【萩尾望都】残酷な神が支配する-5
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>>524
輝夜姫はLaLa、作者は清水玲子
今フラワーズでやってるのは輝夜伝、作者さいとうちほ 残神はプチフラワーだったと思うのでいずれにしろ一緒には載りません そっか 同じ売り場にあっただけですね
失礼した
漫画読まなくなってた年代に立ち読みしたんだわ 残神やってる時のプチフラワーに他に見るものなくて、暗さに耐えられずに購読やめたんだったわ 高かったし 今じゃ本屋自体少なくなって
立ち読みすら出来やしない
まあ そもそもやっちゃあきませんが。 そういや昔は雑誌普通に立ち読みできたね
今は全部パッキングされてる >>338
バナナブレットのプディング(大島弓子)の衣良ちゃん連想した >>531
いやーあれは悪役ほとんど登場しないでしょ
衣良は無垢で善良でありたい願望が強過ぎて
自分の中の邪な部分を認める事が出来ずに人格分裂みたいの起こしかけてただけで そうやって親を始めとする社会や常識に
変な者、異常な者として否定され排斥された怒り悲しみが
邪悪なものとして夢に現れる 女は俺色に染まれと無垢で恭順なれを歌う世界だったものね
んでそれを美徳と信じたその先は、
社会競争で出しぬき合う男の狡さを軽々とこなさない女が悪い、
と糾弾する世間の一員となり疑いもしない
支離滅裂なのが現実だからこその天人唐草よ >>501
虐待をテーマとしているなら
萩尾先生御自身の中に苦しみを与えているものは何か
答えを描いているので
今まで正体のわからなかった敵を描くのが救いになっていたのでしょうね
あの頃はまだ虐待をされた心を救ってくれる世の中ではなかったから 今フランスで話題の告発本の解説を読んで久々に残酷な神を思い出した
カミーユ・クシュネル『大家族』
https://book.asahi.com/article/14230733 萩尾さんついに大泉時代語るらしいね
今までずっと封印してたって 萩尾さんが風木読んでないのは意外だった
残神は風木ある程度意識して書かれたと思ってた 風木読んでない一人としては
方向性全然違うんじゃねえのかなあと思ったり >>547
確かに 参考うんぬんは置いといて
読むのは読んでたかと思ってたわ。 風木読んでこんなのただの児童虐待じゃねえかとしか思えなかったクチなんで
性的虐待の後遺症に苦しむ美少年を描いた残神が凄く刺さった 「一度きりの大泉の話」ってどうだったの?
レズしてたとかいろいろ暴露話があるの? 大泉サロン(この言い方そのものを拒否してた )成立の経緯とその解散後、萩尾竹宮決別の真相
かなりショッキングですがゴシップじゃありません Twitter感想見てたら「地獄の釜の蓋が開いた 」と表現した人がいた 一気に読んできたわ!
萩尾先生がウンと言わない?金になるんだから粘って言うこときかせろ!と指令出すおっさんたちが目に見えるようだわ
ファンじゃないけど面倒臭いね
んな安い算盤とは性能が違うから作家として地位があるんだっつのと他人事ながらハリセンしたくなるね
あと佐藤史生先生が石綿の服作りしてたってとこで慄いた
>>552
うっせえわ 佐藤先生の死因て若い時のアスベストだったりするのかなあ… 同感
@bonoox
一度きりの大泉の話、読んだ。
萩尾望都 という鷹揚な天才の話。怖かった。
この人の恐ろしいところは、例えばある騒動の渦中にいても自分に直接関係なければ、今やるべきことに集中して周囲の機微に関心を寄せていないようなのに、いざそれを表現すると誰より克明に真実を描写して再現しまうこと。
午前8:24 2021年4月24日Twitter Web App
萩尾先生が昔いいともに出た時に
軽口が通じないというか権高そうだなあガチの著名漫画家はって印象だったけど1985年か まだ30代だったのね 半神の翌年
残神は1992年からか
ジェルミが売春夫になってたときの仲間が
お金持ちと分かっても態度変えないのはファンシーすぎるやろと思ったけど
嫉妬が分からない? いや本筋と違うものと意識を切り離せるだけなんじゃないか
半神描いたんだし >>557
肺病ではないらしいのだけれど、ぎょっとしますね 手塚治虫も学徒動員で働かさせられていたのは大阪の石綿でスレート材を作る
工場だった。 >>555 自己レス
よく考えると
24年組が50周年迎えるのに総特集組まない出版界てなんぞ?と
自分は言うてたわ
one of themなわけか
でもなあせっかくの顕彰の機会を他の大勢が失ったことに気づいたわ
巨頭である萩尾先生はあちこちで取り上げられたけどね
>>558のツイートの通りだと思う
そして齢70で人は歴史を変えるプレイができると見せられると
私も拓けた気持ちになった 風木読んでないって言うけどこれウソだと思う
残酷な神のパスカル、
現代ポーのパトリシア しかも似た名前の兄付きだし あなたも発病するほどの毒に当たったら、触れるどころか見るのも避けますよ 読んでたら意地でも似たところなんか作らない
ただ、実父と義父の違いこそあれ、身内による子どもへの性的虐待を描いているという類似点があると言うのは皮肉な偶然なんだろうな
しかも萩尾さんの最長作品だし 同時代同地域に生きてて、キャッチする創作のヒントをぜんぶ変える方が難しいでしょ
吸血鬼ものはポー以外認めない、って鬼滅スレに言いに来た人おるでw 今回一番恐れ入ったツイートは
”研究者にはよくあることです” >>564
風木未読ですけど、構想段階で話してたんならアプローチはご存知かと
でも萩尾先生は方向性が違う 男性同士には興味がない 男子寄宿舎というだけ って
言い方にも疑問はある
じゃマージナルとかなんなの 何を解放し何を描写するためにどんな能力の違いがあるか
だけどそれは言わぬが花
あちこちにヒントは置かれているけれど、
探偵気分でまとめて明かすのは善意ではないわね >>564
親との関係が良かった方は虐待萌えの話を描いて
親との関係が悪かった方虐待された子供のケアの話を描いた 池田さんって方は故人なんだね
ハワードさん再掲したのは原作収入になるからかと思ったら意図は違ったようだ 実は作家の本スレは初めて読んだのだけれど
今5chで一番面白いのかも(他人事 >>572
自己レス
私はこの原作者の表記が、報酬の50/50の折半が
正面性の宣言だと推察しました。 >>550 >>564
風木で残神のグレッグに当たるのはオーギュストじゃなく
少年オーギュストを性の玩具にして虐待してた変態養兄なんだよ
つまりジェルミはオーギュスト
謂われなく囲い込まれ理不尽な暴力で歪められた
しかしジェルミは虐待者を排除する強さがあり
傷を負いながらも癒しを得つつ成長していく道が見えた
オーギュストはそれがなく実子ジルベールに歪みを連鎖させた
オーギュストが暴行者を刺したジルベールについて
「私にこの(ジルベールのような)強さがあったら
全ての状況は違っていただろう」と独白するシーンがあるが
ジェルミは虐待者を刺す強さがあったオーギュ
ジェルミは虐待を連鎖はさせないだろう 抗ってはならない従順のみが美徳、って屈服させる対象が女の子だと、
疑い持たずに世間が受け入れちゃうからね、、 池田イクミさん原作の温室って絵柄が微妙に違うけど
池田さんが描いたか彼女の絵を真似たのかな
アシスタント?だったんだよね >>574
萩尾さん経由で折半した印税を支払い続けて、原作者の入院が長引いた時に相応の金額で原作を買い取っていますね。
なかなかできることじゃないと思ったなあ。 >>579
傍目から見れば萩尾先生の判断が正道であり真っ当だと分かる
原案があるなら正々堂々と表して尊重するべきだし、
公平に報酬を分配するべきだという考え方が
界隈ではなかなかできることじゃないというのは邪道ですよね
だからこの本に通底してる意味がある掲載なのでしょう >>580
池田いくみさんで検索してたら池田いくみさんの「気球に乗ろうよ!!」という77年の作品がオクに出てたのが見つかった。
サークルで出したようで、奥付の発行人は坂田靖子さん、で、萩尾望都さんが辞を寄せている。
全文がわかる画像は無かったけど、「彼女のセンスには、あっけにとられる。」から始まり、作品が気に入ったら手紙を出してあげて、と。
大事な友人だったんだなと。 坂田靖子先生の日本マンガ界への貢献は語られなさすぎて気味悪いくらい >>575
だからって主人公ジルベールを虐待したのがオーギュである事に変わりはない
あれを正当化する理屈はないと思う
セルジュと出奔しても結局薬中になったジルベールが求めたのはオーギュだった 残念だったのはベニスに死すの解釈話
御大は意識せずば多角的に見ないがゆえに少年愛は「わからない」という言い分でとどめるのは合点ではありました 今、名前だしても知ってる人が少ない大家の一人なんだけどねー 坂田さんは商業デビュー後も長くサークル活動を続けてるし、その方面の草分けよね。 まず日本でも漫画読む層と読まない層があって
その中でも集英社の漫画の名は知ってても白泉社のは知らない層があって
坂田先生の名は白泉社読む層の中でのまた分岐の中じゃないかなと で萩尾先生竹宮先生は漫画読まない層にも名は知られてるレベルでしょうね
これは実力はもちろんですが
メディアに読者が多く受けがいいからで、影響力がその方面に強いと思うのです。 坂田靖子さんSF・ファンタジーファンには知名度あったと思うよ
SFマガジン誌の1回16ページの読切り短編「時間を我等に」を早川書房が一冊の本に出すくらい長く連載してたし
「フレドリック・ブラウンは二度死ぬ」もあるし かの諸星大二郎が「好きで評価している漫画家」として坂田靖子を挙げていたのでほおぉ〜と感心しました FTもバジル氏も好きなんだけど、洒脱で、欲望にアピールしないんだよね
801の名付け親とからしいけど 前に一度坂田さんのスレ行った事あるけど
介護の話しかしてなかった うーん
174 名前:可愛い奥様 Mail:sage 投稿日:2021/04/26(月) 18:48:34.54 ID:aofWUx2q0
1980年ごろA5版の少女漫画誌の読み切りで載ってた話で作者は多分城章子さんなんだけど
主人公は陽キャな才人でもう一人の天才(演技にしか興味のないコミュ障)と知り合い自分と対等に競えるのは彼女だけと喜ぶ
しかし彼女は主人公とはレベルの違う超天才でどんな役でもその役の究極とも思える理想の演技をする
主人公は彼女に自分が演じたい演目のことを教えてしまったことを後悔する ってストーリーだった 昔の少女漫画を語るスレだよ 視点が多角的になるからおもろいね
大泉本の反応を色々見て回ってるけど、
ワッチョイ有りの萩尾スレの書き込みが高度で感心した
それもまた発信責任考えさせられるね 萩尾先生は深く見るけど多角では見ないんだなと思った なんか両方のスレで熱血竹宮ふぁんが暴れてる気がする 大泉を読みはじめたがアシさんの話でガチ地元が突如出てきてひっくり返った
ピンポイントでうちの地名が・・・ 題名覚えてないんだけど、亡き栗本薫氏の軽いノリの推理小説で少女漫画界を舞台にした殺人事件の話を読んだ事がある
犯人は著名な少女漫画家で、動機は出世作となった人気作品の初期の部分が別作家の盗作である事を隠すため その内容がポーと精霊狩りとテラへを混ぜたような話になってて明らかに萩尾さん意識した感じになってた
後書きにアドバイスをくれた竹宮、増山両氏への感謝の言葉があった 読んだ時は単に犯人役含めて知り合い同士でキャピキャピしながら書いたんだろうと気にもとめなかったけど >>605
「ぼくらの気持ち」なら内容はかなり違う
バロック調かロココ調装飾の豪華な屋敷で殺されたのがブスな超大物少女漫画家
探偵がバンド「ポーの一族」のボーカル美少年(栗本さん初恋の人がバンドの美少年だとどこかに書いてた)
殺された漫画家はアシスタントのアイデア盗用やパワハラが日常化してた
犯人は担当編集者で、漫画家がスランプの時に夭折した同人漫画家の作品を渡してそれを元に書かせてた
編集者は盗作糾弾を避けるため、原稿紛失と偽って単行本には載せなかった
漫画家は盗作だというのを完全に忘れて、原稿あったよーと掲載の約束をする
編集者が漫画家の留守に原稿を盗もうとして実は在宅してた漫画家に見つかり揉めたので殺した(編集者は漫画家から結婚を迫られてた)
裏で編集者に色仕掛してたアシスタント出身の若手漫画家が仕組んだ罠だった
(ブスが多い少女漫画家にしては美人で彼女が登場してから男性にも少女漫画読者が増えたと説明)
件の漫画はもっと少女漫画っぽいファンタジーで
好きな男子から「あんなブス」と呼ばれて落ち込んだ少女が
夜、窓からの妖精の呼びかけに応じて外で踊るという内容だったと思う >>588
プチフラワー、フラワーズにも描いてたよね? >>608
べつに誰にも結びつかない内容なのに怒るわけない
殺されたのは中年女性漫画家という書き方だったから発表した79年当時だともっと上の世代という印象だった
補足訂正するとバンド名は前作(ドラマ化された)で死んだメンバーや抜けたメンバーもいたので「ソルジャーブルー」に変わったということだった >>606
犯人を唆したのは被害者の現アシで盗作が原因で離れた元アシとは別人
犯人は被害者の元担当の元編集長で濡れ衣を着せられたのが現担当
現アシは編集長の愛人で現担当も口説いてた
被害者は当作の常習者で「他人のアイディアと自分のアイディアの区別がつかない人」ってセリフがあった
昔の温帯スレだったかでは一条大島の件ががモデルと言われてたな >>610
訂正 犯人は元担当の現編集長
情報提供者の同人作家が探偵に男性同士の愛について熱く語るシーンあり 白い部屋のふたりと摩耶の葬列?
星へ行く汽車と9月のポピィ?
スレチすまん。 >>611
それは栗本薫ってそういう作家だったんでしょう? >>610
>一条大島の件
そんなんあったんだ
>「他人のアイディアと自分のアイディアの区別がつかない人」
あー。ハワードさん載せるわけね >>612
盗作と言われるくらい似てるのはポピィだけど
一時期数ヶ月差で同じアイディアを連続して使ってたという話
>>613
栗本薫はJune小説の大家だけど僕らシリーズは一般向けの推理小説だよ
>>614
ハワードさんはしっかり原作者名を表記してるじゃん 音楽業界もそうだけど、独創性でポピュラーに評価ってYMOくらいじゃない?
海外の翻案なんて罪扱いされてなかったもんね 当時はネタが被ってても都会ではこういうのが流行なんだなとか作家さん同士が仲がいいんだなとか
同じ映画を見たみたんだな程度にしか思わなかったし今でも共通な元ネタがあるんだろうという目で見てる
「僕らの気持ち」に出てくるのはネタ被りじゃなくて元作品の台詞もコマワリも構図も丸写しにして違うのは絵柄だけっていう完全盗作案件
>>617
Oヘンリー、ブラッドベリ、チェスタトン、アシモフ、サキあたりの短編はかなり翻案されてたよね 鬼滅なんて原作絵をそのままアニメ制作者が描き写した画集を高値で売るんだよ
現金だよね
映画ヒットでも原作者への配当ナッシングで業界が決めたのに >>620
違うと感じますね
残神は家庭内の性的虐待からのサバイバルの話ですよね でその反応をば鑑みて女性が何に抗うべきか示唆する一冊でもある ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています