土田世紀 俺節 編集王 同じ月を見ている ギラギラ他
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>>186
ミュージアムに人は多かったけど、
ツッチーの所はさほどでもなかったので、じっくり見れた(感無量)。
ガイジンさんの客が多かったのが意外だ。 編集王の扉絵の
燃え尽きたジョーだけは、撮らないように。と書いてあったわ。 >>173
>内縁の奥さんが書いた原画展までの経緯
■羽倉佳代(「世紀のプロジェクト」代表・著作権継承者)
本日は「土田世紀全原画展」にご来場いただきまして、心よりありがとうございます。
2年前の4月24日未明のことでした。夫が亡くなったのとほぼ同時刻に、
私は不整脈の発作で救急搬送された病院で命拾いしました。
生き残ってしまった罪があまりにも重すぎて、今も正と死の境目の場所で、ひとり、震えるばかりです。
自分もいつ向こう側に転がるかしれない。ならばいっそ命賭けてやってやろう、
そう決意した私は「捨て身」で、この京都国際マンガミュージアムに駆け込みました。
あれから2年の時が流れ、あの日夢見た「全原画展」は、ここに実現いたしました。
全てが夢の中の出来事のようです。
夫と出逢ったのは21才の時でした。深夜に突然やって来ては、トイレで吐血し、
そのまま眠るという行動があまりにも衝撃的すぎて、今、私の目の前で死ぬのではないかという
恐怖に支配されるようになり、何とかしてこの人の命と才能を守らなければということ以外、
何も考えられなくなっていきました。
夫は芸術家気質というのか、ひどく純粋で繊細で、他人からの評価にいつも怯えていて、
だからこそ借金をしてでも豪快に振る舞い、演技で大量飲酒していたつもりが、
そのまま病となっていったのです。
最期まで、会う人会う人みな夫に酒をすすめ、夫も飲み続けました。
何度も専門家に相談し、何度も病院まで連れて行きましたが、
「酒と不幸がなければ漫画なんか描けない」と言い張り、とうとう治療にまでは至りませんでした。
自宅に帰る週末を休肝日にするという約束だけは唯一、最期まで守り抜いてくれましたが、
焼け石に水で、結局、22年目の吐血で亡くなってしまいました。 この全原画展には、三つの願いが込められています。
一つ目は、私たち夫婦から夫のご両親様へ、最期の贈り物を捧げたいという願いです。
二つ目は、夫の遺言どおりに私が喪主として「弔い」をするという願いです。
夫の希望により、生前は私の存在については非公表にしており未入籍だったため、
現実の葬儀では私は喪主をさせてもらえませんでした。
「全ての原画を展示する」という前代未聞の「弔い」を成し遂げることで、
あの世の夫の期待に応えたかったのです。
三つ目は、これから漫画家を目指す皆様に、心の底からお願いします。
「天才」でなくてもいいんです。堂々と健康を大事にして幸せになって下さい。
夫は亡くなる直前に、本当はお酒が入ってない時の方が良い漫画を描けていたと認めて、
深く後悔していました。
お酒による不幸に頼るのではなく、真っ当な努力で実力を育てていってほしい。
私たち夫婦を反面教師としていただくことに、せめてもの救いを見い出させて下さい。
私の究極のワガママに付き合わされて、私以上に「命を削って」ご尽力くださった皆様‥。
出版社の皆様、アーティストの皆様、漫画家の皆様、京都国際漫画ミュージアムの皆様、
そして、世紀のプロジェクトの皆様‥。かけがえのない本物の愛と、一流の仕事を、
本当にありがとうございました。そして今、これを読んで下さっている皆様。
漫画を描くためだけに生きた土田世紀のことを、どうかいつまでも、どうかいつまでも‥
忘れないでやって下さい。 >>193-194
マンボ好塚と同じなんだな。
ただマンボ好塚と違う点は、土田は最後まで才能が枯れなかったこと。 ちょっと待て
俺の俺節読んだ感じではもう描きたいことがなかったように思えるが・・・・ 土田の漫画集めだしたけどゴミクソも多いな。
テキトーに描いてるの多すぎ。 こだわるべき部分とでもいうか、そういうところに漫画屋と客とのギャップ感じるね。
今の読み手は良くも悪くも設定にうるさいから
ヒューマンドラマだからといって甘い設定で書いてるとすぐ突かれるし
肝心の人間模様にも説得力が出ないんだよね。
小奇麗な絵を描く人は、その辺甘いんだよな。
見せ方や演出にばかりこだわって、お話や全体の構成、展開が甘い。
TVドラマみたいな見せ方はTVドラマがやればいいんであって
マンガでやってもシラケるだけなんだがな。 >>197
俺の俺節ではそんな感じだったよ
俺の俺節は定本俺節の下巻の書き下ろしのことね ちょっとお尋ねしますが。
土田氏は中上健次原作の漫画を描く予定があったのですかね?
というのは、中上が死ぬ直前、スピリッツで漫画原作を手掛ける準備していた
と、「別冊太陽」の特集本に記してあったもので。
その原作の題名が「明日」なんですよ。
これはマンボ好塚の死ぬ間際に描く予定だった作品の題名と同じだから、
もしやと思いまして。
ご存知の方、おりますか? マンボ好塚って有名大御所漫画家の悪いところを寄せ集めて作ったような
架空の(あくまでも)キャラだから現実と混同しないように。
最終回はわざとらしく別人として大漫画家が出てくるところは、クレームを
意識したのかな。 マンボ好塚は、有名大御所マンガ家の悪い部分を寄せ集めて作ったキャラだが、
その中の一人として梶原一騎もあるそうだが、作中のどの部分でしょうか? >>204
暴力的で乱暴な部分じゃない?
それ以外は赤塚でしょ? >>205
マンボ好塚のモデルって、赤塚不二夫と梶原一騎以外に、誰かいるだろうか‥? 意外と言うかこの作者の描く美形キャラは少女漫画とかの
女性向けに出ても可笑しくない無いくらい美形なんだよな。 つか作者が亡くなってたの最近知ったよ
まだ若かったのにねえ 若すぎるよね。デビューが早かったにしても。
酒って怖いもんだ。 >>211
オレも半年ほど前に知った
残念だわ
最後に買ったのがノーサンキュー・ノーサンキューだわ テレサって
説明的な台詞だと日本語上手くなるなあ。 マンボ好塚のモデルは梶原一騎。
晩年生活が荒んで作品のクオリティが酷くなっていた
講談社編集暴行事件で逮捕後、連載打ち切り、単行本は絶版で名声が地に落ちる
保釈2か月後にアルコール依存の影響で壊死性劇症膵臓炎の危篤状態
奇跡的な復活を果たし、名作「男の星座」を連載開始
「男の星座」の執筆中に死去したため、未完
葬式で梶原作品の好きなところを梶原夫人に熱弁したら「あなたたちみたいな
ファンがいるなんて」と泣き崩れた話を植地毅の友人(当時15歳)が「マンガ地獄変」でしている
年齢的にも、72まで生きた赤塚より50で死んだ梶原の方がイメージが近い
し(そもそも連載中は赤塚先生存命出し)、
梶原近辺は恐ろしい噂が多いから複数の漫画家を混ぜたってことにして
赤塚の名前を使っただけだと思う。赤塚のエピソードはわからなかったけど
アル中以外でなにかあるのだろうか。 >>215
>晩年生活が荒んで作品のクオリティが酷くなっていた
つか、なんでもかんでも
ヤクザが出てくるようになっちゃったんだよね。
クオリティは、もともと高くない人だから。
むしろ晩年の作品は受けはしなかったけど
だいぶマシになった方だよ。 赤塚とか手塚のダメな所をひっくるめた感じだな
言われてみれば梶原も確かに入ってるか 漫画おろそかにしてゴルフに興じてた所とかは、さいとうたかを さいとうたかをは…実質もう引退して田舎にこもってるからなあ
勘弁してやってくれ >>215
いや好塚って名前からしてベースは赤塚だよ
マネージャーの仙台は片腕のブレーンの長谷邦夫を連想させるし
暴力事件を描く予定が最初からあったか分からないからな
人気が出て話を広げようとして梶原も入れたんじゃないかな
赤塚がアル中になってアシスタントは赤塚を見捨てて独立して行ったが長谷邦夫だけは最後まで
赤塚のそばにいた。まあ身内から嫌われて結果追い出されたんだけど。 そういえばジェリー藤雄がモデルっぽいやつも描いてたなあ。 厳密に言うと仙台って最初と以降では設定自体違ってる感じなんだよね 北沢バンビが描く画って土田世紀に似てるけどアシスタントだったの? 久々に編集王読み直したけどやっぱ名作だわ
好塚と疎外の若い頃見ると綺麗なマンボと疎外すぎて誰?て気持ちになるw 編集王描いてた頃の作者って25歳前後なんだよな…
とんでもねえ 雑誌掲載される連載マンガを作者一人で作ったマンガだと思っちゃダメだと思う 作品をダメにする編集に比べれば
いい編集がついたんだろうなと思う
後半のゲーム編はなくても良かった気もするけど 編集王の担当編集とスペリオールでサイバラの相手をしてる編集が同じ人ってのもスゲエ話だな 編集王って20代で連載してたのかよ
「青梅はいい三味線弾くぜェ」みたいな台詞って普通出てこんよな
この人の画力と言葉の力は若者に受け継がれるべきだわ
原画展に新井英樹と松本大洋とすぎむらしんいちが集まるとか
信長の野望かよ >>235
例えるなら、というか、それこそ「編集王」のエピソードじゃないが・・・・・・
漫画のセリフ、全部漫画家が決めて、それが普通に通ると思ってる?
それが普通だとでも思ってる? >>236
じゃあ誰の?そこまで言い切るならちゃんと聞きたいわ
こういうのはレスがあるのが普通だと思って待ってまーす 編集王はカバーイラストもいいな。
オリジナルのやつ。 俺は雑誌風の文庫の表紙も好きだな
文庫で読破したからかもしれないけど 編集王に出てきたような「週刊誌印刷してる家族経営の印刷屋」なんて今でもあんの? >>240
20年前の漫画だぞ
今のエロ系の方がはるかに高みに行ってるわ >夫の希望により、生前は私の存在については非公表にしており未入籍だったため
未成年と俺節(一巻のみ)しか読んでないのでご本人をよく知らないが素朴な疑問が・・・
仕事中にキャバクラかなんか行ったことがバレて彼女(・・・羽倉佳代さん?)が乗り込んで
きて痴話喧嘩はじまって顔を殴られるか猛烈なビンタ食らって顔にアザをつけて戻ってきたとき
全く平常心で仕事にとりかかる彼を見てその時の編集者が・・・こいつ男だ。という感慨をもった
というエピソードが印象に残ってるが・・・妻の存在を隠したい真情というのは?誰か心当たりある方?w
教えてもらいたい
あと、土田世紀は紛れもなく純文学派 中身の濃い作家だったんで大衆向けやオタ専用のそれらとは違う視点で
彼を今も見ているが「俺節」は本当にはっきり言って第一話が全て 後は連載のための蛇足あるいは読者サービス
だと思ってる それほどあの一話で全ての表現が完璧すぎた 50巻ぐらい連載しててもこの一話に遠く及ばない
作品は幾らでもあるしね・・・・・・いつかちゃんと彼の作品を追おう。 こういう台詞があるのは、どの漫画だっけ?
久しぶりに読みたいと思ったんだが、タイトル思い出せなかった。
「いいじゃねえか、どうせ食うための労働なんだからよ。こうして毎日ホームランが打てりゃあよ」 水谷先生読んだけどさ
あの話が本当なら凄い酷い教師一杯いるけど、本人大丈夫なのか?w
最初の校長とかさ
イジメを無視した教師なんか、まだ若い描写だったけど水谷より年下なんだからまだ現役だよな? >>229
画力ならアニメ業界だとこの程度描く奴は普通にいる
ストーリーとネームとかは編集の力も大きかっただろうね 部屋の整理してたら
ノーサンキューノーサンキュー出てきた
読んだらまた泣いてしまった
土田さん亡くなってたんだな…
この人の漫画好きだった ギラギラとかどういうつもりで描いてたんだろうね?
俺は、この人らしくないと思ったけど >>251
ベクトルは一定だけど、波はある感じだと思ってるから、そんなに違和感はなかったけどな。
編集王なんかも章によって今一つって感じのもあったし。 >>252
たしかにな
最後のTV討論会みたいなのとか「何これ?」って感じでシラけたし 元いじめられっ子の外人ヤクザが主人公で
最後にノコギリで腕を切断される読み切りのタイトル覚えてる人いますか? 編集王読み返したら、昔はそれほど好きじゃなかった明治編が一番好きになった
今になって思うが、奈保子も明治のように大沢に出会って影響されて人間変わったのかな
それとも明治が猫かぶった姿しか知らなかっただけで、前から売春とか金のためなら全然大丈夫なやつだったのか… 赤坂の原画展元編集の江上さんがレジにいるみたいだな
しかも土田世紀の奥さんも現れるらしいぞ >>256
明治の描写は良くリサーチしてると思ったよ
編集でなくても実際にああいう人間は居るし取材とか大変だったと思う
それこそ作中の明治並に取材してるよあれ
もっとも、その辺は作家より編集の仕事がデカいんだろうけど
たまに考えるんだけど、土田って「編集王」の作中でエロ漫画描かされてる若い作家そのものだったのかもね 公式サイトと公式Twitter
世紀のプロジェクト
https://project-seiki.jimdo.com
俺キャット@oreorenekoneko
https://twitter.com/oreorenekoneko
奥様と元編集の江上さんがメインで動いているようです
今後グッズ通販あるかも
次スレがあるならぜひテンプレートに 疎井編集長が燃えないゴミの日に子犬を捨てたエピソードだけはモヤモヤするが、それ以外は本当に名作と言っていい まあそれだけ冷徹な人間という描写でしょ
昔の良い奴が大人になって逆になるってのは良く有る話作り 編集王で明治の初恋相手がソープ嬢になっていて、
その嬢がシールみたいのを口に入れていたけどあれって口臭止めか何かなの? >>264
口臭ってのは歯をよく磨いてれば結構どうにでもなるけど
胃から上がってくる臭いはどうしようもないぞ
俺はアレ麻薬系とかの変な薬だと思ってた あの痩せこけた感じからして、まぁクスリだろうな
俺が通院してた歯科医の爺さん先生が「歯みがき粉なんて使わなくていい!」といつも力説してたんだけど
爺さん、あんたの息超クセぇからマジで
頼むから歯みがき粉つけてしっかり歯ぁ磨いてくれよ
と思ってた
でも臭いとかデリケートな問題だから、俺みたいながさつな男でも結局言えなかったわ >>265-266
ありがとちゃんです。
明治編、学生の時は3人とも同格というかむしろ明治は格下だったけど、社会人になってひっくり返ったね。
一番現実的で夢を見なかったからかな。 >>267
逆でしょ
現実的なインテリに都合良く利用されてたのが高校時代の明治
大体なんだよ?UFOとか宇宙人とかw コミケに出てくる石漫画の人はつげ義春
連載を辞めれないブルセラムーンはドラゴンボール
他に元ネタありますか? いろいろ寄せ集めてネタ作ってるだけでしょ
そういった安易なレッテル貼りや矮小化は無意味 懐かし漫画のようにだれでもネットで稼げる方法とか
グーグルで検索⇒『羽山のサユレイザ』
8BNMB マンボ先生が最後に倒れたあと救急車を呼びに走り去るカンパチの背中からマンボ先生の死んだ弟が現れるシーン
あれ凄いな >>273
明治の初期キャラで作家に正論を持って迫るシーンが幾つも有るけど
現実の漫画家ってアレを見て・・・・
「なんて酷い編集だ!」と思うのと「仕事として当然だよな」と思うのと
どっちの人が多かったんだろうね?実際統計の取りようもないけど 俺節好きだあ
「若頭。。専務が面倒見てくれるから」
「母ちゃん、俺の事産まなかった事にしてくれ!」 俺節 電子書籍で全巻大人買いしたけど
マジ泣ける。
昔紙で全巻持ってたけど引っ越しで捨てた
スピリッツの連載はリアルタイム
作者と同世代だけどそれであれは凄い。
個人的には、作曲家の先生を50年待った婆さんの話とか
寺泊行代の関連の話とかは今読み返すとぐっとくる。 編集王は泣けるエピソード多いなぁ〜
本シメジと新人漫画家の話もかなり切ない 俺…必ず奪い返しに行きますから
あれ良かったね
でも明治一郎編で見限られて簡単にバイバイされちゃうけどな! 『俺節』の舞台、行けなかった。ファン失格だ。
どなたかご覧になった方、感想をお教え頂けないでしょうか。 晴海先生がマジでかっこいい
「こんなオチ思いつくなんて、俺ぐらいのモンだぜ…ククク…」 ヤングシャウトのモデルってどこなん?
ヤング誌の序列知らないからわからん
どこが一番売れてんだろ ラグビーワールドカップや東京オリンピックの需要で爆上げすると予想
今が底値だからここで勝負できるのかが運命の分かれ目 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています