【萩尾望都】残酷な神が支配する-5
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
吾妻ひでをさんが亡くなったね
萩尾先生との対談、面白かった
ご冥福をお祈りします 10/26に行われた「BL進化論」のトークイベントにて
残神について萩尾先生が語ってくださったので書いてみます。
メモってなかったので自分の記憶を頼りに書き起こしたため、
一言一句同じではないです。
キャラの名前を決めるとき、いつもならこのキャラにぴったり!なのが
ひらめくけどジェルミに合う名前がなかなか浮かんでこなかった
(反対にイアンはすぐに浮かんだ)
辛いストーリーなので、読者に何度も読み返してもらえるように
意識して絵画的な構図のシーンを描いた
(その後のストーリーについて)
イアンは会社を継ぐけど結婚しなさそう。
彼に合う女性が浮かばない。15才くらい年上…?うーん…?
マットは結婚して、その子どもがイアンの跡を継ぐかも。
舞台となったボストンとロンドン
適度に距離があってカルチャーショックがなさそうな場所で選んだ。
最初は南アフリカも考えたけど無理なので却下した。 マットとナンは波乱なく幸せになって欲しいね
イアンが結婚しないのはちょっとショック。愛情あふれる性格だから愛情あふれる家庭を持って欲しいけど。あちこちにあふれすぎて結婚したとしても壊れるかも… ナターシャの人生って大変だよな結婚もせず…
リリア含めあの一家は結局グレッグに食わせてもらってということ? ジェルミがおじさんになってるのが想像できない
で、おじさんになったら金髪の少年に狂って怪物化しそう イアンが結婚しなさそうなのは、ずっとジェルミと遭難し続けるからじゃ
そしたらジェルミは怪物にならないと思う
立派にアーティストになってたり
2人とも30、40、50になっても、きっとエエ感じに老けていくだけ
マットの子にはエエ感じの伯父さんが2人いる なんか、そういう感じの2次創作小説書いてる人がいたな
2次創作ってあんまり好きじゃないけど、あれは割といい感じだった アーティストとパトロンの関係か
売れ残った作品を買い占めて「おまえが有名になれば大儲けだ。これは投資だよ」とささやいたりするのかな >>441
pixivだったと思う。
タイトルは「マナ・ハウスを手放すにあたり」 でも結局戻ってくるんだよね
レディースコミックとは別の、かつて少女漫画を読んでいた世代が読む女性漫画の世界に 少女はホモの物語がお好きですよね。外国人からみれば日本漫画はびっくりだろう。 >>446
女の子が主人公じゃリアル過ぎる描写も男なら妊娠しない分他人事として読みやすいからね >>448
>男なら妊娠しない分
そういう意味もあるかもしれないけれど、
それだけじゃないよ。
読みが浅い。 この作品を今日知って文庫版5巻まで読んだけど一話一話の読了感が最悪すぎる。心を喪失する。出会えてよかった。 最近文庫版を電子で買ったんだけど5巻のここ、なんか隠してるっぽくて気になる
元からじゃないよね?
https://i.imgur.com/8MTJLB0.png いや自分の記憶が正しかったら原作もたしかこんな感じだったはず
振り向いてようやくキャスの顔が出てくるっていう演出でしょ >>453を見て確かめるために電書ひさびさに開いたらどっぷり読みふけってしまった >>458
この筆者は「◯◯と◯◯」とう著作本を多数出している人らしいです。
この本、新たな視点はなにもなく、興味ある人は立ち読みで十分かも。
だそうです(あくまでも伝聞)。 いや肝心の大泉サロンのメンバーのこと出てくるまで
トキワ荘グループの説明とか周辺の話が長すぎるんだ >>452
最悪で
喪失して
出合えて良かったんかい? >>459
十年目の毬絵て大泉サロン解散への萩尾さんの感慨からきてたんだ 知らなかった 竹宮女史の読売新聞での連載でも
大泉サロンの事が語られてた
あまり、その後は交流が無さそうでしたが。 かつて少女だった少女漫画家もみな老婆になってしまった。諸行無常だな。 もう、老いてしまって、昔なら描けた丸が手が振るえて描けなくなって
しまっておるんや。字もガタガタやで。 慢性腱鞘炎で70超えて連載してる巨匠に
敬意を表する 女子美での講演、1冊にまとまるんだね。
まとめて読めるの嬉しい。 久しぶりに再読した
初めて読んだ時はジェルミはイアンと恋人にならなくて残念だった
でも今回はいつか女性と恋愛して結婚するのも悪くないなと思った(子供はなしで) トラウマ乗り越えて、あらためてイアンジェルミでパートナーも有りかと イアンの父親とのトラウマゆえとはいえ
ジェルミみたいな何から何まで繊細で面倒な男の人生を結局のところ
受け止められるのはイアンしかいない気はする グレッグに壊されなければ普通にビビといい関係を築けただろうになぁ ビビはかわいいしいい子なんだよね
萩尾作品でショートヘアの女の子は珍しいけど、ビビはかわいいからもっと描けばいいのに 久しぶりに一気読みしてまた再燃した
ポーが40年ぶりに再開したみたいに
残神も描かれたりしないかなあ
一番のめり込んだのはやっぱり残神なんだよね マジモンの異常者グレッグ、もう死んだ父を庇って盛大にセカレしたイアン
見て見ぬふりのナターシャ
この辺がまともか実は可哀想な人扱いされてて終始生きの良いモラ男の一番近くで操作され続けたサンドラはラスボス地獄に落ちろな風潮
納得いかない 100分de萩尾望都 超人的な創作活動から「少女漫画の神様」とも評せられる漫画家・... https://www2.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&ch=31&date=2021-01-02&eid=06900&f=1826 >>488
さて
録画した上にリアルタイムでも視よう。 2巻の途中まで読んでるんだけどこんな話が10巻まで続くの?つらすぎる 最初の数巻が異様にしんどいので脱落者多いよね
まあその後もしんどいけど
あのゆっくりとした再生を辿りたくて毎年読み返すくらいには好き 夢枕獏さんが残酷神描く先生恐いとかまたぶったら
いくら尊敬されてる作家でも悪口書いてやろうと思ったけど
いろいろあるんだな的に言ってたよね 父と子の親子関係の話で残神語るのは無理あるよね オスカーとグスタフ、オスカーとミュラーならよかったのに 父と娘の関係を物語でセラピーできたって話を上に抜粋してあるの >>338
私はグレッグが気の毒で腹立ったんだけど
あれでは仮面ライダーとかに倒されるために出てくる悪役怪人と変わんないじゃない
虐待する側の痛みが全然見えない
例えば風木ならオーギュストが悲惨な子供時代を過ごしたこと
ジルベールに歪んだ感情を持つ理由がちゃんと書かれてるのに 中年の責任は自分のものなんだよ
自分の性行為の判断責任を若い子に負わせるすべはないの 悪役倒して終わりの勧善懲悪物とは根本的に違うんじゃないの
どんな訳があろうと、あれだけのことをやってるんだから報いを受けるのはある意味当然
残神が怖いのは虐待した当人が死んでも何の解決にも救済にもならないところだよ >>498
痛みなんて感じてないから 見えるはずないでしょ グレッグにあるのは 残忍な喜びと陶酔だけだよ そこまで歪むのに何があったとしても それは大した意味はない
あれは萩尾さんが描ききった純粋な悪
トーマの心臓に描かれたのが純粋な愛だとすればその対極にあるもの
それはあるいはユーリやサイフリートのように、一度暗い道に足を踏み入れた者の行き着く先の究極の姿かもしれない こっちのタブレットの具合がおかしいのか
501さんの字が変に映ってたので
それより今日はNHKeテレで再放送ですよ。 残神もバルバラみたいに声優入れて小芝居仕立てにするのは長過ぎるし話の性格上ちょっと無理
番組の雰囲気変わっちゃう イグアナの娘の完成度がエグいぐらい
ものすごい暗いはずの話を
あんなコメディチックに描けるなんて。 普通なら母親もまた、その母親から愛されてなかった→母親を許す的な流れでドラマチックに30ページは費やせそうなのに
レディコミ路線にならずに
イグアナのお姫様でまとめたところが憎いわ 最後に泳ぐイグアナが、あなたの街にもほらって意味よね 萩尾はマザコン
どうしても母親を憎めないから
許すも許さないもない
あぶな坂ホテルの三人のホストでも独善的な母親助けちゃうし
残神でもサンドラは最後まで美しい聖女のまま
墓から出現しても美女のまま
拒絶も否定も出来ないままに終わる
イアンにすら母役を求める 萩尾さんが母親求めてるとは思えんな
理想的母親像なんて見た事ない
毒親は山ほど描いてるけど 理想の母は死んだ母なんだよ
小夜の縫う浴衣から春の小川まで この作家性を
男の論法で知ったかぶりされるほど理不尽なことないよなとは思う >>516
男読者に取っては耳の痛い事をゆわれる
ちなみに銀の三角は
比較的性差関係なく読まれてると思います。 あれは初出SFマガジンだもの
最初から大人の男性も読む前提で書かれてる SF仲間の吾妻ひでお先生は
ゴールデンライラックや訪問者を感動する、号泣。と言ってたけどね
残神は怖くて読めなかったらしいが >>519
たから萩尾さんも描きやすかったろうね
実際その頃に少女マンガも卒業されてたかと。 少女漫画として書くのが幼稚なわけではなく
男性にも受け入れられそうな物語を依頼されたんでしょうね ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています