"囲碁発祥の地"捏造は、碁聖寛蓮顕彰会という恥ずかしい団体の行為であって、
土地の所有者は丸め込まれただけみたいだよ

http://www1.saga-s.co.jp/news/saga.0.1824837.article.html

「日本の囲碁は鹿島がルーツ」 棋聖顕彰会が発足
 
平安時代の碁聖・寛蓮上人(橘良利)が鹿島出身だったことをもとに、
佐賀県鹿島市を“囲碁の発祥の地”として全国にアピールしようと10日、
「碁聖寛蓮顕彰会」(森田常正会長)が発足した。
伝統文化である囲碁の魅力を若い世代や女性にも伝え、
囲碁を通した地域浮揚を目指す。

寛蓮は874(貞観16)年ごろ、
肥前国藤津郡大村(現鹿島市)で生まれたとされる。
宇多天皇に仕え、囲碁の名人として活躍。
日本で初めて碁式(ルール)を作った。

顕彰会は囲碁教室で小中学生への個別指導を充実させるほか、
婦人会員の拡充などを計画。JR肥前鹿島駅に看板を設置することや、
地元ケーブル放送の番組制作も視野に入れている。

発足式には約100人が参加。
随筆で寛蓮の功績を紹介した樋口久俊市長が記念講演し、
『今昔物語』などに記された史実をひもときながら、
出身地論争や寛蓮と宇多天皇との関係を解説した。

鹿島市は、九州最大のアマチュア大会「祐徳本因坊戦」が今年で60回目を迎え、
市民囲碁大会も毎年実施されるなど囲碁が盛ん。
小学生を対象にした囲碁教室も人気がある。
60年前に寛蓮顕彰会が発足して顕彰碑を設置したが、その後活動が途絶えたため、
日本棋院鹿島支部などが活動再開を呼び掛けていた。

佐賀新聞 2011年02月11日更新