>>51
51に関連して。
大学業界では必ず「業界の風雲児」的な存在が各時代に現れるんですよ。
1 大学業界内で話題になる→2 世間で話題になる→3 飽きられるの流れですw

前のスレで勘違いしている人がいましたが近大をディスってるのではなく、
2の状況になっているときに、大学関係者合同研修会で話題にすると
「また始まった」「(笑)」「もう聞き飽きた」みたいな扱いになるということです。
2の状態になったら大学関係者の間では食傷気味ですので、事例に挙げてはいけません。

前のスレで「私大職員は危機感が足りない」みたいなレスもありましたが、これも同じで、
大学関係者は70年代後半には危機感を持っていて、「飽きた」「何をいまさら」と思っただけです。
しかも大学関係者は2009年に一度詐欺に遭っていますからね。
(評論家「2009年に3桁の大学が無くなる!」→実際には2009年時点でゼロ)
大学は世間の景気には関係なく、子供の数で趨勢はほぼ決まり、22年後のことまで
完全に予想ができる業界ですので、一般人が知る頃に大学関係者が知らないわけがありません。

閑話休題。立命館はこの典型みたいな大学でした。
1の状態は1998〜2002ぐらい、2の状態は2002〜2005ぐらいです。
現在、入試願書無料配布なんてどこでも当たり前ですが、
昔は大規模大学の願書は1000円ぐらい出して買うのが普通でした。
これを大規模大学で初めて無料にしたのが立命館です。

無料配布だと書店のルートを失うし、入ってくる収入をフイにしてまでやるということは、
多忙化と収入源がセットですよね? 勿論これだけではなく、こうした大学改革を10も100も
やったのが立命館です。そんな大学で働くとどうなるか、もうお答えがわかりますよね?

大学にはいろいろな待遇のところがあって、少なくとも「学生ヒエラルキーの語呂合わせの括り」では
語りきれるものではありません。私大職員の職につくにあたっては、まずこの概念を一回消し去り、
どこの待遇が優れているかを個別に検証することから始める必要があります。
「括り」で考えられるのは、せいぜい、どんな規模か、場所はどこか、医歯薬か、カトリックか、理系中心か、文系中心かだけです。
これ以外のものさしはあまり使えません。