いい手があるのに読めないし気づきもしないとしたらどんなに高貴な心がけで対局しても大して強くならないと思う
相手が同じ棋力なら殆ど何も得るところなく終わる
幽玄の間に3万局打ってて10級くらいの人もいる

ただ印象的な場面が夢の中でも何度も現れるならそれなりに読みの力は少し向上するのかも

私のように弱い者は強い人に打ってもらう機会はあまりなくて
詰碁や手筋の本に正しいスジがどうも読みにくいとかまったく読めないとかいっぱいあるので
そういうものを繰り返しやることでちょっとでも読める形をふやして行くことを楽しみとしている

詰碁も最初はとっつきにくいし本質であるにもかかわらずそれまで碁というものに持っていた印象とは違うもののようだけれど
簡単なものから何度も繰り返しやるといろんなスジが見えるようになって結構楽しくなる

私は対局ばかりやって定石とか覚えようとしていた頃はちっとも強くならなくて
簡単な手筋の本を繰り返しやってみたら短期間で3子ほど強くなった

心がけは囲碁十訣にもとめるのがいいのかもだが
うまくいかないところはアジとして残しておく
負けてる攻め合いはつめない
効かされは受けないで振り替わって捨てる覚悟や他の場所の問題を大きくしてうやむやにする
まっとうな効きはしっかり受ける
後手になりそうなところはそれが可能ならその折衝の後に相手が打てば取れる石も作っておく
序盤は目を作って活きるよりは振り替わってでも外にでるようにする
読みきれないところは玉砕覚悟で強気な手を選択してむちゃくちゃ頑張って戦う

などかな
それでも全ては読みの力が無いことには何も始まらないと私は信じている
ヨセになったら読みと計算だけで心がけは無用