結論を書くと「雰囲気で気に入った方でいい」です。ただ、立教に憧れを強く持たないなら青学がお勧めです。
もともと青学で、立教の方が良ければ立教に変えるようですが、正直お勧めできません。あなたを文系と仮定して書きますが、立教の現代文は癖があり、勉強して突破できるものではありません。
青学はまだ勉強した分だけ合格率が上がりますが、立教はそうした部分では克服できないもので作られています。
確かに相当勉強すればできるようになりますが、それも幼少期からしっかり文章を読んできた人や何らかのセンスがありそこが伸びた場合だけであり、努力で何とかならない人が90%以上でしょう(国語の塾講師経験から)。
本好きな人には立教は解きやすいようです。そのため「青学に落ちて立教に合格した」人は国語にセンスがある人が多いです。
逆に「立教に落ちて青学に合格した」人はしっかり勉強してきた人が多いです。受験生がどちらかは(講師であれば90%受験前に分かりますが)受験生本人には分かりません。受験してみて片方しか合格しない人がほとんどので、不合格だった方は「縁がなかった」になります。

そもそも、その二校だけを考慮しているか分かりませんが、私なら「まず早慶のどちらがいいか、次に上智で、その次に…」という考えであれば青学をお勧めします。やはり立教の問題の特殊性がネックであり、第一志望でない以上対策に時間を使いたくないからです。
また第一志望として両校を考えても青学をお勧めします。やはり滑り止めの日東駒専の受験を考えた時、立教の対策に割ける余裕があるのかという疑問が残りますし、仮に余裕があるなら早慶の対策をした方がいいと思うからです。
立教そのものを否定するつもりはりませんが、やはり現在の入試制度の下では多少問題に特性がある私立は避けることが無難です。そこが第一志望ならそれ専門の対策をする価値はありますが、悩んでいる以上やらない方がいいです。