既にMARCHあたりの就職優位性が融解してきている。内部生・推薦・AOなどの非学力系の入学者が非常に多いためだ。
このあたりと地方国立との間で優劣は、現時点ではつかないだろう。

【明治・青学・立教・中央・法政は少子化の時代に生き残れるの…?】
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/54525

大手メーカーの採用担当者が言う。
「もはやMARCH出身というだけでは能力の保証にはならない。
このまま学生の劣化が進むのならば、早慶を足切りラインにせざるを得なくなります」

大手鉄鋼メーカーの採用担当者が言う。
「正直に言って、ウチではもはやMARCHは『その他の大学』と同じくくりで考えていて、特別視していません」

大学事情に詳しい高等教育総合研究所の亀井信明代表取締役が言う。
「今後、いっそう少子化が進めば、従来なら日東駒専レベルの学生がMARCHに入学できるようになる。
そうなると、大学側も学生にあわせて教育スタンスを変えなければいけません。
そうなると社会からのMARCHブランドへの評価は崩れてしまう。どう差別化を図るのか、各大学は悩ましい選択を迫られます」