>>437 =>438 =>439 =>441 >>464 =>465 =>466 =>467 =>468 =>469
=>470 >>492 =>493 =>494 =>495 >>496 =>497 >>498からのつづき)

【テーマ別攻略大作戦2-1-1】
今回から第2テーマ「文法の限界」になります。言語の話題が続きます。「標準英語と文法のあり方」あたりがタイトルになるでしょうか。
『テーマ別』は22テーマ、計44題の課題文がありますが、私が入手した駿台内部教材『英語構文演習』は1年分で40題ありました。
ということは、『テーマ別』も予備校の英語教材一年分に相当する分量になりますね。
課題文の順番は『英語構文演習』ではテーマ別ではなく、『英文解釈教室』の章立てと同じ順番で並んでいました。
課題文に添付されている例文(For Study)が、『解釈教室』の例文と酷似しているのでわかるのです。
一題の長さは『テーマ別』に収録されているものと同じでした。一方『英文解釈教室』の「例題」は元のマテリアルを部分的に切り取って収録している場合が多いです。
早速行きましょう。
§1 @Standard English is the kind of English that ...:
the kind of ... については几帳面に、「構文と訳出」p. 266を参照するように指定があります。
「10. 名詞 ... M」の一部ですが、ここは『解釈教室』のCh. 10としてさらにガッツリ解説されており、the kind of ...も10-1-8 (p. 188) で解説されております。
調べてみると意外なことに『ビジュアル』にも『ルールとパターン』にも『解釈教室 基礎編』にもこの形は出現してませんね。

BThere just isn't ...:
just は「否定」を強める。当たり前のようですが、こういう所で足腰が丈夫になってゆくのだと思います。

CEven our best speakers do not all use the language in the same way.:
all は主語と同格のallで、同格のoneselfとともに何度もやりました(【V2 22-3】(40スレ No. 510), 【V2 8-3】(40スレ No. 179), 【V2 42-4】(>>110)など)。
「構文と訳出」p. 251「4. 同格の諸形式」でも解説されています。
さらに、not allは部分否定の表現(「構文と訳出」p. 271「13. 部分否定」)。
部分否定の解説は『テーマ別』が一番良く書かれているということを【V2 28-1】(40スレ No. 792)で指摘しておきましたが、今回ゆっくり読んでみて下さい。
今回読み込むのはココに決定!