【落合尚之】 『罪と罰 』 A Falsified Romance
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
どうも、「漫画アクションスレ」では、この作品の話題があがると、
原作好きのファンのアンチが大量にわくので、
当スレを立てさせていただきます。
こちらではもちろん、映像化の話題や、ドストエフスキーによる原作がらみのネタも
他スレにカブらない範囲でOKとします。
関連スレは、以下に。
【Eさん】漫画アクション17【トモちゃん】
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/comic/1304935422/1-100#tag47
【漫画】落合尚之「罪と罰」映像化決定
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/moeplus/1304008903/1-100#tag24
>>199
それで飴屋が苦しんでいるのは?
いくら無償の愛と言っても、飴屋は毎日真綿で首を絞められる思いで
生活しているのはどうなのよ?大体飴屋が輪姦のきっかけ作って、
自分が先にレイプしたのに、グダグダのまま終わるってどういうこと?
レイプした相手とまともに暮らせるのかね?エチカ死んだ飴屋を殴って
怒りむき出しにしていたし。
それくらいだったら、飴屋やDQN高校生を刑事告発して飴屋の場合は
エチカが情状酌量求める証言をして飴屋の服役中は生活保護受けさせて
バイトで援助するでも良かったと思うわ。 原作小説を読み返しているがマルメラードフのクズっぷりはキクオ以上だな
作者じゃないが飲み代に消えるとわかりきった小銭をダメ親父にくれてやるのが無償の愛か? 無償の愛とは相手への見返りを期待しない親愛の情だもん
汝疑うことなかれ
汝試すことなかれ
だしさw >>201
だったらどう解決したほうがいいわけ?
エチカは鬱積した怒りを抱えたまま無償の愛の名目でじわじわ真綿で首を絞めるように
飴屋に接していたと思うが。
ソーニャはあれは聖痴愚(聖なるおバカさん)なところあるから、小銭を渡すようなうっかりさんだと思っている。
小銭を渡すような些細なことよりも、父親の葬式ミサに出なかったり、自分に身を売るよう強要した義母の死に
号泣する辺りに注目した方がいいと思う。 付け足すけど、ドストエフスキーは聖痴愚(聖なるおバカさん)キャラが好きなのよ。
白痴のムイシュキン伯爵、カラマーゾフのアリョーシャ、悪霊のマリヤなど、聖なるおバカさんキャラが結構出ている。
父親の葬式ミサに出ないほど嫌っているけど、それでも小銭を渡しちゃったり、自分に売春を強要する義母を
それでも愛する聖なるおバカさんじゃないと、ラスコーリニコフが人殺しでも無償の愛を捧げるというドラマが
展開しない。聖なるおバカだから、打算が通じず理屈でなく人を愛するドラマが成り立ち、それがラスコーリニコフを
自然と救うドラマにつながるんだよね。 北斗の拳でいう「哀しみを知る瞳」みたいなもんか
考えてみれば罪と罰も帝政ロシア末期の救世主伝説に違いない
しかしその単なるおバカさんにソフィア{叡智}という名前をつけたのは何の含意なんだろうな 単なるおバカではなく「聖なる」おバカであることがやはり重要。
あらゆる打算や理屈を越えて神に近づく(神の無償の愛に近づく)という思考がある。
そこがキリスト教圏たる当時のロシア的な思考だね。
カラマーゾフの兄弟でゾシマ(神の愛)とイワン(知性)が対立して、結局イワンは
悪魔の幻覚を見て廃人になるんだけど、悪魔が言うには善も悪も包括しているのが
世界で、テーマはその世界を包括した神の愛にイワンの理論が屈したということになる。
大審問官の行為を復活したイエスが見逃したように、神の愛は善も悪も含んだ世界
そのものを包括するというドストエフスキーの思考がある。
アリョーシャはまだ悪を見ていないから、まだ不十分な聖性。
善も悪も見た上ですべてを包括する聖性があって、そこへ近づくには理屈はいらない。
それが「ソフィア(神の愛=叡智)」ということ。
漫画はそのドストエフスキーの宗教観をオミットした結果、ソーニャのマルメドーラフに
小銭を渡しちゃったりする行動が理解できないようになっちゃうんだよな。 ドストエフスキーのと、コレは、元ネタではあるが、まんま原作通りに作ってるのではなく
現代風リメイクみたいなものだし、そのへんが色々違うのは仕方ない
同じ展開でなおかつ漫画がいいなら「漫画で読む名作」シリーズのほうがいいかもよ。 >>270
原作小説を現代日本に移植した時点で聖書を下敷きにすることはできないし
現代日本は19世紀ロシアのような世紀末でもないんだから
登場人物たちの苦悩も社会問題の反映というより個人的なものになるのは当然
だいたいお前は「神の無償の愛に近づく」とかいうお題目に感動したわけ? 今更ながら読んだ
原作は名前と大まかなあらすじしか知らなかったけど
なんか惜しい感じがした作品だと思った 今初めて落合のブログ見た
ふーんって感じだな
やはり弥勒は無期懲役だったのかなぁ この作品すげーな
文学とか興味ないけどかなり面白かった
絵知香可愛い >>215
手塚版ではスヴィドリガイロフが気合の入ったレベジャートニコフみたいなキャラになってるんだよね。
発表された昭和28年当時の日本では、原作通りの悪徳高等遊民・スヴィドリガイロフより社会主義活動家の方がリアリティがあったんだろう。
でも手塚治虫は罪と罰からただならぬインスパイアを受けていることを公言していたし、「ペーター・キュルテンの記録」とか「鉄の旋律」とかは手塚版罪と罰より罪と罰っぽいと思った。
落合版は…原作をなぞっているように見えてその実良くも悪くも落合漫画なんだよな。
アダルトチルドレン(落合)によるアダルトチルドレン(弥勒)の話って意味では味わい深いんだけど。 何で弥勒最後打ち明けたんだろ
検事が死刑か無期懲役が妥当 みたいなこと言ってたし本人も分かってたのにいろいろ理由つけて自首したけど普通そんなことしないわ
いくらエチカとかの影響で自首する気になっても死刑、無期懲役じゃ元も子もないし
せめて15年以上程度の懲役が良かったんじゃないかな…
原作知らんから原作に言うべきなのかわからんが。 原作は現地の当時の法のとおりに、流刑になり流刑地での変化(と変化していない部分)も描写されてる
舞台を現代の日本にした時点で適用される法律も変わっちゃうからなぁ そこは描かれてはいない、でもまぁ2人殺していて、その状況が(たとえ自ら名乗り出ていることを考慮しても)悪質として
裁判員裁判も、その上級審も死刑宣告になる判例だと思うよ、すごく情状酌量されても変わらなさそう。 死刑だったらエチカがミロクからの手紙持って微笑んでるのはおかしい 良くて無期懲役じゃないの
まあ現代の無期懲役は十数年すれば出られるとからしいけど 十年ほど前までならば、殺人での無期懲役でも模範囚でなら17〜18年ぐらいを目処に出所できたけど
殺人での収監対象には今はそんなに緩くはないよ。
>>226おかしくはないぞ、判決前ならば(制限や、できる対象者も有る程度限られるが)手紙のやりとりは出来るし
感情面でも、文章ででもやりとりが出来て、真摯な対話が出来る喜びの笑みなら理解できる。 首藤こそ主役級だった。次の漫画に活かしてほしい。
改心したりどうでもよくなるには首藤はまだ若すぎる。首藤は生かしといて外伝やらないと 首藤がかっこよくなりすぎたせいでエチカ(ソーニャ)の存在が思いっきり矮小化されてしまったから
原作信者が火病起こしまくってしまったんじゃないか 首藤がかっこよくなりすぎた(笑)
子供には、そう見えるのかw 戦後最大の殺人鬼が愛読書にしてたっつので俺も全巻読んでみた
突拍子もない展開と完全なる自己中的な思考と行動
薄っぺらの愛や厨二病的なかっこつけしい
なるほど、こんなバカな本を真に受けたからあんな大事件をやらかしたのかと
禁書レベルの糞漫画でしたよ 今日暇だったから満喫行ってきた
で、このマンガ読み返してきたからここ覗いたんだけど
お前ら揃いも揃って読解力なさすぎw
>エチカのキャラからして、あの後、
生涯をつうじてミロクを支え続けるようには、
とてもじゃないが、思えないんだよね・・・。
なんのために首藤が仕掛けたゲームという名の独白合戦やったんだよw
ミロクもエチカも盛大な自己総括からの人間化宣言やってるよ
だから首藤は敗北を認めて去ったし、エチカは「ミロクは自分のことしか考えてない」
→でもそれは私も同じだと悟ってミロクを責めなかった >母姉がどうなったかも不明
母は心労で死んだとミロクが激白してる
姉は成金と手を切ったようでミロクの友人と結婚するらしく一緒に不動産回ってるシーンがある
>エチカ
ミロクからの手紙読んで微笑んでるシーンがある、シャバに出て来られたら普通に結婚するだろ
>ミロク
自己総括終えて、かっては馬鹿にしてた平凡な生き方に価値を見出そうとしてる
検事のアドバイス通り 劇中で「起こったこと」を追っていけば確かに>>242の言うとおりなんだが、
>>242はこの作品を見てどう思ったの? >>243
中二丸出し作品だとは思った
あとセリフが文語調で読みにくい
ただ、コミュ障とか人嫌いとかプライド高すぎとかで悩んでる友人や異性には勧めたい作品 手恷。虫の「罪と罰」をアニメーションでやらないかなぁ。
「せむしの子馬」の時代のような感覚でさ。
「ファウスト」もさ。
日本には優れた過去の漫画遺産がたくさんあるのに。 この漫画って結構長編?
マンガBANGってアプリに週1で無料連載を公開されてるんだけど、今19話で血と唇て話
続きが気になるから、この先まだまだ続くなら単行本買っちゃおうかと思うんだけどどんなもんでしょう?
もう終わる?それとも続く? 懐かし漫画のようにだれでもネットで稼げる方法とか
グーグルで検索⇒『羽山のサユレイザ』
UO8CF 中二病とか言われるけど、前近代の作家たちはその中二病的な精神疾患に全力に取り組んで歴史的名作を作ってきた
近年は色んな創作物が飽和した結果中二病とかいう言い方で蔑視する傾向があるが、人間が精神を描く上でそういった要素は欠かすことはできない
この漫画は真正面から取り組んだ大した良作だと思うぞ ドスコイスキーの原作は無駄に長いから、
手恷。虫の子供向けダイジェスト版の「罪と罰」程度が
ちょうど適当だと思うけれどな。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています