「私も“進学校”と呼ばれる高校に通っていたが、“東大、東北大、国公立大の医学部に行かないのはうちの生徒じゃない”みたいな環境で、普段会話する大人も先生くらいという狭い世界だった」
「だから先輩方が行ったルート以外は成功じゃないと思っていたし、そこから外れそうになった時の恐怖は非常に大きかった」
「実際、1浪して私立大学に入った時の私の絶望感、“私の人生終わったな”という感じには結構すさまじいものがあった。」
「私くらいの年齢になれば、何かがあったとしても、“こうやって解決していけばいいな”というのが分かるようになる」
「でも10代の頃はそうではなかったと思う」
「当時はその先にはいろんな選択肢があって、職業があって、生き方があって、ということが分からなかった」と声を震わせた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/581f382f1dc7a8d8eb5379ad045bd1521cbe7f6f