Part67の時も書いたけど
兄弟の父は、ニコルの表現力豊かな天賦の才を愛し「ロンド・カプリチオーソ」を表現する夢を託す
自分のスケートを踏襲し大会に出て勝つことは兄のアルベルにだけ課した
ニコルには競技としてのスケートをさせるつもりはなく、ひたすら芸術としてのスケートを目指させ
規定通りでない自由な表現をさせる

父親は、当時の花形である週刊誌で連載する王道作家を目指させようとした山本さんに似てるし
ニコルの立場は月刊誌で自分の世界を表現させる事を期待され自由に描かせて貰ってた萩尾さんに似てる

アルベルの嫉妬は、ニコルの才能だけではなく彼の方がより父親に愛されてると思い込んでる事も原因
これだけストレートに感情ぶつけた内容を読んだ山本さんは、どんな風に感じていたんだろうな