>>986
スレ立てりがとうございます

>>977
文学でもモデルがあれこれいるのは珍しくない
自伝でなくても文学者の伝記を読むとあれはあの人なんだみたいなのが色々と出てくる
某巨匠の長編に出てくる鼻持ちならない滑稽化された文学者は別の巨匠がモデルというのが有名で
ただまあこの二人はあれこれと紆余曲折があって最終的には祖国をめぐる話題で盛り上がり双方抱き合って感動していたりするけどw
モームはやっぱり実在の人物をモデルにし過ぎて嫌われて晩年孤独で悲惨だったらしい

なんだけど萩尾さんの場合やはり私も以前より素直に読めない
元々感じていた実の乏しさや幼稚さとは別に気に入っていた話がいくつか
大泉本に恨みの強いメンタリティや自分が傷つくのはやたらと気にするのに他者の立場を顧みることをあまりしない
悪者にする性向、山岸さんなんかは自己正当化のネタに使っちゃうような所のせいだと思う
だから作品でもただのモデル化というよりもっと黒い意識があるように感じられる
精霊狩りで「黙して語らず馬鹿に付ける薬はない」なんて書いてしまう人だしね