【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 42-5】
・I had another go:
なんとか知らなくても勘で行けそうですが、知っていた方がいい。名詞のgoに「試み、試し」の意味があります。
"I can't open this jar." "Let me have a go." 「この瓶のふたが開かない」「私がやってみましょう」

・... it was no use:
これはいいよね。一応例文 It is no use crying over spilt milk. 「こぼれたミルクを嘆いてもどうにもならない」→「覆水盆に返らず」《諺》

・those famous fingers of his through his:
この型は【V2 12-3】(40スレ No. 240) で既出。
"... they are lonely, lonely and feeling blue 〜♪" な〜んて歌、知ってる?

・his voice trembling with ...
「S′+現在分詞」。

・この課題文が『ビジュアル』の中では一番長いですが、面白い話なので読んでいて楽しいです。
この文の中では間接話法が盛んに使われています。
文法問題集にはありませんが、直接話法⇔間接話法の変換練習はやった方がいいです。
※この解説の前のバージョンの後に直接話法、間接話法に関する解説を書きました。もし良ければ参考にしてください (話法の変換 No. 1〜No. 17)。

伊藤和夫の英文解釈27【ビジュアル英文解釈教室】
http://tamae.5ch.net/test/read.cgi/kouri/1484461603/118-

あとは単語。colossal, sip, piece, bar, brush aside, admonition, go, pour, gulp 等、結構試験問題には出てきにくい単語があります。
piece, bar, go は一般的ですが、ここで使われているような意味ではなかなか出てこないでしょう。
これらの単語は個別に覚えると大変ですが、課題文の勉強とともに覚えれば、意外に頭に残ります。
改めて単語集で覚えるからここではいい、なんてバカなことを言わないでね。