○●置碁必勝法検討スレ●○
置碁のスレが無かったので建てました 置碁での心構え、具体的な打ち方、上手常套の無理手対策などなど。。。 情報を共有し、いっしょに置碁の必勝法を研究しよう! 早速なのですが、多子局で上手がよくやる豆まき戦法(定石を最後まで打たず、あちこちにカカる)には どのように対処すべきですかね?あと、三連星の内側から一間高ガカリには、素直に受けるしかないのでしょうか? P.113 第2章 六目カギ型 第19型 黒先(題図から白黒を入替) ┯┯┯┯┯┯┯┯┯┓ ┼┼┼┼┼○●┼┼┨ ┼┼○┼┼○┼●┼┨ ╋┼┼┼┼┼○○┼┨ ┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ ┼┼┼┼┼┼┼○┼┨ ┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ ┼┼┼┼┼┼┼○┼┨ ┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ ╋┼┼┼┼┼╋┼┼┨ P.114 第2章 六目カギ型 第20型 黒先(題図から白黒を入替) ┯┯┯┯┯●┯┯┯┓ ┼┼┼┼○○●┼┼┨ ●┼┼●┼○┼●┼┨ ╋┼┼┼○┼○○┼┨ ┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ ┼┼┼┼┼┼┼○┼┨ ┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ ┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ ┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ ╋┼┼┼┼┼╋┼┼┨ P.116 第2章 六目カギ型 第21型 黒先(題図から白黒を入替) ┯┯┯┯┯┯┯┯┯┓ ┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ ┼○┼┼○○●●┼┨ ╋┼┼┼┼┼○○┼┨ ┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ ┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ ┼┼┼┼┼┼┼○┼┨ ┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ ┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ ╋┼┼┼┼┼╋┼┼┨ P.120 第2章 六目カギ型 第24型 黒先(題図から白黒を入替) ┯┯┯┯┯┯┯┯┯┓ ┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ ┼┼┼○┼○●●┼┨ ╋┼┼┼┼○╋○┼┨ ┼┼┼┼┼┼○┼┼┨ ┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ ┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ ┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ ┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ ╋┼┼┼┼┼╋┼┼┨ P.128 第2章 六目カギ型 第30型 黒先(題図から白黒を入替) ┯┯┯┯┯┯┯┯┯┓ ┼┼┼┼┼┼○┼┼┨ ┼┼┼●┼●●○○┨ ╋┼┼┼┼┼╋●┼┨ ┼┼┼┼┼┼┼●┼┨ ┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ ┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ ┼┼┼┼┼┼┼●┼┨ ┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ ╋┼┼┼┼┼╋┼┼┨ これは「基本死活虎の巻」では最小限の生きとして出てくる。 どうやら「基本死活事典」は「基本死活虎の巻」と 「新早わかり死活小辞典」を包含している書籍であるようだ。 八目型はさらに細かく3つ分かれる。 各々40型ほどあるのだが、結局閾値を超えたのは 2型だけであった。 P.165 第2章 八目型(肩欠け) 第7型 ┯┯┯┯┯┯┯┯┯┓ ┼┼┼┼┼○┼┼┼┨ ┼┼●┼●●○○┼┨ ╋┼┼┼┼┼●●┼┨ ┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ ┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ ┼┼┼┼┼┼┼●┼┨ ┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ ┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ ╋┼┼┼┼╋┼┼┼┨ P.166 第2章 八目型(肩欠け) 第8型 ┯┯┯┯┯┯┯┯┯┓ ┼┼┼●○○┼┼┼┨ ┼┼●┼●●○○┼┨ ╋┼┼┼┼┼●●┼┨ ┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ ┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ ┼┼┼┼┼┼┼●┼┨ ┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ ┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ ╋┼┼┼┼╋┼┼┼┨ クシ型からは4型。 いずれも実戦型である。 P.200 第2章 クシ型 第16型 ┯┯┯┯┯┯┯┯┯┓ ┼┼●○┼┼┼┼○┨ ┼┼●┼○○○○●┨ ╋┼┼●●○●●●┨ ┼┼┼┼┼●┼┼┼┨ ┼┼┼┼┼┼●┼┼┨ ┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ ┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ ┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ ╋┼┼┼┼╋┼┼┼┨ P.201 第2章 クシ型 第17型 ┯┯┯○┯┯┯┯┯┓ ┼┼●○┼┼┼┼○┨ ┼●┼●○○○○●┨ ╋┼┼●●○●●●┨ ┼┼┼┼┼●┼┼┼┨ ┼┼┼┼┼┼●┼┼┨ ┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ ┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ ┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ ╋┼┼┼┼╋┼┼┼┨ P.201 第2章 クシ型 第18型 ┯┯┯┯○┯┯┯┯┓ ┼┼●○┼┼┼┼○┨ ┼●┼●○○○○●┨ ╋┼┼●●○●●●┨ ┼┼┼┼┼●┼┼┼┨ ┼┼┼┼┼┼●┼┼┨ ┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ ┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ ┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ ╋┼┼┼┼╋┼┼┼┨ P.208 第2章 クシ型 第24型 ┯┯┯┯┯┯┯┯┯┓ ┼┼┼┼┼┼┼┼○┨ ┼●┼●┼○○○●┨ ╋┼┼┼●●○●┼● ┼┼┼┼┼┼●●●┨ ┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ ┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ ┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ ┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ ╋┼┼┼┼╋┼┼┼┨ 急にすべてのページのアクセスカウンタが増えた。 だけど、なんで増えたのかわからない。 「並べて学ぶ布石とヨセ」に至っては1週間で 1,000回以上アクセスが増えている。 内容は何もいじっていないのに。 理由のわかる人教えてください。 シルバーウィークに備えて「三々打ち込み辞典」を買ってきた。 分かったことはまたここに書きます。 たぶん2chwikiのとあるページのURLがあちこちに貼られてたから、 そのページから囲碁ページに跳ぶ人が増えたんじゃないかな 囲碁に興味を持つ人が増えることは良い事だね アクセスカウンタが増えているのは一過性のもの、 ということでしょうか。あまり気にしないことにしましょう。 というわけで三々打ち込み辞典について。 三々打ち込み辞典は韓国棋院が編集した辞典である。 第一章に基本型として45型が取り上げられているが、 その先の変化も丁寧にまとめているので、 実際の図は45よりも多い。 基本死活事典が単独の星への三々、星下ツケ定石を 扱っているのに対して、三々打ち込み辞典は コゲイマ受け、大ゲイマ受け、一間受け、 両掛り、ケイマジマリ(小目)も扱っており、 実戦の三々打ち込みとしては相当なものが網羅されていると思う。 使いでのある辞典だと思う。 今回もKGS高段者の棋譜から 出現頻度の高いものを整理して示すことにする。 先々は棋譜の検索もしてみたいが、まずは 三々打ち込みの頻出定型とは何かを調べることにしよう。 まずは星単独の打ち込み __ ABCDEFGHIJKLMNOPQRS 01┏┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┓ 02┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼○○┼┼┼┨ 03┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼●●●○○○┨ 04┠┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┼┼┼●●○┨ 05┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┨ 06┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┨ 07┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 08┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 09┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 10┠┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┨ 11┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 12┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 13┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼●○┨ 14┠┼┼┼┼●┼┼┼┼┼┼┼┼┼●○○○ 15┠┼┼┼┼●○┼┼┼┼┼┼┼┼●●○┨ 16┠┼●●●○┼┼┼╋┼┼┼┼┼●○┼┨ 17┠┼○○●○┼┼┼┼┼┼┼┼┼●○┼┨ 18┠┼●●○┼○┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 19┗┷┷┷┷○┷┷┷┷┷┷┷┷┷┷┷┷┛ 星単独 右上 P. 17 第1章 第01型 1図(1,241回) 右下 P. 19 第1章 第02型 1図( 214回) 左下 P. 20 第1章 第02型 3図( 365回) あぁ、sage進行にするのを忘れた。 編集方法をいろいろ考えたが、 三々打込辞典と基本死活事典の頻出定型を まとめて掲載することにした。 コゲイマ受け、大ゲイマ受け、一間受けなど 受けの形ごとに整理したほうが使いやすいだろう。 ということでまずはコゲイマ受けから始まる 隅の定型。 __ ABCDEFGHIJKLMNOPQRS 01┏┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┓ 02┠┼●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼○┨ 03┠●○●┼●┼┼┼┼┼┼┼●●○○┼○ 04┠●○●┼┼┼┼┼╋┼┼┼┼┼●●○● 05┠○┼○┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┨ 06┠┼○○┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 07┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 08┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 09┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 10┠┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┨ 11┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 12┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 13┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 14┠┼●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼●●┨ 15┠●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┼○┨ 16●○●●┼┼┼┼┼╋┼┼┼┼┼●○┼┨ 17○┼○○●●┼┼┼┼┼┼┼┼●○┼○┨ 18┠○┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┼○┼┨ 19┗┷┷┷┷┷┷┷┷┷┷┷┷┷┷┷┷┷┛ コゲイマ受け 右上 三々打込事典 P. 34 第1章 第07型 1図( 370回) 左上 三々打込事典 P. 97 第1章 第27型 2図( 120回) 右下 基本死活辞典 P.476 第4章 ツケ3( 423回) 左下 基本死活辞典 P.464 第4章 三々7( 206回) 大ゲイマ受けは6型出てきた。 __ ABCDEFGHIJKLMNOPQRS 01┏┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┓ 02┠┼○○●┼┼┼┼┼┼┼┼●○○┼┼┨ 03┠┼○●●○┼┼┼┼┼┼●●●○○○┨ 04┠┼○●┼┼┼┼┼╋┼┼┼┼○●●○┨ 05┠┼○●┼○┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┼●┨ 06┠┼●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┨ 07┠┼●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 08┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 09┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 10┠┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┨ 11┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 12┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 13┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┨ 14┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┨ 15┠●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼●○┼┨ 16●○●●○┼┼┼┼╋┼┼┼┼┼●○┼┨ 17○┼○○●●●┼┼┼┼┼┼●┼●○┼┨ 18┠○┼┼○●┼┼┼┼┼┼┼┼●○○┼┨ 19┗┷┷┷┷┷┷┷┷┷┷┷┷┷┷┷┷┷┛ 大ゲイマ受け 右上 三々打込辞典 P. 40 第1章 第09型 4図( 321回) 基本死活事典 P.426 第4章 三々2 右下 三々打込辞典 P. 40 第1章 第09型 6図( 214回) 左下 三々打込辞典 P. 45 第1章 第11型 2図( 181回) 基本死活事典 P.467 第4章 三々8 左上 三々打込辞典 P.112 第1章 第32型 5図( 267回) __ ABCDEFGHIJKLMNOPQRS 01┏┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┓ 02┠┼┼○○●┼┼┼┼┼●○┼┼┼┼○┨ 03┠┼┼○●┼●┼┼┼┼┼●○○○○●┨ 04┠○○●●┼┼┼┼╋┼┼●●○●●●┨ 05┠┼●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┼┼┨ 06┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 07┠┼●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 08┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 09┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 大ゲイマ受け 右上 三々打込辞典 P. 43 第1章 第10型 4図( 322回) 左上 基本死活事典 P.470 第4章 ツケ1 ( 434回) 一間受けは三型出てきた。 調査済がこれとは別に一型あるので、要注意 __ ABCDEFGHIJKLMNOPQRS 01┏○┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯●○┯┓ 02┠○●●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼●○┼○┨ 03┠○○●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼●○┼┨ 04┠○●●┼┼┼┼┼╋┼┼┼┼┼●●○┨ 05┠○┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┨ 06┠○●●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┼┨ 07┠●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 08┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 09┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 10┠┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┨ 11┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 12┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 13┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 14┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┼●┨ 15┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 16┠┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┼┼┼●┼○┨ 17┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼●○┼┨ 18┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼●○○○┨ 19┗┷┷┷┷┷┷┷┷┷┷┷┷┷┷●┷┷┛ 一間受け 右上 三々打込辞典 P. 49 第1章 第12型 6図( 118回) 87 右下 三々打込辞典 P. 51 第1章 第13型 1図( 106回) 37 基本死活事典 P.456 第4章 三々5 左上 基本死活事典 P.459 第4章 三々5・第2型 ( 138回)12 調査済はこれね __ ABCDEFGHIJKLMNOPQRS 01┏┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┓ 02┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼●○┼┼┼┨ 03┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼●○┼○○┨ 04┠┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┼●┼●●○┨ 05┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼●●┨ 06┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼○┼┨ 07┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 08┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 09┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 両掛り型は四型。 __ ABCDEFGHIJKLMNOPQRS 01┏┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┓ 02┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 03┠┼○●┼○┼┼┼┼┼┼●○●┼○┼┨ 04┠┼○●┼┼┼┼┼╋┼┼○●┼●○┼┨ 05┠┼┼┼●┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┼┼┼┨ 06┠┼○┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼○┼┨ 07┠┼○●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 08┠┼┼●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 09┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 10┠┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┨ 11┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┼┨ 12┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 13┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼○┼┼┨ 14┠┼○┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼●●○●┨ 15┠┼┼┼●┼●┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┨ 16┠┼●●┼┼┼┼┼╋┼┼┼┼┼●┼┼┨ 17┠┼○○┼○┼┼┼┼┼┼┼○┼○○┼┨ 18┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 19┗┷┷┷┷┷┷┷┷┷┷┷┷┷┷┷┷┷┛ 白両掛り 右上 三々打込辞典 P.124 第1章 第35型 4図(1,130回) 基本定石事典 P.263 第1部 16 12図 二間高ばさみー白両掛り 右下 三々打込辞典 P.127 第1章 第36型 6図( 401回) 基本定石事典 P.186 第1部 13 33図 白両掛り 左下 三々打込辞典 P.132 第1章 第38型 2図( 721回) 左上 三々打込辞典 P.133 第1章 第38型 4図( 141回) 五の五とケイマジマリも四型 __ ABCDEFGHIJKLMNOPQRS 01┏┯○●┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┓ 02┠○┼○●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 03┠┼○●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼●○┼┨ 04┠○┼●┼┼┼┼┼╋┼┼┼┼┼●○┼┨ 05┠●●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┼┼┨ 06┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼○┼┨ 07┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┼┨ 08┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 09┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 10┠┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┼┼┼●┼┼┨ 11┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 12┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 13┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 14┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┨ 15┠●●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┼┼┨ 16┠○●╋┼┼┼┼┼╋┼┼┼┼┼●○┼┨ 17○┼○●●┼┼┼┼┼┼┼┼○┼●○┼┨ 18┠┼○┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 19┗┷┷┷┷┷┷┷┷┷┷┷┷┷┷┷┷┷┛ 五ノ五 右上 三々打込辞典 P.136 第1章 第39型 1図(1,540回) 右下 三々打込辞典 P.136 第1章 第39型 2図( 270回) ケイマジマリ 左下 三々打込辞典 P.138 第1章 第40型 3図( 124回) 左上 三々打込辞典 P.138 第1章 第40型 4図( 115回) 型の抽出はこれで一通り終了。 次はこの型の組み合わせから棋譜を抽出したいが、 例によってこの作業は工数がかかるので、 これからしばらくは進捗報告だけとなる。 棋譜については 「並べて学ぶ三々打込とヨセ」としてまとめてみました。 http://info.2ch.net/?curid=3894 表示が崩れないか、内容やリンク関係に不自然なところないか、 ほどよい突っ込みをお願いします。 「頻出三々定石と死活」はこの下に入れました。 このへんも提案あったら伺います。 よろしくお願いいたします。 棋譜の枚数が増えたので、よく名前が出てくる棋士だけまとめた。 http://info.2ch.net/?curid=3902 しかし、どうにものっぺりしたページになってしまった。 (特に後半部分) もう少し見栄えをよくしたいのだけど、どんなことすればよいのだろう。 センスのある方のアドバイス求む。 いつのまにかgoogleで"囲碁 棋譜並べ"とすると先頭に来るようになった。 "棋譜並べ"でも将棋の野月七段のYouTube動画より上に出てくる。 素直に喜ぶことにする。 とりあえず今のところこれ以上の何をするというものはない。 感想とかもらえると嬉しいです。 いつもありがとうございます kanaeサーバーからtamaeサーバーに移転したようですね… wikiのスレURLとかテンプレとか、訂正したほうがいいかもです こんな感じでしょうか。 抜け漏れあったらお願いします。 質問 以下のPageで参考文献を一覧表形式にしたのですが、 書名くらいは左揃えにしたいと思います(見づらい)。 http://info.2ch.net/?curid=3902 どう書けばよいのでしょうか? どなたか達者な方教えてください。 個人的には、今のようなかんじで十分だと思いますよ いつも助かっております あけましておめでとうございます いつも編集ありがとうございます あけましておめでとうございます。 雑文の整理をつけたので、これからしばらく、二次定石について調べてみたい。 世の中には定石後の打ち方をテーマにした本がいくつか出ているが、 これらの本にはあまり私の知りたいことが書かれていない。 すなわち、 ・選ばれている定石が私のよく使うものと異なる ・特に体系だっているわけではなく、網羅性に欠ける 「並べて学ぶ定石とヨセ」を編集してみて気づいたのは、 誰でも知っている簡明な定石についても形の決め方については プロのセオリーがあるようだ、ということである。 つまり、定石後のキメ方・ヨセ方について、プロには ファーストチョイスがあり、それを基に周囲の状況から どうするか考えているのではないかと思われるフシがある。 アマであっても、そういったセオリーを知っていれば 中盤戦についてある程度の構想をもって臨めるような気がする。 それはすなわち、再現性のある中盤構想ということになり、 対局を繰り返すことで習熟を促すことができるのではないかと思う。 プロの鋭い手筋はいらないので、アマがよく打つ着手からの キメ方くらいは知っておきたい。 「もっと並べる定石とヨセ」第一集で頻出定石9型を抽出したので、 各々についてこういった二次定石をまとめておくとために なるような気がする。 そういう着眼点の書籍ってあったら教えてほしいのだが、 どうも私の立ち読みの範囲ではそんな本はないようだ。 仕方がないのでkombiloで調べてみることにする。 これは出典もなく、かなり壮大な話なので、ひとつづつ時間を掛けることになる。 実戦の棋譜がないとまったく説得力がないので、 例によって終局する棋譜を検索しながら探すことになる。 全部まとめきったら巨大な棋譜並べサイトになりそうだ。 kombiloのデータは今回更新して、KGSは2000年〜2015年5月までの17万6千局、 プロはbaduk pro game scoreの2015年9月版の5万1千局に増やした。 ここから ・KGSの棋譜で定石後の周辺の着手を調べ、 100局以上出てくる着手を候補として選ぶ ・プロの棋譜でその後の進行を調べ、最多数のものを選ぶ ・最多数の進行で終局する棋譜を選ぶ とした。よっぽど棋譜が多い場合はさらに絞り込みをするが、 とりあえずはこのやり方で棋譜でーたべーすの棋譜名を掲載しておく。 URLはたくさん書くと規制に引っかかるので、ここには書かない。 あせって大量に投稿するとこれもNGワード登録されるようなので、 ゆっくりと作業を進める。 まずは一番型の少ないこの定石 アマの出現頻度は2,514局 __ ABCDEFGHIJKLMNOPQRS 01┏┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┓ 02┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 03┠┼┼●●○┼┼┼○┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 04┠┼●╋○○┼┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┨ 05┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 06┠┼●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 07┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 08┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 09┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 10┠┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┨ この型は有力なキメようがないらしく、アマで100局以上出てくるのは二型しかない。 [一型目] __ ABCDEFGHIJKLMNOPQRS 01┏┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┓ 02┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 03┠┼┼●●○┼┼┼○┼●┼┼┼┼┼┼┨ 04┠┼●╋○○┼┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┨ 05┠┼┼┼┼┼┼┼┼○┼●┼┼┼┼┼┼┨ 06┠┼●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 07┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 08┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 09┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 10┠┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┨ 黒から一間ツメ(J,03)は986局で出現する。 これについてのプロの応手は白一間トビ。 アマもこう打つ。これはわかりやすい。 第18回LG杯世界棋王戦準々決勝 柁嘉熹 高尾紳路 2013-11-11 B+4.5 碁聖戦〈加戦〉 陳禧 周可平 2008-03-09 B+3.5 第21回 韓国王位戦 黄元俊 鄭寿鉉 1986-08-08 W+0.5 第10回 Kukgi 徐能旭 金秀壮 1984-12-10 B+8.5 [二型目] __ ABCDEFGHIJKLMNOPQRS 01┏┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┓ 02┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 03┠┼┼●●○┼┼呂○以┼┼┼┼┼┼┼┨ 04┠┼●╋○○┼┼┼●波┼┼┼┼╋┼┼┨ 05┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 06┠┼●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 07┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 08┠┼○┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 09┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 10┠┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┨ 白からの一間ツメ(C,08)の出現頻度は218回。 一型目の1/5に減ってしまう。 黒としてはツケからサバくらしい。 白の応手は以、呂、波の3パターンあり、特に定型はない。 結局、隅の黒は死ぬことはないので、ツメられたら 暴れてみるということのようだ。 以 第13回LG杯預選戦第五局 姜東潤 井山裕太 2008-04-25 B+2.5 呂 第67期日本本因坊戦預選 趙善津 河野臨 2011-06-16 W+4.5 第14回中国阿含桐山杯决戦 古力 周睿洋 2012-10-17 B+1.5 波 KB国民銀行杯2013韓国囲甲聯戦 金昇宰 金顕燦 2013-10-03 W+2.5 しかし、この進行は私のレベルでは理解が難しい。 私のレベルならば下図の仁・保・部が候補である。 KGS高段者のファーストチョイスは部だ。 __ ABCDEFGHIJKLMNOPQRS 01┏┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┓ 02┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 03┠┼┼●●○┼┼┼○┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 04┠┼●╋○○┼┼┼★┼┼┼┼┼╋┼┼┨ 05┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 06┠┼●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 07┠仁保部┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 08┠┼○┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 09┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 10┠┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┨ 仁 :「基礎からのヨセと計算」 P. 98 3図 保部:「韓国棋院ドリル 上級編4」P.167 問題96 仁ならば逆先手10目(白が一手で利かしとして他所に行くことはない前提)、 すなわち20目程度の手となるので、黒(J,04)ツケ(★)はそれ以上の価値があるということになる。 相手陣内で暴れてなんらかのサバキ型を得られれば20目以上の アラシになるというのがプロの理屈のようである。 [まとめ] __ ABCDEFGHIJKLMNOPQRS 01┏┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┓ 02┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 03┠┼┼●●○┼┼┼○┼❶┼┼┼┼┼┼┨ 04┠┼●╋○○┼┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┨ 05┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 06┠┼●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 07┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 08┠┼@┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 09┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 10┠┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┨ この定石の代表的二次定石は白からは@、 黒からは❶の合計二型がある。 定石2つめ。 アマの出現頻度は2,752局 __ ABCDEFGHIJKLMNOPQRS 01┏┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┓ 02┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 03┠┼┼●●○┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 04┠┼●╋○○┼┼┼○┼┼┼┼┼╋┼┼┨ 05┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 06┠┼●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 07┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 08┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 09┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 10┠┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┨ この型はアプローチが7通りあるようだ。 [一型目] __ ABCDEFGHIJKLMNOPQRS 01┏┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┓ 02┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 03┠┼┼●●○┼┼┼┼┼★┼△┼┼┼┼┨ 04┠┼●╋○○┼┼┼○┼┼┼┼┼▲┼┼┨ 05┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 06┠┼●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 07┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 08┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 09┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 10┠┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┨ 右辺に▲△がある前提で★への打ち込み。 この布石は「基本布石事典 下」(依田)P.16にも 出てくるものであり、そこに★と打込んだ進行である。 おさまり型はこうなる。 __ ABCDEFGHIJKLMNOPQRS 01┏┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┓ 02┠┼┼┼┼┼┼●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 03┠┼┼●●○┼┼┼●●●┼○┼┼┼┼┨ 04┠┼●╋○○┼┼○○●○○┼┼●┼┼┨ 05┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼○┼┼┼┼┼┼┼┨ 06┠┼●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 07┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 08┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 09┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 10┠┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┨ この型は「打ち込み読本」P.197 問題4の型である。 前提としてシチョウ関係を確認しておく必要がある。 より丁寧な説明は「中盤の花形戦法運用、撃退マニュアル」(加藤充志)P.14 に出てくる。 この本は最初はやさしめだが、最後はかなり難しい話を扱っている。 日本第17回天元戦17thTengen 加藤正夫 林海峰 1991-12-19 W+0.5 第3回 中国 十強戦 内廼偉 聶衛平 1989-10-11 W+0.25 [二型目] __ ABCDEFGHIJKLMNOPQRS 01┏┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┓ 02┠┼┼┼┼┼┼★┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 03┠┼┼●●○┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 04┠┼●╋○○┼┼┼○┼┼┼┼┼╋┼┼┨ 05┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 06┠┼●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 07┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 08┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 09┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 10┠┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┨ KGSSではここまでで352局出てきた。 こういうエグリかたはプロの棋譜にはよく出てくる。 「中盤の花形戦法運用、撃退マニュアル」(加藤充志)P.8 の解説が一番詳しいと思う。 __ ABCDEFGHIJKLMNOPQRS 01┏┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┓ 02┠┼┼┼┼●●●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 03┠┼●●●○●○●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 04┠┼●○○○○○○○┼┼┼┼┼╋┼┼┨ 05┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 06┠┼●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 07┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 08┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 09┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 10┠┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┨ KGSではここまで適切に応接する事例が26型出てくる。 つまり途中で変化してしまう例がほとんどなのである。 それでもこういう形を二次定石として集めておくのは大事だと思う。 実戦でその通りの進行にならなくても考え方の基本になるのだから。 プロで終局する対局事例は7局あった。 全部掲載するのは大変なので、 ここでは比較的わかりやすい時代だったと思われる 1990年代から2局示す。 韓国昇段戦 yipongkeun 崔圭炳 1999-02-02 W+1 第26回 国民PASSカード杯・覇王戦 張秀英 金熙中 1990-06-07 B+21.5 今後も対象となる棋譜がたくさんある場合は内容を比較して 序盤がわかりやすそうなものを採用するようにしたい。 [三型目] __ ABCDEFGHIJKLMNOPQRS 01┏┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┓ 02┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 03┠┼┼●●○┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 04┠┼●╋○○┼┼┼○┼┼┼┼┼╋┼┼┨ 05┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 06┠┼●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 07┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 08┠┼△┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 09┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 10┠┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┨ 白から△の一間ツメ。 アマはいきなり(D,08)ツケなどするが、 プロはじっくりと構えてから動き出す。 こういう感じ。黒は先手をもらってどこかに行く。 __ ABCDEFGHIJKLMNOPQRS 01┏┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┓ 02┠┼┼┼●●○┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 03┠┼┼●●○┼○┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 04┠┼●╋○○┼┼┼○┼┼┼┼┼╋┼┼┨ 05┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 06┠┼●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 07┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 08┠┼○┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 09┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 10┠┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┨ 第35回 韓国国手戦 梁宰豪 徐奉洙 1991-08-01 B+4.5 第13回 名人戦 白石裕 石田芳夫 1987-11-05 W+2.5 これまでのように ・典拠となる事典を選ぶ ・事典を基にアマ出現回数を調べる ・事例をまとめる ・解説は事典を読んでね ではなく ・アマ出現回数を調べる ・同じ着手のプロ棋譜から出現回数の多い進行をまとめる ・一応手持ちの本で同型がないか調べる ・プロの解説を見つけられない場合は、「さほど強くない私」が勝手に感想を書く という形式なので、以前ほど内容に自信がありません。 ということでみなさんのご意見、ご感想お待ちしております。 [四型目] __ ABCDEFGHIJKLMNOPQRS 01┏┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┓ 02┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 03┠┼┼●●○┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 04┠┼●╋○○┼┼┼○┼┼┼┼┼╋┼┼┨ 05┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 06┠┼●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 07┠┼┼┼△┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 08┠┼┼▲┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 09┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 10┠┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┨ 白から△の二間トビにはケイマとび。 これは簡単でわかりやすい。 第22回中国名人戦挑戦戦五番棋第三局 古霊益 古力 2010-01-05 W+2.5 54thNHKCupquarterfinal 依田紀基 張栩 2007-01-29 B+0.5 [五型目] __ ABCDEFGHIJKLMNOPQRS 01┏┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┓ 02┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 03┠┼▲●●○┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 04┠┼●△○○┼┼┼○┼┼┼┼┼╋┼┼┨ 05┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 06┠┼●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 07┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 08┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 09┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 10┠┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┨ 白から△のアテコミに黒▲とツギ。 早めに決めてしまうということだね。 第38期王座戦三次予選決勝 有村比呂司 依田紀基 1990-01-18 W+0.5 第5回 日本-中国SuperGo 兪斌 坂田栄男 1990-03-14 W+2.5 第18回 碁聖戦 大矢浩一 趙善津 1992-10-15 B+8.5 [六型目] __ ABCDEFGHIJKLMNOPQRS 01┏┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┓ 02┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 03┠┼┼●●○┼┼┼┼┼┼┼┼┼▲┼┼┨ 04┠┼●┼○○┼┼┼○┼★┼┼┼╋┼┼┨ 05┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 06┠┼●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 07┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 08┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 09┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 10┠┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┨ 黒▲がある前提で★と四線の一間ツメ。 __ ABCDEFGHIJKLMNOPQRS 01┏┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┓ 02┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 03┠┼┼●●○┼┼┼┼┼○○○┼●┼┼┨ 04┠┼●┼○○┼┼┼○○●○●●╋┼┼┨ 05┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼●●┼┼┼┼┼┨ 06┠┼●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 07┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 08┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 09┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 10┠┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┨ この型は第一型同様にシチョウ関係を確認しておく必要がある。 第18回 名人戦 リーグ 大竹英雄 加藤正夫 1993-04-29 B+2.5 3 :動け動けウゴウゴ2ちゃんねる:2016/01/28(木) 08:55:21.33 ID:njGmrrqD 本日未明から、2chwiki に、 なかなか、つながらなくなっています。 (以前にも、何度か、同様のことが、ありましたが、今回は、長時間です。) Sorry! This site is experiencing technical difficulties. Try waiting a few minutes and reloading. (Can't contact the database server: Too many connections (localhost)) ご連絡ありがとうございます。 すでに復旧しているようですね。 週末しかアクセスしないもので。。。 [七型目] __ ABCDEFGHIJKLMNOPQRS 01┏┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┓ 02┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 03┠┼┼●●○┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 04┠┼●┼○○┼┼┼○┼┼┼┼┼╋┼┼┨ 05┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 06┠┼●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 07┠┼┼┼┼▲┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 08┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 09┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 10┠┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┨ 黒▲と大ゲイマ。 __ ABCDEFGHIJKLMNOPQRS 01┏┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┓ 02┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 03┠以┼●●○┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 04┠○●┼○○┼┼┼○┼┼┼┼┼╋┼┼┨ 05┠●○○┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 06┠呂●●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 07┠┼┼┼┼●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 08┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 09┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 10┠┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┨ 最後黒は以とカカエルか呂と単にツグかに分かれるようだ。 以 第15回 名人戦 リーグ 藤沢秀行 林海峰 1990-04-05 B+5.5 第26回 韓国最高位戦 盧永夏 張秀英 1986-10-16 W+13.5 呂 year2004 韓国 リーグ 尹鉉皙 朴升賢 2004-12-10 B+1.5 [まとめ] __ ABCDEFGHIJKLMNOPQRS 01┏┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┓ 02┠┼┼┼┼┼┼❷┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 03┠┼┼●●○┼┼┼┼┼❶┼┼┼┼┼┼┨ 04┠┼●B○○┼┼┼○┼❸┼┼┼╋┼┼┨ 05┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 06┠┼●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 07┠┼┼┼A❹┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 08┠┼@┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 09┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 10┠┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┨ この定石は以上の7パターン。 黒からは❶〜❹ 白からは@〜B の着点については二次定石といえるものがある。 次回からは別の定石を取り上げたい。 定石3つめ。 アマの出現頻度は3,425局 __ ABCDEFGHIJKLMNOPQRS 01┏┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┓ 02┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 03┠┼┼●●○┼┼┼┼○┼┼┼┼┼┼┼┨ 04┠┼●╋○┼○┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┨ 05┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 06┠┼●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 07┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 08┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 09┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 10┠┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┨ この型はある程度定まったアプローチは2通りである。 アマでの対局数は多いが、最近プロの間ではあまり打たれない。 無理して一路広げた分だけ、薄いという評価になっているそうだ。 [一型目] __ ABCDEFGHIJKLMNOPQRS 01┏┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┓ 02┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 03┠┼┼●●○┼┼┼┼○┼●┼┼┼┼┼┨ 04┠┼●╋○┼○┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┨ 05┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼○┼●┼┼┼┼┼┨ 06┠┼●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 07┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 08┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 09┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 10┠┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┨ アマが打ってもプロが打ってもこれはこうなる。 たいてい右辺に黒があるので、ちょうどお互い形を決める感じ。 「はじめての基本定石」(小林覚 棋苑図書)P.150 図13 第十五回理光杯個人戦第1局 孔傑 胡耀宇 2014-12-31 W+0.5 第36期日本棋聖戦循環圈戦 加藤充志 井山裕太 2011-09-29 W+5.5 第11回 天元戦/ 天元戦Match 常昊 工藤紀夫 1998-05-13 B+1.5 第16回 日本棋院 選手権 宮下秀洋 岩田達明 1968-00-00 B+5.5 [二型目] __ ABCDEFGHIJKLMNOPQRS 01┏┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┓ 02┠┼┼┼┼┼○┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 03┠┼┼●●○┼●┼以○┼┼┼┼┼┼┼┨ 04┠┼●╋○┼○┼┼呂┼┼┼┼┼╋┼┼┨ 05┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 06┠┼●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 07┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 08┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 09┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 10┠┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┨ いきなり黒(H、3)と打込む型。 「基本定石事典 下」P.306 8図に出てくる二次定石は 黒(M、3)に黒がある前提で渡りをつける定石である。 たしかにその場合は(J,2)へのケイマが手筋なのだが、 ここでは助けとなる黒(M、3)はない。助けがなく (J,2)ケイマは封鎖されてただ死ぬだけ。 よって黒も以、呂といった打ち方を狙っていく。 以(その1) __ ABCDEFGHIJKLMNOPQRS 01┏┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┓ 02┠┼┼┼┼┼○┼●○┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 03┠┼┼●●○┼●┼●○┼┼△┼┼┼┼┨ 04┠┼●╋○┼○┼●○┼┼┼┼┼╋┼┼┨ 05┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 06┠┼●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 07┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 08┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 09┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 10┠┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┨ 以 以(その1)はの解説を読んでください。 たいていは上辺右も△などで白の陣地のようになっていて、 黒はそれを真ん中から二つに裂くためにここをコウにする。 「はじめての基本定石」 P.148 図7 「基本定石事典 下」 P.307 図14,15 2009KoreanBadukLeague(TeamYeongnamIlbovsTeamTBroad) 金志錫 睦鎮碩 2009-09-03 B+2.5 八強争覇戦 石田秀芳 藤沢秀行 1975-11-20 W+5.5 以(その2) __ ABCDEFGHIJKLMNOPQRS 01┏┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┓ 02┠┼┼┼┼┼○┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 03┠┼┼●●○┼●△●○○┼┼┼┼┼┼┨ 04┠┼●╋○┼○●○○●┼┼┼┼╋┼┼┨ 05┠┼┼┼┼┼┼┼△●┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 06┠┼●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 07┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 08┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 09┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 10┠┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┨ 以(その2)はコウなんてめんどくさいことはせず、 裂けばいいのだ、裂けば、という作戦。 この後白は△上下の二つのアプローチがあるが、 上に行くと左右に分かれ、下に行くと中央は封鎖されてしまう。 どちらも黒番加藤正夫、白番小林光一なので、 二人のお約束なのかもしれない。 (上コース) 第15回 棋聖戦 決勝 加藤正夫 小林光一 1991-01-18 B+1.5 (下コース) 第10回 棋聖戦 加藤正夫 小林光一 1985-12-12 B+1.5 呂 __ ABCDEFGHIJKLMNOPQRS 01┏┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┓ 02┠┼┼┼┼┼○┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 03┠┼┼●●○┼●┼┼○┼┼┼┼┼┼┼┨ 04┠┼●╋○┼○┼┼●┼┼┼┼┼╋┼┼┨ 05┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 06┠┼●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 07┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 08┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 09┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 10┠┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┨ __ ABCDEFGHIJKLMNOPQRS 01┏┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┓ 02┠┼┼┼┼┼○┼○┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 03┠┼┼●●○┼●●○○○○┼▲┼┼┼┨ 04┠┼●╋○┼○┼┼●●●●┼┼╋▲┼┨ 05┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 06┠┼●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 07┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 08┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 09┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 10┠┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┨ 「はじめての基本定石」 P.152 図19 第24回 本因坊戦リーグ 本因坊秀格(高川秀格) 坂田栄男 1969-04-02 B+0.5 これは右上隅が▲で黒地となっている状態での形。 __ ABCDEFGHIJKLMNOPQRS 01┏┯┯┯┯┯┯○○┯┯┯┯┯┯┯┯┯┓ 02┠┼┼┼┼┼○●○●┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 03┠┼┼●●○┼●●○○○○▲┼┼┼┼┨ 04┠┼●╋○┼○┼┼●●●●┼┼▲┼┼┨ 05┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 06┠┼●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 07┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 08┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 09┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 10┠┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┨ 「はじめての基本定石」 P.152 図20 がかなり近い 第9回理光杯本戦第一局 周賀璽 兪斌 2008-12-22 B+5.5 これも一路左にずれているが▲がある前提で白は上辺を地にし、黒は勢力を作る形。 __ ABCDEFGHIJKLMNOPQRS 01┏┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┓ 02┠┼┼┼┼┼○┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 03┠┼┼●●○┼●┼┼○┼┼┼┼┼┼┼┨ 04┠┼●╋○┼○●┼●○┼○┼┼╋┼┼┨ 05┠┼┼┼┼○●┼┼●●○┼┼┼┼┼┼┨ 06┠┼●┼┼┼●┼┼┼○┼┼┼┼┼┼┼┨ 07┠┼┼┼○┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 08┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 09┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 10┠┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┨ 第4回 LG杯・世界棋王戦 曹薫鉉 崔明勲 1999-03-25 B+8.5 この場合は黒は中央に進出し、白を左右に裂くのが狙い。 最後の白(M,4)は中央重視の場合は(M,7)などもあると思う。 👀 Rock54: Caution(BBR-MD5:0be15ced7fbdb9fdb4d0ce1929c1b82f) [まとめ] __ ABCDEFGHIJKLMNOPQRS 01┏┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┓ 02┠┼┼┼┼┼┼❷┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 03┠┼┼●●○┼┼┼┼○┼❶┼┼┼┼┼┨ 04┠┼●┼○┼○┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┨ 05┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 06┠┼●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 07┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 08┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 09┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 10┠┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┨ この定石は黒から❶、❷のパターンについては 一定の定型があるようである。 白からは特に目立つ攻めはなく、(C、08)としても黒は 無視して他に手を打つ(一例:白(C,08),黒(I,05),白(I,03),黒先手で他に着手)。 この事例の終局例はなかったので、ここではこれ以上取り上げない。 この定石については黒から決定打があり、現在プロでは積極的に使われていない、 というウンチクを聞いたことがあったが、具体的にどういう手なのか知らない。 もし知っている方は教えてください。 ここまででひと段落として、一回まとめページを作りたい。 >>384 たぶん上ツケに対してダンバネするんじゃろ >>385 すみません。言葉だけではどんなものかイメージわきませんでした。 とりあえず今週末のページ制作はここまで。 あると思った本が見つからないので、本棚を探しておきます。 安斎伸彰の基本定石の周辺は良書ですね。 今回は細かい話をくどくどと書くことになるので、 ページは二階層構造。 さすがにトップ200に入っていないと使いにくいので一回上げます。 今週はここまで。 ただのリンクページにするとつまらないかと思って、 いろいろ書いてみたが気負いすぎかな。 内容については詳しい方の考証をお願いいたします。 今週末は会社に行ったので、更新は休み。 ごめんなさいね。 今週末も会社に行ったので、棋譜でーたべーすへのURLだけ貼った。 もうしわけないけどageさせてもらいます。 今週末(月曜も含む)の作業はこれで終わり。 書き始めると構成上悩むところが多い。 悪いけどまた上げさせてもらいます。 おつかれさまです いつも参考にさせて頂いております グーグルの人工知能囲碁ソフトAlphaGoが話題になっている今 囲碁に興味を持つ人が増えたらいいですね 今日もこれから仕事に行くことになったので、今週末もあまり作業は進まない。 平日気になっていたことだけちょこっと書いておわり。 上手に贈り物をします 上手に自分が勝ったら夕飯おごる旨云います この辺が置き碁必勝法 上手がすごいお人よしな方だったら効かないだろうなあw 土日両方会社に行ったので、何もできず。 今日は限界だったので、定時退社にした。 今度の週末こそちゃんと休もう。 この週末は久しぶりの土日とも休み。休むに徹して、HP作りもせず。 「定石とヨセ」と「もっと並べる定石とヨセ」の気になっていたところを修正した。 置き碁の黒石の戦い方は、天元を置くことと、白石の置いた同形の鏡写し戦法 の打ち方をすれば、置き碁必勝法に貢献すると思います。 白石の上手が嫌がる方法です。 その程度の対策もない上手だったら 大したことがない 互先の後手なら細かい碁になるようにヨセまでひたすら打っていけばコミ分は勝てるけど置碁はどうするかな ひたすら真似されたら正直無理? 今日はここまで。目が疲れている。 これまでの疲れがまとめて出てきた感じ。まずいぞ。 今週はここまで。 次は三つ目の定石の編集に行きたいと思う。 持ちネタを一通り入れてみました。 見栄えや使い勝手、内容などについて感想とかもらえるとうれしいです。 画面遷移や雑文の量などを気にしています。 この調子で進めたら最短でもあと1年半はかかりそうです。 次は打って変わってとても古い定石。 __ABCDEFGHIJKLMNOPQRS 01┏┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┓ 02┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 03┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼○┼┼┼○┼┼┼┨ 04┠┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┼┼┼╋●┼┨ 05┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┼┨ 06┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 07┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 08┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 初出は1669年07月29日 安井知哲 本因坊道策 1669-07-29 W+4 ときは徳川幕府四代将軍家綱の時代のこと。 道策は棋聖とされる人であり、ただ力任せに闘いあう囲碁を、 全局の調和と合理を重視する囲碁へと変革させた人です。 太平の世になったことで碁も闘いから調和へと変わったのでしょうか。 これは秀策コスミ定石ですから、本因坊秀策による対局例も挙げておきます。 御城碁第468局1849御城碁第468局1849 本因坊秀策 安井算知 1849-11-17 B+11 (これ以前にも安田秀策時代にこの定石を用いた対局があります。) 小目にケイマガカリという手順は、逆に小目にケイマジマリされたときに *隅がほぼ確実に地になる *辺への影響力が強い *結果として隅・辺両方が地になる可能性がある というデメリットがあり、これを封じるために相手の一番打ちたいところに打つ、という発想です。 三線のカカリなのでかかった方も地になりやすい傾向があります。 このようにケイマガカリは古くからある作戦です。 室町時代に序盤が事前置石(最初の四手までは星打ち) から自由布石に移行したことで小目が注目され、 その対策としてケイマガカリが開発されたのではないかと思います。 ちなみに室町期になると棋譜を残すようになり、 これが囲碁を即興性の強い遊戯から再現性のある競技へと変えていきます。 Baduk Pro Game Scoreでは1626年の中村道碩、安井算哲の対局から収録されています。 (正確にはさらに古い対局が二局あります)この二人の対局は戦いとしては素晴らしく 難解なねじりあいだとは思いますが、72手目まで盤面の右半分で打たれており、 現代の布石・序盤とは異なる発想の試合展開です。 序盤の20手までならKGSで20K前後で見られる対局ではないでしょうか。 そこから50年を経過して、道策は空き隅・カカリ・シマリの3セットで四隅を 打ってから闘い始める戦法にまで囲碁を進化させました。 その段階ですでにこの定石は打たれているので、原始的な定石であるともいえます。 最初のシステム布石である秀策流が登場するのは道策の後さらに200年待つことになります。 それまでの間は小目にケイマガカリ定石が序盤のテーマであり続けました。 この定石は江戸期〜第二次世界大戦以前はまとまった対局例が ありますが、戦後は出現頻度が減ります。 戦前の対局例を一つ。 真珠湾攻撃が1941年12月ですからこれは太平洋戦争直前の対局事例となります。 大手合 秋期 篠原正美 本因坊秀格(高川秀格) 1941-11-12 B+4 コミの導入と共にいったん出現頻度が減った定石ですが、 2000年ころから韓国・中国で再び打たれるようになり、 2002年〜2005年にブームを迎えます。 第3回 日本-中国 阿含桐山杯 winners'Match 趙善津 劉菁 2002-01-11 B+R それ以降も若干頻度は減るものの日中韓合わせて月に2,3局は 出現し続けています。 2002年に日中韓のコミが6目半に統一されたことで評価が変わった 定石であることは間違いありません。 コミ4目半が定石にスピード、展開力を求めた碁であったならば、 コミ6目半の碁は定石に堅実さ、耐久力を求めているのかもしれません。 この辺の事情は「基本定石の周辺」P.23に記載がありました。 (定石周辺の手筋については来週からの予定) まずは出現頻度分析 __ABCDEFGHIJKLMNOPQRS 01┏┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┓ 02┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 03┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼○┼┼┼○┼┼┼┨ 04┠┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┼┼┼╋●┼┨ 05┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┼┨ 06┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 07┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 08┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ __ABCDEFGHIJKLMNOPQRS 01┏┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┓ 02┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼A┼┨ 03┠┼┼┼┼┼┼┼❷┼○┼❶┼○❸┼┼┨ 04┠┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┼❹┼╋●┼┨ 05┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┼┨ 06┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 07┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼@┼┨ 08┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ アマの出現頻度は1,801局。 頻出アプローチは6パターン ❶:368回 ❷:362回 @:137回 ❸:103回 A:102回 ❹:100回 [第一型] __ABCDEFGHIJKLMNOPQRS 01┏┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┓ 02┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 03┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼○┼●┼○┼┼┼┨ 04┠┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┼┼┼╋●┼┨ 05┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┼┨ 06┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 07┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 08┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ まさに定石型。 ここではこの定石だけでなく、三間への打ち込みの解説も調べました。 ・「基本定石事典 上巻」P.19 2頁 6図 ・「辺の戦い辞典」P.90 6頁14図 ・「はじめての基本定石」P.21 2頁 5図 ・「中盤の花形戦法」P.70 19頁45図 「中盤の花形戦法」は3節にわたって取り上げていて、 加藤充志棋士の研究の一端がわかります。 アマ頻出形は以下となります。 __ABCDEFGHIJKLMNOPQRS 01┏┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┓ 02┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼○┼┼┼┨ 03┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼○┼●┼○●┼┼┨ 04┠┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼○┼┼┼╋●┼┨ 05┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼○○●┼┼┨ 06┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┼┼┨ 07┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┼┨ 08┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 対局例は以下。 第19回 天元戦 佐々木正 加藤正夫 1993-07-08 B+5.5 (URLを記載すると連投禁止引っかかり易くなるのでここでは書かない) プロだと定石どおりに打ってくれません。この対局でも加藤先生は最後まで打っていません。 でも終局している事例も少ないので、これを挙げておきます。 以下の形は基準としているKGSでの出現頻度100回を超えません。 多くの書籍で定石として挙げられているようですが、 KGSでは必修ではないようです。 __ABCDEFGHIJKLMNOPQRS 01┏┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯●●○┯┯┯┓ 02┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼○●┼●○┼┼┼┨ 03┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼○○●●○●┼┼┨ 04┠┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼○○●●●┼┨ 05┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼○●┼┼┨ 06┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼○┼┼┼┨ 07┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 08┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ しかし、この形を知っておくのは以降の型の伏線になるので、大事なことです。 NGワード規制に引っかかってしまった。 たぶん碁盤の絵文字などが連続投稿広告とみなされたのだと思う。 以降は直接wiki2chに書こうかと思う。 いいよね? すみません。詳しい人教えてください。 ・2ch Wikiで表中の特定のセルに色を付けたいときはどうすればいいのでしょうか? ・箇条書きの冒頭数文字についてフォントの背景に色を付けたいときはどうすればいいのでしょうか? http://info.2ch.net/?curid=3902 そもそもあまり大きな表を作ると見づらくなるので、作ってはいけないものなのでしょうか? 棋譜でーたべーすが不調の様子です。 もしかすると長期にわたる可能性もあるかもと思い、 新しいリンク先としてbadukmovies.comを張り付けてみました。 http://info.2ch.net/?curid=2880 テストとして「並べて学ぶ定石とヨセ」第一集『四隅星』の2局、 「張秀英 対 鄭寿鉉」と「曹薫鉉 対 徐奉洙」を張り付けています。 リンク先へのトビ方、見え方など不具合あったら教えてください。 大きな不具合なければ徐々にリンク先を変更しようと思います。 (いつ終わるかと考えるとぞっとする。。。) 小目定石の周辺をまとめ終わった。 http://info.2ch.net/?curid=4077 最後に残った大ゲイマガカリはこちら http://info.2ch.net/?curid=4322 最近書き込み時の認証チェックが厳しくて以前ほど丁寧に作りこむのが難しくなった。 きっとURL貼り付けを繰り返しているからだろう。 管理者さんごめんなさい。他に良いやり方が思いつかないんです。 少し休んでから星定石の周辺手筋をまとめたい。 baduk moviesがなんらかの理由でアクセスできなった。 こんなリンクを張られると想定していなかったのだろう。 ごめんなさい。 代用ページとして以下を作ってみた ttp://info.2ch.net/?curid=7876 使い物になるものか、皆さんのご感想を待つことにする。 でも認証チェックが厳しくなったので、以前ほどサクサクとは編集できなさそうだ。 >>417 そのページ、表示がただの文字数列になってしまってるね 2chwikiは外国からのスパムが増えてしまってその対策で編集が厳しくなってるぽい >>418 これはただの文字数列が大事なので。 sgfファイルが必要な人向け。 URLリンクとかはさらにチェックが厳しいので、あまりやる気にならない。 ところで、1990年代のトップ棋士の棋譜だけ集めて掲載したら需要あるかな? 「小目の周辺」はあまり人気がないようなので、 これ以上棋譜を集めても無駄かな。 read.cgi ver 07.5.4 2024/05/19 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる