>>862
シナリオは無数にありますので細かい設定をつめても詮無いことです
要は一つの可能性として竹宮さんを善意に解釈するシナリオを検討するということです
そしてその可能性に賭けて誤解を解き相手と和解するというのが一つの方策です

でも萩尾さんはそれをしない
なぜ?
竹宮さんを善意に解釈するシナリオを単に思いつかないから、ということはないと思います
萩尾さんはストーリー作りの天才ですから善意の解釈が思い浮かばないことはない
しかし思い浮かんだ善意の解釈を棄却するでしょう
なぜ
萩尾さんは竹宮さんの誤解を解く気はないから
竹宮さんを絶対に永久に許せないから
竹宮さんに対する恨みつらみは大泉本に書き込んであります、深く重たく

「あなたの描く寄宿舎の話は偽物だから描くな」
こんな酷いこと、馬鹿なこと言う人は絶対に永久に許せない
彼女に薬をつけたら(つまり誤解を解いたら)許さなくてはならない、それはできない
盗作を否定する必要なない、彼女を放置しておこう

萩尾さんはこの当時モノローグで語っています
MOKUSITE KATARAZU BAKA NI TUKERU KUSURI WA NAI
これは一次史料です、回顧録に優先します