なんか最後に余計なものが混じったような気もするが。これらかつて少年達を熱狂させた男の闘いのドラマの語りべとなったのが梶原一騎という男である。
日本の漫画史上手塚治虫に匹敵する存在だともみなされることもある彼だが、その短い生涯の晩年にスキャンダルによって追放されかけ、
そこから出直す矢先に病魔に倒れた(土田世紀「編集王」に登場するマンボ好塚は彼がモデルである)こともあり、未だ正当に評価されているとは言い難い。