明治大学校歌(『明治大学学報』 第50号 大正9年11月15日)

一、白雲なびく駿河台
   眉秀でたる若人が
   撞くや時代の時の鐘
   文化の潮みちびきて
   遂げし維新の栄になふ
   明治其名ぞ我等が母校
   明治其名ぞ我等が母校
   明治、その名ぞ、われらが誇り。

二、権利自由の揺籃の                     , −─  、
   歴史は古く今もなほ                 ,..:.´         ` 、
   強き光に輝けり                       /:::::.:.           、
   独立自治の旗翳し                   ,'::::::.:.:.           }
   高き理想の道を行く                 i:::::ィ=ミ_  ; ,..     {
   われら健児の意気をば知るや           灯::::rc_ {レc-、   {、
   われら健児の意気をば知るや           {::i::. `¨ .::} `¨¨    `}
   明治、その名ぞ、われらが誇り。        ヾ:::::. .:::(_,..、、     ノ
                                i:::.:.,.;_.,..j     .:厂
三、霊峰不二を仰ぎつつ                ∧::.:`=…ー-:.  .::/
   刻苦研鑽他念なき                   /{\:::. ̄.. ..., ィ {_
   われらに燃ゆる希望あり        __,,,..ィ三三ゝ.\;¨::.´ .::/}≫x,
   いでや東亜の一角に          ≦三三三三三 {≫z}\/  ∨三≧x,
   時代の夢を破るべく         三三三三三三 ヘ ヾ{,ィチ}丁丁 三三三≧x,_
   正義の鐘を打ちて鳴らさむ    .三三三三三三三ヘ V)ミ{/ヽ,j三三三三三三
   正義の鐘を打ちて鳴らさむ
   明治、その名ぞ、われらが誇り。             山田耕筰

 「歌詞は現在と若干異なっているが、
. しかし、校歌は時代と共に学生と共に
 歌いやすい様に変っていったのであろう」
 (明治大学 『図録明治大学百年』 昭和55年)