助けてくれるだろうとの目論見が朱雀院にはあったのかな 朱雀の第三皇女で今上の異母妹ってだけだと将来が不安だったんだろうね
落葉宮は受領とはいえ生母含めて母方健在だけど女三宮は母系頼れない
源氏の正妻にして地位と名誉箔付け、源氏亡き後は律儀な夕霧が支援してくれるだろうと
秋好が女三宮の裳着にお祝い贈ったりとかツテを作ろうとしている感もあるし >>754
頭中将の正妻は右大臣の娘だから大丈夫じゃないかな。弘徽殿が源尚侍並みに長寿だったら有り得たかもw
しかし源尚侍って長生きだよなぁ…源氏と関係持った時既に白髪頭のお婆さんだったのに 今上の異母妹を嫁に貰っても名誉になるだけで権力闘争には全く影響ないと思うから問題なし
同母の妹なら帝との繋がりが強いだろうけど異母なら妹というより従妹位の感覚では
朱雀が泣きつくから配慮するだけで今上と女三宮なんて会ったことも話したことも無いんじゃない >>757
一度機嫌を損ねたら玉鬘みたいに打ち捨てられるけどね >>759
柏木絡みの仔猫のやりとりを今上と女三宮でやってたから
仲良いのかと思ってたわ >>759
今上に同母姉妹はいないし
夕霧と明石中宮の異母兄妹みたいな感じじゃないの?
今上が皇女の女二宮を薫に嫁がせたのは
妹女三宮の息子だからだよね >>761
猫のやりとりも明石の女御経由だったから、直接のやりとりはないのでしょうね >>762
>今上が皇女の女二宮を薫に嫁がせたのは
>妹女三宮の息子だからだよね
女三宮の息子だから嫁がせた?どこに描かれてたっけ?原作にあるの? 今上帝が女二宮を薫に降嫁させたのは母が既に亡く後見人の居ない娘を
薫のような出世頭に嫁がせて暮らしを安定させたいというのが最大の理由では
甥っ子という血縁の近さも理由としてあるとは思うけど
仮に薫がボンクラな男だったら女二宮を嫁がせることはなかったんじゃないかな >>764
「朱雀院の姫宮を、六条の院に譲りきこえたまひし折の定めどもなど、思し召し出づるに
しばしは、いでや、飽かずもあるかな。 さらでもおはしなまし、と聞こゆることどもありしかど、
源中納言の、人よりことなるありさまにて、かくよろづを 後見たてまつるにこそ、そのかみの御おぼえ衰へず、
やむごとなきさまにてはながらへたまふめれ」
「やがて、 そのついでのままに、この中納言より他に、よろしかるべき人、またなかりけり。
宮たちの御かたはらにさし並べたらむに、何事もめざましくはあらじを
もとより思ふ人持たりて、聞きにくきことうちまずまじくはた、あめるを、つひにはさやうのことなくてしもえあらじ」
今上は女二宮の降嫁に当たっては女三宮を先例で吉例だとして出している
朱雀院が姫宮(女三宮)を六条院に降嫁させたときにはしばらくは
高貴な内親王が(臣下である源氏一家の一員になるなど)もっての他だといわれていたが
女三宮は源中納言(薫)という孝行息子を得て昔と変わらず高貴にお暮らしである
そう考えてみれば女二宮の配偶者として源中納言(薫)ほどの適任者はいまい
(女三宮の子という血縁からいっても)内親王の夫として遜色のない男である
他に想い人ができたとしても女二宮を無下に扱うようなこともしないはずである >>766
女三宮の降嫁も世間では(宮中では)失敗と思われてなかったのかもね
その一番は薫といい出来のいい孝行息子を生んだからだけど
でも女二宮は幸せに暮らせたと思う
本人おっとりさんだし、浮舟は身分的には競争相手にもならないし、しかもいつの間にかいなくなっちゃう
そういう意味では六の君も薫に嫁いだ方が良かったかも? 左大臣が大宮と結婚してるからさほど珍しくもないと思うけど 藤壺父と桐壺帝の関係が分からんから何とも言えんのだけど
もしかすると大宮が結婚した時は内親王ではなかった可能性がありそう 桐壺帝と大宮(女三宮)が同母(后腹?)、
槿の父と女五宮が同母だっけ?
帝と同母なら内親王になるのかな? 年齢から桐壺帝の前の帝が藤壺の父で、その更に1つ前が桐壺帝の父院かな
叔父甥くらいの関係だろうね
父院は長寿のお祝いしてるから存命だっけ 父親が左大臣で母親が后腹内親王って
頭中将と葵の血筋すごいな
対する源氏は母方の後見もない更衣腹皇子で臣籍に降りた身
頭中将が兄貴面して少年だった源氏にかまおうとしたり
対等のライバル兼親友でいられたのも
頭中将に相応のバックグラウンドがあったからか 作中で頭中将が「源氏の君と張り合える者が私の他に居るのかね」
と取り巻きに答えてる場面で取り巻きが丁寧に説明してくれたね
どちらも文武両道・眉目秀麗の若き貴公子であるし身分や血筋でも負けていないと 兵部卿宮はなんで娘の紫の上の後見をしないの?
浮舟と違って父親に認知されている娘で、
似たような立場である玉鬘は太政大臣とまでなった髭黒の正妻となったのに。
北の方に財布を握られてるの?恐妻家なの?
仮にも親王の生まれなんだから、少しばかりは支援できると思うんだけど。 >>768
それに関しては、桐壺帝は村上天皇がモデル、左大臣は藤原師輔(この人も左大臣。藤原道長の祖父。
光源氏のモデルともされる源高明(醍醐天皇皇子)を娘婿にしている)がモデルともいわれてるね
師輔は村上天皇の同母姉の后腹内親王で通常未婚を貫く康子内親王を
密通という非常手段で手に入れ通うようになった
このことが噂になり普通なら村上天皇の逆鱗に触れて左遷でもされそうなところを
村上天皇は師輔が自身の外戚一族で中宮の父でもあるため強い態度に出れない
ついに結婚認可の勅許を下して康子内親王は師輔のもとへ降嫁した
桐壺巻よりも前の話なので大宮の結婚談が書かれていないからだが
女三宮や女二宮のように院や帝の命令による降嫁ではなかった可能性がある 源高明は安和の変で失脚しちゃったけど
それでも死罪にはならなかったからな
宇治十帖の作者じゃないかと言われたりするし >>778
葵の親らしく真面目そうな左大臣だけど実は若い頃はやんちゃだったのかぁ
と思ったけど頭中将の父親だと思うとそういうやんちゃの一つや二つやらかしてそうw
そして桐壺帝は自分のお気に入りに関しては節度なく甘いからな〜 桐壷帝と桐壷更衣の出会いはあさき独自の描写だったけど
いくら後ろ盾のない更衣とは言えそれなりの仲になっても
帝の顔を知らないってことは有り得るんかな 入内したての頃、桐壺更衣が帝の姿を遠巻きに見ている描写があったし、
自分の局に忍んできた帝の寝顔を燭台の光で確かめて「ああ、やはり…」と言っているから、姿形はある程度知ってたと思われる。
ていうか、それまで自分のところに忍んで来る相手の顔も素性も分かってなかったってのが…
女房ならともかく、下位とはいえ后妃が、公達(と更衣は思っていた)を通わせるってどうなの?
更衣自身は世間知らずだったとしても、お付きの人は何やってたの??? 確かに桐壷帝の顔はさすがに最初から知っていて「ああ、やはり・・・」で
初めて恋人の顔をはっきりと見たって流れが自然だね
でも夜に木に引っかかった衣装を桐壷更衣が取りに行く時に
月光でお互いの顔をはっきり見てなかったっけ?
あれは帝が月を後ろに背負う形になって帝からは更衣の顔がはっきり見えたけど
更衣からは帝の顔が逆光で陰になっていて良く見えなかったということだろうか あさきが人気連載になるとはまだ分からない頃だろうし原典に添うようにではなく
とにかくまず読者を惹きつけようとして少女漫画らしく月下でのロマンチックな出会いに
して盛り上げたかったんだろうね 中宮や国母でさえ密通は結構あるのが公家社会だから、朧月夜は遠慮しすぎかもね
業平と駆け落ちした高子がしれっと女御で入内してるわけだし 高子が業平と恋人同士だったのは入内前のことで
入内後まで続いていたんじゃないでしょ
帝の妃として正式に入内した女がその後他の男と通じたら
ただじゃすまない
朧が正式な妃でなくただ帝の寵愛する女官だったから
密通しても源氏はなんとか助かったんだよ
朧が女御として入内しなかったのは密通発覚してもその後源氏がなんとかなるようにという
紫式部の配慮だったんじゃないの 源氏のお手付きって周囲に知れ渡ってたからだと思った>尚侍 >>789
> 業平と駆け落ちした高子がしれっと女御で入内してるわけだし
周囲に知れ渡ってなかったってこと? 今の価値観で見ると
事後の朧月夜の顔が火照ってることに父親の右大臣が気づいたり
夕霧と雲居雁の初夜の直後の息子の顔を父親の源氏が「見がいがある」と評したり
頭中将が息子に命じて過去に通じた女に娘が居ないか探させたり
親子間で一方の性生活を生々しく認識していてなんかやだなw 入内したらすぐ初夜する訳じゃないの?一大イベントだよね
帝からしたらいつの間にか新しい妃が入って来てるなーくらいの感覚なんでしょうか さすがに帝も自分の新しい妃くらいは知ってると思う…
あさきの桐壺帝が桐壺更衣を知らなかったのは
大和先生が桐壺更衣を衣装係の女官くらいに描いていたことと
お互いの身分を知らずに出会って愛しあってしまう少女漫画的な展開をやりたかったからじゃないかと >>792
いつの間にかってw
女御なんだから誰の娘が入内しますって伝えてると思うけど。人柄とか色々話して興味を持たせるように仕向けてるんじゃないかな。 女御はともかく更衣は女官だからお披露目みたいなのないのかも
女官でも尚侍だったら大々的に入内するんだろうけど >>788
入内前のことで世間に知られてても、朧月夜みたいに尚侍に落とすことなんてなく堂々と女御でいくし
女御更衣でも密通してるのなんて沢山いた
公家なんてそんなもんで、家康が武家緒法度やるのにかこつけて宮中の風紀を正すまで基本槍放題だった
天皇そのものより女御をだす有力貴族の方が力があるからなにも言えない
主本人が権力を持ってて、姦通罪が厳しい武家とは根本的に違う
だから現実的には朧月夜が官位を落とす必要はなかったと思うんだけどね 家康が公家諸法度を作るきっかけになった宮中の事件では
命婦や典侍といった女官が島流しになったけど、
女御や更衣まで内通してたの? 朧月夜の場合は右大臣家が目の敵にしてる源氏が相手だったというのもあるのでは
入内前に源氏と関係のあった女性を日を置かず女御に迎えるのは帝の権威が傷付く恐れがある
尚侍として迎えほとぼりが冷めるのを待って女御にするつもりだったんじゃないかな
だけど尚侍になっても源氏と続いていたってことでそれが出来なくなった 女御は傅かれて常に囲まれて、自分からあちこち行くことはないけど、
尚侍は女官だから自分でスタスタ仕事で移動するね
その自由度がまた源氏につけ込まれてしまった 「更衣」は初め、その名の通り天皇の着替えや衣装の管理をする役職だったけれど、平安時代初期には女御の下位の妃と見なされていたようだね。
紫式部の時代(平安中期)には役職名だけ残ってて、実際の更衣は存在しなかったらしい。 源氏物語では仕事の描写は省略されがちだけど
行成や実資や道長の日記見るにこの時代の高位の貴族休む暇が無いほど行事ぎっしりでめっちゃ忙しいんだよな ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています