>>486
推定、ありがとうございます。
私も自分の推論が正しいと確信しているわけではないので、ご意見は参考になります。

関連して、大泉本(単行本)60Pにちょっと気になる記述があるのです。
1971年初め、竹宮さんが「空がすき!」を描いている時、萩尾さんは
主人公が急に友人の首を絞めて殺そうとするシーンの意味がわからず、
(以下引用)
「首を絞めて、殺そうとする? これは殺人だよね?」と聞くと、二人は
「いいえ、これが愛なのよ、殺される方も愛だとわかるからそれを受け入れるのよ、
これが少年愛なのよ。」と言ってました(引用終了)

この時点で、岡田さんの「ポーヴレト」を3人とも読んでいた可能性はありますが
萩尾さんにはよくわからなかった。ただ、そこに何かいみが深い意味があるようだと感じていたかもしれません。
が、竹宮・増山さんは「殺すことが少年愛の極致」という認識をすでに共有していた。
「ポーヴレト」の凄さも理解できたのではないでしょうか